2017-10-08 23:59:40 更新

概要

かげぬい達が煙草を吸ったりイチャつくお話
毎日更新したい10/8更新
リクエストは全力でお答えします


前書き

煙草吸ってますのでそこだけ注意
喫煙室とか言ってますが陽炎のやってる喫茶店だと思ってください


前のですが読まなくても大丈夫です












元気でいてくれ

不知火「世の中には人気な煙草ってのがあるじゃないですか」


陽炎「ふーん」


不知火「まぁ、あるんですよ」


陽炎「それで?」


不知火「でもそれってあんまり美味しさと関係無いそうですよ」


陽炎「そんなもんなの?」


不知火「ええ。別に美味しいからと人気なわけてばありません」


陽炎「なんで?」


不知火「結局は広告の効果なんかによるんじゃないでしょうか」


陽炎「やっぱ大きい会社が強いのね」


不知火「言う人に言わせればシガレットが美味しいわけないんですって」


陽炎「どういう事?」


不知火「葉巻を簡略化していって結果ニコチンだけが残ったとかなんとか」


陽炎「へー」


不知火「ま、手軽なのは良い事だと思いますけどね」


今日も待って

不知火「で、話とは関係なくまた1人呼んでみました」


陽炎「呼んでおいて待たせるの止めなさいよ」


不知火「前振りは大事です」


陽炎「まあ、今日は立たせてないだけ良いわ」


不知火「と、言うわけで磯波です」


磯波「は、はい。磯波です」


陽炎「嫌なら断っても良いのよ?」


磯波「そんな、嫌なんてことは…」


不知火「ほら、大丈夫ですよ」


陽炎「磯波が良いなら良いけど」


不知火「不知火がイジメてるみたいじゃないですか」


陽炎「どうだか」


磯波「私なら大丈夫ですから…」


陽炎「そう…」


不知火「さて、それでは本題に入りましょうか」


章タイトル

磯波「えっと、何をすれば」


不知火「吸ってる煙草を」


磯波「はい」スッ


不知火「ベヴェルライトですね」


磯波「はい!」


不知火「長いんですかこれ」


磯波「そうですね」


不知火「なんかスリムな感じのパッケージですね」


磯波「シンプルなデザインで好きなんです」


不知火「確かに良いデザインです」


磯波「どうぞ吸っていただいて」


不知火「では」


磯波「火、いります?」


不知火「大丈夫ですよ」


磯波「はい」


不知火「是非、磯波も」


磯波「では…」


初めてに

不知火「……」フ-


磯波「どう?」


不知火「……」


磯波「不知火ちゃん?」


不知火「……」


磯波「い、嫌でした?」


不知火「そんな事ないですよ?」


磯波「そっか…」


不知火「味はスッキリとした印象でしょうか」


磯波「うん」


不知火「煙草が長いお陰か最初はやや味がクリア過ぎる感じです」


磯波「…」


不知火「しかし、煙の控えめな甘さにそれなりにしっかりした煙草感があります」


磯波「一応フルーティーバニラらしいです」


不知火「うーん……そうなんですか?」


磯波「まぁ」


不知火「味は保留です。しかし、6ミリと見てましたけど思ったより軽いですね」


磯波「煙が少ないからかもですね」


不知火「煙草は長いですし、灰も崩れずしっかり残りますね」


磯波「吸うときもしかしたら固いかも」


不知火「うーん、やや少なくとも煙が強い事を除けば良い煙草です」


磯波「ダメですか?」


不知火「いえ、良い煙草だと思いますよ?」


磯波「そう言っていただければ嬉しいです」


章タイトル

磯波「それでは私はそろそろ行きますね」


不知火「ありがとうございました」


陽炎「もう少しゆっくりすれば良いのに」


磯波「そうもいかないんですよ」


陽炎「そう。また来たらコーヒーでもどうぞ」


磯波「ありがとうございます」


不知火「中々にあの煙草珍しいそうですよ」


陽炎「そうなの?」


不知火「外だと結構見つからないみたいですね」


オンステージ

不知火「陽炎」


陽炎「はいはい」


不知火「陽炎って意外とガムとか噛んでるじゃないですか」


陽炎「まぁね」


不知火「あれなんでですか?」


陽炎「うーん、なんでかしらね」


不知火「え、分からないんですか?」


陽炎「癖みたいなもんよ。多分」


不知火「はぁ」


陽炎「最初はオーラルケアとかが目的だったはずなんだけど」


不知火「気付いたら習慣に」


陽炎「なってたのよねぇ」


那珂「うんうん」


不知火「……」


陽炎「……」


那珂「あ、続けていーよ?」


不知火「いつここに?」


那珂「さっき」


陽炎「珍しいわね」


那珂「今日は誰も煙草吸ってなかったし来ちゃった」


不知火「まあ、吸いませんもんね」


那珂「煙草は喉に悪いからね!」


陽炎「キチンとしてるんですね」


那珂「アイドル舐めちゃいけないよ」


不知火「はぁ…」


バイト!バイト!バイト!

