2017-06-24 06:11:26 更新

概要

この作品は作者の許可なしにお使いしたものです
一度連絡を入れたんですが返答が帰ってこなかったのですが、自分はこの作品を気に入り続きを書きたいと思い書きました
何かあり次第即削除致します


前書き

この作品はsora様と言う方の作品の続きを書いたものです
許可は取っていません
自分は文学に関しては得意と言える方ではないのでそこはお許しください











提督室



コンコンッ


提督「…誰だ…」


大淀「大淀です、入ってもよろしいでしょうか?」


提督「チッ…ああ、入ってくれ…」


大淀「失礼します(えぇー!?何で舌打ちされたの!?)」


提督「…何の用だ…」


大淀「上層部から、この前の作戦についての書類が届きました」


提督「そうか…他には?」


大淀「いえ、特には…」


提督「じゃ出ていってくれ」


大淀「…わかりました」バタン








通路ー提督室前



バタンッ…


大淀「(何であんなに提督は人が嫌い何ですかね…?)」 タッタッタッ…


明石「おや、大淀さん、どうされました?」タッタッタッ


大淀「いえ、提督がなぜ彼処まで人嫌いなのかを知りたいだけです」


明石「そういえば、提督って極度の人嫌いですねぇ?」


大淀「はい、なので提督の過去を知りたいんです」


明石「私も提督の過去は興味がありますねぇ」


大淀「こんなことは言いたくないのですが、提督の過去を探るのを手伝ってくれますか…?」


明石「えぇいいですよ?私も提督の過去が気になってきましたし」


大淀「ありがとうございます」ペコッ


明石「頭を下げないで下さい 私は好きでやっているんですから」


大淀「わかりました」


明石「それで、一体誰からあたりますか?」


大淀「そうですね…初期艦の吹雪さんをあたるのはどうでしょう」


明石「いいですね 初期艦だったら色々知っていそうですしね」


大淀「それでは早速聞いてみましょう」


タッタッタッ…








倉庫ー資材保存庫



吹雪「えっと、これはこっちに…」 資材の整理を行っている


コンコンッ


吹雪「はーい!どなたですか?」


大淀「大淀です 吹雪さんに聞きたいことがありまして」


吹雪「大淀さんですね?入ってどうぞ」


ガチャッ


大淀「失礼します」


明石「失礼しますね」


吹雪「あ、明石さんも一緒なんですね それで、何を聞きにきたのですか?」


大淀「実は提督が人嫌いになった理由について知りたいんですが…」


吹雪「」ピクッ


大淀「? 吹雪さん?」 吹雪か眉を動かしたのに気づく


吹雪「いえ、気にしないで下さい それと大淀さん その質問なんですが答えることは出来ません」


大淀「どうしてですか?」


吹雪「どうしてもです」


明石「そこをなんとか!」ドケザッ!


吹雪「明石さんが土下座しても無駄です これ以上このことを聞くつもりなら、いくらお二人でも容赦出来ませんよ」ギロッ


大淀「…わかりました」


明石「ここは諦めましょう」


大淀「…それでは、失礼しました」


パタンッ…










大淀「こわっ!何ですかあの駆逐艦!戦艦並の眼光でしたよ!?」


明石「落ち着いて下さい大淀さん」


大淀「いやいや、不知火さん並の眼光でしたよ!?」


明石「まあ、私達も知ってほしくないことを知ろうとしているのですから?」


大淀「まあ、確かに知ってほしくないことは私にもありますが…」


大淀「あそこまで人嫌いでいられるとこれからの業務に支障がでるんですよ」


明石「確かにそれは困りますね」


大淀「ということで!次は提督が用事で出掛けたときに集まるとしましょう!」


明石「あくまで諦めるつもりはないんですね…」


大淀「それじゃ、一旦解散です!」












とある日ー通路



提督「…大淀」


大淀「はい、何か?」


提督「…これから俺は会議がある 帰りは遅くなるだろう その間俺の私室には誰にも入れないでくれ…もちろんお前も入るな わかったな」


大淀「お任せ下さい(提督には悪いですが、入らせて頂きますね)」


提督「…それでは、行ってくる」


大淀「行ってらっしゃいませ」


タッタッタッ…


大淀「…さて、行きましたね それでは明石さんを呼んで早く調べましょう?」


タッタッタッ…






提督の私室近く通路(明石を呼んで向かう途中)



タッタッタッ…


明石「…そういえば、大淀さんって提督の私室に入ったことはあるんですか?」タッタッタッ…


大淀「いえ、私も長いこと関わってはいますが一度も提督の私室には入ったことはありません」タッタッタッ…


明石「ということは…誰も知らない秘密を解き明かすことが出来るのですね!」


大淀「そ、そうですね…」


明石「あ、これが提督の私室の扉ですか?」


大淀「えぇ そうだと思います」


明石「じゃ、早速…」ガチャッガチャッ


明石「あれ?開かない」


大淀「鍵がかかっているのでしょう 誰にも入られたくないのでしょう…」


明石「そんなときは~?マスターキー!」チャラッ どこからともなく鍵を取り出す


明石「それじゃ開けてやりますよ~!」


ガチャッ


明石「よし!開いた!」カチャッギィィ… 扉を開ける


大淀「えっと、部屋の中はっと…」タッタッタッ…


大淀「あ、あと扉に鍵を閉めてください 出来る限り音をたてずに動いて下さいね?」


明石「わかりました」パタンッ…ガチャッ 鍵を閉める


大淀「それでは提督の人嫌いな理由を見つけ出しましょう」


明石「はい!」








提督の私室ー捜索して数時間…



大淀 「うーん…特にこれといったものはありませんね?私室を探せば何かあると思ったんですが…」ガサガサ…


明石 「そうですね 日記なんかあれば1番手っ取り早いんですが…」ガサガサ…


大淀 「…おや、これは…?」ガサガサ…スッ 書類などがしまってある棚から少し厚い1冊の本を取り出す


明石 「なにか見つけましたか?」


大淀 「…この本 なにかおかしくありませんか?」スッ 明石におかしいと思う本を見せる


明石 「っえ?…あれ、なんか変ですね これ…本ですか?」


明石達が見たものは、本の形をしているが天(頭=本の最上部)が一枚一枚になっていなく、まとまっていた


大淀 「いえ、これは本ではないと思います おそらくこれは…」


パカッ 本と思われるものを開くと、そこには一冊の本が入っていた


明石 「…ダミーですか 本の形をした箱とはなかなか手の込んだことをしてますね?」


大淀 「この本は日記帳でしょうか?かなり使い込まれている形跡があります」


明石 「…そこに提督の過去が書いてあるんでしょうか?」


大淀 「…見てみましょう」ペラッ



〇月×日


「あぁ…今日もあいつらがきた 本気で腹立つ…苛正しい、苛正しくて頭が痛い なんであいつら生きてんだよ 早くしねばいいのに…いっその事殺してやろうか?いや、それをやったら人間の野郎どもがうるさいからやめておこう まったく、ほんとふざけた世界だ なぜあんな奴らを野ざらしにする必要がある 野ざらしにする意味がわからん ほんと今日は厄日だ っち!」



〇月×日


「…あぁ 今日も頭が痛い いや、正確に言えばいつも痛いか 痛くない日なんて存在しなかった あいつらが生きてるせいで俺はいつも頭痛がしてたまらない なんであいつら生きてんだよ まじでおかしい あいつら生きてる価値ないのに…」



〇月×日


「…もういやだ またあいつらがきやがった ほんとにいい加減にしろよ まじで苛立って胃に穴が開きそうだ なんであいつら来るんだよ マジで殺してぇ」



〇月×日


「…以下同文 もう書くことすらない 書き続けてもなんの意味もない 変わりないことを書き続けてもなにも楽しくない もう書くのをやめよう また変わる時があったらなにか書き入れるとしよう そうならない限りは以下同文と書き続けよう」


