2016-11-25 00:03:48 更新

概要

※艦娘のキャラ崩壊、グロ要素多め。

「アマゾン細胞」に多少のアレンジをしています。


前書き

第二作目です。グロが書きたくて仕方なかったのと、「仮面ライダーアマゾンズ」が結構面白かったので組み合わせてみました。 クロスオーバーではなく、あくまで「アマゾン細胞」を艦これの世界に導入した感じで書いていきます。


序章



元帥「そうだ」


提督「聞いたこともないんですが…なんですかそれ?」


元帥「なんと言えばよいのか…簡単に言えば、近代化改修の1つだ。」


元帥「その細胞を艦娘に移植する事でさらなるパワーアップを行えるのだ」


提督「とは言いましても…そんな訳の分からない細胞を私の艦娘達には…」


元帥「君の鎮守府は…そろそろ厳しいんじゃないかね?」


提督「うぅ…」


元帥「資材的にも…装備的にも…君は運が悪いからねぇ…」


元帥「この実験が成功すれば…この戦争も終わらせられるし、」


元帥「君の昇進も間違いなしになる」


元帥「悪い話じゃないだろう?」


提督「はい…」


元帥「だったらやるしかないな」


提督「わかりました…」


元帥「いい返事だ、詳しいことはまた後で連絡する。」


提督「了解しました…では、私は失礼します…」


元帥「(この実験が成功すれば…ククク…)」


━━━━


提督「ただいま…」


川内「提督!おかえり!」


川内「元気ないけど…どうしたの?」


提督「(川内は一番信頼してるし、話してもいいか…)」


提督「実はな…」


そう言って提督は川内を執務室で二人っきりになり、今回の事を話した。


提督「私は怖いんだ…君たちがどんな目にあうか…」


川内「大丈夫だよ!大丈夫!」


川内「私達は一生提督についていくし!」


川内「何も怖くないよ!」


提督「ありがとう…その言葉だけで俺は…」ポロポロ


涙が止まらない、まだケッコンしてないが、もう少し練度があればケッコンしたい。


川内「泣かないで提督!明日皆に伝えようね!それより…」


川内「夜戦しない?」


提督「断る」グスッ


川内「もー!」


━━━━


提督「元帥からの連絡だ、私の所にこい?」


提督「不安だ…」


━━━━


元帥「よく来たな」


提督「はい…」


元帥「実験内容についてなんだが…」


提督「はい…」


元帥「君達の艦娘には、前も言ったように「アマゾン細胞」を移植してもらう」


元帥「この細胞は元々アマゾンという特殊生物の細胞なんだが、」


元帥「これを人間に移植していた」


提督「人間に…」


元帥「しかし、人間では理性を保つのは難しくてな、出来ても数人だけだ。」


元帥「しかし艦娘なら…耐えることが出来るかもしれない。」


元帥「ということだ。」


提督「でも実際…失敗すれば…」


元帥「深海棲艦の本拠地にでも送り込んで戦ってもらうかな、帰りは知らない。」


提督「そんな…ひどい…」


元帥「失敗すればの話だ、アマゾン細胞がもたらす効果は…」


元帥「身体能力を何倍にもはね上げさらに反射神経などの神経も向上させる。」


元帥「要は戦闘能力を高めるのだ」


提督「しかし…成功しても何かしら副作用とか…」


元帥「食べるものが変わるくらいかな。肉をかなり欲する。」


提督「それくらいなら…間宮さんに頑張ってもらおう…」


元帥「ふふ…これで説明は以上だ。まだ分からないことは多い。新たにわかったらメモでもしてくれたまえ」


提督「了解…しました…」


