2016-07-07 20:45:26 更新

第35話「闇の炎の魔法使い、再び」

前回のあらすじ

界王様「前回、ココア達は、前に修行した忘却の館に行き、魔界出発前の前夜祭に参加した。その日はココア達にとって、忘れられない、最高の思い出になった。そして、魔界のゲートがある、世界の果てに行き、ココア達は、遂に魔界へと突入した」

魔界・・・

ココア「遂に来たんだね、魔界に」

チノ「そうですね、やっと此処まで来ましたね」

リゼ「ゲートに入る前からでも、感じていたが、この禍々しさは異常だな」

シャロ「そうですね、それに魔界は常に夜、敵が力を発揮出来る時間帯」

シャロ「注意して進みましょう」

リゼ「そうだな」ピキィン‼︎

リゼ「何か来る‼︎」

ボゴォーーン!

グールA「オォ、こいつは珍しい人間が居るじゃねーか!」

グールB「さっさとぶっ殺して、焼いて食おうぜ!」

グールA「そう慌てるな、じっくり甚振って、恐怖を与えてから、食えば最高だ」

グールB「そいつは良いな、ならとっとと」ズザン‼︎

グールB「な、なんだと」

グールA「何ぃ、テメェ一体何しやがった!」

リゼ「グールは、魔界でも、人間界でも、余り変わらないな」

グールA「何だと、テメェラ!」

リゼ「斬風!」ヒュン!

グールA「なんだ、この風、体が切られて、グァーーー!」

リゼ「よしと、それじゃあ行くか」

ココア「そうだね」

チノ「でも、ダーク達の城をどうやって探しますか?」

モカ「それなら、大丈夫、邪気方位磁石を使うから」

チノ「それは、どういうものなんですか?」

モカ「これは、強い邪気のある方角を示してくれる物なの、だから、ダークや他の幹部が漂わせてる、邪気を感じ取って、そこまで案内してくれる道具よ」

パァーーン!

モカ「あら、早速だわ、感じ取った、邪気の方角をこの光の線が差してるわ」

ココア「それじゃあ、その光を頼りに進んで行こう」

その頃、ダークの城では

ダーク「全員、居るな、たった今入った情報で、魔法少女達が魔界に入った」

アクロス「やはり、来たか魔法少女」

クルセス「ダーク様、と言う事はこのまま作戦通りにで、宜しいですか?」

ダーク「ああ、幹部全員、自分の位置に着き、魔法少女達を迎え撃て!」

「はは」シュン!

城前・・・

ココア「此処が、ダーク達の居る城」

チノ「いよいよ、最後の戦いなんですね」

リゼ「皆んな、生き残って、人間界に帰ろう!」

シャロ「はい!」

ギギギギギ

ココア「敵の気配は無いね」

リゼ「そうだな、だがどうやって、敵の居る所に行く?」

チノ「目の前にある、扉から、入れば良いと思いますよ」

ココア「でも、開けるための奴は何も無いよ、あるのは、なんか変な形をした、穴が、八個あるぐらいだよ」

リゼ「もしかして、それ鍵穴なんじゃ無いか?」

チノ「そうかもしれませんね」

メグ「でも、私達鍵なんて持ってないよね、マヤちゃん」

マヤ「いや、あるよ、方法」

メグ「え、何々?」

マヤ「ドラクエやFFやってたから、こういう状況どうすれば良いのかと言うと、幹部とか中ボスがいる部屋に行って、鍵を手に入れるんだよ。」

メグ「そっか、そういう方法なんだね」

リゼ「成る程な、それなら納得が行く」

チノ「となると、そこまで行く方法は、この部屋の壁付近にある、あの小さなゲートですね」

メグ「でも、このゲート一人用だね」

マヤ「だって、敵の狙いは私達を一人にさせて、そっから一気に倒すて考えなんだと思う」

メグ「じゃあ、このゲートをくぐったら」

マヤ「そう、一人で幹部と戦って、倒して鍵をゲットするんだよ」

マヤ「大丈夫だよ、メグ今までだって、そうやって敵を倒してきたんだから」

メグ「そ、そうだよね、なんとかなるよね」

マヤ「そうそう、自分を信じて、敵を倒そう!」

ココア「それじゃあ、皆んな、無事、鍵をゲットしたら、また此処に集合だよ!」

「うん!」シュン

パァーーン!

ココア「着いたみたいだけど、此処は何処だろう?」

?「業火の間だ」

ココア「誰!」

カツン、カツン、カツン

?「よく来た、炎の魔法少女、そして、久しぶりだな、保登心愛」

ココア「貴方は、誰、今まで感じた事のない、憎しみが詰まってる魔力を感じるわ」

?「忘れたか、この俺を」バサ!

