2018-05-18 16:59:56 更新

概要

リク○ートで転職してみたら深海の提督だった!?毎日をゆったりこなしながら艦娘対策を行なう新米深海提督ライフな物語です。
※オリジナル設定等が多く含まれます。ご注意お願いいたします。


前書き

深海の提督ライフはまったりライフ!

綺麗な終わりを求めてはいけない。

恒例の人物紹介

【 主人公 】

ちょっと頭が残念な童貞。

董卓ではない。

めでたく提督に表記変更。おめでとう。童貞は提督に進化した。

【 その他 】

港湾棲姫 おっぱい以上!

南方戦棲姫 似たような名前が多くてたぶん表記間違いが散見する事態になりそう。際どい服担当。




転職はリクル○ト!



現在海軍で募集している特務提督という者は基本ある種の適正が必要なそうである。


ふむと思う。


軍務経験などは関係ない。


ある種の適性検査的なものでふるいにかけているそうだ。


その適正があればもやしみたいな体格でも問題なく任官できるそうである。


けっしてゴリマッチョで有る必要はないそうである。


前職を退職し次の探していた際に求人情報誌にあったとある見出しに目が行った。




『 急募    艦隊管理運営業務の出来る方!


可愛い娘がいっぱい!毎日おいしい海の幸が食べ放題!勤務時間は自由に選べるフレックス制!


女の子が多い職場です!職場の雰囲気はアットホーム、皆が仲良く働いています!未経験でも大丈夫!


やさしい先輩が秘書艦としてやさしくお教えします!』




童貞「マーベラス。」


可愛い娘が居る。それだけで職場としては最高ではないか?


当然だ。前の職場の干mo・・・・、いや、妙齢の御婦人や、永遠の少女?なんかは私の守備範囲ではなかった。


もとい、あれがストライクゾーンで有ると言うならばイエティやフェィスハガーでも付き合える猛者だろう。


軍隊経験の有る熟練コックですら裸足で逃げ出すレベルであったから。


給料も申し分ない。


いや、給料はこの文言を目に止めた私としては只であったとしても応募しない余地はない。


『 お触りOK 』.


どこのキャバクラ、いや、オ○パブかと言いたくなる。


童貞「ブリリアント。」


こうしてリ○ルートの転職情報誌に書いてあった電話番号に電話を掛けたのが二日前だった。


コンコン


面接官「ドウゾ・・・。」



童貞 ( 胸デケェ! 面接官胸デケェ! ワッフルワッフル! )



と、落ち着け。ここでミスってはパラダイスが遠のく。


面接官「デハ、志望動機ヲ・・・。」


志望動機?んなもん決まってる、だが、ここで正確には言わないのが大人のマナー。


あぁ、分かっているともジョニー。


そうだろ?ここは大人らしく『 タテマエ 』って奴を言わなきゃいけない場面だ。


モッチモッチ


何かちっこいのが歩いてる。


机の上をちっこいのが歩いてる。


あっ、もう一人増えた。


ちょっ!組み体操やり始めたわ!


サボテン!


面接官「・・・・、動機ヲ話ス気ハ無イノカ?」


童貞「あっ、失礼しました。えー、私がこの募集に応募いたしましたのは・・・、ウンタラカンタラ・・・。」


そして10分程で面接は終了した。


面接官「デハ、結果ハ後日、郵送ニテ、オ知ラセ致シマス。」


あー、これまじで落ちたわー。


机の上の小人?に気をとられて落ち着いて解答出来んやったわー。


あと面接官の胸に視線が行ってまともに会話でけんやったわー。


しかして、そのバストは豊満であった!


ワザマエ!


こうして、面接は散々な結果に終わったのだった。



希望の船 エスポワール



先日の面接後、何も連絡がなかったので面接を受けていたことすら忘れていた頃にその郵便物は届いた。


童貞「ふっ、所謂お祈り紙か・・・。」


とりあえずの履歴書の回収だな。


写真ぐらいは他のに再利用できるだろう。


そう思いながら封筒を開けた。


『 内定通知書 』


その文字のみが目に飛び込んできた、そして、もう一つ、豪華客船の乗船券。


童貞「ほほう、中途採用にもかかわらず内定式をやるのか、流石は海軍。税金が余ってやがるぜ。」


今なら言える。


そう思っていた数日前の自分を気を失うまで殴ってやりたいと。


フランス語で希望を意味するエスポワール。


船の名前の意味を聞いた時は新しい門出に素晴しいと思ったものさ。


えっ?


今何が起きてるかって?


絶賛、轟沈中ですよ、チキショーメェ!


丁度、現在から2時間ほど前に港から出航する豪華客船に乗り込みそのまま沖合いでパーティが始まったのさ。


右、左、上 いやぁ、見渡す限り目の保養にすっばらしい!光景でしたさ。


それがいまや皆仲良く海の中だよ!


ていうか、俺はここで死ぬのかねぇ・・・・。


父さん、此処で私は海の藻屑となるようです。先立つ不幸をお許し下さい。


母さん、最期にあなたの作った肉じゃがが食べたかった。


弟よ!俺の部屋にあるPCは電源を入れずにそのまま水をはった風呂に突っ込んだ後にキッチリと破壊してくれ!


後、外付けHDDのレンチンも忘れずに頼む!


押入れに入れている未開封のフィギュアはくれてやる!(号泣)


最後に部屋の本棚の『 生き物地球紀行 』シリーズの中身は全て別のDVDだ!


頼む、あれを、あれを、人目につかぬようシュレッダー処理を・・・・・。


・・・、息子よ、清いまま先立つことになるとはな。


魔法使いにはならなかったが、こうなるならそういう店にでも行っていれば良かった。


走馬灯が走り、後悔のみが思い出される中、次第に意識は薄れていった。






???「フム、マァ、コノ程度デ死ヌヨウナラ我々ノ提督トシテ迎エルニハ頼リ無イカラナ。」


???「先日ノ面接デハ、コノ男ノミガ我等ノ小人ヲ認識出来テ居タノダ。選択肢ハ無イ。」


ん?


おっ、生きてる。


???「オ目覚メカ?」


先日の面接官のオッパイねーちゃん!


童貞「いやぁー、ちょっと目がまだはっきりとしませんで、きっとオッパイを触れば意識がはっきりとするかと・・・・。」


???「仕方ノ無イヤツメ・・・。」


えっ!?まじで!?ヒャッホーーーーーーーーゥ!


モミモミモミ


???「満足カ?」


あれだよねー、なんつーか、反応なしで真顔で対応されるとすっごい萎えるよね。


うん、こっちが悪かった。申し訳ない。


童貞「とりあえず、此処はどちらでしょう?」


???「フム、ヨクゾ聞イテクレタ、此処ハ我々深海棲艦ノ南方司令部第3支部ダ。」


うわぁい。


人類の敵地やん。


???「私ハ港湾棲姫、コノ娘ガ南方棲姫ダ。以後宜シクオ願イスル。提督。」


南方「ウム、フツフカ・・・。」


あっ、噛んだ(笑)


というか、あれ?


港湾「先日ノ面接ハ我等ノ提督ノ募集ダッタノダ。適正有ル者ガ貴方ダケダッタノ。」


南方「宜シクオ願イシマウ。」


うそん。


顔を埴輪のようにしていると例の就職情報誌を見せられる。


勤務地 『 深海 』


それは、恐ろしく小さな文字で書かれていた。


本当に読み取りが可能かどうかというサイズで。


こうして、全てが燃え尽きたボクサーの様に真っ白になっている間に着任などの手続きが進んでいく。


そして、無事、人類の敵の提督として、彼は人類初の深海棲艦提督として着任したのであった。



ゆけゆけ僕らの深海提督



※今回から深海側も会話表記は通常になります。



提督「なんつーか、陸でも深海でも書類仕事って多いねの?」


提督としての業務開始5日目。


秘書官として仕事を手伝ってくれている港湾の方に会話を向ける。


手が大きいなぁーと仕事初めの日に話をしたらあれ、手甲だって。


手袋外すみたいにシュポーンって外してくれたよ。


その下の手はスッベスベでとても綺麗で御座いました。


あのハンドクリームとかの手のモデルさん見たいに綺麗な手をしていましたです。


はい。


港湾「うむ、電子化されているとはいえ処理しなければいけない物は年々増えてきているな。」


南方「お茶がはいったぞ。」


そして、秘書官No.2の南方さん、こっちもオッパイだ。


人類の敵?そんなものは全てこの一言で片付く。




提督「おっぱい!」


読者様の心の声 「ぷるーーーん、ぷるーーーん!」


ワンモア セイ!


提督「おっぱい!」


読者様の心の声 「ぷるーーーん、ぷるーーーん!」


グッド。




しかし、色々気になることはある。


提督「そのさぁ、先日、俺の乗ってた船を沈めたじゃん?」ズズ


港湾「あぁ、あれか、実はなあれは船会社とそういう契約をしていてな。


   船の所有者の帝○グループが保険金を多額に掛けていてその保険金を受け取るために我々が一芝居うつのに協力したんだ。」


南方「うむ、提督以外の乗員はみな生命保険がたっぷり掛けられた多重債務者たちだ。気にする必要はない。」


うへぇ。


深海側の方たちより日本人の方がえげつねぇ。


絶望した!


金儲け主義の日本企業に絶望した!


なにそのリアル保険金殺人。


昼ドラも真っ青のドロドロっぷりじゃないですか。


港湾「提督、ところで今日のデイリー任務だが。」


提督「えーっと、敵鎮守府正面に偵察艦を派遣せよ、だっけ?」


この任務何気に胸が痛むのよねー。


いやね、この任務、派遣したら成功なのよ。


こっちの偵察艦の帰還の有無を問わずで。酷くない?使い捨てかよと・・・・。


で、行っていただくのはおなじみの駆逐イ級君。


イ級「イーーーーー!」キュイッ


人型とってないけどなんというか深海っていう悪役側もあいまって懐かしのあれを思い出すね。


ショッカーの総統みたいに演説やりたくなるわ。


手があったらねー、掛け声に合わせてあのポーズやってもらえるのになぁ。ハァ。


で、5日程いたわけだけどなんとなくこの駆逐イ級って犬みたいで懐いたら可愛いわけよ。


目がね、間近でみたらくりくりとして子犬みたいなのよね?


だから、1-1-1でのイ級チャレンジとかまじでやめて下さい。


3000Hitってあんたねぇ、オーバーキルすぎんだろ。


駆逐イ級「イ?」首カシゲ




・・・、よし、決めた!




提督「港湾秘書官!駆逐イ級を今日から特訓する!今日から1週間程デイリーはしない!特訓メニューはいかに素早く逃げるかを重点的にする!」


港湾「ほう、提督は駆逐艦が使い捨てになるのがお嫌か・・・。」


提督「あぁ、いくら補充が効くといってもそうそう使い捨てにしていいものでもないだろ。


    なればこそ特訓に特訓を重ね生存率を上げてやるのが提督として上司としての腕の見せ所だ!」グッ


駆逐イ級「イ?」


このつぶらな瞳は守ってやらねばならない子犬みたいなもんだ。うん!


こうして、砲撃の回避方法は南方棲姫との演習で、攻撃方法は港湾棲姫との演習でそして、単純な泳ぎこみを提督と一緒にした結果・・・。


提督「何か青色のオーラをまとってるね。」ヒィィ


駆逐イ級 「Uriiiiiiiiiiiiiーーーーー!」オォオオオォオオオォオ


なんというか亡者の怨念が貼りついたようなオーラを持った駆逐艦が爆誕した。


そして、敵鎮守府前の偵察任務にてのこの支部所属深海側の損害はゼロとなった。




???「きゃぁ!1-1-1で敵に負けるとか有り得ませんでしてよ!?」 中破!


???「なんなのじゃ、あの駆逐艦は!?」 小破!


???「深海側の新鋭艦は化け物なのかデース!?」 大破!




また、艦娘達を苦しめることに大活躍という結果だったようである。


港湾「流石、我等の提督。」ナデナデ


南方「この調子で腕をふるっていただきたいものよ・・・・。」フフフ


提督「おぅ!おいらは褒められたら伸びる子よ?!」ドヤァ


深海提督は留まることをしらない!ゆけ!進撃の深海提督!



深海の任務!



提督「今日のデイリー任務どないしよかね?」


港湾「ふむ。いつもの様に建造と開発から始めようか。」


あっ、皆様ごぶさたしております。


童貞改め深海提督です。


今日は深海の任務を少しばかり紹介します。


まずは建造です。これをしないと戦力は増やせません。


そして、着任して気付きました。


深海の皆さんめちゃくちゃどんぶり勘定です。


いやね?資材がテラ余りだからいいだろということでデータ取りしてません。


資材の詳細な在庫量が分かっていなかったので、着任後深海棲艦の全員でたな卸しです。


どこの小売業かと思いましたわ。


エイジスさんを呼びたい・・・・。


スーパーバイザー!(ヂュワ!)もうね、こんな感じでの棚卸しですよ。


そして、詳細な資材量が分かったところで建造です!


建造はなんと最低値1/1/1/1から出来ちゃいます!


しかし!恐ろしいことに建造で失敗が起こることもあります!


まじかよ!


因みに建造に失敗すると『 修復 』ってかかれたバケツが出てきます。


何に使うんだろね?


港湾ちゃん達曰く使い道がないから海中投棄しているとかで。


鋼材のリサイクルに回したいため最近はしていませんが。


ゴミの不法投棄ダメ!絶対!


征服した後に海が汚かったら嫌でしょ?と言ったらすんなり理解してもらえました。


そして、最低値を回すとなんと輸送ワ級君が豊作です!


もといそれ以外出ません!駆逐艦は最低All 10からの様ですね!


低燃費ピッピッピー♪


港湾「ワ級はあれば有るほどいい、よく沈められるからな・・・。」


提督「それってどうなのさ、兵站のキーマンが沈められ放題って・・・。」


兵站を疎かにする者は常に戦争で負けます!


これは過去の幾つもの戦争が物語っています。


という訳で本日も輸送ワ級を50隻程建造して打ち止め。


何気に毎週100隻以上沈められています。ひでぇ。


ガンダムのボール並だわこれ。(笑)


バケツは10個出来ましたが後日リサイクル予定。


提督「輸送艦がポコポコ沈められるって何か対策考えないとねー。」


港湾「うむぅ、管轄が違うからな。補給基地があるのは南西諸島海域だ。」


南方「我々の管轄の南方海域と管轄が違うから護衛艦船の派遣は色々煙たがられる。」


そういう協調性がないから圧倒的に勝っていておかしくない状況なのに負けが込んでいるんじゃなかろうかと思うけど・・・・。


口に出したら人生終わりそうだったので口に出すのを止めました!ハハッ


提督「何とか対処法を考えなきゃだねー。」ハァー


港湾「ふふ、その為に提督が居るのよ?」ニコ


南方「あぁ、しっかりと頼んだぞ!」ニコニコ


あれ?まる投げパターンっすか?


酷い!


ということで急募、補給艦を沈められないようにするにはどうするか!です!




ちょうどその頃、どこかの鎮守府では


どこかの提督「あれ?今週なんか遠征でのバケツ回収量が異常に少なくない?」


秘書艦「最近急に海上で見なくなったって遠征組みの娘達が言っているわ。」


どこかの提督「原因不明か・・・・。」ムゥ


秘書艦「節約するしかないわね。」ハァ


どこかの提督「そうだな・・・。」ハァ


意外な所でリサイクル活動が敵に地味なダメージを与えていた。



コロンブスの卵!



提督「はい、本日の会議の議題は前回の懸案事項、輸送ワ級が週で100隻以上沈められるのはどうしてかDEATH!」


港湾「うーん。私達の艦載機は一部を除いて対潜攻撃が出来ないから護衛空母の軽母ヌ級では対処出来ないのよねぇ。」フゥ


南方「正規空母は言わずもがな、かといって駆逐や軽巡での対処だと敵が空母や重巡等の編成で攻めてきたときに沈められてしまう。」ハァ


何か八方塞がりっぽい?


だいたい雷巡にしても敵は先制雷撃出来るのにこっちは撃てないっておかしない?


そんなん先に魚雷撃たれたらうちらの負けですやん。


こないだ大破して命からがら逃げてきたチ級ちゃんがあの仮面の下でめっさ悔し泣きしてました。


えっ?お前らは夜戦で艦載機の攻撃できるじゃねぇか?ヲフラとかが中破で艦載機飛ばせるじゃん?


こっちが有利なのはいいんだよ。ほっとけ。


あっ、そうそう、一応ね深海の娘達みんな顔のあれお面だからね?


あれ外したら美形そろいよ?


まじで。


転職してよかったとつくづく思いました。はい。


ガッツポーズしたよ?Yes!タカス!じゃないけど。


まぁ、いいや。で、どうするかだよねぇ。うちの娘達は対潜値が高くても敵さんみたいに先制爆雷撃出来ないしね。


不幸だわ・・・・。


港湾「とりあえず、これが先週の被害報告書だ・・・。」


ハイ、先週は全部で141隻沈められています。


・・・・、輸送ワ級撃沈数コンテストみたいなのでもあるのでしょうか?


まぁ、ね?建造とかで幾らでも作れるけどさ、凹むわ。


軽母ヌ級とか軽巡ホ級とかさぁ、タライとかバケツに突っ込んだミミックみたいな外見だけどあれ、艤装だからね?


あの娘達も中身ちゃんと人の顔と手足ありますからね?


あっ、軽母ヌ級ちゃんがグラマラスなわがままボディしてるのは君と僕だけの内緒だよ?


と、話が逸れた。


提督「350隻だして141隻が沈められていると。えーと損害率約40%。うーん。」


南方「随伴の娘達も沈められているから実際はそれ以上だな。」


提督「そうね。幾らなんでも酷いね。」


なんとかならんもんかねぇー。


護送船団を作るにしても航空勢力による対潜攻撃が期待できないとOR作戦とってもあんまり期待できないしねぇ。


対潜攻撃も出来る万能戦艦レの字を運用すると大赤字もいいとこみたいだしねー。


あの娘ね?大和型以上の大喰らいらしいのよ港湾ちゃん曰く。


だからついたあだ名が傾国戦艦。まじでか(笑)


お腹すいてると敵の艦娘を食べるんだって、物理的に。エグイね・・・。


にしてもくまった。


南方「仮に撃沈されなかったとしたら350隻全てが輸送任務を完了していたのか。」フム


んー?そういやぁ、そうだよなぁ。


小出しで出撃させても合計数量は350隻が輸送任務に当たっているわけだしねぇ。


一週間の間で。


提督「ティンと来た」


港湾 南方 「「?」」



提督が何をしたのか?そして何を決断したのか?



提督達が会議をした翌週、南西諸島海域では実に500隻の輸送船団が海を埋め尽くしていた。


※護衛の艦船もついてるので船団の総数はそれ以上です。



???「こ、この数はいっいったいなんなのね?」


???「ワォ!流石に魚雷が足りなくなってしまうわ!」


???「な、何が始まるっていうでち?」


???「アイン、ツバイ・・・、とてもじゃないけど数えきれないわ!?」


???「なんですか?!」



結果敵の通商破壊艦隊を圧倒し輸送任務を一度の出撃で終わらせることに成功した。


提督「被害はえーと、26隻かぁ。うん!劇的に減ったね!」


港湾「まさか海を輸送船で埋め尽くすとは・・・・。」フフフ


南方「さすが我等が提督、我等の及びのつかぬ奇策を考える。」ハハハ


提督「とりあえずの策だよ。根本対策をこれで時間稼ぎしている間に考えないとねー。」ドヤァ


提督「戦争は数なのだよ!港湾ちゃん!」ハハハ!


港湾「ふふふ。私達の提督なら心配ないと思っているわ?」ナデナデ


南方「あぁ、宜しくお願いするぞ?」ナデナデ


提督「おおぅ!まかされちゃうよ、おいら!」デヘヘ


こうして深海側は資源輸送を効率的(?)に行なうことに成功したのだった。



イカレタ仲間達!



深海の工廠は朝が早く、夜が遅い。


彼ら工廠小人は皆よく働く。



建造主任「いやぁ、おれっち達が仕事休んじまうと提督達の仕事が滞ってしまうだろ?だから一日たりとも休む訳にはいかねぇのさ。」ヘヘ


開発主任「やっと、やっと我々の支部にも提督が来たんだ。その期待に背くわけにもいかねぇだろ?


       あぁ。分かってる、あのお方を失望させる訳にはいかねぇぜ・・・。」フッ



とまぁ、皆様、深海の工廠はこの様な漢気あふれる職人さんで溢れております。


面接の時に見えた小人さん達は建造主任と開発主任やった訳やね。


あっ、妖精じゃないみたいです。陸の方では妖精とかいう可愛いものらしいですが深海は違います。


弾ける筋肉!フゥ!迸る汗!イェイ!むせ返る漢気!ヒヤッハァ!


どの小人もゴリマッチョです。


因みに建造主任はシュワちゃん似、開発主任はブルースウィリス似です。


濃いなぁ・・・・。


そして、もの凄く着任した日から気になっているものがあります。


ペタペタペタ。


ペタペタ。


ペタ。


ペンギンが我が物顔でうろついているのですが・・・。




提督「港湾ちゃん、あれ何?」


港湾「陸の連中が海中に不法投棄した廃棄物というのだそうだ。」




生ものを捨てるんかい!最低だな!海洋汚染かよ!許さん!


にしてもデケェな。2mくらいは有るのではないでしょうか?しかも20匹くらい居るし。


みんな鋼材とかドラム缶を担いでせわしなく作業しております。


安全第一とか書いたヘルメット被って、なぜかスクール水着です。誰得だ!?


そして皆さんお腹(?)のあたりに番号がプリントされています。


1号「提督、我々を拾ってくれた恩。しっかりと返ささせていただきたい。」嘴キラッ


義理人情に熱いのねー。



ガチャガチャガチャン!



提督「どうした!」


港湾「資材が崩れたようだな。」



めっちゃ冷静ですな。


てっ、2号が下敷きになってる!あっ、仲間から引きずり出されてら・・・。



2号「ふぅ、ヘルメットが無かったら死んでいたところだったぜ・・・。」



死んでいたところっていうか今ので死なないなら何をしたら死ぬのだろうか?


ぺったんこですがな・・・。


はて、背中からかなりの量で何かはみ出ていますが・・・、綿?かしら?


