2017-02-15 23:54:50 更新

概要



前書き

長らくお待たせして申し訳無いです!
この回は結構考えて書きました!
新キャラの予感…?




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3章、黄色いカーディガン












ジリリリリリ







いつも通りのアラームで起床する

今日は日曜日だがゴロゴロしてはいられない

昨日買った沼津のお土産を渡すのと

たまには母さんの顔を見ないと

いけないから時間的に都合の良い今日にすることにした






悠人「母さんに連絡するか」







俺は携帯の画面を開くと電話帳より先に目に入ったのは…







悠人「メール''64''件!?」






いつも一桁のお知らせマークが二桁なんて事ある訳ないしどうせ誰かのイタズラだろうと思っていた

恐る恐るメールを確認して見ると

大正解''今日遊ぼうよ!''とか、くだらないメールばっかりで肝心の予定などのメールは1つも無かった







悠人「今日ぐらい放って置くか…」








プルルルルルル







悠人「もしもし?母さん?」







楓花「その声は、悠?」






悠人「姉貴、久しぶり〜」







楓花「久しぶりだね〜どうしたの?」






悠人「今日空いてるからたまには、そっち帰るわ」






楓花「了解」ガチャッ









プ--ップ--ッ






悠人「何で切るんだよ…通話時間12秒とかヤバイな…」






とにかく今日はまず前提としてAqoursのメンバーに合わない、これを意識して行かないと、会ったらどうなるか分からないけど大変な事になるのは間違いない







悠人「これで大丈夫!行くか!」






〜〜数分後〜〜






悠人「全然分かんねえ…」






断言しよう、俺は方向音痴だ

内浦の場所も殆ど覚えてないのに隣町まで行くなんて無理がある…

心の支えは"ナビ"以上






??「あの〜」






悠人「よ…どうしました?」






善子「さっきからずっと同じ場所行ったり来たりしているんですけど大丈夫ですか?」






悠人(相手が善子なのはわかったけど、どうしようか、ここで正体をバラしたら昨日みたいな面倒なこと事になるから適当に誤魔化すのが1番か…?)







悠人「大丈夫ですよ〜」ウラゴエ







善子(絶対大丈夫じゃないでしょ…てかこの人どっかで見た事ある様な、無い様な…)






善子「道案内ぐらいは出来ますし何処に行きたいんですか?」






悠人「すみません、この駅まで行きたいんですけど…」ウラゴエ






善子「暇なんで途中まで私が送りますよ」








悠人「ありがとう…ございます」








〜〜※※※〜〜







善子「てかあなた悠でしょ?」







悠人「遂にバレたか…どうして分かったんだ?」







善子「貴方は私のリトルデーモンだから分かるに決まってるじゃない!」






悠人「・・・本当は?」






善子「スマホ…」






悠人「スマホで人を覚えるって…」






善子「そういう事じゃないの!!」






善子「そ、その…あわわ…」






悠人「そんな事より、y」






その時ふと、誰かに監視されている気がした、風を切るように後ろを振り向くと特に変わった様子も無く誰もいない、


善子はポケーっとこちらを見ている

当たり前だろう、急に何も無いのに後ろを振り向くなんて意味が分からなさすぎる、でも俺には誰もいないとは思えなかった






悠人(まさか…誰かに監視されているのか?)






善子「悠?どうしたの?」







悠人「いいや、何でも無い」







善子「そう・・・って!どうして電話したのに出てくれないの!?」







悠人「悪い、電源切ってたわ」







善子「折角、大切な話があったのに!」







大切な話と言ってもたんびたんび、善子の趣味を押し付けるパターンだけど顔がいつもと違うので期待はして無いが聞いて見ることにしよう







悠人「大切な話って?」







善子「次の文化祭の話!」





悠人「本当に?お願い!」





善子「次の文化祭のs」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







善子「・・・・という訳」







悠人「ありがとう、文化祭までに合わせて置くよ」






善子「任したわよ!失敗させたら承知しないんだから!」






悠人「了解」ビシッ!







