2017-05-06 12:38:09 更新

概要

深海棲艦との共生を望み、沈めない。
深海棲艦を撲滅し、手加減はしない。
そんな二つの考えがある世界で、私達は敵になった。


前書き


今回のは加賀、瑞鶴、暁、響が、メインです!
ハッピーなエンドか、バッドなエンドか…
それは…最後のお楽しみ♪



瑞鶴「…」



あの日。



加賀「…」



私達は。



暁「響!」



君と私は。



響「…」ニコッ





敵になった。





瑞鶴「艦隊、帰投しましたー」



提督「瑞鶴か。お疲れ」



瑞鶴「どうも。はい、報告書」



提督「うむ、ありがとう」ペラペラ



提督「…討伐数…0…か」



瑞鶴「…」



提督「あくまで、自分の考えを突き通すつもりね」



瑞鶴「何よ、悪い?」



提督「お、怒るなよ。俺だって共生派だぜ?」



瑞鶴「…元帥の息子が?」



提督「うむ。俺は父さんとは違う」フフン



瑞鶴「…」



提督「…」



瑞鶴「分かってるわよ」フイッ



ツカツカ…バタン



提督「相変わらず懐いてくれんなぁ…」ハァ




ガチャ パタン




翔鶴「瑞鶴、お疲れ様♪」



瑞鶴「翔鶴姉…ただいま」ニコッ



翔鶴「怪我は?」



瑞鶴「ないよ。秋雲は中破したけど入渠したから」



翔鶴「そう…大丈夫かしら」



瑞鶴「大丈夫だって。朧もついてるから」



翔鶴「そう…っ」



瑞鶴「どうしたの?」



翔鶴「指、血が出てる…」



瑞鶴「あぁ、弓引く時にしくじって」



翔鶴「手当しないと!」



瑞鶴「大丈夫だよ。舐めとけば治るって」ニシシ



翔鶴「だめ!私に」



瑞鶴「いやいや舐めれば…」



翔鶴「なら私が舐めるわ!」カプッ



瑞鶴「っ!?」




・・・・・・・・・ふぅ




翔鶴「ご、ごめん」///



瑞鶴「う、うん」



翔鶴「私…焦ってて…」



瑞鶴「翔鶴姉…」



翔鶴「私は…戦えないから…」シュン



瑞鶴「…そんなこと気にしてたの?」



翔鶴「だって」



瑞鶴「しょうがないよ、翔鶴姉。悪いのは全部あいつだから。気にしないで」



翔鶴「っ…うん」



瑞鶴「よしっ、ちょっと秋雲の様子みてくる」



翔鶴「滑って転ばないようにね♪」



瑞鶴「私が?翔鶴姉じゃないんだから~」



翔鶴「…って、手当してない!ちょっと待って!」ガサゴソ



瑞鶴「大袈裟だなぁ…」



翔鶴「あった。絆創膏と消毒液は~よし!」



瑞鶴「痛くしないでよ?」



翔鶴「ちょ、ちょっと難しいかも…」ポンポン



瑞鶴「つぅっ…」



翔鶴「よしっ、出来た♪」



瑞鶴「ありがとう、翔鶴姉。そんじゃ、行ってくるね」



翔鶴「はい、いってらっしゃい」



スクッ…スタスタ…ガチャ…バタン



翔鶴「…ごめんなさい…加賀さん」ボソッ






瑞鶴「おーい、秋雲ぉ?大丈夫ー?」



秋雲「…あれ、瑞鶴さん?まさか秋雲のお見舞いに!?やったーあざます!」



瑞鶴「ま、かわいい随伴艦ですから」



秋雲「ちなみにお土産とか…」



瑞鶴「あると思う?」



秋雲「ちょっと期待してました!」



瑞鶴「よし、偉い!そんな秋雲にはスケッチブックをあげましょう」



秋雲「ありがとうございまーす!」



瑞鶴「ふっふーん」



秋雲「ちなみに鉛筆はー…」



瑞鶴「…」



秋雲「うん、なんとなく予想してました」



瑞鶴「ごめん完全に忘れてた」



秋雲「…いえ、大丈夫です!何か持ってきてくれただけでも充分嬉しいですし…」ニコニコ



瑞鶴「秋雲…私はいい後輩を持ったわね…」



秋雲「えへへ」



瑞鶴「よし、鉛筆とってくるわ」



秋雲「お願いしますね」



