2017-02-23 14:24:24 更新

概要

みほが財布をなくします、

まほに怒られます


~西住家~



みほ「う~ん」


まほ「おっ起きたか」


みほ「おはよう、お姉ちゃん」


まほ「ああ、おはよう」


みほ「お母さんは?」


まほ「ちょっと用事があるらしく」


まほ「1週間ぐらい留守だ」


まほ「だからしばらくは二人だけになるな」


まほ「はいっ朝ごはん」ゴトッ


みほ「あっありがとう」


みほ「いただきます」



パクっ



みほ「,,,,,,,,!」


みほ(ん?)


みほ(味噌汁は?)ズズズッ


みほ「,,,,,,,,,,,,」


まほ「どうだ、美味いか?」


みほ「うん、美味しいよ」


みほ(めちゃくちゃまずい)




これは母が留守の間に起きた物語である。



みほ(まずい!)


みほ(なんでこんなにまずくなるの?)


みほ(こんなの食べ物じゃない!)


みほ「,,,,,,,,」


まほ「,,,,?どうしたみほ、顔いろ悪いぞ?」


みほ「あははは,,,,」


みほ(こんなの食ったら悪くなるでしょ!そりぁ!)


まほ「,,,,どれどれ」パクッ


みほ「あ,,,,」


まほ「うん普通に美味いじゃないか」


みほ「,,,,,,,,,,,,」


みほ(え!ちょっと待って!)


みほ(お姉ちゃん、ねえ、バカ舌なの!)


みほ(バカ舌だよねこれ絶対!)


みほ「ごちそうさま」


まほ「あれ?もう食べないのか?」


みほ「うん,,,,何か食欲なくて」


まほ「そうか,,,,」


まほ「しっかり休めよ」


みほ「,,,,,,,,,,,,」


バタンッ



~みほの部屋~


みほ(まさかお姉ちゃんが)


みほ(料理が下手で)


みほ(しかもバカ舌だったなんて,,,,)


みほ(この料理が1週間も続くとなると,,,,)


みほ(,,,,,,,,,,,,)


みほ(死ぬ、絶対死ぬ)


みほ(なんとかして、お姉ちゃんの料理下手と)


みほ(バカ舌を直さないと,,,,)


みほ「まずは,,,,」


みほ「料理から直そう」





みほ「お姉ちゃん」


まほ「なんだ?みほ」


みほ「ご飯作ろう!」


まほ「いきなりなんだ?」


みほ「一緒に作りたいの!お願い!」


まほ「まぁいいが,,,,何を作るんだ?」


みほ「玉子焼き」


まほ「そんな簡単なもの作るのか?」


みほ「うん」


まほ「じゃやるか」




~キッチン~


まほ「まずは玉子だな」


みほ「今日は一個でいいよ」


まほ「割るか」


まほ「,,,,」


みほ「まさか,,,,」


みほ「割り方知らないの?」


まほ「,,,,,,,,,,,,」


みほ「一体どうやって朝ごはんの玉子焼きを作ったの?」


まほ「包丁を使ったよ」


まほ「切るのに苦労したよ」


みほ「,,,,,,,,」


みほ「お姉ちゃんだよね?」


みほ「他人じゃないよね?」


まほ「何をいっているんだ?」


まほ「私はまほだが?」


まほ「どうしてそんなことを聞く?」


みほ「お姉ちゃんが料理下手すぎるからだよ!」


みほ「,,,,,,,,はぁ」


みほ「割り方はまず硬い所で二回叩く!」コンコンッ


みほ「そしたらひびが入るから」


みほ「そのひびに沿って割る!」パカッ


みほ「オーケー!?」


まほ「あぁ、オーケーだ」


みほ「じゃあ、ちょっと塩を持ってくれない?」


まほ「あぁ、いいが,,,,」タッタッ


みほ「,,,,,,,,」


みほ(今のうちに)


みほ(バカ舌かどうかを確かめるために)


みほ(秋山さんお手製の)


みほ(デスソースをたっぷりといれます)ドバドバ


みほ(あとはお姉ちゃんが帰ってくるのを待って)


みほ(焼いて、食べさせるだけです!)


まほ「みほ、塩あったぞ」


みほ「じゃこの玉子のなかにいれてください」


まほ「ああ、」パッパ


まほ「?」


まほ「なぁ、みほ」


まほ「少し色が赤くなってないか?」


みほ「気のせいだって、お姉ちゃん」


まほ「お、おぉ」


まほ「???」





完成です!



みほ「できたね、お姉ちゃん」


まほ「あぁ、できたな」


みほ「まず食べて」


まほ「?、あぁ」パクッ


まほ「!!」


まほ「普通に美味いが?」


みほ「えっ」


まほ「みほも食べてみ?」


みほ「え!あ、うん,,,,」


みほ「,,,,,,,,,,,,」


みほ「辛くなかったのかな,,,,」パクッ


みほ「!!!」


まほ「美味しいか?」


みほ「う、うん、美味しいよ?」ピクピクッ


まほ「頬がピクついているぞ?大丈夫か?」


みほ「う、うん、大丈夫だよ?」ダラダラ


まほ「汗が出てきているが」


みほ「え!なんにもないよ?」ダラダラ


まほ「顔を赤くして涙を流されながら言われても」


みほ「ちょっと,,,,トイレにいってくる」


まほ「???あぁ」




~トイレ~


みほ「,,,,,,,,,,,,」


みほ「辛い!」






まほ「今トイレで叫び声が聞こえたような,,,,」




終わり






後書き

みて下さりありがとうございました!


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