提督が帰ろうとした時…


元帥「喰われるなよ…」


提督「?」


微かに聞こえた声は提督には伝わってはいなかった。


━━━━

提督「ただいま!」


川内「おかえり!」


川内は秘書艦なので鎮守府に残しておいた。他の艦娘は遠征中だ。


川内「色々…教えて貰ったんだよね…」


提督「あぁ…」


川内「そろそろ皆帰ってくるから、食堂で話そうよ私も手伝うから!」


提督「ありがとう、色々と迷惑かけてすまない…」


川内「大丈夫、だって私、提督の秘書艦だし!」


川内「先にご飯食べちゃおうよ!」


提督「あぁ!」


これが川内との最後の食事だった。


━━━━


遠征から帰ってきた艦娘が一斉に食堂に集まる。アレを話すのには丁度いい。


提督「皆、聞いてくれ!」


島風「何?提督、話なら早く済ませてよね」


艦娘達からの軽いブーイングがあったものの、川内の協力で話を始めることが出来た。


提督「良く聞いてくれ、この中の一部の艦娘はアマゾン細胞の移植をしてもらう。」


赤城「アマゾン細胞?なんですかそれ?」


加賀「怪しいわね…」


提督「うぅ…今から説明するから」


私は元帥に聞いたことを包み隠さず話した。

食堂は静まり返ってしまった。


提督「強制はしないよ…ただ、この鎮守府を助けるつもりで…」


川内「私はやるよ、提督のためにね」


川内の言葉につられたのか、一部の艦娘が声をあげ始めた。


赤城「やります」


加賀「赤城さん!?」


赤城「だってこの鎮守府のためですもの…」


赤城「それに…なんだか美味しくなりそうですもの…お肉…」


加賀「はぁ…私もやります。」


この二人の決断につられ…


天龍「やるよ、俺」


天龍「強くなって、提督を怖がらせてやるよ!」


朝潮「私もやらせていただきます!」


朝潮「司令官のため…この身を捧げます!」


熊野「私もやりますわ」


鈴谷「熊野も!?じゃあ私も!」


長門「私もやろう、提督のためだ」


提督「皆…ありがとう…ありがとう…」


━━━━


後日、提督の元にアマゾン細胞が届けられ、元帥が直々に実験を視察する事になった。


元帥「よく決断してくれた、君と艦娘達は英雄だよ」


提督「いやそんな…」


元帥「それくらいのことなんだよ」


元帥「よし、お前達、艦娘達にアマゾン細胞を」


実験班「ハッ!」


実験班の人間達はアマゾン細胞を艦娘達の体内に移植した。


数分後…


実験班「移植完了しました!」


元帥「ご苦労」


提督「(妙にあっさりしてるな…)」


提督「皆!大丈夫か?」


川内「うん…大丈夫…少し眠いかな」


天龍「あぁ…ちょっと痛むが…すぐに良くなるさ…」


長門「なんだか眠いな…」


熊野「不思議な気分ですわぁ…」


鈴谷「なんか眠いしお腹もすいたし…ふわぁ…」


赤城「お肉食べたくて仕方ないんですが…」


加賀「赤城さん…私はちょっと眠ります…」


朝潮「うぅ…司令官…すみませんが休ませていただきます…」


元帥「おぉ…耐えたぞ!人間なら数分も持たないのに…!」


提督「良かった…」


元帥「君たちは本当に素晴らしい活躍をした。報酬は後で送っておく。」


提督「ありがとうございます。」


元帥「では私達はこれで…お前達、艦娘達を休ませてやれ」


実験班「ハッ!」


実験班達は艦娘達をベッドに運んでいった。


元帥「赤城くんには大量の肉を渡してやれ!」


それが終わると元帥は帰っていった。