〇月×日



「以下同文」



大淀 「…あいつらが来たとは一体誰のことでしょうか 文章に必ず書いてありますが」


明石 「名前などが書いてませんからね?誰かわかりませんね」


大淀 「他のページも以下同文としか書いてませんね これではなにがあったかわかりません」ペラッペラッ… ページをめくっていくが同じ文しか書かれていない


明石 「…他に探した方が良さそうですね」


大淀 「そうですね 他を探しましょう」パタンッ


…カチャカチャッガチャッ


大淀&明石 「「っ!」」サッ 大淀はすかさず後ろに日記だと思われるものを隠す


吹雪 「…なにやってるんですか?お二人とも しかも提督の私室で?」鍵を使って中に入ってくる


大淀 「いっいえ!?別になにもしてませんよ!」


明石 「提督の部屋を掃除しようとちょっと中にいただけですよ!?」((((;゚Д゚)))))))アワワワ


吹雪 「掃除しなくて結構です 早く司令官の部屋から出てください」


大淀 「わっわかりました 行きましょう明石さん」


明石 「はっはい!」


タッタッタッ… 部屋から出ていこうと…


ガシッ


大淀 「っ!」ドキッ!! 肩を掴まれる


吹雪 「…大淀さん さっきから後ろに隠しているものはなんですか?なにかのノートに見えますが」


大淀 「っえ!?あっこれは…その…」


明石 「そっそれより吹雪さん!この後の作業はどうなってるんですか?私達何も聞かされていないんですが」


吹雪 「明石さんはいつも通り工房で換装の設備です 大淀さんは全体的に鎮守府の状況確認をして記録した書類を私に提出してください」


明石 「わっわかりました!それでは作業に入りましょう大淀さん!」


大淀 「はっはい!」


タッタッタッ!!…


吹雪 「…」
















明石 「はぁ…はぁ…なんとかごまかせましたね」ハァ…ハァ…


大淀 「そっそうですね…おかげで助かりました ありがとうございます明石さん」ハァ…ハァ…


明石 「いえ、私も強引に話しを終わらせたのでまだ平気とは言えませんよ もしかしたら後を付けてたり…」クルッ… 後ろを振り向く


大淀 「…来てる様子はありませんね?」


明石 「みたいですね 今は大丈夫みたいですね?」


大淀 「はぁー…それにしても、これどうしましょう?」


明石 「急に吹雪さん入ってきましたからね しまってる暇がありませんでしたね」


大淀 「戻さないとなくなったことがバレたら真っ先に疑われるのは私たちですからね 吹雪さんに見られてしまったので…」


明石 「…確かにそうですね 早く戻さないとまずいですね?」


大淀 「とりあえず、吹雪さんが部屋から出て行ったらすぐ行きましょう」


明石 「そうですね」 タッタッタッ…


不知火 「なにがそうなんですか?」タッタッタッ…


大淀 「っ! 不知火さん」


明石 「あぁいえ!別になんでもないですよ?不知火さんにとってはくだらない話ですから!」


不知火 「そうですか?それならいいんですが」


大淀 「不知火さん 少しお聞きしたいことが」


不知火 「なんでしょうか」


大淀 「確か不知火さんはここへ来たのは最初の方でしたよね?提督の過去のことをなにかご存知だったりしませんか?」


不知火 「…」


明石 「…知ってるんですか?」


不知火 「…知らないと言ったら嘘になりますが正直、話す気になれません」


大淀 「なぜですか?」


不知火 「話すなと言われていますからです …それに、正直あのような事が会ってなぜ司令官をやっているのかがわかりません なぜこのような仕事を…」


明石 「…っえ?」


不知火 「かなりひどいことがあったとだけ答えておきます それ以上は私の口からでは言えません」


大淀 「…わかりました それだけでも教えてもらいありがとうございます」


不知火 「いえ、それでは私はこれで」タッタッタッ…


明石 「…かなりひどい事があった、ですか 余計に気になりますね?」 タッタッタッ…


大淀 「そうですね 今の発言を聞いて、さらに気になってきましたね」


明石 「…どうしますか まだ調べますか?」


大淀 「もちろん調べます 提督の過去を知るまでは調べ尽くします」


明石 「バレたら解体されるかもしれませんよ」


大淀 「…」


明石 「…まっその時はその時で受け入れるしかありませんけどね?友は道連れと言いますからね」


大淀「明石さん…」


明石 「とりあえず その日記と思われるノートを気づかれないうちに片付けないといけませんね」


大淀 「そうですね 提督は遅くなると言っていたので時間はまだあります」


大淀 「吹雪さんが提督の私室から離れてくださればすぐしまいに行けるので明石さんは吹雪さんが行ったかを見てきてもらえないでしょうか?」


明石 「わかりました もし吹雪さんが提督の私室に行こうとしてたらなんとかするのでその間に戻して来てください」


大淀 「わかりました それではお願いします」


明石 「はい!」


タッタッタッ…


大淀 「…上手く行けばいいですが…」













提督の私室近く通路



明石 「…」タッタッタッ…


明石 「(…なんでしょうか この感じ…)」タッタッタッ…


明石 「(提督の私室へ向かおうとするとなんか嫌な感じがしてきます…)」タッタッタッ…


明石 「(…もしかして、まだ吹雪さんが居るのかな?)」タッタッタッ…


タッタッタッ…


明石 「…いない もうどこかに言ったんでしょうか?」キョロキョロ 提督の私室の前に到着するが吹雪の姿は見当たらない


明石 「(今なら大淀さんを呼んで日記を戻せそうですね?)」


明石 「(…一応中も確かめておきますか?鍵はかかってると思いますが」スゥ…


ガチャッ


明石 「…っえ?鍵が空いてる…」ギィィ…


ガシッ!!


明石 「っ!?」ドアを開けた瞬間腕を掴まれる


吹雪 「…待ってましたよ 明石さん」ギィィ… 提督の私室から手を伸ばして明石の腕をつかむ


明石 「ふっ吹雪さん!?」


吹雪 「あなたが来ることはわかっていましたよ 大淀さんも来ると思っていたんですが…まぁいいでしょう」


吹雪 「今すぐ司令官の日記帳を渡してください 今渡せば司令官にお伝えしないことを約束しましょう」グググッ!!


明石 「いだだだだだっ!!!!吹雪さん!握り閉めてる力が強いです!」ギュゥゥッ!!


吹雪 「なら今すぐ渡してください 渡せば離します」


明石 「私は持ってません!持ってるのは大淀さんです!!うぅ腕が折れる!!」ミシミシッ!!


吹雪 「今大淀さんはどこに?」


明石 「呼べば来るはずです!大淀さん今すぐ来てくださーい!!」 タッタッタッ!!…


大淀 「今向かっています!」タッタッタッ!!…


大淀 「申し訳ありません吹雪さん!提督の私室から勝手に日記帳と思われるものを持ち出してしまって お返ししますので明石さんを離してください!」スッ 日記帳を渡す


吹雪 「…確かに司令官の日記帳ですね?いいでしょう お離します」スッ… 明石の腕を離す


明石 「いーたたたたたっ!本気で折れるかと思いました…」ズキズキッ…


吹雪 「…」スッ 提督の日記帳を受け取る


大淀 「明石さん大丈夫ですか!?怪我とかしていませんか!」


明石 「だいじょうぶです 折れるかと思いましたが大淀さんのおかげでおられずに済みました」イタタッ


吹雪 「…ちなみに聞きますが 日記の内容はお読みになられたんですか?」


大淀 「…」


明石 「…」


吹雪 「…どこまで見たんですか?教えてもらえないでしょうか」


大淀「…最初の今日もあいつらが来たと言う所から以下同文が複数ページに書き込まれている所までは見ました」


吹雪 「本当ですか?」


明石 「本当ですよ 嘘はついてません」


吹雪 「…わかりました 信じましょう」


吹雪 「ただし、この日記帳に書かれていた内容は誰にも話してはいけないという事だけは覚えておいてください もし話したら…」


吹雪 「【処刑されると思ってください】」


大淀&明石 「「っ!」」


吹雪 「それとこれ以上司令官の過去を調べようとするのはやめてくだい もしやめないと言うなら私直々にあなた達がやめると言うまで拷問をかけます いいですね?」ギロッ


大淀 「…わかりました」


明石 「了解です…」


吹雪 「では、私は提督が帰ってくる前に日記帳を片付けるのでお二人は仕事に戻ってください」ガチャッ


タッタッタッ…パタンッ


大淀 「…」


明石 「…駆逐艦なのに本当に怖いですね?まだ調べようとするなら吹雪さん自身が拷問をするなんて…」


大淀 「ほんとですね 睨まれた時は今すぐにでも殺されるんじゃないかと思いましたよ」


明石 「…どうしますか?まだ調べますか?」


大淀 「…とりあえず今は持ち場に戻って仕事をしましょう 夜また集まって話しをしましょう」


明石 「わかりました」


大淀 「それでは一時解散です」


明石 「はい!」


タッタッタッ…


…ガチャッ


吹雪 「…」大淀達の後ろ姿を見てる


ギィィ…パタンッ













夜ー大淀の部屋



大淀 「…」カリカリ… 報告書をまとめてる


コンコン


アカシデス ナカニハイッテモイイデショウカ?


大淀 「いいですよ 中に入って」


シツレイシマス


ガチャッ


明石 「…」タッタッタッ…パタンッ


大淀 「あっ鍵も一応閉めといてくれませんか?なにかあった時困るので」


明石 「あっはい わかりました」ガチャッ


大淀 「適当に座ってください どこでもいいですよ?」


明石 「そうですか?それではベッドに腰掛けちゃいますね」ヨット ベッドに腰かける


大淀 「…誰も近くには来てないですよね?」


明石 「一応警戒しながら来ましたがとくに誰も」


大淀 「…そうですか なら話しても平気ですね」


大淀 「明石さんはまだ提督の過去を調べたいと思いますか?私は調べたいと思いますか」


明石 「…本気ですか?これ以上調べて、吹雪さんにバレたら殺されますよ?」


大淀 「確かに殺されるかもしれないわ…でも、それでも調べたいんです」


大淀 「提督は過去になにがあったのか…提督がなぜあそこまで人間を嫌うのか それを知りたいんです」


明石 「…考えをなおす気はないみたいですね?」


大淀 「ありません 明石さんはもうやらないなら私だけでも調べます」


明石 「誰がやらないと言いましたか?」


大淀 「…っえ?」


明石 「友は道連れと言うじゃないですか 私も最後まで調べさせていただきますよ!」


明石 「それにバレたら処刑されると言ってましたが艦娘なんですから沈んだと思えばいいだけの話です なにも怖がることはありませんよ?」


大淀 「…明石さん…」


明石 「死ぬ時は一緒です!なので一緒に調べましょう!」


大淀 「…はい!」


コンコン


大淀&明石 「「っ!?」」ビクッ!!