ギロッ


綿に何か顔みたいなのが付いてる。後リボンも・・・。



???「中の人など居ない、イイネ?」


提督「アッ、ハイ。」



俺は見た!ペンギンの中で蠢く無数の綿を!俺は綿の目を見たぞ!!


てっ、バッグドラフトネタなんて知ってる年代が少ないわ。


ということではい、ペンギンの中身は綿ということなんですね。



提督「あのさ、港湾ちゃん、得体の知れないもの雇用して大丈夫なの?」ボショボショ


港湾「?、面接と筆記試験は実施しているわよ?」ヒソヒソ


南方「そうね、後、主任をしているあそこの1号と11号は技能試験も優の判定よ。」



すげぇなペンギン。てか、あの手羽先でどうやって作業してんだよ(笑)


あれか?ドラえもんのマジックハンドみたいなものか?


手羽先の表面に無数の手が生えているとかか?


・・・・、ちょっと想像したらゾワッと来た。深く考えるのやめとこ。



建造主任「今日は提督がわざわざ俺たちの工廠に足をお運び下さってるんだ!今日は気合を入れて建造すっぞ!」オォォオー!



いつもレシピを渡してあんまり現場に長居してなかったからみんな気合はいってるね。。


海パンの小人さん達が小躍りしてるし。


そういう趣味無いからウホッになんないんだよねぇ。ハァ・・。


同じ見るなら港湾ちゃんのマイクロビキニがいいなぁ。南方お嬢は既に水着みたいなもんだしねぇ。ハスン。


まぁ、それはとりあえず置いておいて、さぁ、今日は何が出来るかな?


40000/60000/60000/30000とちょっと景気よく突っ込んで見ましたよ!


♪デッキルカナ デッキルカナ ハテハテ ホーホー


という皆さんの期待を集めているところで次回です!



超弩級戦艦




アッーーーーーーーーーーーー!!




もういちど。 




アッーーーーーーーーーーー!!




???「あんたが提督かい。まぁ、しけた面してんなぁ。」


港湾 南方  ムッ。


提督「この尻尾って独立意思あるの?さっきから私を齧ってるんですが?」イタイ!



ガジガジガジ。



はい、冒頭のアっーーーーー!は私の叫び声です。


決して御尻に何かされたわけでは有りません。いいね?


はい、皆様お気づきかと思いますが前回の建造で出てきたのはエリートレ級さんです!


略してエリレさん。


工廠の皆さん頑張った!


エリレ「とりあえず仕事くれよ、なんでもするからさ。」ナーナー



提督「ん?今、何でもするって?」ギラ



ゴゴゴゴゴ



エリレは戦慄した。


目の前に居るのはただの人間だったはず。


建造されたばかりの自分でも分かる、こいつは本気(ガチ)でやばい奴だと。


その相手から出るオーラは深海棲艦の誰よりも黒く闇を従えていた・・・・。


・・・・、動いたら殺られる。それも塵ひとつ残さずに。


彼女のゴーストはそう彼女に語りかけていた。



ガバッ!



エリレは動いた!恥も外聞もなく土下座をする為に!



エリレ「なま言ってすみませんしたーーーー!」ズザー


提督「じゃぁ、揉ませろ。」ズギュ


エリレ「へッ?」


提督「揉ませろよ、なぁ、胸もませろよぉ。お前巨乳なんだろう?なぁ、揉ませろっていてんだよぉ。」ズズズズズ



まるで落ち武者狩りの頭目の様に語りかけてきやがると思ったがその気迫に押され為されるままになるレ級だった。




10分後




エリレ「もう、好きにして・・・。」グスン


提督「はぁー・・・、堪能致しました。やる気のある部下の気持ちにこたえるのも上司の務めです。


    レの字!お前さんに任務を与えよう!サーモン海域でこちらにおわす南方ちゃんに仕事を教えてもらってきなさい。


    サーモン海域にはお前さんの姉達が一生懸命働いているから共に頑張りなさいね!」ツヤツヤ


南方「くっくっく。私の指導は厳しいわよ?」



提督は南方海域の要に彼女を配置するという判断を下したのだった。



その結果、南方海域サーモン海域最深部では編成が変わり潜水艦マス以外では全てにおいてレ級が出現。


場合によってはレ級が2隻と凶悪度が微増したのだった。




提督「エリレちゃん仕事頑張ってるみたいねー。」


港湾「うむ、大和型が最近出撃してくることが多いそうだ。写真付きの報告書を送ってきてくれているぞ。」



写真  水着大和 大破



提督「ふむ。これは現場に向かい彼女達をねぎらわなければならないようだな。」


港湾「ほう、現場で直接指揮をとるか・・・。」


提督「あぁ、ビデオカメラと双眼鏡を持参しなくてはな。」フフフ


港湾「ふふふ。実に楽しみだ・・・・。」


こうして、提督達はサーモン海域へ出撃をしたのだった。


そして、提督は敵の水着姿を堪能していたところ、嫉妬した港湾によって撃沈させられたのだった。


南無(笑)


港湾「その提督は私達の水着に興味あるのか?」


提督「男として生まれて来て美人の水着に目を魅かれない男なんざホモかゲイぐらいだろ。」


提督「ブッダやキリストだってゴイスーな美人が迫ってきたらやっちゃうに決まってんでしょ?」


提督「実際ブッダには子供がいたしー。」


港湾「ふむぅ。そうかぁ。実は今度、我々の深海棲艦の一同でバカンスを交代で取ろうと言う話があってだなぁ。」


提督「水着!水着!水着!」


港湾「さてねぇ。」ウフフフ


こうして、提督達は知らず知らずのうちに艦娘達との決戦に巻き込まれるのであった!



 バカンス オブ 第二次マンダレー



※2016夏イベをベースにコメディ仕立て。なのでマレーではなくマンダレーとなっています。御理解の程よろしくお願いいたします。



あっ、ども、今日は深海第三支部の皆でバカンスにマンダレー海にやって来ています。


後、前回撃沈させられたときの爆発の衝撃で髪型がアフロになってしまいました。


ですので深海提督改めアフロ提督です!


・・・、次回までには髪形は元に戻ってますよね?ねぇ?!


ねぇ!?作者さん!?




港湾夏「今回は姫級の皆がそれぞれの担当海域から有給を順番にとって集まっていているわ。」


アフロ「面子としてどんな娘が来るの?後、名前に夏?がはいってるんだけど?」


南方夏「これはバカンスや長期休暇の時にそれと分かるように最近取り入れたの。」


南方夏「同じ艦種が複数いるから区別をつけやすくするためね。」


アフロ「あー、休日出勤とかはいやだもんねー。」




アフロの視線が港湾を上から下、下から上へと舐めるように移動する。


ワンピースに麦わら帽か・・・、夏のお嬢さんって感じで最高だな。


♪夏のお嬢さんーってこの歌が分かる人は年齢ばれますよ?知らない振りしてくださいね?


にしても、これはこれで色気が・・・。 あっ、ティッシュどこですかね、陽気に当てられて鼻血が・・・。


そして、クーラーボックスにビーチパラソルかぁ・・・。




アフロ「前から何気に気になってたんだけどそういう小物類って何処で買ってるのさ?」ハテ?


港湾「あぁ。これはね、アイテム屋って言うピンク髪の可愛い娘が経営している所から購入しているのよ?


    そこにはいつも私達の所の余りの燃料や鋼材、ボーキといったものを納品しているの。


    今回バカンスに行くって言ったら色々と必要アイテムを選んでくれたわ。」ウフフ




なるほどねぇ、マッコイ爺さんみたいな武器商人かぁ。


深海棲艦と取引する日本企業とかも居るみたいだし敵とか味方とかって何?って気にしたら負けなんだろうね。


南方夏戦棲姫さん、なんか夏祭りにでも突っ込んでいく感じの名前だな。


サウスサマーウォーズクイーン・・・、映画のタイトルみたい(笑)


サマーチェアに寛いでいる様は確かにクイーン、いや姫だからプリンセス?


そんな雰囲気じゃねぇよなぁ、鞭持って蝋燭持ってシパーンみたいな女王だよなあれ。


ボンデージ気味なブラジル水着だしさぁ・・・・。(装甲薄いもんねぇ。)


イベント時とかこそっとワンパンかまして来る制空の女王だよねぇ。まぁ、空母棲姫には負けるけど。


とっ、メタなお話は読者様に怒られますね。


オイルを塗るのに目隠ししてやらされている所為で色々考えてしまったではないか。




集積「おぉい。リゾート用のキャンプ地の設営おわったぞ。」手フリフリ




あちらは出張でわざわざキャンプ地の設営に来て下さった補給基地設営のスペシャリスト集積地棲姫さんです。


なお、彼女は勤務中の模様。


春に補給基地の一つをクレーターにされたのでその再建の為にバカンスなしだそうです。


・・・・、クレーターってなんだよ(笑)。


あれかツアリーボンバーでも使ったのか?


艦娘の攻撃力パナイ(笑)


なんかね、春は花見に行こうということで集積地ちゃんの所で会議してたところを色々やられたって。


集積地ちゃんはそのときに眼鏡のコマンドーにコテンパンにされた所為でちょっと艦娘に対する憎しみが凄いそうです。


シュワちゃんでもいたのか(笑)あと、艦娘って化け物なのかね?




港湾夏「提督、潜水夏姫からの連絡で艦娘どもが我々のバカンスを邪魔しに来ているそうだ。すまないが指揮をとっていただきたい。」


アフロ「まかされた。」モコモコ




なんか、会話している間に太陽で熱せられた所為かアフロが3割増しになってる。


というか、バカンスを邪魔しに来るとは無粋な奴らめ・・・。


新兵器、深海機雷( 水着Z3の中破絵参照してね! )でも使ってくれようか・・。


帰り討ちにしてくれん!では、次回



潜水夏姫 ボンタン沖海戦!



海上は暑い中、バカンスの邪魔をしに来る艦娘の皆様!ご苦労さまですだこのヤロー!


あっ、そうそう、深海棲艦の姫、鬼級の秘密を皆さんにこそっと教えておいてあげるね?


あの娘達、頭に角ついてるじゃん?


あれ、取り外し可能なアンテナ(電探機能含む)だって。角が2本ある娘なんかは地球の裏側でも送受信できるって。


何気に凄いよね。




アフロ「潜水夏姫ちゃん?」(角を港湾夏姫から借りています)


潜水夏「聞こえているわ。」


アフロ「適当な所で 『 ウワァー、ヤラレター(棒読み) 』で離脱していいから。バカンスを邪魔しに来る連中は無視していいから。」(無線)


潜水夏「いいのか?」(無線)


アフロ「お宅が持ってきているクーラーボックスの中身が重要なの!(君の身が心配だ。)」(無線)


港湾夏「提督、自分に正直なのはいいことだと思うわ。」




あれ?本音出てた?まっ、いっか・・・・。




アフロ「そして、もうひとつこっそり使うは新兵器触手型機雷です!」


南方夏 港湾夏 集積地 パチパチパチ


アフロ「なんでも磁気反応型機雷だそうで近くに通りかかった艦娘に・・・。」ウンタラカンタラ


港湾夏「提督、漢字が説明書と違うわ。」




アフロはもう一度説明書に目を通した。


児気反応・・・。えっ!?憲兵さん事案!?


※公式絵師様のツイッターでこの誤変換(?)なので仕方ないよね!




アフロ「つおい!いいのかよ!このロ○コ○機雷!」



ニョロ ニョロ♪



集積「駆逐艦や軽巡等の艦種には非常に有効ではないのか?」




あー、めっちゃ眼鏡が効率重視なこと言ってるよ。




集積「何々?近くを通りかかった対象に触手で巻き付き敵の動きを止めたのち触手からの毒で敵の動きを完全に停止させます。」


港湾夏「ほう、素晴しい。触手から出る毒は快楽物質とはね・・・。随分と人道的ね。」




えー、えー、えー。


そんな薄い本が熱くなるようなのはあかんでしょー。




南方夏「ありだな・・・。」




みんなノリノリかよ!




アフロ「味方に反応しないのかよ!」


港湾夏「するとでも?」




周囲を見回しましたが、うん、深海側ってよく考えればロリーっぽいのって微妙だよねぇ。


来てないけど、防空棲姫とかあれ名前詐欺だもんね。お前の様な駆逐艦がいるか。


・・・・、もういい!こんな所にいられるか!自分の部屋に帰らせて貰う!


てっ、山荘殺人事件で次によく殺されるフラグ立ててる場合じゃなかった。




港湾夏「でも、それを使わなかったら仲間が来るのが遅れてしまうわ・・・。」


アフロ「仲間とな?」


南方夏「戦艦夏姫と重巡夏姫よ?」




写真ピラッ


GooD 美尻!




アフロ「考えて見れば私そういう趣味無いからがんがん使って問題ないわ。倫理観なんかぽーいで。」




ふはははは!


いいかね諸君!艦娘共が水着を着て浮かれているのが悪いのだ!


触手が水着を引っぺがそうが水着の中に潜り込んでナニをしようと我々は一切関知しない!


ジュネーブ条約なんぞグヘヘの前にはポーイだ!


4K撮影装置の準備はバッチリだぜ!いくぜ!深海第三支部抜錨!




 潜水夏姫 ボンタン沖海戦 その2




ゴポ、ゴポ。   ゴポ。


アフロ「ガボゴボガボ。(潜水ソ級の装備をお借りして水中から今回はお送りしております。)」


夕立「何か変なものが巻きついてきたっぽい!」



アフロ ●REC



皆様から期待を戴いておりますが色々引っ掛かってしまうためそういう部分はカットでございます。


どんな感じになっているという話なら葛飾北斎大先生の『 蛸と海女 』みたいな感じと申し上げさせていただきます。



ベル「こいつは困ったな。」



あっ、何かスゲー冷静なお子ちゃまが居ますよ?


行けぇい!深海機雷ども!



ベル「流石にこいつは恥ずかしいかな・・・。」



すっごいことになっているにもかかわらず、くそ冷静やな、あの娘。


※因みにエフェクト的には魚雷だ!実際にはゲーム上では出て来てないから仕方無いね!


 その内に実装されるかもね!中破絵が楽しみだね!



龍驤「うちは軽空母やで!?」



ニョロニョロン♪



龍驤「いやぁーーーー!」  大破!


阿武隈「ちょっと、あたし軽巡なんですけど!?」



ニュルニュルリ。



阿武隈「ひゃん!あぁぁん!」大破!


アフロ「ゴポゴポゴポガポガポ!(圧倒的ではないか我が軍は!)」


五十鈴「五十鈴にはお見通しよ!」ポイッ!



ボーン!



ドーーーン!



アフロ「ガボガボガオボオオオ!(ギャァーーーーーー!)」



一部の駆逐艦、軽巡、軽空母には非常に効果的であった。


がっ、しかし、機雷の反応条件がそういうものの大きさ等での複合条件であったため反応しない駆逐艦や軽空母が多く初戦は敗退という結果になった。


また、急造であった為か反応した機雷の多くが不発に終わり艦娘の行動を一時的に不能にしただけのようであったことも付け加えておきたい。



テンパ「まぁー、ゆーてもバカンスを楽しむのが主目的やし?


     敵さんに大破、中破で修理に資材を使わさせたっていう部分で戦術的勝利なんでない?」ボロボロ(負け惜しみ)


港湾夏「敵がこの海域から去ればいいのだけれど。連中はまだ進撃してきているようね。」チュー



めっちゃバカンスで寛いでますな。あれ?提督の私が身体張って仕事してるのにお嬢達、寛いでる?何か飲み物飲んで楽しそう・・・。


考えるだけ負けか・・・。



テンパ「あー、じゃぁ、次の所で適当に戦ってヤラレター(棒読み)でお帰りいただきますか。」ハァッ


南方夏「そうね。それがいいわね。」プハァ


港湾夏「潜水夏姫からそろそろ到着すると連絡があったわ。」



5分後  潜水夏姫 「ウッフッフ マタ モグルノカ  アノ ミナゾコニ(棒読み)」ヤレヤレ



潜水夏姫「提督・・・。これはどうしようか・・・。」


到着した潜水夏姫は提督にクーラーボックスの中身を見せながら相談をしてきた。



テンパ「敵の艦娘なんか拾ってるから攻撃されてたのよ!んもう!貴方達、クーラーボックスごと捨ててきなさい。


     あたい、もう怒っちゃうわよ!?」プンスカ



潜水夏姫が持ってきたクーラーボックスにはアフロが待ち望んでいたDrペッパーではなくぐったりした様子の敵の潜水艦娘が入っていたのだった。


そして、この潜水艦娘をクーラーボックスごと廃棄した結果ボンタン沖には暫く艦娘達は現れなかったという。



尚、テンパにより撮影されていた深海機雷との戦闘シーンはその後、一部の闇ルートの通販で販売されたそうである。


その結果、深海側の資金が大いに潤ったとか潤おわなかったとか。


また、購入者の職業欄に提督が一番多かったのも別の話である。


※他の購入者は偽名による購入でAutumn Cloud とか 眼鏡の任務娘とかだったそうである。



ソラマメ沖海戦!



テンパ「いやー、なかなか帰ってくれませんね。」


双眼鏡で海を眺めています。


皆様こんにちは、未だにバカンスが出来ない提督でございます。


前回の爆雷の所為でアフロからテンパに進化いたしました。


おめでとう、アフロはテンパに進化した。


敵さんはうちらのバカンスを阻止するために基地の設営までやっているようです。


どんだけー。




提督「てかさ、思ったんだけどさ。敵も水着を着てきてるわけじゃん?もしかして敵さんもバカンスに来てるんでね?」


港湾夏「!?」


潜水夏「その考えは無かったわ。」


南方夏「そう言われるとそういう風に思えなくも無いわね。」


提督「それじゃさ、とりあえずさバカンス期間中はお互い休戦しないみたいなこと伝えられないもんかね。


    ほら、昔、WW2中もクリスマス休戦とかあったわけだし。」


港湾夏「・・・、ちょっと敵基地にビラを乗せた艦載機で空襲に行って来るわ・・・。」


集積地「イラストはまかされた。」グッ!


提督「ナイスアイディア。で、まだこっちに向かってる途中なのは?」


提督(イラストは任せろって・・・・。引きこもりなだけに部屋で薄い本とか作ってんのかね集積ちゃんは?)


南方夏「戦艦夏姫よ。駆逐艦の娘達の引率でこちらに来ているわ・・・。」


えっ。今気付いたけど駆逐艦の娘!?って!?


イ級とかに性別あったの?


てか、えっ?娘?


・・・・、何も聞いていなかったことにしよう。


どこが何で何があれで・・・・、いや、考えるな、考えたら負けだ。


一方その頃




戦艦夏「・・・・、海上で迷ってしまったわ・・・。」


イ級「イ?」


戦艦夏「そうね、適当な相手に現在地を聞くのも良いと思うけど、あなたは如何思う?」


戦艦棲姫の後ろのボディーガード(兼艤装)


「御心のままに・・・。」


戦艦夏「とりあえず、港湾ちゃん達に連絡とって迎えに来て貰いましょう。それまで、この辺りで泳いで遊んでいましょう!


     ビーチバレー用のボールも持ってきているしね!」


イ級 ロ級「イー!」「ロー!」


戦艦夏「そーれ!」ポーン!


イ級「イ!」


キャッ キャッ。




その頃敵の艦娘達は夏の焼け付く暑さの中、極限までに熱せられたドラム缶を担ぎ浜辺に物資を積み上げていたところだった。



川内「あーーー。もう腰が痛いーーーー。ドラム缶一体何kg有ると思ってんのさー。」


※ホムセンとかで販売されているドラム缶は缶そのものの重量が凡そ30kg程。


 物資を満載させていることなども考えるとその重量は100kgは行くのではと思われます。


千歳(水母)「でも、もう少しで海の家設営の為の資材が運び終わるわ!」


と、敵の艦娘も着々とバカンス準備をしていたようであった。



入渠の話なおまけ話し




建造事情については先に触れましたが修理について触れていませんでしたので今回は深海の修理事情を少し。


コメント等でどうなのさー?的な話も戴いていましたので。おまけの形で。コメントを下さった方、だいぶ遅れましたが今回のおまけで掲載となります。


コメントありがとうございました。



提督「はぁーーーー。いやぁ、温泉あるとはねぇ。いやぁ、いい気持ちですわ。」ンヘェー


開発(主)「だろう?生き返るだろう?」




いやぁ、深海棲艦っていうくらいだから深海の薄暗い所に拠点があるのかと思っていたらそうでもないようですね。


とりあえず第三支部は陸上に拠点があります。


まぁ、港湾ちゃん陸上型だもんね。考えて見れば。



提督「そういえばさー。うちの娘達の修理があんなに簡単なものとは思って無かったよ。」


開発(主)「あぁ、修理に関しちゃ俺達の出番は殆ど無いな。ただ、有る一点を除いてだが。」




皆さんも不思議に思うでしょうけれど大破までの深海の娘達はなんと驚きなことに御飯を食べて服を着替えれば怪我が治ります。


うん。みんなの言いたいことよく分かる。


顔をとりかえたら復活するあの国民的ヒーローか!ですよねー。


チートだわ。


その為、入渠なんて概念がありません。温泉があるのはあくまで工廠小人及びペンギン‘sの福利厚生の一環です。


修理費用についてですがヲフラ改の大破時で燃料1鋼材1の低燃費です。


レの字ですら燃料20鋼材10。


建造が莫迦高いコストの割りに修理は低燃費。そりゃ海を埋め尽くさんばかりに出現しますわな。




提督「ところで開発主任よ。どうして露天風呂なのに壁がこんなに高いんだい?」ホシミエナイ




そう、気になっていたんだけど露天風呂なんだけど周囲の壁が恐ろしく高いの、無駄に。


女湯ってならまぁわかるけど男湯だよ、ここ?




開発(主)「・・・・、覗き防止とつまみ食い(物理)防止の為だ。」




??????????




提督「意味分からん。覗かれるの?まじで?いや、どこの貞操観念逆転世界だよ。おおぃ。」


開発(主)「修理を行なった娘達は性よ・・・・。」




開発主任が言葉を紡ごうとしたそのとき絹を裂くような小人(男性)の美声が第三支部にこだました。


イヤァアアアアッァアアァァァーーーーーーーーーーー!




提督「えぇ!?ちょっ!?叫び声!?」


開発(主)「提督!逃げろ!奴等が来る!このままここに居ると干からびるまで吸い尽くされるぞ!(物理的)」




吸い尽くされる(物理的)!? (意味深) じゃなくて!?


