2017-10-18 16:57:52 更新

概要

とある女性提督のお話?
警告タグはいずれだす要素


前書き

初めてSSを書くので設定がガバガバだったり日本語がおかしかったり更新期間が異常に長いと思いますがよろしくお願いします。
書きたいことを次々吐き出すような感じなのでご容赦ください。
改善点など教えてくださると助かります。
ちょびちょび更新
ーーーーーーーーーーーー
艦娘のキャラ崩壊注意
とある女性提督のお話を書いて行くつもりです。


章タイトル

土砂降りの雨の街の暗がりに1人の少女が座り込んでいた。


少女「はぁ…はぁ…疲れた…。流石にもう追って来ないよね…。」

思えばなんでこんなことになっているんだろうか。

幼い頃に両親に捨てられて、別の人に拾って貰ったはいいもののあまりいいものとは言えなく

段々暴力を振るわれるようになり、嫌になって逃げ出して来たのだ。

特に当てもないのでのたれ死んでしまうかもしれない。

しかしたかが10歳の少女には何も出来ない。

少女「どうしよう…」

この少女にも夢があった。提督になりたいという夢だ。

少女(こんな時艦娘さんだったら…)


?「ん?ねえあなたどうしてこんな土砂降りのなか座っているの?」

少女「え…あの…その…」

(凄い美人…)

?「お家はどこ?」

少女「えっと…」

?「取り敢えず風邪引いちゃいけないから家に来る?」

少女「いいんですか…?」

?「もちろんいいわよ。じゃあ行きましょ?」

少女「はい」


〜彼女の家〜

?「ただいまー」

?男「遅えよ姉貴…。ってどしたんだよその女の子。」

?「いやぁ道傍にうずくまってて風邪引いちゃいけないし連れて来ちゃった。

そうだ、貴女の名前は?」

少女「皇…皇小春…」(スメラギコハル)

?「小春ちゃんか〜

私は倉崎姫菜だよ。(クラサキヒナ)

こいつは弟の倉崎零夜だよ。(クラサキレイヤ)

よろしくね。」

小春「よろしく…お願いします…」

姫菜「そういえばどうしてあんなとこにいたの?」

小春「それは…その…逃げて来たんです…。」

姫菜「逃げて来た?なんでまた」

小春「それは…」

姫菜「言えないなら言わなくても大丈夫だよ。」

小春「ありがとうございます。」

姫菜「じゃあ暫くうちにいる?

小春「いいんですか…?」

姫菜「おい零夜〜。この娘うちにおいていいよね?」

零夜「いいよ〜」

姫菜「というわけで今日から家族ってことでよろしくね。」

小春「はいっ!」

小春(この人たちは優しそう…今度こそ大丈夫だよね…。)

姫菜「小春ちゃんはここの部屋使ってね」

結構広くて家具の揃ってる空き部屋

小春「広いですね…ありがとうございます…。」

姫菜「取り敢えず、晩御飯作るから部屋で待っててね。」

小春「わかりました。」

部屋の中へ


小春(ベットにダイブ)

「いいベットだ…久しぶりだなぁ…」


姫菜「メンタルケアがいるかなぁ…。

そうなると…金剛かなぁ…歳を考えるともうちょっと年上…?

うーん…」

零夜「飯できたぞ姉貴」

姫菜「わかった

小春ちゃーん!ご飯できたよー!」

小春「今いきまーす」

タッタッタッ


テーブルの上に並べた料理の全てが美味しそうに湯気をたてている。


姫菜「いただきます」

零夜&小春「いただきます」

小春 もぐもぐ

姫菜「どう?」

小春「美味しいです!」

姫菜「それは良かった」

もぐもぐ

小春「そう言えば姫菜さんはどのようなお仕事をしているんですか?」

姫菜「気になる?」

小春「気になります。」

姫菜「じゃあ明日連れてってあげよう」

零夜「勝手に決めていいのか…」

姫菜「いいのいいの」

小春「ありがとうございます!」

もぐもぐ


姫菜「ごちそうさまでした」

零夜&小春「ごちそうさまでした。」


姫菜「小春ちゃんお風呂入る?

沸かしてあるから」

小春「入ります。」

姫菜「じゃあこっち来てね〜」


風呂場へ


姫菜「ごゆっくり〜。」

バタン


小春「はふぅぅぅ…」

(こんなお風呂に全身つかれたのなんていつぶりだろう…)

(気持ちいなぁ…)


ガラガラ


姫菜「お〜リラックスしてるねぇ」

小春「⁉︎姫菜さん⁉︎

な…何で…」

姫菜「ふっふっふ…小春ちゃんの体を堪能するためだよ。」

小春「た…堪能…」

(姫菜さんおっぱい大きい…)

姫菜 「ふふふ」

ちゃぷんf

姫菜「やっぱり若い子は肌すべすべねぇ…」

小春「姫菜さんも十分若いですよ…」

姫菜「まだここは成長途中かぁ」

もみもみ

小春「んっ…姫菜さん…そんなとこ揉まないでくださいぃ…」

姫菜「揉むと大きくなるかもよ…?」

小春「ほ…本当ですかぁ…?」

姫菜「ホントホント」

小春「でもやめてくださいっ!」

姫菜「しょうがないなぁ」


小春「ふぅ…」

ざばっ

姫菜「あれ?もうあがちゃうの?」

小春「ちょっと眠いので…」

姫菜「そっか。なんかあったら言ってね?」

小春「はいっ。」


ガラガラ

お着替え


ガチャッ

小春 ベットにダイブ

「はふぅ…。こんないいとこで寝れるなんてなぁ…。

夢みたい…。」

もぞもぞ

小春「zzz」



姫菜(もう寝ちゃったかな)

そっと扉を開ける

「寝ちゃったっぽいね…。おやすみ…小春ちゃん…」

そっと閉める


翌朝


姫菜「小春ちゃーん!朝ごはんできたから降りてきて〜!」

小春「zzz…」


コンコン

ガチャっ

姫菜「小春ちゃん起きてー!」

小春「ん…。姫菜さん…おはようございます…」

姫菜「早く顔洗ってきな〜。朝ごはんできてるよ。」

小春「はーい…。わかりました…。」

バシャバシャ


姫菜「今日は和食の朝ご飯だよ。」

小春「美味しそう…。」

零夜 ご飯をよそう


姫菜「じゃあ、いただきます。」

零夜&小春「いただきます。」


もぐもぐもぐもぐ


小春「美味しかったです!ごちそうさまでした!」

零夜「ん。それは良かった。」

カチャカチャ

姫菜「あっそうだ、小春ちゃん。あと1時間くらいしたら仕事行くから準備しといてね。」

小春「わかりました。」


姫菜 鼻歌交じりに用意

1時間後


姫菜「小春ちゃーん。そろそろ行くよ〜?」

小春「はーい!」

降りてくる

姫菜「じゃあ行くよ〜」


てくてく


小春「近いんですか?」

姫菜「そだよ?」


大きめの門が見えてくる

小春「あれの中ですか…?」

姫菜「そだよ」

小春(一体どんな職業なんだろう…)


門の前に着く

姫菜が守衛のところへ行って開けてもらう


姫菜「行くよ〜」

小春の手を引く

小春「は…はいっ!」


結構中まで進んで行く

??「提督ゥ〜‼︎おはようございマース‼︎ってその女の子…

ま…まさか…提督達の隠し子⁉︎」

姫菜「違うよ!うちで保護してる子!」

??「成る程〜!名前はなんて言うデース?」

姫菜「小春ちゃんだよ」

??「oh!小春デスね!私は金剛デース!

よろしくお願いしマース!」

小春「よ…よろしくお願いします…。」

小春「と言うか姫菜さんって…」

姫菜「ここの鎮守府の提督を弟とやってるんだよ〜!」

小春「て…提督さんだったんですか⁉︎」

姫菜「そうよ〜」

小春「提督さんかぁ…かっこいいなあ…」

姫菜「他にもいろんな娘紹介してあげるよ」

小春「ありがとうございます!」


執務室へ


ガチャっ

榛名「おはようございます提督。今日は晴れましたね。」

姫菜「おはよ〜榛名。」

榛名「ところでその娘は…?」

姫菜「この娘はちょっと訳ありでうちで保護してる小春ちゃんだよ。」

小春「皇小春です。よろしくお願いします。」

榛名「私は榛名です。こちらこそよろしくね。」ニコニコ


小春(金剛さんといい榛名さんといい艦娘さんって可愛い人多いなぁ…)

姫菜「じゃあちょっと小春ちゃんを案内してくるね」

榛名「了解です!」


姫菜「まずは…間宮さんとこ行こっか。」

小春「わかりました!」


掃除が行き渡っている

和と洋がうまくマッチした建物


小春「広いですね…」

姫菜「いっぱい艦娘いるからねぇ」

小春「艦娘さんがいっぱい…」

姫菜「お?艦娘に興味あるの?」

小春「はいっ!とっても可愛いのに凛としてて強くて…

将来提督になりたいです…」

姫菜「そっかぁ…」

(1日提督とかやらせてあげようかな…)


和風建築が見えてくる

『食事処間宮』


小春「見た目いいお店ですね」

姫菜「中身もいいのよ?」

ガラガラ

間宮「いらっしゃいませー。って提督さんでしたか。

その女の子は?」

姫菜「訳あって保護してる女の子。可愛いでしょ。

名前は小春ちゃんね」

間宮「そうですか。

私はここの店主の間宮です。よろしくお願いしますね。」

小春「す…皇小春です…よろしくお願いします。」

姫菜「取り敢えず、アイスを二つお願い。」

間宮「承りました〜」


小春「中もいい雰囲気ですね」

姫菜「でしょ?

みんな結構きてるのよ?」


間宮「お待たせしました〜

アイス2つです。」


小春「いただきます。」

ぱくっ

小春「美味しいっ…!」

姫菜「それは良かった。」

ぱくっ


小春「久しぶりにアイス食べました〜♪」

姫菜「これからはいつでも食べられるからね。」

小春「ありがとうございます!」


姫菜「次は…そうねぇ…明石のとこ行こうかしら」

小春「明石…さんですか…どんな方ですか?」

姫菜「うーんとね…

機械オタかなぁ…技術は確かだからとっても助かってるんだよね」

小春「へぇ…凄いなぁ…」

姫菜「今の時間帯は工廠にいるんじゃないかな」


工廠

カーンカーン

バチバチ


姫菜「明石ー!ちょっっといいー?」

明石 黙々と作業

姫菜「あーかーしー!聞こえてるー?」

明石「⁉︎ あぁ…提督ですか…

何の用です?」

姫菜「この娘を紹介しようかなって」

小春「明石さん。初めまして。皇小春です。よろしくお願いします。」

明石「明石ですー。よろしくね。」

明石(まさか攫ってきたんじゃ…)

姫菜「明石?攫ってないからね?」

明石「ナチュラルに思考読まないでくださいよ…」

姫菜「全く…」

明石「だって提督かわいい娘好きですもん…

こんなかわいい娘いたら攫ってきてもおかしくないな…って」

姫菜「失礼な!幾ら何でも攫ったりしないよ‼︎」

小春 キョロキョロ

明石「そうだ。これあげるよ。

っ零式艦戦

小春「いいんですか?」

明石「ここに来た記念にあげるよ」

小春「ありがとうございます!大切にします!」

姫菜(女の子に戦闘機…)

姫菜「じゃあまたね」

明石「はーい」


小春「いいものもらいましたぁ…!」

姫菜「良かったね〜!

次は宿舎でも見に行こうかなぁ?」

小春「はいっ!」

姫菜(どこの寮に行こうかなぁ)

姫菜「空母寮行こっか」

小春「空母かぁ…矢を撃つ人ですか…?」

姫菜「まぁそんな感じかな。みんな優しいからいきなり抱きついても大丈夫よ?」

小春「そ…そんなことしませんよ!」


テクテク

『空母寮』


ガチャ

ぎゃーぎゃー


奥から争う声が聞こえる


姫菜「またあの2人か…」

小春「大丈夫でしょうか…」

姫菜「大丈夫よ。いつものことだし」


<なんで私のプリン勝手に食ったんですか‼︎

<あら?貴女のだったの。

<ちゃんと名前書いておいたんですけど!

<気づかなかったわ。

<あーもー!いっつもいっつも…


姫菜「行こっか…」

ぎゃーぎゃー

姫菜「ちょーっといい?」

瑞鶴「なんだぁ…提督さんかぁ…ってその娘誰よ。

まさか提督さん小学生に手を…」

姫菜「違うっての!この娘は訳あってうちの子になったの!

可愛いのは否定しないけどね。」

小春「皇…小春ですっ…。よろしくお願いします…!」

瑞鶴「よろしくね小春ちゃん。私は瑞鶴よ。」

加賀「加賀よ。よろしく。」

赤城「もう…加賀さんったらそっけない…。私は赤城よ。

よろしくね小春ちゃん。」

翔鶴「よろしくお願いしますね小春ちゃん。私は翔鶴です。」

小春(4人とも美しい…。あんな風になりたいなぁ…)


瑞鶴「小春ちゃんほんと可愛いね。」なでなで

小春「はぅあ…ありがとうございます…」赤面

瑞鶴「提督さん!一晩この娘かして!」

姫菜「だめっ!」

瑞鶴「ちぇーけちー」

小春「加賀さんと赤城さんかっこいいなぁ…」ボソッ


赤城「あらあら。ありがとね。

そうだ。良かったら私達の訓練を見ていく?」

小春「いいんですか⁉︎」

赤城「勿論!構いませんね提督?」

姫菜「ん。いいよ」

小春「ぜひお願いします!」

弓道場へ

小春(弓大きいなぁ…)


小春「弓道場って大きいですね…」

姫菜「まぁ場所とるからねぇ…」

加賀「勝利のためです。」

姫菜「そうね…」


小春と姫菜が端っこに座る

小春 wkwk


赤城たち

それぞれまとの前で構える


独特の緊張感


射つ


全員命中

小春「すごい…!」


瑞鶴「ふぅ…」

小春「みなさん凄いです!」

赤城「ありがとう。」

姫菜「そろそろ次の場所行こっか。」

小春「わかりました!」


テクテク

『重巡寮』


小春「ここも広いですね。」

姫菜「重巡は大きいから…」

ガチャ

小春「和風ですね…」

姫菜「誰かいるかな…」

小春「ここの部屋開けてもいいですか?」

【高雄型】

姫菜「うん。大丈夫だと思うよ。」


小春

ガチャ

むにょん

(⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎柔らかい⁉︎)

愛宕「あらあら?提督さんこの娘は?」

姫菜「この娘はうちで保護してる娘だよ。可愛いでしょ。」

愛宕「ほんとだ。可愛いっ!」

ぎゅーっ

小春「おっぱ…苦し…」

愛宕 ぎゅーっ

小春 チーン


姫菜「愛宕…それ以上やると小春ちゃん死んじゃう…」

愛宕「あらあらごめんなさい…」


小春「大きかった…」

高雄「部屋の前で何しているんですか?提督」

姫菜「あぁ…高雄か。この娘を少し案内しててね。」

高雄「この娘は?」

姫菜「とある事情で保護してる女の子。可愛いでしょ?」

小春「皇小春です…よろしくお願いします!」

高雄「私は高雄です。よろしくね小春ちゃん。」

愛宕「私は愛宕。よろしく〜!小春ちゃん!」


小春(いい人たち…)


摩耶「お?提督じゃーん。何してんの?」

姫菜「ちょうどいいや摩耶にも紹介しておくね。

この娘は皇小春ちゃん。

訳あって保護してる娘。仲良くしてあげてね。」

摩耶「ふーん。小春かぁ…。いい名前だな!私は摩耶様だ!よろしくな!」

小春「よろしくお願いします」

姫菜「じゃあそろそろ次行こっか。」

小春「はいっ!」


姫菜「次は軽巡寮かなぁ」


テクテク

【軽巡寮】


小春「重巡寮より少し小さいですね」

姫菜「まだ来てない娘が多くてねぇ…。でもそろそろ改築しなきゃかなぁ。」

ガチャ


川内「夜戦…zzz…」

姫菜「こら川内。こんな玄関で寝ないのー!」

神通「あっ提督すいません…」

姫菜「取り敢えず部屋まで運ぼうか。小春ちゃんも手伝ってー」

小春「はいっ」


川内をベットに横にさせる

神通「そういえば提督さんこの娘は?」

姫菜「ああ。この娘はうちで保護してる娘の小春ちゃんだよ。」

小春「皇小春です。よろしくお願いします。」

神通「神通です。よろしくお願いしますね。こっちの寝ているのが川内姉さんです」

小春「忍者みたいな服…」

姫菜「だねぇ…

そういや那珂ちゃんは?」

神通「今は外に出てると思います」

姫菜「そっか」

小春「那珂ちゃんとはどなたですか?」

姫菜「えーっとね…うちの鎮守府のアイドルかなぁ」

小春「アイドル…可愛いんだろうなぁ…」

今までそういうものとは無縁だったから興味があるのだ


姫菜「じゃあ最後に駆逐艦寮行こっか」

小春「はいっ」


テクテク

『駆逐艦寮』


姫菜「駆逐艦の艦娘は小春ちゃんよりほんの少し年上くらいだからいい友達ができるかもね」

小春「本当ですか⁉︎楽しみです!」

ガチャ


雷「あっ!提督どうしたの?」

姫菜「この娘を案内してるのよ〜」

雷「雷よ!よろしくね!あなたの名前は?」

小春「皇小春です…よろしくお願いします」

雷「小春ちゃんね。」

暁「早く外行かないの雷 …って提督と…誰?」

小春「皇小春です。よろしくお願いします」

暁「暁よ。よろしくね。」

姫菜「どこか行くの?」

暁「久しぶりのお休みだから外で遊ぼっかなって。そうだ!小春ちゃんも一緒に遊ばない?」

小春「いいのですか?」

姫菜「そりゃいいや。いっておいで小春ちゃん。」

小春「わかりました。ありがとうございます!」


外へ

姫菜「元気そうでよかったぁ…。少しでも遊んで心の傷を癒していってあげないとね…」

小春(こんなに楽しいのなんて初めてかも!)