陽炎「何か飲むかしら?」


那珂「うーん、お水で良いや」


不知火「アイドルだからですか?」


那珂「なんでも深く考えるのは良くないと思うな」


不知火「すいません」


那珂「わかればよろしい!」


陽炎「そう言えば何の話してたかしら」


不知火「ガムの話ですよ」


那珂「そう、その話よく分かるって思った」


陽炎「ガム噛むの?」


那珂「いや、コレ」ゴソゴソ


陽炎「なにこれ」


不知火「パイポ……吸わないんじゃないんですか?」


陽炎「パイポ?」


不知火「禁煙補助の道具ってところでしょうか」


那珂「まぁ、煙草は吸わないけどね」


陽炎「じゃあなんで?」


那珂「陽炎ちゃんもあげるから。ハイ!」


陽炎「どうするのこれ」


不知火「キャップと先のヤツ取って咥えて吸うだけです」


陽炎「んー……グレープフルーツね」


那珂「スッキリするよね」


不知火「で、なんでこんな物を?」


那珂「いやぁ、恥ずかしい話なんだけどさ」


陽炎「……」ス-ス-


那珂「那珂ちゃん実は何か噛んでると落ち着くんだよね」


不知火「はい?」


那珂「だからコレ、吸うより噛んでるの…」


陽炎「分かるかも……」


不知火「分かるんですか?」


陽炎「噛み癖ある人の為の道具かと思うくらい」


那珂「吸い口が柔らかいからついね」


陽炎「これいつくか欲しい……」


不知火「陽炎!?」


意外と高いの…

那珂「前に無意識で爪噛んでたらしくて、その時神通ちゃんがくれたの」


不知火「なるほど」


那珂「そしたら噛んでなきゃ落ち着かなくなっちゃって」


陽炎「ふーん、分かる」


不知火「おしゃぶりじゃないですか」


那珂「ははっ、そうかも!」


陽炎「喫煙室に合うんじゃないかしら?」


不知火「いや、まあそうですが……」


那珂「じゃ!那珂ちゃんそろそろたいさーん」


不知火「はい、それではまた」


陽炎「あ、これどこ売ってた?」


那珂「間宮さんのとこで言えば」


陽炎「分かったわ、ありがと」


不知火「変な趣味が出来ましたね…」


陽炎「アンタの煙草と何が違うのよ」


不知火「うーん……」


近くで蝉が鳴きました

不知火「七夕ですね」


陽炎「みたいね」


不知火「そんなことより」


陽炎「うん?」


不知火「暑いですね」


陽炎「は?寒いわよ」


不知火「はい?」


陽炎「これ以上エアコンの温度下げられたら困るんだけど」


不知火「いえ、外の話ですよ」


陽炎「滅多に出ないくせにいきなりなによ」


不知火「さっき少し外に出たんですよ」


陽炎「へー、何しに?」


不知火「花壇の花でも見に」


陽炎「何しに行ったの?」


不知火「いえ、だから…」


陽炎「ん?」


不知火「外に猫がいたので見に行きました」


陽炎「隠すことなの?」


不知火「なんとなくですよ」


陽炎「ま、別に良いけど」


不知火「で、なんの話でしたっけ」


陽炎「暑いって話でしょうが」


ココアのシガレット

不知火「そう、暑いんですよ」


陽炎「何かあんの?」


不知火「やることも無いなと思いまして」


陽炎「……」


不知火「適当な話をするとしましょう」


陽炎「期待しないで聞くわ」


不知火「酷くないですか?」


陽炎「期待してる」


不知火「では、今まで適当に言ってきたシガレットとシガーの話を」


陽炎「煙草の話?」


不知火「分類の話ですが、そういう事になりますね」


陽炎「続けて」


不知火「主にシガー、リトルシガー、シガリロ、シガレットになります」


陽炎「単語は知ってる」


不知火「先ずはシガレットです。これはよく見る紙巻き煙草ですね」


陽炎「みんな持ってるやつね」


不知火「言うなれば缶コーヒーです」


陽炎「は?」


不知火「言う人に言わせれば味をやや軽視して便利さに特化してると」


陽炎「それで缶コーヒーね」


不知火「手軽さと生産性で今ではこれが主体になります」


陽炎「でしょうね」


後半は明日

不知火「続きましてシガリロです」


陽炎「リロってなによ」


不知火「さぁ?なんなんでしょうね」


陽炎「知らないの」


不知火「取りあえず言える事はほんの少しシガー寄りのシガレットです」


陽炎「はぁ」


不知火「少し高いこだわりの缶コーヒーと言ったところでしょうか」


陽炎「よく分かんないわよ」


不知火「中の葉がシガーに近かったりするんですが見た目はシガレットです」


陽炎「それはなんとも」


不知火「気持ちは分かるが味は圧倒的にシガーに劣ると」


陽炎「誰がそんなこと」


不知火「葉巻党の人の意見です」


陽炎「ふーん」


不知火「ただ、シガレットではないのでタールなんかの表示は無いです」


陽炎「なんか意味あんの?」


不知火「どうなんでしょうね」


月を見て深呼吸

不知火「さて、続きましてはリトルシガーですね」


陽炎「もうなんか分かってきた」


不知火「多分想像してる通りです」


陽炎「まぁ一応どうぞ」


不知火「では、リトルシガーですがまんま小さなシガーですね」


陽炎「うん」


不知火「見た目も葉巻をそのまま小さくした簡易版です」


陽炎「何回か見た事あると思う」


不知火「スウィシャーなんか分かりやすいですね」


陽炎「で、何がどう良いの?」


不知火「見た目もそうですが味もシガーと言って良いんじゃないですか?」


陽炎「なんで疑問系なのよ」


不知火「大きな葉巻なんてまともに知らないからですよ」


陽炎「あっそ」


不知火「葉巻は比較的時間をかけて吸う物なんですよ」


陽炎「タバコとは違うの?」


不知火「全く違います。大木と雑草ぐらい違うと思った方が良いです」


陽炎「分かりにくい」


不知火「リトルシガーは夜にゆっくり時間を取って吸えない人の為と言った感じでしょうか」


陽炎「夜じゃなきゃダメなの?」


不知火「夜も時間の無い人に昼の時間はないです」


陽炎「う、うーん…」


不知火「兎に角、簡易版なんです」


陽炎「コーヒーで例えると」


不知火「豆を家で挽いて淹れる感じでしょうか」


陽炎「それなりじゃない」


不知火「それなりですよ?」


陽炎「ふーん」


不知火「しかし、手軽そうですがそこそこ高いです」


陽炎「そんなもん?」


不知火「小さいとは言えシガーですから」


陽炎「ふーん」


不知火「シガリロは普通のと変わらないですけど」


陽炎「そんな気はしてた」


手で巻く楽しさ手の臭さ

不知火「葉巻の説明は飛ばすとしまして」


陽炎「なんで?」


不知火「結局また同じ話ですし」


陽炎「あ、そうなの」


不知火「残すところは多いですが手巻きなんかが良いでしょうか」


陽炎「あったわねそんなの」


不知火「コーヒーで言えば詰め替え式のインスタントですね」


陽炎「う、うん?」


不知火「元々は余りお金の無い人のものです」


陽炎「へぇー」


不知火「吸い口の方を狭く巻けば同じ長さでも葉っぱの量が減るんです」


陽炎「まぁね」


不知火「巻き方は人それぞれです」


陽炎「手巻きだしね」


不知火「機械を使うか慣れたら綺麗に巻けるそうですが」


陽炎「が?」


不知火「やはり崩れた形も味の1つだと思います」


陽炎「そんなもんなのかしら」


不知火「折角手巻きですから」


陽炎「面倒そう」


不知火「だから紙巻きタバコが売れてるんですよ」


陽炎「結局みんな面倒なのね」


不知火「みたいですね」


そこはかとなく

陽炎「色々あるのね」


不知火「まだパイプなんてのもありますし」


陽炎「またの機会にして」


不知火「つまらなかったですか?」


陽炎「そんなに覚えるのもね」


不知火「そうですか」


陽炎「でも葉巻が良いならみんな吸えば良いんじゃない?」


不知火「そんな事は無いですよ」


陽炎「なんで?」


不知火「それぞれにはキチンと良さがあります」


陽炎「例えば」


不知火「紙巻きだって手軽で安いですし、色々種類も豊富です」


陽炎「それは葉巻も大差無いんじゃ」


不知火「さっきも言いましたが手軽なのか大きいです」


陽炎「結局はそうなのね」


不知火「それに葉巻なんかは香りを楽しむものだったりします」


陽炎「へー」


不知火「ニコチンを取りたい人が積極的に吸う理由は少ないです」


陽炎「なるほど」


不知火「用途は結構分かれるんです」


陽炎「奥が深いのね」


不知火「いくら見ても底は知れないですよ」


陽炎「適当に切り上げなさいよ」


不知火「ええ、考えておきます」


なんなんだよ

天龍「オイ」


球磨「ん?」


天龍「なんだこれは」


球磨「見りゃ分かるクマ」


天龍「わかんねぇよ」


球磨「馬鹿かクマ?」


天龍「取りあえずここは木曽の部屋だ」


球磨「うん」


天龍「で、ここにいるのはオレと球磨だ」


球磨「そうクマね」


天龍「部屋の持ち主はどこいったんだよ」


球磨「もうすぐ帰ってくるから待つクマ」


天龍「そうかよ」


球磨「ほら、噂をすれば……」


木曽「帰ったぞ」


天龍「おかえり。で、なんだその紙袋」


球磨「この球磨ちゃんが頼んでおいたクマ」


天龍「中身を説明しろって」


木曽「煙草だよ」


天龍「なんでだよ」


球磨「さーて、やるクマ!」


木曽「おら、天龍も座れって」


天龍「お、おう…」


パッケージ変更だけじゃねぇ…

球磨「で、取りあえずコレを吸うクマ」


天龍「CABIN?お前のやつじゃんか」


球磨「まぁ、取りあえず吸うクマ」


天龍「おう…」カチッ


球磨「感想を聞く前に言うけど美味しくないクマ」


天龍「オイ」


球磨「前はもっと甘みと苦味があったクマ…」


木曽「らしいぞ」


天龍「まぁ、拍子抜けと言うか無味に近いよな」


球磨「ってわけで代わりを探すのが今日の目的クマ」


天龍「なるほど、最初から言えよ」


球磨「木曽にランダムに選んでもらったクマ」


天龍「オイ、話聞いてるか?」


球磨「うるさい。部屋貸すのに天龍がいないと嫌とか言ったやつがいんだクマ」


木曽「え、ちょっと、姉さん!」


天龍「んだよ、人数欲しいなら先に言えよ」


球磨「あー……まぁ、良いクマ」


行くぞ!

球磨「さて、1つ目!」


木曽「わかばだな」


球磨「お、おぉ……一応吸うクマ」カチッ


木曽「どうだ」


球磨「いや、確かにフワッとした甘みと苦さはあるクマ」


天龍「本当に優しく吸えば煙の濃さも相まってフワッフワだな」


木曽「俺はこれは良いや」


球磨「臭いがつくのがちょっと嫌クマ……」


天龍「煙草吸うのやめろよ」


球磨「ハイ次!」


天龍「ダンヒルねぇ…」


球磨「これは中々」


木曽「良いのか?」


球磨「割にスッキリ、ほんのり甘さも感じるって所クマ」カチッ


天龍「ふむ…」


木曽「確かにスッキリかもな」


球磨「もう少し後味が欲しいかも」


天龍「ちょっとスッキリしすぎか?」


球磨「いや、でもこれは意外と悪くないのでは……」


木曽「姉さん語尾」


球磨「保留クマ」


後半戦に続く

球磨「よし、次!」


木曽「アメスピ ターコイズ」


球磨「クマぁ…」


天龍「オレ、このパッケージすきだな」


球磨「取りあえず吸うクマ」カチッ


天龍「ふむ」


木曽「火の付きが悪いな」


球磨「硬く巻いてあるからそう見えるだけクマ」


木曽「そうか」


球磨「程よくクる苦味、硬さを感じる味クマ」


天龍「やっぱメンソール欲しいわ」


球磨「もう少し甘さとか優しさが……うーむ」


木曽「悩みすぎだろ」


球磨「大事な事クマ」


天龍「おい、メンソねぇのかよ」


木曽「俺の煙草を吸わせてやる」


天龍「同じの吸ってんだろ。自分の吸うわ」


木曽「そ、そうか……」


球磨「気を取り直して次!」


好きな人は好き!