この困惑が提督の行動を一瞬遅らせた。


そして、時は既に遅かった・・・・・。




重巡リ級「提督・・・・。覚悟してください・・・。」ジュルリ


提督「えっ!?僕ちゃん、チェリーだよ!?」(設定前書き宜しければご確認下さい)




イヤァアアアアアアアァァッァアアアアアアアーーーーーーーー!!




第三支部に提督の悲鳴がこだましたのだった・・・・。


港湾「夜の読書タイムにいいBGMね。」アラアラ


南方「命に別状なければ問題ないでしょう。きっと。」ウフフフ


深海棲艦達の修理は物理的な闇を孕んでいる様である・・・・・・・。



ソラマメ沖海戦 その2



戦艦夏姫「何度でも!(ゼェイ!)沈めて(ウルアァ!)アゲル!(ダッシャオラー)」


集積「 第一ゲーム ウィナー戦艦夏姫! 休憩の後、コートチェンジをお願がい致します。」




あっ、どもども。実況担当深海提督です。


えっとですね、艦娘どもの所に港湾ちゃんがビラまきにいった結果。


ビーチバレー対決でバカンス為の浜辺の取り合いに決着をつけようということに為りました。


まぁ、こっちは負けても別場所に再度設営すればいいんですけどね?


ほらあれよ。港湾ちゃんもワンピのしたは水着な訳よ兄弟。


あとは分かるな?



艦娘提督「お尻ぷりーーーーん ぷりーーーーーーーん!」ヒャッホウ!



おk。


ということでビーチバレーな訳よ。


艦娘側も当然水着着用者のみが参加できるわけで。




艦娘提督「いやぁ、深海側もバカンスに来ていたとは・・・。胸熱ですね。」ワクテカ


深海提督「んふふふふ。季節は夏だがおいらの心には春がキタコレ!」




ねー、皆さんも分かるでしょ?男なら。


あっ、そうそう同じくバカンスに来ていた陸上側の艦娘提督さんと実況をお送りさせていただきます。


と、やべマジメに実況しなければ・・・。


ちなみに審判は深海から主審、副審2人が艦娘となっております。




集積「戦艦夏姫艤装、ネットタッチ! サーブ権移動!」




審判は集積メガネがお送りしております。




集積「戦艦榛名!オッパイネットタッチ!アウト!」


艦娘提督「いやぁ、揺れる何とかですね。GooD!」グヘヘ


深海提督「神はここに居た!」フヘヘ




二人は固い握手を交わす。




集積「タイム!戦艦夏姫さん!水着を直して下さい。」




ポロリもあるし最高!




艦娘提督「いやぁ、深海側はいいですなぁ。」シミジミ


深海提督「うむぅ?」


艦娘提督「うちの娘達の水着はどんなことがあってもポロリはないんですよ。」ハァ


艦娘提督「レ級に挨拶にいって中破しても絶対に最後の一線は死守するんですよねぇ。」グヌヌ


深海提督「なえますな。」ハフン


艦娘提督「分かりますか!この気持ち!」キラキラ


深海提督「分からいでか。男なら見えない物を見ようとする、否!見えないからこそ興奮する!そのギリギリにパラダイスを求めて何が悪い!」クワッ!


深海提督「我が同志にはこれを進呈しよう。」スッ




つ 迫る触手! 深海機雷、淫獄の魔の手! 艦娘触手に堕つ。(前々回の映像パッケ版)




艦娘提督「!!!!しっ、師匠とお呼びして宜しいですか!?」


深海提督「よきに計らうがよい・・・。」フフフフフ




と、実況そっちのけで提督二人が猥談に盛り上がっていたうちに艦娘側の勝利によってこのビーチバレー対決は終了してしまったのだった・・・・。


尚 ビーチバレー対決の様子もしっかりと録画され後日意味深なタイトルをつけられて販売されたことは此処だけの話である。


また、そのタイトルの為に憲兵により所持していた提督達が一時的に拘束、取調べを受けたというのも同じく別の話である。




深海提督「というか、集積さん!まじめに審判してんじゃないよ!あれよ!?うちが主審だしてんだからホームタウンディシジョンでしょも!」


港湾夏「ごめんなさいね提督、この娘はマジメな所がとりえなの。」マアマア


深海提督「そんなんだから艦娘どもに裏を欠かれて島に上陸されるんでしょも!私達は人類の敵よ!卑怯でなんぼでしょも!」プンスカ


集積「ひぃ!ごっごめんなさい!」




あっ、なんか涙目になってる。


てか、港湾ちゃん達の目が捕食者のそれになってるこれ以上怒ったら自分の命が危なげだわ。




提督「じゃ、反省したら次の基地を設営に行こうか。」


集積地「はい!」




こうして提督は命の危機を回避したのだった!


尚、ビーチバレーの記録映像なのだが


深海提督「いやぁ、今回も稼がせていただきましたな。」


夏の艦娘大戦! 揺れる! 震える! ポロリも有るよ。


港湾「ちょろいものねぇ、陸上の提督達って・・・。」ヤレヤレ


深海提督「これ使えば深海側に寝返らせることも可能なんでね?」


港湾「一考の価値有りね・・・。」


と、前回に同じく深海側の新たな資金源となっていたようである。



マンダレー沖海戦



提督「はい。前回誰かさんの所為で負けてしまったためリゾートの再設営です。」チキショウメェ!


港湾夏「まぁ、負けた原因が設営しなおしているのだから許してあげましょう?」


提督「というかね。敵のやつらこっちにまだ侵攻してきている訳よ。許せん!という訳で此方も本気で行きます!」ウラー!


南方「あら、頼もしいわね。」


提督「戦艦夏姫姉妹!カマン!」


戦艦夏(姉)「本気でやっていいのね?」


戦艦夏(妹)「うふふ。楽しみだわ・・・・。」


提督「おう!敵さんをこのリゾートに近づかせないよう頑張ってくれ!」



こうして地獄の蓋は開けられたのだった・・・・。



『 艦娘提督側の視点での戦い 』(エアーマンが倒せないのテーマでお楽しみ下さい。)



艦娘提督「くそう!何で丙の道中に尻が2人も立ちはだかっているんだよ!」



♪気がついたら 同じ面ばかりプレイ そして いつも 同じ場所で撤退



艦娘提督「はぁ!?連撃とかまじで!?」



♪あきらめずに 尻ダイソンに挑戦するけど すぐに撤退するよ



艦娘提督「・・・・、全員帰投してくれ・・・。」



♪司令部施設があれば 楽に港湾夏姫まで行けるけれど 



艦娘提督「はぁ!?ちょ!集中攻撃やめれ!」



♪何回やっても 何回やっても 尻ダイソンを抜けれないよ 



艦娘提督「資源が溶けていく・・・・。」



♪あの攻撃 何回やっても避けられない 護衛退避を試してみても 残りの娘が大破になる



※作者は大淀未所持の為問答無用で『 お帰りはあちら! 』状態でした(泣)



艦娘提督「ファッ!?大破してんのになにワンパンかましてきてんねん!?」



♪基地航空隊を集中したけど Missを連発、意味がない!



艦娘提督「基地航空隊何してんだよ!仕事しろ!」



♪だから次は絶対勝つ為に 僕はダメコンだけは最後までとっておく




提督「だっしゃおらー!流石戦艦姉妹!順調に敵を跳ね返し続けていますな。」


港湾夏「そうね。私達の所にまで辿りつける状態があまりないようね。」


提督「そもそもの勝利条件がこっち有利だからねー。


   向こうはこっちの殲滅が条件だけど、こっちは敵の艦隊にボス前までで大破を2人出せば勝ちだからね!」


戦艦夏「ふふ。楽勝というものね・・・・。」


南方夏「そうね。後ろのSP(艤装)が総受だから貴方自身は痛くないわけだし。」


提督「駆逐、軽巡を狙い撃ちすればこっちはかつる!」


港湾夏「敵の基地航空隊への空襲も上手くいってるし、資源も順調に削れているわ。」


集積地「春のリベンジが上手くいっているのは感慨深いな。」


提督「あー、クレーターにされたんだっけ?」


集積地「あぁ、あの問答無用の空襲の酷さは忘れようとしても忘れられない。」


集積地「集めた資源がなすすべもなく燃えていく。あれは、様々な思いが去来するものだったよ・・・。」




提督の作戦は実に的確だった。


道中の防空マスを含めすべてのマスで駆逐、軽巡といった装甲の薄い艦娘を徹底して攻撃。


戦艦夏姫の所までにたどり着けたとしても彼女達が狙うのは旗艦。


その結果、旗艦を庇う艦娘達の頻発。


護衛退避や中破の娘達が多い状態での港湾夏姫戦にS勝利は当然難しく艦娘提督達を大いに苦しめた。


だが、そのピンポイントでの凶悪さがついに奴を呼び覚ましてしまう。


そう、艦娘提督達には甲勲章持ちの奴等が残っていたのだ・・・・・。



マンダレー海戦 その2!



艦娘提督「ちくしょう!やつらどれだけ戦力を集中させてやがるんだ!」


艦娘提督「レベル1の集まりの癖に!」


元帥「・・・、どうやら君は疲れてしまっているようだな・・・。」


艦娘提督「そのお声は!?」


艦娘提督「そんなばかな!閣下がこの様な所にいらっしゃるなんて!?」


元帥「大本営は早期の攻略を望んでいる。で、あれば我らの出番であろうよ・・・。」


艦娘提督「・・・、深海の連中は塵も残らないだろうな・・・。」



♪The Imperial March



元帥「諸君!出撃準備は出来ているか!」 デーンデーンデンデーン


艦娘一同「Sir Yes Sir !」×12


元帥「全員応急修理女神は補強増設に搭載済みだな?」 テレッテレッテーン


艦娘一同「Sir Yes Sir !」×12


元帥「では、出撃!諸君暁の水平線に勝利を刻むのは我らだ!」 デッテレテッテテーン


元帥「深海の塵芥どもは海の藻屑になるのが相応しい・・・・。」テーンテテテーン


元帥「各員の奮戦に期待する。以上!」 デンレテレテーン




読者の皆様はもうお気づきだろう。


そう、深海提督の行き過ぎた駆逐艦スナイプは艦娘提督達の中でも超上級元帥位


『 米帝 』


の召還を大本営に決断させてしまう事態となったのだった。


米帝とは自己の艦娘に最大改修をした最高ランク装備を惜しみなく積み。


出撃させる娘達には全員に補強増設の上、応急女神を載せる。


そして、アラブの商人や鉄鋼の人達と仲が良く、資源不足等は文字通り『 実弾 』で解決する。


彼らに敗北、撤退という文字はない。


『 前進 』しかないのだ。


米帝の鎮守府所属艦娘達へのオーダーは『 見敵必殺 』。


これしか無い。





その頃深海側は


提督「今日も今日とて」


港湾夏「バカンス三昧。」


???「地中海辺りの陽気な気候にはまけますがインド洋の気候も悪くありませんねー。」


港湾夏「ふむ。第三支部ごと移動するか?」


戦艦夏(姉)「悪くない選択ね。」


南方夏「地中海風パエリア出来たわよー。」


???「グラッツェ!」


提督「ところでさぁ、このお姉さん自然になじんでるけど誰?」


戦艦夏(妹)「海上で迷子になっていたとかで保護した。」


提督「あー、優しいのねー。っておい!君達ね?危機管理能力どうなのよ!?」


提督「普通に敵じゃん!敵の艦娘じゃん!?捕虜ならまだしも保護って!お巡りさんか!」


提督「おさわりまーん!こっちでーす!ってつっこみが足らんわ!」


提督「でっ、このねーちゃんの名前は?」モウエエワ


???「Buon Giornov!地中海生まれの航空母艦Aquilaです。活躍する…はずですー♪ 楽しみにしてて!」


提督「活躍するな!てか、やっぱり敵じゃねぇかよ!役満だよ!」


港湾夏「まぁ落ち着いて提督。」ドウドウ


提督「馬じゃねぇよ!もうこんな所に居られるか!自分の部屋に帰る!」




テクテクテク




提督「部屋ねぇの今更気付いたわ。」


南方夏「おめの部屋ねぇから!」ゲラゲラ




割と腹立つなぁ。


ですが!できる管理職はここで怒ってはいけません!目指せホワイト深海鎮守府!


女性だらけの職場ではおつぼ(げふん)リーダーをキチンと自分の派閥に取り入れなければだめですね。


そうしないと仕事がハブられて大変なことになります。はい。


そうこうしていた時に緊急無線が入る。




港湾夏「むぅ!?戦艦姉妹の防衛ラインを抜けてきた敵が居ると!?」


集積「出番ですか・・・・。」ヤレヤレ


提督「大破している奴いたら優先的に狙ってね~。」イッテラー。




そしてものの数分で彼女らはボロボロになって帰ってきた。




提督「どうした皆!」


港湾夏「やつらは応急女神を積んでいたわ。轟沈した端から全回服なんて・・・。」ウゥゥ


集積「汚い!流石艦娘汚い!」クソッ!




そう大破した艦娘を沈めればトラップカードの発動の如く全回復して戻ってくるのだ。


あたかも魔王に挑む勇者パーティが大量の回復薬やMP回復アイテムを所持マックスまで持ち込み魔王が勝つのは無理ゲーな某RPGの如く。


そして、提督は決断を下す。




提督「無能と罵られ様が構わない・・・。我々はバカンスを切り上げ第三支部へ撤退する!


   なあに、仲間が居れば艦娘共にいつか勝てるさ。まだまだ終わらんよ!深海棲艦は不滅なり!」


港湾夏「提督・・・・。」ウルウル


南方夏「・・・・。」ウルッ



提督は退却の決断を下したのだった。


こうしてマンダレー沖海戦は艦娘側の一方的勝利にて終了した。


一方その頃マッカラ海峡沖




重巡夏「まったく道に迷うとは・・・、お姫様は箱入りなのねぇ。」ヤレヤレ


スパ子「送っていただき有難うございました。スエズを抜けた先がよく分からなくて。」


重巡夏「いーよ、いーよ。アデンの辺りは海賊多いからね?気をつけなよ?」ネー


重巡夏「じゃ!頑張れよー!」手フリフリ


スパ子「お元気でー!」




迷子の艦娘の引率をしていた重巡夏姫がその別れの僅か10分後に血祭りにあげられていた。




重巡夏「おち担当かよ!ウヴェァァァッ!(作者が)ニクラシヤァァァ…!」



ドーン!



こうして深海棲艦達の束の間のバカンスは終わりを迎えたのであった。


尚、撤収準備中にも港湾夏姫、集積地達提督一行はボコられたというのはまた別のお話である。




提督「結局やられるのかよ!」ワーン!


深海大本営 オシオキダベー!



深卒採用試験 開始!



♪ルールル ルルル ルルルールル (徹子の部屋 OP)


みなさま深海提督がお送り致します面接の部屋へようこそ。


本日のゲストは撃沈した艦娘の皆様です。


えっ?面接なにそれ美味しいの?


分かります。


いやね?前回のマンダレー沖海戦で勉強しました。


姫、鬼級が圧倒的に足りていないって。


という訳で戦力拡充に走ったわけですが姫、鬼級は建造出来ないそうです。


結構な量の資材を溶かす前に言ってほしかったわ。まじで。



提督「と、言うわけで前回のマンダレー海戦等で我々が沈めた(?)というか艦娘提督達の慢心等が原因で水底に沈んでしまった。


   ちょっと複雑な事情の艦娘達から有能な娘をヘッドハンティングするという。」フムン?


港湾「まったくもってその通りよ。」


南方「私達、姫、鬼級は自然発生する以外はこうやって採用活動をしているの。」




何か新卒採用試験を思い出すね。


深海だから深卒?・・・、まぁいいや。




提督「どうぞ、入室してください。」




ガチャ。




???「本日は宜しくお願いいたします。」ペコ


提督「あっ、固くならずどうぞ楽にされて下さい。えーっと失礼ですが艦娘時代は空母を?」




履歴書を見ています。




???「はい。艦娘時代は多くの深海棲・・、失礼いたしました。その武勲をあげてきました。」


提督「あっ、大丈夫ですよ。私達は沈められたから恨んでるとかはないから。」


港湾「沈められても直ぐに復活できますしね。」


南方「少し痛いくらいかしら?」ニコ


提督「まぁ、そういうことですので気に病まないで下さい。


   ところで、私達の所で働くと為ると嘗ての同僚と戦うことになるのですが問題ありませんか?」


???「私が以前に所属していた鎮守府においては私達は一つの部品の様な扱われ方でした。


   ですのでお互いに思うような事など何も・・・。


   願わくばダメコンを積み忘れているにも関わらず大破進軍をしたあの提督の頭を打ち抜くチャンスをいただけないものでしょうか。」ギリッ


提督「素晴しい決意ですね。貴方の座右の銘である『 鎧袖一触 』の働きをしていただけるようお願いいたします。」ウム


???「採用という事で考えてよろしいのでしょうか?」


提督「はい、私達一同あなたを歓迎いたします。」


????「今後とも宜しくお願いいたします。」ペコ




ガチャ パタン。 ←出て行った音




提督「なかなか人を使い捨てにするような酷いところも有るんだねぇ。」


港湾「私達のところは労働基準法遵守を徹底してるのだけれど。」


提督「それね。びっくりしたよ。週休2日で出退勤がすべて管理されてて残業なし。ホワイト過ぎんよ。」


南方「マンパワーが多いからこそ出来る勤務形態とも言えるわね。」


提督「そうねー。どこぞの小売のブラック企業にも見習ってもらいたいもんだわ。」


提督「では次の方どうぞー。」




ガチャ。




???「失礼するぞ。」


提督「えーと、大和型が鎮守府に着任したのでイベントで特攻要員として使われた挙句のうっかり大破進軍で轟沈と・・・。」ウヘェ


港湾「無能提督ね。」


提督「ひでぇなぁ。戦艦の中でも火力はかなり高いほうの部類なのにねぇ。」


南方「えぇ、その手強さは嘗て戦ったことのある私はよく知っているわ・・・。」ムゥ


提督「えーっと。陸の提督に 『 駆逐艦ばかり狙ってるんじゃねぇ。 』 と暴言を吐かれたと。」


???「あぁ。だが、戦場において確実に倒せる相手から倒していくのは当然だろ?


   後に残して寝首をかかれるかもしれない危険性を残すのは愚作と言える。」


提督「まったくその通り。いいですねその考え方。あなたの力、是非我々の元で発揮していただけますか?」


???「あぁ、こちらこそ宜しく頼む。戦艦同士の殴り合いならまかせておけ。」


港湾「頼もしいわね。」


南方「だね。」


提督「と、いったん休憩入れますか。えーと、応募者の皆様にも?」


港湾「えぇ。弁当の手配済みよ。」


南方「明治座の幕の内弁当を取り寄せておいたわ。」


提督「豪華ねー。」


港湾「戦争は『 金 』の勝負よ?」


提督(それ分かっててなんで前回ぼこられたんですかね・・・。)


南方「お茶を用意してくるわね。」


こうして面接は昼休憩を一旦挟んだのであった。



深卒採用試験 その2



提督「次の方どうぞー。」


???「はーい!皆、お待たせー!艦隊のアイドル那珂ちゃんだよー!」


港湾「作者がプライバシーに配慮して名前を伏せているのが台無しだわ。」ヤレヤレ


南方「撃沈されたという事実を隠す為に特別な配慮をしていたのに。」


提督「というか、お嬢さん?うちはアイドルプロデュース業はやっていないんですが。


   面接を受けるところをお間違えではないでしょうか?」


港湾「765プロなら知り合いが居るから紹介できるわよ?」ゴソゴソ


南方「私は876プロ・・・・。」


港湾「ほら、名刺。」ホレ


提督「おっ、ってこれ社長さんのやん。しかも裏に個人携帯の電話番号書いてあるし!」


港湾「ティンと来たって。」  つ ティン! 


提督「もう突っ込み疲れたわ・・・。」


那珂「ちょっとー!那珂ちゃんを無視して盛り上がるのやめてくれない~?!」


提督「でも、初めに言った様にうちはアイドルプロダクションじゃ・・・。」ネッ?


那珂「那珂ちゃんは何処でも輝けるから深海で太陽になって見せるんだからね!」キラ


提督(あかん、頭がユルッユルやん?)


港湾(とりあえず、志望動機を聞くだけ聞いてお帰りはあちらでどうかしら?)


提督(じゃぁ、それで・・・。)






この後、提督達は号泣した。


彼女の艦娘としての壮絶な人生。


幾度と無く解体の危機を乗り越え。


死線を潜り、深海棲艦のボス、姫級と刺し違えた最期。


そして、撃沈してなおアイドルという高みを目指す健気な姿勢に・・・。






提督「えぅ、えぅ・・・。えぇ話やぁ・・・。嬢ちゃん苦労したんやねぇ。」ベソベソ




チーン ←鼻水かんでいます。




港湾「酷い話もあったものね。」エグエグ


南方「可愛そうな娘・・・。」グジュ。











那珂「という内容で映画の主人公をやりたいです!」バーン!











提督  港湾  南方  ( ゚Д゚)  ハァッ? ×3


提督  港湾  南方  ( ゚д゚ ) ×3


作者「こっちみんな。」


提督「ちくしょう!流した涙返せー!映画やればアカデミー主演女優賞もんだよ、チキショウメイ!」エェイ!


港湾「すっかり騙されたわ・・・。」


南方「流石自称アイドルね。見事な物だわ・・・。」


提督「映画のキャッチコピー作るんなら全深海棲艦が泣いた!だわ、まったく・・・。」


提督「えー、ではお嬢さんの採用結果ですが後日郵送にて・・。」


那珂「ちょ!それ不採用のときによく言われるフレーズじゃない!那珂ちゃんの何が不満だって言うの!?」プンスコ


提督「いえ、だってうちアイドルプロダクションじゃないもの・・・。」


港湾(提督・・・、ちょっと・・・。)


提督(何?)


港湾(今ね?慰問劇団の方で人手が足りていないと書類があがっててね?)


南方(どうかしら?)


提督(そういうの先に言ってよ!んもう。)


那珂「ちょっと!那珂ちゃんそっちのけで話しないでほしいんですけど!?」プンスコ


提督「では。明日からお願いいたしますね?」(にこやかな営業スマイル)


那珂「あっ!はい!宜しくお願いしまーす!」




アッ イ級チャンマネージャーヤラナイ?  イッ?