夕暮れ


姫菜「そろそろ戻るよ小春ちゃーん!」

小春「はーい!わかりましたー!」


小春「また今度ね暁ちゃん!」

暁「うん!また遊びましょ!」

バイバーイ


姫菜「楽しかった?」

小春「はいっ!とっても!」

姫菜「そいつは良かった。」


執務室

姫菜「私の仕事どうだった?」

小春「楽しそうで…私も将来なりたいなぁ…なんて無理だと思いますけど…」

姫菜「提督さんになってみたいのかぁ…。よし!明日私の手伝いをしてもらおうかな!」

小春「私なんかが手伝っていいのですか?」

姫菜「いい経験になるでしょう?」

小春「ありがとうございます…!」


翌日

姫菜「今日の秘書艦は…加賀かぁ…

おーい加賀さーん」

加賀「何かしら提督?」

姫菜「今日小春ちゃんに提督をやってもらおうと思ってるから。

勿論手伝うけどね。

一応みんなに伝えておいてもらえる?」

加賀「わかりました。朝礼で伝えておきますね」

姫菜「ありがとう!」


朝礼

加賀「今日は提督役に小春さんがなるそうなのでフォローしてあげてくださいね」

一同「はーい」


姫菜「というわけで、今日一日は小春ちゃんが提督だよ。」

小春「いいんですか?やり方わからないのですが…」

姫菜「だいじょーぶ!手伝うからさ!」

小春「わかりました…!」


小春「早速ですが何をしましょうか…」

姫菜「取り敢えず演習をやってみよっか」

小春「わかりました。

あのー…加賀さん。編成とか教えていただけますか?」

加賀「ええ。こちらです。」バサッ

小春「戦艦いっぱいだったら勝てるかな…」

加賀「必ずしもそうとは限りません。空母の打撃力の方が大きい場合もありますし

重巡や軽巡、駆逐艦が有用ということもあります。

バランスよく組むことが大事です。」

小春「成る程…

じゃあ

金剛さんと榛名さんと翔鶴さんと赤城さんと愛宕さんと神通さんでどうでしょうか?」

加賀「いいと思います

これで演習をしますか?」

小春「お願いします!」


出撃


小春 加賀と姫菜と一緒に見学


ズドーン


小春「すごい水しぶき…」

加賀「皆さん練度はいいですよ」

小春「凄いなぁ…」


加賀「演習結果です。5戦2勝です。初めてにしては良いのでは無いでしょうか。」

姫菜「おお小春ちゃん。加賀さんに褒められるなんて凄いね。」

小春「ありがとうございます!」


姫菜「あとは任務をこなしつつまったりかな」

小春「了解です!」


小春&加賀 任務をこなしていく

工廠へ行く


小春「装備開発…?上手くいくでしょうか…」

加賀「開発は失敗がつきものです。ですがまあ成功を祈りましょう。」

資源投下

バチバチ


テッテレー

紫電改2が出来た


加賀「艦上戦闘機ですね。この機は性能はとてもいいものです。

上手くいって良かったです。」

小春「やったぁ!」


姫菜「うんうん。いい感じにやってるね。」

姫菜「そうだ。小春ちゃん1日提督さん記念に大型艦建造やろっか」

加賀「…わかりました。

小春さん。資源の配分はどうしますか?」

小春「うーん。ちょっと多めでもいいですか?」

加賀「ええ。構いませんよ。」

小春「じゃあ燃料鋼材多めのこれで!」

加賀「わかりました。」


発注


加賀「建造時間は8時間だそうです。」

姫菜「8時間⁉︎それってまさか…」

加賀「もしかしたら、彼女かもしれません。」

小春「どちら様のことですか?彼女って。」

姫菜「ふふっ。建造できてからのお楽しみだよ♪」

加賀「建造完了するまではまったりしていて構いませんよ。」

小春「じゃあ色んな艦娘さんに会いにいきたいです!」

加賀「わかりました。案内します。」


姫菜「馴染めてきたかなぁ」


8時間後


建造完了しました

小春「wkwk」


艦娘が出て来る

重厚な装備を持っていておそらく戦艦に見える


大和「初めまして。私は大和型戦艦1番艦の大和です。よろしくお願いします。」

姫菜「おおおおお!遂にうちにも大和が来たああ!」

小春「強そう…」

姫菜「小春ちゃん大手柄だよ!」撫で撫で

小春「ありがとうございます♪」


姫菜「今日一日やってみてどうだった?」

小春「色んな艦娘さんが優しくしてくれて嬉しかったです!

あと将来提督さんになりたいなぁ…って思いました。」

姫菜「本当になりたい?」

小春「はいっ!」

姫菜「そっか。じゃあ手伝ってあげるよ。」

小春「え…?」

姫菜「まずは学校に通おう。ここら辺ならバレないと思うし」

小春「いいんですか…?」

姫菜「勿論!小春ちゃんとお仕事したいからね。」

小春「うわぁぁぁぁぁぁぁん!ありがとうございますっ!」抱きつく

姫菜「よしよし。頑張ろう!」

姫菜「じゃあ帰ろっか。」

小春「はいっ!」


その夜

姫菜「零夜〜。小春ちゃんをここら辺の学校に入れる手続きしといて。」

零夜「わかった姉貴」


姫菜「小春ちゃん。復学に必要なもの買いに行こ〜。」

小春「わかりました!」


そして数日後・・・


小春「じゃあ行って来ます!」

姫菜「おう!頑張って来てねー!」

零夜「疲れたぁ…」

姫菜「お疲れさん」


姫菜「さて…私も仕事行こうかな」


夕方


小春「ただいまー!」

姫菜「お帰りなさい小春ちゃん!

学校はどうだった?」

小春「結構いい感じの空気でした!

上手くやっていけそうです!」

姫菜「それは良かった。もし困ったことがあったら言うんだよ?」

小春「はいっ!」


そして数ヶ月後


姫菜「零夜、小春ちゃんどんな感じなの?」

零夜「結構成績優秀っぽい。このままいくと高校生くらいで提督いけるかもなぁ」

姫菜「まじか…。すごいな…」


小春「学校楽しいなぁ…」

姫菜「こーはーるちゃん!」ぎゅっ

小春「⁉︎姫菜さん⁉︎どうしたんですか?」

姫菜「いやぁこんなに可愛い小春ちゃんはラブレターの1通や2通貰ってないかなぁって思って」

小春「そんなもの貰ってないですよ…」

姫菜「えぇ〜本当に〜?

小春ちゃんに告白してくるような輩はいっぱいいそうだけど…」

小春「そんなのいませんよ…」


姫菜「小春ちゃん優秀だってよ?そういえば」

小春「本当ですか?やったぁ!」

姫菜「あと、小春ちゃんを学校に入れるに当たって戸籍変えちゃったけどだいじょうぶ?

私の養子縁組に入れておいたけど…」

小春「本当ですか⁉︎ありがとうございます!

もう二度とあそこには戻りたくないので…

大丈夫です!」

姫菜「そっか。なら良かった」

姫菜「久しぶりに一緒にお風呂入ろっか」

小春「はいっ!」


ちゃぷん


姫菜「そういえば私剣術やってるんだけどさ、そう言うのやってみない?」

小春「剣術ですか…。うーん…弓道やってみたいです!

航空母艦の皆さんみたいにやってみたいので…」

姫菜「弓道かぁ。じゃあ明日からやってみる?」

小春「出来るのですか?」

姫菜「よゆーよゆー」

小春「じゃあ是非お願いします!」

姫菜「おっけー」


こうして小春は残りの小学校生活を幸せに過ごした。

成績は優秀で見た目も美しく優しいので皆からの好意も強く、

姫菜が推薦の書類を出した時には上層部もこれからに大きい期待を寄せていた。

また、弓道も大変上手くなり正規空母とも弓の腕を競えるようになっていった。


小春 弓を構えて集中

シュッ

的の真ん中近くに当たる


赤城「上手になりましたね小春ちゃん。」

小春「ありがとうございます!

でもまだ当たる時と当たらない時があって…」

赤城「大丈夫よ。2年やってこれなら十分上手だわ。ね?加賀さん?」

加賀「ええ。いいと思います。」


ガラガラ

姫菜「お〜やってるねぇ…

どう?小春ちゃん上手くなった?」

赤城「ええ。結構上手ですよ。」

姫菜「おぉ…そいつはすげえや…

ところでそろそろ春休みじゃん?

小春「はいっ」

姫菜「小春ちゃんの卒業(小学校)祝いにお花見しない?」

赤城「お花見ですか…いいですね!やりましょう!

美味しい料理をいっぱい用意して!」

小春「美味しい料理…

いいですね!是非やりたいです!」

姫菜「よし。決定ね!

じゃあ準備しよっかぁ」


加賀と姫菜が場所などの相談に行く


小春「お花見かぁ…楽しみだなぁ…」

赤城「そういえば小春ちゃんはもう中学生になるのよね?」

小春「そうですね。」

赤城「意外と2年は早いものね。」

小春「そう…ですね…。

ここにきてから楽しいこといっぱいで嬉しいです…!」

赤城「これからも楽しいことして行きましょう?」

小春「はいっ!」


お花見当日

姫菜「お花見日和だぁぁぁぁぁ!

料理の準備出来てる?」

鳳翔&間宮「もう少しで出来ます。」

姫菜「よしよし。

順調に始められそう。」


暫くして

飲み物が配られる

姫菜「小春ちゃんの卒業を祝って乾杯ーーー‼︎」

一同<かんぱーい!


わいわいがやがや


小春「もぐもぐ

この手羽先美味しい…。」

姫菜「私にもひとつちょーだいっ」

ぱくっ

姫菜「おお!美味い!」

小春「改めて見るとここっていっぱい艦娘さんいるんですね。」

姫菜「そうねぇ…賑やかだからいいねぇ」

小春「私もこんな風に鎮守府運営出来るかなぁ」

姫菜「小春ちゃんなら行けるよ〜

何と言っても才色兼備だしね!」

小春「ありがとうございます。」

姫菜「早く小春ちゃんと一緒に作戦したいなぁ…」

小春「なるべく早くなれるようにがんばります!」

姫菜「うんうん。頑張ってね」


隼鷹「桜見ながらの酒はいいねぇ…。ひゃっはー!」

足柄「風情があるわよねぇ…ヒック…」


小春「早くも泥酔…」

姫菜「あそこらへんはお酒好きだからねぇ…

私お酒あんま強くないから飲まないけど…」

小春「お酒…美味しいのかなぁ…」

赤城「お酒はちゃんと大人になってからの方がいいですよ。」

姫菜「そうだねぇ」


小春「いつもこんなぽかぽかな日がいいです…」

姫菜「そうね」


桜はまだまだ散っていなかった


またまた別の日


小春「執務の見学もいつまでも飽きません…」

姫菜「毎日ちょっとづつ違うからねぇ」


警報が鳴る


姫菜「むむ?」

大淀 ドアを勢いよく開ける

「報告です!鎮守府の沖合50キロに敵の大艦隊を発見!こちらに近づいています!」

姫菜「具体的な規模は?」

大淀「戦艦数隻…残りの多くは軽巡重巡駆逐ですね」

姫菜「わかった。ここで迎え討とう」

大淀「承知しました!艦娘全員に戦闘準備を整えるよう発令します!」急いで司令室へ


姫菜「小春ちゃんはここにいてね。私はちょいと指揮とるから。」

小春「わかりました」


小春「こんな近くまで来てるんだ…」窓から外を見ている


深海棲艦

どんどん近づく


艦娘達も準備出来次第部隊ごとに出撃し、交戦が開始される。

制空権をいち早く確保した鎮守府側が終始有利であった。

物の数時間で深海棲艦は撤退を始めた


ロ級 鎮守府の建物を見て窓からこちらを見ている小春を見つける

(アレガテキノシキカン…ナカマノカタキカ…)

撤退


小春「勝ててよかった…」


戦闘終了

姫菜 執務室に戻ってくる

小春「勝利おめでとうございます!」

姫菜「あぁ…うん…ありがとう。」

小春「…?何かありましたか?」

姫菜「うーん…

空母系が一隻もいないなんて意外…

なんか嫌な予感するなぁ…」

小春「そういうものなんですか…」

姫菜「一週間ほど警戒させておこうかな…」

小春「備えあれば憂いなし!ですっ。」

姫菜「そうだね。」

姫菜「ちょっと司令室行ってくるね」

小春「はいっ!」

ガチャ

バタン


姫菜「あれが偵察だとするとなぁ…でも大規模すぎる気もするし…」

姫菜(こりゃしばらくは忙しくなりそう)


そして翌月

一月前にあった襲撃から後

特に何もなく平穏だったので警戒は解かれて

普通に戻っていた。


小春「特に何も起きないなぁ…。平和なのはいいけどね…」

空の上に何かが飛んでいる

小春「ん…?なんだろあれ…」

何かが落ちてくる

地面に直撃すると同時に爆発する

小春 ⁉︎


<敵襲!航空機大量に襲来!急いで対応を!


姫菜 思い切りドアを開ける

「小春ちゃん。絶対ここで待ってて!後で守りに艦娘来るから!」

小春「わ…わかりました…」

姫菜 バタン


小春「大変なことになってる…」

窓から少しだけ外を見る


すでに一部上陸されている

激しい戦闘が行われている


小春「頑張って…艦娘さん…」


敵艦載機が数機で執務室の壁を爆撃


小春「きゃぁぁぁぁぁっ!」

爆風で吹き飛ばされて壁に叩きつけられる


小春「痛ぁ…」

次にロ級が投下されて来る

ロ級「グルァァァァ!!」

咆哮を上げてこちらに近づいてくる

小春「ひっ…!」

逃げようとするが恐怖で足がすくんで逃げられない

(このままじゃ死んじゃう…!助けて…!)

ロ級 小春の足に噛み付く

ミシッミシッグチャッ

小春「痛い痛い痛い!!やめて!」

ロ級 足を引きちぎろうと噛む力を強くする

ブチッブチッミシッ

小春「あぁぁぁぁぁ‼︎やめてくださいぃぃぃ‼︎」


扉を吹き飛ばさして金剛が入って来る

金剛「ファイア‼︎」

精密な砲撃でロ級を撃ち抜く

小春「金剛…さん…ありがとうございます…

うぐっ…」

金剛「小春!大丈夫ネ⁉︎」

ロ級を引き剥がす

金剛「これは…まだ引きちぎられてない…

急いで治療するネ!」

小春をお姫様抱っこして救護室へ急ぐ

金剛「揺れるけど我慢してネ…!」


治療


外ではまだ砲撃音が続いている

最初は押され気味だったがだんだんと押し返していく鎮守府側

そして陽が傾く頃になって深海棲艦が撤退して行った。


鎮守府の建物は半壊

他の施設も少し傷ついている


金剛「取り敢えず、入渠施設壊れてなくてよかったネ…」

大淀「ええ…そうですね…。

取り敢えず駆逐艦から入渠させましょう。」

金剛「それがいいネ…。ところで提督は?」

大淀「それが…2人とも行方が分からなくて…」

金剛「まさかとは思うけど…生きてるよネ…?」

大淀「わかりません…小春ちゃんの件もありますし人を襲うこともありえなくはないですから…」

金剛「…取り敢えず悩んでても仕方ないネ…今できることをやっておくネ。」


航空母艦達は皆偵察機を使って周囲の警戒と捜索

無傷の重巡軽巡はツーマンセルで見回り。


明石「取り敢えず命の危機は去ったけど早く病院に連れて行かなくちゃなぁ…」

小春「っ…」

痛みに悶える

夕張「私が行こうか?車運転できるし…」

明石「お願いするわ。できるだけ急いでね」

夕張「オッケー。」

小春を抱っこして車に運ぶ


戦艦達は瓦礫の片付け

陸奥「うーん…鎮守府の建物は立て直しかなぁ…

寮は重巡寮と駆逐寮が少し壊されたのね…」

長門「一応大本営に報告はしたからなんとかなるだろう」

陸奥「だといいけれど…」


大淀「備蓄資源は入渠補給でギリギリの量しかありませんね…」

金剛「困ったネ…」


陽が落ちる

取り敢えず駆逐艦優先に無事な寮で就寝させる


臨時執務室


金剛「提督が行方不明っていうのも困りものネ…」

大淀「もう陽が落ちたので艦載機での捜索も難しいですからね…」

赤城「手がかりがあればいいのですが…」


長門「大本営から連絡が来た。

臨時で別の提督が来るようだ。我らの提督が復帰するまでだが…。」

陸奥「資料を見る限りかなりのお金持ちっぽいわね…。 まともな人だといいけど…」


摩耶様「どうやら提督は刀持って出て行ったぽいな。」

大淀「刀…。ならまだ生きている可能性が高いですね…」

金剛「提督はどっちも刀は達人の域だからネ…」


陸奥「取り敢えずやれることはやったから私たちも交代で休みましょう?」

金剛「それがいいネ。」


そして夜が明ける


ブロロロロロロ


黒塗りの高級車が鎮守府正門前で止まる


ガチャ

臨時提督「随分派手にやられてるな…。まぁいいや…暫くはおもちゃがあって飽きることはないだろ…」

大淀「貴方が臨時でおいでになった提督ですか?私は軽巡大淀です。」

臨時「ああ。よろしく頼む。」

大淀「今の執務室へご案内します」

臨時「わかった」

直属のお付きが荷物などを運んで来る

臨時「資源は間も無く届くと思う。それで修繕しておく。」

大淀「わかりました」


ガチャ

大淀「こちらになります。」

臨時執務室は結構埃っぽい。それもそのはずあまり使われていないからだ。

臨時「埃っぽいな…。おい大淀。ここの掃除を艦娘にさせておけ。」

大淀「…わかりました。」


鳳翔たちが掃除にかかる


陸奥(思った通りだめそうね…)


掃除終了後

臨時「艦娘に話しておくことがあるから集めろ。」

大淀「…わかりました。」

150人くらいの艦娘が集まる


臨時「俺が臨時でこの鎮守府に配属になった提督だ。

提督である俺の命令は絶対だ。これは理解しておけ。

もし、違反したら仕置が待っていると思え。以上!」


ザワザワ

<仕置ってマジ?