瑞鶴「…あ、そういえば朧は?」



秋雲「あー…ちょっと…ね?」



瑞鶴「?」





瑞鶴「…あの…大丈夫?」



朧「瑞鶴さん!?助けてください蟹さんが茹で上がりそうなんです!」



瑞鶴「う、うん」



朧「蟹さん!しっかり!」



蟹「コポコポコポコポ」



瑞鶴「(いい匂いが…やばい…ちょっと美味しそう)」



朧「蟹さぁぁぁぁぁあん!」






瑞鶴「蟹、助かって良かったね」



朧「はい、流石蟹さん!私自慢の蟹さんです!」



瑞鶴「あははは…」



瑞鶴「(何故あの美味しそうな匂いの中生き返った!?何者よあの蟹…)」



秋雲「あ、瑞鶴さん…と朧。蟹大丈夫?」



朧「もちろんです」



秋雲「いやーもうすべって落ちるなよ?蟹」



蟹「ブイッV」



秋雲「かわいいやつめ」



瑞鶴「あ。あと秋雲、はい。鉛筆」



秋雲「おぉーありがとうございます!」



瑞鶴「ふふー気にしないでいいのよ」



朧「わぁ、スケッチブックですか?瑞鶴さん優しい…」



瑞鶴「当然よ!ちなみに朧は何が欲しい?」



朧「へ?朧にもくれるのですか!?」



瑞鶴「毎回は無理だけど…今は少し余裕があるの」



朧「わぁ…では…」



瑞鶴「では?」



朧「で、では…」タラタラ



瑞鶴「…」



瑞鶴「無理して出さなくてもいいのよ?」



朧「すみません…瑞鶴さん…」



瑞鶴「いいっていいって!そんじゃ秋雲の入渠終わったら間宮さんとこ行こっか」



朧「は、はい!ぜひ!」



秋雲「え、秋雲もいいの!?」



瑞鶴「もち。早く良くなりなさいよ」



秋雲「よっしゃ、あと15分~!」



瑞鶴「ふふっ、じゃぁ準備できたら呼んでね?部屋にいるから」



朧「わかりました!」







瑞鶴「たっだいま~」



翔鶴「あ、おかえり♪転ばなかった?」



瑞鶴「当たり前じゃん!」



翔鶴「そう、良かった」



瑞鶴「あ、そうだ翔鶴姉。これからあの2人と間宮さん行くんだけど…一緒にどう?」



翔鶴「あら、私までいいの?」



瑞鶴「うん!なんだかんだ言ってちゃんと紹介出来てなかったし」



翔鶴「そう…ね。私もご一緒させていただこうかしら」



瑞鶴「OK~。準備大丈夫?」



翔鶴「化粧なんてしないからね」



瑞鶴「しなくても綺麗ですからね~」



翔鶴「ち、違うわよ?そういう意味じゃ」



瑞鶴「ま、私もしてないけど」



翔鶴「もぉ~」



瑞鶴「あははっ」




平和だなぁ。




秋雲「え、えっと、お久しぶりです!翔鶴さん!」



朧「お久しぶりです!」



翔鶴「はい、お久しぶりです♪そんなに畏まらなくていいのよ?」




平和だ。




朧「わぁっ、大きい!」



秋雲「食べられるか心配になってきた…」



翔鶴「うふふ」




あの人のいない日常は。




翔鶴「あら、瑞鶴クリームついてる」



瑞鶴「ん。ありがと」



翔鶴「」ニコッ




でもそれ以上に。




瑞鶴「…おいしいわね」



秋雲「はい!ありがとうございます!」



朧「とってもおいひいでふ!」モゴモゴ




退屈だよ。




加賀さん。






シュタッ



加賀「…ふぅ」



祥鳳「おみごと」



加賀「」ツンッ



祥鳳「ふふっ」



瑞鳳「お姉ちゃん、挑発するようなこと言わない!」



祥鳳「褒めただけよ」



瑞鳳「お姉ちゃん?」



祥鳳「うぐっ…気を付けるわよ」



瑞鳳「よろしいっ。じゃぁ次私がいきますね」



祥鳳「うん」



瑞鳳「…」



瑞鳳「…ふっ」



シュタッ



瑞鳳「…ふぅ」



祥鳳「さっすが瑞鳳♪」



瑞鳳「ありがと♪」