…シグレダヨ キョウノショルイヲモッテキタヨ


大淀 「っえ!?あっし、時雨さん?いいですよ 中に入って?」


シツレイシマス


ガチャッ


時雨 「…あれ?明石さんも来てたのかい?」


明石 「はっはい!ちょっと用があったので来ていました!」ドキドキ…


時雨 「そうなんだ」


大淀 「時雨さん 書類を提出しに来たついでにちょっとお時間いいですか?」


時雨 「なんだい?」


大淀 「実は提督の過去のことなんですが…」


時雨 「…提督の過去?」


明石 「はい 私たちで提督の過去を知ろうとしてるんですが…なにか知ってることはありませんか?」


時雨 「うーん…悪いけど僕はわからないな たしかに提督は過去になにかあったみたいだけど、何か知ってるかと言われたらなにも」


大淀 「そうですか…それなら仕方ありませんね?お時間を取ってすみません」


時雨 「いや、それは別にいいんだけど…なんで提督の過去なんて知りたいんだい?」


明石 「なんとなく気になるんですよ なぜあそこまで提督は人間嫌いなのかを知りたいんです!」


大淀 「あそこまで人間を嫌っているのになぜ提督をやっているのかを知りたいんです」


時雨 「…なるほど?たしかにそれは気になるね」


明石 「時雨さんも一緒にどうですか?私たちといっしょに調べませんか?」


時雨 「…そうだね?たしかに提督が人間嫌いなのは知ってたけど、なんで人間嫌いなのに提督をやってるのか気になるね?」


明石 「それじゃ!」


時雨 「でも、調べても平気なのかい?まして提督の過去を調べたりしたら何か言われるんじゃないかい?」


大淀 「…」


明石 「…」


時雨 「…どうしたの?2人して黙って…」


大淀 「…いえ、その…」


明石 「…なかなかするどいですね?時雨さん まさにその通りですよ」


時雨 「っえ?」


大淀 「…じつは、私達2人で調べてたところを吹雪さんにバレてしまって…」


明石 「これ以上調べるようなら吹雪さん自ら拷問をかけると言われたんです」


時雨 「っえ!?吹雪から拷問を!?」


大淀 「私たちが調べるのをやめると言うまでやり続けると言ってました その時の吹雪さんの目は本気でしたのでおそらく本当にするかと思われます」


明石 「駆逐艦なのに凄い眼光でしたよ?たとえで言うなら不知火さんみたいな眼光をしていましたよ」


時雨 「…たしかに不知火の睨みはかなり怖いね?僕もあまり見たくはないな…」


大淀 「無理にとは言いません いやなら断ってもいいんですよ?」


明石 「まぁ私たちはバレる覚悟でやりますけど!」


時雨 「…そうだね?」ウーン


コンコンッ


明石&大淀 「「っ!」」ドキッ!!


イカズチヨ!ナカニハイッテモイイカシラ?


大淀 「あっ雷さんね?いいですよ」


シツレイスルワ!