<うーん…


臨時「取り敢えずの秘書艦は大淀にする。

今日は

戦艦重巡は鎮守府の修繕。

軽巡駆逐は遠征へ

潜水艦はオリョールだ。」

大淀「伝えておきます…」


58「オリョール?わかった。行って来るでち」

実はこの鎮守府は姫菜の強い希望であまりオリョールに行かずにイチャイチャしていたのだ…

つまり資源のほとんどを遠征で貯めていた


そして潜水艦隊は休む暇もなく毎日毎日オリョクルをさせられ続けた。

疲労状態などお構いなしだ。


そんなある日とある遠征部隊が失敗してしまった

神通率いる遠征部隊「あの…臨時提督さん…。申し訳ありません。遠征に失敗してしまいました…。」

臨時「は?お前それ本気で言っているのか?」

神通「申し訳ありません…。」

臨時「ふむ…失敗には罰が必要だな…

よし、お前らは懲罰室行きだ。」

神通「懲罰室…⁉︎

ど…どうかこの駆逐艦の子達はお見逃しを…。私が代わりに罰を受けるので…。」

臨時「…わかった。いいだろう。ただし6人分しっかり受けてもらう」

神通「わかりました…」

臨時とそのお付きに連れられ奥に行く


電「…申し訳ないのです。」

望月「なんか前より厳しくなっちゃったよね…

神通さん大丈夫かな…」


一度部屋に戻る

部屋割りは変わってしまって

できる限り艦娘を一つの部屋にまとめたので一人当たりの面積はかなり狭くなってしまった。

あの臨時提督は持ってきた資源のほとんどを自室の改造などに使ってしまったのだ。


金剛が鎮守府周辺海域のキラ付けから帰ってくる。

キラ付けは成功しているが不機嫌

それもそのはず、臨時提督は弾除けに駆逐艦を出して大破しても修理せずに沈むまで使うのだ。

そのおかげであれから沈んだ艦娘の数は多くなっている。

そのほとんどが弾除けにされた駆逐艦である。

最初の方は皆これに反対したが、反対した一部の艦娘がかなりの拷問を受けてしまい反対を辞めざるを得なくなった。

金剛にも生々しい傷跡が残されている

逆に臨時提督の拷問に会わなかった艦娘の方が少ないほどだ。


神通の悲鳴が聞こえる

金剛「っ…またやられてるネ…」


少し遠くから小春がやってくる

小春は奇跡的に足を切断せずに済んでいた。

まだ松葉杖は必要ではあるが。

小春「金剛さん…。また行われているのでしょうか…。」

金剛「たぶんそうネ…」

小春「…やっぱりこんなのおかしいですよ…。私、臨時提督にお願いしてきます。」

金剛「辞めておくネ。今行ったところで小春ちゃんが拷問受けるだけ。時期が来るまで耐えるネ。」

小春「分かりました…」


小春(金剛さんはああいってたけど…でも言わなきゃ始まらない…)


臨時提督

傷だらけで血濡れた神通を放置して執務室に戻っていた


コンコン

臨時「入れ」

ガチャ

小春「失礼します。」

臨時「何の用だ。」

小春「艦娘さん達を使い捨てるのを辞めていただけないでしょうか…」

臨時「何を言っているかわからんな。あれはただの道具だ。壊れればそれまで。」

小春「艦娘さんは人間です…。どうかお願いします…。」

臨時「痛い目を見ないと分からないか?」

小春「私だけが痛めつけられるなら構いません。」

臨時「そうか。いいことを教えてやろう。

前任の提督姉弟はすでに見つかっている。」

小春「姫菜さんが…⁉︎」

臨時「うちが経営している病院に入院している。まだ意識はないがな。

つまり私が2人の命を握っているのだ。」

小春「…本当ですか?」

臨時「ああ。本当だとも。」

小春「だ…大本営に報告しますよ…」

臨時「そうか…出来るならやってみるといい。出来るならな」

後ろからお付きがやってきて小春を捕まえる

小春「離してください!」

臨時「黙らせろ」

お付きが小春を締めて意識を飛ばす


臨時「地下の牢屋に連れて行け」

お付き「はっ」

鎖で繋がれて牢屋に入れられる


拷問具の用意


小春「…ん。ここは…牢獄…?」

臨時「目を覚ましたか。」

小春「っ…!私をどうするつもりですか…」

臨時「そうだな…。ストレス解消とか拷問具の試しとかだな」

小春「拷問…」

臨時「じゃあまずは、殴ってみるか。」

小春「や…やめてください…!」

臨時 鍵を開けて中に入ってくる

小春「嫌っ…来ないで…」

臨時 思い切り殴る蹴る

小春「痛っ…やめ…」ゲホッ

吐血する

臨時 構わず殴打する


暫くして

金剛「小春どこ行ったネ…?」

明石「そう言えば見てませんね…さっきまでいたのに…」

金剛「ちょっと探してみるネ…」

明石「私も少し探して見ますね」


深雪 ~♪

鼻歌をしつつ臨時執務室付近を歩いている。

とある扉の奥から聞き覚えのある悲鳴がかすかに聞こえる

深雪「ん? 誰かいるのか…?」

そーっと扉を開けて中の様子を見る

深雪(なんだこの匂い…血生臭いぞ…)

悲鳴の発生源近くに忍び足で近づく

小春「あ…ゃめ…て…」

小春が殴られて意識が朦朧としている。しかしそんな事は構わず臨時提督は殴っている


深雪 (⁉︎これはやべえぞ…。地下にこんなとこあってこんなことやってんのかよ…

やっぱこの提督やばい奴だったんじゃん…)

急いで撤退して扉を閉める


深雪「誰かに知らせねえと…」

外へ出て誰か頼れる人がいないか探す

『弓道場』

赤城たちが練習している

深雪「正規空母の姉さんなら…」

深雪「赤城さーん!ちょっといいかー?」

赤城「どうかしたの?深雪」

深雪「実は…かくかくしかじか…だったんだよ!」

赤城「それが本当だとすれば…あの提督を追放することが出来る…」

深雪「じゃ…じゃあ!」

赤城「だけど証拠が足りないわ…」

深雪「でもちゃんと見たんだぞ!」

赤城「多分それだけでは貴女も無駄に怪我をするだけだわ。」

深雪「じゃあどうするんだよ…」

赤城「出来るだけ迅速に明らかな証拠を探して、大本営に出すか…

或いは…」

深雪「或いは…?」

赤城「臨時提督をやるか…」

深雪「…」

赤城「とりあえず証拠を探しましょう」

深雪「わかったぜ!」


この情報は瞬く間に戦艦や空母、重巡の艦娘の間に広まり皆がどうするべきかを考えていた。


小春「許して…ください…。黙ってますから…」

臨時「…」

小春を閉じ込めたまま立ち去る

小春「ううっ…」

涙をこぼす

既に身体中があざだらけで血まみれになっている

(誰か…)


金剛「全然証拠がないネ…」

赤城「ええ…これでは合法的に助けることが…」


そして数日後


臨時提督

地下に降りて来る

小春

数日間何も食べていなく傷の手当てもされていない

臨時「条件を飲めばだしてやってもいい」

小春「条件…?」

臨時「大本営に言わないこととここでされたことを黙っていることだ」

小春「…わかりました…」

臨時 傷薬とタオルを置いて立ち去る


小春(艦娘さんを助けるにはもうあれしか…)

そして数日ぶりに戻って来る


金剛「小春⁉︎どこ行ってたネ!」

小春「ちょっと怪我しちゃって…病院に…」

金剛「そう…分かったネ…

暫くゆっくりしているといいネ」

深雪「ご飯食べに行こうぜ!」

小春「うん…!」

明石たちとご飯を食べに行く


赤城「打撲の傷が多いですね…」

金剛「許せないネ…」

赤城「どうしましょうか…」

金剛「証拠が弱いから何もできないのが悔しいネ…」


臨時 さらに艦娘をこき使う

段々と風紀も乱れてきて

一部では薬物が回り始めた


加賀「由々しき事態です…」

赤城「ええ…そうね…」

加賀「大丈夫ですか?赤城さん。」

赤城「少し疲れただけだから大丈夫ですよ」

加賀「出撃が重なっていますからね…せめてここにいるときはゆっくりしてくださいね。」

赤城「ええ。分かっています…」


大鯨「あ…あの…薬物はやめたほうが…」

58「うるさいでち…こっちは疲れているんだからほっておくでち」

大鯨「…」


明石「仕事が多すぎる…」

夕張「明石!手伝おうか?」

明石「お願い…ちょっと仕事が多すぎて…」

夕張「本当にね…早く戻ってきて欲しいね…」

明石「でもまだ見つかってないんでしょ…?」

夕張「うん…」

明石「そう言えばさっき小春ちゃんと駆逐艦の子達でご飯食べに行かせたけど

小春ちゃんけっこう消耗しているみたいね…」

夕張「見つかったんだ…消耗ってどんな感じ?」

明石「多分打撲かな…」

夕張「あの提督が…?」

明石「おそらくね」


小春「いただきます。」

深雪「体は大丈夫なのか?」

小春「うん。大丈夫だよ。」

深雪「ならいいんだが」

小春「にしても…皆さんけっこう荒んできてるね…」

深雪「まぁかなりきついからな…

私の友達も何人も沈んだし…」

小春「なんとかしなきゃね…」

深雪「無理はするなよ?」

小春「分かってるよ」


小春 また臨時提督の部屋に行く

臨時「今度は何の用だ」

小春「姫菜さんたちのお見舞いに行かせてください。」

臨時「…いいだろう。」

病院の地図を渡す

小春「ありがとうございます…」

小春「失礼しました」

ガチャ


小春 地図を見る

(ここって…私が前にいた病院か…)

「早速行ってみようかな」


病院へ

看護師「あら?小春ちゃんじゃない。どうしたの?」

小春「お久しぶりです。姫菜さんの病室は何処でしょうか…?」

看護師「ちょっと待ってね。ここの部屋だよ。」

地図を渡す

小春「ありがとうございます」


小春「零夜さんも姫菜さんも同じ部屋か…」

『倉崎姫菜、零夜』

ドアを開けて部屋に入る


ベットの上に2人が横たわっている

2人とも意識はなく、けっこう色々なところが包帯で巻いてある。

小春「姫菜さん…零夜さん…」

ベットの隣には2人が使っていただろう返り血のついた刀が置いてある。

小春「2人とも物凄い戦いをしていたんですね…

2人が目覚めるまでに鎮守府は何とかしなきゃ…」

花瓶の水を取り替える

暫く2人を見た後部屋を出る


小春「また来ますからね…」

小春「今日はもう帰ろうかな…」

帰宅


一方鎮守府

金剛「今日は小春ちゃん来ないっぽいネ…」

赤城「今日は何処か寄る所があるとかいってましたよ」

金剛「前のこともあるし、結構不安だネ…」

赤城「ですが…私達には見守る余裕は…」

金剛「だよネ…」


小春「このお家に1人でいるのは寂しいなぁ…早く帰って来ないかなぁ…」

小春「そう言えば…何とかして剣術習わなきゃかなぁ…艦娘さん達のためにも…」

小春「でもお金ないなぁ…」


金剛「うーん…」

鹿島「その話…丁度私は暇ですしいきましょうか?」

金剛「鹿島…本当にいいノ?」

鹿島「ええ。私はいま丁度暇なので…」

金剛「じゃあお願いするネ」

鹿島「小春ちゃんの家って何処ですか?」

金剛「地図を渡すからちょっと待っててネ…」

寮へ戻る

金剛「これネ!」

渡す

鹿島「ありがとうございます」


小春「はぁ…」

ピンポーン

小春「誰だろう…

はーい倉崎です。」

鹿島「練習巡洋艦の鹿島です。小春ちゃんはいますか?」

小春「あ。今開けます。」

鹿島「初めまして。小春ちゃん…でいいのよね…?」

小春「はいっ。

どうぞ上がってください!」

鹿島「お邪魔します」


小春「それでどのようなご用件ですか?」

鹿島「みなさん小春ちゃんが1人だけでいるのが不安だったのでお話し相手として来ました」

小春「ありがとうございます…!」

鹿島「お話だけでなくて料理とかも作りますからね。

どんどん頼ってくださいね。」

小春「わかりました。」


鹿島「何か相談事とかありますか?」

小春「…あの、艦娘さん達が酷いことされてるのが許せないんです…

どうやったらあの人を倒せるでしょうか…」

鹿島「そうね…残念ながらまだ証拠が見つかってなくて、実家もお金持ちだからね…

まだ暫く現状が続いてしまうかも…」

小春「そう…ですか…」

小春「そう言えば…剣術誰か教えてくださる方いませんか…?」

鹿島「剣術ですか…そうですね。私でよければ少しだけ教えて差し上げます。

本格的な事はまたあとで伊勢さんや日向さんに習ってください。」

小春「わかりました

早速お願いしてもいいですか?」

鹿島「わかりました。

少し広めの部屋はありますか?」

小春「こっちです」


こうして、小春は剣術を習い始めた。


小春「鹿島さん。今日はありがとうございました。また宜しくお願いします!」

鹿島「ええ。またよろしくね」


小春「久しぶりに楽しかったかも…」


金剛「どうだったネー?小春の様子はー」

鹿島「剣術を習いたいと言っていましたね…

何か目的があるのかと思って理由を聞いたんですがはぐらかされてしまって」

金剛「そう…他にはなんかあった?」

鹿島「余り皮膚を見せませんでした…おそらく…」

金剛「…なるほど。ありがとネ!」


臨時 お付きの持って来た小春の監視報告書と履歴書を見ている

「ふむ…優秀か…。いずれ邪魔になりそうだな…」

「消せるうちに消しておくか…」


小春 庭で素振りをしている

鹿島「けっこう良くなってきましたね」

小春「ありがとうございます。」

鹿島「明日木刀で打ち合って見ましょうか。」

小春「わ…わかりました。頑張ります!」

鹿島「その意気です。ところで今日小春ちゃんの家に泊まってもいいかしら?」

小春「構いませんよ。むしろ大歓迎です。」

鹿島「ありがとう。じゃあ入れさせてもらうわね」

小春「はいっ。」


金剛「とりあえず鹿島を泊まらせに行ったけど大丈夫カナ…」

赤城「鹿島なら大丈夫でしょう。今は信じましょう。」


翌日

鹿島と金剛と小春が臨時に呼び出される


金剛「それで用とは何デース?」

臨時「今日からしばらくとある鎮守府に行ってもらいたい。

この鎮守府は襲撃を受けてボロボロのまま放置されていて、まだ艦娘が残っているらしいから復旧させてきてくれ。車は用意する。さっさと準備して移動しろ。以上だ」

小春「私も…ですか?」

臨時「提督を目指しているならいい経験になるだろう。」

小春「わかりました…」


そうして3人でその鎮守府へ向かった。


到着

小春「正門が既にボロボロですね…」

鹿島「どれだけ放置されていたのか…」

金剛「まずは誰かいないか探してみるネ」

小春「三手に別れますか?」

鹿島「そうですね。互いに連絡取り合って誰か見つけたら集まりましょう」

小春「わかりました!」


小春 裏山の方へ行く

金剛 建物の中に入って行く

鹿島 海岸沿いや少し遠くの建物に行く


金剛「誰かいるー?」


利根「誰かきておるのか?」

筑摩「さあ…。わかりませんが…」


金剛「誰かいるなら返事して欲しいネー!」


利根「取り敢えず行ってみるか?」

中将「そうですね…」


利根 ガチャ

「どちら様じゃ?」


金剛「おお!艦娘ネ?