ココア「貴方は、いやそんなまさか、マグレス!」

マグレス「久しぶりだな、ココアよ、前は、よくもやってくれたな」

ココア「貴方は、あの時、ファイヤードラゴンの力で、倒したはず、なんで!」

マグレス「ああ、確かに俺は、お前とドラゴンによって倒された。その後俺は地獄に落ち、お前に恨みを晴らすために、力を付けて、再び、お前を倒す為に蘇ったのだ!」

マグレス「もう、話は終わりだ、行くぞ!」ヒュン

ココア「クゥ、バスターソード!」ヒュン

ガキィン!

ココア「力を付けたのは貴方だけじゃ無い、私だって、強くなっている!」

マグレス「その様だな、だが、貴様への恨みの念はまだ、終わらんぞ!」

マグレス「ハァーーー!」パァーーン

ココア「何この光!」

ココア「まさか、これは魔獣!」

マグレス「そのとうり、炎の魔獣、スルトだ」

スルト「グォーーー!」

ココア「なら、私もドラゴン!」

ドラゴン「おう!」

ドラゴン「まさか、マグレスの奴が蘇っていたとはな、しかもあんな魔獣まで、身につけてやがる」

ココア「気を付けて行くよ!」

ドラゴン「ああ!」シュン

ココア「火龍斬!」シュン!

マグレス「ヘルブレス!」ドーーン

ドゴーーン‼︎

ココア「よし、これで倒したはず‼︎」

マグレス「後ろががら空きだぞ」

ココア「いつの間に!」

マグレス「業火砲!」ドーーン

ココア「ウァーーーー‼︎」

マグレス「これで、終わるなよ、まだ俺の復讐は終わっていないのだから」

ココア「レオフレイム‼︎」ドーーン

ココア「これなら!」

マグレス「その程度か?」

ココア「ウソ、全く効いてない!」

ココア「だったら、バスターソード‼︎」シュン

ココア「フレイムスラッシュ‼︎」ヒュン、ヒュン、ヒュン!

マグレス「ヘルスピア‼︎」シュン!

ココア「グハァ!」

マグレス「期待していたのに、この程度か、ココアよ」

ココア「だったら、一か八か、やってみるしか無い」

マグレス「何をやるのだ?」

ココア「ドラゴン、フェニックス、レオン、この三体の力を今再び、一つに戻す!」

マグレス「まさか、バラバラになった、三体の力を元の一つの力、守護闘神に戻すと言うのか!」

ココア「ハァーーー‼︎」パァーーン!

マグレス「クゥ、眩しい!」

マグレス「バカな、あれは!」

マグレス「間違いない、炎の守護闘神、ドラフェオン勝手、世界を守護し戦ったという神」

ドラフェオン「戻ったのか、元の姿に」

ココア「良かった、無事成功したみたいだね」

ドラフェオン「無茶しすぎた、全く」

ココア「ごめん、ごめん」

ココア「さぁ、マグレスこれで最後にしましょう!」

マグレス「ああ、そうだななら、最後にとっておきを見せてやるよ」

ココア「とっておきですって?」

マグレス「そうだ、スルト!」

スルト「グォーーー!」パァーーン

ココア「クゥ、何一体何が起きてるの!」

マグレス「フハハハハ、これで終わらせてやる!」パァーーン

ココア「ドラフェオン、一体何が起きてるの?」

ドラフェオン「どうやら、敵も本気を出して来やがったみたいだ」

ココア「あれは一体何?」

ココア「一体化とは違う、あれ鎧?」

マグレス「ダークアーマー、我々幹部に与えられた、最後の力だ」

ココア「ドラフェオン」

ドラフェオン「ああ、こっちもやるぞ」

マグレス「待ち焦がれたぞ、さぁお前も早くアーマー状態になれ!」

ココア「ハァーーー‼︎」パァーーン

マグレス「あれが、初代から今まで受け継がれて来た魔法少女の本来の力、守護闘神と一つとなって、発揮される、神の鎧、ゴッドアーマー」

ココア「リングと魔法石が繋がっている」

ドラフェオン(本来の姿を取り戻したのさ)

ココア「リングと魔法石も元は一つだったんだね」

ドラフェオン(ああ、アーマーが目覚めた事によって、それらも本来の力を出せる元の形に変化したんだ。)

マグレス「何をごちゃごちゃ言ってる、さぁ決着を付けようじゃないか、ココアよ」

ココア「ええ、もちろん」

マグレス「炎獄波‼︎」ドーーーン

ココア「火炎龍神斬‼︎」シューーン

マグレス・ココア「ウォーーーー‼︎」ドゴーーーン


次回予告

悟空「オッス、オラ悟空」

ココア「ココアです!」

チノ「チノです」

悟空「今日はオメーラ二人なんだな、それにしても魔界てすげーな色んな奴がゴロゴロいやがる、ワクワクするなぁ!」

チノ「悟空さんは、変わりませんね」

ココア「そんな事より、次回予告行こ!」

チノ「そうでしたね、次回は、ココアさんとマグレスの戦いが遂に決着。でも、私の所で大変な事が!」

次回「目覚めた、水神」

チノ・ココア「ぜったい見てくださいね!」


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