提督「何かテンション高い娘やったわ・・・。てかアク強すぎ~!提督ちゃん、ちかれたよ。」マッタク


提督「えーっと、次はレの字の推薦?」


レ級「ちーーーーーっす!ちょっと、根性ある艦娘が居たんで連れてきた!」



ガチャ。



提督「ほう。深海棲艦で最凶戦艦のお前が推薦するとはな。どんな娘じゃ?」




提督達は『 大和 』や『 武蔵 』、或いは装甲空母の憎いあんちくしょうが来るのかと思っていたのだが・・・・。




???「あっ、あの輸送作戦なんか有りましたらお役に立てます・・・。」




駆逐艦だった。




提督(レの字が強く推すくらいだ。きっと駆逐艦でもズムウォルト級やリデル級の様な超級駆逐艦に違いない!)


港湾「特技なんかは?」


???「はい、輸送任務はお任せ下さい・・・・です。」


南方「背中に背負っているのはドラム缶ですか?」


???「はい。」(小声)


提督(なんか、圧迫面接してる気分になってきたわ・・・。)


南方(ちょっと小動物っぽい可愛さがあるものねー。)


港湾(というか、錬度が恐ろしく低そうなんだけれど?)


提督「レの字!集合!」コッチコイ!


レ級「あー、なんだよぅ。」


提督「あん?」ズォォオオォオオ


レ級「はい!お呼びでしょうか!」 <(゜∀。) カッ


提督(お前さん、あの娘どこで拾ってきたの!?)


レ級(いつも通りサーモンで門番してたら単艦で突っ込んで来たんだよ。錬度1で。)


レ級(根性あんだろ?)


提督(ちょっ!おま!それ、深海大本営が知ったらぶち切れるから!)


港湾(旗艦大破は母港へ帰還のはずなんだけれど?)


提督(いや旗艦は帰還ってシャレ言ってる場合じゃないんだから!)


ジリリリリーン


南方「提督、大本営から電話よ。」


ハイハイ。 アッハイ。 ブカノキョウイクガユキトドイテオリマセンデ。 モウシワケアリマセン。


イエイエ。 メッソウモナイ! ハイ、ハイ。 イゴコノヨウナコトノナイヨウニ・・・。


チン。


提督「めがっさ怒られた・・・・。レの字。その娘ね、サーモンまで連れて帰ってあげて。」ハァ


レ級「ん?採用しないのか?この根性座った娘。」


提督「あー、たぶんねその娘ね?艦娘の大破が見たい変態提督が6-3か6-5で新規に手に入れたその娘に挨拶させに来ただけよ?」


港湾「レ級チャレンジね・・・。」


南方「あぁ、あの大破絵を見たいだけにやるあれね・・・。苛めをしているようで心が痛むのよねぇ。」ハァ。


提督「なので旗艦撃沈はありえちゃいけないわけよ。その件で大本営から今ねすっごく怒られたの。」


レ級「しょうがないにゃぁ・・・・。」


提督「可愛く言ったってお前可愛くねーから!憎悪の対象だよ!」


提督「ごめんなー、ごめんなー、この娘、あったまユルユルだからなー。このお菓子上げるから許してなー。」


???「あっ。お菓子有難うございます。」


レ級「俺の分は~?」


提督「おめーに食わせるお菓子なんかネェ!さらりと規定違反してんじゃネェ!」


港湾「ネェ!」ビシ!


南方「ネェ!」ビシッ!


レ級「皆一斉に否定すんなよ!」


レ級「分かったよ!帰してくればいいんだろ!」


バタン!


提督「もうやだあの娘。」


提督「フリーダム過ぎんだろ・・・・。」


提督「もうお家帰る。帰ったらバスクリン入れてお風呂に入るんだー。」ウキウキ


港湾「後10人ほど面接予定あるわよ?」


提督「えっ?」


南方「私は部下の演習に付き合うから退出するわね。」


提督「えっ!」


港湾「私は月が変わったから4-5の防衛に行かなければいけないわ。」


提督「えぇっ!?」


港湾 南方 「「では提督、宜しくお願いしますね?」」


提督「ちくしょう!辞めてやる~!!」ワーン!


結局、この後全員の面接を提督一人で行い一人もかけることなく全員採用となったそうである。




工廠増設!



初めましての方も、そうでない方もどうぞ『 こんばんは 』。


そして、『 こんばんは 』でないかたは宜しくお願いいたします。


『 おはようございます 』ですか?それとも、『 こんにちは 』だったでしょうか?



港湾「いい加減に話を進めたらどうかしら?」ゲシッ


提督「はい、すみません。」ボロッ


提督「本日工廠小人の皆様にお集まりいただきましたのは装備の改修の為に新しい工廠を作ろうと思ったためです!」



オォー ヤルジャネーカ スゲー



南方「今のままでは駄目なの?」


提督「毎回艦載機を秋月られて案山子になってる薄着はお黙り!」ムキー!




※『 秋月られる 』というのは対空CIで艦載機を全滅、或いはそれに近い被害を受けることを表す深海側用語。


  他に『 麻耶される 』と言ったりする事もある。




港湾「南方の装甲が薄いのは火力にステータス全振りだから・・・。」


提督「もうちょっと敵の砲撃に耐えようよ・・・・。」ハァ


提督「まぁ、そういうわけでね、カモン砲台小鬼!」




小鬼 テチテチテチテチ




小鬼「!!・・・・・・!」




皆さんはなに言っているか分かりませんよねー。


でもですね深海提督には分かるんですよー。


因みに今ですね、司令!お呼びでしょうか!っていってくれてるんですよ。



港湾「あぁ、提督の前髪が後退していると?」


港湾「子鬼よ。それは触れてはいけないわ・・・。」


提督「あれ?・・・・・。まぁいいや。気を取り直して本題に行きます!」


提督「現在我々の中で唯一秋月る(対空CI)を実行できるこの子を参考に兵装を作り直します。」


提督「そして我らの対空番長、ツ級さんに装備させます。」


港湾「何が起きるっていうんです?」


提督「村田殿と江草殿、そして岩井殿が死にます。」


南方「ハラショー!」


提督「というか、うちらにネームド艦載機はないん?」


港湾「有るには有るのだけれど・・・・、規定違反になってしまうの。」


提督「どんなんなん?」




つ ネームド爆戦 魔王ルーデル コォォオォォオオォォ




提督「これあかんやつやん。表出したらあかんあの人やん?」


提督「対地目標絶対殺すマンやん。ガッツポーズで戦艦沈めるでこれ?」


港湾「えぇ、だから表に出せないの。」


提督「宝のもちぐされだのう。」


提督「ん?何を改修するのか?」


提督「んー、そういえば装備じゃなくて砲台小鬼さんを直接改修って出来るの?」


港湾「出来なくも無いわね。」


提督「♪作って わくわく ♪遊んで わくわく 。」


港湾「ゴロリー、これ片付けておいてくれー。(モノマネ)」


南方「ニッチなネタやらなくていいから。」




こうして、提督、港湾、工廠小人がノリノリで砲台小鬼を改修した結果。




シャシャシャシャシャ!




ドダダダドダダダダダ!




タングステン弾芯使用、有効射程1500m、有効迎撃距離550m、20mmガトリング兵装を装備した対空絶対殺すマンが爆誕した・・・・。




提督「はい、はい、調子のってスミマセンでした。はい、はい、ツ級から下ろしておきます。はい。反省しています。」


    えぇ、一つ前の世代の兵器だから問題ないかと思っていました。えぇ、未だに現役で積んでたりする護衛艦もありますし。


    はい。・・・・、あっ、また減給ですか・・・。はい。申し訳ありませんでした・・・。」



ノリノリで改修済み砲台小鬼を載せたツ級がツァしまくった所為で規定違反が深海大本営にばれ減給6ヶ月の処分となってしまったのだった。



港湾「今回ばかりは同情するわ・・・・。」


提督「世の中上手くいかんもんだね。」




テトテトテトテト。




砲台小鬼フラッグシップ「!!!」


提督「あっ、慰めてくれるん?ありがとねー。」ヨシヨシ




深海大本営に出頭!



ニャァー


ナゴー   ゴロゴロ   ニャァー


ニャー


ニャン  ニャン    ニャーン


提督「流石に連続で規定違反やったのがあかんかったかー。」



本日は前回、前々回と規定違反を連続でやった所為で深海大本営の査問会議に呼び出されております。


前々回の規定違反はレの字が悪いのですが部下のミスは上司の責任。   ニャニャニャー


えっ?上司の鏡だって?レの字はまぁ、普段仕事してくれてるからこういう時に庇ってあげないと駄目ですよ?


敵の大規模作戦の時は出番がないってんで麻雀やってるような娘ですがね?


てかアイツ尻尾でいかさましてくるからね?


ずるいわ。


待牌を全部捨てられた時は吹いたわ。もう。




深海元帥(以下元帥)「私が話しているときに上の空とはいい度胸だな。」




ニャーン   ニャァー




提督「いえ。その様な事は!」


元帥「まぁ、君も実に頑張っていることは認めよう。」




元帥閣下の周りに猫が大量に居るのが気になります。


てかね、ここの大本営、猫が大量に居るのですが?


ニャーン


ゴロゴロゴロ




元帥「ふむ、話は変わるが君は猫は好きかね?」


提督「大好きであります。」    ゴロニャーン


元帥「ふむ。よろしい。では君に次回の大規模空襲作戦の参加を要請しよう。」


提督「命令ではなく要請ですか?」




ニャーン




元帥「うむ。猫好きでないと参加出来ないがやはり心が痛む作戦なのでな。だが、参加するのであれば前回までの規定違反は不問にしよう。」


参謀「作戦は我々の決戦兵器の一つを敵の内地の奥にある基地に落とすことだ。」


参謀「まぁ、平たくいう所の空襲というやつだな。」       ナーン




元帥っていうからさぁ、なんか厳つい爺でもいるのかと思ったらさ、小人?よりちょい大き目の女の子でやんの。


しかも、セーラー服だし。なんでもありなのな深海。          ニャーン


そんで、今横で作戦概要を説明してくれてる参謀はなんかワイングラス持ってるし。


ルネッサーンス!


ちがった。でも、雰囲気は近いね。


後、猫がやはりこの部屋にもいます。(笑)    ニャーン




参謀「君、まじめに聞いているのかね?」


提督「はい!敵の鹿屋基地に我らの兵器で持って空襲を掛けるということですね!」


参謀「ほう、目標を言っていないにも関わらず目標を把握するとは素晴しい。噂通りだな。港湾よ。」


港湾「えぇ、彼が敵の艦娘側の提督に回っていたらと思うと恐ろしいわ。」ネコナデナデ




あっ、意外と評価たかいんすね。あざっす。


しかしてその空襲に使われる特殊兵器とは!?




元帥「猫爆撃だ・・・・。」   ニャーン




提督 ズコーッ


あれか、かつてペルシャに落とされたエジプトか!




元帥「参加するかね?」




ゴクリ


はいと言わなければ殺されそうな雰囲気を出してきやがるぜ。   ニャーン


噂に聞く覇気とかいうやつに違いない。




提督「喜んで!」




こうして、提督達は大規模空襲作戦に参加する事となったのだった。




空襲鹿屋基地!




鹿屋基地で提督ライフを満喫されている提督の皆様こんにちは。


サーバーダウンの時間だ、てめえら覚悟しろ! ヒャッハァ!




※作者提督は柱島です。500位が戦果最低2000以上は要る魔境です。恐ろしいです。


後、中華系?なコメントもよく見ます。中華提督って全体の何%位いるのでしょか?




ブウウウウウーーーーン!


ニャー! ピシッ!



提督「行ってらっしゃい!」ビシッ!



ただいま落下傘を身につけた猫さん達が飛行機から次々と降りていっています。


いやぁ、壮観ですねぇ。


猫の空挺部隊・・・、キャットシットワンか!


あれ、猫はベトナム人を表してるんだったっけ?


あっすんませんニッチでしたね。はい。




提督「港湾ちゃん、猫が落ちてって何でサーバーが落ちるの?」


港湾「そうね。原因は大本営しか分からないわ。」




ニャーニャー ニャー   テコテコテコ


ドンッ! ←8等身の猫が飛び降りる際にぶつかりました。




港湾「あっ。」


提督「あっ。」


提督「あーーーーーーーーーーっ!」






港湾「提督が落ちていったわね。」


南方「落ちていった。落ちた。落ち着いた。・・・・、今回の更新はここまでかしら?」


港湾「強引なオチへの持って行き方ね。」






提督「あーーーーーーーー!」




ベシッ。


人型の穴を開けて地面に落下って・・・・。


どこのギャグ漫画の世界でしょうか?


いや、ほんと。




提督「よっこらせ。人使いが荒いもんだわ・・・・。」




ニャーニャーニャー


ニャン ニャン ニャン




提督「猫が七分に陸が三分!」


提督「てっ、突込みがおらんと寂しいのう。お笑いは勢いでなんぼだからのうー。」




テクテクテク




提督「にしてもまぁ、なんつーか見渡す限り猫だわ。おっ、あそこにも猫?が居る。」


???「ようこそ鹿屋へにゃ。」


提督「ドーモ、カン=ムスメサン。テイトクデス。」


???「ドーモ、テイ=トクサン。タマデス・・・・ニャ。」


提督「で、えーと、まぁそうなるな。単装砲をひとまずおろしませう。」


多摩「みんなそう言うにゃ!」


提督「まぁまぁ、昔の偉い人は言った『 話せば分かる。今日のパンツは何色だ? 』と。」


多摩「死の危機に瀕していながら笑いをとりにくるその度胸気に入ったにゃ。話だけきいてやるにゃ。」


提督「グラッツエ。まぁ、ひとまず責任者にお会いしたい。」




ビクッ!


あれ?私何かまずい事言ったかな?




多摩「提督はいないにゃ・・・・。」


提督「あり?鹿屋の支部に爆撃かけてさぞかし困ってるだろうと思ったんだけど?」


多摩「いないのにゃ・・・・。『 アイドルのプロデュース王に俺はなる! 』って言って出て行ったきり帰って来ないにゃ・・・。」




あっ、これあかんやつかも・・・・。




多摩「もう、かれこれ半年は帰って来てないにゃ・・・。」


多摩「提督・・・、どこにゃ。」ハイライトオフ


多摩「遠征に出てた娘達がいつまで経っても完了報告できないって泣いてるにゃ。」


多摩「そうにゃ。今目の前に提督服を来た人間がいるにゃ。」


多摩「きっと多摩達の新しい提督が空から着任の挨拶に来たにゃ・・・。」




提督 ガクブル




多摩「ねぇ、提督?さっ、鎮守府に帰るにゃ?」




提督 ダッシュ




多摩「 に ・ が ・ さ ・ な ・ い 。」


提督「ひぇーーーーーーーーー!」




その後全身に引っかき傷や噛まれた後などで中破した状態の提督が泣きながら第三支部まで帰ってきたのはまた別のお話である。




提督「猫怖い!」




深海のアイドル



艦娘の提督の皆様、お世話になっております。


今回の大規模作戦は当第三支部は受け持ちがありませんでしたのでコタツでゆっくりさせていただいております。


実はですね。


深海にも娯楽って結構あるんですよ?


先日採用させていただいた軽巡棲鬼さんが芸能活動の一環でうちに慰問に来てくださっています。


大規模作戦にもいたような気がするのですが・・・・・。


タフですよね。




第三支部  特設ステージ

 


軽巡棲鬼「みんなー!深海のアイドル軽巡棲鬼ちゃんのライブに来てくれてありがとー!」


\ ワー / \ パチパチ / \ ワー /



提督「いやぁ、すげえなぁ、深海のエンタメは。うん。」




皆様寒くなってきている中体調はいかがでしょうか?


本日は年末より一足早く深海芸能慰問団の方々にお越しいただいています。


あっ、軽巡棲鬼の歌謡曲が終わった後は演歌の演目みたいね?




デデン!


空母棲姫「この手に寄せる袱紗朱の色・・・。」


\ キャー / \加賀さーん/ \ お姉―さまー /


提督「なんか敵の正規空母の名前聞こえたけど?」


南方「気のせいだ。」


空母「百万石の  \ デデデン / 誇りよ 加賀岬~ 」


提督「思いっきり敵性音楽じゃないですか!」プンスコ


港湾「仕方ないでしょ?4-4のボスマスでは見えないところで彼女が歌を歌っているおかげで加賀岬が堪能できるのよ?」


提督「えっ!?ボスマスでの音楽はこっちが演奏してたん?!」


南方「雰囲気の盛り上げは重要でしょ?」



まじかよ、どんだけサービス精神旺盛なんだよ深海の皆さん。


因みに彼女ら姫、鬼級の艤装はスピーカー内蔵だそうで、そのスピーカーからボス戦戦闘音楽が流れているそうです。


スピーカーのメーカーはBOSEだそうです。


あれですかね?敵を沈めて海底に引きずり込むところから海坊主と掛けたつもりですかね。


何気に港湾さんドヤ顔してるし。


何に対してドヤってるんだよ、まったく・・・。


あれっ、でもさぁ結構好きにボス戦の音楽を掛けれるってことかいな?


いいねぇ。燃えて来たわ。


というか空母ねーちゃんも大規模作戦に出撃してなかったっけ?


港湾「大規模作戦で歌えなかったからストレス発散に帰りに寄ってくれたみたいよ?」


提督「あら、サービスいいのね。」


提督「とまれ、港湾ちゃん、みんな大好き5-4のボスマス音楽変更するよ!」


港湾「あら、どの楽曲に?」


提督「コイツだ・・・。」


提督が決めたその音楽は?!


♪ドンドンダン ドンドンダン


Buddy you're a boy make a big noise


Playin' in the street gonna be a big man some day


You got mud on yo' face  艦載機触接!!


You big disgrace


Kickin' your can all over the place


Singin'


We will we will rock you  弾着観測射撃 ドォーン!


We will we will rock you  弾着観測射撃 ドォーン!


???「なんじゃとう、我輩がロックされただとう!?」


???「制空が優勢に持ち込めません、どうやら敵の気分が高揚しているようですね・・・。」




音楽効果で味方の士気を大幅にアップする事に成功。


そして、戦果稼ぎに周回する提督達を大いに苦しめることになったのだった。




提督「ふははは!流石クイーン様やでぇ!」


港湾「提督、郵便が来ているわよ・・・。」


提督「J○SRAC?」


提督が封筒を開けると其処には楽曲の使用料の請求金額が書かれていた。


提督「嘘ん!?うちらからも金とるの?!どんだけ利権ヤクザやねん!?」


港湾「提督の給料から支払っておいたわよ。」フフフ


結局提督の財布が持たなかったため少ししたらすぐに元の曲に戻ったそうである。


提督「今月ただ働きやん!わーん!」



未知との遭遇   ~ファーストコンタクト~


リクエストにできる限りお応えするスタイル


とはいえ、なかなか難しいですね・・・。


漫画は一応読んでいますが、この作品ではコンゴウちょっとポンコツ気味(笑)





深海鎮守府近くの港


午前6時


ニャァ。


ニャァ。


提督「レの字、糸、ひいてんぞ。」


レ級「にしし。また、俺の勝ちだな。」


提督「うっせ!このやろ、次は俺が釣るから!見てろこのやろ!」




つん。


つん。




提督「うぉっしゃ!キタコレ!」


レ級「ん?何か霧が出てきたぞ。」


提督「まぁ、朝一で釣りしてんだからこんなもんじゃないの?」




キリキリキリ。




提督「うぉ!釣竿が持っていかれる!」




ポッチャーーーン。




提督「あぁ・・・、釣竿・・・・。」


レ級「残念でしたー(笑)。」




ズズズズズ。


ザッバーーーーーーーーーン。




提督「えぇ・・・・・。」


コンゴウ「私に釣り針を突き刺したのはお前か・・・・?」




提督 → 全力で否定しつつレ級を指差しています。


レ級 → 全力で否定しつつ提督を指差しています。


コンゴウ ←頭に釣竿が引っ掛かっています。




コンゴウ「クラインフィールドにもこのような穴が有るとはな。」


提督「戦艦(本物)が浮いてきたよ。というか釣竿、もってかれてるし・・・。」


レ級「今日のご飯抜きだな。」


提督「やっぱりそうなる?」


レ級「港湾怒らせると怖い。」


提督「ですよねー。」


提督「すみません。釣竿返してください。」


コンゴウ「霧の第一巡航艦隊旗艦の私に命令か。いい度胸じゃないか。」


提督(レッちゃんあの人残念な人っぽい。)ヒソヒソ


レ級(話通じなさそうよね。)ヒソヒソ


コンゴウ イラッ


超重砲発射シークエンス移行  チキチキ



ガバッ



提督「うえぇぇ!?船が変形していってますよ!?」


スッ。


ガキン。


レ級「やめとけ、それ以上の敵対行動を取るつもりなら頭を吹き飛ばす。」キヒ


コンゴウ「ほう、私の後ろを取るとは・・・・、この次元には出来る人間もいるのだな。」


提督「レッさん話ややこしくなるからとりあえず砲を下ろして。」


レ級「いいの?」


提督「銃口をつき合せてじゃ出来る会話も始まらなんでしょ?」


コンゴウ「ふっ、面白い。これだから人間は分からんのだ。


      今、お前の部下にこのコンゴウのメンタルモデルを破壊させればコアも破壊可能かもしれないというのに。


      その優位性を手放そうとする。お前の望みはなんだ。」


提督「釣竿かえして。」


コンゴウ「ふふふ。面白い。何を言うかと思えばこのような物の返却を望むのか。」


コンゴウ「いいだろう。」




ブン!


スコーン!




提督「ヒデブ!」


提督「私はもう、死んで居る。」カク


レ級「おぉ、提督よ。死んでしまうとは情けない・・・。」


提督「よし、コントはこの辺までにして帰りますか。僕達は何も見てない、ね!レッさん!」


レ級「うん!僕達何も見ていない!」


提督「じゃ!」手フリフリ


コンゴウ「まぁ待て。」




提督 レ級 超ダッシュ


コンゴウ ブチッ




コンゴウ「フルファイア。」




ドドドドドドーーーーーーン!