ガチャッ


雷 「大淀さん 今日の遠征の書類を持ってきたわ!」タッタッタッ…スッ


大淀 「たしかに受け取りました ご苦労さまです」スッ


雷 「…あれ?時雨さんと明石さんも居たの?」


時雨 「うん 僕も書類を提出しに来てたんだ?」


雷 「ふーん?」


明石 「雷さん ちょっと聞きたいことがあるんですが?」


雷 「なに?」


大淀 「提督の過去ってなにかご存知ないでしょうか?」


雷 「…」


時雨 「…知ってるのかい?」


雷 「…知らないと言えば嘘になるわ?でも、知ってるのは一部だけ」


大淀 「お聞きしてもよろしいでしょうか?」


雷 「…ちょっと待って」タッタッタッ…


ガチャッ


雷 「…」キョロキョロ… 大淀の部屋に繋がる通路を見渡す


時雨 「…? なにをしてるんだい?」


雷 「…本当はね?話しちゃいけないって言われてるの 吹雪さんに司令官の過去を他言無用に念入りに言われて…」パタンッ


明石 「…やっぱり、口止めされてるんですか」


雷 「…うん」


大淀 「…徹底的に提督の過去を話させないようしてますね?スキがありませんね」


明石 「ですね このままでは提督の過去を知るのは難しそうですね」


雷 「…なんで司令官の過去を知ろうとしてるの?」


明石 「提督があそこまで人間を嫌っているのに提督をやってるのが不思議に思って知ろうと思ってるんです」


大淀 「私と明石さんで提督の過去を知ろうと調べているんですがなかなか情報がなくて…」


雷 「…なるほどね たしかにそれは言えてるわね?提督の過去を知ってる人は吹雪さんと不知火さん…私も一部知ってるだけで全部は知らないわ」


雷 「…聞いたら後戻りはできないよ?バレたらなにされるかわからないわよ」


大淀 「その覚悟はできています っね?明石さん」


明石 「はい!バレたらバレたでその罰を受け入れるまでです!」


時雨 「…僕も参加させてもらおうかな?提督の過去がどんなのか気になるし!」


大淀 「協力してもらえますか!」


時雨 「できる限りはするけどあまり期待しないでね?」


明石 「全然いいですよ!協力してくれる方が増えてくれるだけでもありがたいです!」


雷 「…それなら私も協力するわ!一部だけじゃ私も気になるし、全部知るまで手伝うわ!」


大淀 「本当ですか!?ありがとうございます!」


明石 「いきなり2人も増えるのは大きいです!これなら調べる範囲が広がりますね!」


雷 「それじゃ私が知ってることを話すわ?」


大淀 「お願いします」


雷 「…司令官は小さい時、かなりいじめを受けていたらしいわ?」


明石 「いじめ…?」


雷 「小学校、中学校、高校に渡ってずっといじめを受けていて司令官の肌には無数のあざや傷が残っているわ」


時雨 「無数の傷…」


雷 「司令官が服を脱いでるところを見たことあるから傷だらけだったのは覚えてるわ 殴られた跡や蹴られた跡…それに、腕には切り傷ができていたわ」


大淀 「腕に切り傷?まさか!?」


雷 「…たぶん司令官は何度か自殺を図ってるわ リストカットしてね」


明石 「…」


雷 「しかも両腕に10回ぐらい切った跡が残ってたから本気で死のうかと思ってたんだと思うわ 実際には聞いてないからわからないけど私はそう思うわ」


時雨 「…なんでそんなことを知ってるんだい?」


雷 「吹雪さんと司令官が話してるところを偶然聞いたのよ 司令官はずっといじめを受けていたって?」


雷 「その後はもう最悪だったわ 偶然とはいえ聞かれたのがバレて私は拷問室に連れていかれたわ」


大淀 「っえ!?拷問室にですか!?」


雷 「えぇ、とは言ってもただ誰にも話さないよう念押しに言われただけで拷問は受けてないけどね?」


明石 「そっそれなら良かったです まさか拷問されたのかと思いました…」


雷 「…でも、あの時の吹雪さんの目は本気だったわ おそらくこの事がバレたら私は拷問室で爪剥ぎとか指折りとかされるわね」


時雨 「つっ爪剥ぎ!?」ゾクッ


明石 「指折り…!」ブルッ


大淀 「…それはシャレになりませんね」


雷 「私が知ってるのはこのぐらいよ あとのことは…」


大淀 「…そうですか」


雷 「それとこのことは吹雪とかには内緒よ?バレたら私…」ブルッ


明石 「わかってます それは私たちも一緒なので安心してください」


大淀 「一部だけでも教えてくれてありがとうございます 雷」


雷 「少しでも役立てて良かったわ!」


時雨 「…あとはこの先のことだね?提督はなにがあって指揮官になったのか…」


大淀 「そうですね この先のことは誰かに聞くより調べた方が安全そうですね」


明石 「調べるとなると…やっぱり、提督の私室を調べた方が早いですかね?」


大淀 「それもあるますけど、もう一つあります」


時雨 「それは?」


大淀 「あまり良いとは言えませんが…たしか元帥は提督のことをよく見てたと聞いたことがあります」


雷 「それなら私も聞いたことあるわ 元帥さんは人間嫌いの司令官を良く見てたって?」


時雨 「てことは提督は元帥さんと仲が良いということかい?」


大淀 「いえ、見てたと言うだけで提督はウザイだの消えろだのと言っていつも元帥から離れていたみたいです」


明石 「…それはそれですごいですね?元帥に悪口ってそうそう言えませんよ」


時雨 「たしかに」


大淀 「まず最初は調べに調べて、なにも手がかりがなかった場合には元帥に聞いてみましょう」


明石 「はい!」

時雨 「わかったよ」

雷 「わかったわ!」













数日後ー夜 大淀の部屋



大淀 「…どうですか?皆さんなにか情報は入りましたか?」


明石 「…それが…」


時雨 「…いろいろと調べたんだけど」


雷 「まったく進展なしよ…」ハァ…


大淀 「…そうですか」


明石 「大淀さんはどうでしたか?なにか情報は…」


大淀 「残念ながら皆さんと同じです」ハァ…


明石 「…そうですか」


雷 「まいったわね?このままじゃ司令官の情報 なにも手に入らないわね」


時雨 「そうだね 情報を探るにしてもあまりにもなさすぎて拉致開かないね?」


明石 「どうしますか?大淀さん 他になにか良い案はありますか?」


大淀 「うーん…そうですね?」ウ-ン


雷 「…元帥さんに聞いてみる?」


時雨 「知ってたとしても話してくれるかな?吹雪が話させないようしてるから厳しいと思うよ」


明石 「でも、このままではなに一つ情報が入りませんからね?試しに聞いてみる価値はあると思いますが…」


全員 「「うーん…」」


大淀 「…仕方ありません ダメ元で聞いてみましょう?」


明石 「聞いてみますか?」


雷 「それ以外にないものね?それにかけるしかないわね」


時雨 「そうだね」


大淀 「それでは、今から元帥に電話をしてみますのでみなさんは通路を見張ってもらえないでしょうか?万が一、吹雪さんや提督が通ったりしたらまずいので…」


明石 「了解です!」


時雨 「教えてくれるといいね?」


雷 「ほんとね?」タッタッタッ…ガチャッ


パタンッ…


大淀 「…えっと、たしか元帥の電話番号は提督の代わりに伝えなくてはいけないことがあった時に教えてもらったはずなのでデータが残ってるはず」スッ ピッピッピッ… 携帯を取り出して元帥の電話番号を探す


大淀 「…あった これですね?」ピッ


プルルルル…プルルルル…


ガチャッ


元帥 『もしもし 元帥だが?』


大淀 「お久しぶりです元帥 横須賀鎮守府に主属してる大淀です」


元帥 『おぉ!横須賀の大淀か 久しぶりじゃのう?元気にしておったか?』


大淀 「はい 元帥も元気そうでなによりです!」


元帥 『それなら良かった!それでどうしたんじゃ?こんな時間に?』


大淀 「…実は、元帥にお聞きしたいことが?」


元帥 『わしに聞きたいこと?』


大淀 「はい 私たちの提督の過去について聞きたいんですが…」


元帥 『…』


大淀 「…知ってるんですね?提督の過去」


元帥 『…知らないと言えば嘘になる だが、その事は…』


大淀 「口止めされているんですよね?吹雪さんに」


元帥 『…』


大淀 「私は提督がなぜあんなにも人間嫌いなのに提督をやっているのかが気になるんです」


大淀 「しかも小学校から高校までずっといじめ続けられていたにも関わらず、なぜ提督はこのような職業に着いたとか知りたいんです」


元帥 『…誰から聞いたんだ?あ奴がいじめ続けられていたこと』


大淀 「ある駆逐艦から聞いたとだけ答えておきます もちろん吹雪さんではありません」


元帥 『…ちょっと一服させてくれ』スッ


大淀 「わかりました」 シュボッ


元帥 『…』チリチリ…


元帥 『ふぅー…』モクモク…


元帥 『…わしも少ししか知らないが、それでもいいか?』


大淀 「構えません 少しだけでも情報が欲しいんです」


元帥 『…わかった それじゃ…』ジリリリリ…


元帥 『っん?固定電話のほうか ちょっと待ってくれ?』


大淀 「はい」 ガチャッ


元帥 『もしもし?元帥じゃが』


元帥 『…っ! ふっ吹雪!?』


大淀 「っえ!?」


元帥 『どっどうしたんじゃ?こんな時間に…』


元帥 『…あやつの事を話していないか?いっいや、話してないぞ?あ奴の事はお主に誰にも話すなと言われているから話してないぞ?』


元帥 『っえ?今誰かと話してないかって?そっそんなことないぞ?誰とも話してないぞ?』


元帥 『…近々明石もしくは大淀から連絡があるかとしれないから絶対に話すな?話したら…殺す!?』


大淀 「ころっ!?」


元帥 『ふっ吹雪?一応、わしお主の提督の上司なんじゃが…っえ?そんなこと関係ないって…怖いやつじゃのう』


元帥 『…わかった 聞かれても話さないようするからそんな念入りに話さんでもいい』


元帥 『話しはそれだけか?…そうか それじゃのう』ガチャッ


大淀 「…先を越されましたか タイミング悪い時に…」


元帥 『そうじゃのう?まさかこのタイミングで吹雪から電話来るとは思わんかったわい』


大淀 「…これでは話を聞けそうにありませんね?もし話したことがバレたら元帥は…」


元帥 『…』


大淀 「このような時間に電話をしてもうしわけありません元帥 それでは…」


元帥 『…まて』


大淀 「…っえ?」


元帥 『お主はそれでいいのか?あ奴の過去を知りたいんだろ?』


大淀 「…確かに聞きたいですが…」


元帥 『それにあ奴の過去を知っておいてもらった方があ奴と話をする時に触れてはいけない話題などがわかるだろ?』


大淀 「そもそも提督は誰かと話そうともしないので話題もなにも…」


元帥 『…まぁ、それは置いておこう』


大淀 「置いていいんでしょうか…」


元帥 『とにかくじゃ あ奴の過去を知っておいても損はないはずだから、わしも命をかけてお主に伝える いいな?』


大淀 「…わかりました それでは宜しくお願いします!」


元帥 『了解じゃ!』


元帥 『…お主はあ奴の母親と父親がどういう方だったかを知ってるか?』


大淀 「いえ、まったく知りません…有名な方だったんですか?」


元帥 『あぁ あ奴の母親と父親は今は引退しているが元々は提督をやっていたんじゃ』


元帥 『しかも、誰もが知ってる過去最高指揮官と言われていた元大湊警備府と元舞鶴鎮守府の提督じゃ』


大淀 「っえ!?あの過去有名な南方海域争奪作戦に成功させた方たちの息子さんだったんですか!?」


元帥 『そうじゃ あ奴はその息子で親達の受け継ぎをするために過去いじめ続けられていたにも関わらず提督になったんじゃ』


元帥 『相当嫌がっていたらしいぞ?どうせ艦娘も俺のことを虐めてくるんだから親のようにはなれないと何度も言っていた』


元帥 『だがあ奴の両親はそれを認めず無理にあ奴を提督にした もちろん両親の権限を使ってまでな?』


大淀 「…」


元帥 『それとあ奴がいじめを受けていた理由は生活が裕福なことに嫉妬した奴らがあ奴を虐めていたらしい』


元帥 『両親の方に手をあげれば国家権力でなにされるかわからんから子供の方に全部いっていたらしい…しかも、同級だけじゃなく まったく関係ない民間人にも石を投げられたり、打たれたりされていたみたいだ』


大淀 「…なぜご両親はそれを止めなかったんでしょうか?あざや傷があればなにかあったんじゃないかと思うはずでは…?」


元帥 『そこまではわしにもわかりかねる あ奴の両親がどう考えていたかまでは…』


大淀 「…」


元帥 『わしが知ってるのはここまでじゃな あとの事はわからん』


大淀 「いえ、それだけでも構いません 教えていただきありがとうございます」


元帥 『役に立ててなによりだ』


元帥 『…大淀 あやつの事を頼むぞ?あ奴は悪意があって皆に冷たくしてるわけじゃないんだ それだけはわかってくれ』


大淀 「それはわかっています そのような事があったんですからあんな性格になっても仕方ありません」


大淀 「それでは元帥 くれぐれも吹雪さんに気づかれないよう気をつけてください?」


元帥 『その言葉、お主にそのまま返そう お前さんも気をつけるんじゃぞ?』


大淀 「…わかっています それでは」


ブツッ


大淀 「…」スッ


大淀 「…まさか提督が元大湊警備府提督と元舞鶴鎮守府提督の息子だったとは思いませんでしたね?提督はなにも言ってないので今のいままで気づきませんでした」


大淀 「…なぜご両親は提督がいじめられているのを助けなかったんでしょうか?あざや傷が毎日のようにできてるなら普通気づくかと思う気が…」ウ-ン


ガチャッ


大淀 「あっ明石さん達ですか?今ちょうどお話が…っ!!!?」


吹雪 「…お話が、なんですか?大淀さん」


明石&時雨&雷 「「」」吹雪に腹に蹴りを入れられて気絶している


大淀 「ふっ吹雪さん!?いつからそこに!?」


吹雪 「さぁ?いつからですかね 元帥に聞きたいことがあると言うところからでしょうか?」


大淀 「(ほぼ最初の方から!?てことは、先程元帥に電話をしたタイミングが悪かったのはすぐそこで聞いていたから!?)」


吹雪 「大淀さん 私は忠告したはずです」


吹雪 「これ以上司令官の過去を知ろうとするなら私の手で拷問をかけると…」


吹雪 「言いましたよね!!」ギロッ!!


大淀 「ひぃっ!!」ビクッ!!