加賀「全員が終わりました。私はこれで失礼します」



瑞鳳「あっ、加賀さ」



加賀「」ピシャッ




瑞鳳「いっちゃった…伊良湖さんのとこに行こうと思っていたのに」



祥鳳「瑞鳳は優しいわね。あんな奴ほっとけばいいのよ」



瑞鳳「せっかく仲間になったのに」



祥鳳「…あいつは私達のこと、仲間と思っていないはずよ」



瑞鳳「そうかな…」







加賀「…はぁ」



加賀「ここに来てもう一ヶ月…」



加賀「あの作戦から一ヶ月…ね」



加賀「…瑞鶴、どうしてるかしら」







響「」バァアアンッ



摩耶「ひ、ひゃぁ~。すっげぇなぁ、お前!」



響「ありがとう。でも相手はただの重巡だからね」



摩耶「そうか(あたし重巡なんだけど軽巡しか沈めてねぇ…)」



比叡「おーい、お二人さーん。進みますよー」



摩耶「あ、比叡の姉貴。おう!よし、行こうぜ」



響「あぁ」



ババババババババ



比叡「龍驤さん、どうですか?」



龍驤「んー…今の所動きはないね。ちょっと遠くに水雷戦隊がおるみたいやけど…」



比叡「だけど?」



龍驤「多分仲間…?」



比叡「多分?見覚えないのですか?」



龍驤「せや。なんや、あっちの艦隊か?」ムムッ



比叡「へぇ…少し離脱します。龍驤さんよろしく」



龍驤「ちょっ!…いってもうたか…もぉ」






比叡「あの艦隊ですか」




天龍「いっぱい取れたけど…ここどこだよ」



暁「まったく、旗艦なんだからしっかりしてほいいわっ」



天龍「なっ、お前が羅針盤管理できないから俺がやってるんだろう?感謝しやがれ!」



暁「ふんっ!響ならこれぐらい余裕だったのに…」



天龍「裏切り者の名前を出すなよ」ケッ



「あれ、遠征に来たのですか?」



天龍「っ!誰だ!?」ゾクゾク



比叡「それはこちらの台詞です。ここはこちらの海域 ですよ?」



天龍「…悪い、迷ってしまっていた。こちらの落ち度だ。すぐに出ていく。」



比叡「お願いしますねぇ~」



天龍「あぁ。」チッ



比叡「それでは私は」クルッ




雪風「すみません、天龍さん…雪風が道を逸れたから」



天龍「雪風のせいじゃないさ!おかげでこんなに取れたんだからな!」



雪風「…はい…」




比叡「」ピタッ



比叡「雪…風…?」チラッ



比叡「あの人が…雪風。そう」バババ






龍驤「戻ってきたか。どやった?」



比叡「あっちの遠征艦隊ですね。迷い込んだみたいで」



龍驤「はぁー比叡は優しいねー。うちやったら攻撃しとるわ」Hahaha



比叡「まさか。あんな奴らに使う弾薬はありませんよ」アハハ



龍驤「そ、そうやね(こいつ見た目と違ってどぎつい事言いはるなぁやっぱり)」



比叡「それに…」



龍驤「およ?」



比叡「こんな装備で挑むなんて、彼女達に失礼ですからね♪」ニコッ



龍驤「っ…お、おう」



比叡「あははっ」



龍驤「(こ、こぇえええ)」ブルルッ




響「ねぇ、比叡。こっちに入り込んできた遠征艦隊に、こんな小さくて、私の黒版みたいな子いなかった?」



比叡「…盗み聞きとは、あまり褒められたことじゃないですよ、響ちゃん」



響「潜水艦を沈めるために耳はいいんだ」



比叡「そーですか。で、あなたの黒版?…えっと…」



響「」ワクワク



比叡「あー…多分いたと思います…よ?」



響「っそうか!ありがとう!」パァァ



比叡「感謝されることはしてませんがね」



響「充分さ!」



比叡「…姉妹艦ですか?あの子」



響「あぁ。私の姉だよ」



比叡「姉ですか…」



──貴女が私の妹になる比叡ちゃんデスネー!そうデース!私は貴女のお姉ちゃんになる金剛デース!



