2017-06-01 23:19:48 更新

概要

“見えてしまう”提督の話です。


1 もっと人らしく生きてみたい




ーー生きる事は人がもっとも恥ずべき痴態を晒すのと一緒であるーー


ーー生きる事は有限であり、そしてーー


ーー他の為に死ぬのと同等に尊く、荼毘すべき事だーー


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ーー人はいつかは死すものであるーー


ーー人生には絶対と言われているものは数えられるほどしかないーー


ーーだが人が死ぬのは、限りなく当然でありーー


ーー不可逆的で不可避な事象であるーー


ーー何故、人が死ぬのは絶対なのだろうかーー









ーーーー

ーーー

ーー



















???「あー、はい、すみません......。こちらの手違いでして...」


???「はい、はい、すみません。後でそちらに伺わせて頂きます」ガチャン


???「...........はぁ....仕事は楽じゃないな...」


吹雪「当たり前です。仕事が楽で退屈なものならば、皆必死にしなくても良いんですから」


吹雪「はい、これ。今日の書類です......っと!」ドサッ、ドサッ、ドン!


???「......こんなに?」


吹雪「はい。こんなに、ですよ“提督”」


提督「......辛い...自堕落な生活を送りたい......嫌だ......」


吹雪「はいはい......やりましょう。やりましょう。弱音を吐く前に行動!」


提督「はい......」

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カリカリカリカリ.........


提督「.........もう昼か......」ン〜ッ......


吹雪「結構進みましたけど......まだまだか...」フワァ〜......


吹雪「.........あの、今日ぐらいは一緒に......」


提督「..........じゃあ、“いつもの所に”」スクッ


吹雪「あ、はい.........」ガチャッ...






吹雪「...............」

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吹雪(こんばんは。吹雪と言います)


吹雪(突然ですが私達の提督は変わっています...何故なら......)




川内「あれ?吹雪?」


吹雪「あ!川内さん!」


川内「おおう...声張ってるね...」


川内「まぁ、いいや。そういえば提督は?」


吹雪「......“また何時もの場所に”」


川内「.........はぁ、あんなに誘ってくれても無理なのか......」


吹雪(提督は極端...いえ、今まで一度も私以外の艦娘達に会った事はありません)


吹雪(ですが、私の中では人を異常に嫌うだとか、あがり症など人と会えない様な外的な理由はない様に見えます)


吹雪(私は長年隣にいるはずですが、未だに提督の事は詳しく分かりません..... .)

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提督「.........眠い......」タッタッタッ。


吹雪「提督!来ました!」


提督「.........おお、来ましたか...来ましたか......」


吹雪「今日は少し豪華になってます!」フフン!


提督「......凄いな。美味しく頂けそうだ」


吹雪「じゃあ、食べましょう!」







二人「「いただきます」」

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吹雪「......あの、提督」


提督「うん?」モグモグ


吹雪「どうしても......どうしても、皆さんに会ってくれないんですか...?」


提督「............」モグモグ










提督「えっ、別にいいけど?」モグモグ





吹雪「えっ、あっ、えっ!?で、でも前は......」


提督「ああ、だって吹雪が誘う時は必ず“複数人居る”時しか誘わないじゃないか」モグモグ


提督「別に“二〜三人”、勿論一人でもいいけど...其れぐらいなら良いよ?」モグモグ...ゴクン


提督「......あ、これだと何様って感じだな。別によろしいのですわよ?......ん?」


吹雪「......っ......///」


提督「まぁ、兎に角良いんですよ。三人までならば。はい、うん」


吹雪「......分かりました......ですが、こんなに私達は待ったのですから、少し辛いかもしれない処罰はしますよ?提督......」


提督「......覚悟の上です......」

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偶に自分は何者なんだろうと、思う。


ーー疫病神だよーー




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提督「という訳で...」


吹雪「.........」





提督「一緒に居てくれない?」

吹雪「い、や、で、す!!」





提督「良いじゃない!良いじゃない!何!?一対一とか!?自分の緊張に対する耐性はあまりにも低過ぎて、豆腐メンタルより柔らかい豆乳メンタルなの知ってるでしょ!?」


吹雪「もはや、柔らかいとか関係ないじゃないですか!液体なら柔らかさなんて感じませんし!......ともかく!私が居たら本音を話せなくなる人もいるかもですし、良いです!!」


提督「やめてヨォ!みすてないでヨォ!」


吹雪「というか!一対一を容認したのは提督自身ですよ!?何今更ながら自分の意見を手のひら返ししてんですか!逆に滑稽すぎるんですよ!」


提督「滑稽でもいいじゃない!泣きたい時だってあるじゃない!泣きたい時だってあるじゃない!」


吹雪「なんで全部泣きたい時なんですかー!!」













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