私はここの復旧に派遣された提督の護衛ネ!」

利根「新しい提督…男か?」

金剛「いや…中学生の女の子ネ」

筑摩「その娘はいまどこに?」

金剛「裏山の方に捜索に行ったケド…」

利根「それは真か⁉︎

まずいぞ…」

金剛「う…裏山になんかあるの?」

利根「襲撃があってからごろつきが住み着いているのじゃ…。何人かは弱っているところを犯され…」

金剛「ええ⁉︎あの娘何気に豊満な体つきになってきたからまずいネ…」

利根「取り敢えず、連絡は着かんのか?」

金剛「電話かけてみるネ…」prrrrrrrrrrr

出ない


金剛「全然出ないネ…」

利根「ならば急いで助けに行くのじゃ!急ぐぞ!」

走って裏山の方へ


小春「離してください!」

ごろつき1「いいから来い!」

小春「嫌です!」

ごろつき1「しゃあねえ、力づくで連れてくぞ」

ごろつき2「わかった」鉄の棒を出す

小春「っ…⁉︎」動揺する

ごろつき2 大きく振りかぶる

小春「やめっ…」


金剛「その娘を離すネ!」

ごろつき1「あぁ?誰だてめえ」

金剛「その娘離さなかったらあなた達を怪我させるネ」

ごろつき1「やれるもんならやってみろよ!」

金剛「後悔しても知らないネ…」

砲撃して正確にごろつき達の足を撃ち抜く

ごろつき「何っ⁉︎」

金剛「さあ早く離すネ」

ごろつき「わ…わかった…離すから見逃してくれ…」

逃げ去る


金剛「小春!怪我してないネ⁉︎」

小春「はい…。助けて頂いてありがとうございます金剛さん。」

金剛「お礼なんていいネ。

怪我がなくて良かったヨ…」

利根「お主が新しい提督か?」

小春「あ、はい。この鎮守府の復旧を任された見習い提督の小春と申します。

よろしくお願いします。」

利根「我輩は利根である。よろしく頼むぞ。」


小春「ところで他にも艦娘さんはいるんですか?」

利根「ああ。鎮守府の建物の中に避難しているぞ。」

小春「案内していただけますか?」

利根「わかったぞ。」


利根「おーい!新しい提督がやってきたぞー!」

筑摩「利根姉さん!無事提督は見つかったのですね?」

利根「うむ!この娘が提督らしいぞ。」

筑摩「可愛らしい提督ですね。

私は筑摩です。よろしくお願いしますね。」

小春「筑摩さんよろしくお願いします。私は小春と申します。」


少し広い部屋に案内される


小春「だいたい4、50人くらいでしょうか」

金剛「そこまで大きな鎮守府じゃ無かったようだから、無事な娘が多いっぽいネ…」

小春「大型艦が少ないように思えます…」

利根「戦艦空母は元々数が少なかったのじゃが…襲撃などでさらに数が減ってしまって…」

小春「復旧するためには駆逐軽巡の艦娘さんに遠征に行ってもらわなきゃ行けないのでその間の守りはどうしましょう…」

利根「とりあえず我らが重巡が見回りをして守るぞ」

小春「わかりました。お願いします。」

小春「じゃあまず皆さんを休息させましょう。傷などがある人優先で、無傷に近い人は遠征で資源を貯めてもらって早く寮を復旧させます。」

利根「了解だぞ。皆に伝えて来る」


小春「上手く提督出来ているでしょうか…」

金剛「大丈夫大丈夫!今のは良かったネ」


こうして、慣れないながらも周りと協力しながら鎮守府の復旧を進めて行った。

鎮守府の復旧がほとんど終わった頃


小春「そろそろ復旧も終わってきましたね…」

金剛「そうネ…」

小春「一回姫菜さんの鎮守府の様子を見に行ってきますかね…」

金剛「酷い様子になっていそうダネ」

利根「一回戻ってみるのも悪くないと思うぞ。」

小春「じゃあちょっと行ってきますね。金剛さん、鹿島さん、少しの間鎮守府をよろしくお願いします。」

鹿島「お任せください!」


1人で鎮守府に向かう

小春「皆さん大丈夫かなぁ…」

小春(取り敢えず明石さんの所に行ってみよう)


小春「明石さーん」

明石「ん?おお!小春ちゃんじゃない!久しぶりだね!」

口調は元気だが前にあったより痩せていて、眼の下にはクマがある

小春「お久しぶりです…

明石さんいまお忙しかったですか…?」

明石「大丈夫よ〜。何たって久しぶりの小春ちゃんだからね」

小春「このたくさんのエナドリの残骸は…」

明石「ちょーっと徹夜が多くてねぇ…」

小春「無理はしないでくださいね…」

明石「解ってるよ〜。

私より精神的にやばい子増えてるけどね…」

小春「そ…そんなにですか…?」

明石「うん。段々薬物も広まってきてねぇ…主に駆逐軽巡潜水艦の娘達にね」

小春「そんな…止められないんですか…?」

明石「一回やって見たんだけどね…見事に返り討ちにあって」

腕をまくると白い肌に沢山の切り傷が付いている

小春「これは…」

明石「とある駆逐の子にやめるように説得しただけでこれでねぇ」

小春「あんまり状況は良くないみたいですね…」

明石「まあ、まだ無事な子もいるから久しぶりに声でもかけてきてあげな」

小春「わかりました。」


小春「あっ!電〜!」

電「?

ああ!小春ちゃんお久しぶりなのです!」

小春「久しぶりだね。って他のみんなは?」

電「みんな遠征か出撃しているのです…」

小春「そっか…久しぶりに会いたかったけど…」

電「多分今会っても悲しいだけなのです…」

小春「何で…?」

電「暁ちゃん以外おクスリに手を出してしまって…

取り上げようとすると襲ってくるのです…どうやら那珂ちゃんからもらっているようで…」

小春「那珂ちゃんから…⁉︎」

電「度重なる無茶な遠征で精神が壊れてしまったようなのです…」

小春「そこまで無茶なの?」

電「遠征を今までの7割5分の時間でこなさなければ懲罰室行きなのです…」

小春「それは幾ら何でも無茶な…」

電「今まで何人の方が懲罰室行きになったか…

あそこから二度と帰ってこなかった娘もいるし…」

小春「二度と…

何とかしなきゃ…」

電「何とかって…どうするのです?」

小春「とりあえずわたしはやることやったら今の臨時提督を何とかして交代させる。」

電「出来るのです…?」

小春「わからないけど…命にかえてでも頑張る。だからそれまで耐えてて欲しいな…」

電「そこまで言うなら頑張って耐えてみるのです…」

小春「お願いね…」


足早に鎮守府に戻る


金剛「小春?早かったネ」

小春「あっ…金剛さん…」

金剛「あっちの様子は…その顔からするとあんまり良くなかったみたいネ…」

小春「はい…。薬が蔓延していて襲ってくる娘も…」

金剛「そうなると早く戻らないとネ…」


利根「おーい。電報が届いたぞー」

小春「どのようなものですか?」

利根「近々復旧状況を偉い奴がが見にくるらしい。」

小春「そうですか…。取り敢えず復旧できるところはしてある程度資源も溜まったのでなんとかなるでしょう…」

利根「うむうむ。小春は優秀じゃからな」

小春「ありがとうございます。」

利根「ただ…寮以外の施設を早く直さないと出撃できないのう…」

小春「ですねぇ…」


小春「遠征部隊の疲労が少し出てきてるなぁ…。少し無茶させすぎたかなぁ」


そして数日後


偉い奴がやってくる

偉い奴「今日は復旧状況を見させて頂く」

小春「わかりました。こちらへどうぞ」


各部を案内していく。と同時に資源の備蓄状況や、艦娘達からも話を聞いている


小春(多分大丈夫だよね…)


夕暮れ


偉い奴「今日はご協力感謝する」

小春「ありがとうございました」


小春「はふぅ…疲れたぁ…」

利根「お疲れ様だ」

小春「ちゃんとできてましたか?」

利根「うむ。着々と提督らしくなっておるぞ!」


しかし…

利根「こ…この報告書はどう言うことじゃ⁉︎」

小春「どうしたんですか?」

利根「どうしたもこうしたもない!前に来た調査の結果が酷いことになっておるぞ!」

小春「見せてください。

これは…」

報告書

復旧状況・・・8割程度

諸々が書いてある

特筆・・・艦娘を強引に遠征に出し、資源を私利私欲に使っている疑い有り


小春「どういうことでしょうか…」

利根「わからんぞ…」

金剛「どうしたネ?」

小春「金剛さん…実は…」報告書を見せる

金剛「…十中八九あの臨時提督の仕業だと思うネ…」

小春「やっぱりそうでしょうか…」

金剛「ただ確実な証拠はないネ…」

小春「私処罰されちゃうのでしょうか…」

金剛「いや、疑いだけなら取り調べになるけど…まともな取り調べになるか…」


暫くして

憲兵が入ってくる

憲兵「ここの提督はいるか!」

小春「あ、あの…私です…」

憲兵「我らとご同行願います。」

小春「取り調べ…ですか?」

憲兵「お答えできません」

小春「わかりました…。金剛さん暫くお願いします」

金剛「わかったネ…」


小春が連れて行かれる


金剛「…」


檻付きの取り調べ室に入れられる


取調官「貴女は鎮守府の資源を着服しましたか?」

小春「していません!」

取調官「ではこの報告書はどう言う事ですか?」

小春「そ…それは…」

取調官「答えられないんですか?」

小春「はい…」

取調官「では…答えてもらうまで拷問を受けていただくしかありません」

小春「そんな…。早すぎじゃ…」

取調官「上役からはそのように仰せつかっております」

小春「い…嫌…嘘…」

今度は拷問室へ連れて行かれる

何度もなんども殴られる


そして拷問が終わると檻付きの取り調べ室に戻され、監視される。

トイレもその中にあり、肉体的、精神的に追い詰めていくのだ。


それが続いて数日後


小春「あ…は…もう…だめ…」

取調官「死んで貰っては困ります。」

スタンガンで強制的に意識を覚まさせる

小春「あっ…」

取調官「さあ、早くお答えください。」

小春「私は…やっていません…」

取調官の部下がやってくる

取調官「そうですか…。よかったですね。貴女の鎮守府の艦娘の取り調べの結果証拠がないので釈放になりました」

小春「釈放…」


外に無造作に放られる


小春「帰らなきゃ…」


金剛「小春ちゃんと帰ってくるカナ…」

利根「信じて待つしかあるまい…」


小春「ゴホッゴホッ」血反吐を吐きながら真っ暗な道を歩いている。

もう鎮守府の近くまで来ているが体力の限界が近づいている。


筑摩 街の方のコンビニにちょっとした買い出しに出ている

「酒保が早く復活しないかなぁ…不便…。って何だろうあの子…壁伝いに歩いて…」

近づいて声をかける

「あの…大丈夫?貴女…」

小春「あ…筑摩…さん…?」

筑摩「小春ちゃん⁉︎帰ってたの?」

小春「はい…先ほど釈放されて…」

筑摩「とりあえずわたしがおぶってあげるわ。早く帰りましょ?」

小春「ありがとうございます…」


筑摩「ただいま〜!利根姉さーん!小春ちゃん帰って来ましたよ!」

利根「真か⁉︎ってすごい怪我じゃのう…」

金剛「取り敢えず応急処置するから医務室行くネ」


医務室で応急処置をする


利根「朝になったら一旦病院に連れて行かねばならんな」

筑摩「私が行って来ます」

金剛「お願いするネ」


小春「私の…刀と…弓は…ありますか?」

金剛「ちゃんとここにあるネ」

小春「よかったぁ…」


翌日病院に連れて行って処置をしてもらう。

怪我は酷いが奇跡的に命に別状はなかった。

金剛「命に別状がなくてよかったネ…」

小春「うう…身体中が痛い…」

金剛「少しの辛抱ネ…」

小春(もう待ってられないかな…早くやらなきゃ…)


鎮守府に戻る

数週間小春は休養を取って体の調子を万全にした。

その間は金剛たちが精力的に働いていた。


小春「金剛さん、利根さん。私の代わりに働いてくださってありがとうございました。」

金剛「気にしなくていいネ〜」

利根「うむうむ」

小春「それで…また少しあの鎮守府に行きたいと思うのですが…その間この鎮守府をお願いできませんか?」

金剛「わかったネ。」

利根「我々に任せるといい!」

小春「ありがとうございます。

あと少しやりたいことがあるので1人にさせてください。」

金剛「ん。」

バタン


小春「さて…」

刀の手入れをする。

また、紙にちょっとした書き置きを書く。

小春「必要最低限でいいかな…」


翌日

小春「では行って参ります」

金剛「行ってらっしゃい。」


鎮守府へ


小春 臨時のお付きに話しかける

「提督さんに会わせてください。」

お付き「こちらです」

小春「ありがとうございます。」

(ふぅ…)

ガチャ

小春「失礼します。」

臨時「今度は何の用だ。」

小春「お話があって来ました」

臨時に近づいていく

臨時「話?」

小春「はい…

お願いがあります


死んで下さい…」

刀を抜いて一思いに刺す

臨時「んなっ…⁉︎」げほっ

小春「艦娘さん達にしたことの罰です…」

臨時「っ…。」

お付きが入ってくる。

状況を見るや小春を引き剥がす。

小春「遂にやりました…あは…」

お付きが臨時から刀を抜いて報復として小春に刺す。しかし臨時はすでに生き絶えてしまっていた。

小春「げほっ…」


この事は鎮守府に瞬く間に伝わった。

何しろあの臨時提督を殺したのが温厚そうな小春だったのだから。

すぐに大本営のお偉いさんが来て取り調べが行われた。

軽く小春は治療をしてもらい取り調べを素直に受けた。


臨時提督が艦娘に酷い事をしていたと言う小春の供述があったため

艦娘達にも聴取が行われた。

資料なども押収された。

その資料の中には大淀や明石が録音していた臨時との会話が入っていた。


そうして聴取が終わったあと小春はお偉いさんに大本営まで連れていかれた。


金剛「まさかあの小春が…」

鹿島「あの時小春ちゃんが剣術を習いと言ったのはそう言う事だったのですね…」

電「小春ちゃんはどうなっちゃうのです…?」

赤城「腐っても身分がそれなりに高い人を殺したのですから…

どれだけ私たちの資料が効くかでしょうかね…」

鹿島「死刑は免れてほしいものですが…」

金剛「少女を殺したりするのは…無いと信じたいネ…」


そして数日後…処分が伝えられた

『始末書を書く、今後10年以内に1億円を遺族に渡す事、数日の勾留』とのことだった。(1億円は今の価値で)

小春「死刑では…無いのですか…?」

お偉いさん「未来を有望視されている人材をみすみす失うわけにもいかん。

それにあの提督の愚行ははっきりわかったしな」

小春「じゃあ…あの鎮守府には…誰が着任するのですか…?」

お偉いさん「暫くは君に任せよう。元の姫菜君、零夜君が復帰するまでな。」

小春「わかりました…」


金剛「小春が戻ってくるッテ!」

電「本当なのです⁉︎」

金剛「死刑にはならず暫くしたら戻って来てくれるらしいネ!」

鹿島「良かったです…」

赤城「ですね…」


暫くして鎮守府には活気が戻って来た。

小春も勾留期間が終わって戻って来た。


小春(人殺しの相手なんかしてもらえるかな…)

不安を覚えつつ鎮守府の門をくぐる


金剛「小春〜!おかえりネ〜!」

赤城「小春ちゃんお帰りなさい。」

鹿島「小春ちゃんおかえり。」

艦娘みんなが小春にそれぞれ声をかけていく。

小春「皆さん…ありがとうございます…。」


この夜は宴となった


翌朝

小春「朝の時間に少し皆さんにお話があるのでよろしいですか?」

加賀「わかりました。皆には伝えておきます。


朝礼時

小春「皆さんにひとつ重要な話があります。

姫菜さんと零夜さんは生きていて今は病院で眠っているそうです…。」

ざわざわ

金剛「本当に生きているノ…?」

小春「はい。実は一回だけお見舞いにも行って来ました。」

赤城「それで…いつ頃目を覚ましそうなのですか?」

小春「ごめんなさい…わからないです…

けど、必ず目を覚ましてここに戻って来ます」

金剛「そうネ!姫菜と零夜を信じなきゃダメネ!」

小春「はい!では私からはこれだけです」

解散する


小春「っ…」自分の頭を抑える

加賀「頭がいたいのですか?」

小春「少しだけ…」

加賀「風邪だったら困るので少し横になっててください」

小春「ごめんなさい…お言葉に甘えますね…」

執務室のベッドに横になる


加賀は残された仕事を片付ける。しばらくして何人かの艦娘が部屋に遊びに来る。

電 ガチャ 「失礼しますなのです…。あれ…小春ちゃんは寝ているのです?」

加賀「ええ。気分が優れないそうなので少し横になってもらっています。」

雷「残念…」

加賀「もしよかったらだけれど、薬と体温計を一応持って来てもらえないかしら。

あと冷えピタも…。」

電「わかったのです!」

バタバタ

医務室へ取りに行く


加賀「さて…今日の仕事は終わりましたね…。

提督は…うなされているようね…

やっぱり熱でもあるのかしら…」

小春(人を殺したと言う事が心の傷となっていて悪夢を見ている)

電「持って来たのです…!」

加賀「ありがとう。」

早速起こさないように体温を計り始める。

[35.6度]

