2014-12-30 17:39:39 更新

概要

初めてSSなるものを書きましたがこんな難しいとは・・・
SS作者ってすごいなあと思いました(小並感)


前書き

・SS初投稿、故に駄文

・ショートストーリーです

・これ武蔵じゃない感が出てたとしても、お許し下さい

・文章について「~~をもっと~~したら良いじゃないか」というアドバイスが欲しいです



武蔵「・・・・・・」カリカリ


提督「・・・・・・」カリカリ


武蔵「...なぁ。」ピタッ


提督「なんだ?」


武蔵「私たちは夫婦だろう?」


提督「そうだなー。」カリカリ


武蔵「...なら、書類の処理をしている場合ではないと思うが。」


提督「何か不満があるのか?カッコカリとはいえ式も済ませたろう。」


武蔵「...そうか。」


武蔵「...!」ピコーン


武蔵「なあ提督。」


提督「今度はなんだ?」


武蔵「貴様が私に指輪を渡したとき、私は何と言ったと思う?」


提督「...?藪から棒に何を言うか」


武蔵「いいから、答 え ろ」ゴゴゴ


提督「Wow... え、えーと」


提督「 『ケッコンするなら、私が夫でお前が嫁だ。』 だったな。」


武蔵「そうだ。よく覚えてるじゃあないか?」


提督「で、それが何の意味があるんだ?」クビカシゲ


武蔵「日本という国の夫婦は、ほら...『亭主関白』という慣習だろ?」


提督「ああ、そうだな」


武蔵「だから夫である私が貴様を引っ張ってゆくべきだと思う」


提督「うん...で?」


武蔵「命令だ、直ちにこの面倒な作業は止め、遊びにゆくぞ!」


提督「理解不能だ」 ムスッ


武蔵「なんだその不満そうな顔は...そうか分かったぞ」


チュッ


武蔵「こうしてもらいたかったんだろ?ふふふ」


提督「ま、まぁ...違うが、たまにはそういうのも良いかな...」アタマポリポリ


武蔵「何を照れてるんだ?」ニヤニヤ


提督「くっ... で、どこに行くんだ?」


武蔵「ああ、そうだった。可愛い嫁が居て何処に行くかを決めていなかったな。」ウーン


提督「一々、そんな事を言うんじゃない...」


武蔵「そうだな、買い物にでも行こうか。」


提督「何か足りない物とか、あるのか?」


武蔵「...強いて言えば貴様の愛情だn


提督「お前は常時サラシ姿だから、服でも買うか。」


武蔵「言葉を途切らすとは...。服、服か、悪くない。」


武蔵「よし、そうと決まったら戦艦武蔵、出撃するぞ!」


提督「ちょ、おま引きず」アッー


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武蔵「よし着いたか。」ドン!


提督「」タイハ!


武蔵「ほら、起きろ嫁よ。」


提督「ぐぅ...」ナミダメ


武蔵「ほらほら、泣くんじゃない。」ダキッ


提督「...死ぬ前に、『これ』だけは遂げてやる...」ボソ


武蔵「ん?」


提督「えいっ」


チュッ


提督「どう...だ... さっきの仕返しだ...」ガクッ


武蔵「...ふむ、見事な奇襲攻撃だったな。」


武蔵「どれ、バケツでもふっかけておくか。」バシャッ


武蔵「...」


武蔵「提督よ、私は少しトイレに行ってくる。しばし待っとけ。」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


武蔵「くっ...何なんだ、アレは...」


武蔵「...遅効性というヤツか。」


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提督「トイレに行く、と言っていたが」


提督「...遅いな、アイツどうしたのだろうか。」


提督「にしても、さっきのは自分でやっときながらも、少々キツいものがあるな...」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


武蔵「遅れてしまって申し訳ないな。」


提督「いやいや、構わないが」


提督「そろそろ入店しても良いんじゃないのか?」


武蔵「ハッハッハ、それもそうだな。」


武蔵「店の前でグダグダやってる場合じゃない。さっさと入ろうか。



イラッシャイマセー



提督「...うーん、でかいな。」


武蔵「...うむ、全部で何着ぐらいあるんだろうか。」


提督「とりあえず、回るか」


武蔵「そうだな、ほら。」ヒラヒラ


提督「...なんだ?手をヒラヒラさせて」


武蔵「勘が悪いな。手を出せ。」ガシッ


提督「ああ、そういうことか。」ギュッ


武蔵「ちっ...もう照れないのか。」


提督「何狙ってんだお前は。手慣れたさ、こんな事」


武蔵「まあ、そうだろうな。自分からキスしたら手慣れるだろうな。」


提督「...忘れろよアレは。」


武蔵「忘れるわけ、あるまい。なんせ、貴様と私の大事な一つの思い出だからな。」フフッ


武蔵「...む、あの服、気に入った。」


提督「ほう、確かに良いな。」


提督「でも、あれも良くないか?」


ソウダナ


ドウダ ニアッテルカ


オマエニ、アワナイフクハナイダロウ


ホウ、ナカナカキサマハミルメガアルナ サスガハワタシノヨメダ



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ーーーーーーーー


ーーーー





提督「どれ、一通り揃ったな。」


武蔵「...会計が凄まじく掛かったな、値段も時間も。」


武蔵「すまんな、礼を言う」


提督「なに、あれぐらいの金はただのポケットマネーに過ぎないさ。」


提督「しかし、もう夕方のようだ。そろそろ帰るか。」


武蔵「ああ。」


武蔵「...向こう側から親子が来ているな。」



オトウサーン、キョウハドウブツエン ニ ツレテイッテクレテ アリガトウー!


アハハ、キョウハタノシカッタナー


ウフフ、キョウノ バンゴハンハ シチューヨ



提督「...楽しそうだな。」


武蔵「うむ。」


武蔵「...なあ、提督よ。」


提督「言いたいことは分かった。」ニヤ


武蔵「そうか...有り難い。」フフ




提督「お前が、どれだけの夜戦火力があるか...試してやろう。」


武蔵「ほう、それは楽しみだ。」




翌朝、『夫』のお腹の中には小さな生命が宿っていましたとさ



終わり


後書き

拍子抜けするかもしれませんが、完結にしてます
私は亀のように書くのが遅いため、書き溜めしてたものを作品にしました

次回作も一応、考えてますけど自分でも
いつになるかな~♪という感じです
まあ期待せずに待っていただければ幸いです


このSSへの評価

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SS好きの名無しさんから
2018-07-18 13:15:31

SS好きの名無しさんから
2017-01-24 21:47:30

真白さんから
2015-11-05 05:49:07

SS好きの名無しさんから
2015-01-03 11:37:41

SS好きの名無しさんから
2014-12-31 03:58:10

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SS好きの名無しさんから
2014-12-31 03:58:12

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2015-01-25 16:26:06 ID: LPc9-6je

おもしろい!

2: 真白 2015-11-05 05:49:54 ID: ofEOgiG_

もっと武蔵×提督流行らせコラ!


このSSへのオススメ

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1: クルード 2014-12-30 19:55:11 ID: gytCXPuZ

オチがメチャシコ


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