球磨「じゃん!」


天龍「ガラム……」


木曽「ちょっと待て、ここでそんなの吸うな!」


球磨「そんなのとか言ったら失礼クマ」


木曽「謝る。謝るが止めてくれ!」


天龍「持ってきたのお前だろ」


木曽「間宮さんとこで本当にランダムで詰めてもらったんだよ!」


球磨「まぁ、臭いキツいから嫌な人は嫌クマ」


木曽「姉さん、分かったらそれ置こうな?」


球磨「断る」カチッ


木曽「テメェぇぇぇえええええ!!」


天龍「うわぁ…」


球磨「うへぇ……口に残る癖ありまくりの味クマぁ」


木曽「無理なんだからさっさと消せ!」


球磨「ピリピリ来る辛さと言うか刺激と言うか…甘さもあるからワケわからんクマ」


木曽「分かった、分かったから!」


天龍「取って消しゃ良いだろ」


木曽「アブねぇだろ!」


天龍「お、おう」


一箱吸えませんでした

球磨「お姉ちゃん、妹が反抗期で悲しいクマ」


木曽「嫌なもんは嫌だ」


球磨「ハイ次」


天龍「アークロイヤル……」


木曽「なんだこれ」


球磨「あ、アップルミントだクマ……」


天龍「あの人遊んでんだろ」


木曽「なんだこれそんか酷いのか?」


球磨「す、好きな人は好きクマ」カチッ


木曽「おい、怖いこと言うなよ」


天龍「歯磨き粉の匂いかな…」


球磨「味もしっかり歯磨き粉だクマ……」


木曽「うわ、スッゲェ匂い…」


天龍「いやぁ、凄いよな」


球磨「てか、乗り換えさせる気あんのかクマ」


木曽「普通ではないよな……」


球磨「中途半端にミントでメンソール感あるのがまた……」


木曽「てか、臭いから消せよ!」


学生のイメージ

球磨「ハイ次ィ!」


天龍「さっきからキャラがブレブレなんだよなぁ」


木曽「お、これは知ってるぞ」


球磨「キャスターマイルド……」


天龍「また匂いの凄いやつを」


木曽「なんと言うか良い匂いではあるよな」


球磨「嫌いじゃないけど……クマぁ……」カチッ


天龍「あー、この匂い」


木曽「喫煙所入る前からでも吸ってるやついるの分かるからな」


球磨「苦味なしの甘さ倍増って感じクマ」


天龍「吸いやすいけどな」


球磨「煙草として美味いかと言われたら別クマ」


木曽「そうか?良い味だと思うけど」


球磨「これはキャスターであって煙草じゃないクマ」


天龍「何となく言いたいことは分かるかもな」


嫌いじゃないよ

球磨「さ、これで最後にするクマ」


天龍「よしなんだ」


木曽「これは知らないな」


球磨「ゴロワーズのブロンドだクマ」


天龍「吸ってもいいか?」


球磨「好きにするクマ」カチッ


天龍「サンキュー」


球磨「で、どうクマ?」


天龍「か、辛いってか痛え!」


木曽「はぁ?」


球磨「少しでも強く吸えば辛いし喉にもかなり来る煙草クマ」


天龍「優しく吸うか…」


球磨「開けたてなら割と簡単に深みのある味に煙草の甘さを感じるはずクマ」


天龍「んー……あぁ」


球磨「ただこれ喉に相当クルんだクマ…」


天龍「でもまぁ分かれば吸いやすいしそこそこ美味いな」


球磨「で、ずっと頑張ってる木曽はどうクマ?」


木曽「俺にはこの辛味はちょっと……」


球磨「ま、そんなこともあるかも」


天龍「優しさは無いな」


球磨「これ乾燥するとその辺の草燃やした様な草感と物凄い辛さとがくるクマ」


天龍「マジかよ」


球磨「そこまで大袈裟では無いけど味はだいぶ変わるクマ」


木曽「吸いにくそうだな」


球磨「味も悪く無いし箱もお洒落だから個人的には好きクマ」


天龍「お、良い感想じゃねーか」


球磨「まぁね」


混沌とした香り

木曽「さて、乗り換えられそうなのはあったか?」


球磨「うーん……」


天龍「難しいか?」


球磨「個人的にはダンヒル、ゴロワーズ、アメスピ辺りは考えるクマ……」


木曽「ま、難しいよなぁ」


天龍「無理に変える必要あるのかね」


球磨「探究心を無くしたら終わりクマ」


木曽「てか、部屋相当臭いんだがどうしてくれる」


球磨「換気でもしときゃなおるクマ」


天龍「だろうな」


木曽「クーラー止めて窓開けろと?」


天龍「頑張れ」


球磨「頑張るクマ」


木曽「おい良い加減にしろよ!天龍、お前の部屋泊めろ!」


天龍「龍田いるし却下」


木曽「そこをなんとか!」


天龍「却下」


木曽「龍田が何なんだよぉ…」


割と大人で子供な2人

鳳翔「加賀さん」


加賀「はい、どうしました?」


鳳翔「ご飯一緒にどうでしょう」


加賀「珍しいですね」


鳳翔「そうでしょうか」


加賀「いつも大きいのと食べてらっしゃいましたから」


鳳翔「否定はしません」


加賀「しないんですね」


鳳翔「嘘は嫌いです」


加賀「で、なんで突然私と?」


鳳翔「食べ終わったら話しますよ」


加賀「良くない話でしょうか」


鳳翔「私には分かりません」


加賀「まったく困った人ですね…」


鳳翔「私、秘密って好きなんですよ」


加賀「嫌な趣味ですね」


鳳翔「ドキドキしません?」


加賀「食が細くなります」


鳳翔「間食が増えるならシッカリ食べたほうが良いですよ?」


加賀「まったく……」


恐るるに

加賀「そんな話をして食事を終えたわけですが」


鳳翔「シッカリ食べてましたね」


加賀「問題はそこではありません」


鳳翔「そうですね」


加賀「それで。どのようなご用件で」


鳳翔「いえ、加賀さん煙草嫌いでしょ?」


加賀「はい」


鳳翔「少しは慣れてもらおうかと」


加賀「嫌です」


鳳翔「そう怒らないで。ほら、座ってくださいね」


加賀「誰に言われたんですか」


鳳翔「私が」


加賀「なんでまた今更」


鳳翔「別に好きになれとは言いません」


加賀「当たり前です」


鳳翔「ただ、少し慣れればストレスも減りますよ」


加賀「どうでしょうか」


鳳翔「試しにどうぞ」


加賀「……」


鳳翔「無言は肯定と取ります」


加賀「少しだけですよ」


さて、見ていこう

鳳翔「さて、こちらが煙草です」


加賀「はぁ」


鳳翔「私の吸ってる物でして、マルボロと言うものです」


加賀「そうですか」


鳳翔「白に赤と割とシンプルなパッケージで気に入ってるんですよ」


加賀「まぁ、デザインは悪くはないかも」


鳳翔「女性の唇をイメージしたデザインだそうです」


加賀「唇ですか」


鳳翔「みたいですね」


加賀「ふーん」


鳳翔「さて、中を出しますよ」


加賀「どうぞ」


鳳翔「はい。どうでしょうか」


加賀「どうと言われても煙草ですよ」


鳳翔「そうですね。まさに煙草のイメージと言った感じでしょう」


加賀「他に何か?」


鳳翔「これは白でフィルター部分は茶色です」


加賀「そうなんですか」


鳳翔「でも物によっては全部白だったり真っ黒だったり茶色だったりするんですよ」


加賀「何か意味が?」


鳳翔「デザインですよ」


加賀「ここもこだわりますか」


鳳翔「格好は大事なんです」


暑いんだよ

長月「やあ」


不知火「はい」


長月「隣良いか?」


不知火「どうぞ」


長月「最近暑いな」


不知火「ソコソコ前から暑いですよ」


長月「外に出ないお前に何がわかる」


不知火「散歩ぐらい行きますよ」


長月「意外だな」


不知火「健康に気を使ってるんです」


長月「ほー、良い心がけだ」


不知火「それでもわざわざ外に行く理由はないですね」


長月「いいご身分だな」


不知火「褒められたと受け取りましょう」


長月「なに言ってんだ」


不知火「あなたこそ」


清涼感だ!