加賀「あまり熱はないようね…だとしたら何が…」

電「うなされているのです…」


しばらくして出撃の終わった艦娘達が戻って来る。彼女達にも小春の体調が優れないことは伝わった。

赤城「小春ちゃんは繊細な娘ですからね…。心理学の先生でもないので偉いことは言えませんが…もしかしたら臨時を殺してしまったことが原因かもしれません…」

金剛「あり得る話ネ…。優しい小春には厳しかったかもネ…」

加賀「ただその場合どうすればいいのでしょうか…」

赤城「精神科の病院に行って診てもらうしか…。あとは話を聞いてあげるとかでしょうか…」

鹿島「明日取り敢えず病院に連れて行きますね」

赤城「お願いしますね」


夜になってやっと小春が目を覚ました。

小春「もう…夜になってしまいましたか…」

加賀「起きましたか提督…。今、夜ご飯運んできますね。」

小春「ありがとうございます…」

あったかいスープ系の料理が運ばれて来る

小春「いただきます」

もぐもぐ

加賀「いかがですか?」

小春「とってもあったかくて美味しいです」

加賀「そう。それはよかった」

小春「でも、間宮さんの料理って感じではないです…」

加賀「今日は赤城さんが作ったからよ」

小春「赤城さんですか…優しい味です…」


小春「仕事全部加賀さんに任せてしまいました…申し訳ありません…」

加賀「気にしなくていいわ。頼ってくれていいのよ」

小春「あの…じゃあもう一つやりたいことが…」

加賀「何かしら?」

小春「拷問室の物を全て資源に変えたいのです…今日中に…」

加賀「…わかったわ。明石と夕張に頼みましょう。」

小春「ありがとうございます。あの部屋は…どうしましょう…」

加賀「あまり使い道がないのよね…あの部屋にトラウマを持っている娘も多いから」

小春「埋めてしまいますか…?」

加賀「それがいいと思うわ」


そうしてその日のうちに拷問室は拷問器具が資源にされ部屋は埋められてしまった。


翌日

加賀「今日は提督には少し外出していただきます」

小春「外出ですか?どこへ?」

加賀「病院です」

小春「病院ですか…わかりました。」

加賀「もうすぐしたら鹿島がむかえにくるはずです。」

小春「了解です。加賀さん。」


朝ご飯を食べ終わったあと小春は鹿島と共に病院へ行った。

その結果小春は定期的にカウンセリングを受けることになった。


小春「カウンセリングですか…一週間に一回だし行きましょうかね…」

鹿島「それがいいと思うわ。」

小春「そういえば潜水艦の方々の治療はどうしましょう…」

鹿島「とりあえずは普通の治療施設と似たようなことをやって見ましょう。その間は勿論出撃はさせません。」

小春「そうですか。わかりました、お任せします…」


無事に戻ってくる

加賀「おかえりなさい提督。」

小春「ただいまです加賀さん。」

加賀「病院はどうでした?」

小春「とりあえずしばらく通います」

加賀「わかりました。」

その後は淡々と仕事をこなして行った。


加賀「すっかり暗くなってしまいましたね…」

小春「ですねぇ…お腹すきました…」

加賀「ちょうど御飯時ですし一緒に食べに行きませんか?」

小春「いいんですか?いいなら是非お願いします。」

加賀「じゃあ早速行きましょう。」


明石「ゆーばりー…そろそろご飯行かない〜?」

夕張「そろそろお腹減ってきたしそうするかなぁ…」

明石「じゃあ食べに行こ〜…ってあそこ歩いてるの加賀さんと小春ちゃんじゃん」

夕張「何気に仲良いよねあの2人」

明石「まあ秘書艦だしね〜…」

夕張「それに小春ちゃんはなんか守ってあげたくなるしね」

明石「将来、知らず知らずのうちに男を手玉にとってそうよね。」

夕張「あーそれはあるかも。美少女になりそうだしねぇ…」

明石「しかも頭も良くて剣術弓道もできるんだよね…」

夕張「まぁ頭がいいから変な男には引っかからないと思うしそこは安心。」

明石「というより姫菜さんお嫁に出すかなぁ…」

夕張「あ〜…怪しいね…。」

明石「最近は家事スキルも上がってるらしいしね…」

夕張「嫁に欲しいわねぇ…」


小春「今度私のご飯食べて頂けませんか?赤城さんも一緒に。」

加賀「構いませんよ。どれだけ料理が上達したか楽しみです」

小春「和食の練習しましたからね…美味しいはずです!」


数日後


小春「加賀さん、金剛さん、鹿島さん、そろそろ海域の攻略に出たいと思っているのですが…」

鹿島「ええ。修復も終わって疲労もしっかり抜けた頃なので良いんじゃないかと思いますよ。」

加賀「同意です。」

金剛「となると編成を考えないとネ〜」

小春「昨日の夜ちょっと考えたのですが…これってどうですか…?」

ノートを見せる

鹿島「この装備はこっちに変えたほうがいいですよ。あとは特に問題はないですねぇ…」

金剛「すごいネ〜。どんどん成長してるネ。」

加賀「編成が決まったならさっさと出撃しましょう。」

小春「お願いします。」

久しぶりに出撃の放送が流れる。

小春「電ちゃん。頑張ってね。」

電「分かってるのです!」

今回は味方を救出するための作戦なので駆逐艦のみで編成されている。


小春「入ってらっしゃーい!」

雷「行ってきまーす!」

こうして小春は初の海域攻略に取り掛かった。


小春「うまく行くでしょうか…」

鹿島「あの娘達を信じれば成功しますよ。」


第六駆逐隊などの活躍により撤退作戦は成功!と電令が届いた。

小春「成功したんですか⁉︎やったぁ…!」

鹿島「おめでとう。初戦果ですね。」

加賀「目覚しい活躍ですね。勿論駆逐艦の娘達のおかげもあるでしょうが、提督もなかなかうまくやっていると思います。」

小春「ありがとうございます。」


暫くして

雷「ただいま〜!」

小春「おかえりなさい!お疲れ様!ゆっくり休んでね!」

電「ありがとうなのです。」


小春「もう一つくらい姫菜さん達が戻って来るまでに片をつけておきたいですね…」

鹿島「無理はしないほうがいいですがこのままいけば成功すると思いますよ。」

小春「じゃあ明後日らへんから編成して攻略始めようかな」

鹿島「うん。それでいいと思うわ。」

加賀「編成を考えるときにはお手伝いします。」

小春「ありがとうございます!」



小春「じゃあ今日はもう帰りますね。」

加賀「お疲れ様でした提督。」

小春「明日は学校行ってから来ますね。」

加賀「わかりました。」


加賀「学校…ですか…」

赤城「学校がどうかしたんですか?」

加賀「赤城さん…。先程小春さんから明日は学校行ってから来るって言われたので…」

赤城「成る程…小春ちゃんは学校でもうまくやっていると思いますよ。」

加賀「いじめられたりしていないでしょうか…」

赤城「確かに1人で抱え込みやすいから不安ではあるけど大丈夫だと思いますよ?逆に告白されてたりして」

加賀「告白ですか…」

青葉「おお?加賀さん誰かに告白するんですか⁉︎」

加賀「違います。」

赤城「今小春ちゃんの学校のことを話していたのよ」

青葉「あ〜成る程〜。モテそうですからねぇ…」


翌日学校にて

小春(校舎裏に呼び出し…まさかわたしの暗殺⁉︎)

男子Aが来る

小春「?A君でしたか…」

A「あ…あの…小春さん。これ読んでくれ!」

手紙を渡す

小春「手紙ですか…?」

ぺりぺり

小春「ふむふむ…付き合ってほしい…付き合ってほしい⁉︎」

A 答えを待つ

小春「えーっと…ちょっと答えるの待ってもらってもいいかな…」

A「分かった。答えが決まったら教えてくれ。」

小春「うん」


学校が終わり鎮守府に行く。

小春「どうしましょうか…」

鹿島「小春ちゃん?何かありましたか?」

小春「わわっ!鹿島さんでしたか…。少し困ったことが…」

鹿島「困ったこと?」

小春「実は学校で同学年の人に告白されてしまったのです…」

鹿島「告白ですか…。それで小春ちゃんは付き合うの?」

小春「今はあんまりそんなこと考えてないです…。姫菜さん達も戻ってきてないですし…」

鹿島「じゃあ、断り方を悩んでるの?」

小春「はい…。変な断り方して傷つけてしまったらいやなので…」

鹿島「そうねぇ…。その子とは友達としてなら一緒にいてもいい感じ?」

小春「まぁ…別に友達くらいなら…」

鹿島「なら、付き合うのは今は考えられないけど友達として…みたいな感じにしたら?」

小春「そうですね…それがいいかもです…。ありがとうございます、鹿島さん」

鹿島「いえいえ」


一緒に執務室へ

加賀「提督お疲れ様です」

小春「加賀さんありがとうございます。」

執務をこなして行く。

小春「少しトイレに行ってきます」

加賀「分かりました」

小春が立ち上がった時にポケットから手紙が落ちる

加賀「?あれは…」

ガチャ

小春が退出してしまう。

加賀「この手紙は何でしょうか…」

開こうか開くまいか悩んでいる。

加賀「やはり人の手紙を勝手に読むのは良くないですね…後で返しておきましょう…」


小春 ガチャ

「ふぅ…」

加賀「提督。落し物です。」

手紙を差し出す

小春「あっ…!あの…見ましたか…?」

加賀「いえ…見ていません…」

小春「…一応話しておいてもいいですか?」

加賀「提督がいいなら…」

小春「実は私学校で告白されてしまったのです…。」

加賀「告白ですか…当然といえば当然ですね…」

小春「そ…そうですか?」

加賀「ええ。提督はどんどん色気が増していって魅力的になっていますよ」

小春「ありがとうございます…」


夕方

小春「ふぃー…やっと終わった…」

加賀「お疲れ様でした。これからどこかへ行きますか?」

小春「あー…明石さんのところに行こうかと…」

加賀「そうですか。分かりました。」


小春「明石さーん!」

明石「んー?ああ小春ちゃんか。どうしたの?」

小春「提督服の注文って出来ますか…?」

明石「出来るよ?ちっちゃくなって来た?」

小春「はい…」

明石「成長期だしねぇ…。身長もどんどん大きくなってるねぇ…。ここはどうかな?」

小春の後ろに回って胸を触る。

小春「ひゃうっ⁉︎な…何をするんですか!」

明石「おお…柔らかくてしっかり質量がある…」

小春「オヤジくさいこと言わないでください!」

明石「いやーでもこの年でこのくらいの大きさって結構大きいね」

小春「そうなんですか…」

明石「将来は姫菜級とかもしかしたら愛宕並みになるかもね」

小春「姫菜さんみたいにはなってみたいです。」

明石「目標があることはいいことだよ。」


小春 提督服の注文を済ませる

明石「じゃあ注文しとくね」

小春「ありがとうございます。それじゃ」

明石「また遊びに来てね〜」


翌日

小春 返事をしようと校舎裏へ行く

A 待っている

小春「ごめん待たせちゃって…」

A「大丈夫。今来たところ。それで返事は…」

小春「…ごめんなさい。付き合うことはできません…。でも友達にはなってほしいかな…」

A「分かった…。返事くれてありがとう。友達としてよろしくね」

小春「うん。」


学校が終わって鎮守府へ

小春「鹿島さーん!」

鹿島「どうしたの?」

小春「鹿島さんのアドバイス通りにやったら上手くいきました!ありがとうございます!」

鹿島「よかった…どういたしまして」

小春「またなんかあったら鹿島さんに相談しますね!」

鹿島「分かったわ〜」


そしていつも通り執務に戻る。

最近書類の中に演習の申し込みや晩餐会への招待が多くなっている。

それもそのはずこの年で借りている艦隊とはいえ既に二つの作戦を成功させているのだ。

また、見た目の麗しさも相まって近づいてくる者も多くなるのは当然だった。

さすがに縁談は来ていないが。

小春「最近演習が多いです…それに知らない提督さんと話すの緊張します…」

加賀「繋がりは必要よ。それに小春は上手く応対できているわ。緊張しなくても大丈夫よ。」

小春「ありがとうございます…。たまになめまわすような視線を送ってくる方もいますが…」

加賀「そういう方とは最低限の付き合いでいいのです。と言ってもまだ慣れないでしょうが」

小春「もっと経験積まなきゃなぁ…」

加賀「提督は提督なりに頑張ればいいのです」

小春「私なりに…ですか。そうですね…頑張ってみます。」


加賀「間も無く北の鎮守府へ出発ですよ。用意はできましたか?」

小春「準備万端です!」

これから北の鎮守府へ演習をしに行くのだ。

加賀「それではそろそろ行きましょうか」

小春「はいっ」

6人の艦娘と加賀と小春で北の鎮守府へ向かう


北の鎮守府

北提督「ようこそ我が鎮守府へ。こちらに席を用意していますよ。」

小春「ご丁寧にありがとうございます。」

提督と加賀は北提督の案内で演習のよく見える場所へ

北提督「ここからならよく演習が見れますよ。」

小春「ありがとうございます。」(この人はいい人そう…)

2人とも座る。

加賀は小春の脇に立つ。

北提督「飲み物は言ってくれればなんでも出せますよ。何かいりますか?」

小春「じゃあ、お茶をお願いします。」

北提督のお付きがお茶を汲みに行く。

小春(提督になると御付きがついてるのかな…。それとも貴族の人かな…)

加賀(何かあまり良くない予感がしますね…)

そうして演習が始まった。


航空戦では五分

次いでの砲撃戦ではこちら優勢で

雷撃戦であちらが優勢になった。


小春「やっぱり戦艦の方は強いですが…雷撃に対しての対策を練らないといけませんね…」

北提督「なかなかにいい演習でしたね。」

小春「ありがとうございます。北提督さんの艦隊もとても練度が高くて素晴らしいと思います」

北提督「ところでこの後良かったら夕食会でも開こうと思っているのだが…時間はある?」

小春「加賀さん…時間ありますよね…?」

加賀「まだ余裕はあります」

小春「じゃあお言葉に甘えさせていただきます」

北提督「ではこちらへ」


少し広めの宴会場みたいなところで夕食会は開かれた。

バイキング方式なので北提督の艦娘達と語らいながら小春は楽しんだ。


小春 ガチャ

「少し涼もうかな…」

夜の海を眺めている

北提督が後ろから来て肩に手を置く

小春「北提督さんでしたか…」

北提督「ああ。驚かせてしまったかな?」

小春「大丈夫です」

そうして北提督と他愛もない話をしていた。

北提督はちょくちょく小春の体を触っていたが小春はあまり気にしなかった。


加賀「提督は…。外で涼んでいるのですか…」

加賀も外へ出る

加賀から見ると北提督は小春にセクハラをしているように見えた。

加賀「提督。この季節とはいえ夜は冷えます。中へ戻りましょう。」

小春「あっ…加賀さん…。わかりました…戻りましょう。では失礼します北提督さん」


中に戻ってから

加賀「提督…もう少し危機感を持ってください」

小春「えっ…私なんかされてた?」

加賀「北提督はあなたのお尻を触ろうとしていましたよ…」

小春「えぇ⁉︎」

加賀「はぁ…気をつけてくださいね…」

小春「わかりました…」


北提督「なかなか秘書艦のガードが堅いな…」


暫くして

小春「では、今日は演習ありがとうございました!」

北提督「ええ。また戦える日を楽しみにしています」


こうして小春は鎮守府に戻った。


小春「疲れましたぁ…」

加賀「お疲れ様でした。今日はゆっくり休んでください」

小春「はい…今日は帰りますね…」

加賀「わかりました。」


加賀「提督いつもより疲れていたようですね…」

金剛「ん?どうしたネ?」

加賀「演習に行ってから小春さんが疲れているようで…

少し心配になります…」

金剛「ここのところ寒暖差があるから風邪とかひいてないか心配ネ…」

電「小春ちゃん風邪ひいたのです⁉︎」

金剛「違うヨ〜。ただひいてないか心配してただけネ」

電「風邪ひいてなかったなら良かったのです…」


小春「へくちっ…。風邪ひいたかな…」

熱を測ってみると38.9℃あった。

小春「あちゃあ…風邪ひいちゃった…暖かくして早く寝よう…」

小春「一応鎮守府に連絡しておこうかな…」

prrrrrrrrrrr

鹿島「どうしました?小春ちゃん?」

小春「鹿島さん…風邪ひいてしまいました…」

鹿島「あらら…しっかり養生してくださいね。」

小春「はい…」


一方病院で


姫菜「ん…ここは…。病院か…」

零夜「姉さん…起きたのか…」

姫菜「おお…零夜か。今起きた?」

零夜「ああ」

姫菜「久しぶりに起きたなぁ…」

零夜「すっかり筋肉落ちちまったなぁ…」

姫菜「とりあえず誰かに連絡取るかなぁ…」

ナースコールする


暫くして

prrrrrrrrrrr

小春「ん…?電話?」

小春「もしもし」

看護師「もしもし。小春ちゃんかな?」

小春「はい。」

看護師「姫菜さんと零夜さんが目覚められました!」

小春「えっ⁉︎本当ですか⁉︎」

看護師「本当です!それで、今からこれるかな?」

小春「あー…行きたいんですけど…風邪ひいてしまって…。病人が今行ったらまずいと思うのです…。」

看護師「わかったわ。風邪治したら来るんだよ〜」

小春「はいっ!」


小春「姫菜さん…零夜さん…戻って来てくれたんだ…」

涙をこぼす


看護師「小春ちゃん風邪ひいちゃったらしくて治ったら来るそうですよ」

姫菜「風邪ひいちゃったのか…。」

零夜「1人で寂しくやってないといいけど」

姫菜「鎮守府の娘が誰か行くでしょ。」


小春「ゴホッゴホッ…

喉痛い…」


翌朝


小春「ん…。昼まで寝ちゃってたかな…。

お粥でも作って食べようかな…」

ピンポーン

小春「誰か来た…?」

ガチャ

鹿島「小春ちゃん大丈夫ですか?」

小春「鹿島さんでしたか…」

鹿島「1人じゃ寂しいかなって思ってお世話をしに来ましたよ」

小春「ありがとうございます…!」

鹿島も家に上がる


鹿島「お粥作ってたのですか?」

小春「はい…。少し何か食べたかったので…」

鹿島「じゃあゆっくり休んでてください。私が作りますから。」

小春「はい…お言葉に甘えます…」

ソファーに横になる

小春「やっぱり誰かいると安心するなぁ…」


鹿島「〜♪出来ましたよ〜」

小春「ありがとうございます。いただきます!」

鹿島「ゆっくり食べるんだよ〜?」

鹿島は洗い物をしに行く


小春「あったかい…」

(昔は風邪ひいてもそこらへんにほっとかれるだけだったけど…やっぱりこっちの方がいいなぁ…)