帰って数時間後に大量の肉と資材が送られてきた。


提督「ん…?このスプレーは?」


「アマゾン細胞移植者を強制的に気絶させる」


提督「そうか…これで理性を失った被験者を…」


実験は無事に終了した。が、これから提督にとっての地獄が始まるのだった。


━━━━


第一章


数時間後…


提督「そろそろ皆起きたかな…?」


提督「(いつ理性を失って襲いかかられるか分からない…準備しておこう…)」


提督は軍刀と例のスプレーを持って、彼女達の元に向かった。


青葉「…」


━━━━


提督「皆、おはよう」


川内「あ、提督!おはよう」


挨拶を返してくれたのは川内だけであとは寝ぼけた様子だった。


提督「皆、大丈夫なのか?」


川内「まぁ一応はね、特に大したこともないよ。」


川内「でも…」


川内「ちょっとお腹すいたかなぁ…?」


提督「あぁ…皆連れて食堂に来てくれ、肉、用意しておくよ!」


赤城「お肉ですか!?嬉しい…」


肉と聞いて赤城はすぐにベッドから降りた。寝る前に食べたはずだが…


提督「ははは…」


━━━━


提督「間宮さん、肉、用意出来そうですか?」


間宮「はい、もちろん。」


提督「元帥からこの肉以外食べさせるなと言われてるんだよなぁ…」


提督「他の艦娘と別の物作らせてしまってすみません」


間宮「いえいえ、私は大丈夫です。でも…」


提督「?」


間宮「この肉…ちょっと変わってるんですよね」


提督「なにがですか?私達には普通の肉にしか…」


間宮「そう見えるんですが、私には何かしらの違和感があるんです…」


提督「違和感…ですか」


間宮「はい、それが何なのかはわかりませんが…」


川内「皆を連れて来たよ!」


提督「おお、皆無事か?」


川内「うん」


天龍「腹減った…美味そうな匂いしてるなぁ」


食堂の内には肉の匂いが漂っていた。確かに肉の匂いだが嗅いだ事のない匂いだった。


提督「(アマゾン用の肉なのかな…?)」


間宮「出来ました~」


━━━━


鈴谷「美味しー!なにこれ初めてだよこんなの!」


熊野「確かに、正直神戸牛の何倍も…」


赤城「そうでしょう!凄く美味しい…おかわり!」


加賀「美味しい…」ボソッ


長門「確かに美味い…カレーにしても良さそうだ」


今日は単純にステーキである


朝潮「司令官も一緒にたべませんか?凄く美味しいですよ!」


提督「いや…私はいいよ」


提督「(これを食べたら戻ってこれないような気がする…)」


天龍「これ食ったらなんだか戦いたくなるなぁ…出撃していいか?」


川内「確かに!夜戦したいなぁ…」


提督「そうか…よし、わかった。作戦を考えておくよ」


提督「実践テストだな…私も行くよ」


朝潮「司令官の護衛は私にやらせて貰ってよろしいでしょうか?」


提督「あぁ、いいよ」


━━━━


食事も終わり…


提督「作戦は…そうだなぁ…」


提督「ちょっと強い深海棲艦に挑んでみるか…」


自分はへっぽこなので、2ー4を攻略した事は無かった。せっせと建造とレベリングをして準備をしていたのだが…


川内「提督!作戦決まった?」


提督「あぁ!」


━━━━


提督「よし!出撃!皆無事帰ってこいよ!」


朝潮「司令官、早くボートに」


提督「あぁ、」


朝潮「私が引っ張りますので捕まっててくださいね」


提督「あぁ…って、速いな…」


朝潮「なんだか…身体が軽いっていうかなんというか…」


提督「(駆逐艦といってもここまで速いのか?