アフロ「またアフロだよ・・・。」


レ級「キシシシ(笑)」


アフロ「というかレ級、お前俺を盾にするなよ、ホント酷え。」


レ級「さて何のことやら。」


コンゴウ「で、話をしても良いか?」


提督「あっ、どぞ。」


コンゴウ「この平行世界に来るのは久しぶりなのだが前回来た時には居なかった顔だがお前達も、もしかして深海棲艦とやらか?」


提督「あっ、人違いです。」 目ソラシ


レ級「です。」 目ソラシ


コンゴウ「フルファイヤ。」




アフロ「あぁぁーーーーーー!」


レ級「んあぁぁああーーーー!」




コンゴウ「・・・・・、自分で攻撃しておいてなんだが貴様ら丈夫だな。ナノマテリアルで構成されているわけでもないようだが?」


爆裂アフロ「フッザキンナ!この野郎!遊びで主人公が死んでたまるか!」


レ級「提督、相手、女、女。」


爆裂アフロ「うそつけ!あのおっぱいだって偽乳(ぎにゅう)に違いない!」


モミ。


爆裂アフロ「あれ?」


モミモミ。


爆裂アフロ「・・・・・、ごめんなさい。」




コンゴウ  ニコォ


北斗百烈拳!


パパパパパパパパパパパーーーーン!




爆裂アフロ チーン プシュー




コンゴウ「さてと、お前達の指揮官にあわせていただこうか・・・。」


レ級「あっ、はい。」


こうして、提督達と霧の艦隊旗艦コンゴウとのファーストコンタクトは終了した。


爆裂アフロ 「」  シュー




 ほっぽ meet to ズイーカク




提督達がコンゴウにラインダンスを踊らされていた頃の島の反対側。



同時刻



ほっぽ「釣り、楽しい!」


イ級「イ!」


???「そこのお嬢さん、釣れてる?」テクテク


ほっぽ「釣れてる!」


イ級「イ!」


???「横いいかな?」ヨッコイセ


ほっぽ「いいともー!」


???「おぉ!食いついた!」


???「あっ、やば。釣竿もっていかれそう。」テヘ


ほっぽ「!」ガシッ


???「おっ。てつだってくれちゃう!?」


ほっぽ「ほぷぅ。」ガシッ




ザバーーーーン。


ビチビチビチ。



???「おぉー!カジキマグロだー!」


???「手伝ってくれたおかげで釣竿を失わずに済んだよー!ありがとうー!」


???「私、ズイカクって言うんだ!貴方、名前は?」


ほっぽ「ほっぽ!」




ズイカク  鶴翼の構え



ほっぽ   龍虎の構え



ズイカク  南斗水鳥拳のポーズ



ほっぽ   北斗神拳のポーズ




ズイカク「やるね!」


ほっぽ「ほぷ!お前も!」



固い握手。


こうして此処に霧の艦隊における海域強襲制圧艦、空母ズイカクのメンタルモデルと深海棲艦北方棲姫のファーストコンタクトは終了した。



ズイカク「ところでご飯食べれるところしらない?」


ほっぽ「提督がご飯作ってくれる。基地に帰ろう。ズイカクも一緒に来い!」


イ級「イ!」


ズイカク「わー、ありがとー。」



テクテク



ズイカク「味噌汁って言うの飲んでみたい!」


ほっぽ「提督が作ってくれると思う!」


ズイカク「わーい!」


イ級「イ!」



幼女が2人、朝食を求めて港を後にしたのだった。





そして、深海第三支部基地内  貴賓室


港湾「レ級、こちらは?」


レ級「霧の変態、第一巡行艦隊旗艦『 コンゴウ 』さんです。」


南方「・・・・、で、提督は?」


レ級「提督は殉職されました(アーメン)」


コンゴウ「あなたがこの拠点の責任者か。改めて自己紹介させてもらおう。


      私は霧の艦隊第一巡行艦隊旗艦 グレード1 大戦艦 『 コンゴウ 』だ。」ドヤァ


港湾(レ級、この人痛い人?)ヒソヒソ


レ級(それを指摘した提督は消し炭になっちゃった・・・。)ボソボソ


南方(あら・・・・。)ヒソヒソ


港湾(・・・・、人間ではなさそうね。)ボソボソ


レ級(あっ、分かりみ。このコンゴウって人、霧の変態のメンタルモデルか言ってた。)ヒソヒソ


南方(霧の艦隊でしょ?!変態って(笑))ボソボソ


港湾「ひとまず、お茶くらいは出しましょうかしらね。」




港湾棲姫が指を鳴らす。




ヲ級f改「御呼びでしょうか?港湾棲姫様。」


港湾「こちらの方にお茶を。」




執事服を着こなしたヲ級が頭の帽子(?)からティーカップ等の一式を取り出し慣れた手付きで紅茶を淹れる。




ほっぽ「港湾おねーちゃん、ただいま!」


イ級「イ!」


港湾「あら、おかえりなさい。イ級も護衛お疲れ様。」


イ級「イ!」


ズイカク「お世話になります。」


南方「こちらは?」




ズハッ。




ズイカク「御当家、軒先の仁義、失礼ですがお控えなすって。」


レ級「有難うございやす。軒先の仁義を失礼さんにござんすが。手前控えさせていただきやす。」(中腰姿勢)


港湾(また面倒くさそうなのが来た・・・。)ハァ


ズイカク「早速ながら、御当家、三尺三寸借り受けまして、稼業、仁義を発します。」




( 中略 )




ズイカク「有難う御座います。」


レ級「有難う御座いました。」


港湾「とりあえず、面倒は提督に押し付けるのがいちばんね。」


港湾「レ級、提督を連れてきてもらっていいかしら?」


南方「そうね、その為の管理職ですものね。」


港湾「えぇ、その通りよ。」


レ級「ひでぇ(笑)」




こうして、霧の艦隊に対する面倒ごとは全て提督押し付けられることが決定した。





その頃、日本本土のとある鎮守府では


イオナ「お前達は艦娘か。久しいな。」


陸提督「・・・・、古い資料で見たことがあるがこれがメンタルモデルという奴か。」


順調に役者が揃い始めていた。




  作戦会議! かもしれない。




\ 刺身包丁 / シャッ!




\ 酢めし /  シャッ!




\ 調理服 /  シャッ!




深海提督専用寿司職人カットイン! デデン!



寿司カウンター。



港湾「中トロ 一つ。」


南方「こっちはウニ。」


コンゴウ「ふむ。私の味覚シュミレートの演算によればこの寿司とやらは実に美味い。」


ズイカク「うめぇーーーー!」


ほっぽ「たまご!」


レ級「鉄火巻き」


提督「へい!お待ち!」



テテン!



提督「てっ、皆なに普通に寿司くってんのさ。」


港湾「いや、カジキマグロに鯛、その他海の幸をほっぽがもって帰って来てくれたから。」


南方「流石、姫。」


提督「うっせぇ、この薄着!調理をこっちに押しつけんじゃねぇ!」


港湾「まさか寿司を握れるとは思わなかったわ。」ズズゥー


コンゴウ「実に美味だった。」ズズゥー



なんか仲良く あがり を飲んでるし・・・。



ズイカク「おみおつけくれー。」


提督「へい!承知!」



あー、勢い余って返事してるし・・・、もう。


と、朝から寿司なんていう豪勢な食事を楽しんだ後に会議室へ。


会議室には全員が入れる大き目の炬燵が用意されているのです。



港湾「という訳なのよ提督。」


南方「うん、そうなのよ提督。」


炬燵級「なのだ提督。」


ほっぽ「ほぽ!」


提督「いや、お約束しなくていいから港湾ちゃん。真面目に説明して?」


港湾「残念だったわね。提督。今此処に港湾棲姫は居ないわ。今の私は港湾炬燵姫だ!」ドヤァ


南方「同じく南方炬燵姫!」キリッ


ほっぽ「ほぽ!」ドヤッ


炬燵級「レ級?なにそれ美味しいの?」


炬燵コンゴウ「うむ。実に好いものだ。」


炬燵ズイカク「みかんうめぇー!」


港湾炬燵「因みに私の装備スロットはこんな状態よ・・・。」


『 みかん おもち せんべい ウノ(カードゲーム) 』


南方「私はこんな状態。」


『 いもけんぴ あられ お汁粉 』


提督「冬休みの小学生か、お前らは!」


港湾炬燵「まぁ、まぁ、そう言わずに遊びながらゆっくりと話せばいいのよ。」


提督「正月気分が抜けてないのかよ・・・・、もう・・・。」




10分後




提督「スキップカード5枚!そしてウノ!あがり!うし!みかん総取り!」ドヤァ


港湾炬燵「おとなげない。」


南方炬燵「うむ、大人気ない。」


ほっぽ「また、勝てなかった。」シュン


炬燵コンゴウ モグモグ


炬燵ズイカク「いもけんぴうまいな!」パリポリ


炬燵級「提督、お茶。」


提督「回を重ねるごとに扱い酷くなってってない?」


提督「まぁ、いいさ、読者の皆様には分からないだろけどウノやってる間にざっと説明うけたもんねー。


    深海提督的に協力するいわれはありませーん。」




ジリリリリーーーン




港湾炬燵「提督電話だ。」


提督「いやだぃ。いやだぃ。どうせ大本営の深海元帥とかからだろ。やだい!」


港湾炬燵「あら、こういう時だけ察しがいいわね。」


港湾炬燵「出ないのなら1分ごとに給料が1000円下がると言ってるいるわ・・・。」


提督「電話はよ!はよ!」




電話中




提督「えっ!本当ですか!上手くやったら課長に!?えぇ!?部長になれるかもしれないんですか!?」


提督「はい!頑張ります!」ンフー


提督「と、言うわけで深海元帥から、どぅーん、どぅーん、やれとお言葉をいただきました!」


提督「ですので私達第三支部は霧の艦隊に敵対する潜水艦401とその愉快な仲間達と戦います!」


提督「しかも、次回の期間限定作戦のウォーミングアップとかで色々手伝いに来てくれるそうです!」


港湾炬燵「あら、素敵ね。」


南方炬燵「じゃぁ、私は年末に撮り貯めたFuluのビデオみてるから・・・。」


提督「お前もこいや、薄着。」


炬燵級「じゃ、俺は炬燵で・・・。」


提督「あんたもだよ!」


こうして深海棲艦達が霧の艦隊401と全面対決をする事が決定した。


炬燵コンゴウ「今回の更新はセリフが少ないわね。」


ほっぽ「ズイカク、ラーメン食え!」


炬燵ズイカク「ラーメンうめぇー!」




出撃神奈川県沖!



皆さんどうもこんにちはレ級です。


提督だと思った?


ちがうんだなぁ、これが。今日は提督と一緒に空母ズイカク甲板上に居ます。


空ってこんなに青かったんですねぇ。


提督「いや、たそがれてねぇで仕事しろし。」


レ級「あっ、すんません。」


提督「ということで!やってまいりました神奈川県沖!横須賀見えるかな?」


港湾「見えなくはないわねぇ・・・・。」



※色々調べれる範囲内での情報ですとアルペコラボは観音崎(神奈川県)沖で戦っていたようです。

  こないだのシャングリラより近海に攻められてますが・・・。いいのか海軍(笑)



南方「かなり本土近海ね。」


提督「だよね、こないだの秋の限定作戦(不参加)より近すぎない?」


港湾「深海大本営的には大丈夫みたいよ?」


提督「まじですかー・・・。」


ズイカク「で、何するんだ?」


ほっぽ「提督カエレ!」


提督「いや、帰っちちゃ駄目でしょ。ほっぽちゃん。何するっていうか待ち合わせよ。」




待つこと10分




港湾「ふーん、来たんだ。へぇー、来たんだぁ。」ヤレヤレ


???「えへへ、来ちゃったぁ。うふふ、来ちゃったぁ。」ウキウキ


提督「てことで、規格外駆逐艦の防空お嬢いらさい。」


防空「ふぅん。私を呼びつけるなんていい根性してるわねと思ったけど。まぁ、まぁじゃない?」


提督「あざっす!と、挨拶はそこそこに作戦会議といきますか。」


港湾「コンゴウはいいの?」


提督「いやさ、あっち戦艦じゃん?だから旗艦があっちな訳よ。なのにさ・・・。」




回想




提督「コンゴウ!お前さんの艦に乗せてよ。」


コンゴウ「なっ!?なんだと、この変態!」


提督「えぇ・・・・。」


レ級「まぁ、提督は変態だからな。」


提督「どこが変態やねん、レ級。あんまりデマ言ってると出番なしよ?」


レ級「ごめんなさい。」


提督「で、どこが変態なのよコンゴウさん。」


コンゴウ「私の身体に・・・、身体に乗りたいなどと!?」


提督「?」


コンゴウ「この変態がぁーーーーーー!」


提督「いや、艦ちゅうか船に乗りたいだけやん?艦橋にも入るけど。」


コンゴウ「なっ、乗るばかりか中を余すところなくみたいだと!?」


コンゴウ「このスーパーマグナムエロ魔人めぇーー!」


ゴシャァ・・・・。


この後は提督も記憶が飛んで居るため覚えていない。


ただ、目が覚めたら左頬が普段の3倍に膨れあがっていたそうである。




回想終わり





提督「と、言うわけなのよ。」


港湾「なるほどねぇ。で、ズイカクの空母に乗せてもらって居ると。」


提督「そういう事。ズイカクはいい娘!これあげちゃう!」


ズイカク「なんつーか、人間の食べ物ってうめぇの多いなのな。」モチモチ


提督「そりゃ日本人は食事への飽くなき探究心の有る民族ですから。」


南方「ところでどうして防空を?」


提督「よくぞ聞いてくれました。今回の作戦のメインは潜水艦の拿捕です。」


レ級「拿捕?」


ほっぽ「ほっぽ!」


提督「うん、もうほっぽでいいや(笑)。えーっとね、ほっぽしないとSF感的にあ艦これになるわけなの。」


港湾「?」


提督「難しい話すると平行世界の存在をこっちで消し飛ばすともとの世界への揺り戻しが起きる訳ですよ。


   本来、死ぬはずのなかった世界線で生きているべきキャラが違う世界で死ぬ。」


提督「その死という概念の共有化の為に世界が繋がろうとするわけなの。」


提督「なので、ズイちゃん達が本来いた世界とこっちの世界が恒久的に繋がる。」


提督「すると、その繋がる時に世界同士の対消滅が起こり得るのよ。早い話、両方の世界そのものが消し飛ぶ。」


港湾「うん、提督が難しい話をしていることだけ分かったわ。ようは、捕まえてもとの世界に送り返すことが必要なのね。」


提督「そうそう。止めを刺すのはもとの世界に帰ってからね?と言うこと。」


南方「難しいのだな。」


提督「相手が主人公じゃなくモブAとかなら死んでも問題無いんだけど、話の主人公クラスだとねぇ。」


港湾「なんのことやら、だわ。」


ほっぽ「ほっぽ!」


防空「ところで提督は潜水艦との戦い方は分かっているの?」


提督「もちろんだとも、これを見たまえ!」



つ 『 かわぐちかいじ著 沈黙の艦隊 』



港湾「あぁ、めちゃくちゃ強いコックが無双する奴ね。」


提督「それは沈黙の戦艦!似てるけど違いますぅう!」


南方「暇つぶしにはよさそうね。」


提督「レ級!この薄着の尻を叩いてやれ!仕事して!(泣)」


レ級「えっ、今回出番これだけ?」


提督「もう。話すすめるわ・・・。とりあえずね、潜水艦との戦い方の心得みたいな漫画ですよ。」


ほっぽ「漫画!ほっぽ読みたい!」


提督「漢字難しいの多いけど大丈夫?」


ほっぽ「大丈夫!」


提督「今度の冬イベは敵の潜水艦が大活躍するらしいからね!うちらも潜水艦を狩る練習しなきゃですよ!?」


港湾「陸上型の私にデコイで潜水艦を向けてくるわよね艦娘どもは。」


提督「というか、潜水艦に拘りすぎよね自分ら・・・。」


港湾「提督は潜水艦のうざさを分かっていないわね!」


港湾「潜水艦がうろうろしてる所為でオリョールで補給艦がいつも潰されるのよ!」


提督「まぁ、ねぇ。ほんと、あそこの海域受け持ってる連中はなして潜水艦対策しないのかね。」


南方「うつけだわ・・・。」


提督「じゃぁ、まぁ、潜水艦対抗の布陣でいきますよー。」


一同「了解!」


こうして、潜水艦絶対拿捕するぞ作戦が実行に移されたのであった!



反省会だよ! 全員集合!



陸上のとあるラーメン店兼居酒屋


全員一応変装しています。



提督「番外編だよ! 全員集合!」


提督「という訳で深海側でがんばってくれた娘達の慰労会ですね。」



ヲf改 そわそわ



提督「まぁ、落ち着け、出番はもう少し後だ。」


ヲf改「ヲ。」


提督「と言う訳で、まずは今イベントMVPを発表いたします!」


ツ級「私だな。」ズイ


イ級「イ!」


提督「お前らは座ってろ。」


提督「敵のワンパン大破を製造しまくった文句なしのMVP!ヲ級F改!」パチパチパチ


ヲ級「ありがとうございます!」


提督「道中、そして、ボス戦、丙難易度でも度々現れ敵の提督達を大いに苦しめた貴方の栄誉を湛えます。」


提督「深海大本営からこの勲章、殊勲一等十字章を授けます。」


ヲ級「誇らしいですね。」ニコニコ


提督「えぇっと、続いて敵の艦載機を撃墜した撃墜王に送られる勲章の授与に移ります。」


提督「ツ級さん、あなたの対空射撃の素晴しさには右に出る者がいませんでした。」


提督「それを表彰して銀星撃墜徽章を授与いたします。」パチパチパチ


提督「これからも村田隊や友永隊、岩井隊や江草隊を全滅させていってください。あと、陸攻もどぅーん、どぅーん落としてください。」


ツ級「まかされた。」


???「生ジョッキ4っつお待ちー。」


提督「あっ、ありがとうございます。」


提督「にしてもあれだね。とりあえずヲ級って感じで置いておけば難易度跳ね上がりよね。」


ヲ級「ですね、ですね。こっちは敵を1人大破に追いやれば実質的勝利ですもん。」


ツ級「一応念には念をで司令部積んでいた場合を考えてもう一人大破させておきました。」


提督「それ超重要。敵にいかに資源を無駄に使わせるかが重要。」


???「ラーメン4っつお待ちなのです!」


提督「あっ、どもー。」


イ級「イ!」


提督「ん?〆にはまだ早い?いや、分かるけどラーメンってなんか食べたくならない?」


イ級「イ!」


提督「ねっ。じゃ、ラーメン頂きます。」


空母「遅れたわ。」


重巡「どーもぉ。」


提督「おっ、今回の随伴艦がんばったで賞さん達だ。」


重巡「とりあえず、生10くださいー。」


提督「えっ。」


空母「あと、このメニュー表の端から端まで。」


多くの人は御存知かと思うが空母棲姫のモデルは空母赤城とも加賀とも言われている。


だから恐ろしく食べる。


そして、重巡棲姫はザラ級の深海版とも言われる深海棲姫。


つまり、ザルのあの人の可能性もあるのだ・・・・・。


提督「ヲ・・・ヲ級ちゃん、なっ、何が起きているのかしら?」ドンビキ


ヲ級「これが噂に聞く鯨飲馬食・・・。」


空母「すみませーん、このすき焼き5人前追加で。」モグモグ


ツ級「すごい。」


イ級「イ!」ズルズル ←ラーメンを啜っています


重巡「酒、樽で注文できます~?あっ、無理~。では~、これを端から端まで~。」ウヘヘー


空母「いやー、提督すみませんね遅れてしまって。」モグモグ


空母「双子ちゃんに離島ちゃんは来るの嫌だって言ってましたし。」モグモグ


空母「ですのでこれなかった二人の分、私がしっかり頂きますね!」モグモグモグ


重巡「えへへー、提督も飲みますー?」ヒック


提督「ヲ級ちゃん、空母ってみんな大食漢なの?」


ヲ級 ブンブン ←首を全力で振っています


ツ級「こ、今回は戦艦棲姫様がいらっしゃらなかったですよね、そういえば。」話題逸らし


空母「そうそう、その所為で私がダイソンやらなくちゃいけなかったのよ。」


空母「新米の双子ちゃんのお守りしないといけなかったんだから。もー、お腹空いて。」


空母「艦載機がたこ焼きに見えて仕方なかったわ。」


モッモッモッ。


ダイソン、それは吸引力の変わらないただ一つの掃除機。


今回のイベントでその戦艦棲姫の役割を代行した空母棲姫は現在進行形でダイソンだった。


重巡 ゴキュゴキュゴキュ


目の前には次々と空の皿が積みあがっていっていた。


そして、空のジョッキが山と積まれていっていた。


提督「いったいどれだけ食べて飲むの?」


提督が心配を始めた頃に無慈悲な店長からの声が響く。


店長「食べ放題の時間終了ですので、これから先のオーダーは別会計になります。」


提督「えぇ!?」


ヲ級「提督、申し訳ないのですが来月の5-5の防衛の打ち合わせがあるので私達はこれにて。」ソソクサ


ツ級「私は3-5の打ち合わせがありますので同じく。」ソソクサ


イ級「イ!」


提督「あっ、ちょっと待って帰るなら私も・・・。」ニゲルナ、オマエラ


ガシッ


空母「財布・・・、じゃない、提督、最後まで付き合って下さいますよねぇ。」ニゴォ


重巡「グラーッツェ、グラーッツェですねー。」ウフフーン


結果、提督の財布が大破着底した。


提督「あの、領収書の宛名は深海大本営で、はい。」トホホ


空母「たぶん下りないわよ。提督、ご馳走様。」ケプ


提督「えぇ!?」


カラピシャン ← 空母、重巡の二人は先に店から出て行きました。


店長「物凄く食べる方でしたねー、うちの明日の仕込み用の材料まで全部食べられてしまったんですが?」


提督「すみません・・・・。」


こうして提督のクレジットカードの限度額は一杯になったのだった。


提督「うわぁぁーーーん、今月ただ働きやん!」



やる気はあるぞ!



提督「ねーねー、港湾ちゃん。」サテサテ


港湾「なにかしら?」


提督「前から思ってたんだけど潜水ちゃんってドM?」


港湾「いいえ、ただのドMじゃないわ。」


提督「うそぉ。」エェ!?