──一緒にいつか、戦いましょうネ♪約束デース



比叡「いいですね。比叡に姉はいないので」



響「そうなんだ。たしかに姉はいいよ~」



比叡「そですか」



響「あぁ!羅針盤はろくに操れない、撫でられて喜ぶ、すぐ泣く、なのにプライドだけは高い。最高にかわいいだろう?」



比叡「ん?」



響「いやぁ。姉妹とはいいものだよ」



比叡「…そうですか」



響「…響に妹はいないからね」



比叡「…大丈夫です。私も…あの二人を妹とは思っていません」ニコッ



響「そうか」



ワイノワイノ。



龍驤「ほぇーあのちっこいの。比叡と普通に話しとるでー」



摩耶「やっぱあいつ凄いわ…」



龍驤「っ…おーい、きたでー。10時の方向」



比叡「おっと。私とした事が話し込んでしまいました」



響「比叡とは気が合うよ。いいコンビになれるかも」



比叡「それなら…ちゃんと私についてきて下さいね♪」



響「よろこんで♪」






暁「天龍、こっちだってば!」



天龍「はぁ!?羅針盤はこっちだろうが」



暁「羅針盤の調子が悪いのよ!絶対にこっち!」



天龍「それでまた迷ったらどうすんだ!」



暁「天龍。一応私は先輩なの!」キラキラ



天龍「うぐっ…わーったよったく…」



雪風「ふんふふーん♪」スィー



天龍「おい雪風。どこへ行く」



望月「まったく…緊張感のない艦隊だなぁ」ファ~



三日月「あくびをしながら言わないで下さい!」



天龍「おいおい…艦娘の仕事ってこんなんなのかよ…くそっ」



望月「およ?天龍君は戦闘を求めて艦娘になった系かい?」



天龍「んぁ?ったりめーよ!」



望月「うーむ…それなら難しいかもね」ファァア



天龍「なんでだ?」



望月「うちにゃぁ戦闘班もう決まってるから。よほどの事が無い限り変わらないよ」



天龍「わ、割り込む!」



望月「およ?なら君はあの夕立と時雨に勝てるかな?」



天龍「っ…」



望月「あまり力ッカしない方がいーよ」



天龍「…」



三日月「貴女も入ってまだ一年。新入りな方でしょうが」



望月「ちょっ、カッコつけてたのに…」



天龍「絶対に無理か?」



望月「無理だよ。そんなに戦いたいのならあっち側へ行けと言われるね」



天龍「それはいやだっ!」



望月「まぁまぁ。遠征にだって希望はあるさ。例えば…」



ガァアアアアアアッッッ!