吹雪 「しかも明石さんに続いて時雨さんや雷まで協力して…雷にも忠告したはずなんですけど?」


吹雪 「悪いですが大淀さんも皆さんと一緒に拷問室に連れていき 私自ら拷問をおかけします」


吹雪 「もちろん爪剥ぎや指折りもします 今さら提督の過去を調べるのをやめると言っても無駄ですからね?」タッタッタッ…


大淀 「ひっひぃっ!!!?」ガクガク…


吹雪 「最後には解体してあげますので安心してください 苦痛を残したまま死ぬことはありませんので?」ガシッ


大淀 「いっいやぁぁ!!!!!?」ズルズル… 足を掴まれて引きずられていく


吹雪 「これ以上提督の過去を知ろうとしたあなた達が悪いんです 恨むならご自分を恨んでください」タッタッタッ…


明石&時雨&雷 「「」」ズルズル… 全員えりを掴まれて引きずられていく


大淀 「いやぁあっ!!!!!!だれか!!誰かァァ!!!!!?」ズルズル…


吹雪 「無駄です 今この近くに住む方達は全員食堂で間宮さんのアイスを食べています」


吹雪 「このようなところを見られては私も危なくなりますからね まぁバレたら口止めするまでですけどね?」タッタッタッ…


大淀 「明石さん!時雨さん!雷さん!起きてください!!早く逃げないと私たち死んでしまいます!!!?」


明石&時雨&雷 「「」」ズルズル…


大淀 「みなさん!!お願いですから起きてください!!お願いですから!!!!!!」


吹雪 「起きませんよ 皆さんの腹部に思いっきり蹴りを入れて気絶させたのであと30分ぐらいは気絶したままですよ」


大淀 「そんなっ!!!?」


吹雪 「だいじょうぶですよ 痛いのは一瞬だけですから?」タッタッタッ…


大淀 「いやあぁぁっっ!!!!!!だれか!!誰かァァ!!!!!!」ズルズル…


タッタッタッ!!…


不知火 「大淀さん!」タッタッタッ!!…


大淀 「不知火さん!!」


吹雪 「っ!」


不知火 「…吹雪さん 一体何をしてるんですか?大淀さん達のえりや足を掴んで?」


吹雪 「…不知火さんには関係ないことです 部外者が口出ししないでください」


不知火 「部外者ではありません 同じ鎮守府に種族するものなので部外者扱いされるのはおかしいかと思います」


吹雪 「では、不知火さんには関係ないので口出ししないでください」


不知火 「では聞きます 明石さんたちを気絶させて、大淀さんの足を掴んで引きずっていますがこれはなにをしているんですか?あまりよくない光景かと思われますが?」


不知火 「ちなみに聞きますが…大淀さんたちをどこに連れていこうとしてるんですか?お答えください」ギロッ


吹雪 「…っち!」ドサッ


大淀 「いたっ!」 吹雪から手を離してもらい足が床に落ちる


明石&時雨&雷 「「」」同じく手を離してもらい床に倒れ込む


吹雪 「別にどこにも連れていこうとしていませんよ?少しイタが過ぎたので私の部屋でお説教をしようとしてただけです」


不知火 「気絶してる明石さんたちにお説教しても意味がないかと思われますが?」


吹雪 「…」


不知火 「…吹雪さん あなたが司令官を守る理由は知っています…ですが、限度というのを考えた方がいいかと思います」


吹雪 「あなたには関係ありません 私は誰がどんなことを言おうと考えを変えるつもりはありません」


不知火 「ですが、今のやり方でやり続けたら皆さんに疑いをかけますよ?」


吹雪 「だからなんですか?疑われるようなことをしてるんですから疑わられるのは当たり前です」


吹雪 「疑うのでしたらどうぞ疑ってください 私はどんなに疑われても構いません」


吹雪 「司令官の過去と比べたら疑われる方がよっぽどマシです!不知火さんだってわかっていますよね?司令官が過去になにがあったか」


不知火 「…それはわかっていますが…」


吹雪 「なら私が司令官を守っても構わないはずです 一々口出ししないでください!」


不知火 「…」


吹雪 「…今回は不知火さんに免じて許します ですが」


吹雪 「次こんな真似をしたら明日の明朝を見られると思わないでください」ギロッ!!


大淀 「っ!!!!」ビクッ!!


不知火 「吹雪さん 一々念押しに言わなくてもいいかと思いますが?」


吹雪 「あなたには関係ありません それでは私は忙しいので失礼します」


タッタッタッ…


不知火 「…」


大淀 「…不知火さん ありがとうございます おかげで助かりました」


不知火 「いえ、それは構わないんですが…大淀さん 一つ言っておく事があります」


大淀 「…これ以上提督の過去を調べるなですか?」


不知火 「わかっているなら話が早いです これ以上司令官の過去を探るのは自分の身のためでもあります」


不知火 「今回は私でなんとか助けれましたが次はこうはいきません これ以上はやめておいた方がいいことを進めます」


大淀 「…」


不知火 「司令官の過去は本当にひどいものです 司令官の過去を完全に知ってるのは私と吹雪さんだけですがこの話をしたら誰でもひどいと言います」


不知火 「大淀さんはもしこれが自分のことだった場合、そんなひどい話をいろんな方にバラされるのは嫌ですよね?」


大淀 「…そうですね もし自分のことでしたら嫌ですね?」


不知火 「それと一緒で吹雪さんは誰にもバラされないよう常に司令官の過去を探ってる者がいないかを確かめているんです」


不知火 「今からでも遅くありません これ以上司令官の過去を探るのは辞めることを進めます」


不知火 「これ以上調べたら今度こそあなた方は拷問をかけられます そうなった場合には私でもどうしようもできません」


不知火 「…どうしますか?今やめるなら私から吹雪さんに直々にお伝えしますが?」


大淀 「…」


不知火 「…」


明石 「…いえ、やめません」


大淀 「っ! 明石さん!」


不知火 「気がついてたんですか?」


明石 「えぇ 吹雪さんが行ったぐらいのところからですが…いつつ!」ズキッ


大淀 「大丈夫ですか明石さん!たしか吹雪さんに腹部に蹴りを入れられたと…」


明石 「はい 正直シャレになりませんでしたよ…まさか走って私や雷たちに蹴りを入れて一瞬にして気絶させるんですから…大淀さんに知らせる暇もありませんでしたよ」イタタ


明石 「吹雪さんが駆逐艦だから気絶しただけで済みましたがこれが戦艦とかだった場合には骨は愚か、上半身と下半身が離れてますよ?」


不知火 「そこがせめてもの救いでしたね 吹雪さんが駆逐艦で本当に良かったですね」


明石 「はい…それと、助けていただきありがとうございます 不知火さん」


不知火 「次はないと思ってください …それで、まだ司令官の過去を探ろうとするんですか?」


明石 「えぇ 1度調べると決めたことは完全に知るまでやめません」


明石 「それに大淀さんだってやめる気はないと思いますよ?1度吹雪さんにバレてしまったんですが私を巻き込まないよう1人で調べようとするぐらいでしたからね」


明石 「友は道連れって言うじゃありませんか!死ぬ時は一緒です!」ニカッ


大淀 「…明石さん…」


不知火 「…やめる気はないんですね?わかりました それでは一つだけ忠告しておきます」


不知火 「調べるのは構いませんが絶対に司令官の親元を調べようとしないでください それだけはお願いします」


大淀 「…っえ?なんでですか?」


不知火 「それは言えません ですが、それだけは絶対にしないでください もしそうした場合は…」


不知火 「【吹雪さんは本気で切れて周りを巻き込みながらあなた方を殺しに行くと思います】」


大淀&明石 「「っえ!!!?」」


不知火 「そうなった場合には私でもどうにもなりません 吹雪さんは司令官を守るためならご自分の命を捨てる覚悟でお守りするはずなので絶対にしないでください いいですね?」


大淀 「…わっわかりました 気をつけます」


不知火 「お願いします それでは」


タッタッタッ…


大淀 「…」


明石 「…両親に聞いたら本気でキレるなんて…両親との間に何かあったということですよね?」


大淀 「おそらくそうだと思います そうじゃなければ吹雪さんが切れる理由がありませんからね?」


大淀 「…一体なにがあったんでしょうか 詳しく知りたいですね?」


明石 「そうですね それと大淀さん 先程元帥に電話してなにか情報は入りましたか?」


大淀 「はい やはり元帥も吹雪さんに口止めされていたみたいですが教えてもらいました」


大淀 「あとでお伝えしますので今は時雨たちを部屋に運びましょう?いつまでも床に寝かせるのはかわいそうです」


明石 「わかりました」













深夜ー提督室



提督 「…」


…コンコンッ


フブキデス ナカニハイッテヨロシイデショウカ?