港湾「あの娘はドが30個はつくMよ。」ドヤァ


提督「ぶは(笑)やっぱりか、毎イベ、必ずっていいくらいレア艦、それも所持率少くなかったり有用装備を持ってくる娘が設定されてるもんねー。」


港湾「そうなの、あの娘、爆雷で体をいたぶられるのが趣味みたいなの。」


提督「とんだ変態さんだね。」ウヒャァ


南方「提督、いま、その話になんの意味が?」


提督「いや、攻撃を総受けしたがる変態なら今回の作戦で敵の潜水艦を体を張って止めて貰おうかと。」


南方「なるほど。」


提督「防空ちゃーん!」


防空「冬イベ出番がなくて暇だわ。」


提督「ごめんねー、まさかレっちゃんの方が出張るとは思わなんだで。」


※ レ級は冬イベに出張しています、というより大本営の命令で出張させられました。


提督「ズイカク、とりあえず艦載機で敵の索敵よろしく。」


ズイカク「レーダーで間に合うぞ。で、艦娘とかいうのがこっちに向かって来ているな。」


提督「ミサイルでやっちゃって!」


ズイカク「おー。」


提督「そういえば、前回のコラボイベの時ってミサイル禁止だったって?」


港湾「そのようね。超長射程武器は禁止だったとか?」


提督「大人の事情って奴かしら?」


南方「ねー。」


ズイカク「コンゴウから連絡、標的沈黙だって。」


提督「港湾ちゃん、艦娘の娘達はカ級にいって敵鎮守府近くまでこそっと曳航しておいて。」コソットネ


港湾「いいの?そういう情けをかけて?」


提督「大破撤退を見逃す自分達が今更それを言う?」


南方「それもそうね。」


提督「深海は基本イベント海域以外は優しいでーす。大本営指示だからね!」


港湾「大本営は何がしたいのかしらね。」


提督「勝つ気があるのかと思うけど今更だよね。日本近海まで攻めてて攻め落せないんだからさ。」


メタナハナシダメヨ? ホントウニネェ シャングリラモアレダッタシ


ズイカク「提督、ソノブイに感有り。」


提督「うし!メインディッシュのお出ましよ!」


提督「コンゴウお嬢!準備はおけ!?」


コンゴウ「問題ない。」




海中


イオナ「・・・・、艦娘達はやられたか・・・。」


イオナ「! へぇ、曳航していってる。少しは話が通じる相手なのかな?」


イオナ「ソノブイの数がすごいなぁ。こっちに対しては手加減無しかぁ。」


イオナ「いい性格してるね。」





提督「とか思われてんだろうな。」


提督「ズイカク、コンゴウ、アスロックの深度を300に設定してポイント1-1-3へ移動よろしこ。」


ズイカク「あいよー。」


港湾「変温域から追い出すわけね。」


提督「そういうこと変温域に潜まれるとソナーで分かりにくくなるからね。」


提督「それに敵はパッシブで聞き耳たててるんだろうけどこっちはアクティブで位置を把握したいわけよ。」


提督「どうせこっちの位置は丸見えなんだからがんがんアクティブをうって敵のソナーマンの耳を破壊してやれ(笑)」


提督「海中をかき回した後はお互いに音が拾えないのに乗じて魚雷を撃ってくんだろ。」


提督「対潜でのジグザグ航行が基本になりますが。」


南方「しないのね。」


提督「ザッツライト。水上艦のこっちがジグザグやると余計に海中をかき回しちゃうから敵さんに優位なのよ。音が拾えない。」


提督「なのでこっちは指定ポイントに移動した後は釣りだわ。」


提督「どうせコンゴウちゃんにズイカクに魚雷はクラインフィールドとかいうので当たらないし、うちらの部下は幾らでも再生出来る。」


港湾「エコロジーね!」ドヤァ


提督「なれば敵が釣り針にかかるのを待てばいいのよ。」


提督「餌は大戦艦 コンゴウ よ!」ドヤァ


コンゴウ イラッ


コンゴウ「目標提督、ファイアー!」


ヒュルルルルーーール


ドーーーン!


提督「」大破!


提督の周囲だけクラインフィールドが外れています。


港湾「旗艦を餌とか言うから・・・。」


南方「しばかれたわね。」


ズイカク「生きてんのこれ?」


ほっぽ  ツンツン←つついています。




レッドオクトーバーを追え!




ほっぽ「大変!提督意識がない!」


港湾「ということは?」


南方「私達が」


港湾「主役という事ね。」ウフフ


港湾「という事で行くわよ!第三支部の全力で相手してやるわ!」スバッ


南方「提督が作戦考えてくれてたから居なくても大丈夫だしね。」フハハハ


防空「へぇー、そうなんだぁ。」ニコニコ


ズイカク「で、何をするんだい?」


港湾「と言う訳で敵の真下にアスロックを落とす。その後直ぐに直上くらいの深度でアスロックを爆発させる。」


ズイカク「どういう効果があるんだい?」


港湾「クラインフィールドの衝撃吸収効果を調整する為だそうよ。」


ズイカク「?」


港湾「上と下で交互に爆発させる事により衝撃吸収の限界をできる限り引き伸ばしたいであろう敵は


    全体に展開させる事無く上部分、下部分とそれぞれで展開させるだろうって提督の読みね。」


南方「それと、敵が潜水艦である以上逃れられない敵。水圧もとことん利用しろと言っていたわね。」


ズイカク「それが何の効果があるんだ?」


港湾「敵が部分部分で展開するのであればこちら側が敵のクラインフィールド展開部分をある程度誘導出来るだろうって。」作戦書ガン見


港湾「その結果、張っていない部分には水圧がもろにかかるだろうから船体へのダメージを与えることが出来るって。」作戦書読み上げ


ズイカク「なにげにそこの提督エグイのだな。」ツンツン


港湾「えぇ、提督は前回こちらに来たときの記録からそう考えたようよ。」


南方「あまちゃんと言っていたわね。」


ほっぽ「提督白目!」


防空「出番まで暇だから落書きして遊ぶわよ。」ハイマジック


ほっぽ「楽しい!」ヒタイイニニク


コンゴウ(無線)「敵の反応が増えたぞ!」


港湾「提督の読みでは恐らく全てデコイみたい。こっちの魚雷が全てロストした後に海中がクリアになるまでの間に動く物がないか注意だって。」


ズイカク「みつけられんのかね?」


南方「単純な潜水能力だけなら我らの方が上だ。何せ深海に棲む艦だからな。」ドヤァ


潜水(無線)「ちょっとお!痛気持ちいいんですけどぉ!」(魚雷の破裂音が響いています)


港湾「ドMねぇ・・・・。」


南方「Mだな。」


コンゴウ(無線)「対潜魚雷の発射も終了したぞ。」



海中


イオナ「敵はデコイに食いつかないか・・・。」


イオナ「そして、二段階に設定しての爆破・・・、石橋を叩いても渡らない相手か。」


イオナ「厄介だな。」




コンゴウ「対潜作戦だからか深海棲艦の連中は殆どが軽巡、駆逐艦種だな。」


コンゴウ「連中のなかでも旗艦級らしいが・・・。」


イ級f改「イ!」(提督が特殊訓練した最初からいるイ級 ゲーム中には存在しないクラスです。)


イ級エリート「イーーーーー!」


コンゴウ「実に数が多いな・・・、数こそ力か。実に脳筋だな。」フン


コンゴウ「だが、効果的でもある。」


港湾(無線)「潜水から無音航行で潮流に乗って海域を離れようとしている艦がいると連絡がきたわ。」


コンゴウ「お前達の潜水艦はソナーを使わないのか?」


港湾(無線)「海中に棲み、海を母とする私達が敵の感知にいちいち必要とするとでも?」


コンゴウ「愚問だったか。」


南方(無線)「まぁ、使わない訳ではないがな。餅は餅屋、同族の潜水艦は潜水艦に任せたほうがいいだろう?」


コンゴウ「違いない。」


港湾(無線)「では後は手はずどおりで。」


コンゴウ「うむ。」





イオナ「何か嫌な気配がする。」




イオナが感じたそれは正しかった。


深海棲艦達のサイズ、特に潜水艦達のサイズは当然ながら艦娘の潜水艦娘達とサイズは変わらない。


イオナが以前に来た際には艦娘の潜水艦は少数、さらには作戦自体に潜水艦が組み込まれることがなかった状態。


であればデーターにない相手を感知できたとしてもそれと認識する事が出来るだろうか?


そう、イオナは深海棲艦に潜水艦がいるとは認識出来ていなかったのだ。


いや、認識はしていたのだが大型海洋哺乳類程度にしか考えていなかった。


それは、自分を倒す為に仲間が沈む事を承知で対潜行動を取る敵が居るわけないだろうと考えたため。


その結果、今まさにイオナの船体はゆっくりと牙を剥こうとしている深海の潜水艦群に取り囲まれようとしていたのだ。



縛り方にも色々あるそうです




先の飽和攻撃によりイオナのクラインフィールドはエネルギー吸収の限界近くにまで達していた。


つまり、吸収したエネルギーの放出を行なわなければいずれクラインフィールドは消失する。




ソ級f A(ここで網を投げる?) クイクイ ←無線封鎖中の為ハンドサイン


同B(そそ、提督の指示)クイクイ


A(じゃぁ、やりますか)


B(だね。潜水姫様は?)


潜水(ちょっと!紐が絡まってるんですけど!?)


A(・・・・、なんかいいじゃね?)サッサッ


B(無視しますか。ドMだし。)サッサッ


A(ドMだしね。)ウンウン


B(じゃあ、このまま)


A(このままで。)




潜水艦のソ級達がしているのはそう、イオナのスクリュー部分に小人達が作った鋼鉄製ワイヤーで出来た網を絡ませることだった。


しかも、深海棲艦達が沈めたタンカーの大型錨がその先には結ばれている。


イオナの船体がいかに高性能といえど外形はコンゴウ達と同じ旧式潜水艦。


伊号型潜水艦の後方にある2つのスクリューに網が絡まれば?


ゴウン・・・・・。




A(やったぜ!)


B(撤収、撤収!)





イオナ「船体に何かがからまった?!」


潜水(ちょっ!かなり紐が食い込んでるんですけど!?)


潜水(あっ、これちょっと癖になりそう)


イオナ「このままではいい的になってしまうな。」


イオナ「思っていたより出来る相手が敵にいたようだ。」






ズイカク「ところで機関停止したままでいいのか?」


港湾「えぇ、問題ないわ。敵の目標はあくまでコンゴウでないと困るの。」


ズイカク「・・・、難しいのだな。」


南方「提督の作戦指揮書によると機関を始動すると重力波?とやらでばれるんでしょ?」


ズイカク「あぁ、なるほど。」


港湾「敵はスクリューに異物が絡まった以上クラインフィールドとやらに貯まったエネルギーを放出して一撃必殺のカウンターを狙うはず!」クワッ


港湾「そのカウンターに対してこちらがカウンター返しを狙うわけよ!」


ズイカク「なんだかんだで策士なのなー。」ツンツン





提督の読みは正しかった。





イオナ「……、このままでは手詰まりか。」


イオナ「旗艦のコンゴウの重力波は向こうに検知されている。」


イオナ「旗艦を倒せば敵の動きは停止するはず。その間に推進軸に巻きついた何かを除去しなければ。」




※霧の艦隊においては旗艦を仕留めると一時的に艦隊の統率が取れなくなるとの原作に説明がありました。





そして、彼女は動いた。


船体下部にクラインフィールドを集中し敵の爆雷、魚雷の爆圧を利用する戦術に。


潜水(痛きもちぃーーーーー!!)


潜水棲姫は今、まさに新しい扉を開けようとしていた。





港湾「来る!」


南方「配置について!」


海面に大きなうねりをもってイオナの船体が現われる。


と同時に放たれる晴嵐。




防空「堕ちろ!」




防空棲姫が自身の対空兵装を全て起動させイオナの放った晴嵐を落とす。


さらに爆圧を利用して海面から出てきたイオナに砲撃を加えていったのだ。


クラインフィールドへのエネルギーの蓄積を最大限にして消失させる為。


そう、提督がわざわざ防空棲姫を呼んでいたのはこれを見越してのことだったのだ。


空中を飛ぶイオナの船体と晴嵐に容赦なく浴びせられる防空棲姫の射撃。





南方「勝ったわね。」


港湾「一級フラグ建築士は黙っていなさい。」


南方「はい。」


ズイカク「で、機関を始動していいんだな。」


港湾「えぇ、お願いするわ。」





海域強襲制圧艦としての機関が始動すればその重力波はコンゴウの比ではない。





イオナ「!? コンゴウより大きな反応だと!?」





この一瞬が全てを決める。


クラインフィールドが消失するほどの溜め込んだエネルギーを放出する為に


コンゴウへ照準を向けていたイオナの気が一瞬だけとられたのだ。


しかし、その一瞬はまさに生死を分けた一瞬だった。


ズイカクの存在に気を取られ超重砲の展開が遅れ、結果、コンゴウからの攻撃が全弾命中した。


そして、実にあっけなく、本当にあっけなくとしか表現できないくらいに終焉を迎えた。


結末から言えば提督達の読み勝ち、そしてイオナの読み負けといえる。





コンゴウ「さてと、どうしてくれようか……。」


ズイカク「ここで沈める訳にもいかないよ。」


ズイカク「イオナはヤマトの直属だからヤマトに判断を仰ぐべきだろ。」


ズイカク「それに、提督が言ってただろ。イオナをこっちの世界で沈めるとお互いの世界が消滅するって。」


ズイカク「私の演算シュミレートでも同じ結果が出てる。この提督は直感でそれを感じていたのはすごいと言わざるをえないけどね。」


港湾「提督が褒められているわよ。」


南方「なんとなく誇らしいわね。」


防空「最後に見せ場を作ってくれたしね。」


ズイカク「じゃぁ、そういうわけでイオナは曳船して向うへ帰るよ。」


コンゴウ「……、いたしかたないのか。」




こうしてズイカクがイオナの船体を曳船し、彼女達はもとの世界へと帰っていった。




ほっぽ「ズイカクまた来い!」手フリフリ


ズイカク「おぉ!また来れたら来るぞ!」


コンゴウの旗艦専用装備により次元が曲げられ霧の2艦が消えていった。


港湾「何か忘れているような気がするわ。」


南方「奇遇だな、私も何か忘れているような気がする。」


防空「思い出せないってことは大したことじゃないと思うわ。」


港湾「それもそうね。大したことじゃないわね。」


南方「さて、鎮守府へと戻りますか。」


ほっぽ「おなかすいた!」


港湾「帰ったら提督にご飯を作ってもらいましょう。」


南方「そうね。提督、ご飯宜しく……。」


防空「提督、いないわね。」




彼女達は気づいた、何を忘れていたのかを。


そうなのだ、ズイカクに気絶した提督を彼女達は放置してきてしまったのだ。




提督「ここどこ?」


ズイカク「あれ?提督なんでここにいんの?」


提督「帰してー!?」




北へ!




皆さんこんにちは先日、異世界に忘れ去られてしまった提督です。


ズイカクさんに手伝っていただきなんとか戻ってくることが出来ました。


そして帰って来たら先日の件が港湾さんにより大本営に報告されていたらしくきちんと評価いただいていました。


やったね!


と、ここまではよかったんです。


皆さんも体験したことはあるかと思いますが世の中には色々不思議なことってありますよね。


えっ?何の話かって?まぁ、ちょっと聞いてくださいよ。


そう、こちらはAの案件と思って話を進めていたら相手はBの案件だと思っていた。


しかも、話が成立するまでお互いに気づかない。


そして、気づいた後には後の祭ってやつ。


そう、たちが悪いことに相手の方が立場がうえな為、今更Aだと思っていたなんて言えないこと。




提督「困った。」




何を困っているかと言うと話は大本営からお褒めの電話をいただいた頃にまで遡る。




回想


提督「はい。お褒めの言葉ありがとうございます。」


「君に褒美を与えようと思うのだが何がいい?」


提督(そういえば先日、港湾ちゃんが妹のほっぽちゃんの所に遊びに行きたいといっていたなぁ。)


提督「北方方面への進出許可を。」


提督(許可を貰っとかないと護衛を引き連れて移動出来ないんだよねぇ。)


「ほう、北方へか」


「ふむ。君の観察眼というかそうだな。洞察力は素晴しいな。」


「まだ、誰にも話はしていないのだが。」


提督(なんのことだろ?)


「いいだろう、許可をしようじゃないか。」


提督「はっ、ありがとうございます!」


「それで、規模はどのくらいを予定しているのかな?」


提督(港湾ちゃんと南方ちゃんもいくだろうなー。レの字も誘うから……。)


提督「港湾棲姫と南方棲姫、レ級にヲ級F改を2名、そしてイ級です。」


「ほう、強行偵察部隊にしては随分と磐石な陣容ではないか。」


提督(何のこといってんだろ?)


「 ! 」


「君はもしや!? いや、君のことだ成程。流石だな。」


提督(やっぱり人数的に厳しいかな?)


「集積地を補佐につけようではないか。励みたまえ。」


ガチャン


提督「電話切られた。てか、何を頑張れと?」



回想終了





普通に考えてさぁ、大本営が機密情報扱いにしている次の侵攻作戦の内容を知ってると思う?


えぇ、そうなのです。


北方へ護衛を連れて遊びに行くための許可を貰ったつもりがどういう訳か


次回の侵攻作戦の前準備をする為に部隊を移動させようとしていると思われたようです。


そう、大本営がまだ発表をしていない作戦を独自の戦略眼にて見抜いたと!


思われてしまったーーーーー!


あかん。


これはまずいです、敵地侵攻の為の前線基地の設置でしょ?


集積地ちゃんが補佐で来るってことは補給基地でしょ?


んで作るでしょ?


敵の爆撃機がブーンですよ。


そしてらどっかーんです。基地が全部破壊とかされてみてください。責任問題ですよ。


昨年のバカンスを思い出すわ。




提督「どうやってこの危機を回避するべきか……。」




ちょっと離れた所




港湾「提督が真剣に悩んでいる。」


南方「そりゃそうでしょ。補給基地はいつも敵の爆撃に遭い易いもの。」


港湾「その爆撃を回避する為の策を一生懸命考えているのね。」


南方「前線基地の設営に乗り気とは流石は提督。」


提督(なんとか基地設営の任務から逃げ出し、この責任問題の危機を回避せねば!)


港湾(基地襲撃を回避する為の策を一生懸命考えてる、流石は提督)


南方(基地の攻撃を回避し敵地への侵攻作戦を考えているのか。流石提督。)


これは真面目に逃げる算段しないと次回で提督ライフが終了かも……。


こうしてそれぞれの思惑を胸に深海棲艦達の北方侵攻作戦が実施されようとしていた。



使えるものはなんでも使おう!




グオォォオン


陸攻妖精「こちらチャーリー!敵、集積基地のある島が見えた!爆撃を開始する!」


管制妖精「こちら管制、了解した!敵を原始時代にまでもどしてやれ!」





\ ドゴーーーーン /





\ ドッカーーーん /




陸攻妖精「敵基地、炎上確認!次々と爆撃してやれ!」


管制妖精「了解!後続に引き続き爆撃させる!」




小さな島に轟音が轟く。


爆風、衝撃、艦娘達航空基地から飛び立った陸攻から大量に落とされる爆弾。


その爆弾の量はすさまじくまさしく『 地形が変わる程 』であった。




イ級「イ!」


提督「敵は島をがんがん爆撃してる感じ?」


イ級「イ!」




島への攻撃を遠くから観測するのは御馴染みのイ級さん。




提督「ふははは!嘘の情報に騙されて島を攻撃してやがる。」


港湾「上々ね。」


南方「まずは作戦どおりといった所かしら?」




提督達がせっかく設営した施設が空爆され破壊されているの喜んでいるには訳がある。




提督「これで、島にブルドーザーを入れる数がかなり減らせる。」


港湾「しかも、島の整地作業を相手にさせるというおまけまでつけて。」


南方 港湾「「流石提督。」」


提督「不発弾処理が終わったら一気に設営するよ!」


集積地「おー!」




勘の良い読者の方はお気づきかもしれない。


そう、提督は大本営が指示をしてきた基地設営予定の島の位置を敢えて敵に情報を漏らしたのだ。


その島は北海の荒波に存在する島らしく、重機や資材を揚陸させるには困難な場所であった。


さらには島の形もかなり不整形な為、基地として何か施設をつくろう物なら大規模な整地作業が避けられない状態だったのだ。


だからこそ、提督は敵に情報を漏らしたのだ。


敵が北の海に前線基地を作っているぞ!


その基地を足がかりに攻めてくるぞ!


基地を空爆して叩きのめさないと大変だぞと。


空爆には島の形が変わるほどたっぷりの爆弾を使ってやるとなおいいぞ!


と。


実際は島に対空兵装を幾つか、そして派手に燃え上がるように可燃物を少々。


それっぽく張りぼてを作成し、敵が基地(偽物)を派手に空爆するのを待ち構えていたのだ。




提督「にしても、タウンページに載ってた電話番号に電話しただけなんだけど。」


港湾「信用するものなのねぇ。」


南方「随分とおめでたいわよねぇ。」


提督「とりあえず、後、一日二日は敵さんが整地作業を代わりにやってくれる。」


提督「んで、敵さんの空襲がなくなったのを確認して本格的な基地設営に移るよ!」


港湾「私、ふかふかのベッド付の部屋が欲しいわ。」


南方「南向きの陽の辺りがいい部屋は私が貰っていくわね?」




提督の作戦はこうだった。


基地をつくるのに整地が困難なのであれば敵に空爆を、それこそ大規模。


それも地形が変わる程の空爆を行なわせ整地作業を肩代わりさせようということだったのだ。




空爆後




提督「いやぁ、見事に地形が変わっちゃってるねぇ。」


港湾「MOBでも使ったのかしら..」


南方「すごいわね。」




一つ、予想外の事があったとすればこちらの予想以上に敵が爆弾をばら撒いたということくらいか。




提督「敵さん、島を地図から消す勢いで爆撃したみたいね。」


港湾「随分と平地になったものね。」


集積「提督、ここに基地を作るの?」


提督「おうよ!敵さんも一度爆撃して潰したところに再度、基地を作るなんておもいもしねぇだろ。」




といいつつ設計概要をみせる提督。




集積「ほとんど地下施設なんだね。」


提督「陸上は吹っ飛ばされた瓦礫でカモフラージュしておいたほうがいいからね。」


提督「それに、敵さんの爆弾で大穴が開いてるから地下の施設が作りやすい。」


集積「燃料タンクなんかも地下?」


提督「だね。」




うきうきと集積地棲姫と提督は基地建設の話題でもりあがる。




提督「地表の滑走路にカモフラようの穴をペイントするのは任せろ!」E:作業着




ドダダダダ。




敵に整地作業をさせた甲斐もあり少ない重機と工期で着々と建設される前線基地。




港湾「何気に提督、ねじり鉢巻姿にあっているわねぇ。」E:ニッカボッカ


南方「建設作業員姿も悪くないわね。」E:ニッカボッカ




港湾達は現場監督として指揮にあたっていた。


そうすること2日間




提督「小人さん達による謎建材の利用で普通にセメントで建物を作るより早く完成した。」


集積「何か秘密基地って感じでロマンあふれるよな!」


提督「だよね!こう、いかにも悪の組織って感じでさ、こう分かる?!」


集積「分かるわー。すっごいよく分かる。こう赤絨毯がばーっと敷いてあって……。」


提督「一番奥で『 よく来たな 』。でしょ?!」


集積「ラスボスだわー(笑)」


提督「ラスボスだねー(笑)」


港湾「盛り上がっている所悪いのだけれど基地としてどういった機能があるの?」


南方「日当たりの良い部屋、あるのかしら?」


提督「ふっふっふ、詳しい機能の説明は次回よ!」


港湾「考えてないのね。」


南方「分投げたわね。」




こうして深海提督達による北方島嶼強襲作戦の準備は前段階が完了したのである。



今回も出番なし!