望月「こんな感じにね」



天龍「なっ!?イ級が沢山!?遠征なのに…」



望月「まったく…いつから遠征に敵は出ないと思ってたのさ…ほら」



天龍「」ポカーン



望月「早くしないと敵なくなっちゃうよ?こうみえても…」



暁「てやぁっ!」



三日月「えいっ!」



望月「私達それなりに強いから♪」





雪風「あわわ…敵です…」



天龍「はっ!俺もやらないと…」



暁「遅いわよ。全部もう撤退したわ」



天龍「あ…くそ…」



暁「どぉ?見た?ね、暁強いでしょう!?」



天龍「いや、ごめん。ぼーっとしててあんまり覚えてない」



暁「えぇ!?…でもまぁいいわ!ほら、MVP」



天龍「ほんとだ…」



暁「ふっふーん」



天龍「…遠征にも、希望はある…」



暁「…」



天龍「よっしゃ!頑張るぜ!」



暁「まって」ガシッ



天龍「お、なんだ?」



暁「…絶対に。」



暁「絶対に戦いが楽しいとか言い出さないでね?」



天龍「ぁ…あぁ」ゾクッ



暁「そう!それならいいわ!」



天龍「…な、なんだよあいつ…って、おい雪風!なんで後ろに行くんだ待てっ!」







加賀「…」フゥ



加賀「1人でいるのにも慣れてきました…」



加賀「…たとえ敵になったとしても…」



加賀「みんなの事が心配です…」




瑞鳳「…」コソッ



瑞鳳「やっぱり加賀さんとは、仲良くなりたいなぁ…」ニコッ



『はいはーい、皆元気ー?…愛しの提督だよーん!さて、ちょっと呼び出しですよ!空母、及び軽空母は執務室に集合!』



『次の作戦に備え…見定めます♪』







加賀「」ムスー



祥鳳「」ムスー



瑞鳳「」ヤレヤレ



女提督「よしっ、という訳で貴女達三人が代表だよ、OK?」



加賀「大丈夫じゃありません」



祥鳳「こんな奴と出たくありません」



瑞鳳「す、すみません…」



女提督「あれま、まだ仲良くなってないの。駄目じゃない祥鳳ー加賀ー」



加賀「そもそも私はこういう艦娘と馴れ合うつもりはありません」



女提督「むぅーうちのかわい子ちゃん達を馬鹿にするなー」



加賀「」プイッ



女提督「むっ、なら命令!皆と仲良くね♪」



加賀「っ」ピクッ



女提督「まさかー恩人の私の命令が聞けない訳ーないよねぇー?」



加賀「…分かりました」



女提督「よろしい、ならば握手だ」



加賀「…」サッ



祥鳳「」ニヤニヤ ギュゥ



祥鳳「よろしくね♪加賀さん」ゴゴゴ



加賀「えぇ。よろしく。」ゴゴゴ



パシャパシャ



女提督「た、たまらんわ」パシャリンコ



青葉「ですね!」パシャリンコ



瑞鳳「て、提督ぅ…というか青葉さんはいつから…」



青葉「え?最初からいましたよ?HAHAHA」



瑞鳳「え、えぇ…」



加賀「」ゴゴゴ



祥鳳「」ニヤニヤ



女提督「Yes!もっとだ!」



青葉「明日の1面は決まりですね!」



瑞鳳「(ツッコミ役がたりないよぉ…)」






瑞鶴「あ、天龍おかえり。遠征初めてでしょ?おつかれさん」



天龍「瑞鶴先輩!いえ、ありがとうございます!」



瑞鶴「そう固くならなくていいって」



天龍「いえっ、させてください!」



瑞鶴「そ、そう…ならいいけどさ」



暁「てんりゅー報告しないとダメじゃな…あ。瑞鶴さん」



瑞鶴「暁?やっほー♪」



暁「ごきげんよう♪」



天龍「(暁がちゃんとレディーしてる…だと…)」



暁「朧と秋雲はどうですか?迷惑かけてませんか?」



瑞鶴「えぇ。しっかりやってくれているわ」



暁「よかったです。私も遠征班になってそれなりに経つのですがあまり慣れませんね」



瑞鶴「そうなの?暁なら大丈夫よ!」



暁「ありがとうございます♪」



天龍「(あれ?暁ってもしかして凄い人?あの瑞鶴先輩とこんなに親しく…)」



暁「あっ、すみません。提督への報告があるのでそろそろ…」



瑞鶴「そう、久々に話せてよかったわ。またね」



暁「はい」




天龍「暁…お前凄かったんだな」



暁「な、何よいきなり照れるじゃない」///



天龍「なんであんなに瑞鶴先輩と親しいんだ?あの人…」



「うちのトップだぜ?」



暁「知ってるわよ。私は瑞鶴さんの元随伴艦。これで分かった?」



天龍「…やっぱり凄かったんだな…」ナデナデ



暁「な、なでなでしないでよっ!」////



天龍「…」






瑞鶴「…ふぅ…やっぱり」



瑞鶴「暁とは仲良くすべきだよねぇ…」



瑞鶴「私のココロわかってくれるのは彼女ぐらいだろうし」