小春「早くお見舞いに行きたいなぁ…」

鹿島 洗い物を済ませて戻って来る。

「早くお見舞いに行くためにも治しましょうね。」

小春「はいっ」


小春「ごちそうさまでした!美味しかったです」

鹿島「それは良かった。」

小春「ふぁ〜…」

鹿島「取り敢えず寝る?」

小春「はい…少し眠くなって来て…」

鹿島「じゃあ冷えピタとか湯たんぽとか持って来るから先にお部屋で寝てて?」

小春「わかりました。」

とてとて

部屋に戻って横になる。


暫くして鹿島がやって来た。

鹿島「冷えピタ貼るよ?」

小春「はいっ」

ペタッ

小春「冷た〜い…!」

鹿島「あと湯たんぽ持って来たから布団の中に入れてね」

小春「はいっ!」

ゴソゴソ

小春「あったかいです…」

鹿島「暫く横にいるから安心して寝て大丈夫だからね」

小春「はーい」


小春が眠りに落ちかけた頃に鹿島の子守唄が聞こえて来た。

小春(安心するなぁ…いつぶりだろう…)


鹿島(この娘も大変なのでしょうね…。今できることはそばにいるってことだけでしょうかね…)


小春「うぅ…」

小春は小さい頃の夢を見ていてうなされていた

鹿島はその様子を見て、小春の手を握っている。


夕方ごろになる。

鹿島 眠たくなって来て少しゆらゆら揺れている。

小春「ん…。あんまり良くない夢だった…汗かいちゃった…

って鹿島さん寝てる…?じゃあまだ起こさない方いいかな…」

鹿島「小春…ちゃん…?起きましたか…?」

小春「あ…はい。今起きました」

鹿島「ごめんなさいね少し寝不足で…。って小春ちゃん汗かいちゃってますね…

体拭いてあげますから、濡れタオル持ってくるまで待っててください。」

小春「わかりました」


小春「私がいない間鎮守府はどうなってるかなぁ…」


鹿島 ガチャ

「じゃあ拭くので服脱いでね〜」

小春「わかりました。」

上から脱いでいく。小春の肌は透き通るように白く、汗によって独特の艶かしさを持っていた。

鹿島「これは…確かに惚れる…」

小春「?どうかしましたか?」

鹿島「なんでもないよ〜。さっ、拭くからね〜」


ふきふき


小春「汗でじっとりしてたからすーっとして気持ちいいです…」

鹿島「ふふっ♪それは良かった〜」

鹿島(にしても本当に綺麗な肌…所々傷があるけれど…)

鹿島「小春ちゃん肌綺麗だけどなんか特別にやってる?」

小春「うーん…特にはやってないですね…」

鹿島「そっかぁ…若いからかなぁ」

小春「鹿島さんも十分お若いですよ!」

鹿島「ありがとね。背中拭き終わったからこっち向いて〜」

小春「はいっ」


鹿島「じゃあ拭くよ〜」(うおっ⁉︎谷間やばいですよ!)

小春「お願いします」


拭き終わる


鹿島「じゃあ拭き終わったから新しい服着てあったかくしてね。汗かいたやつは洗濯しておくから」

小春「ありがとうございます!」


小春の脱いだ服を持って洗濯機へ向かう

鹿島「汗かいてるからかわからないけどなんでこんなに良い匂いするの…」

洗濯を始める。

ついでにちょっとした掃除を始める。


小春(掃除機の音が聞こえる…鹿島さん掃除してくださってるのかな…)

静かな寝息をたて始める。


暫くして鹿島が戻ってくる。

鹿島「っと…もう眠っちゃったか…」

鹿島(なんかこの娘の寝顔見てると眠くなって来る…)

暫くして鹿島もベッドの足の方に突っ伏して眠ってしまう。


金剛「じゃあ行ってくるネ〜」

赤城「行ってきます」

加賀「行ってらっしゃい。」


金剛と赤城は小春のお見舞いに行く


金剛「合鍵もらってるから普通に入れるネ〜」

ガチャ


赤城「普通に片付いていますね…」

金剛「多分小春に変わって鹿島が掃除してあげたんだと思うネ」

赤城「小春ちゃんの部屋はどこでしょうかね…」

金剛「上じゃないかナ」


小春の部屋の前に来る

金剛「ここネ」

ガチャ


小春と鹿島が眠っている。

赤城「二人とも眠っちゃってますね…」

金剛「料理でも作っておくネ?」

赤城「そうしましょうかね。それなりに栄養があって消化のいいもの作りましょう。」


一階に降りて料理を始める。


夜になって小春が目を覚ます。

小春「うーん…。鹿島さん寝てる…。なんか美味しそうな匂いもする…」

小春(誰か来たのかな…)


鹿島を起こさないようにして下に降りて行く。

金剛「赤城がいて良かったネ…」

赤城「これで小春ちゃんも元気になってくれるはずです!」

小春「金剛さん…赤城さん…こんばんは…」

金剛「おっ、小春起きたんだネ〜。具合はどう?」

小春「朝よりはマシになって来ました…」

赤城「夜ご飯はできているけど食べれる?」

小春「はいっ。ちょうど少しお腹すいて来てたのでいただきます」

赤城「じゃあ今用意しますね」

美味しそうなおかゆが運ばれて来る

小春「美味しそう…いただきます…!」

もぐもぐ

小春「おいしい…!赤城さんって料理上手なんですね…」

赤城「たまに自分で加賀さんの分と一緒に作りますからね」

小春「成る程…加賀さんは上手なんですか?」

赤城「加賀さんは余り…料理は上手くないですね…」

小春「成る程…」


小春「美味しかったです!ごちそうさまでした!」

赤城「早く元気になってくださいね」

小春「もう少ししたら熱も落ち着いて来ると思います…」

金剛「一応解熱剤飲んでおくネ?」

小春「はい…」

薬を飲む


小春「これから赤城さんたちは鎮守府に戻りますか…?」

赤城「一応もう少ししたら戻る予定ですよ」

小春「そうですか…」

金剛「明日も来るから安心するネ〜。それに鹿島もいるし」

小春「そうですね…」


鹿島「ん…小春ちゃん…?」

鹿島(下にいるのでしょうか…)

鹿島「小春ちゃーん!」

小春「あっ鹿島さん!起きて来たんですね」

鹿島「ええ…小春ちゃん見てたら眠くなって…」

小春「疲れたらゆっくり休んだ方いいですよ…?ゴホッゴホッ…」

鹿島「小春ちゃんこそちゃんと温まってゆっくり休まなきゃダメですよ」

小春「はい…。でも今あんまり眠くないから少しテレビ見てますね…」

鹿島「わかったわ」


金剛「じゃあ鹿島後は頼んだネ〜」

赤城「よろしくお願いしますね」

鹿島「わかりました。」


鹿島 家事を済ませてから小春の隣に座って一緒にテレビを見る

小春「ゆっくりテレビを見るのも久しぶりです…」

鹿島「忙しかったもんね〜…」

小春「これからは少し楽になるかなぁ…」

鹿島「姫菜と零夜が戻って来るからね…」

小春「少しは姫菜さんに近づけたかなぁ…」

鹿島「近づいてると思うよ。姫菜の手伝いもうまくできるようになるだろうし」

小春「だと嬉しいなぁ…でも…」

鹿島「どうしたの?」

小春「姫菜さんと零夜さんは人殺しの私と会ってくれるでしょうか…」

鹿島「あれは…必要に迫られたから…仕方ないわ…。

第1姫菜たちはあなたを大好きなんだから絶対会ってくれるわよ」

小春「ですよね…。何話そうかな…」

鹿島「いない間にあった楽しい事を話せばいいのよ」

小春「楽しい事…いっぱいあったなぁ」

鹿島「ふふっ。それは良かったわ」

小春 色々思い出している。

鹿島(健気に頑張ってるなぁ…)


深夜になって小春が寝落ちしてしまう。

小春「ん…zzz…」

鹿島「あらら…小春ちゃん寝ちゃった…。ベッドまで運ぶかぁ…」

小春をお姫様抱っこしてベッドまで運ぶ。

鹿島「体柔らか…」

ベッドに寝かせる

鹿島「おやすみ…」


そして数日後、鹿島たちの看病もあって小春は全快した。

小春 体温計で熱を測る

「よし…36.0くらいまで下がった!」

鹿島「やっと全快ね。じゃあ早速姫菜のところに行く?」

小春「はいっ!」

急いで見舞いの品を準備して身だしなみを整え大切なものを持って病院へ向かう。

小春「じゃあ行きましょう!」

鹿島「ええ。」


看護師「あら?小春ちゃん!姫菜さん達のお見舞いに来たの?」

小春「はいっ!」

看護師「ゆっくりして行くのよ〜」


姫菜達の病室の前に来る。

小春「開けますよ…」

ガラガラ

姫菜が窓から外を見ていた。

小春「姫菜さん…」

姫菜「お…小春ちゃん!」

小春「姫菜さああん!」

ベッドの横まで行って姫菜に抱きつく

姫菜「小春ちゃん大きくなったなぁ…」

小春「うう…ぐすっ…心配したんですよぉ…」

姫菜「ごめんね心配かけちゃって」撫で撫で

小春「おかえりなさい…」

姫菜「ただいま小春ちゃん」


鹿島「よかった…」


姫菜「にしても小春ちゃんは見違えるほど綺麗になったね〜」

小春「そうですか…?ありがとうございます!」

姫菜「こんだけ可愛けりゃ告白の一つや二つされたんじゃないの?」

小春「う…されました…」

姫菜「なっ…!まじで⁉︎」

小春「はい…」

姫菜「成る程…。まぁいいや。そういえばあの襲撃の後どうだったの…?」

小春「私が金剛さんに運ばれてからしばらくして撃退できたんです…」

姫菜「ふむふむ」

小春「その後大本営から臨時の提督が来て…」

姫菜「来て…?」

小春「悪虐非道の限りを尽くしました…。怪我をした艦娘さんは数知れず…」

姫菜「んなっ…私の可愛い娘達になんて事を…」

小春「その後…」

姫菜「その後…?」

小春「あの…この事を話したら私姫菜さんに嫌われちゃうかも知れないです…」

姫菜「私が姫菜ちゃんを嫌いになる?あり得ないよ。言って大丈夫よ」

小春「うぅ…じゃあ…。私…その臨時の提督を殺したんです…。刀で…」

姫菜「ふーむ…。仕方がないといえば仕方ないね。でもここに小春ちゃんがいるってことは大本営も許してくれたのでしょう?」

小春「条件付きですが…」

姫菜「なら大丈夫よ。安心しな〜。頑張ったね。」撫で撫で


姫菜「他にも色々あったこと教えてよ」

小春「もちろんです!」

姫菜に今まであったことを色々話して行く


姫菜「色々あったんだねぇ…」

小春「でも…いい経験になりました。」

姫菜「それなら良かった。そういえば、私の刀持って来てくれたの?」

小春「はい。」

刀を差し出す

姫菜「とと…結構体なまっちゃったなぁ…まともに振れないや…」

眠り続けていたため筋肉がかなり落ちている

小春「あんまり無理しないでください…!」

姫菜「大丈夫よ〜。小春ちゃんこれ整備し続けてくれた?結構いい状態なんだけれど」

小春「はい…いつでも姫菜さんに返せるように…」

姫菜「小春ちゃんありがとね!」


小春「そういえば…いつ頃退院できそうですか…?」

姫菜「あー…リハビリがわたしも零夜も必要だしなぁ…数ヶ月くらいかかっちゃうかも…」

小春「そうですか…。また一緒に暮らせる日を楽しみに待ってますからね」

姫菜「できるだけ早く帰るからね。じゃあまた今度来てね」

小春「はいっ!」


ガラガラ


小春「姫菜さん達元気そうで良かった…」

鹿島「一緒に暮らせる日が楽しみだね〜」

小春「はいっ!」


姫菜「リハビリ早く終わらせて帰りたいなぁ…」

零夜「そうすぐに筋肉戻らないよ…まだ歩くのでさえおぼつかないのに」

姫菜「そうだねぇ…」



小春「じゃあそろそろ私寝ますね…おやすみなさい鹿島さん…」

鹿島「おやすみ小春ちゃん」


小春「なんか…姫菜さんに久しぶりに会ったから少し1人で寝るのが寂しいな…」

鹿島「ふぅん…それなら私が隣に居ようか?」

小春「お願いします…って鹿島さん⁉︎聞いてたんですか⁉︎」

鹿島「うん。最初っから聞いてたよ」

小春「恥ずかしい…」

鹿島「心配しなくても大丈夫よ〜。隣に寝ていい?」

小春「ぜひお願いします…」

鹿島「じゃあ遠慮なく」

もぞもぞ

小春「鹿島さんあったかいです…」

鹿島「小春ちゃんもあったかいよ。ふにふにしてるし」

小春「鹿島さんも柔らかい肌ですよ…」

鹿島「嬉しいこと言ってくれるね〜」

撫で撫で

小春「ありがとうございます…」

鹿島の胸に顔を埋めて眠りにつき始める。

鹿島 子守唄を口ずさみ始める

小春 すやすや眠ってしまう

鹿島「私も眠くなってきた…」

2人とも仲良く眠ってしまった。


翌日

鹿島「ん…朝か…」

小春 すやすや

鹿島は小春を起こさないようにそっと起きて朝ごはんを用意する。


鹿島「朝ごはんできたし起こしたほういいかな…」

小春「んあ…?朝ですか…」

鹿島「小春ちゃん起きたー?」

小春「起きました〜…」

鹿島「朝ごはんできたよ〜」

小春「顔洗って行きまーす」


朝ご飯を食べながら


鹿島「小春ちゃん今日どこか行くの?」

小春「久しぶりに鎮守府いきます」

鹿島「そっか…じゃあ一緒に行くね」

小春「ありがとうございます」


小春「ごちそうさまでした」

食べ終わってすぐに準備を始める


小春「そろそろ行きますか〜」

鹿島「分かったわ〜」


鎮守府へ

加賀「久しぶりね小春さん」

小春「加賀さんお久しぶりです。」

赤城「風邪しっかり治ったみたいですね」

小春「はいっ!」

小春「仕事ってありますか?」

加賀「いえ。ありませんよ。今日はゆっくり出来ます」

小春「そうですか…」

飛龍と蒼龍 私服でやってくる

小春「私服…かわいいです…!」

飛龍「そう?ありがとね!」

瑞鶴も私服でくる

小春「瑞鶴さんの私服もいいです…!」

瑞鶴「ありがと!今から街に行こうと思ってるけど小春ちゃんもくる?」

小春「いいんですか?」

瑞鶴「いいよね翔鶴姉?」

翔鶴「大丈夫よ」

小春「ありがとうございます!」

瑞鶴「私服に着替えてきたら?」

小春「私服…あんまりないです」

瑞鶴「え?提督さんとかにいっぱい買ってもらわなかったの?」

小春「買ってもらったのですが…小さくなってしまって、そのあと買ってないんです…」

瑞鶴「そっかぁ…。じゃあ小春ちゃんの私服をまず買いに行こっか」

小春「え⁉︎いいんですか…?」

瑞鶴「勿論!」

小春「じゃあお願いします…!」

着替えて行く準備をする


小春「それでは行ってきます!」

加賀「行ってらっしゃい提督。」


瑞鶴「取り敢えず駅行こっか」

小春「はいっ!」

翔鶴「こうして歩いてみると鎮守府周りって結構お家あるのよね…」

小春「確かに…」

鹿島「守るものがあるって言うのはいい事だと思いますよ」

瑞鶴「そうだね」


駅に到着し、電車に乗る。

瑞鶴「暫く乗ったら着くからね」

小春「わかりました!」


小春「意外に電車の中人がいるんですね…」

瑞鶴「時間帯によってはもっと混んでることもあるからね。1人で乗るときは気をつけなよ?小春ちゃん。」

小春「大丈夫ですよ〜満員電車くらい」

瑞鶴「わかんないよ?痴漢さんに目をつけられちゃうかも…」

小春「それは怖いですけど…まずないと思いますよ」

瑞鶴「まぁ、気をつけておきなよ」


目的地に到着する

瑞鶴「着いた〜!」

翔鶴「まず小春ちゃんの服を買いに行きましょうか。小春ちゃん。どんな服がいい?」

小春「うーん…。あんまりセンス良くないのでお任せしていいですか?」

瑞鶴「わかったわ!」

翔鶴「まず、駅から一番近い店に行きましょうか」


最初の店

小春「結構可愛い服いっぱいですね…」

瑞鶴「うーん…小春ちゃんは落ち着いた感じだよね…」

小春「あんまり派手な服は似合わないと思います…」

翔鶴「そうねぇ…これなんかいいんじゃないかしら」

小春「結構良さそうです!試着して見ますね」


瑞鶴達は試着の間にも似合いそうなのを探す。

小春「どうですか?」

瑞鶴「うんうんいいね。きつくない?」

小春「大丈夫です!」

瑞鶴「なら良かった(私より胸ある⁉︎嘘でしょ⁉︎)」

翔鶴「こっちはどう?」

小春「着てみます!」


瑞鶴「翔鶴姉…小春ちゃんあんなにスタイル良かったっけ…」

翔鶴「成長期ね…」


小春「どうでしょうか?」

瑞鶴「似合ってるね」

翔鶴「そうね。他に何か着てみたいものはある?」

小春「着てみたいもの…」

瑞鶴「多分この駅の近くならなんでも揃うよ」

小春「少し…ヒラヒラした服が着てみたいです…」

瑞鶴「ふーむ…そうなるとあそこの店かなぁ」

小春「行ってみましょう!」


瑞鶴「ここだよ」

ギャルっぽい人がそれなりにいる。

小春「皆さん…なんと言うか…おしゃれですね…」

瑞鶴「うーん…これなら似合うかなぁ」

小春「着てみます」

瑞鶴「分かったわ」


翔鶴「あまりこう言うとこは来ないけど意外に人がいるのね」

瑞鶴「そうだねぇ…。小春ちゃんメイド服とか似合いそうかも」

翔鶴「メイド服…?まぁ確かに似合いそうではあるかな?」


小春「ど…どうですか?」(意外に派手で恥ずかしい…)