提督「作戦要綱届いたけど今回の作戦もうちらの出番はなさげだね。」


港湾「今回はここ補給基地で後方支援活動のようね。」


提督「ええっと、今回の従軍メンバーなんだけど。」


潜水「ヒサシブリー!!」


ヒトミ「あの…、お世話になります。」




提督  つ メガトンパーンチ


潜水 イタァイ!!ヤメテヨォ!?




提督「潜水ちゃん、馬鹿なの?!何迷子だったからって敵の艦娘拾ってきてるの!?」フンガー


提督「去年の夏も潜水艦の娘拾ってたよね!?」


提督「ねぇ、ほんと、何したいの?!」


潜水「迷子をほおっておけなくて……。」


提督「そんなね、捨て猫ひろってきちゃったの…、みたいな可愛い顔しても許しませんからね!?」


提督「ちくしょうめぇ!」




潜水 シュン




提督「あぁもう、今回だけだからね!?」


潜水「そういう提督が好き!」


提督「んもう。」


港湾「とりあえずこの娘どうするの?」


提督「敵の艦隊が来たらバイバイして保護してもらうしかないんでないのもう。」




そして、潜水棲姫達の艦隊と補給場所や量について打ち合わせ。




提督「じゃぁ、そういう形で。」


潜水「お願いします。」


提督「がんばってね!!」




そして暫くしてまた別働隊が。




重巡「こんにちは~。」


提督「あっ、酔っ払い棲姫の方だ。」


港湾「今年の冬に出ていた方みたいね。」


重巡「えへへへぇ、北の海は寒いですねー。お酒、いいですかぁ?」エヘエヘ


提督「でたよ、飲兵衛特有の酒を飲めばなんでも解決理論。」


重巡「あのですね~、補給はアルコールで。」


提督「エチル(工業用)でいいですね~。」


重巡「ウォッカでお願いします~。北の国が近いんですからぁ。」


重巡「водкаでお願いします~。」


港湾「酒屋にいかないといけないわね。」


提督「ディスカウント開いてたっけ?」


提督「というか、あれでしょ?作戦実施の経費で買えるからって余計に要求してたりしないよね?」


提督「怒られるのこっちなんだからね!?」


重巡「お酒……。」シュン


提督「あぁもう!分かったから!」


重巡「えへへへへ。わーい。」


提督「こんなんで戦闘になったら役立んだからねぇ。」


重巡「いつも敵にお酒の輸送部隊を撃破されてるのが腹立ちます。」キリッ


重巡「前回もラム酒を……。」


提督「あぁ、トラック諸島の辺りって砂糖キビの栽培ができるんだっけ。」


港湾「原材料なの?」


提督「うん。」


重巡「おのれぇ!にくらしやぁ!」


提督「飲兵衛だねぇ。」




お酒の輸送について打ち合わせしました。




提督「食料と弾薬の輸送については何も言ってこなかったんだけど……。」


港湾「酒瓶を投げて戦うのかしら?」


南方「ワイルドねぇ。」


提督「あんがい火炎放射的な。」


港湾「ないわね。」


集積「ないな。」


南方「ない。」


提督「お前ら全員で否定すんなよ!大っ嫌いだ!ちくしょうめぇ!」




そして、ぞくぞくと深海棲艦のボス達が集まる。




駆逐古姫「スイーツの量は絶対に譲れない。」


駆逐棲姫「同じく。」


提督「いや、スイーツの前に弾薬とか食料の心配しようよ。」


古姫「北方水姫の随伴もやるから食料とかはそっちから貰う。」


提督「えっ、かっぱらう前提なの?」


棲姫「基本駆逐艦は輸送任務が得意です!」


提督「あっ、はい。」


南方「おやつは300円まで。」


提督「いや、待って、待って、前から思ってたんだけどうちら戦争やってるわけよね?」


提督「なんなの?!なんなの、そのちょっとピクニックへみたいなのりで戦場いくの。」


提督「やる気あるの?」


集積「殺る気は有るよ。只、今はそのときでないだけ。」


提督「何その上級国民様みたいな切り替えし。」


南方「提督よ、物量で押せば当然我らの方が強い。しかし、それでは駄目なのだよ。」


南方「人類を屈服させた後が問題だ。」


港湾「人類の、特に日本人の食に対する拘りはすごい。例えばこのメロン。」


南方「♪キャッチマイハート」


古姫「♪ベリーメロン」


駆逐棲姫「♪ベリーメロン」


港湾「♪キャッチマイハート」


古姫「♪ベリーメロン」


駆逐棲姫「♪ベリーメロン」


提督「笑わせるな。(笑)」


集積「♪お口にとろけるー ベリーメロン」


港湾「我々深海の技術ではこれらを栽培する事は出来ない。」キリッ


南方「その為に人類を生かしておかねばならないのよ。」キリリ


提督「一気に攻め滅ぼしたほうが敵の抵抗する気力をなくす事ができるんじゃ?」


古姫「だからこそ、世界において我らへの抵抗戦力をもつ日本を最初に潰すべく深海は全力を挙げている。」


駆逐棲姫「今回も新任の娘達が後から来る予定だよ。」


提督(意外と日本を狙う理由はきっちりしてたんだね)


提督「でも、あれじゃない?こう、日本を徹底的に潰すと人類を敵に回しすぎない?」


港湾「人類が絶望したところを一網打尽。」


提督「人類を殲滅したりしたらそれこそさっきのメロンを作る人達いなくなるよ!?」


南方「提督よ、使役目的で生かされている生物はもはや『 家畜 』なのでは?」ニコニコ


港湾「少なくとも人間っていう枠は提督だけになるわねぇ。」ニコニコ


提督(えげつねぇ……)ヒィィ




こうして、深海棲艦達との認識の違いを改めて確認した提督だった。



サプライチェーンの構築失敗は負け戦の香



提督「今更ながらな話しだけど。」


港湾「どうしたの?」


提督「後続部隊って後どのくらい居るの?」


南方「後、3部隊程かしら。」


提督「うぅーん、全部うちで補給していくのかぁ。」


港湾「何か不都合でも?」


提督「問題です!戦争に勝つにはなにが重要でしょう?!」


港湾「ん……、おいしいご飯?」


提督「あながち間違ってない。」


南方「水着の人数?」


提督「少しは考えてください。」


集積「兵站だな。いかに多くの物資、兵員を投入できるかが勝負の決め手だ。」


提督「正解。戦争に勝つには1に物量、2に物量、3、4も入れて5も物量。」


提督「敵を圧倒する資源、まぁ、工業生産品である武器、弾薬。そして、人的資源。」


提督「海軍で言えば艦艇なんかだね、後は兵士。うちの場合は艦艇=兵士だから人的資源については横においておく。」


港湾「難しい話になりそうね。」


提督「うーん、まぁ、いろいろ端折って結論から先に言うとうちらの補給のやり方が負け戦のパターンだって事。」


南方「嘘。」


提督「嘘じゃないよぅ。この作戦において用意された補給基地で大きいのがうちしかない+うちが最前線の補給用拠点ってのは相当にまずいのよ。」


提督「物資の補給基地の設営のやり方ってのは、そうだね、現代のコンビニエンスストアのドミナント方式が一番近いかなぁ。」


港湾「?」


提督「ある地域を戦場と想定して例えるとその戦場にすむ店舗利用客が部隊ね。」


提督「んで、その利用客にいかに手早くそして、確実に商品を買わせるかが重要。」


港湾「品切れしたら他所の店にお客が逃げるものね。」


提督「そそ、なのでサプライチェーンの構築が問題となる訳なんだけど。」


提督「うちらの場合はその最後の部分、配送が問題な訳。」


南方「?」


提督「コンビニなんかの大手企業はだいたい店舗の出店前に配送網の方を先に構築するの。」


集積「圧倒的物量を配送する為だな。」


提督「そそ、商品センターをまずはどんとでっかいのを作る。」


南方「商品センター?」


提督「まぁ、補給基地みたいなものかな。そこに店舗へ配達するための商品を集積したり場合によっては弁当などを製造します。」


提督「そして、店舗を作る。作るときは1店、2店なんて量ではなくいっきに10店、20店って数で展開。これにより地域に浸透。」


集積「なるほど、前線に補給をする際に複数のルートを持っていないのが問題と。」


提督「流石プロ。」


提督「加えて配送用のまぁ、補給用艦艇+護衛これを大量に投入できるのも重要。


    コンビニでいうなら大量のトラックによる配達網でジャストインタイムの徹底だね。」


集積「大きな基地から直接ではなく小さい拠点で幾つもの補給部隊とルートを使って補給が理想ということか。」


提督「とはいえ海の上だと補給基地を作れるのもそれなりの規模のある島でないといけない。」


提督「さっき集積ちゃんが言ったのが理想で、コンビニの店舗が小さい補給用拠点なんだけど


   これが構築出来ない場合毎日でも送り出せるだけの補給部隊があるといいね。」


提督「ゲリラ戦法や通商破壊の基本は敵の輜重部隊や輸送船の寸断だから。」


提督「なので、ここの大きい補給基地はその小さい補給地点へ常に物資を送り続ける役目を担うのが理想かな。」


提督「そうする事により前線に物資の供給が遅れることがなくなるって訳よ。」


提督「陸ならなおさら集積地点の小型化を進めた方が敵からの襲撃を受けた場合の被害も少なく


    補給ルートの分散も出来るから補給部隊がやられた際のリスクも少なく出来る。


    更に、ルートが分散するから補給部隊そのものも秘匿しやすくなる。」


提督「でも、今回の攻略部隊は今のところ自前の補給艦を持っていないからうちから派遣せざるを得ない。」


集積「途中で小さな補給用の拠点を作ってくれれば本拠地の此処がばれにくくなるのだが。」


提督「集積ちゃんは頭いいね。流石眼鏡。」


提督「ぞろぞろ補給艦に随伴つけてみ?この基地の護衛なくなるよ?」


港湾「でも、私達が撤退するのはまずいのじゃないかしら?」


提督「私達が受けた指示は『 補給基地を作りなさい! 』です。」


南方「?」


提督「実に素直に解釈すれば基地を作った時点で目標達成というわけです。」


南方「あっ、ずるい。」


提督「そういう訳だから深海提督(中間管理職)はクールにさるぜぇ!」


集積「クールにさるぜぇ!」


港湾「後残り3部隊あるのだけど?」


提督「あっ、もちろんそちらに補給が終わってからよ?」


提督「後、なんか敵に嫌がらせしておきたい。でないと大本営から責任取らされる気がする。」


提督「中間管理職は幾らでも替えが効くと思ってやがるからな。」


南方「敵の基地に爆撃でもしておく?」


提督「いいねぇ、爆撃かぁ。スーパーフォートレス辺り用意したいねぇ。」


港湾「高高度からの爆撃。いいわね。」


南方「ちょっと待ってて。」



電話中



南方「飛行場ちゃんに敵航空基地の空襲の出前頼んだ。」


南方「B-29は用意できないって。」


提督「えー、じゃぁ何なら用意出来んのさ。」


南方「飛行場ちゃんが飛ばせる程度ならって。」



相談中



南方「B-58なら行けるって!」


提督「音速機かよ!なんでそんなのもってんのに負けてんだよ!」


提督「とはいえ、もう一個くらい実績つくらんと怒られそうだなぁ。」


港湾「中間管理職は大変ねぇ。」


提督「組織で困るのは無能な働き者が上にいたりする事なのよ?」


南方「あら。」




といっていたところに彼女達一団がやってきた。


軽空母 護衛棲姫 その一団だ。




護衛「眠い、寝ていたい。」


提督「集合!みんな集合!」


提督「この娘、すっごく芋い。」


港湾「芋。」


提督「芋!」


南方「薩摩芋―。」


港湾「じゃが芋―。」


南方「イモイモイモイモ。」


提督「ザ・タイマーズって何歳だよ自分ら。」マッタク


港湾 南方「「おまえもなー」」


提督「と言うわけで集積ちゃん、ちょっとコスメかして。」


集積「えっ!?」


提督「戦艦ちゃんと三越行ったときに資生堂で色々買ってもらったって?」


集積「なんでしってるんだよぉ!?」


提督「いやね、戦艦ちゃんとラインしててさ。写真もらってるんさ。」ホレ


港湾「あら可愛い。」


集積「やめろよぉーーーー!!」


赤面して恥ずかしがる集積地棲姫からコスメを借りました。


提督「でけた!」




デデン!




\ 春日丸 /




提督「どっからどうみてもしばふ村の空母姫!」


港湾「本当ね。」


提督「ということで、護衛空母ちゃんには敵地に潜り込んで情報を流してもらいます!」


南方「これで敵の動きも分かりやすくなるわね。」


提督「では、宜しくお願いします。」


護衛「えっ、私、そんな大役いや……。」


提督 港湾 南方 集積 ニコニコニコニコ


護衛「はい、頑張って勤めさせていただきます。」(小声)




こうして、提督達は護衛棲姫をスパイに仕立あげることに成功したのである。




夏はどこいくー?