瑞鶴「赤城さんさえいれば…こんな事…すぐに解決してくれたんだろうなぁ」



瑞鶴「なんて。もういないんだけどね」





比叡「ただ今帰投しました」



女提督「おかえりー比叡たーん」



比叡「司令…!はい、ただいまです!」



女提督「どだった?」



比叡「えっと…特に何も!」



女提督「ん!了解でございます!」



加賀「比叡さん…お疲れ様です」



比叡「や、やぁ…こそばゆいですよ加賀さん。一航戦の加賀さんに褒めてもらうなんてぇ〜」テレテレ



加賀「いえ、私は比叡さんを尊敬しているのです。一航戦なんて過去の栄光。それに私は赤城さんがいないとダメですから」



比叡「いえいえ」



女提督「ぶー…比叡は私の比叡なんだからっ!」



加賀「奪うつもりはありませんよ。付け入る隙もないでしょう?」



女提督「あったら入るの?」



加賀「入りません」



女提督「ならいいけど」



比叡「比叡は司令のものですからねー」



加賀「ラブラブですね」



女提督「当たり前!」



加賀「そうですよね、では私はこれで」



比叡「また今度です!」ニコッ



加賀「っ…は、はい」






瑞鶴「なんか…寝れないなぁ…」



翔鶴「すぅ…すぅ…むにゅぅ…」ナヘヘ



瑞鶴「(翔鶴姉かわいい)」



瑞鶴「あー…寝れないぃ…」



瑞鶴「…ちょっとだけ…海に出てみよっかな」



瑞鶴「バレてもあんな奴じゃ私を叱れないでしょうし」






加賀「今日はなんだか疲れました…」



加賀「海にも出ていませんし…」



加賀「気分転換に海に行こうかしら…」



加賀「あの人なら許可くれるでしょう」



加賀「…最近ひとりごとが本当に多いです」






瑞鶴「んー…風が気持ちいい」



瑞鶴「夜の海は発艦できないけれど」



瑞鶴「直接撃てるからね!」



瑞鶴「…加賀さん直伝の…ね」





加賀「…確かに夜の発艦はできませんよえぇ」



加賀「でもだからって主砲載せるなんて…」



加賀「元戦艦でも無理があります!」



加賀「…しっくりきてしまうのが悲しい」





瑞鶴「ふぅ…そろそろ戻るかな」クルッ



ぽ…ぽー…



瑞鶴「え…?」





加賀「~♪」デデン



加賀「ピクッ」



加賀「…誰かいますね」



加賀「…はぁ…私も変人ですね」





瑞鶴「北方棲姫…っ!」



瑞鶴「…あれ?…怪我、してる」



北方棲姫「ぽぉ…」



瑞鶴「…助けてあげよう」





加賀「…ん…二人?」



加賀「…あっち側の艦娘よね」



加賀「誰…かしっ!?」



加賀「瑞…鶴…」





瑞鶴「最近北方棲姫とやってないし…あっち側?」



瑞鶴「でもあっち側が殺り残すなんてありえない…ならなんで」



北方棲姫「ぽぉ…ぽぉ…」



瑞鶴「大丈夫。私が助けてあげr」



「やめなさい」



瑞鶴「っ!…その声…」



瑞鶴「加賀…さん…」





北方棲姫「ぽ?」



瑞鶴「なんで…貴女がこんな所にいるんですか?夜は苦手でしょう?」



加賀「分かって言ってるでしょ貴女」



瑞鶴「えぇ、まぁ」



加賀「…で、話の続きよ。その子を連れていくのをやめなさい。後悔するわよ」



瑞鶴「いやです。怪我しているのですから!」



加賀「…関係ないわ。やめなさい」



瑞鶴「っ…なんで…そんな事言うのですか!?前の貴女はもっと優しかった!こんな…こんな考えの人ではなかった!」



加賀「…」



瑞鶴「それとも何ですか?赤城さんが沈められたから、恨んでるんですか?はっ、あんなに恨みほど醜いものはないとかいいながr」



加賀「黙りなさい」



瑞鶴「自分の立場が悪くなったらそうやって!恥ずかしくないんですか!」



加賀「…はぁ…貴方は何か勘違いをしています」



瑞鶴「はぁ?何よ」



加賀「別に深海棲艦を恨んでいません」



瑞鶴「…嘘も嫌いではありませんでした?」



加賀「えぇ、嫌いですよ」



瑞鶴「では何故嘘を?」



加賀「残念ながら嘘はついていません」



瑞鶴「…意味わかんない」



加賀「…瑞鶴。貴女が深海棲艦を傷つけたくないと思っているのは分かるわ」



加賀「でも…」



加賀「それだけが正しさだと思わないで」



瑞鶴「なっ!何よそれ!!」



加賀「私は確かに、矢を放つ時は一点に集中しなさいと教えました。でも、だからこそ視野は広く持ちなさい」



加賀「視野が狭くては、矢を放つチャンスを失いますよ」



瑞鶴「っ…」



加賀「今みたいに…ねっ!」バンッ



瑞鶴「しまっ…」



バシャアアアアアアアアッッッッ!



