2017-02-03 01:07:52 更新

概要

初心者、中1女子が書きました。むちゃくちゃな文章で、筋が通ってないかもしれませんが、
読んでいただけたら光栄です!是非是非!ご感想をお寄せくださいね!


前書き

ソードアートオンラインの二次創作品です。
桐ヶ谷和人、朝田詩乃が主人公です。


~あなたの気持ちと私の気持ち~


「今、なんて………」


「俺もここのアパートなんだけど、って言った。」


「げっ…………」


厄介な人と関わった………。


「今、厄介な人と関わった、って顔してたな。w」


「別に、どうだっていいでしょ。」


「詩乃、ちょっとお邪魔してもいいか?」


「嫌。絶対に嫌。」


「なら、家に来てくれ。」


「お断りするわ。私、ご飯を作らないといけないから。」


「俺ん家で食べていけば?」


「い、嫌よ///男の子の家になんて行きたくないわ///」


「真面目な話をしたいんだ。」


真面目な、話………?


「…………分かった。貴方の部屋は?」


「2階、203号室」


は!?


「ちょっと待って?」


それって………


「隣の部屋じゃない…………」


「え、なんで今まで会わなかったんだ?」


「すれ違い、かしらね?」


「まあ、いいや。早く入って入って。」


「あっ、ちょっ、ちょっと…!」


背中を押され、渋々中に入る。すると、細い廊下があり、進むと小さな部屋が現れた。


「座っていい?」


「ああ、好きに座って。あ、何か飲むか?」


「いえ、結構。まだ水筒のお茶が残ってるから。」


「そうか。」


「それで、真面目な話って?」


出来ればさっさと出たい為、早めに本題に移る。


「ああ、そうだ。君について昨日、調べさせてもらったよ。インターネットで。」


なぜ、この人は私を苛つかせる様なことしか言わないのだろう。


「っ………帰るわ。」


「ちょっと待てって。悪気がある訳じゃない。」


「それでも嫌よ。帰らせて。」


「話を聞いてくれ。どうしてもだ。」


「……………」 


私は彼の顔が真剣なのに気が付いた。


「…………今回だけよ。」


渋々了承したので、かなり顔がひきつっていたと思う。


「いい?次はないからね。」


「ああ。本題に入るが、君が人を一人殺したのを知った。」


「だから何よ。」


「PTSDなんだろ?」


「貴方には関係がないことでしょ。」


「だけど、俺はそれをどうにかしてやりたいって思った。」


聞こえた声は真剣だった。


「そんなこと、出来やしないわ。」


声が震える。手に力が入り、スカートを握りしめた。


「俺は、そう思って、君とずっと一緒にいたいと思ってる。だから…………」


「私は、人と関わりたくないの。だから断らせてもらうわ。」


もう、傷付きたくない。

人に触りたくない。触れあいたくない。関わりたくない。


「もう、信じられないのよ……………」


ポタポタと次々に涙が溢れ出してくる。


「私は何度、裏切られたら、いいの…………っ………くっ…………ひっく………っ………」


「私の気持ちなんて、誰にも、分からない、わよ………っ…………」


直後、ふわりと彼のにおいがした。


「え…………?」


「泣いていいよ。泣いてすっきりしな。泣いたら泣いた分、すっきりするから。」


私は、彼に抱き締められていた。


「何よ………。」


「涙はな、精神をコントロールするためにあるんだ。しんどい時や悲しいとき、辛いときに、ストレスの塊となって出てくるんだ。だから、誰も我慢はできない。」


「っ………………だからって、私を受け止める、なんて、無理だよ…っ……。」


「だから、俺が君の隣にいて、ずっと一緒にいる。」


「もう、無理なんだよ………昔みたいに、普通に、笑えなく、なってるっ……………」


「昔みたいに、昔の詩乃みたいに、笑えるように側にいる………。」


「っ………桐ヶ谷く………!」


私はぎゅっ、と彼に抱き付いた。


後書き

いかがだったでしょうか?初心者なりに、頑張ってみたのですが、ここを改善するともっとよくなる!等々、ご感想を、お寄せくださいね!


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