2016-06-26 02:06:49 更新

八幡×いろはss


とある放課後奉仕部にて・・・


ガラガラッ


いろは「せーんぱい♪ちょっと相談があるんですけど~」


結衣「あ、いろはちゃんだ!やっはろー!」


雪乃「また来たのね・・・別に構わないけれど。」


八幡「げっ...」 


いろは「結衣先輩やっはろーです!雪ノ下先輩ひどいですよ~、あと先輩あからさまに嫌な顔しないでください!」


いろは「(ちょっと傷ついちゃうじゃないですか)」


八幡「お前の相談=生徒会での強制労働じゃねーか。俺は基本働きたくねーの、むしろ人に仕事を押し付けるまである。」


結衣「うわっヒッキーさいてー!ちょーきもい!」


八幡「おい、俺のキモさは関係ないだろ」


雪乃「さすが底辺に属する者は一味違うわねキモ谷くん」


八幡「なに?お前らは俺のライフ削って楽しんでるの?いじめなの?」


結衣「べ、別にそういう訳じゃ...」


いろは「あの~そろそろ先輩連れてってもいいですかね?時間ないんで」


八幡「え、まじで手伝いなの?...悪い今日は小町が...」


いろは「いいから早く行きますよ!」


生徒会室


いろは「んじゃこの書類をまとめてください」


八幡「おいこれって...」


いろは「ん?なんですか?」


八幡「...明らかに一人で出来る量じゃねーか。ほんとにまとめるだけだし、というかもう終わったし」


いろは「あっちゃー終わっちゃいましたねーこれじゃ時間あまりますねー」


八幡「(わざとらしすぎるな)」


いろは「んじゃ先輩お話しましょう♪」


八幡「は?嫌に決まってんだろ俺は早く帰って小町の手料理食べて寝るんだよ」


いろは「ほんとにシスコンですね...いいじゃないですかこんな可愛い後輩とお話しできるんですよ?ポイント稼げますよ?」


八幡「キャラ被ってんだよ...後そんなポイントなんか丸めてゴミ箱に捨てといてやるから安心しろ」


いろは「えぇ~先輩酷いです...」ウルウル


八幡「はいはいあざといあざとい。大体俺なんかと話すことないだろエリートぼっちだぞ、俺のキモさについての話題なら尽きないと思うが...なんか言ってて悲しくなってきたな」


いろは「あざとくないです!話題ならいっぱいありますよ~例えば...好きな女性のタイプとかですかね?」


八幡「なんで疑問系なんだよ。つかなんだその質問は修学旅行の寝る前かよ...省られてたけど。」


いろは「いちいち暗い過去持ち出さないでください、こっちまで暗くなっちゃいますよ~」


八幡「なんでだよここは笑うとこじゃねーの」


いろは「笑えませんよ、だって...」


いろは「(先輩のことが...)」


八幡「す、すまん身内以外からこんなこと言われても嫌だよな。自重する」


いろは「そ、そんなことより好きな女性のタイプはなんですか!」


八幡「急に大きな声出すなよ。んーそうだな」


いろは「(先輩のタイプってなんだろう。結衣先輩みたいな活発で何処とは言わないけど大きい人かな?それとも雪ノ下先輩みたいな容姿端麗な人かな?)」


八幡「...笑顔が天使で名前を呼んでくれてしかも天使な人かな」


いろは「(笑顔が天使!?こ、これは私にもチャンスが、笑顔は得意だし名前呼びはちょっとハードル高いけどこれなら...///)」


八幡「更にテニス部で名前が戸塚って人、いや天使かな」


いろは「戸塚先輩は男子じゃないですか!女子のタイプを聞いてるんですよ!女子!!」


八幡「そうなんだよなんで戸塚が男子なんだよ...世の中理不尽すぎるだろ」


いろは「本気で落ち込まないでくださいよ、ていうか答えてください」グイッ


八幡「お、おい近づく必要はないだろ」


いろは「先輩が答えてくれたら離れてあげます」


いろは「(本当は離れたくないんだけどこれ以上近づいたらおかしくなりそう...というか顔赤くないかな?は、恥ずかしい。でも先輩になら...)」


八幡「...そんなのはない」


いろは「はい?ま、真面目に答えてくださいよ~」


八幡「だから明確なタイプはねぇって。男は大抵女優しくされたら惚れるし話しかけられて微笑んでくれた日にゃ舞い上がる生き物なんだよ」


いろは「先輩もそうなんですか?」


八幡「まぁ...なくはないな」


いろは「むぅ、煮え切りませんね」


八幡「も、もう答えたんだから離れてほしいんだが」


いろは「あ、すみません。」


いろは「(もうちょっと密着してたかったなぁ)」


八幡「んじゃ俺は帰るからな」 


いろは「あ、お疲れ様です。明日もお願いしますね!」


八幡「は?明日もあんの?」


いろは「誰も今日だけとはいってないですよ?先輩♪」


八幡「分かったよ行けばいいんだろ」


いろは「はい♪」


翌日放課後


いろは「(先輩は意外とちょろ...女の子慣れとかしてないからちょっとアタックすれば気づくと思うんですけどね...まぁこれから毎日私のことを意識させちゃいますかね♪)」