長月「吸っても?」


不知火「ここは喫煙室です」


長月「では、遠慮無く」


不知火「格好良いパッケージですね」


長月「だろ?」


不知火「なんなんです?」


長月「よく聞いてくれた!KOOLプレミアムだ!」


不知火「ほー」


長月「ツヤ消しした真っ黒な表面に光る緑!最高にクールだろ?」


不知火「中々そそるものがありますね」


長月「そうだろう、そうだろう!よし、1本くれてやる!」


不知火「ん、それ」


長月「そう、なんかペリペリ出来んの付いてんだよこれ」


不知火「匂いが逃げ無いようにですかね」


長月「どっちかと言えば湿気とか乾燥だろ」


不知火「ですかね」


長月「うむ」


不知火「見ても?」


長月「あぁ」


不知火「お、持っただけで匂いしますね」


長月「そうか?」


不知火「メンソールの感じがすごく」


長月「かもな」


これでなかなか

長月「てか、早く吸わせてくれ」


不知火「あぁ、どうぞ」


長月「ほら、やるよ」


不知火「面白いフィルターしてますね」


長月「ターボフィルターとかなんとか」


不知火「これ、結果としてフィルター短いんでしょうか」


長月「さぁな」カチッ


不知火「あ、抜け駆けですね」ジッ


長月「抜け駆けもクソもないだろ」


不知火「おぉ……」


長月「クるだろ?」


不知火「キツめ、グッとくる強いメンソールですね」


長月「良いだろ?」


不知火「甘めのメンソールが多いクールの中では甘くはないですね」


長月「煙草の苦さも残してのメンソールは良いぞ」


不知火「上品と言いうんですかね」


長月「煙もまぁそこそこ」


不知火「ただアレですね」


長月「ん?」


不知火「ちょっと燃えるの早いかもですね」


長月「そう感じるやつもいるかもな」


不知火「ふむ」


KOOLに

長月「やっぱ暑い時期はメンソの清涼感だな」


不知火「アリだとは思いますね」


長月「他にもブリザードとかアイスランドとかあるんだが」


不知火「はぁ」


長月「やっぱこのデザインだな。まさにクール」


不知火「いい見た目です」


長月「実用性も見た目も兼ねた良いヤツだ」


不知火「ちょっとメンソールキツいですけど」


長月「清涼感だよ」


不知火「はぁ」


長月「こう言うのはまず振る舞いだ」


不知火「何言ってるかわかんないですね」


長月「お前はクールじゃないから」


不知火「悔しくはないけど嫌な感じです」


長月「ま、とにかく美味しく吸えれば良いんだよ」


不知火「そうですね」


夕方の惰眠

不知火「眠いですね……」


陽炎「早くない?」


不知火「眠いもんは眠いんですよ」


陽炎「あっそ」


不知火「酷くないですか?」


陽炎「なんで?」


不知火「不知火は困ってるんです」


陽炎「寝りゃ良いじゃない」


不知火「夜寝れなくなるじゃないですか」


陽炎「起きてなさいよ」


不知火「それはそう言う事ですか」


陽炎「私は寝るに決まってるじゃない」


不知火「何でですか!」


陽炎「私は夜眠いから」


不知火「全然解決にならないじゃないですか」


陽炎「知った事じゃないわよ」


不知火「もう少し考えてくださいよ」


陽炎「はぁ…」


不知火「はい」


陽炎「外走ってくれば?」


不知火「嫌です」


陽炎「ちょっと……」


もうね、ね、寝れないんだよ

不知火「まぁ、話をしてればそれとなく目は覚めますね」


陽炎「良かったわね」


不知火「旅とかしたくないですか?」


陽炎「あんた週一くらいでそれ言うわね」


不知火「それだけやりたいんですよ」


陽炎「で、今度はどこ行きたいのよ」


不知火「いっその事日本全国サイコr……」


陽炎「ストップ」


不知火「なんですか」


陽炎「辛いしお金かかるじゃない」


不知火「まぁ」


陽炎「もっと楽な感じにしなさいよ」


不知火「そう言われましても」


陽炎「アンタ1人でやるなら良いけど」


不知火「勘弁してくださいよ」


陽炎「こっちの台詞」


不知火「じゃあ何なら良いんですか」


陽炎「観光なら許すわ」


不知火「観光地は混んでるから嫌です」


陽炎「どこも行けないじゃない」


語彙力

不知火「秘境に幻のコーヒー豆を求めて旅を」


陽炎「何よ幻のコーヒー豆って」


不知火「さぁ?」


陽炎「でも、ちょっと面白そう」


不知火「やります?」


陽炎「やるわけないでしょ」


不知火「ですよね」


陽炎「アンタもやる気ないなら言わない」


不知火「ダーツの」


陽炎「テレビ見過ぎ」


不知火「そんな事ないですよ」


陽炎「どうかしらね」


不知火「あ、そうだアレにしましょう」


陽炎「アレ?」


不知火「そうですよ、アレですアレ」


陽炎「あぁ、アレね」


不知火「はい、アレです」


陽炎「……」


不知火「……」


陽炎「アレって何よ」


不知火「さぁ?」


陽炎「もう思いつかなかったのね」


不知火「はい」


そろもんのあくむ

吹雪「叢雲ちゃん!」


叢雲「なによ」


吹雪「お友達紹介するね!」


叢雲「はぁ?」


吹雪「夕立ちゃんです!」


夕立「夕立っぽい!」


叢雲「うん」


吹雪「反応薄いよぅ」


夕立「なんか寂しいっぽい」


叢雲「まぁそうなるわよね」


吹雪「そんなんだから友達いないんだよ!」


叢雲「いい加減なこと言わないでよ!」


吹雪「まぁ、それは良いや」


叢雲「話は変えたいけど良くもないわよ!」


夕立「うるさい……」


叢雲「何よ!」


吹雪「ちょっと話進まないでしょ!」


叢雲「ふんっ……」


痴話喧嘩

叢雲「で、何しに来たのよ」


吹雪「何しにも何もここ喫煙室だよ?」


叢雲「いや、まぁそうなんだけど」


夕立「会話に入りにくいっぽい」


叢雲「勝手に入ってきなさいよ」


吹雪「遠慮はいらないよ?」


夕立「いや、うーん……」


吹雪「で、煙草吸いに来たの」


夕立「ぽいー」


叢雲「うん」


吹雪「で、叢雲ちゃんに恒例お友達紹介」


夕立「ぽい!」


叢雲「あんた会話の入り方絶対間違えてるわよ」


夕立「入りにくいんだよ、マジで」


叢雲「自分を失わない!」


吹雪「わけ分かんないこと言ってないで進めるよ!」


叢雲「はいはい」


吹雪「じゃ、いつもの煙草紹介ね」


夕立「待ちくたびれたっぽい」


パッケージ好き

叢雲「で、なんなのよ」


夕立「ぽいっ!」


叢雲「デス……」


吹雪「格好良いよね」


叢雲「いい趣味してるわね」


夕立「メンソールっぽい」


叢雲「もらうわよ」


夕立「どーぞ」


叢雲「割と嫌いじゃないわよこれ」カチッ


吹雪「そうなの?」


夕立「スッキリして煙草としても美味しいし万人受けするっぽい」


叢雲「間違い無いわね」


吹雪「へー」


叢雲「え、吸わせてもらったことないの?」


吹雪「メンソールは食わず嫌いと言うか…」


夕立「この機会に吸うっぽい」


叢雲「吸っときなさいよ」


吹雪「う、うん」


吸い始めにも割とオススメ

吹雪「いただきまーふ」カチッ


夕立「どお?」


吹雪「かる……くはないのかな?」


叢雲「まぁ」


吹雪「メンソールも強くはなくて良い感じ」


夕立「たまに物足りないっぽい」


叢雲「そこは好みでしょう」


吹雪「でも確かに吸いやすいね」


夕立「見た目良しで吸いやすいからオススメっぽい」


叢雲「見た目は……まぁそうね」


吹雪「ふーん、デスとか言う名前なのにね」


夕立「身体には悪いけど」


叢雲「それは言わないお約束よ」


吹雪「はえー」


夕立「吹雪も気に入ったっぽい!」


吹雪「たまには良いかもね」


7月末はね…

不知火「気付けば8月ですよ」


陽炎「先月末忙しかったしね」


不知火「そんなもんですかね」


陽炎「忙しいと時が経つのも早いもんよ」


不知火「じゃあ、不知火は忙しくなくて良いです」


陽炎「そう?」


不知火「そうなんです」


陽炎「ま、大変なのも嫌だしね」


不知火「ゆっくり話したり黙ったりしてるのが良いんですよ」


陽炎「アンタが満足ならそれで良いんじゃない?」


不知火「偶には忙しいのも良いですけど」


陽炎「退屈するもんね」


不知火「ですね」


陽炎「この夏なんかしたいことある?」


不知火「なんかですか……」


陽炎「言ったからってするわけじゃないわよ?」


不知火「何で聞いたんですか」


陽炎「何気ない日常の会話よ」


不知火「まぁ良いでしょう」


陽炎「何よそれ」


風物詩は旬の味

不知火「花火とかやりたいですね」


陽炎「アンタにしてはまともな意見ね」


不知火「失礼ですね」


陽炎「悪かったわよ」


不知火「夏らしいですし良いかと」


陽炎「アレなんで夏しかないのかしら」


不知火「冬は寒いからでは」


陽炎「夏は暑いじゃない」


不知火「旬なんですよ」


陽炎「花火は野菜じゃないわよ」


不知火「もうなんでも良いです」


陽炎「私もどうでも良い」


不知火「陽炎は何かしたいですか?」


陽炎「うーん、キャンプとか」


不知火「面倒くさいです」


陽炎「そう?」


不知火「わざわざ外でご飯食べることないですよ」


陽炎「それが良いんじゃない」


不知火「分からないですね…」


陽炎「この辺は好み別れるわね」


不知火「そりゃそうですよ」