集積「ところで提督、夏はどこ行く?」


提督「あー、バカンスね。」


港湾「今年は地中海なんてどうかしら!?」


南方「マルタ島に予約をいれてるわ。」


提督「いいねぇ!集積ちゃんも来るでしょ?」


集積「いいの?」


提督「やーだー、もー、みずくさーい、うちらファミリーじゃん。」


提督「みんなで今年の夏は地中海でバカンスだ!」




提督達はまさかこれが地獄の始まりになるとはこの時はまだ知るよしも無かった。




南方「最近私楽器を始めたの!」




プアー




提督「ちょっ、アコーディオン。マニアックやねぇ。」


港湾「南方がアコーディオンに嵌ったこともあり地中海なのよ。」




プアァァー




提督「あー、あー、確かにあの辺りの音楽のカンツオーネなんかには欠かせないもんね。」


提督「ラテン系の音楽には欠かせない。」


提督「いいの買いにいくよ!」




と、提督達が盛り上がっているところに彼女達は来た。




北端上陸姫「あっ、あのこんにちは……。」


提督「はい、こんにちは。」


北端「あっ、あの……。」


集積「おっ、久ぶりー。」


提督「なに知り合い?」


集積「普段いる6-4の離島の妹だよ。」


北端「あの、姉がいつもお世話になってます。」フカブカ


集積「いえいえこちらこそ。」


提督「珍しいくらいに常識人!今度お中元贈るから住所教えて。」


港湾「あら?私達は?」


提督「普段から接してるでしょぉ!?お中元はお世話になっているちょっと離れたところに住む人におくるものなのお!?」


港湾「お世話してるじゃない。」


提督「毎朝ごはん作ってるの誰ですかぁん!?」


南方「提督。」


提督「分かったね?!じゃ、この話題は以上!」


提督「北端ちゃんよく見れば自前の補給艦用意してるじゃない!偉い子やわ~。」


北端「あっありがとうございます。」ニコォ


提督「決めた、集積ちゃん、北端ちゃんが負けたりするようなこと有ったら助けにいくよ!」


集積「まぁ、姉に嫌味いわれるのもいやだしなぁ。」


提督達が北端上陸姫に万一の事が有った際に助けることを確認していたらやつがやって来た。




\  デデン!  /




空母「提督、お久ぶりです。」


提督「加…… 港湾「久しぶりね空母棲姫、面接以来かしら?」


提督「そういえば空母ちゃん今クエゼリンだったっけ?」


空母「ですね。」


提督「離島への配送料ってどのくらい取られるんだろうか。」


空母「?」


提督「今年のお中元何がいい?」


空母「ハムで。」ジュルリ


提督「了解―。」




こうして補給を済ませた空母棲姫達は持ち場へと向かっていったのだった。




港湾「みんなにお中元を贈るのね。」


提督「ふっふっふ。お中元を贈る事を考えていたら敵にダイレクトにダメージを与える方法を考え付いたよ。」


南方「ほう、流石提督。」


港湾「後で教えてもらってもいいかしら。」


提督「今回も負け戦だからねー。撤収するときは味方を回収しながら逃げるよー。」


港湾「ところで提督、うなぎはマリアナ辺りを回遊して日本に戻るそうよ。」


提督「へー。」


集積「うなぎ、食べたいな。」ボソリ


提督「すべて終わったら夏のバカンスを全力で楽しむためにうなぎ漁をするか!」


一同「おー!!」


提督「タレと七輪用意して。」


集積「炭はまかせて貰いたい。」


提督「うなぎの調理はまかせろー!」


港湾「お茶碗もっていくわよ!」


南方「お米と調理道具は準備しておくわ!」




こうして補給基地設営組みが作戦後のうなぎ祭について盛り上がっている時に最後の大物がやって来た。




提督「うわぁ(ひえぃ)」


港湾「変態。」


南方「変態。」


集積「痴女。」




その深海棲艦は全裸だった……。




提督「憲兵さーーーーーーーん!」


港湾「提督、まって憲兵は敵の組織よ!」


南方「確かに敵の組織ね。」


提督「いや、そうは言ってもあれ公然猥褻物なんとかでしょ?!」


北方「黙って聞いていれば人の事を痴女だの変態だの……、喧嘩を売っているのか!?」


北方「いいだろう、かかってこいよぉ!?」


提督「あっ、怒った。」


港湾「まぁまぁ、落ち着きなさい。今年のバカンスに呼んであげるから。」


提督「服装なんとかしないと。」


北方「あの、まじめな話、艤装が超高出力、超高排熱タイプなんで服着ると蒸し暑さで大変なことになるんです。」


南方「夏までに新型艤装の申請しておきなよ。」


港湾「そうね、旧式パワータイプの流行は過ぎたわ。」


提督「あー、あれ?試作程なぜか量産型より性能が上みたいな。」


提督「どこのMSだ。」


集積「水着の申請だな。」


提督「とりあえずコートを着ていきなよ。ほれ。」




提督が渡したこのコートが彼女の艤装出力を下げることになるとは提督も思うわけもなく。


結果、北方水姫はコテンパンにやられた。




提督「お疲れ。大変だったね。」


北方「提督・・・・。」ズタボロ


提督「帰ろうっか。」


北方「うん・・・・。」


提督「明日があるさ。」


北方「で い ど ぐぅ~。」ウワーン


港湾「なんとなく微笑ましい光景ね。」ハナミズトカデキタナイケド


南方「空母ちゃんもバカンスくるって!」


提督「じゃぁ!北方ちゃんも入れて夏はエンジョイするぞ!みんなで楽しむために声かけまくっちゃうぞ!」


港湾「おー!」


集積「私も知り合いみんなに声かけてくる!」


南方「飛行場とかにも声をかけておくわ。」


提督「みんなで夏の地中海バカンス楽しむぞ!」




この提督の決断が現在の阿鼻叫喚祭のE7となっている事は内緒なのである。




その後のとある鎮守府




配達員A「ちわっす!ピザ、100人前お届けきました!」


配達員A「支払い願います!」


提督「えぇ!?」


赤城「提督、御馳走さまでした。空母のみんなでおいしくいただきました!」


提督「えぇ!?」


配達員B「毎度!寿司特上100人前お持ちしました!」


配達員B「支払い願います!」


提督「えぇえええ!?」






深海提督「あっ、はい○×鎮守府にラーメンを100人前」


深海提督「えぇ、作戦成功の祝賀会をと思いまして。」


深海提督「そうそう、えぇ、領収書は不要です。えぇ。」




鎮守府に戻った提督は出撃していた敵鎮守府の名前をかたり出前を実に様々に注文する事により


経済的ダメージを(主に敵の提督の財布へ)与える事に成功していたのだ。




空母棲姫拠点


空母「提督からお中元が届いたのだけど、一緒についてきたこの水着は着れということなのかしら?」


空母「ちょっと、派手かも、でも。提督の為なら。」


着々と欧州バカンスの準備が進行していた。




アメリカとの密約



提督「地中海の素敵な太陽が私をよんでいる!」


集積「で、アラブ人の金持ちを殺すのか?」


提督「いや、何文学作品の内容をさらっと纏めてんのさ。」


港湾「太陽がいっぱいだったかしら?」


提督「深海の娘達って博識な娘達多いね本当。」


南方「今回も!」


提督「出番無し!」


提督「まぁね、方角違うから。」


潜水新「お姉ちゃん風邪引いた・・・。」


提督「遠足が楽しみで知恵熱だす幼稚園児かよ!」


提督「地中海でバカンスするの楽しみにしてたのに。」


提督「わざわざ連絡ありがとうねー、浮き輪あげちゃう!」


つ 筑摩


潜水新「提督、これ浮き輪ちゃう、これ ちくま 。」


提督「あれよ、ボスマスに来た敵に投げつけるように。」


提督「コレモッテカエレ!みたいな?」


筑摩「あの、利根姉さんは?」


提督「あっ、あっちの方で呼んでましたよ?」


筑摩「そうですか、失礼しますね。」


潜水新「ばいばーい。」


提督「といった楽しいメンバーで今回もバカンスを邪魔されます!」


提督「チキショウメェ!」


港湾「それはそうと大本営からの通達なんだけど。」


提督「スエズを一時的に通してやれって奴?」


港湾「そうなの。」


提督「そもそもスエズを封鎖してるのってアメリカとの密約だって?」


港湾「そうなのよ。ロシアも絡んでるんって北方、あっこないだの春に助けてあげたあの娘ね?」


港湾「あの娘からも聞いたんだけど欧州って北海油田押さえちゃうと中東かロシアかアメリカからしか石油を買うしかないじゃない?」


提督「うわぁ。真っ黒なお話きた。」


港湾「石油の成分の問題はおいていおいてロシアとアメリカの石油生産量は中東からの石油を止められた欧州には垂涎ものよ。」


南方「ロシアが世界1位、アメリカが世界3位だからな。」


※2位はサウジアラビアです。


提督「折角の儲け話を両国が見逃すわけないよねぇ。」


南方「大西洋にはわざとに穴を開けてアメリカからのタンカーが欧州に向かいやすくしているしね。」


提督「喜望峰周り航路で輸入するよりアメリカから買った方が安くて早いと。」


港湾「ロシアはパイプラインで直接販売できるしね。」


提督「中東からのパイプラインはそんなに数多くないしトルコとか旧東欧諸国を通るからねぇ。」


港湾「幾らでも止めようがあるわ。それこそ戦争の混乱に見せかけたテロ活動でね。」


提督「あくどいなぁ。」


港湾「さらに中東は回教徒よ。」


提督「?」


港湾「サウジアラビアをはじめとする中東諸国に所謂欧米の石油メジャーは数多く進出しているけど世界全体でみてもその埋蔵量は精々10%」


集積「対して中東諸国のOPEC加盟国で言えば42%だな。」


集積「さらに言えばサウジアラビアの油田の権益の殆どは国営会社のサウジアラムコが持っている。」


集積「だからあまりアメリカ企業においてはサウジアラビアでの活動は旨味が少ない。」


集積「今までは少ない旨味でも他を圧倒するだけの利益が出ていたわけではあるが。」


集積「そしてアメリカをはじめとする白人文明社会での宗教はキリスト教だ。」


提督「うわぁ。」


集積「アラビア半島にアメリカに発言権を持ち、回教徒と対立し尚且つ白人の国があったよな。」ニヤニヤ


提督「うへぇ。」


港湾「キリスト教徒による回教徒社会の力の弱体化を狙うのと同時に


   尚且つ金融、経済に力を持つとある中東国家を強くしようという目論見があるわけね。」


提督「まっくろ過ぎる話を聞いてしまった。」


港湾「スエズを封鎖して消費地である欧州へ簡単に販売できなくすると何処の国がより多く買うかしら?」


提督「海上の安全を確保できるインド洋よりこっち側かな?」


港湾「正解、中東諸国としてみれば今までより安くなっても販売しないと政体が維持できないわね。」


南方「もちろん、戦時中だからという事で国民の不満を抑える事は或る程度は出来るでしょうけど


    今まで遊びほうけて楽をしてきた国民がいきなり熱湯風呂に入れるか?というと。」


提督「無理ですね。」


集積「だから連中は買える金と道中の安全を確保出来る国、日本に安くても売るしかないんだ。」ニタニタ


南方「日本の商慣習は面白い。困っている相手に対しても今後の付き合いを考えた商売の仕方をとるからな。


    安く買うにしても相手の面子が立つ価格で買っているそうだ。」


港湾「日本としても今後も石油は安く買いたいからスエズの封鎖は正直ありがたいようね。」


港湾「だから日本をはじめとする、というか日本が纏め役をしているのだけど日本もスエズの完全解放は狙っていないわけ。」


港湾「連中は陸上制圧ようの歩兵などを持っていないのがその証拠よ。」


提督「湾岸諸国が煩いからかと思ってたけど。」


集積「したたかな政治家なら適当に理由つけて自分の国に駐留はさせるが指揮権は奪うぐらいはするさ。


    日本人相手なら出来ると思っている奴等はわんさといる。」クスクス


提督「怖い話だこと。」


潜水新「じゃぁ、私帰るね。」


提督「あっ、今聞いた話は忘れてね?子供の教育に良くない。」


潜水新「えぇー、どうしようかなぁ。」


提督「仕方ない。この西瓜あげちゃう!」


提督「アイスの入ったクーラーボックスもあげちゃう!」


潜水新「やったぁ。何を聞いたか忘れちゃったよ!」


潜水新「ばいばい!」


提督「ばいばーい!」


こうして潜水新棲姫は帰っていった。


提督「スエズ封鎖にそんなまっくろな世界情勢が隠れていたなんて。」


提督「でも、なおさら通していいの?」


港湾「提督、家畜や奴隷の基本は。」


南方「殺さない程度に痛めつけ時々優しくしてあげることよ?」


南方「我々が圧倒的優位にある状態で中東諸国に我々と密約を結んでいる国々が恩を厚かましくも売ってやる。」


港湾「それにより全ての国と我々がまるっと得をする。」


集積「飲食や睡眠の自由を奪っておいて時折優しさをみせる事により飼い主や主人に対し絶対の服従と感謝を示すようになるあれだ。」


提督「あぁ、奴隷の幸福感、俗にいうストックホルム症候群って奴かぁ。」


提督「人間社会のほうが極悪だわ・・・・。」


こうして提督は自分が人間である事にめまいを覚えながらも欧州へ向かおうとする艦娘達の出来レースというなの迎撃作戦へ向かったのだった。


提督「バカンスしたい。」ハァ



提督、退職願いを提出する



提督「もうさ、提督辞めていい?」


港湾「気持ちは分かるけど。」


提督「退職願い受けとってぇ!?」


南方「却下!」


ビリビリ!


提督「あぁ!?」




提督は悟ったのだ、どんなに頑張っても勝利が無いことを。




提督「いや、当たり前なんだけどね?」


港湾「プロレスって言葉を知っているかしら?」


提督「だいたいバカンスを邪魔されるわ、レイテ?半年くらいかけて圧倒的部隊用意していおいてさぁ?」


鶴姫「ぐわぁー。やられたー。」


提督「おめぇだよ!この戦犯!しっかりしろよ!」


鶴姫「あっ、でもIOWA堀をしていた提督さん達から親の顔より見飽きたって言われたよ?」


提督「メタな話をするんじゃないよ!」ンモウ


提督「作者も150周回ったとかいって最終日前日まで涙目で掘ってたよ!」


提督「16春を完走出来なかったんだよ!チキショウメェ!」シゲン4ケタダヨ!


港湾「そう言われてもねぇ。」


南方「深海大本営の言うとおりに動いているだけだからなぁ。」


提督「貴方達は勝利が欲しくないのですか!」


港湾 南方 「「 勝利 」」


鶴姫「あれかしら?ご飯とかおかずとか作るやつ。」


南方「あぁ、卵焼きとか作る奴ね。」


提督「それは料理でしょぅ!?」


南方「童貞の事ね。」


港湾「あぁ、提督か。」


提督「それはチェリーってやかましいわ!」


港湾「あれね、おっぱいのサイズ。」


鶴姫 ペタペタ


鶴姫 フンス!(ドヤァ)


提督「それは胸囲!後、鶴姫ちゃんは無いから!」


提督「ドヤ顔アピールしてもおめぇねぇから!俎板だから!」


鶴姫「くたばれぇーーー!!」


提督「ぐわぁぁあああ!!!」


南方「中国拳法の名前でそういうのがあったわ?」


鶴姫「少林拳?」


提督「死ぬかと思った。後、ベタなネタやらせんじゃないよ。」ンモウ


提督「最後は殆ど音が似通ってないし。」


提督「とりあえずですね?このままだとジリ貧なんですよ!」


港湾「そう言われてもねぇ。」


南方「私達が作戦を立案したりすることないし……。」


提督「そう来ると思いましたので今回提督が立案しました。」




ドサッ。




提督「退職願いが受理されれば出すつもりは無かったのですが仕方ない。」


港湾「何かしらこれ。」




ペラペラ




南方「えーっと、深海棲艦達による地上支配計画書?」


提督「そうです!一気に攻めに転じます!」


提督「現状私達の支配地域は島嶼や湾岸地域といった極限定的地域です!」


提督「読者の皆さんもお忘れかもしれませんが我々は敵施設へ内通者を送り込んでいます!」


南方「あっ、居たわね。」


港湾「あっ、そういえば。」


提督「ひでぇな自分ら。」


南方「確か、えーっとかっかっかっ。」


港湾「水戸黄門?」


提督「あー、そんな笑い方するねぇ。」


提督「って違うよ。春日丸ですよ。護衛空母棲姫に変装してもらってたでしょ?」




(╭☞•́∀•̀)╭☞ それな!




提督「それなじゃねぇよ。」


提督「えー以前にもお話したことがあるかと思いますが戦争に重要なのは兵站です!」


提督「参謀職には戦術、戦略、戦務の三役、戦略と戦術は一纏めにされがちですが大体はこの三役があります。」


提督「そして戦争を継続していく上で兵站は欠かせません!その兵站を管理運用するのが戦務ですね。」


提督「春日丸ちゃんは護衛空母ですのでこの戦務関連任務にあたる事が多いみたいで。」


港湾「成程、敵の補給物資を強奪すると。」


提督「こういうときだけ察しいいのな。」


提督「よし!目指すは敵の補給物資!主計課の倉庫襲撃して物資を強奪するのだ!」




この提督の立案した作戦は大成功し多くの補給物資が深海棲艦によって奪われる。


そして、糧道を立たれた艦娘達が劣勢に立たされる事となるのだが………。


餓鬼道に堕ち、悪鬼羅刹修羅の道に堕ちた空母がこの後、猛威を奮う事となるのを提督達はまだ、知らない。







後書き

更新31回目。

作者生きていたんかワレえ!な更新、一年ぶりまでは行かないですよね?たぶん。

ゲームはがっつりやってていつの間にか司令部 Lv120ですよ。皆様は異動願いだされました?

また、現在春のミニイベとかやっていますがとめどなく 米 しかでない。

S勝利でも米なんですが、おかしくないですかね?50出撃で26米、2梅干、1海苔、1お茶なんですが。

久しぶりの更新なので覚えて下さっている方がどれだけ居る事やら……。

ではでは、また次回にでもお会いしましょう!

そして、ここまで御読み下さった読者の 『 あなた 』 に感謝いたします!


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このSSへのコメント

46件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2016-07-25 00:16:00 ID: KCLt6jdO

期待です。頑張って下さい(*´∀`)

2: T蔵 2016-07-25 09:21:15 ID: f-OJEk58

1番様

コメント有難う御座います。

スローペースでは有りますが更新は頑張りますので宜しくお願いいたします。

3: SS好きの名無しさん 2016-07-25 09:43:46 ID: XVZxtLtM

期待

4: SS好きの名無しさん 2016-07-25 14:24:58 ID: PW6_OeOq

くちくいきゅうは出ますか?

5: T蔵 2016-07-25 19:22:29 ID: f-OJEk58

3番様

コメント有難う御座います。

いい意味で期待を裏切れるよう頑張りたいと思います。

4番様

コメント有難う御座います。

次回以降は一話読みきり型で行こうかと思っておりますので駆逐イ級も出たりしますよ。たぶん。はい。

ゆっくり進行ではございますがお付き合いの程、宜しくお願い足します。

6: SS好きの名無しさん 2016-07-27 20:20:31 ID: jm2DXluK

フライでイ級ですら改造前だと砲撃が通らないのにイ改とか超ムリゲーw
でもゲームで難易度設定されてるからいいけど凡人レベルでも深海側に指揮官ついて戦力を配分されたらまず人類側に勝ち目ないなあw

7: T蔵 2016-07-28 10:13:33 ID: RUtLGG7k

6番様

コメント有難う御座います。

おっしゃるとうりでまともに指揮が入ったら勝ち目薄くなりますよね。

コメディ路線なんでマジメにはやりませんがその辺りもやってみると面白そうですね。

更新頻度が本当に適当で申し訳御座いませんが宜しかったら他の作品でも読んでお待ちいただけると幸いです。

8: SS好きの名無しさん 2016-08-04 18:01:06 ID: KvV0v6Zq

逆にペンギンを頭に被ると修復出来るとかだったら笑う

9: T蔵 2016-08-05 13:00:29 ID: S52yM8vc

8番様

コメント有難うございます。

想像したらかなりシュールですね。

工廠についてはその内に扱わさせていただきたいと思います。

やる気次第での更新になりますがお付き合い宜しくお願いいたします。

10: SS好きの名無しさん 2016-08-09 18:52:08 ID: EhV_K91p

マジェプリのイエロー整備士かな?

11: T蔵 2016-08-11 10:49:58 ID: Ck3MZFai

10番様

コメントありがとうございます。

ウホッなので工廠の小人さん達はきっと提督のお尻を狙っているでしょうね。

・・・、ホモォ。なわけですね。うん。

軍隊ってそういう話題が多いですよね(笑)

男社会だからでしょうか?

のんびり気まぐれ更新ではございますが次回も宜しくお願いいたします。

12: SS好きの名無しさん 2016-08-22 13:40:55 ID: tyqGYdrn

面白い!

13: T蔵 2016-08-23 10:33:54 ID: OaYY85FY

12番様

感想コメント有難うございます。

これからも面白い物がお届けできますよう頑張りますので今後とも宜しくお願いいたします。

14: SS好きの名無しさん 2016-10-08 09:52:10 ID: a6bLDbLS

このゆる〜い感じ良いですねw
応援しています

15: T蔵 2016-10-09 14:59:13 ID: pcgO85wR

14番様

応援コメント有難うございます。

まじめに深海側をすると殺伐としそうなもので・・・、ゆる~い感じの進行を続けれればと思っています。

次回も面接会です。宜しければ今後もお付き合いいただきますよう宜しくお願いいたします。

16: SS好きの名無しさん 2016-11-13 19:51:42 ID: VxF_UucH

司令官呼びだったらミーアと間違えたかもしれない(空戦司令感)

17: T蔵 2016-11-15 18:20:50 ID: 4hGTQdD5

16番様

コメントありがとうございます。

バナー広告でいつもお姿確認しております。

可愛いですよねぇ。

もろで猫耳生えてて、その可愛さにふらふらぁっと行ってしまいそうですが。

ですが、流石に両方遊べるほど器用じゃないので・・・・。

ぐぬぬ。

こちらの更新もゆっくりではありますが、どうぞ、これからも宜しくお願いいたします。

18: SS好きの名無しさん 2016-12-06 16:36:48 ID: jKGXag6v

アルペコラボでコンゴウやマヤがこの深海鎮守府のノリに巻きこまれるエピソードお願いします

19: T蔵 2016-12-10 10:01:12 ID: KG0oxdUK

18番様

アルペコラボの頃はまだ着任してないなのです・・・。

とまれ、動画とかで雰囲気を掴むことは出来るかと思いますので

なんとか頑張ります。

更新が最近遅くなりがちで申し訳ありませんがゆっくりお待ち下さい。

20: Schnitzel 2017-01-03 03:14:03 ID: d8UNn8Kd

面白い!

21: 缶@提督 2017-01-03 20:23:02 ID: X_Bv9Lf9

深海勢がこんなに楽しそうな作品が読めるなんて思ってませんでしたw
とても楽しく読ませて頂きました。
私も柱島民ですが中華系のコメントよく見ますね…あとランカーとか(私的には)夢のまた夢のような戦果ですよね…
更新、お待ちしております!

22: T蔵 2017-01-05 11:26:48 ID: N5MzhfXr

20番様

コメントありがとうございます。

今後もこの調子で続けられるよう頑張ってまいりますので

お付き合いのほど宜しくお願いいたします。



缶@提督様

コメントありがとうございます。

深海側メインのSSを読みたくて探してたら

あんまりSSがなかったのとあっても重たい感じばかりだったので

自分で需要を満たすかと始めたのが切欠でございます。

お褒めのお言葉ありがとうございます。

柱島はサーバーが一番新しいからアクティブーユーザーが

一番多い所為も有り、仕方ないとは思うのですが

ランカーってほんと私にとっても夢のまた夢です(笑)

23: SS好きの名無しさん 2017-02-07 22:43:17 ID: zTlStTid

沈黙の艦隊ってことは潜水棲姫がワイヤーで緊縛プレイされちゃう可能性が…

24: T蔵 2017-02-11 17:35:44 ID: qB1mWRF6

23番さま

コメントありがとうございます。冬イベ前にと思っていたら冬イベががが・・・。

ごめんなさいです。エタった訳じゃないんです。

更新に向けて少しずつは進めていますのでゆっくりお待ちいただけると幸いです。

25: SS好きの名無しさん 2017-02-18 11:33:14 ID: Pe54zZVT

イベが始まると忙しいですよね

26: T蔵 2017-03-05 17:35:43 ID: kRElwbPW

25番様

コメントヘの返信が遅くなり申し訳ありません。

イベントが終わりましたのでちょこちょこと更新してまいりたいと思っております。

ゆっくり更新ですが今後とも宜しくお願いいたします。

27: SS好きの名無しさん 2017-03-21 00:37:00 ID: A-lU2xjS

不覚にも(無線)が(無視)に見えてしまった

28: T蔵 2017-03-23 17:19:09 ID: 6Lw543vt

27番様

コメントありがとうございます。

無視したら提督がさらにどつかれる未来が。

もうやめて提督のライフは0よ!

次回くらいでおわりたいなぁと思っております。

のんびりですが今後とも宜しくお願いいたします。

29: SS好きの名無しさん 2017-04-13 17:15:49 ID: PvV-DJCA

この司令なら組み立て式の滑走路用鉄板とか用意して一夜城ならぬ一夜基地とかやりそう

30: ムフロン 2017-04-14 13:16:24 ID: xE9LjZBX

乙です。この提督と深海勢の皆さんとのすれ違いぶりは自分じゃやろうと思ってもできないから羨ましいです。これからも頑張って下さい!

31: T蔵 2017-04-16 22:03:18 ID: SxOhkicO

29番様

提督は頭を使うようです。はい。次回は一夜城とまではいきませんがここの提督らしい基地の作り方をしてくれると思いまうす

ムフロン様

コメントありがとうございます、のんびり更新ではございますがよろしければ次回もお読み下さいませ

32: SS好きの名無しさん 2017-04-28 11:12:58 ID: K0klOSBK

ヤマトの沖田艦が帰って来た基地とかガンダムのジャブロー基地とかかっこいいですよね

33: ムフロン 2017-04-28 13:15:35 ID: XsqRjGJx

更新乙です。基地ができたらゴロツキどもをかき集めて夜明けを待って総攻撃でもかけるのかな?(すっとぼけ)

更新楽しみにしてます、頑張って下さい!

34: SS好きの名無しさん 2017-04-30 13:38:27 ID: EYJ4lFSR

日当たりのいい部屋…某忍者見たいに後から暑がる結果になりそな予感

あとレベル30代の駆逐艦が30代の駆逐艦に見えて吹いた

35: T蔵 2017-04-30 15:42:16 ID: sh-5zq17

32番様

コメントありがとうございます

秘密基地というか地下施設ってロマンありますよね

そのロマンをお分かりいただけるとは感謝

ムフロン様

いつも見ていただきありがとうございます

イベントの作戦名も出ましたので春イベとからめながらの進行となります

よろしければ次回も宜しくお願いいたします

34番様

ふむ、30代の駆逐艦(年齢)

合法ロリって、うわぁ!やめろ何を……(憲兵に捕まりました)

のんびりな更新ですが宜しければ次回も宜しくお願いいたします

36: SS好きの名無しさん 2017-05-11 10:53:48 ID: UNTIKla6

思いつきでも新イベに参加する事に意義があるんですよ(事前登録組みの意地で10位圏内に1時間程どどまるもののガス欠で順位急降下する系空戦司令感)

37: T蔵 2017-05-17 11:34:48 ID: -9IevmPf

※36様

いつもコメントありがとうございます

イベの参加に意義がある、確かにおっしゃる通りですね

おどるなんとかみるなんとかというのと同じで参加して楽しんだ方勝ち

イベント何とか完走しましたので近いうちに更新をしたいと思います

できましたらゆっくりお待ちいただけると幸いです

38: SS好きの名無しさん 2017-06-08 16:34:09 ID: iR9Smtls

家畜…ああ蜜蜂的な意味で

39: T蔵 2017-06-11 16:31:51 ID: -u9zYrnH

38番様 コメントありがとうございます

はい、その蜜蜂的な、えぇ、搾取する側、される側という奴ですね……

ゆっくり更新ではありますがよろしければ次回もお読みいただけると幸いです

40: SS好きの名無しさん 2017-07-18 22:29:03 ID: YCwfsXPP

春日丸……幕末の英国製高速艦が実装されて公式アンソロで島風に挑む日はたぶん来ないんですよね…

41: T蔵 2017-07-22 10:32:23 ID: 23koCGa3

40番様

コメントありがとうございます

流石に幕末は難しいかと……

速度勝負だと魔改造しないと難しい?というか船体がもつのかなぁ

ゆっくり更新ですが次回も宜しければお願いいたします

42: SS好きの名無しさん 2017-08-22 19:43:40 ID: O4MfGBIp

B-58…縁が無かったんだ…(ガチャ運が悪い空戦司令感)

43: T蔵 2017-08-26 10:35:43 ID: eD_ryaCj

※42様

ガチャは悪い文明!破壊せねば!

引きの運が悪いと萎えますよねぇ

お気持ち痛いほどに分かります、堀で沼って資源がもりもり減ると胃が痛くなるのと同じですよね

ガチャはそれより性質が悪いそうすが

亀更新なっていますが今後もよろしくお願いいたします

44: SS好きの名無しさん 2017-09-21 00:49:00 ID: DrIem-kF

スエズから空いた戦力がこちらの世界にスイングされて来てると無理矢理な脳内補完してしまう(戦艦少女とのコラボイベント中の空戦司令感)

45: T蔵 2017-09-24 19:28:46 ID: ZhSUaoMz

44番様

いつもコメントありがとうございます。

ゲーム内コラボはやって欲しい反面、知らないのとされると

? ってなるからもどかしいです

実際、艦これ内での世界情勢ってどうなっているんでしょうね?

わからない部分が多いです、はい

筆がかなり遅くなっておりますがこれからもよろしくおねがいいたします

46: SS好きの名無しさん 2018-07-18 11:07:55 ID: fKWWg98S

まとめサイトとかでよくみるエヴァ初号機コラの赤城さんが思い浮かぶような…

1年の変化ってすごいですよね(ちょっとずつ強化していたネタ編成がいつの間にか去年夏頃の主力並みのスペックになってた空戦司令感)



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1: SS好きの名無しさん 2016-08-22 13:41:47 ID: tyqGYdrn

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good!


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