瑞鶴「可愛い!やっぱ何着ても映えるなぁ」

小春「そうですか…?じゃあ買ってみようかな…」

瑞鶴「じゃあ私が買ってあげよう!」

小春「えぇ⁉︎そんな…悪いですよ…」

瑞鶴「いーのいーの。私がプレゼントしてあげるよ」

そう言って瑞鶴がレジへ持っていってしまう。

瑞鶴「はい。これどうぞ〜」

小春「ありがとうございます…!いつか必ず返します!」

瑞鶴「返すなんて考えなくていいのよ。私がやりたくてやったんだから」

小春「でも…」

瑞鶴「本当に小春ちゃんはいい子だなぁ…」

瑞鶴「そんないい子にはもっと服を買ってあげよう!」

小春「えぇ!?」

瑞鶴「と言うわけで着て見て欲しい服があるから付いてきてくれるかな?」

小春「わかりました…」


別の店に入る。

小春「うわぁ…!いろんな衣装が…。これ全部コスプレってやつですか?」

瑞鶴「そうだよ〜」

服を探す

瑞鶴「これ着て見て!」

メイド服を渡す

小春「これって…メイド服ですか?」

瑞鶴「そうそう!似合うと思って」

小春「わかりました…着て見ます」


瑞鶴「絶対にあってると思うんだよね〜。」

翔鶴「ま…まあ確かに似合ってそうよね…。それに姫菜も喜びそうだし…」

瑞鶴「うんうん…あの提督なら確実に気にいるよね」


小春「どうでしょうか…?」

そこにいたのは黒髪が映える美しいメイドだった。

瑞鶴「すごい可愛いよ!あの提督も絶対喜ぶね!」

小春「姫菜さん喜ぶでしょうか…。喜びそうです…」

瑞鶴「ヘッドドレスもいい感じだし…完璧だよ〜」

小春「えへへ…」

瑞鶴「他にも着てみたいのある?」

小春「うーん…あのお姫様みたいな服着てみたかったり…」

瑞鶴「ふむふむ良いんじゃないかな?着てみたら?」

小春「はいっ」


こうして瑞鶴達はショッピングを楽しんだ。

小春「いっぱい買っちゃいました…」

瑞鶴「そうだねぇ」

小春 お腹が鳴る

瑞鶴「そういえばお昼時だね…何か食べたいものある?」

小春「私はなんでも良いですよ。お任せします」

翔鶴「じゃあ、この近所に美味しい料亭があるから行ってみる?」

小春「はい!」


料亭に着く


小春「結構しっかりしたお店…」

翔鶴「ここの料理は本当に美味しいのよ〜」

瑞鶴「翔鶴姉はここの常連さんだからね」

小春「そうなんですか〜」

翔鶴「そうねぇ…今日はフグ鍋にする?」

小春「フグですか…食べたことないので楽しみですね」

翔鶴「じゃあそうしましょう。」

注文


瑞鶴「小春ちゃんって育ちが良さそうね」

小春「え?そうですか?大したことないですよ」

瑞鶴「なんか落ち着いてるし大人っぽい」

小春「そうですか?…ありがとうございます」


フグ鍋が来る。

小春「美味しそう…!」

翔鶴「そうね。早速食べましょう。」

三人「いただきます」

小春 もぐもぐ「美味しい!」

瑞鶴「うん。美味しいわね!」

小春「フグってこんな感じなんだ〜」

翔鶴「口にあったようで良かったわ」

小春「こちらこそありがとうございます。こんな美味しい店に連れて来ていただいて…」

翔鶴「もっといろんなところ連れて行ってあげるわよ」

小春「楽しみです!」


小春「このくらい美味しいものを姫菜さんにも食べさせたいなぁ…」

瑞鶴「小春ちゃん料理得意なの?」

小春「うーん…人並みくらいかと…」

瑞鶴「今度手料理食べさせてよ〜」

小春「えっ⁉︎私の料理普通ですよ?」

瑞鶴「普通を普通に作るのは難しいんだよ?それに食べてみたいしね」

小春「うー…わかりました」

瑞鶴「ありがとね」

小春「美味しい料理作るために練習しなきゃですね…」

瑞鶴「いつも通りの料理でいいからね」


そして三人で仲良くフグ鍋を食べた


三人「ごちそうさまでした」

翔鶴「少しお化粧直して来るわね」

瑞鶴「行ってらっしゃい翔鶴姉」


小春「お金はいくら出せば…?」

瑞鶴「ん?奢ってあげるよ?」

小春「えぇ⁉︎そんな私ばっか出してもらって…」

瑞鶴「手料理の前払いと考えておけばいいんじゃないかな?」

小春「でも…」

瑞鶴「それに翔鶴姉が多分払いに行っちゃったしね」

小春「えっ⁉︎」

翔鶴 戻って来る

小春「翔鶴さん…もしかして払って来ましたか…?」

翔鶴「ええ。お手洗いのついでに。」

小春「うう…なんか悪いので…せめて何か料理以外でお礼をさせてください!」

翔鶴「うーん…じゃあ今度お茶でも飲みに小春ちゃん家行ってもいいかしら?」

小春「そんなのでいいならいくらでも…」

翔鶴「決まりね」


そして店を出る。

瑞鶴「これからどこ行く?」

小春「うーん…映画でも見に行きますか?」

翔鶴「いいわね〜」


映画館へ

小春「私あの映画みたいです!」

最近巷で話題になっている映画

瑞鶴「私もあれ見に行きたかったのよ!見よう見よう!」

翔鶴「そうね」


映画を見始める

小春(すごーい…久しぶりに映画見たなぁ…)

瑞鶴(評判通りの面白さだね。結構満足できそう)


映画終了後

小春「感動しました…」涙の跡がある

瑞鶴「確かにすごい感動できたね…」


翔鶴「だんだん夕方になって来たわね」

小春「鎮守府に戻って買った服着て見たいかもです…」

瑞鶴「そうだね…そうしよっか」


鎮守府に戻る


鹿島「お帰りなさい小春ちゃん。」

小春「ただいま帰りました〜」

赤城「随分たくさん買ってきたみたのね〜」

小春「色々と買ってもらいました。今から少し着てみようかな〜って思ってるんですけど…」

赤城「それはいいわね」

小春「執務室使っていいですか?」

赤城「勿論よ〜」

小春「ありがとうございます」


執務室へ


小春「じゃあ着替えるので…」

瑞鶴「待ってるよ〜」


着替え


小春「どうでしょうか…」

赤城「すごい似合ってるわね」

加賀「いいと思います」

鹿島「清純な感じでいいと思いますよ、小春ちゃん。」


こうして買って着た服でファッションショーのようなことをする。


小春「実は姫菜さんのお見舞い用にある服を買ってあるのです…」

鹿島「ぜひ見たいです!」

小春「じゃあ、少し待っててください…」

メイド服に着替える。

小春「いかがでしょうか…」

鹿島「メイド服⁉︎いいですね!すごい可愛いですよ!」

赤城「これは姫菜さんも元気になりそうですね」

加賀「とてもいい…」

赤城(あらあら…加賀さん小春ちゃんにときめいてる…)

赤城(無理もないわね…可愛い妹みたいな感じの小春ちゃんが滅茶苦茶可愛いんだもの…)

加賀「写真を撮ってもいいかしら?」

小春「加賀さんなら…」

加賀「ありがとう。」パシャパシャ

瑞鶴「加賀さん後で焼き増しして写真くださいよ〜」

加賀「いいわよ。特別にあげるわ」

小春は加賀にたくさんの写真を撮られた。

小春「こんなに写真撮られたの始めてかも…」

赤城「いっぱい記録に残るといいわね」


瑞鶴「ねぇ小春ちゃん…おかえりなさいませご主人様って言って見て」

小春「えぇ⁉︎そ…それは…」

瑞鶴「お願い…!」

小春「うぅ…分かりました…。お…おかえりなさいませ…ご主人様…」

だんだん声が小さくなっていくが、恥じらいつつも実際のメイドのようなポーズをとっていてとても可憐に映った。

瑞鶴「これは世界を狙えるわ…」

加賀「そうね…」

小春「恥ずかしい…」


金剛「お?小春帰ってたネ…メイド服⁉︎」

小春「金剛さん…!これは…その…」

金剛「とっても可愛いネ!」

小春「ありがとうございます…」


暫くしてさすがに私服に戻る。

加賀「焼き増ししてきます…」

瑞鶴「私も行きまーす」


小春「いっぱいで回りませんように…」

赤城「うーん…加賀さんも小春ちゃんの嫌がることはしないだろうから安心して大丈夫よ」

小春「ですよね…!」


加賀「飾るのと観賞用と保存用と…」

瑞鶴「私の分も忘れないでくださいよー!」


小春「赤城さんはこういう服着ないんですか…?」

赤城「私?私は…着ないかな…」

小春「いつか見てみたいです…」

赤城「いつか見せてあげるわ」


鹿島「明日早速お見舞い行きます?」

小春「はい…。いっぱい会いに行きたいし…」

鹿島「じゃあ準備しておきましょうね」


小春「姫菜さん達が帰ってきた時復帰おめでとうパーティーしたいですね」

金剛「それはいい案ネ!」

鹿島「絶対やりましょうね」

小春「お料理は…鳳翔さんと間宮さんにお願いしに行きます」

金剛「となると、部屋の飾り付けとかは私達がやるネ!」

加賀「協力は惜しみません」

こうして復帰パーティーを行うことが決まった。


翌朝

小春 せっせと服の準備をしている

鹿島「準備できましたか?」

小春「はいっ!」

鹿島「じゃあそろそろ出発しましょう」

小春「分かりました!」

車で病院まで行く


鹿島「じゃあトイレで着替えてきてね」

小春「はいっ!」

着替えてくる。

鹿島「似合ってる似合ってる。じゃあ行くわよ?」

小春「はい…」


コンコン

姫菜「どうぞー」

小春「失礼します…」

姫菜「小春ちゃんか!お見舞い来てくれたの?」

小春「はい!」

カーテンから姿を見せる

姫菜「小春…ちゃん…⁉︎メイド…⁉︎」

小春「はいっ…似合ってますか…?」

姫菜「最高だよ!小春ちゃん!」

小春「よかったぁ!」

姫菜「すごいクオリティ高いよ!なんかメイドさんっぽいこと言ってみて!」

小春「メイドっぽいこと…。ご機嫌いかがですか、ご主人様?」

スカートの裾を少し摘んで礼をする。

姫菜「いいっ…!ご奉仕してみて!」

小春「ご奉仕…。肩でも揉みましょうか?」

姫菜「胸でもいいよ?」

小春「それは出来ませんよ!」

姫菜「じょーだんよ。じょーだん。肩もんでちょうだいな〜」

小春「分かりました」

肩を揉み出す。

姫菜「いいねぇ…気持ちいいよ〜」

小春「それは良かったです!」

鹿島「上手く言って良かったわぁ…」

2人はとても和気藹々としている。


零夜「本当に仲良いねぇ…」

鹿島「そうですねぇ…」

零夜「いいことだね」


小春「ふぅ…気持ちよかったですか?」

姫菜「ええ。またやってね」

小春「はいっ」

姫菜「いやぁ…本当にメイドさんみたい…」

小春「次来る時もこれで来ますね」

姫菜「それは嬉しい!そうだ、次来る時小春ちゃんの手料理食べたいな」

小春「手料理ですか…。持って来て大丈夫ですか?」

姫菜「私達は大丈夫みたい」

小春「じゃあ次来るときはわたしの手料理持って来ますね」

姫菜「ありがと。楽しみだなぁ」

小春「料理頑張らなきゃ…」


姫菜「おっと…そろそろリハビリの時間じゃないか…」

小春「リハビリですか…」

姫菜「見てく?」

小春「邪魔になったら悪いですし…」

姫菜「わかった。じゃあ一緒に取り敢えず下まで行こ?」

小春「はいっ!」


姫菜 ベッドから床に立ち上がる。少しふらついてはいるが、前よりはかなり安定して歩けている。

姫菜「零夜はもう普通に歩けてるからいいなぁ…」

零夜「治りが早いだけだよ。姉さんもすぐによくなるよ」

小春「リハビリ頑張ってくださいね…!」

姫菜「勿論。早く退院して小春ちゃんと遊びに行きたいからね」

小春「私も行きたいです…!」

姫菜「よっしゃ頑張るかぁ!」


小春 見送る

鹿島「それなりに元気になってきてますね」

小春「はいっ。早く前みたいに凛々しい姿を見たいです…」


鎮守府に帰投する。

小春「ただいま帰りました〜」

加賀「お帰りなさい。提督の様子はどうでしたか?」

小春「少しづつ元気になってる感じでした」

加賀「それは良かった」


小春「料理を教わるとしたら…間宮さんか鳳翔さんかな…」

赤城「おや?小春ちゃんどうかしましたか?」

小春「赤城さん?今ちょっと誰に料理を習うか悩んでまして…」

赤城「料理ですか…。試食でよければ付き合いますからね?」

小春「ありがとうございます!」


小春はまず間宮のところへ行く

小春「間宮さーん」

間宮「ん?小春ちゃんですか。どうかしましたか?」

小春「料理を教えてください!」

間宮「料理ですか…。小春ちゃん結構美味かったような気がするのですけど…」

小春「姫菜さんに食べてもらうので少し凝ったものが作りたくて…」

間宮「成る程…。私でよければ教えて差し上げます」

小春「ありがとうございます!」

間宮「まずはどこまで作れるのか見せてくれない…?」

小春「わかりました。一つ作ってみます」


お料理


小春「簡単な野菜炒めですけど出来ました…」

間宮「ふむふむ。見た目は良いですね。味は…」

モグモグ

間宮「うん。普通に美味しいですね」

小春「よかったぁぁぁぁぁ…」

間宮「これなら確かに凝ったものが作れそう」

小春「どんなの作りましょうか…」

間宮「ちょっと豪華にしてみましょうか…和食でいい?」

小春「勿論です!」


(ここの料理シーンは後ほどやるかもです)