軽いところ

不知火「避暑地に旅行ぐらいなら良いですよ」


陽炎「例えば?」


不知火「避暑地なんて知りませんよ」


陽炎「知らないのに言ったの」


不知火「涼しいかと思いまして」


陽炎「実際どうなのかしら」


不知火「涼しくもないのにあんなに人が行きますか」


陽炎「ただの観光地なんじゃない?」


不知火「面白味がないです」


陽炎「そう言われても」


不知火「でも乗せられるのもありじゃないですか」


陽炎「アンタまた人の雑誌読んだでしょ」


不知火「コテージなんて素敵じゃないですか」


陽炎「泊まりで行くつもりなの?」


不知火「泊まりたくないですか?」


陽炎「日帰りで良いわよ」


不知火「そうですか…」


陽炎「今月末くらいに考えとくわ」


不知火「遠くないですか?」


陽炎「多少なりとも予定は入ってんのよ」


不知火「忘れなければ期待してます」


陽炎「はいはい」


久々で申し訳ありません

不知火「暑いです」


陽炎「アンタ毎日それしか言わないわね」


不知火「間違ってますか?」


陽炎「事実だけど行為が間違ってる」


不知火「まぁ、不知火も少し考えましたよ」


陽炎「主語がない」


不知火「涼しく過ごす方法を」


陽炎「倒置法かしら」


不知火「反応が雑じゃないですか?」


陽炎「ここ最近、連日の飲み会で疲れてんのよ」


不知火「不知火もいたじゃないですか」


陽炎「あんたすぐ潰れて寝るでしょ」


不知火「記憶にないですね」


陽炎「でしょうね」


不知火「で、涼しく過ごす方法ですよ」


陽炎「あぁ、そう言う話だったわね」


不知火「やっぱ優雅に涼しくが大切かと」


陽炎「悪い事ではないわね」


不知火「で、呼びました」


陽炎「荒潮でしょ」


荒潮「良くわかったわね〜」


陽炎「目の前にいるし」


呼ばれて飛び出てうふふふー

陽炎「なんで荒潮なのよ」


不知火「なんとなく」


陽炎「えぇ…」


荒潮「そこに座ってたら呼ばれたし本気で意味ないと思うわよぉ」


陽炎「アンタそれで良いわけ?」


荒潮「うふふふふ」


不知火「2人で盛り上がらないで下さい」


荒潮「あらあら、ごめんね」


陽炎「話進めましょうか」


不知火「夏を優雅に涼しく過ごす方法です」


荒潮「そうねぇ」


陽炎「で、不知火は何を思いついたのかしら」


不知火「特には」


陽炎「は?」


不知火「考えようと思い付いただけです」


荒潮「お馬鹿さんなの?」


陽炎「いつものことよ」


不知火「不知火になにか…」


陽炎「落ち度でしょ」


荒潮「落ち度ね」


涼しくも暖かく

荒潮「少しだけ良い方法あるわよ」


不知火「どうぞ」


陽炎「偉そうじゃない?」


荒潮「ふふっ、構わないわ」


不知火「ですって」


陽炎「……」


荒潮「涼しさなんて格好が大事なのよ」


陽炎「服?」


荒潮「と言うよりは格好を付けるってこと」


陽炎「見た目ね」


荒潮「例えば適当に風鈴1つぶら下げただけでも気分は違うわ」


不知火「そんな事ありますか?」


荒潮「大切なのは涼しいと思う気持ちよ」


陽炎「続けてちょうだい」


荒潮「格好を抜きにしても最近夜なんか風があって涼しいのよ?」


不知火「そうなんですか?」


荒潮「ドアと窓開けてれば風が抜けるわよ?」


陽炎「クーラー付けてるからやらなかったわ」


荒潮「体に悪いわよ?」


不知火「それで涼しいなら良いですけど」


荒潮「嫌なら扇風機でも良いと思うけど」


陽炎「今夜試してみるわ」


荒潮「まだまだこれからよ?」


不知火「まだありますか」


夏の夜に見る夢は

荒潮「揺り椅子とかあると気分出るわよ?」


不知火「揺り椅子?」


荒潮「シルクハット被ったお父さんの座ってるやつよ」


陽炎「遠巻きに言うわね」


荒潮「分かる人は分かるのよ」


不知火「不知火は緑の人が好きです」


荒潮「話戻して良い?」


陽炎「悪かったわね」


荒潮「で、サイドテーブル出すじゃない?」


不知火「出すんですか?」


荒潮「出さないでどうするの?」


陽炎「出すって事で続けて」


荒潮「で、灰皿とタバコとグラスとお気に入りの本を置くのよ」


不知火「ふむ」


荒潮「で、床にお鍋に氷水張ってペットボトルの紅茶を入れとくの」


陽炎「な、鍋?」


荒潮「他に入れ物が無かったのよ」


不知火「買えば良いのでは?」


荒潮「良いの。入れる用の氷は別に魔法瓶に入れてるし」


陽炎「聞くだけなら楽しそうね」


荒潮「楽しいわよ?」


不知火「ちょっとやりたいかも知れません」


荒潮「やれば良いじゃない」


陽炎「それとなくやるかも知れないわね」


荒潮「気持ち良いとそのまま寝ちゃったりするものよ?」


陽炎「はぁ」


荒潮「リトルシガーなんてそうやって時間作って吸えば更に美味しくなるし」


陽炎「そっちは分からないわ」


荒潮「火と寝冷えには注意してね」


不知火「ですね」


朝は涼しく蒸し暑い

不知火「陽炎」


陽炎「ん?」


不知火「部屋戻りません?」


陽炎「何言ってんのよ今出てきたばっかでしょうが」


不知火「何も散歩なんかしなくても」


陽炎「そうでもしなきゃアンタ外でないでしょ!」


不知火「しかし…」


陽炎「何よ」


不知火「今何時だと?」


陽炎「5時半」


不知火「早すぎません?」


陽炎「朝は日差しも強くなくて涼しいのよ?」


不知火「いやぁ…」


陽炎「まずは外に出る習慣を付けなきゃ」


不知火「いいですよ別に…」


陽炎「良いから歩く!」


不知火「はぃ……」


旅行にも行けない体

不知火「大体外に出る意味がありますか?」


陽炎「そらあるでしょ」


不知火「あるんですか」


陽炎「アンタ外に出さなきゃ旅行にも行けないじゃない」


不知火「旅行なら行きますよ」


陽炎「観光地って歩いて回るのよ?」


不知火「車で良いじゃないですか」


陽炎「車で行って歩くの」


不知火「その必要あります?」


陽炎「あるからこうしてんでしょ!」


不知火「えぇ……」


陽炎「少しずつ慣らしてるだけありがたいと思いなさい」


不知火「そうですかね」


陽炎「そうなの」


部屋出たら快挙

不知火「煙草吸っても」


陽炎「吸えば?」


不知火「あ、火が付きにくいんで止まっても」


陽炎「全く……」


不知火「と言うか、煙草良いんですね」カチッ


陽炎「別に健康のためのウォーキングでもないし」


不知火「ジャージ着てるじゃないですか」


陽炎「私は健康目的だから」


不知火「不知火はどうでも良いと?」


陽炎「そう思うなら煙草を消しなさい」


不知火「ノーコメントで」


陽炎「ま、外に出ただけ健康だし良いのよ」


不知火「ですかね」


陽炎「そうでしょ」


不知火「じゃ、もう良くないですか?」


陽炎「それとこれとは別」


陽炎はスタイル良いと思う

不知火「はぁーーー。暑いんですけど」


陽炎「あと少し」


不知火「少しってどれぐらいですか」


陽炎「15分ぐらい」


不知火「陽炎は嘘つきです」


陽炎「アンタ出てきて5分で帰れると思ったの?」


不知火「当たり前じゃないですか」


陽炎「全く意味をわかってないわね」


不知火「慣れる前に干からびます」


陽炎「もぉ…最後走ろうと思ったけどやめる?」


不知火「聞くまでもなく」


陽炎「じゃああと5分」


不知火「最初からそれぐらいにして下さい」


陽炎「あと私は少し走ってから帰るから先帰りなさい」


不知火「陽炎も一緒に帰るんですよ」


陽炎「私は物足りないもん」


不知火「そんな事しても痩せませんよ」


陽炎「急に痩せるなんて思って……ってか違うわよ!」


不知火「どうでしょう」


陽炎「私が太ってるみたいに聞こえるじゃない!」


不知火「不知火としてはもう少し柔らかい方が良いかと」


陽炎「嫌よ」


不知火「ま、今のままでいいと思いますよ」


陽炎「そう言われても走るけどね」


不知火「陽炎!」


アレそんなに好きじゃない

吹雪「あのさぁ」


叢雲「静かに」


吹雪「別にうるさくしても大丈夫だと思うよ?」


叢雲「ストレスになるでしょ」


吹雪「そんなにかな」


叢雲「ストレスで死んだらどうするのよ」


吹雪「また買えば?」


叢雲「ほんとアンタって…」


吹雪「私にはそれは理解できないよ」


叢雲「卵から育てたのよ?!」


吹雪「かもしれないけど特に何もしてないじゃん」


叢雲「海水とか作ったし」


吹雪「採ってくれば良いじゃん」


叢雲「特別なのよ」


吹雪「分かったけどそろそろ見るのやめようよ」


叢雲「何がよ」


吹雪「シーモンキー」


私が相手だ

吹雪「シーモンキーは会話してくれないよ?」


叢雲「じゃあどうしろってのよ」


吹雪「私と話せば良いじゃん」


叢雲「アンタがどーしても話したいって言うなら考えても良いわ」


吹雪「じゃあさ」


叢雲「ちょっと待って」


吹雪「にゃに」カチッ


叢雲「遠慮とかないの?」


吹雪「フーー、どーしても話したいから話すんだけど」


叢雲「改まって聞かなきゃいけない感じ?」


吹雪「だったら煙草付けないよ」


叢雲「あっそ」


吹雪「何?重い話しして欲しかった?」


叢雲「んなわけないでしょ」


吹雪「じゃ、お話ししようよ」


叢雲「全く…」カチッ


どうなの?

