2014-12-29 23:31:27 更新

第二章 [それぞれの道]


ヒュオオー ゴゴゴゴ ビュオオー


エレン「うう゛~ ざび~ み゛ん゛な゛どこだ~」ガタガタ


アニ「う゛る゛さ゛いよ、静か゛に歩ぎながら考えるよ」ガタガタ


ライナー「あと少しで洞穴だからもう少しがんばれ」ザクザク


エレン「だよ゛れ゛る゛ ア゛二゛ギだぜ」ガタガタ ハナミズ タラーン





ジー ギラギラ ジュアー


アルミン「ふぅ、すごい暑さだねクリスタとミカサは大丈夫?」ジトジト


クリスタ「ほんとだね、ありがとうアルミン!私は大丈夫」ジトジト


ミカサ「私も大丈夫、これしきの暑さ」キリッ


アルミン「暑さもすごいけど、ミカサの精神力もすごいよ ハハ」アツイ



オォォーン ザザザー  チュンチュン


ジャン「何だここ?でけー木が並んでっけど」ザッザッ


ベルトルト「ジャングルっていうところじゃないかな?」ザッザッ


ユミル「それ聞いたことあるな、巨大生物とかが確認されているところだろ」ザッザッ


ジャン「なんでこんなことになったんだよ!」


~回想~


エレン「よし!いくぞぉぉぉお!」


一同「「おおー」」


一致団結するエレン達であったが目の前に魔物が現れたのだ!


魔物「ギャオオ」ニュン


アルミン「!びっくりした~」ハァァァ


ジャン「なんだーこいつは 失せろしっし」テヲ シッシスル


エレン「何だろうなこいつ」テクテク


そう、エレン達はまだこいつが敵だとは気付いていないのだ ドーン


クリスタ「見方によっては可愛いよね!」テクテク


アニ「そんなんほっといて早くいくよ」テクテク


魔物「ギャオォォォォ!」ピカー


一同「「!!」」


なんと突然魔物が光出したのだ!!そして、その光にエレン達は吸い込まれていく!