数時間後

食堂に赤城達がやってくる

赤城「いい匂いがしますね…お腹減ってきました」

小春「あっ。赤城さん!」

赤城「お料理の練習ですか?」

小春「はいっ。いま揚げ物の練習してて…。食べますか?」

赤城「ぜひ頂きます」

加賀「私も頂きます」

小春「どうぞ」


モグモグ

赤城「サクサクしててなかなか美味しいです」

加賀「とっても美味しい…」

小春「よかった…うまくいって…」

間宮「今日は取り敢えずここら辺で終わらせましょう」

小春「はいっ。」

片付け


小春「家帰ったら一回作ってみよう…」


赤城「だんだん暗くなってきましたけどこれからどうします?」

小春「うーん…」

加賀「久しぶりに弓の対決でもしませんか?」

小春「いいですね…今度こそ負けませんよ!」


弓道場へ

小春「久しぶりに来ました…」

加賀「着替えて来ます」

小春「私も行きます」

赤城 弓の準備


小春「ふぅ…」

着替え終わる


小春「誰から射ちますか?」

赤城「小春ちゃんからでいいですよ」

小春「わかりました」


集中して三人とも射つ


小春「赤城さんと加賀さん凄い…。全然敵わないです…」

赤城「前より格段にまた上手くなってるわよ」

加賀「ええ。上手くなっていると思います…」

小春「ありがとうございます…。いつか追いつけるかなぁ…」

赤城「私達も練習してるからそう簡単には抜かせませんよ」

加賀「ただ、抜く意気でやらないと本当に追いつけないですよ」

小春「精進します」


小春「弓と刀どっちももっと上手くなっていきたいなぁ…」

加賀「刀は誰かと競っていたりするのですか?」

小春「うーん…たまに鹿島さんと…」

赤城「いつか見に行ってもいいかしら?」

小春「もちろんです」


鹿島「小春ちゃーん!そろそろ帰りますかー?」

小春「はい!終わったので片付けてから帰ります!」

赤城「後は私達でやっておくから帰っていいわよ?」

小春「え…でも…」

赤城「いいからいいから!早く帰ってゆっくりやすみなさい」

小春「わかりました…ありがとうございます」


鹿島「どうだった?」

小春「加賀さんも赤城さんもとっても強かったです…。それに凛々しくてかっこよかった…。憧れます…」

鹿島「そっかあ…。小春ちゃんも前より凛々しいと思うけどね」

小春「そうですか…?ありがとうございます」


帰宅


小春「じゃあ今日は私晩御飯作りますね!」

鹿島「わかったわ。その間に家事済ませておくわね」

小春「お願いします」


小春「揚げ物の鍋…これか…」


じゅうじゅう

段々いい匂いがリビングまで漂って来る


鹿島「美味しそうな匂い…」


小春「結構上手くいってる…!」

暫くして

小春「できたー!」

鹿島「おっ…美味しそうだね〜」

小春「はいっ!上手くいきましたぁ…!」

鹿島「あとは盛り付けて完成ね」

小春 皿に盛り付ける


小春「ふぅ…」

鹿島「食べましょうか」

小春「ですね…。いただきます」

鹿島「いただきます」

小春 もぐもぐ

鹿島「これは美味しいわね。揚げ物上手になったね」

小春「上手くサクサクにできました!」

鹿島「これでまた姫菜は小春ちゃんを嫁に出したくなくなっちゃうわね」

小春「あはは…。嫁ですか…」

鹿島「交際の申し込みも来るとかなんとかの噂聞いたことあるわよ?」

小春「あんまり今はそういう事は考えてないですね…。それより早く姫菜さん達と一緒に暮らしたいです」

鹿島「ふふっ。それでこそ小春ちゃんだわ」

小春「ありがとうございます…!」


鹿島「洗い物はしておくからお風呂はいってきたら?」

小春「じゃあ、お言葉に甘えます…」

鹿島「ん」


金剛「小春ちゃんの手料理たべたいネ…」

榛名「結構上手になったって噂が流れてますね」

金剛「小春ちゃんはなんでもそつなくこなすんから多分本当だと思うネ」


小春「お風呂は気持ちいいなぁ…」


鹿島「小春ちゃん本当に物覚え早いなぁ…」


小春「寝る前に刀の手入れしておかなきゃ…」


鹿島「後でなんか手伝ってあげよう…」


お風呂後

小春「お風呂気持ちよかったです」

鹿島「この後なんかする?」

小春「テレビ見てから刀の手入れします」

鹿島「そっか…じゃあ刀の手入れ手伝ってあげるね」

小春「いいんですか…!?ありがとうございます」


加賀「小春ちゃんも結構有名になって来てしまいましたね…」

赤城「見た目が麗しく、性格もいいから縁談も多くなるらしいです…」

加賀「小春ちゃん優しいから断りきれなさそうで心配です…」

赤城「それに臨時提督の様な小春ちゃんを殺そうとする人たちも増えそうです…」

加賀「私達で守ってあげなければなりませんね…」

赤城「あの娘はとにかくトラウマになってる出来事が多いですしね…」


小春「刀と手入れ用具を持って来て手入れを始める」

鹿島「何手伝えばいい?」

小春「私が手入れした後の刀の仕上げしてもらっていいですか?」

鹿島「わかったわ」


鹿島「結構上手ね…」

小春「姫菜さんのやつもやってたから慣れちゃいました」

鹿島「そっか…」

小春「はい。仕上げお願いします」

鹿島「…うん。ここを少し拭けば大丈夫ね。上出来よ」

小春「ありがとうございます」


小春「姫菜さんの所にお見舞い行くとき持ってくお弁当作るのに結構時間かかりそうだから当日は早く起きなきゃなぁ…」

鹿島「私も手伝おうか?」

小春「うーん…。私の手料理を食べさせたいので1人でやってもいいですか…?」

鹿島「そっか。わかったわ」

小春「お心遣いありがとうございます」


姫菜「小春ちゃん綺麗になってたね」

零夜「そうだな…」

姫菜「これから縁談増えそう…」

零夜「でもどうせ姉貴は拒否するだろ?」

姫菜「小春ちゃんが本当に付き合いたいって言うなら引き下がるしかないけどね…」

零夜「まぁ本人の意思は尊重しなきゃだな…」

姫菜「できればまだお嫁に行って欲しくないけど…」


小春「ふぁ〜…」

鹿島「そろそろ寝る?」

小春「はい…そろそろ歯磨いて寝ます…」

鹿島「わかったわ。おやすみ」

小春「おやすみなさい…」


そして姫菜の見舞いに行く日の朝…

小春「ん…。8:00…。そろそろ起きようかな…」

顔を洗って料理の準備をする。

小春「よし…作っていこうかな…。まずは…」

キッチンにリズムよく包丁の音が鳴る。時間が経つにつれていい匂いもして来る。

9:00

鹿島「いい匂い…」

小春「あっ、鹿島さん。おはようございます。」

鹿島「おはよう小春ちゃん…。お弁当作ってるの?」

小春「はいっ。もう出来そうです」

鹿島「そっか」

小春「朝ごはんも作っておきますね」

鹿島「お願い…」


小春「朝ごはんは…お魚焼こうかな」


鹿島 顔を洗って来る

魚の焼かれるいい匂いがして来る。

鹿島「魚かぁ〜」

小春「はいっ」

鹿島「楽しみにしてるね〜」


小春 他の物も盛り付けて行く。

小春「よいしょっと」

テーブルに料理を置いて行く。

鹿島「おお!美味しそう!」

小春「よしっ。じゃあ食べましょっか!」

鹿島「ええ。いただきます」

小春「いただきます」


モグモグ


鹿島「美味しいっ!」

小春「ほんと…いい出来栄え…!上手く行ってよかった」

鹿島「たまには小春ちゃんに朝ごはん作ってもらうかな…」

小春「えへへ…それもいいですね…」

鹿島「うんうん」

小春「でも鹿島さんの料理も食べたいです」

鹿島「それは嬉しいこと言ってくれるねぇ」


小春「ごちそうさまでした」

鹿島「ごちそうさまでした」

小春「じゃあ皿洗って来ますね」

鹿島「あ…いいよ。私がやっておくから準備しておきな?」

小春「いいんですか?」

鹿島「ええ。もちろんよ」

小春「ありがとうございます!」


鹿島 皿洗いを手早く済ませる


小春「ふぅ…メイド服持って行こう…。あといるものは…」

荷物をバッグに詰めて行く。

小春「あとはお弁当持っていけば大丈夫かな」


鹿島「小春ちゃーん!準備できたー?」

小春「はーい!出来ましたー!」

トントントン

鹿島「結構荷物多いわね…タクシーでいく?」

小春「そうですね…。確かに荷物多いですしそうします」

鹿島 タクシー会社に連絡してタクシーを呼ぶ。

小春 弁当を持つ(美味しいって言ってもらえるかな〜)


タクシーが来る。

鹿島「じゃあ小春ちゃん行こっか」

小春「はいっ」


病院へ移動


小春「着きましたぁ…!」

鹿島「取り敢えず小春ちゃん着替えてきたら?」

小春「ですね」

鹿島「他の荷物持っててあげるわ」

小春「ありがとうございます!」


着替えて来る。


小春「じゃあ行きます」

コンコン

姫菜「どーぞー」

小春「失礼します」

姫菜「おっ!メイド小春ちゃんだ!待ってたよ!」

小春「2人分お弁当持ってきましたよ!」

姫菜「おお!楽しみだなぁ」

小春「どうぞ!」

2人に手渡す

姫菜&零夜「ありがとう!いただきます!」

姫菜「おお!こんな美味しそうな食事はいつぶりかなぁ♪」

零夜「病院食も不味くはないんだけどな…物足りない…」

姫菜 もぐもぐ 「おいしい!すっごい料理上達してるじゃん!」

小春「えへへ…ありがとうございます」

姫菜「うんうん。箸が進むよ〜」

零夜「もう姉さんを追い越したんじゃないか?」

小春「まだまだ私追いつけてませんよ」

姫菜「でもいつ追い抜かされてもおかしくないね」

零夜「うん。上達のスピードが尋常じゃないね」

小春「いっぱい褒められてなんか恥ずかしいです…えへへ」


姫菜「いや〜美味しかった〜」

小春「良かったです」

姫菜「そういえばあとひと月もしないうちに退院出来ることになったよ」

小春「本当ですか⁉︎」

姫菜「リハビリ頑張ってたらもう大丈夫だってさ」

小春「嬉しいです…!」

姫菜「喜んでもらえて良かったよ♪」


鹿島 花瓶の水を取り替える

零夜「細かいとこまで気が回るな」

鹿島「小春ちゃんが少しでも多く姫菜さんと話せるように雑務はやっておきたいので」


小春「退院したら手合わせお願いしていいですか?」

姫菜「ええ。もちろんいいわよ!」

小春「頑張って勝てるように頑張ります…!」

姫菜「私も少し振って置かないとなぁ」


姫菜「じゃあそろそろ私達リハビリ行ってくるね」

小春「わかりました!私達も帰りますね」

姫菜「ええ。また来てね」

小春「はいっ!」


小春「良かった〜美味しく食べてもらえて」

鹿島「うんうん。良かったわね〜」

小春「しかも近いうちに2人とも戻って来てくれるなんて嬉しいです…!」

鹿島「ええ。私も楽しみだわ」

小春「手合わせの時までにもっと修練しておかなきゃ…。鹿島さんまたお相手お願いしてもいいですか?」

鹿島「ええ。勿論いいわよ!」

小春「ありがとうございます!」


帰宅


加賀「だんだんあったかくなって来てお花見の季節が近づいてきましたね」

赤城「そうですね…お花見いいです…」

加賀「そういえばそろそろ提督たちが帰ってくるらしいのでお帰りなさいの意味を込めてお花見会でもしたいものです」

金剛「お花見会いいネ〜!」

加賀「金剛さんでしたか。」

金剛「皆に知らせれば参加してくれると思うネ」

加賀「桜の場所も広いので皆でできると思います。ブルーシートの用意をしなければなりませんが…」

金剛「それくらいなら安いもんだしなんとかなると思うネ〜」

赤城「料理は鳳翔さんと間宮さんに頼みましょう。美味しい料理に桜…」(*´﹃`*)

加賀「赤城さん…戻って来てください」

赤城「はっ⁉︎美味しい料理の幻想が見えました…」

加賀「赤城さんらしいです」

金剛「とりあえず小春ちゃんにも相談してみるネ」


金剛「今日はもう遅いから明日にするカナ…」

榛名「どうかされましたか?」

金剛「oh榛名!実は…」コショコショ

榛名「それは面白そうですね!」

金剛「明日小春ちゃんにも話してみるネ!」


小春「そろそろ寝よう…。最近あったかくなって来たからなかなか起きれないけど…」

鹿島「ちゃんと起こしに行くから大丈夫よ」

小春「ありがとうございます…おやすみなさい…」


翌日

0500

鹿島「ん…朝…か…」

顔を洗いに降りる。そして目を覚ましてから朝ごはんの用意に取り掛かる。

鹿島「最近ほんとにあったかくなって来たわね…」


0600

鹿島「そろそろ小春ちゃん起こしに行かないと…」

パタパタ

小春「す〜…」

鹿島「小春ちゃーん!起きて〜!」

小春「すぅ…」

鹿島「起きてこない…」ガチャ

鹿島「幸せそうに寝てるわねぇ…」

カーテンを開けて布団を剥ぐ。

小春「寒っ…って朝か…」

鹿島「小春ちゃんおはよう」

小春「鹿島さん…おはようございます…!」

鹿島「ん。朝ごはんもうすぐできるから顔洗ってきな〜」

小春「はーい…」


バシャバシャ

小春「ふぅ…目覚めたかな…」

リビングの方からいい匂いがしてくる。

小春「わぁ…!美味しそう…」

鹿島「覚めないうちに食べちゃって〜」

小春「はいっ!いただきます!」

鹿島「私も食べよ…いただきます」

小春「やっぱり美味しい!」

鹿島「まぁまぁの出来かな」

小春「これでまぁまぁの出来…。本気になったら凄そう…」

鹿島 もぐもぐ

小春 もぐもぐ


テレビ<では、続いてのニュースです。


小春「最近はこれといってニュースありませんね」

鹿島「そうねぇ…まぁ平和だってことだからいいけれどね」

小春「あんまり艦娘さんの活躍ってニュースにならないんですね…。全くやってません」

鹿島「そりゃうるさい人たちもいるからでしょう」

小春「もっと活躍を広めたらいいと思うのですが…」

鹿島「軍部の一部がそれを許さないと思うわ。だから今は目立たないように過ごせばいいのよ」

小春「目立たないように…」

鹿島「私は今の小春ちゃん達との生活には満足してるわよ?」

小春「私も鹿島さんと暮らすのは楽しいです」

鹿島「なら今はそれでいいのよ。変に目立って味方の中に敵を作る必要はないわ」

小春「そうですね…」


鹿島&小春「ごちそうさまでした」

小春「今日は鎮守府に行きますね」

鹿島「わかったわ〜。私も行くね」

小春「お願いします!」


皿洗いを済ませてから鎮守府に向かう。


小春 「今日の仕事は早めに片付けよう」

鹿島「それがいいわ」


加賀「おはようございます。小春ちゃん」

小春「加賀さんおはようございます!」

加賀「今日はあまり仕事はありませんからゆっくりできます」

小春「そうですか…ゆっくりできるのはいいことです」

加賀「また、仕事が終わった後に少しお話があります」

小春「お話…?わかりました」


執務中


金剛「取り敢えず加賀に仕事終わったら声かけてって頼んだからその時話すネ」

榛名「それがいいと思います!」


小春(お話ってなんだろう…なんか変なことしたっけかな…)

加賀(お花見…桜に小春ちゃん…いいですね…)


執務終了


小春「お昼までに終わっちゃいましたね」

加賀「ええ。そうですね…」

小春「そういえばお話ってなんですか?」

加賀「ちょっと待っててください。」

金剛達を呼びに行く


金剛「小春〜!お仕事お疲れ様ネ!」

小春「金剛さん…!ありがとうございます」

金剛「早速イイかな?」

小春「はいっ」

金剛「姫菜達がそろそろ帰ってくるからみんなでお花見しないネ?」

小春「お花見ですか…いいですねぇ…!」

金剛「いつやるネ?」

小春「うーん…姫菜さん達の退院日が…再来週の火曜日ですから…その日かその次の日でいいのではないのでしょうか」

金剛「退院日は忙しそうだしその次の日にするネ」

小春「そうしましょう!場所は…」

金剛「ちょうど桜並木の広がる広場が近くにあるからそこにするネ?」

小春「そうなんですか?じゃあお任せしていいですか?」

金剛「任せるネ!」

小春「ご飯系は間宮さんと鳳翔さんに頼んでおきましょうか…」

赤城「じゃあそれ私がやっておいてあげるわ」

小春「ありがとうございます!」

加賀「では私達は経費を管理しておきましょうか」

小春「そうですね…特に出来ることもないですし」


こうして鎮守府ではお花見会兼退院祝いの準備が始まった。

戦艦達は力仕事を行い、その他の娘達は飾り付けや照明などの準備をした。


小春「みなさん張り切ってますね…」

加賀「皆楽しみなのでしょう」

小春「私も楽しみです!」

加賀「私もですよ」


小春「当日の天気は良さそうですね」

加賀「ええ。その前にも雨は降らなそうなので散ってしまうこともないかと」


金剛「ブルーシート足りるカナ…」

鹿島「足りないんですか?」

金剛「うーん…数がギリギリになるかもしれないネ…」

鹿島「なら私が買ってきますよ」

金剛「本当…?ありがとネ!」

鹿島「いえいえ」


金剛「光源の数は足りるカナ…。発電機は…あるのカナ?」

執務室へ

金剛「小春ちゃーん!備品の数確認してもいいカナー?」

小春「はいっ!加賀さんに聞いて見ます。何を確認するんですか?」

金剛「発電機の数っていくつあるのカナ?」

小春「発電機ですね。わかりました!」

金剛「ありがとネ〜」


加賀 書庫で書類整理中

小春「加賀さーん。少しよろしいですか?」

加賀「どうかしましたか?」

小春「金剛さんが発電機の数を確認して来てほしいって言ってたので教えていただけませんか?」

加賀「えーっと…備品の書類は…これね。発電機は…6つね」

小春「6つですか。ありがとうございます」

加賀「もう少ししたら整理終わるのでそちらに行きますね」

小春「はいっ」


小春「金剛さーん!聞いて来ましたー」

金剛「ありがとネ!いくつあったネ?」

小春「6つだそうです!」

金剛「6つ…足りるカナ…」

小春「あとで明石さんたちに注文しておきます?」

金剛「それがいいかもネ」

小春「じゃあ私がやっておきますね」

金剛「ありがとネ!じゃあ私は持ち場に戻るネ」

小春「はいっ!頑張ってください!」


加賀「そういえば小春ちゃんは進路と言う奴はどうするんですか? 」

小春「そういえばそろそろ考えなきゃ