吹雪「叢雲ちゃん的に食事中の喫煙ってどうなの?」


叢雲「は?」


吹雪「ご飯食べる時に煙草吸うの」


叢雲「わたしはしないわよ」


吹雪「飲む時は吸うのに」


叢雲「ありゃ別よ」


吹雪「まぁなんとなく分かる」


叢雲「大体、食べながら吸えないでしょ」


吹雪「吸うなら食べ終わってからだよね」


叢雲「そういう事、てかなんでこんな話ししたのよ」


吹雪「特に思いつかなかったから」


叢雲「はぁ?」


吹雪「あ、私の切れた」


叢雲「あげないわよ」


吹雪「良いよ吸えないもん」


叢雲「ほら、これで良ければ吸いなさいよ」


吹雪「あれ、これ私の」


叢雲「偶にはとか思って買ったけど1ミリじゃやっぱダメね」


吹雪「ふーん」


叢雲「何よ文句ある?」


吹雪「わざわざありがと」


叢雲「いらないもんあげてお礼言われる筋合いないわ」


吹雪「ま、そういう事にしとくよ」


叢雲「違うって言ってるでしょ!」


あらあら〜

天龍「木曽」


木曽「おうよ」


天龍「面白いやつ捕まえてきた」


木曽「どの程度だ」


天龍「暇つぶし程度だ」


山雲「本当にいきなり捕まったの〜」


木曽「拉致かよ」


山雲「姉妹に迷惑かけちゃうの〜」


天龍「迷惑かけたくなきゃ大人しくしてな」


山雲「あら〜」


木曽「楽しそうだな」


山雲「小脇に抱えられるのも悪く無いわ〜」


木曽「おい、俺と変われ」


天龍「お前は無理だ」


木曽「なんでだ!」


天龍「自分と変わらん大きさの奴を持てるか!」


木曽「小さくなったら良いってことだな!」


天龍「ろくなことやらないだろうからやめとけ」


山雲「さみし〜な〜」


天龍「おっと、すまんな」


木曽「悪い」


山雲「いえいえ〜」


人さらい

木曽「で、なんで攫ってきたんだ」


天龍「いや、面白いの吸ってたから」


木曽「ほぉ」


天龍「山雲、残ってるか?」


山雲「はい〜」


木曽「なんだこれ」


山雲「ジョーカーのカルマよ〜」


天龍「なんか凄そうだろ?」


木曽「よし、でかしたぞ天龍」


天龍「2人で貰っても?」


山雲「どうぞ〜」


木曽「なんか縦に長いパッケージだな」


山雲「実際長いわよ〜」


天龍「緑になんだろうなこの模様」


山雲「さぁ〜?」


木曽「山雲の髪みたいだな」


天龍「うーん…」


山雲「吸わないのかしら〜?」


天龍「あぁ、すまんな」


木曽「もう少し待ってな」


山雲「ん〜」


手につく匂いは甘すぎて

木曽「すげぇ甘い匂い」


天龍「チョコかメープルみたいな感じか」


山雲「んふふ、良い匂い〜」


木曽「本気で長いな」


天龍「細いしフィルターも長めか」


木曽「フィルターは別に甘くないな」カチッ


天龍「だな」カチッ


山雲「召し上がれ〜」


木曽「ん?メンソールか?」


天龍「少し感じるかな」


木曽「煙草長いせいか軽く感じるな」


天龍「フワッとした甘さかな」


木曽「メンソール感と甘さと苦味のバランスがなぁ」


山雲「ダメかしら〜?」


天龍「オレは嫌いじゃないかな」


木曽「嫌では無いが一箱は吸えないな」


山雲「山雲は、好き」


天龍「見た目まっ茶色でチョコ食ってるみたいだな」


木曽「匂いだけでチョコの感じはどうだろうか」


天龍「そんな感じないか?」


木曽「口にもピリピリくるしなんだかなぁ」


山雲「好み分かれるわねぇ〜」


天龍「だな」


木曽「うーむ…」


山雲「そろそろ帰っても良いかしら〜?」


天龍「おう、ありがとな」


木曽「すぐそばのテーブルだけどな。気を付けて帰れよ」


山雲「は〜い」


共食い

陽炎「不知火って食べ物があるらしい」


不知火「あるらしいですね」


陽炎「みかんとかの系統だとか」


不知火「ですね」


陽炎「食べたくない?」


不知火「買ったんですか」


陽炎「ゼリーをね」


不知火「ゼリーですか」


陽炎「売ってたから」


不知火「はぁ」


陽炎「ゼリーの方が食べやすいし良いでしょ」


不知火「文句はありません」


陽炎「じゃ、食べよう」


不知火「はい」


陽炎「取ってくるから待ってて」


不知火「どこ置いたんですか」


陽炎「冷蔵庫の中」


不知火「すぐ後ろじゃないですか」


陽炎「そうね」


気になる名前

陽炎「はい」


不知火「なんですかこれ」


陽炎「旬のちゅうちゅうゼリー不知火」


不知火「ふざけてるんですか?」


陽炎「真面目よ?」


不知火「なんと言いますか」


陽炎「いらないなら私食べるから置いといて」


不知火「いえ、そうじゃなくてですね」


陽炎「何よ」


不知火「その名前がですね」


陽炎「不知火が不知火食べたって良いじゃない」


不知火「いやぁ…」


陽炎「あんまり文句言うと捨てるわよ」


不知火「食べます」


陽炎「よろしい」


甘酸っぱい

陽炎「吸うタイプのゼリーって良いわよね」


不知火「どの辺がですか」


陽炎「こぼれないしスプーンとかいらないし」


不知火「あー」


陽炎「じゃ、いただきまーす」


不知火「いただきます」


陽炎「お、おぉう…」


不知火「おー」


陽炎「想像してた食感と違う」


不知火「弾力があるようでないですね」


陽炎「なんというかトロトロしてる」


不知火「陽炎」


陽炎「舌触り良くて私は好きかな」


不知火「まぁ、はい」


陽炎「味は甘酸っぱい感じで普通に美味しいわね」


不知火「そうですね」


陽炎「多少甘く作ってるのかしら」


不知火「だと思いますよ」


陽炎「ま、この不知火は合格」


不知火「不合格とかあるんですか」


陽炎「出てきたときに考えるわ」


不知火「なんとも…」


章タイトル

不知火「陽炎」


陽炎「ん?」


不知火「このパスワードってどうしたら良いんですかね」


陽炎「いや、設定しなさいよ」


不知火「忘れそうなんですよ」


陽炎「意外と忘れないものよ?」


不知火「怖いじゃないですか」


陽炎「じゃあどっか書いときなさいよ」


不知火「そうします」


陽炎「ま、書いた紙の場所を忘れたら終わりだけどね」


不知火「忘れたら2度と入れませんからね」


陽炎「笑いものよ」


不知火「笑えないですよ」


陽炎「ふとした瞬間に思い出すかもね」


不知火「恐ろしいものです」


陽炎「しっかり書いときなさいな」


不知火「ええ」


思い出した

不知火「で、パスワードも設定したので」


陽炎「なんかあんの?」


不知火「適当に絡んでいきたいと思います」


陽炎「絡むってアンタねぇ」


不知火「不知火の使命ですから」


陽炎「融通効かないタイプってほんと…」


不知火「なんです?」


陽炎「都合の良い難聴は好きよ」


不知火「はぁ」


陽炎「ほら、あの人とかどう?」


不知火「ふむ、ではそうしましょう」


陽炎「まったく……」


鹿島「ちょっと!突然〜〜〜!〜〜〜!」


不知火「捕まえて来ましたよ!」


陽炎「ちょっと、私がやらせたみたいに聞こえるじゃない」


鹿島「何なんですか!」


不知火「良いから座ってください」


鹿島「いや、そのですね…」


陽炎「コーヒーにします?」


鹿島「え?あ、はい」


不知火「感謝してくださいよ?」


鹿島「何がです!?」


鎮守府どうでしょう

鹿島「で、何なんですか本当に」


陽炎「いつものですよ」


鹿島「はい?」


不知火「タバコ吸ってる人を呼んできて紹介して貰ってます」


鹿島「呼ばれたというより拉致ですよコレ…」


不知火「些細なことです」


鹿島「違うと思うんですよ」


不知火「で、何吸ってるんです?」


鹿島「陽炎さん、全然話聞いてくれないんですけど」


陽炎「あ、牛乳入れます?」


鹿島「誰も話を聞いてくれません…」


陽炎「深く考えたら終わりですよ」


鹿島「はぁ」


不知火「さて、落ち着きましたか?」


鹿島「はいはい、お見せしますよ」


不知火「黄色いパックですね」


鹿島「はい、バックウッズってやつですよ」


不知火「何ですかこれ」


鹿島「葉巻ですよ」


不知火「葉巻ですか」


鹿島「………一応」


不知火「さて、出して見ても?」


鹿島「もちろん」


ハニーハント

不知火「……」


陽炎「……」


鹿島「えっと…」


不知火「あれですね、すごい匂いしますね」


鹿島「フレーバー系ですから」


不知火「物凄い甘い匂いです」


鹿島「ハニー、蜂蜜ですよ」


不知火「で、ですよ」


鹿島「言いたいことは何となく分かります」


不知火「これがそのシガーって事で良いんですよね?」


鹿島「それ以外に何か入ってますか?」


不知火「これ枝ですか」


鹿島「葉巻です」


不知火「水に漬けました?」


鹿島「最初からそれです」


不知火「……」


鹿島「す、吸います?」


不知火「どこから吸うんですか」


鹿島「一応細くなってる方があると思うんで」


不知火「あ、辛うじてありますね」


鹿島「どうぞ、1本差し上げますから」


不知火「うわ、凄い柔かい」


鹿島「グニャグニャですよ」


不知火「では、いはらきまふ」カチッ


鹿島「最初は強めでも良いかも知れませ…」


不知火「ペッ‼︎」


鹿島「まぁ、そうなりますよね」


不知火「両切りも目じゃないほど葉っぱが口に!」


鹿島「最初だけですから」


不知火「しかも滅茶苦茶に甘いんですけど…」


鹿島「ハニーですから」


不知火「唇も口の中も甘いです」


鹿島「全部甘いんです」


不知火「葉巻らしさも煙草らしさも無くただ重みのある甘さが…」


鹿島「しばらく吸ってれば味も変わりますよ」


不知火「……」


鹿島「でも思いっきり早く吸うものじゃないですよ!ゆっくり楽しんで」


不知火「陽炎、コーヒーをブラックで…」


スイート マテリアル

不知火「しばらく吸いましたけど」


鹿島「はい」


不知火「ずっと何かの味に似てると思ってて」


鹿島「何か思いつきました?」


不知火「最初は甘い洋酒と言うか果物的な物を想像したんですよ」


鹿島「ふむふむ」


不知火「結論から言うと甘酒に近いかと」


鹿島「そうですかね…」


不知火「重厚感のあるねっとりとした甘みにフッと鼻に抜ける感じが」


鹿島「分かるような分からないような感じですよ」


不知火「で、段々短くなって来て確かに味が変わりましたね」


鹿島「段々葉巻っぽいピリッとした感じが出てきたと思います」


不知火「これまたなんと言うか」


鹿島「煙も増えてまた感じも変わると思います」


不知火「煙の濃さと甘みをやや抑えて出だしたこの感じがなんとも香辛料ですよ」


鹿島「楽しいですよね」


不知火「ただ、気になったのは煙ですかね」


鹿島「はい」


不知火「煙草自体は非常に特徴的ですが煙が少ないのと余り魅力的な物でないですね」


鹿島「見た目から察して欲しいですね」


不知火「まぁ、その甘い物ってのは伝わります」


鹿島「葉巻というよりは甘い何かで間違ってないと思います」


不知火「と言うかこれどこまで吸えるんですか」


鹿島「好きなところで止めればいいんじゃないですか?」


不知火「ではここで」


鹿島「良いと思いますよ」


不知火「30分はかかりましたね…」