エレン「な、なにー」ワアアア


ジャン「ほんとに何だよこいつは!」キレル


アルミン「うわぁぁぁ」ウワァァ


クリスタ「きゃぁぁぁ」キャァァ


ユミライ「クリスタ!」


ベルトルト「ちょっ まぶしい!」メヲツムル


ミカアニ「…」


ウワァァァァァァァァ・・・


モンスターNO.002 ジュアル


~回想終了~


ジャンside


ジャン「次あったらただじゃおかねぇ」ザッザッ


ユミル「クリスタは無事か、ゴリラと一緒じゃなけりゃいいが」ザッザッ


ベルトルト「ライナーは頼りになるからユミルの心配していることは起きないと思うよ」ザッザッ


ユミル「どうだかね、お!道が開けてきたぞ」ザッザッ


ジャンユミベル「おお~!」


ベルトルト「神秘的だね!滝がきれい」ザー


ジャン「なんか不覚にもあいつに感謝してしまった」ジーン


ユミル「なんか心が洗われたよ」ジーン


ジャン「ん?向こうになんか落ちてるぞ」ジャバジャバ


ユミル「お前よく気付いたな、顔だけじゃなくて目も馬なのか?」ジャバジャバ


ベルトルト「ユミル!失礼だよ、すごいねジャン」ジャバジャバ


ジャン「おい!お前ら喋ってねぇでこっち来いすごいもん拾ったぞ」


アルミンside


アルミン「ウウー、喉乾いた…」アチー


ミカサ「アルミン頑張って、昔アルミンは言ってた広大な砂の雪原には、必ずオアシスがあると」サクサク


クリスタ「そうなの、アルミン?」ミカサーオンブシテ


アルミン「うん、外の世界の本に書いてあったんだ」ウラヤマシイ


ミカサ「それを信じて頑張る、アルミンは根性があるから大丈夫!」トレーニング


クリスタ「じゃあ、もう少し頑張ろう!」ゴメンネミカサ


~歩き続けること3時間 ポッポー~


アルミン「これが…」キラキラ


クリスタ「広大な砂の雪原の中にある…」キラキラ


アルクリミカ「オアシス~!」イェーイ


アルミン「信じて歩き続けた甲斐があった」グス


クリスタ「きれいこんなの見たことない」パァァ


ミカサ「二人ともよく頑張った、さぁ飲もう 流石に限界」


アルミン「じゃあ僕は適度な葉っぱをとってくるよ!コップにできるかもしれないから」タッタッタ


クリスタ「アルミン気を付けてね~!」フリフリ


クリスタ「?ミカサは何をしているの?」


ミカサ「エレンに見せる、夢だと分かっているけどエレンなら喜ぶと思う」ザクザク


~1時間後~


クリスタ「遅いねアルミン」シンパイ


ミカサ「アルミンなら心配ない、エレンと違って迷子にはならない」


クリスタ「フフッなら心配ないね「おーい」


ミカサ「ほら、ちゃんと帰ってきた」


エクリスタ「ほんとだね、おーい!アルミーン!」フリフリ


アルミン「はぁはぁ ごめんね遅くなって」ゼーゼー


ミカサ「問題ない、ありがとうアルミン」ナデナデ


クリスタ「ありがとうアルミン!なんで反対側かえってきたの?」セナカヲサスル


アルミン「迷子になっちゃった」テヘッ


ミカクリ「」


アルミン「葉っぱ探しているときこんなの見つけてきたよ!」ソーイエバ


エレンside


エレン「洞穴に入ったはいいけどよ…」


アニ「なに?」


エレン「ざびーーーー!」ガタガタ


アニ「うっさい!」ゲシゲシ


エレン「もう、寒くて 痛みが感じねーよ」カチカチ


ライナー「おい!お前らここに、誰かいたみたいだぞ」


エレアニ「え?」


ライナー「ここに、火を灯した跡がある」


エレン「!」


エレン「おい、ライナーそれ全部こっちにもってきてくれ!」クワッ


アニ「でもアンタ、火なんて持ってないから意味ないと思うけどね」


ライナー「その通りだエレン、いったいどうするんだ?」ホラヨ カラカラン


エレン「ないなら作ればいいだろ!」オウ


ライナー「そんなことが可能なのか?」


エレン「昔ミカサに教えてもらってな…なんと摩擦で熱で火をおこすんだよ!」グリグリ


アニ「ホウ原理は理解できたけどアンタにできるの?」


エレン「まぁ見てろって…シガンシナ出身を舐めるなよ!ウオォォォ」ゴシゴシ


ライナー「は、はやい」


アニ「人間にこんな動きができるの?」


ライナー「よし、俺は火ができることを信じて木を集めてくる!」ダッ


エレン「ウオォォォォォォォォ」ズガガガガガガ


バチッ バチバチ


エレン「キタァァァア!オリャリャリャ!」シュイーン 


ボッ 


エレン「よし!ついた アニ手でこの火種を囲め!」


アニ「分かった!」ササッ


ライナー「おら!もって来たぞ!おお付いたのか」


エレン「ライナー木くずを火種の周りにおいてくれ!」イソゲ


ライナー「任せろ!」パラパラ


ジュボッ


エレライアニ「よし」グッ