提督 「…いいぞ」


ガチャッ


吹雪 「失礼します」


提督 「…何の用だ?」


吹雪 「司令官の過去のことでお話があります 聞いてもらえますね?」


提督 「…手短に言え 長話はしたくない」


吹雪 「大淀さんたちが提督の過去を知ろうとしてます どう致しますか?」


提督 「…ほっとけ 別に俺の過去を知ったところでなにも変わらん」


吹雪 「いいんですか?ご自分の過去なにがあったかを知られてしまうんですよ?」


提督 「知られたからなんだって言うんだ?んなどうでもいいこと」


提督 「俺の過去を知ったところでなんの意味がある?知られても俺にはなんも損することはない」


吹雪 「知られたらその事を聞いてくるかも知れませんよ?」


提督 「いつも通り無視したり聞かなければいいだけ 誰がどんなことを言おうと俺の人間嫌いなことは変わることはない 自分以外の奴らは全員大っ嫌いだ」


吹雪 「…私のこともですか?」


吹雪 「司令官は私と不知火さんだけには過去なにがあったかを打ち解けてくれましたよね?なのに私や不知火さんのこともお嫌いなんですか?」


提督 「…人間嫌いなことには変わりはない お前や不知火も嫌いだ」


提督 「誰も信用できない たとえお前らに打ち解けていてもな?」


吹雪 「…」


提督 「わかったらとっとと出ていけ 気が散る」


吹雪 「…わかりました 失礼します」


タッタッタッ…パタンッ


提督 「…」








吹雪の部屋



吹雪 「…」


吹雪 「(…司令官 なんであなたはあそこまで人を嫌うんですか?たしかに司令官の過去を聞けば自分以外の方を嫌いになるのは当たり前です…ですが)」


吹雪 「(それは過去の話であって今はだれも司令官のことを虐めたりしてないんですから関係ないじゃないですか?このままだといつか指揮に影響が出てしまいます)」


吹雪 「…」


吹雪 「(…大淀さんたちには悪いことをしてしまいましたね 本当は私だってあんなことはしたくありません 拷問だってただ言葉で言ってるだけでやったこともない上にしたくもありません)」


吹雪 「(明石さんたちには思いっきり蹴りを入れてしまいましたが大丈夫でしょうか?怪我はおろか、骨などを折ってないでしょうか?いくら駆逐艦とはいえ、艦娘の力はかなり強いので折っていないか心配です)」


吹雪 「(…でも、仕方ないんです 大淀さんたちが司令官の過去を知ろうとしてるのがいけないんです 私は悪くありません…)」


吹雪 「(みなさんが知ろうとしていなければ…わたしはこんなことをしなくて済んだのに…)」


吹雪 「…」


…コンコンッ


シラヌイデス スコシオハナシガアリマス


吹雪 「…どうぞ」


ガチャッ


不知火 「失礼します」


吹雪 「何のようですか?先程は私の邪魔をして…非常に機嫌が悪いんですが?」


不知火 「それは吹雪さんがやり過ぎたからです さすがにあのような言葉で止めさせるのはどうかと思います ご自分の身を苦しめることになりますよ?」


吹雪 「関係ありません わたしは司令官のためならこの命、捨てても構いません」


不知火 「…人の決めた事を文句を言う気はありませんがそれはさすがにやり過ぎです」


不知火 「今その命を捨てたら、今後司令官の過去をバラされないようする方がいなくなってしまいます そうなった場合にはどうするんですか?」


吹雪 「…そっそれは…」


不知火 「それに私は吹雪さんにいなくなってほしくありません 私以外にもあなたがいなくなってしまったら悲しむ方はいます それでも限度を考える気はありませんか?」


吹雪 「…」


不知火 「…まぁ、それはさておき 大淀さんたちのことなんですが?」


吹雪 「…まだ調べようとしてますか?」


不知火 「はい これ以上調べるなら吹雪さんは容赦なくあなた方に襲いかかってくると脅しを入れたんですが、それでも調べると言ってました」


不知火 「司令官の親元には絶対に電話するなとは言っておきました 念押しに言っておいたのでおそらく親元には電話しないかと思われます」


吹雪 「…そうですか 親元だけには電話しなければ私はキレたりはしません…ですが、」


吹雪 「もし親元に電話して司令官の過去を聞いた場合には私は本気でキレます!」


吹雪 「誰がなんと言おうと司令官の親元に電話をかけた場合には容赦なく殺します!!それだけは絶対に許しません!!」ギリッ!!


不知火 「それは私も一緒です 私も司令官の親元に電話をした場合には容赦なく殺ります」


不知火 「あの方々だけは私も許せません 司令官は過去にイジメなどを受けていたというのに自分の跡継ぎをさせるために無理矢理提督業をさせて…本当にイラつきます!」ギリッ!!


吹雪 「本当ですよ 親だからといって自分の息子が過去にひどいことがあったことを無視して無理矢理自分の跡継ぎをさせるなんて最低にもほどがあります!」


不知火 「本当に殺したいですね?今からでもあの方達のもとに行って首を取りに行きたいです」


吹雪 「ほんとですよ 私は首を取る前に爪剥がしや指折りなどをしてから殺したいです あの方達だけは生かしておけません!」


不知火 「ですが、それをやれば私たちだけではなく 司令官の方にも害が及びます 私たちの指揮官なので上の者からなにかしら罰を与えられてしまいます」


吹雪 「だから殺しに行けないんですよ?もし司令官に罰がいかないのであれば私はもうとっくのとうに殺しに行ってますよ」


不知火 「同感です 私も行ってます」


吹雪 「…ほんとに、司令官はかわいそうですよね?親のいうことを無理やり押し付けられて…本当にイラつきます!」ギリッ!!


不知火 「それでどうしますか?電話しない限りは調べさせてよろしいんですか?」


吹雪 「あまり調べさせたくありませんがあの方達に電話をしない限りは限度を考えて許可させます」


吹雪 「ですが、あの方達に電話したり、知りすぎてしまった場合には抹殺させてもらいます」


吹雪 「【司令官さんの真の目的まで知ってしまった場合には私は知った者達を全員皆殺しにします】」


不知火 「流石にそこまで知ってしまった場合には私も手伝います 司令官の真の目的は私たちしか知りませんからね」


吹雪 「【ちなみに司令官の裏日記ノートは今どこにありますか?】」


不知火 「【いつもの場所 隠してある司令官の屋根裏部屋の金庫の中に閉まってあります】」


不知火 「司令官は毎夜、裏日記ノートになにかを記載しています …まぁ、大体は想像できますが?」


吹雪 「それだけは絶対に見つからないようにしなければいけませんね 主に大淀さんたちを警戒しないといけません」


不知火 「そうですね 私もなるべくあの方達を見張るようしておきます」


吹雪 「お願いします」













朝ー工房



明石 「…さて、今日はどうしますか」


明石 「私以外の方は全員遠征や演習、出撃で不在して私しかいませんね?」


明石 「私は工房で装備の開発や整備をしたりしてますが…さほど多いわけではないんで、午前中で終わっちゃいますね?」


明石 「午後からどうしようかな?私1人で調べてもいいけど、1人だと心細いと言うか寂しいというか…」


明石 「うーん…」


…コンコン イナズマナノデス ナカニハイッテモヨロシイデショウカ?


明石 「いいですよ 中に入って」


ガチャッ


電 「失礼します」


明石 「どうしたんですか?私になにか用ですか?」


電 「はい ちょっと装備を見てほしいのです」ジャキッ


明石 「12.7連装砲ですか?どこかおかしいんですか?」


電 「いえ、おかしいわけじゃないんですが…」


明石 「?」


電 「…」キョロキョロ


明石 「…電?」


電 「…今ここにいるのは電と明石さんだけですか?」


明石 「っえ?そうですが…?」


電 「…ちょっとお耳をお貸しください」


明石 「?」スッ


電 「じつは、ここに来たのは装備のことではないのです 雷お姉ちゃんが今日、明石さんは1人になるので もしかしたら1人で調べるかもしれないから一緒に手伝って欲しいと言われたのです」ヒソヒソ


明石 「っえ?…まさか、電も提督の過去を調べようとしているんですか?」


電 「はいなのです 電も司令官さんの過去を雷お姉ちゃんから聞いてましたが、本当にひどいものだとわかったのです」


電 「電も調べようとしてるのですが、お姉ちゃんが危ないからだめだと言って許可してくれないのです 司令官さんの過去を調べてることを吹雪さんにバレたら大変な事になると…」


明石 「たしかに危ないですね 調べてることを吹雪さんにバレたら大変なことになります」


明石 「あまり無理して調べようとするのは勧めません バレた時のリスクが高いので、もし調べるならもう少し考えた方がいいですよ?」


明石 「現に私や大淀さんも二度バレてひどい目に遭ってます 本気で解体されるかと思いましたよ」


電 「それでも電は調べたいのです!」


電 「司令官さんは過去にそんなひどい目に合っているのに、このような業務をしてかわいそうなのです!」


電 「今はまだ業務に支障が出てないのでいいですが、いつかは出てしまうのです なので起きる前に何とかしておきたいのです!」


明石 「電…」


電 「お願いなのです!明石さん 電では頼りないかと思いますが私にも協力させてほしいのです!」


明石 「…バレてからじゃ遅いですからね?」


電 「わかっているのです!バレる覚悟でやるのです」


明石 「…そうですか わかりました」


明石 「【では、電はおとなしく私たちを見守っててください】」


電 「…っえ?」


明石 「これ以上人数が増えたらバレる可能性が増えますからね 電は雷に情報をもらいながら知るようお願いします」


電 「ちょ、ちょっと待ってほしいのです!それはつまり、電では足でまといになるからと言うことですか…?」


明石 「いいえ そういうわけではありません」


電 「だったらなぜ!」


明石 「たしかに人数が増えた方が情報は集まりやすいです ですが、その分吹雪さんや提督にバレる可能性が少なからず上がります」


明石 「それに電は雷の妹ですから、電になにかあった時に一番悲しむのは雷です 私たちが見てないところで吹雪さんになにされるかわかりませんからね?なので協力して欲しくないんです」