装備を改良したわけでもないのに…)」


川内「敵艦発見!」


提督「(敵は…巡洋艦隊といったところか…eliteもいるな…)」


天龍「遅せぇんだよ!」


長門「いつもと違うな…なんだか別の艦娘になった見たいだ…」


一瞬で勝敗はついてしまった。誰も傷つくことはなく、S勝利だった


提督「凄いな…想像以上だ…MVPは長門か」


鈴谷「なんか敵弱くなってない?」


熊野「確かに…動きがゆっくりに見えるというか…」


赤城「艦載機を出すまでも無かったわね…」


加賀「直接殴りにいった方が良さそうな気がします」


川内「この調子で敵の主力を…」


━━━━

この後の戦闘でも無理なく終了し、全く勝てなかった敵主力艦隊との戦闘になった


ル級「コリモセズ…マタキタカ…」


長門「今までの私達とは違うからな…グルル…」


長門が唸り声とともに砲撃を開始した。


他の艦娘達も続いて砲撃を行った。


赤城「発艦!」


加賀「行け…」


赤城達も発艦をを開始した。


ヲ級「…」


深海棲艦達も発艦を開始し、拮抗状態になった。


加賀「(埒が明かない…)」


赤城「加賀さん!?」


加賀が弓をすてヲ級に接近戦を仕掛けたのだった


提督「(おい!なにを考えて…)」


深海棲艦達は加賀に一斉に砲撃を開始したが…


加賀「(遅い…)」


砲撃を見事にかわし…ヲ級の目の前まで接近し…


加賀「…」


ヲ級「ヲ…ヲ…」


心臓をヲ級から無理やり抜き取り…それを…


加賀「ふん…」


グシャ…と片手で握り潰した


ヲ級「ヲ…」


ヲ級はそのまま海へと沈んでいった。


深海棲艦と艦娘達は返り血を浴びた加賀を見て時が止まった様になった。


提督「マジか…」


加賀「あなた達も出来るはずよ、正直砲雷撃戦より速い」


天龍「だったら…!オラァ!」


天龍も装備をすて、チ級に接近し…


ザシュ…と首を切り落し…更に身体を真っ二つにして海に沈めた。


天龍「敵の砲撃も気にならねぇな…傷もなんか知らないうちに治ってやがる…」


熊野「お下品ですけど…提督のためなら…」


熊野も砲撃をかいくぐり、ル級の目の前で砲撃、ル級の身体は肉片と化した。


朝潮「凄い…これが…アマゾン細胞の力…」


川内「お次は待ちに待った夜戦ね…」


ル級「イ…イヤ…」


川内「逃がさないから!」


川内もル級に接近、殴り倒し、心臓をえぐりとった。


赤城「グルル…」


赤城も弓を捨て、ヲ級の喉元を手刀でえぐった。


赤城「夜戦でも戦えるなんて…ふふ…」


鈴谷もル級に接近し、砲撃を浴びせた後、臓器などに再度砲撃した。


川内「終わった~案外弱かったね」


長門「接近され驚く深海棲艦はなかなか楽しめたな…」


天龍「アマゾン細胞…これ改二より強いな…」


赤城「お腹空きましたね…」


加賀「そうですね」


熊野「アマゾン細胞なら許される戦い方ですわね…」


鈴谷「だよねー久々に楽しかった!」


朝潮「(私もこんなふうになれるなんて…早く戦いたい…)」


提督「(強すぎる…)」


血まみれのまま笑う彼女達を見て、提督は何回も吐いた。


朝潮「帰投するみたいですよ、私達もかえりましょうか」


提督「あぁ…おぇ…」


━━━━

提督「この事を元帥に報告だな…」


青葉「司令官…」


提督「おぉ、青葉か、どうかしたか?」


青葉「アマゾン細胞の研究…協力してもいいですか?」


提督「えぇ!?なんで急に」


青葉「司令官が困っているのを見ていて…見ていられなくなって…」


提督「そうか…なら、よろしく頼むよ」


青葉「本当ですか!?ありがとうございます!」


提督「明日、肉貰うのと報告に行くけど、来るか?」


青葉「もちろんです!」


━━━━


元帥「青葉くんも一緒なのか?」


提督「はい…」


元帥「ふふ…まぁいいだろう、肉のほうは後で送っておくよ。」


提督「わかりました。今回の戦闘についてなんですが…」


提督は今回の戦闘のことを話した。


元帥「ほう、砲撃や発艦を捨てて生身や刀で戦ったと?」


提督「はい、私も、驚いて仕方ありませでした…」