いろは「(ということでちょっとシャンプーを変えてみました!うーんいい匂い!これで先輩も私にメロメロですね!)」


八幡「...」テクテク


いろは「(あ、先輩だ、よーし...!)」


いろは「せーんぱい♪」


八幡「やべっ、見つかった...」


いろは「んー?なんですか?もしかして帰ろうとかしてましたかー??」


八幡「こえぇよ。まぁなんだほら、いろいろあるしさ、な?帰っt...」


いろは「だ・め・で・す!ほら早くいきますよ!」


八幡「俺の意思はないんですねわかります」


いろは「んんっ...ところで先輩。」


八幡「なんだよ」


いろは「今日はな~んかいい匂いとかしません?ほら、甘い匂い的な?」


いろは「(よし、ここで髪の毛をふぁさーっと)」


八幡「は?なにが...あぁ...。」


いろは「(ど、どうかな...?)」


八幡「そうだな、確かにしてるな。」


いろは「そ、そうですか!それはもしかしてわ、私からとかですかね!?」


八幡「あ?まぁそりゃそうだろうよ」


いろは「(キター!あの先輩がもう気付くなんて鈍感だと思っててすみません!これで先輩は私の...///)」


八幡「一年は調理実習してたな。移動教室の時見えたからな。一色もいたのかだから甘い匂いがしたんだな。」


いろは「...はい?」


八幡「え、いやだから甘い匂いってのは調理実習でお菓子作ってたからだろ?違うのか?」


いろは「(し、しまったー!!放課後意識しすぎてお菓子作ってたの完全に忘れてたー!!)」


八幡「おい、どうした一色。」


いろは「なんでもないです...先輩はおバカです...」


八幡「おい聞き捨てならんな。これでも国語は大得意なんだぞ、それ以外はあれだが。」


いろは「そんなことどうでもいいです。ささっ!早く仕事に取り掛かりますよー!」


八幡「はいはい」


・・・・・・・・・・・・・


いろは「先輩喉かわいてないですか~?」


八幡「ん、そうだな。渇いたかもしれんな」


いろは「もう正直じゃないですねー。私が買ってきてあげます!」


八幡「どういう風の吹き回しだ?」


いろは「ただのおれいですよ~一応手伝ってくれてますし」


八幡「一応って...まぁお願いするか。」


いろは「はーい♪行ってきます♪」


八幡「あざといな...」


いろは「あざとくないです!」


・・・・・・・・・・・・・

いろは「ただいまでーす、はい先輩どーぞ♪」


八幡「おうどうも...てかマッ缶か。」


いろは「あれ、ダメでしたか?」


八幡「いや、むしろいいんだが、俺好きな飲み物とか言ったっけ」


いろは「いえー先輩前に飲んでたから好きなのかなーっと思いまして」


八幡「そうか、さんきゅーな一色」


いろは「っ...そんなことより~」


八幡「そんなことって、お前な」


いろは「(素直にお礼言うからちょっとびっくりしちゃった...)」


いろは「あ、先輩ここ!ここの資料ちょっと間違ってますよ!見てくださいよー」


八幡「あ?どこだよ」


いろは「ここですここ」


いろは「(秘儀!間違いなんてないけど指摘して近づく大作戦!ふふっ、今の私は甘い匂い...まぁお菓子のだけどその匂いをまじかに感じてドキドキさせます!)」


八幡「というか間違ってるならパソコンで編集すればいいじゃねーか」


いろは「(むむっ、やっぱ簡単にはいきませんか...なら!)」


いろは「先輩にも確認してほしいんですよー、ほらほら!」グイッ


八幡「お、おい」


いろは「(こっちから強引に近づいちゃいます♪って前もこんなことやったような...)」


八幡「...ここ、なんも間違ってないぞ」


いろは「えっ、あ、ほんとですね!私の見間違いでしたね!」


八幡「なんかわざとらしいな」


いろは「むぅ、結構真面目でしたよ?」


八幡「結構って...ていうか、その、もういいか?いろいろ、だな、その」


いろは「え...なんですかそんな密着して一色は俺のものアピールですかごめんなさいまずはお友達からお願いします。」


八幡「あっそ。俺はもう時間だから帰るな。」


いろは「え~早くないですかー?」


八幡「後それ提出するだけだろ。さすがに生徒会の一員じゃないから俺が提出するわけにもいかんし、なにより小町が待ってる」


いろは「ほんとにシスコンですねー私より妹ですかー??」


八幡「なんだそれ...まぁ一色は面倒ごと持ってくるし関わるとろくなことがないが」


いろは「えぇ、私の評価低いですねー」


いろは「(たまには自分一人でやろうかな...でもそれじゃ先輩とお話しできないし...うーん...)」


八幡「まぁでも...年下に頼られるのは嫌いじゃないな」


いろは「ま、またそんなこと言って...」


八幡「ん?どうした一色」


いろは「なんでもないです!ほらさっさと帰ってください!さぁさぁ!」


八幡「なんだよ急に、おい押すなよ」


いろは「じゃあ先輩明日もお願いしますね」


八幡「どうせ拒否権なんてないんだろ、わーったよ」


いろは「はい!ではではよろしくでーす♪」


八幡「だからそれがあざといんだっつーの」


いろは「これは素ですよ!」


八幡「そうかよ」


いろは「(はぁこれで今日は終わりかー先輩はちょっとでも私を意識してくれたかな?)」


八幡「...一色は素のほうが喋りやすいからそのままでいいけどな」


いろは「ん?先輩今なんt」


八幡「んじゃな一色」


いろは「あっ!...もう先輩ったらもう...」


いろは「...素のほうがいい、か。初めて言われましたよ。」


いろは「先輩は素の私も作ってる私も受け入れて変わらぬ態度で接してくれている...そんな先輩に私は...はっ!」


いろは「これじゃ先輩を意識させるどころか逆に意識させられている!?」


いろは「...これはまた私のポイントが上がりましたよ、せーんぱい♪」





おしまい




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