明石 「別に電が足でまといとは思っていません 逆に協力してくれるなら大歓迎なんですが、電がいなくなったら身近な方で悲しむ方がいますから手伝わせたくないんです」


電 「…明石さん…」


明石 「なので変な意味で受け止めないでください 電が役に立たないから協力してもらいたくないわけではないのでそれだけは理解してください」


電 「…わかったのです 明石さんがそういうのでしたらそうするのです」


電 「でも、もしおひとりでは大変と思った時には電を呼んでほしいのです その時は電もお手伝いするのです!」


明石 「わかりました では、その時はご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」


電 「はいなのです!」


電 「それでは、電はこの辺で失礼すします お仕事中にごめんなさいなのです」


明石 「かまいませんよ では!」


タッタッタッ…パタンッ


明石 「…」


明石 「…はぁ…本当なら手伝って欲しかったですね?調べるにしても、1人だとやっぱり心細いです」


明石 「かと言って、バレた時に電がひどい目に遭わないという保証がないから無理に協力して欲しくないんですよね?雷も同様だけど…」


明石 「…まっとりあえずは仕事をやってから、この後調べるかを考えるとしましょう まだ終わってませんからね?」


明石 「さてと、お仕事お仕事〜!」カチャカチャ…













お昼ー工房



明石 「…」バチバチ…バチバチ… 武器の溶接を行っている


明石 「…ふぅ?これでだいたい片が着きましたね」カタッ


明石 「あとはみなさんが帰ってきた時に渡してあげれば終わりですね?やっぱり早く終わってしまいましたね 午前中で終わるとは思ってたけど、本当に終わっちゃいましたね?」ググー…


明石 「…お腹減りました 一旦シャワーを浴びてから食堂に行きますか?さすがに油とかで汚れたまま食べたくありませんからね」


明石 「今シャワー空いてるかなぁ?」タッタッタッ…


…コンコンッ シラヌイデス イマハイッテモヨロシイデショウカ?


明石 「どうぞ?中に入って」


シツレイシマス ガチャッ


不知火 「…おや?どこかに行こうとしてたところですか?」


明石 「はい シャワーを浴びてからお昼を食べに行こうかと思ってました!」


不知火 「そうでしたか それならあとの方が良さそうですね?急ぎのようではないので出直します」


明石 「あぁいえ!別に今でも構いませんよ?なにか私に用でしょうか?」


不知火 「はい この後のことで少しお話が?」


明石 「この後ですか?なにかあるんですか」


不知火 「ない…と言えば嘘になります …ですが、これを話したら明石さんは確かめようとする可能性があるので話すかどうか迷っているんです」


明石 「…なにかあるんですか?」


不知火 「【…急遽 司令官の親元がここに来ることになりました】」


明石 「っえ!?提督の親元がここに!?」


不知火 「はい しかもあと1時間後に来るそうです」


明石 「1時間後!?本当に急ですね!」


不知火 「なので今日の捜索は絶対にしないでください 司令官の親元の話だけは絶対に聞いてはいけません」


明石 「…聞いたら、吹雪さんに殺されるということですか?」


不知火 「吹雪さんだけではありません 私も殺しに行きます」


明石 「…っえ?」


不知火 「わたしはそこまで厳しくする気はありませんが司令官の親元の話だけは絶対に許しません もし、その話を聞いた場合には」


不知火 「吹雪さんと一緒で聞いた者達を殺しに行きます」


明石 「…まさか、不知火さんも殺しに行くと言ってくるとは思いませんでしたね?親元の話だけは不知火さんも許さないんですか」


不知火 「はい あの方たちの話だけは私と吹雪さん以外には絶対に他言無用 聞かれてはいけません」


不知火 「なので調べる前に言っておきます これは警告です」


不知火 「司令官の親元が来た際には絶対に調べないでください 調べた際には殺しに行きます …いいですね?」


明石 「…わかりました 肝に銘じておきます」


不知火 「お願いします それでは、失礼します」


ガチャッ…パタンッ


明石 「…本当に急な話ですね もうすぐでここに提督の親元が来るなんて…大淀さんたちが居たら、おそらく調べてますね?」


明石 「今回は1人なのでやめておきましょう それに不知火さんに調べたら殺しに行くとも言われたのでなおさら調べるわけには行きませんね」


明石 「…とりあえず、ササッとシャワー浴びてご飯食べに行きましょう」タッタッタッ…













通路



明石 「ふぅ…今日も間宮さんのご飯美味しかったですね?なんであんなにも美味しいんでしょうか!」(*>∀<)♪


明石 「あの料理ならずっと食べ続けても飽きませんね 明日も間宮さんの料理にしよっと!」



タッタッタッ…


?&? 「「…」」タッタッタッ…


明石 「…おや?」


明石 「(前から来るお2人…見た事ありませんね?しかも私服でここを歩いていますが…?)」


? 「こんにちは 工作艦明石くん」スッ 敬礼をして挨拶をする


明石 「っえ?あっはい!こんにちはです!」スッ


? 「あらあら?そんなに固くならなくてもいいのよ もっと肩の力を抜きなさい?」


明石 「あっすみません …えと、失礼ですが、あなた方は…?」


提督の父 「わたしは元大湊警備府提督に属していたものだ 今は引退してるがな?」


提督の母 「わたしも元舞鶴鎮守府に属していたものです ここに属している母に当たるものです」


明石 「えぇっ!?提督の親元さんですか!?これは失礼しました!あの有名な方々に自己紹介をさせてしまって!」


提督の父 「はははっ!別にいいよ 自己紹介は誰でも普通にしなければいけないことだからそんな律儀にしなくてもいい」


提督の母 「そうよ?それに今はもう私たちは引退してるのだからそんなに礼儀正しくしなくてもいいわよ」


明石 「いえ!いくら引退してると言っても過去最高指揮官と呼ばれていた方達に礼儀正しくしないわけにはいきません!」


提督の父 「君は真面目だな でも、その心意気は悪くないことだ?」


提督の母 「そうね むしろ持ってて損することはないわ?」


明石 「(…この方達が提督の親元?一見普通に見えますが、なにを吹雪さん達は怒っているのでしょうか?)」


明石 「(見た感じ普通に話しても暴言や口調が荒くはなく、普通に話しをしてくれますが…一体吹雪さんたちはなにを警戒してるんでしょうか?)」


提督の父 「ところで、我が息子の指揮はどうだ?あの者はちゃんと艦娘と仲良くやっているか?」


明石 「っえ?えっと…」


明石 「(どうしよう…ここは正直に言った方がいいんでしょうか?それとも嘘ついてちゃんとやってると言った方がいいでしょうか?)」


明石 「(…あまり嘘をつきたくはないですが仕方ありませんね 本当のことを言うと吹雪さんになにされるか…)」


明石 「…はい みなさんと仲良くして良き指揮を出しています さすがは最高指揮官と呼ばれていた親元さんの息子さんです!」


提督の父 「…」


提督の母 「…」


明石 「…あれ?どうかしましたか?」


提督の父 「…本当に、そう思っているか?」


明石 「…っえ?」


提督の母 「正直に答えて 本当はどうなのかしら?」


提督の父 「あの子がうまくやっているとは思えない 本当はどうなんだ?」


明石 「っえ!?えっと…それは…」


提督の父母 「「…」」


明石 「(…どうしよう まさか親元さんもうまくやってないと思っているなんて思いもしませんでした)」


明石 「(正直に答えるのはいいんですが答えたら答えたで吹雪さんたちになにされるか…どうすればいいんでしょうか?)」


提督の母 「…うまくいってないようね」


提督の父 「君はすぐに顔に出るね 本当のことを話していいのかって顔に出てるよ」


明石 「っえ?っあ!すっすみません…」


提督の父 「別にかまわないよ それでどうなんだ?今の君の顔からしてうまくいってないと思ったが実際には?」


明石 「…えっと、それは…」 タッタッタッ…



吹雪 「…なにをやってるんですか?明石さん」


明石 「っ!!!?」ゾクッ!!


提督の父 「…吹雪くん」


吹雪 「お久しぶりです親元さん 司令官なら司令室にいるので野暮をうっていないでまっすぐ向かってください」


提督の母 「…吹雪さん あの子はうまくやってるかしら?みんなと馴染めてる?」


吹雪 「はい 馴染めています あなた方が心配しなくとも司令官はちゃんとやっています」


提督の父 「…本当か?」


吹雪 「何度も言わせないでください それともなんですか?ご自分の息子がうまく馴染めていないとでも思っているんですか?」


提督の母 「…」


提督の父 「…」


吹雪 「…最低ですね ご自分の息子を信じていないなんて?それでも親ですか!」


明石 「ちょっ!?吹雪さんさすがにそれは言い過ぎですよ!相手はあの過去最高指揮官と呼ばれていた方々にそのような口調を!」


吹雪 「黙っててもらえませんか?殺しますよ」ギロッ


明石 「っ!!!!!!」ゾクッ!!!!!!


明石 「(すっ透き通るような目で…ものすごい寒気が!)」ブルッ!!