〜〜※※〜〜







善子「着いたわよ」






悠人「ありがとう!恩にきる!」






善子「じゃあ私はこれで・・・」






悠人「なあ、喜子?」






善子「何よ?」






悠人「暇か?今日」






善子「そうね」






悠人「来るか?」






善子「着いてっていいの?」







悠人「構わない」





善子「じゃあ行くわ」






とてもストイックな会話で決まり善子も連れて行く事にした

実際は善子に道案内までさせてそのまま帰らす訳には行かないと言うのが本心だろうか






ガララッ






悠人「母さーんいる?」





楓花「あっ!悠!帰ってきた!」






楓花「あら〜?その子は?」



善子「津島善子って言います…!よろしくお願いします!」





楓花「私は久遠楓花だよ〜!よろしくね〜善子ちゃん」






悠人「そこヨハネじゃ無いんだ」






善子「うるさい!挨拶ぐらいちゃんとしないといけないでしょ!」






善子は中身はとてもいい子

流石"善子"と言うだけある、何処からこんな事になってしまったのか……






その後、聞くと母さんは仕事で今家に居なく姉貴しかいないらしい

姉貴だけなんてまさに檻から解き放たれたライオンだ、正直Aquorsのメンバーより面倒くさい







楓花「お茶注いでくるね!」テクテク






善子「そういえば、さっきからずっと付いてきてるわよ」






悠人「千歌たちだろ?」






どうやら善子も気づいていたらしい

アニメでよくある電柱に隠れて背後を追うっていうのはよくある話だが彼女達は何故かやたら派手な格好で、もはや"頭隠して尻隠さず"でも何でもない






善子「どうするの?」






悠人「来たければ来るだろ善子も別にいいだろ?」






善子「別に良いけど・・・」






その後善子が何を言ったかは

聞こえなかった








楓花「おーい悠!誰か来たよ!」







相手は多分・・・



千歌「こんちか!」



だろうな・・・






ガチャッ



千歌「こんちか!」



大正解!







悠人「何しに来たんだよ…」





逃げる様に此処に来たのに追いかけて来てもらっては困る






千歌「千歌と悠くんは赤い糸で繋がってるんだよ〜だから離れないんだよ!」






悠人「じゃあそう解釈すると、彼処にいるメンバーもだぞ」





千歌「なーんてね!本当はね悠くんのお家で話し合いをするはずだったんだけど追ってたらね・・・・でね・・・あのね・・・という事なんだ!」





悠人「曰く、話をするんだな?」






千歌「うん!」






千歌「お邪魔しま〜す!」





悠人「ったく、千歌って奴は」





悠人「・・・皆さんも入ってください」






「「お邪魔しま〜す!」」






悠人(本当に居たんだ…居ないと思ってたのに…)






こうして俺の折角の休みも台無しになり、序でに姉貴も居るし本当に最悪な日になる、そんな予感がする







楓花「悠が家に女の子連れて来るなんて雪でも降るかしら?」






悠人「勝手に来たんだよ…呼んでないし…」






ダイヤ「悠人さんが、逃げるからですよ!」





果南「そうよ!折角悠人の家で次のライブの話し合いをする予定だったのに」






悠人「何で次のライブの話し合いを俺の家でするんですか…」






楓花「そんなことより!皆、お昼は食べた?」






曜「食べてないであります!」







千歌「食べてないよ!」






楓花「皆食べてないならここで食べていくと良いよ!」






悠人「俺、帰っていい?」






楓花「何言ってんの!わざわざ遠いとこから皆来てくれてんのに失礼でしょ?」






確かに姉貴が言ってることがごもっともで俺だって人に迷惑は掛けたくないだが今は違う

流石に毎日一緒にいるのはキツイし

まさかここまで来ると思わないし







〜〜※※〜〜








悠人「って事でスーパーで買い物したけど結構荷物重いな…」







曜「私が持つよ!」






悠人「曜に持たせるのは悪いし!」





悠人(まあでも多分俺より曜の方が体力あるだろうな)






曜「いいの!私の方が力あるし!」






悠人(その通りでございます)






曜「ねえねえ悠くんって千歌ちゃんの事どう思ってるの?」






悠人「どうって…どうしたんだ曜?」





曜「あっ!着いたよ!家」






悠人「ああ…」






悠人(明らかに誤魔化したよな…)







〜〜※※〜〜






梨子「出来たよー」





楓花「梨子ちゃんと一緒に作った特製焼きそばだよ!」






ルビィ「美味しそう!!」






花丸「食べていいずらか!?」ゴクリッ






楓花「梨子ちゃんは料理上手いから助かったよ〜〜!」






梨子「いえいえ楓花さんが上手いからですよ」テレテレ





楓花「またまた〜褒めても何も出ないよ〜」





楓花「手を合わせて、」






「「「いただきます!!!」」」






鞠莉「WOW!とっても味がグレイトね!」






果南「確かに美味しいねー」







千歌「梨子ちゃん美味しい!これならうちの旅館にも出せるね!」






梨子「旅館は流石に無理だと思うけど確かに美味しいね」






食事を済ました後

何故か姉貴と一緒に練習風景を見る事になりビシバシ指導された…(俺が)






楓花「ふう〜皆帰る時間だね〜」






ルビィ「楽しかった!また来るね!」







善子「楓花!また来てあげるわ!」






花丸「善子ちゃん何様ずら?」バシッ 

 





善子「痛っ!」







楓花「あはは、これからもみんな頑張ってね!私応援してるから!」






楓花「また来てね〜!!」バイバ-イ






「「バイバーイ!」」






〜〜※※〜〜





暫くしてから一通の電話

相手は姉貴





悠人「どうした?」





楓花「花丸ちゃん?がカーディガン忘れちゃってさ届けてくれない?」






悠人「わかった、じゃあ取りに行くから待ってて」






楓花「了解」







このカーディガンが

悲劇を招くとは知らずに…























































































































































後書き

どうでしたでしょうか?
梨子ちゃんの特製焼きそば食べたい…
次回また会いましょう!


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金属製の餅さんから
2017-02-14 18:05:39

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金属製の餅さんから
2017-02-14 18:05:40

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