鹿島「そういう物ですからね」


ラジオは流し聴き

不知火「何してるんですか」


陽炎「半身浴」


不知火「何のために」


陽炎「好きなのよ」


不知火「最近してなかったじゃないですか」


陽炎「アンタが上がってこいってうるさいからよ」


不知火「何のことだか」


陽炎「まったくねぇ」


不知火「で、何聞いてるんですか?」


陽炎「ラジオ」


不知火「スマホで聞けるんですね」


陽炎「聞けるわよ」


不知火「なんか好きな番組でも?」


陽炎「聞いてるのが好きなのよ」


不知火「不知火も聞いても?」


陽炎「じゃ、スピーカーにするわね」


不知火「ありがとうございます」


楽しいの

不知火「……」


陽炎「……」


不知火「楽しいですか?」


陽炎「つまんない?」


不知火「そんな事はないですけど」


陽炎「へー、今日はLGBTカップルの日なのね」


不知火「だったらなんなんでしょうね」


陽炎「式場の案内してるわね」


不知火「案内と言うか理想ですかね」


陽炎「世の中的に問題あるのねぇ…」


不知火「……」


陽炎「どうでも良い事よ」


不知火「ま、我が家は特殊ですから」


陽炎「環境が良いって言いなさいよ」


不知火「そうとも言います」


陽炎「……明日天気なのね」


不知火「ですね」


あつい

陽炎「あー…」


不知火「なんですか」


陽炎「そろそろ番組終わるし上がるわ」


不知火「不知火浸かったばっかりですよ」


陽炎「私は1時間いるの」


不知火「もう少し」


陽炎「のぼせる」


不知火「仕方ないですね…」


陽炎「まぁ、まだこっから体も洗うしゆっくり

してなさい」


不知火「不知火が洗いましょうか」


陽炎「クラクラするしまた今度」


不知火「……」


陽炎「膨れてもダメ」


不知火「もう上がります」


陽炎「ちゃんと洗ってから!」


不知火「……はい」


若い葉に朝の霜降り

朝霜「オイ」


若葉「なんだ?」


朝霜「いや、暇そうだから声掛けたンだけどさ」


若葉「そうか」


朝霜「彼女はどうしたよ」


若葉「彼女?」


朝霜「いつものアイツだよ」


若葉「いつも一緒なワケじゃないぞ」


朝霜「そうかね?」


若葉「1人の時間も大切だろう?」


朝霜「アタイは人といたいナ」


若葉「価値観の差だな」カチッ


朝霜「1本貰っても?」


若葉「自分のは?」


朝霜「交換だ、1本やっからサ」


若葉「同じだろうに…ホラ」


朝霜「サンキュー」カチッ


はよ

朝霜「んじゃ、アタイも」


若葉「なんだこれ」


朝霜「貰ったのと同じもんヤっても面白くねぇだろ?」


若葉「そうだが」


朝霜「中南海。メンソールだけど」


若葉「ほぅ」


朝霜「吸ってみ」


若葉「さっき火つけたばっかなんだが」


朝霜「あン?気にすンなって」


若葉「いや、気にするだろう」


朝霜「そっか」


若葉「……」


朝霜「……」


若葉「……」


朝霜「……」


若葉「……」


朝霜「終わったか?」


若葉「まだこんなに残ってる」


朝霜「そか」


口がキャスター

若葉「吸い終わったぞ」


朝霜「すまねぇな、急かしたみたいでよ」


若葉「本当にな」


朝霜「ほれ、早く吸え!彼女帰ってくるぞ」


若葉「余計なお世話だ」カチッ


朝霜「どうよ」


若葉「普通の煙草だな」


朝霜「キャスターなんか味濃いの吸ってっからだ」


若葉「仕方ないだろ」


朝霜「煙草の甘さを感じろってンだ」


若葉「注文が多い」


朝霜「タンの切れも良いんだぞ」


若葉「女の発言じゃないな」


朝霜「良くわかンねぇけど漢方とか入ってんだ」


若葉「いや、うん」


朝霜「良い気がするだろ?」


若葉「そうだな」


朝霜「んじゃ、あたいは帰るからな」


若葉「ん」


朝霜「たまには知らねえ煙草も吸えよな」


若葉「気が向いたらな」


大きな声でさん、ハイ!

不知火「かげろーう」


陽炎「大きい声で呼ばないで」


不知火「む、良いじゃないですか」


陽炎「ここどこだと思ってんの?」


不知火「いつもの喫煙室ですけど」


陽炎「うん、よく分かってるじゃない」


不知火「で、それでですね」


陽炎「うん、うるさい」


不知火「はい?」


陽炎「アンタね、私どこにいる?」


不知火「不知火の目の前に」


陽炎「叫んだら五月蝿いと思わない?」


不知火「まぁ、細かいことは良いんです」


陽炎「良くないんだけど?」


不知火「で、見てくださいよ」


陽炎「はぁ……何よ」


つい安くて

不知火「これ買ってきたんですよ」


陽炎「いや、ビニール袋から出しなさいよ」


不知火「なんだと思います?」


陽炎「箱ね」


不知火「はい」


陽炎「食べ物?」


不知火「違います」


陽炎「アンタが食べ物以外でそのサイズの箱買うの?」


不知火「買ったんですよね」ガサガサ


陽炎「ネタばらし早いわね」


不知火「入浴剤セットです」


陽炎「はぁ?」


不知火「買っちゃいました」


陽炎「なんで」


不知火「使いたくて」


陽炎「普段共用の浴場しか使わないじゃない」


不知火「部屋のお風呂使えますよ」


陽炎「まぁ、ユニットバスで良ければ…」


匂いが欲しい

不知火「ほら、色んな匂いがありますよ」


陽炎「私ラベンダーが良いと思う」


不知火「不知火としましてはこのナチュラルハーブって言うのも気になります」


陽炎「なんの匂いよそれ」


不知火「分からないです」


陽炎「ローズとかは分かりやすいわね」


不知火「これ混ぜたらどうなるんでしょうか」


陽炎「やったら怒るわよ」


不知火「ですよね」


陽炎「でも入浴剤良いわよね」


不知火「やっぱ匂いあるのは好きです」


陽炎「シャンプーとかも良い匂いのやつ好きよね」


不知火「肌弱くて使えないんですけどね…」


陽炎「ホントなんで変なところ弱いのよ…」


不知火「髪から良い匂い振りまきたいです」


陽炎「今でも良い匂いよ?」


不知火「そんなことないです」スンスン


陽炎「不知火の良い匂い」


不知火「誤魔化されませんよ?」


陽炎「何を誤魔化すのよ…」


今日はぼうけんだ

青葉「ふっ、古鷹さん!」


古鷹「は、はい!」


青葉「あのですね……」


古鷹「ちょっと待って」


青葉「あい」


古鷹「改まってなんなの?」


青葉「いえ、その……」


古鷹「ん?」


青葉「古鷹さんの煙草貰おうと思いまして」


古鷹「はい」


青葉「あっ、あいがとうございましゅ!」


古鷹「……」


青葉「……」


古鷹「ぷっ…」


青葉「殺してください…」


古鷹「ほら、折角だから吸っていけば?」


青葉「はい……」


しかしインドネシア産

青葉「で、これなんなんですか?」


古鷹「は?」


青葉「いえ、銘柄とかその余り覚えてなくてですね…」


古鷹「いつも一緒に吸ってるのに?」


青葉「決して興味がないわけでなくてですね、むしろいえ、その…」


古鷹「ボンジュール」


青葉「はい」


古鷹「煙草の名前なんだけど?」


青葉「挨拶されたのかと」


古鷹「アイスクールの5ミリね」


青葉「はぁ」


古鷹「ほら、点けるから咥えて」


青葉「ふぁい」カチッ


古鷹「どう?」


青葉「最初、手に取った時も咥えた時も割に強いメンソールって感じでした」


古鷹「うん」


青葉「でも吸うと違いますね」


古鷹「何が?」


青葉「メンソール感はどちらかと言えば軽めでむしろピリピリと刺激が強いです」


古鷹「ふーん」


青葉「味は……普通の煙草ですかね?」


古鷹「まぁ、そんなもんかな」


青葉「吸ってると段々ピリピリ感も減ってメンソール感も無くて…」


古鷹「味がない?」


青葉「かもしれないです」


古鷹「私は美味しいと思うけど」


青葉「悪いとは思いませんよ」


ブレるブレる

青葉「なんでしょうね…悪くはないです」


古鷹「気に入らなかった?」


青葉「その辺は仕方ないですよね」


古鷹「青葉らしいね」


青葉「と言うかですよ」


古鷹「ん?」


青葉「古鷹さん、皆さんに敬語じゃないですか」


古鷹「気のせいじゃない?」


青葉「なんで青葉には敬語使わないんですか」


古鷹「そこまで敬語じゃないんだけどな」


青葉「そうですか?」


古鷹「青葉って本当に私の事見てる?」


青葉「み、見てますとも!」


古鷹「ふーん」


青葉「なんでしょう…」


古鷹「今度からちゃんと見ててね」


青葉「け、検討致します」


古鷹「ん、よろしい」


半年前は昨日なのか

不知火「はい」


陽炎「何がはいよ」


不知火「人間色々あるなと」


陽炎「まぁ、そうね」


不知火「忙し過ぎて喫煙も億劫な事があるのかと」


陽炎「アンタ大して忙しく無かったでしょ」


不知火「忙しかったですとも」


陽炎「ま、良いわ」


不知火「冷たいじゃないですか」


陽炎「何も生まれない会話だもの」


不知火「そこは頑張ってくださいよ」


陽炎「断る」


不知火「とことんつれないですね」


陽炎「そんな気分じゃないの」


不知火「まぁ、忙しかったですもんね」


陽炎「何がとは言わないけどね」


不知火「ハゲかけてましたもんね」


陽炎「あいにく頭には来ないタイプなのよ」


不知火「じゃあ太りました」


陽炎「……」


心から煙が出るんだ

不知火「イライラしたら煙草でも」


陽炎「吸わないわよ」


不知火「ま、暇つぶしにでも」


陽炎「話だけ聞くわ」


不知火「世の中には吸わないとイライラする人がいます」


陽炎「よく聞くやつね」


不知火「でも普段吸わないけどイライラすると吸う人もいるんですよ」


陽炎「逆じゃない?」


不知火「いるんですよ」


陽炎「吸いたい言い訳よそんなの」


不知火「半年吸わなかったのがストレスで突然吸う人もいるんです」


陽炎「ふーん」


不知火「で、イライラしたらやっぱり」


陽炎「やっぱり?」


不知火「個人的には煙の多い煙草が良いですね」


陽炎「煙出すと楽しいの?」


不知火「吸ってる感じしますし」


陽炎「ストレスも吐き出してる気分なのかしら」


不知火「そんなのもあるかも知れませんね」


陽炎「分からなくもないわね」


不知火「気軽に買えるものがベストですね」


陽炎「その差は?」


不知火「わざわざ買いに行く余裕あります?」


陽炎「あー」


不知火「セッタ、PEACE辺りがオススメですかね」


陽炎「確かによく聞く」


しゅわすぱ

不知火「後はメンソール強いやつですかね」


陽炎「なんで?」


不知火「単純に刺激ですね」


陽炎「単純ねぇ…」


不知火「名前通りウィンストンのイナズマなんて良いかと」


陽炎「あの2人の」


不知火「不知火的には強過ぎますけど」


陽炎「そんなに?」


不知火「口の中ピリピリしますし」


陽炎「メンソール凄いわね」


不知火「あれ何なんでしょうね」


陽炎「アンタもメンソールじゃないの?」


不知火「強さが違いますよ」


陽炎「そんなもんなの」


不知火「物によってだいぶ違いますよ」


陽炎「面白いわね」


不知火「吸って」


陽炎「みません」


許して!