北方棲姫「ぽっ!?」



加賀「この子はこちらが預かります」



瑞鶴「ひ、卑怯よ!その子を放して!」



加賀「…いやです」



瑞鶴「どうせ…どうせ解剖とかするんでしょ!そんな事させない!」



加賀「はぁ…私は速度で貴女には敵いません。でも」



加賀「戦いで、私に勝てるとでも?」



瑞鶴「ぅっ…ぁ…」



加賀「賢いあなたなら分かるはずよ」



瑞鶴「今の貴女は嫌いです…」



加賀「あら、今までは好きだったのね。ありがとう」



瑞鶴「…さよう…なら…」



加賀「…またね」



ザザザザザザーー





瑞鶴「…加賀さん…貴女は本当に変わってしまったの…?」



瑞鶴「恨みなんて…私も嫌いよ…でも…」



瑞鶴「私はあなたを恨んでしまいそうなの…よ」





加賀「ふぅ…ほっぽちゃん。貴女は…腕輪を持っていますか?」



北方棲姫「うで…わ?…うでわ!ぽっ!」



加賀「うん、よろしい。着いたら怪我の手当、してあげますからね」



北方棲姫「ぽ?」




加賀「ごめんね、瑞鶴。貴女に教えてあげたいわ…それでも教えられない」



加賀「もう…誰が正しいのかなんてとっくにないのにね…」



響「♪~♪」



比叡「あれ、響さん?」



響「ん、こんばんは比叡さん」



比叡「こんばんは。こんな夜遅くにどうしたんですか?」



響「なに、少しあっち側が恋しくなっただけだよ」



比叡「あっち…あぁ、姉妹がいるんですよね」



響「比叡さんもいるでしょ?榛名と霧島」



比叡「えぇ、はい」



響「なんか…さ。思ったんだ。考え方が違うだけで敵になるって…おかしいって」



比叡「敵…」



響「こんなくだらないことだけで姉妹の仲がぐじゃぐじゃになるなんて…」



比叡「(もしかして…)」



比叡「響さん。ひとつ聞きたいことがあります。」



響「」ビクッ



比叡「貴女は…」



「深海棲艦を何故沈めるのですか?」



響「…」



比叡「なに、思ったことを言ってくれればいいんですよ」



比叡「別に、ただ単に沈めたいからーでも深海棲艦が憎いからーでも何でもいいんです。でも嘘はつかないで下さいね」



響「…怒らない?」



比叡「え、それはもちろん」



響「…あの…ね」





天龍「ふぁああ…ったく、トイレも1人でいけねぇのかよ」



暁「し、仕方ないでしょっ!怖いんだもん!」



天龍「逆ギレかよ」



暁「うるさいっ」



天龍「へーへー」



暁「むぅー…」



天龍「ははっ…」



シーーーン



天龍「…なぁ、暁」



暁「なによいきなり」



天龍「お前なんで遠征班になったんだ?」



暁「…別に。ただのきまぐれよ」



天龍「そんなんでエースの随伴艦が遠征班にうつれるかよ」



暁「…」



天龍「…お前…なにやらかしたんだ?」



暁「や、やらかしてないわよ!!」



天龍「嘘つけぇ、でないと遠征班なんかにならねぇだろ」



暁「あぁーもう!響よ、響のためよ!」



天龍「響?また裏切りもんが…」



暁「そう。その裏切り者。あいつ…敵を沈めるのが楽しいなんて言い出したのよ」



天龍「なっ…頭おかしい…だろ…」





響「最初はね、沈めないのが相手の為だと思ってたよ」



響「でもね、ある日傷ついた深海棲艦に出会ったんだ」



比叡「傷ついた?」



響「うん。恐らく私達がやった。その子を見て思ったんだよね」



響「なんて苦しそうなんだろう…って」



響「傷ついてもがいて…でも私達は沈めない。沈めてくれない」



響「深海棲艦は自然治癒だから、その深海棲艦は中破ぐらいにはなってたよ。それを私達がまた大破にする」



響「それって…沈められることより辛いんじゃないかな」



響「それを考えたら、怖くなって…遠征班に逃げたけど…それでも深海棲艦にはあった」



響「私はね、深海棲艦に苦しんで欲しくない」



響「だから…彼女らを沈める」



比叡「そうですか…」



響「…ごめん」



比叡「なんで謝るんですか!」



響「だって…ここにいるのにこんな考えで…」



比叡「むしろ嬉しいですよ」ニコッ



響「え?」



比叡「響さん。明日のマルマルマルマル。執務室に来てください」



比叡「いいことを話してあげましょう」



響「いいこと?」



比叡「それはお楽しみに。では、おやすみなさい」



響「あ、あぁ。うん、おやすみ」




響「比叡さんって、戦闘になると雰囲気変わるんだね…ま、私もだけど」



ザザザー



響「ん?…あれは…加賀さん?」



響「何かかかえ…て…っ!?」



響「なんで…北方棲姫を…」





暁「それで…瑞鶴さんが司令官にお願いして遠征班に」



天龍「へぇ…昔の提督ってどんなやつだった?」



暁「それはもうかっこいい完璧な人だったわね!」



天龍「ふぅん」



暁「それが元帥に気に入られて本部にいったんだけどね…」



天龍「ん?それっておかしくねぇか?なんで大本営の考えに反する考えを持つ提督が気に入られるんだ?」



暁「そう、それがおかしいのよ」



暁「んで、私たちが考えたのが今の提督が大本営からの使者ということなの」



天龍「なるほど…確かにあいつは元帥の息子だしな」



暁「でしょ?ま、今の所変なことはしてないけ…どっ」



ガチャ



天龍「ん、もうついたのか」



暁「シー。おやすみ」



天龍「あぁ」





女提督「それで北方棲姫を連れてきたと」



加賀「はい」



女提督「はいじゃないよ加賀ぁ!見られたらどうすんのさ!」



加賀「…」サッ



女提督「無言で弓を構えない!」



加賀「大丈夫ですよ、(多分)誰にも見られていません」



女提督「今ぼそって多分って…はぁ…今日は無理だから、明日明石を呼ぶよ…」



加賀「やりました」



女提督「もしかしてあれかな?加賀深夜テンション」



加賀「さすがに気分が高揚します」



女提督「あーもう扱いにくい!うー…私がリードされるなんてぇ…」



加賀「提督こそ、よくこんな夜遅くまで起きていましたね」