元帥「これは興味深い事だ…艦娘とアマゾンの境目がわからなくなってきたな…」


提督「アマゾン?」


元帥「言って無かったか、アマゾン細胞のみで作った生物だよ…」


青葉「化け物にしか聞こえない…」


元帥「確かにな、彼女達はアマゾン細胞を移植したから、いわゆるハーフって奴さ。」


元帥「今私は建造の資材に大量のアマゾン細胞を混ぜて完璧なアマゾン艦娘を作ってやろうと思うんだ」


提督「アマゾン艦娘…!?」


元帥「今からその実験をするところだ。ついてこい。」


提督「はい…青葉も来るか?」


青葉「はい、もちろん!」


青葉「写真撮ってもいいですか?」


元帥「すまないが今回は無しでたのむ、極秘なんでな」


青葉「うぅ…」


提督「(この実験…嫌な予感しかしない…)」


第一章、完

━━━━


第二章


提督達は実験場に向かっていた


元帥「私達は今軽巡洋艦のレシピにアマゾン細胞を混ぜている」


元帥「戦艦や空母じゃあ資材の消費が激しいし、駆逐艦じゃ身体が持つか不安でな」


元帥「だから、一番丁度いいのは軽巡洋艦か重巡洋艦なんだよ」


提督「妖精さんに建造させるんですか?」


元帥「いや、建造は実験班が行う、妖精さんじゃアマゾン細胞の知識がないからな」


元帥「近いうちに教育をするつもりだ」


提督「(妖精さん達が一斉に講義を受けるのはなかなか面白いな…)」フフッ…


青葉「…」カキカキ


提督「青葉どうした?」


青葉「話してる事をメモってるんです、艦娘である私達にとって重要な事なんで…」


元帥「君の艦娘は優秀だな…」


提督「あ、ありがとうございます」


元帥「そろそろ着くぞ、アマゾン細胞の真の力を見せてやろう」


━━━━


鎮守府


川内「あの出撃以来…出撃がしたくて仕方ない…」


川内「深海棲艦を自分の身体で殺すと…生きてるって感じがする…」


━━━━


長門「アマゾン細胞…私はとんでもないものを取り込んだかもしれない…」


長門「確かに…私の戦闘能力は飛躍的に上昇した…」


長門「もうフラッグシップなんて怖くもない…」


長門「だが…いつも腹が減って仕方ない…またあの肉でも食うか…」


━━━━

天龍「提督は…俺の事どう思ってんだろうな…」


天龍「俺は確かに強くなったし…提督の役に立っているはず…」


天龍「提督…」


━━━━


朝潮「今回の出撃は提督の護衛だけだったけど…」


朝潮「強くなった気がします…」


朝潮「今私は何故か…深海棲艦を倒したいじゃなくて…」


朝潮「喰らいたくなってるんです…」


━━━━


赤城「アマゾン細胞を入れて以来…私が消費する資材が凄く減りました…」


赤城「前まで提督は私のボーキの消費量に手を焼いてたけど…」


赤城「もう…ボーキなんて要らないし…美味しくもない…」


赤城「お腹空いたなぁ…」


━━━━


加賀「もう五航戦の子は文句なんて言って来なくなった…」


加賀「しかもアマゾン細胞に興味を持ち始めてる…」


加賀「あの子と同じになる…少し頭にきますね…」


加賀「もっと強くなるには…」


━━━━


鈴谷「ノリでアマゾン細胞入れちゃったけど…」


鈴谷「案外悪くない…」


鈴谷「でも…食欲が抑えられないのが困るなぁ…」


鈴谷「でも太らないし…あの肉なんなんだろ…?」


鈴谷「まさかアマゾン細胞ってダイエットにも効果が…?」


━━━━


熊野「アマゾンの戦い方…」


熊野「砲撃や雷撃より勇ましくて…」


熊野「ハマってしまいましたわ…」


熊野「もっと勇ましい攻撃は…」


熊野「考えただけでこんなに興奮してしまいますわ…」


━━━━


元帥「ここが実験場だ」


提督「おお…」


青葉「うわぁ…」


そこには異様というかなんといえばいいか分からない程おぞましい光景が広がっていた


元帥「まぁ…少し古い実験の後が残っているからな…掃除しなければ…」


元帥「実験班!今からアレを始めるぞ!」


実験班「了解しました!」


返事した後、実験班は資材とアマゾン細胞を運んでいく