不知火「禁煙ブームって言うじゃないですか」


陽炎「私は感じないけど」


不知火「そうですか?」


陽炎「喫煙者に囲まれてるもの」


不知火「そう言う話ではないんですよ」


陽炎「分かってる」


不知火「じゃあなんですか」


陽炎「我が家は特殊なんだと知って欲しくて」


不知火「否定はしません」


陽炎「で、禁煙ブームがなんなの?」


不知火「別に禁煙なんてしなくても良くないですか?」


陽炎「えぇ…」


不知火「別に好きな事して何が悪いって話ですよ」


陽炎「全国の頑張ってる人たちに謝りなさい」


不知火「すいませんでした」


陽炎「素直ね」


不知火「世間様に叩かれると大変なことになりますから」


陽炎「じゃあ、最初から言わないの」


不知火「思ったことを言うと怒られるんですか」


陽炎「表現によるわ」


よくいるトコから喫煙所が10分

不知火「と言うかですね」


陽炎「うん」


不知火「不知火がしたいのはそう言う話ではないんですよ」


陽炎「自分から吹っかけてなによ」


不知火「もっと気軽に吸えるお店が欲しいんです」


陽炎「外出ないクセに」


不知火「外に出ても吸えませんから」


陽炎「まぁ、吸える場所は減ってるって聞くけど」


不知火「やはり吸うなら喫茶店がベストですね」


陽炎「そうなの?」


不知火「不知火のベストですけど」


陽炎「理由は」


不知火「やはり滞在時間ですかね」


陽炎「と、言うと」


不知火「やろうと思えば朝から晩までいれるところだってあります」


陽炎「嫌なお客ね」


不知火「ちゃんと注文もしますよ」


陽炎「当然よ」


ここが1番

不知火「煙草をどう捉えるかで意見も違いそうですけど」


陽炎「他にどんな意見が?」


不知火「単純に煙草が吸いたい人は喫茶店より吸える場所だと思います」


陽炎「好きな時に好きなだけって感じかしら」


不知火「そういう人もいると思いますよ」


陽炎「大変ねぇ」


不知火「辛いと思いますよ」


陽炎「人ごとね」


不知火「別に不知火は吸う場所を探す必要は無いですし」


陽炎「ここから出て行く気ないじゃない」


不知火「出て行く必要あります?」


陽炎「お姉ちゃんとしてはもう少し活発になって欲しいな」


不知火「お姉ちゃんとか…」


陽炎「たまに優しく言ってあげたらアンタは…」


飲みたい

秋雲「甘いのが飲みたい」


早霜「は?」


秋雲「え、秋雲さんなんでそんな反応されたの?」


早霜「部屋に来て突然そんなこと言うからよ」


秋雲「ダメかい?」


早霜「ダメ」


秋雲「心が狭いねぇ…」


早霜「夜中に部屋に来た時点で怒っても良かったのよ?」


秋雲「カウンターバーという名の喫煙室にいないから」


早霜「やらない日もあるのよ」


秋雲「寂しさで殺す気か…!」


早霜「馬鹿言わないで」


秋雲「ガチな反応は傷付くわー」


早霜「てか、もう酔ってるでしょ」


秋雲「今夜は寝かさないぜ!」


早霜「ネコが何言ってんの」


秋雲「いや、今日はそう言うんじゃなくてさ…」


早霜「何照れてんのよ」


寂しい

秋雲「で、甘いもん持って来た」


早霜「自分の部屋で飲みなさい」


秋雲「つれないねぇ」


早霜「今から寝るのよ」


秋雲「秋雲さんと女子会は嫌かね?」


早霜「嫌」


秋雲「……ヒック」


早霜「ちょっと、泣くこと無いじゃない」


秋雲「あぎぐもざんだって、語りたいどぎぐらいあるの……」


早霜「えぇ…」


秋雲「カルーア持って来たから」


早霜「なんでそれだけなのよ」


秋雲「早霜が胸育てようと牛乳やたら持ってるの知ってんだよ」


早霜「帰って」


秋雲「良いから!カルーアミルク飲んだら帰るから!」


早霜「……好きにしなさいよもう」


秋雲「へっへ、早霜ちょれぇわ」カチッ


早霜「……」


夜の甘さは白いのか

秋雲「秋雲さん的にはクソみたいに牛乳入れてやるわけよ」


早霜「言葉が汚いわね」


秋雲「許して」


早霜「私は牛乳で良いわ」


秋雲「お酒苦手でも飲みやすいからホレ」


早霜「はぁ…」


秋雲「はい、かんぱーい」


早霜「乾杯」チンッ


秋雲「いやー、珈琲牛乳!」


早霜「そうね」


秋雲「こうしてると、女子って感じ〜!」


早霜「あぐらかくのやめなさい」


秋雲「細かいなぁもう」


早霜「と言うか、人の部屋で無許可にタバコ吸わないで欲しいのだけど」


秋雲「部屋で吸わんの?」


早霜「吸うけど」


秋雲「問題無い!」


早霜「礼儀よ」


秋雲「わりぃわりぃ」フ-


早霜「ま、良いわ」


秋雲「早霜のそう言うところ好き」


早霜「そう言うことにしておいてあげるわ」


秋雲「そうしといて」


早霜「ほら、2杯目も牛乳多めかしら?」


秋雲「ん?2杯め良いの?」


早霜「あら、本当に帰るつもりだったのね」


秋雲「いや……ふふっ」


早霜「なによ」


秋雲「2杯目は少しお酒増やそうかなって」


だんだん外に出る

弥生「もっちーとデート…」


望月「ちげーだろ!」


弥生「えっ…」


望月「お、おい…そんな顔すんなって」


弥生「許さない」


望月「デート、デートだから!」


弥生「手」


望月「は?」


弥生「……」


望月「……」


弥生「手」


望月「き、今日は暑いしさ」


弥生「心が寒い」


望月「お前いつからそんな事言うようになったんだよ!」


弥生「腕でも良い…」


望月「こ、小指で良ければ」


弥生「たまにもっちーが分からない……」


望月「は、はぁ?!もう、だるいからさっさとしろよぉ!」


弥生「うん」


望月「手はダメだっ……はぁ」


弥生「行こう」


都会にも海を

望月「水族館とか久々だわ」


弥生「好き」


望月「お、毒のある生き物だけの展示だって」


弥生「そう言うのは良い」


望月「そっかぁ」


弥生「ほら、早く」


望月「うへぇ、だりぃ」


弥生「……」


望月「怒んなよ、悪かったってば」


弥生「早く」


望月「ま、楽しむ時は楽しむぜぇ?行くぞぉ」


弥生「薄暗い雰囲気、良い……」


望月「眠くなる」


弥生「お腹に一発いっとく…?」


望月「何こえー事言ってんだ!?」


弥生「冗談」


望月「ったく……お、イワシ」


弥生「綺麗……」


望月「キラキラしてんな」


弥生「おっきい蟹…」


望月「食えんのか?」


弥生「アザラシ……」


望月「目が怖いんだよなぁ」


弥生「そぉ…?」


望月「うーむ」


弥生「クラゲ……」


望月「ここまで力抜いてのんびりしてぇー」


弥生「いつもと変わらない」


望月「もっとだ」


漂う魚影はハートの形

弥生「あっ……」


望月「次はなにぃ?」


弥生「マンボウ」


望月「変な形してるよなぁ」


弥生「これが見たかった……」


望月「こんなのがか?」


弥生「うん」


望月「まぁ、変な形だしな」


弥生「少しゆっくり……しても良い?」


望月「んあ?別に」


弥生「ん」


望月「おい、しゃがみこむのか!?」


弥生「……」


望月「……」


弥生「……」


望月「楽しいか?」


弥生「楽しい……と言うより……うーん」


望月「あたりよりコレの方が良いのか?」


弥生「……ふふっ」


望月「笑うところかよぉ」


弥生「望月……可愛いね」


望月「あぁー!もう、だりぃ!帰る!」


弥生「そうだね……」


望月「へ……?あぁ、本当に良いのか…?」


弥生「まぁね……」


望月「まだ展示あるぞ?」


弥生「私も…もっちーみたいにのんびりしたくなってきた」


望月「いいねぇ……うん?いいのか?」


弥生「いいの……」


ワンナイトカーニバル

不知火「えっと……何と?」


吹雪「だからパジャマパーティーしよっ!」


不知火「なぜ?」


吹雪「むしろ何でダメなの?」


不知火「突然すぎて」


吹雪「叢雲ちゃんもやりたがってるよ?」


叢雲「……」


不知火「どこがですか」


吹雪「ほら叢雲ちゃん、恥ずかしがらないの!」


叢雲「恥ずかしがってないわよ!」


不知火「何なんですかほんと」カチッ


叢雲「まぁ、色々あるのよ」


吹雪「不知火ちゃん何吸ってんの?」


不知火「オプションですが」


吹雪「あ、でね」


叢雲「自由ねぇ…」


不知火「こんなに会話しにくかったですか?」