提督の父 「ふっ吹雪くん さすがにそれは言い過ぎじゃ…」


吹雪 「あなた方には関係ありません それより早くお会いになるんでしたら早く司令室に行きますよ?こんなところで時間を潰さないでください」


提督の母 「…わかったわ あなた早く行きましょう?」


提督の父 「あっあぁ そうだな」


提督の父 「すまないな?明石くん 息子の元に行くよ」


明石 「はっはい…」


タッタッタッ…


明石 「…」


不知火 「…さきほど言いましたよね?司令官の親元が来ると」タッタッタッ…


明石 「っ! しっ不知火さん!」


不知火 「しかも親元とお話しするなんて…と言いたいですが、先程から見てましたが偶然にあのお2人に会ってしまって、向こうから話してきたのは知ってるのでわたしはなにも言う気はありませんがね」


明石 「見てたんですか!?全然気がつきませんでした…」


不知火 「それは気づかれないよう見てましたからね 気づかないのは当然です」


不知火 「それよりも、吹雪さんはおそらく司令官の親元が帰った後に親元となにを話してたかを聞きに明石さんの元に行くと思われます」


不知火 「一応私からも言っておきますが聞きに来たらその時は正直に答えてください いいですね?」


明石 「わっわかりました」


不知火 「それでは」


タッタッタッ…


明石 「…」


明石 「…まさか不知火さんに見られていたとは思いませんでしたね?全然気がつかなかった…」


明石 「…それにしても、元最高指揮官と呼ばれていた方々にあの口調で話す吹雪さんも凄かったですね?一応元上司に当たる方にあのような口で話したら怒られるのに…」


明石 「…今日はおとなしく工房でなにかしてましょう」タッタッタッ…













夕方ー工房



明石 「…」カチャカチャ…


明石 「…できたー!」


明石 「やっとできました!あとはこれで動けば完璧です!さっそく動かしてみましょう!」スッ


明石 「スイッチオン!」カチッ


ドローン 「」ブゥゥン…


明石 「よし!飛行には異常はありませんね!カメラはどうかな?」ピッ


リモコン画面 「」ウィンッ ドローンに取り付けられているカメラの映像が移り出す


明石 「よし!カメラもばっちり!あとは…」カチッ


ドローン 「」ウィーン…カチカチッ ドローンに取り付けられている機械の手が動き出す


明石 「ふぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!!これも完璧です!!もう完璧しか言いようがありません!!」


明石 「ほんとに軽いもの程度しか使えないけどこれさえあれば遠くからでもあんなことやこんなことがやり放題です!」


明石 「…まっ厳密に言えば提督の情報を探るために作ったものですがね?」


明石 「いやしかし、本当に素晴らしいものができましたね!これなら商品化も夢じゃないですね!」カチカチッ


コンコンッ


オオヨドデス アカシサンイラッシャイマスカ?


明石 「っお!やっと帰ってきましたか!居ますよ 中に入ってどうぞ!」


シツレイシマス ガチャッ


大淀 「…なにやってるんですか?」


明石 「これですか?これは今流行りのドローンですよ!これさえあれば遠くから提督の偵察ができるので作ってみました!」


大淀 「もうブーム去ってますが…」


明石 「…ところで、雷と時雨は?」


大淀 「2人はまだ帰ってません 私とは別の任務なので帰りは夜になるかと思われます」


明石 「そうですか 早く帰ってきてくれるといいんですが?」


大淀 「…なにかあったんですか?」


明石 「もう大ありですよ!まだ帰ってないので司令室に居ますが今提督の親元が来てるんですよ!」


大淀 「っえ!?提督の親元が!?」


明石 「はい! …ですが、念には念を入れられて吹雪さんだけではなく、不知火さんにも調べるのを止められています」


大淀 「…やはり調べないよう言われましたか 抜かりありませんね」


明石 「しかも提督の親元の話しを聞いたら不知火さんも殺しにかかると言ってました」


大淀 「っえ!?不知火さんもですか!?」


明石 「はい さすがにそのことを知ってしまった場合には吹雪さんと2人で殺しにくると言ってました なので親元の話しは知らない方が身の為だと思います」


大淀 「…これは是非にとも聞きたかったんですが不知火さんも動くとなると本当に調べないようにした方が良さそうですね さすがにあの2人でやりに来られたらシャレになりません」


明石 「そうですね その方がいいかと思います」


コンコンッ シグレダヨ アカシサンナカニイルカイ?


明石 「いますよ 中に入ってどうぞ?」


シツレイスルヨ


ガチャッ


時雨 「…あれ?大淀さん帰ってきてたの?気づかなかったよ」


大淀 「わたしも先程帰ってきたばかりですよ 今日は出撃お疲れ様です」


明石 「お疲れ様です」


時雨 「2人もお疲れさま …それと明石さん そのラジコンと思われる物はなにかな?」


明石 「これですか?これは今流行りのドローンですよ!小型カメラ搭載されてる上に軽いものだけですが物を持ったり動かしたりすることも出来るんです!」


時雨 「…ドローンって今流行っていたかな?昔は流行ってたけど」


大淀 「もうブーム去ってます…」


明石 「そんなこと関係ありませんよ!これを使って提督の情報を探ろうと思って作ったんですからブームなんて関係ありません!!」


大淀 「では何故今流行ってるなんて言ったんですか…」


明石 「ノリです!」o(・ω´・+o) ドヤァ…!


大淀&時雨 「「…」」


明石 「…二人して黙らないでください 何かしら反応してくださいよ」


時雨 「…話し戻そうか?」


大淀 「そうですね」


明石 「スルーですか!?もはや話しすらしてくれないんですか!?」


大淀&時雨 「「はい(うん)」」


明石 「ひどいです!!」ガーンッ!!


大淀 「それで、そのドローンを使って提督の情報を探ろうと言ってましたがどうやって探るんですか?映像だけでは探りにくいのではないでしょうか?」


明石 「そこの点はご安心を!無線機に使われているマイクと赤外線を付けているので音量もキャッチできるようにしています!」


時雨 「…抜かりなしだね?」


明石 「本気で提督の情報を知ろうとしてますからね!このくらいは準備しておかないと完全には調べられませんよ!」


大淀 「バレないでしょうか?もし調べてる時に吹雪さんが電探使ってキャッチされたら…」


明石 「そこもご安心を!このドローンには高性能のステルス機能を付けているので駆逐艦が装備できる電探では絶対に見つかることはありません!」


大淀 「もはやなんでもありですね…」


時雨 「たしかに…」


明石 「いいじゃないですか!それよりもお2人にご相談があるんですが?」


大淀 「? なんですか?」


明石 「…提督のご両親のお話 聞いてみたいと思いませんか?」


時雨 「…っえ?提督の両親の話し?」


明石 「あっそう言えば時雨には言ってませんでしたね?実は今提督の両親が来てるんですよ」


時雨 「っえ!?そうなの!?」


大淀 「はい 今提督の部屋にいるみたいですよ?それで両親の話しを聞いてみたいと言ってましたが…まさか!」


明石 「はい このステルス機能が付いたドローンで調べようと思います!」


時雨 「大丈夫なの?たしか提督の両親の話しを聞いたら吹雪が殺しにくるって…」


大淀 「吹雪さんだけではありません 不知火さんも殺しにかかってきます」


時雨 「…っえ?」


明石 「不知火さんにも提督の親元の話だけは聞くなと言われているんです もし聞いたら本気で殺しにくると言っていたんです」


時雨 「不知火さんも!?まさか不知火さんも吹雪と同じ考えだとは思わなかったよ…」


大淀 「私も思いませんでした まさか不知火さんもそのような考えだったとは思いもしませんでした」


明石 「私だって思いませんでしたよ?てっきり不知火さんは私たちの味方だと思っていたのに…」


大淀&時雨 「「いや、それはさすがにない」」


明石 「アルェー?」(・3・)


大淀 「…それでどうするんですか?提督のご両親の話…聞くんですか?」


明石 「私は聞こうと思っています お2人はどうしますか?無理にとは言いませんが…」


時雨 「…リスクが高過ぎるね」


大淀 「そうですね もし万が一、バレた時のことを考えると調べるのはかなり危険ですね

まして不知火さんも同じ考えみたいなので…」


明石 「…わかりました ではお2人は待機しててください 私は1人で調べに行ってきます」


時雨 「それはだめだよ!1人でなんて危なすぎるよ!」


大淀 「そうですよ!さすがに危険すぎます!」


明石 「大丈夫ですよ?バレなければいいだけです!」


大淀 「それでこの前バレたばかりじゃないですか!お忘れになりましたか?」


明石 「この前はこの前、今は今です!それにこのドローンはステルス性なのでそう簡単には見つかりませんよ!」


時雨 「でも絶対とは言えないんだよね?いくらステルス性だと言っても肉眼で見られたらバレるよね?」


明石 「そこもご安心を!このドローンにはなんと擬態機能も付いてるんです!その時の周りの色に応じて変色することが出来るんです!」


時雨 「本当にもうなんでもありだね!」


後書き

提督の過去情報履歴


・提督の日記帳にはあいつらがきてイラつくと連呼して書いてあったが一体あいつらとは一体…?
・雷の情報だと、提督は過去にいじめを受けていたらしく、小学校〜中学校〜高校と続いてずっといじめを受けていた 提督の身体に無数のあざや傷が残っているとのこと


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