実験班「資材運搬完了!」


元帥「よし、今から建造を行う、建造を担当する者は私についてこい!」


提督「元帥もやるんだ…」


青葉「あの人、元研究員だったらしいです」


青葉「艦娘のことに関してはプロフェッショナルですよ」


提督「なるほどなぁ…」


元帥「レシピは軽巡洋艦をベースに行う、駆逐艦が出来そうなら中止し、爆破せよ」


提督「爆破!?なんてことを…」


実験班「予想建造時間がでました、軽巡洋艦で確定です」


実験班「恐らく球磨型かと…」


元帥「よし…アマゾン細胞を流し込め」


実験班「了解…」


実験班はアマゾン細胞を流し込む、艦娘の身体になるであろう部分が荒々しく変化していった


青葉「深海棲艦のようで違うような気がします…なんだか…獣みたい…」


提督「もうすぐか…」


元帥「(よし…もうすこしの辛抱だ…)」


━━━━


実験班「建造完了しました!」


元帥「ふぅ…」


提督「これが…」


青葉「完璧なアマゾン艦娘…」


それは艦娘とはかけ離れていた…球磨型である事はわかるが誰なのかは全く分からなかった。


元帥「自分が何者か分かるか?」


艦娘?「ワ…カラナイ…ココハ…チンジュフ…?」


元帥「いや、ここは鎮守府ではない…」


艦娘「ワタシはカンムスデハ…ナイ…ノカ?」


元帥「そうかも知れないし、艦娘かもしれない…」


提督「ん…?」


提督は取れかけの眼帯を見つけ、確信した、


提督「彼女、木曽ですよ!木曽!」


元帥「木曽なのか、お前の名前は木曽らしいぞ」


木曽「ソウ…ナノカ?」


元帥「ああ」


提督「(木曽の一人称は俺だったはずだが…性格も変わるのか…)」


木曽「ワタシハ…ナニヲスレバ…」


元帥「お前はこの後、色々な実験や質問をするからな、覚悟しておけよ」


木曽「リョウ…カイ」


青葉「…」カキカキ


━━━━


この後木曽だと思われる艦娘は1号と呼ばれ実験やアマゾンとして色々な質問を受けた


元帥「これで全部だ。お疲れ」


木曽「ハラが…」


元帥「そうか…よし、あの肉を用意しろ、多めにな」


元帥「(まだ目覚めてなければいいが)」


元帥「お前達はもう帰って構わないぞ」


提督「はい、今日はありがとうございました」


青葉「ありがとうございました」


提督「でも最後に…」


元帥「?」


提督「木曽と話をさせてくれませんか?」


元帥「構わないが…気をつけろよ?」


元帥「危険が多いからな」


提督「分かってますよ」


提督「青葉は帰って皆にアマゾン細胞について話してくれ」


青葉「了解しました!」


そういうと青葉は猛ダッシュで実験場を後にした。


━━━━━━


提督「さて…木曽だったかな?」


木曽「ソウダ…」


提督「調子はどうだ?」


後書き

これで一応序章は終了です。次からはグロ要素を含みます。
序章と言えば仮面ライダーシンですが序章のままでは終わらせません!(2016/11/20)

ここまで書いてみると自分の実力の無さがよくわかる…人気作品を読んで勉強する日々です…ここからはグロも多くなるのでよろしくお願いします~2016/11/24


このSSへの評価

このSSへの応援

2件応援されています


SS好きの名無しさんから
2016-11-28 05:52:58

SS好きの名無しさんから
2016-11-25 02:07:55

このSSへのコメント

4件コメントされています

1: ジャギ兄 2016-11-20 18:05:41 ID: dF5Q8BhC

この艦娘だして!ってリクエストあったら教えてください!

2: SS好きの名無しさん 2016-11-28 05:54:09 ID: nkQqDMV2

加賀さん

3: SS好きの名無しさん 2017-01-13 16:52:41 ID: n46qxT1s

更新してー!

4: SS好きの名無しさん 2017-01-28 10:20:51 ID: Xi7mhtT8

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