ライナー「早くこの木の中に入れろ!消えるまえに」


エレン「おう!」ジュー


ボボッ パチパチ


エレン「ふぅー、疲れた」ヘナヘナ


アニ「お疲れさん、横になりなマッサージしてやるよ」ポンポン


エレン「悪いなアニ、後でお願いでもいいか?」タチアガル


アニ「別にいいけどどこに行くんだい?」


ライナー「そうだぞエレン、火はついたんだ取りあえずゆっくりしろよ」ペチペチ


エレン「いや、そうもいかねぇよ今後のために油を取りに行こうと思ってな、じゃあいってくる!」スグモドルカラー


ライナー「すごいなアイツ」ヘー


アニ「まったくバカだね」ハァ


エレン「ウウ゛-やっぱりさみー とっとと採取して帰るか」ヒュオオオー


エレン「ん?何だこれ?{押してみろ}押してみるか」カチッ ボンッ


エレン「!わっ ん?」


エレン「こ、これはすごい!あいつ等のところにもどるか!」タッタッタ


ジャンside


ベルトルト「ジャンすごいよ!ジャングルでまさかこんなおいしいものが食べれるとは思ってなかったよ」ホクホク


ユミル「まったくだな、お前があの時これ見つけてなかったら今はなかったな」モグモグ


~回想~


ベルトルト「何をみつけたんだい?ジャン」


ジャン「お前ら俺の真下を見てみろ…」


ユミル「あ?真下だぁ?」ノゾキコム


ベルユミ「「!!」」


ユミル「これ、宝箱じゃねぇか!」バシバシ


ベルトルト「すごい、すごいよジャン!ジャン?なんでそんな顔しているの?嬉しくないの?」


ユミル「どうしたんだよジャン、辛気クセー顔しやがって」


ジャン「昔聞いたことがあってな、「宝箱を見つけた時には開けても入ってないと思え」って言う言葉を読んでいた物語に出ていたことを思い出して少し困惑していた」


ユミル「そんなの開けた時の結果論だろ?開けなきゃ分かんねぇだろうが」ヨイショ


ベルトルト「ユミルの言う通りぢょジャン!第一この世界には僕たちしかいないんだから大丈夫だよ」


ユミル「そういうことだジャン分かったか?」


ユミル「とりあえず掘り起こすぞ、ベルトルさんやるぞ!」


ベルトルト「うん、ほらジャンも手伝って」


ジャン「…おう」


数10分後


ユミル「よし出たな、ふぅ腰いてー」アタタ


ベルトルト「お疲れ、結構しんどいね」イタタ


ジャン「じゃあ…開けるか」


ジャンユミベル「「ゴクリ」」


ガチャ ギギー 


ユミル「何だ中身は!」


カラ~ン


ベルトルト「ハァァ」


ユミル「ハァァァァァァ」


ジャン「待て、お前ら落ち込むのはまだ早そうだぜ」ニヤッ


ベルトルト「さっき見たけど空だったけど?」


ユミル「適当なこと言ってっと殴るぞ」


ジャン「確かに箱の中身は空だった」


ベルトルト「中身は?」


ジャン「箱の蓋の裏を見てみろ!」ジャーン


ユミベル「あったー」ワーイ


ユミル「またしてもよく気付いたな!で、それはなんなんだ?」


ジャン「本みてーだな、ええーとなになに{ジャングルで生きる為の食べ物ガイド}と{その調理方法!}らしいな…」


ベルトルト「ジャン?」


ジャン「いっぺんにまとめろやー!しかも何で分かりづらいところに入れとんねん!」バシッ


~回想終了~


ジャン「まぁ、あの変な奴も普通に俺らを殺したいわけでもないらしいな」


ベルトルト「じゃあこの[どこでも誰とでも通信機]をつかって皆に報告しようよ!」


ユミル「おおーさすがベルトルさん、完全に忘れてたぜ」


ベルトルト「じゃあ早速ライナーに…」ピッピ


ユミル「じゃあ私はクリスタ♪」ピッピ


ジャン「俺は…ミ、ミカサに」ピ、ピ


アルミンside


クリスタ「あっ[どこでも誰とでも通信機]が鳴ってる!えーと…ユミルだ!」


ミカサ「私もきた、ジャンからだ…」


アルミン「僕は…こないね」


クリスタ「もしもーし!ユミルー!そっちは大丈夫?」


「「うちらは大丈夫だ!そっちのメンバーは誰だ?」」


クリスタ「こっちはねーミカサとアルミンだよ!ユミル達は?」


「「ベルトルさんとジャンだ!クリスタ達は何かアイテムみたいなの見つけたか?」」


クリスタ「うん!アルミンが見つけてきてくれた!アルミンのおかげで食べるものが見つかったの!」


「「おおーそりゃよっかた!じゃあ何かあったら連絡するんだぞ」」


クリスタ「わかった!じゃねー」ピッ


ミカサ「もしもし」


「「お、おーミカサ調子はどうだ?」」


ミカサ「なんともない」


「「そうか…それだけだじゃあな」」


ミカサ「」ピッ


アルミン(ええー、ジャンどんまい!)


クリスタ「ジャンなんだて?」


ミカサ「なんでもなかった」キッパリ


クリスタ「じゃあアルミンがとってきたアイテムでご飯にしよう!