女提督「ん、そりゃぁ仲間が1人でてるんだから、いつでも迎えられるようにしとかないと」



加賀「…ありがとうございます」



女提督「あ、惚れてくれてもかまわないよ?」



加賀「ぜひ比叡さんに報告させていただきます」



女提督「ごめん。本当にごめん。」



加賀「いいことしたのになんで謝るんですか」



女提督「もうやだ今の加賀やだぁ!」



加賀「やりました」



北方棲姫「…ぽ?」





瑞鶴「…」



瑞鶴「…」ガチャンガチャ



瑞鶴「…っ?」



提督「…」



瑞鶴「…」スタスタ



提督「瑞鶴。止まれ」



瑞鶴「…」スタスタ



提督「瑞鶴っ!!」



瑞鶴「っ」ビクッ



瑞鶴「何よ。疲れてるんだk」



バチンッ…



瑞鶴「いっ…た」



提督「ふざけるなっ…勝手に出撃して…」



瑞鶴「(…あぁ。この人もか。あの人と同じだ。)」



瑞鶴「(結局…自分のことが一番で)」



瑞鶴「(私のことなんか。どうでもよくて)」



瑞鶴「(私を…捨てるんだ)」



瑞鶴「(私を…忘れるんだ)」



提督「どれだけ…心配したと思ってるんだ…っ!」



瑞鶴「っ?」



提督「俺に冷たい態度をとるのもいい!無視しても構わない!殴ってもいい!命令もきかんでいい!!…でも…」



提督「…俺のお願いくらい…聞いてほしい…」



瑞鶴「!」




「うぅ…緊張する…よしっ!」



「今日からこの鎮守府に着任することになりました、あ…じゃなくて提督です!よろしく!」



「さて、着任してすぐに言うのも何ですが、実はみなさんにこれからお願いしたいことがあります」



「一つ目に、みんな仲良くすること」



「二つ目に、自分を大切にすること」



「最後に」



「みんなに…俺に心配かけないことですっ」



「この三つを大切に、いい関係を築いていきましょう!」




瑞鶴「…」ポロポロ



提督「分かってるよ…俺は元帥の息子だし、疑われることくらい…」



提督「それでも…俺は仲良くなりたいんだ…」



提督「敵とも…撃滅派のやつらとも…お前らとも!!」



提督「仲良くしたいんだよ…!!」



瑞鶴「っ!!」



提督「俺さ…提督の学校でも苛められてたんだよね。元帥の息子だから、贔屓だって」



提督「でもその時、パートナー制度で俺のパートナーになった子がさ、俺に勇気をくれたんだ」



提督「『逃げてちゃ分からない、ありたい事を望め、それに向かって走れ、貪欲であれ』ってさ」



提督「だから俺はお前らと仲良くなりたい。その為になら何でもするっ」



瑞鶴「…わかった」



提督「っ、ありがt」



バヂンッ



提督「い゛ッッッッッッッ!?!?」



瑞鶴「殴ってもいいんでしょ?これでおあいこ」



提督「〜〜っ!くっ…わ、分かったよ…それで仲良くしてくれるんだな」



瑞鶴「仲良くはしない。取り敢えず利用させてもらう。それであんたが信用出来るやつなら」



瑞鶴「仲良くしてやっていいわよ♪」



提督「よしっ!じゃぁ、どんどん利用してくれ!」



瑞鶴「言われなくとも♪」






コンコン



加賀「?…誰ですか」



『響だよ。加賀さん』



加賀「響さんですか…何でしょうか、眠いんですけど」



『…北方棲姫』



加賀「…!?」



『入れて…くれるよね?』



スッ



響「こんばんは」ニコッ



加賀「はぁ…やっかいなことに…」



北方棲姫「ぽ?」



響「…これ、どういうことかな?」



加賀「っ…別に」



響「大丈夫。多分、私の考えている通りなら…」



響「私は加賀さんたちの味方になれる」



加賀「…わかりました…説明しましょう…」



加賀「私達、新・共存派について。」





??「ねぇ、提督」



提督?「ん、何かな。時雨」



時雨「この深海棲艦…手になんかつけてるよ」



??「ほんとっぽい!」



提督?「こら夕立。汚いから死骸はさわらないの」



夕立「ご、ごめんなさいっ…」



時雨「…なんだろ。腕輪…だよね…」



提督?「…調べてみる?」



時雨「…うん。なんだか…楽しいことが起こる気がする…♪」





加賀「…」



響「つまりこういう事かな?一部の敵対していない深海棲艦は攻撃せず、その他の敵対している深海棲艦は攻撃する」



加賀「あっはい」



響「事情は分かったけど…なんでそれを隠して共生派と敵対するの?協力した方が…」



加賀「共生派と新共生派は別のものなのです」



響「…?」



加賀「新共生派はいわば撃滅派と共生派の間の存在なのです。どちらの意見も取り入れ、どちらからも理解されない」



響「なるほど…」



響「…!」



加賀「どうしました?」



響「ねぇ、加賀さん。比叡さんは、その…新共生派、なの?」



加賀「っ、え、えぇ」



響「…ちなみに、司令官は新共生派の事を知っているの?」



加賀「えぇ。むしろ提督はこの新共生派を創った本人です」



響「…そう…」



加賀「…響さん。それで…」



響「あぁ、新共生派に入るか、だよね」



加賀「はい」



響「…明日のマルマルマルマル。執務室で」



加賀「え?」



響「答えはその時に出すよ」



加賀「えっと…。分かりました」



ほっぽ「すぅ…すぅ…」



響「…ふふっ、こう見るとかわいいもんだね」



加賀「…そうね」



響「それじゃぁ、おやすみなさい」



加賀「おやすみ」





女提督「さ、て…明石に頼んで傷を治すとは言ったけど…どうしたものかなぁ…」



比叡「噂のほっぽちゃんですか?」



女提督「うん。加賀が深夜テンション☆で連れてきた子」



比叡「加賀さんの深夜テンション…ちょっと興味あります」



女提督「…いいものではないかもね」



比叡「そうですか」


後書き

また溜まったらupします!


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2016-12-23 13:51:14

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