ミカサ「アルミンあなたのおかげで今日を生きることができた、感謝する」


アルミン「ミカサ大げさだよ、僕もたまたま見つけただけだからさ」


アルミン「でも、ありがとう」


~回想~


アルミン「見てよこれ!」サッ


ミカサ「これは?[なんでもキット]裏に説明書がついてる」ペラ


アルミン「えーと{これは、何にでも使える道具です。言葉をかけて道具にしよう!}だってさ」


クリスタ「いまいちピンとこないね、とりあえず中身を出してみようよ!」


ミカサ「ええ分かった」パカッ


ミカサ「…」


アルミン「…ミカサ?」


ミカサ「アルミンがっかりしないでほしい」


アルミン「何がはいってたの?ミカサ?」


ミカサ「小さい球体しか入ってなかった」つ○


アルミン「ごめんねミカサ、クリスタ期待させてしまって…」グス


ミカサ「大丈夫よアルミン私もクリスタも気にしてないから、そうでしょクリスタ?」


クリスタ「キッチンになれ!」


アルミカ「「!?」」


ズババババ シュイーン ガン


クリスタ「説明書に書いてあった通り声をかけたらなったね!」


ミカサ「アルミンさあ元気を出してここにはキッチンが有るそしてオアシスには魚や貝もいる、さぁ次は何をする?」


アルミン「フフ、ありがとう二人ともさあ獲物をとって来よう!」


アルクリミカ「「おー」」


~回想終了~


クリスタ「この魚おいしいね!流石ミカサ」モグモグ


アルミン「身がとてもやわらかくて、おいしい!ありがとうミカサ」モグモグ


ミカサ「アルミンとクリスタがとってきた貝たちも美味しい」バキッ


アルミン「今なんか食事中に出る音とは思えない音が出た気がするけど…この後どうする?」


ミカサ「アルミン気にしなくていい、この後は日も暮れたからここで一泊して明日皆で合流できるようにここを出る」ブチッ


クリスタ「そうだね!じゃあ…」


クリスタ「お家になれー」


ガン ガン ガン ドシーン


アルミン「なんでも有りだね ハハ」


クリスタ「夢の世界だもん!」


ミカサ「さあ入ろう」


エレンside


アニ「アイツ遅いね」


ライナー「エレンが心配か?」


アニ「まぁね、逆にアンタは心配していないのかい?」


ライナー「エレンを信じてるからな」


アニ「フーンわかんないね」


ライナー「乙女のお前には男心ってもんは分からないよな ハハハ」


ドドドドドド キキー


ライナー「おお、エレンが帰ってきたぞ!」


エレン「ワリィ遅くなっちまった」


ライナー「無事ならそれに越したことはないが、お前何抱えてるんだ?」


エレン「いやそれがよ、すげぇんだよ!油取りに行ってる途中にさー」


エレン「まぁ見てくれよ!」ドサドサ


ライナー「乾パンにチョコレート、パン600g」


アニ「オイル550ml、マッチ60本そして…羽毛布団に[どこでも快適お風呂セット×2]」パァァ!


エレン「どうだ!すげぇだろ、これで当分は心配いらないと思うぞ!」ニカッ


アニ「今日のVIP賞はアンタだね。ほんと助かるよ」


ライナー「まさしくその通りだな、感謝するぞエレン」


エレン「いいって、そういうの あっアニ!マッサージしてくれよ」


アニ「そういえばそうだったね、横になりな」パシパシ


ピロリン ピロリン


ライナー「ん?[どこでも誰とでも通信機]が鳴ってるな」サッ


ライナー「ベルトルトからだ、もしもし」 アニ ウマイナ


「「もしもしライナー?」」


ライナー「ああ、そうだがどうした?」 ソコ モットツヨク 


「「ライナーのところは誰がいるの?」」


ライナー「ああ、アニとエレンだ そっちは?」 アンタ イイカラダシテルネ


「「僕たちは、ユミルとジャンだよ!アニは今なにしてる?」」


ライナー「アニはエレンをマッサージしてる、しかもだアニが自ら進んでだぞ!不思議なこともあるもんだな ハハ」 アニ~ サイコウダワ


「「・・・」」


ライナー「ベルトルト?どうした?おーい」 アニ ネムクナッテキタ ネナ


「「ウワァァァァー」」


ライナー「!?どうしたベルトルトぉ?  プー…プー…」 zzz ホントニネタヨ


アニ「どうしたのライナー?そんなとこにつっ立て」


ライナー「いや何でもないぞ エレンはどうした?」


アニ「マッサージが気持ちよくて寝てるよ」ドヤガオ


ライナー「相当に疲弊したんだろうな」オレモアトデシテクレ


アニ「そろそろ私たちも明日に備えて休もう、色々なことがありすぎて疲れた」アンタカタイカラヤダ


ライナー「そうだな!この羽毛布団で寝るか!いい夢がみれそうだ」ケチ



                                              第二章 [それぞれの道] 完


第三章に続く






















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