2017-04-11 19:11:46 更新

概要

気を楽にして読んでください


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〜 奉仕部 部室 〜




平塚「暇だからちょっと奉仕部の様子を見にきてみれば…」




八幡「……」ムス


いろは「……」ムス~





平塚「どんな状況だねこれは」





雪乃「お気になさらず」


平塚「いやしかし…」




いろは「もう先輩なんて嫌いです。大っ嫌いです」


八幡「俺もお前なんて嫌いだ。大っ嫌いだ」




平塚「どう見ても喧嘩ではないか。あれは」


結衣「…」ピッピッ


平塚「おい。由比ヶ浜。携帯弄ってないで止めた方がいいんじゃないか?」


結衣「え?なんでですか?」


平塚「いやなんでって…」






いろは「バーカバーカ」


八幡「バカはお前だバカ」


いろは「うるさいです。バーカ」


八幡「バカって言う奴がバカだって知ってたか?あ、バカだから知らねえか」


いろは「バーカバーカバーカバーカ」






平塚「なんて低レベルな…」


雪乃「…」ペラ


結衣「…」ピッピッ


平塚「……はあ。なんなんだこれは…」




平塚「仕方ない」


平塚「おい。やめないか2人とも」





八幡・いろは「「先生は黙っててください」」




平塚「息はぴったりだな…」


平塚「悪いが黙ってるわけにはいかんよ。生徒同士が喧嘩していたら」


八幡「別に喧嘩なんかしてないですよ」


いろは「そうですよ。ただ先輩がおバカさんってだけの話です」


八幡「あ?」


いろは「は?」


平塚「だからやめないか。まったく」


平塚「仲良くしろよ。一応お前たちは…」





平塚「付き合ってるのだろう?」





八幡「いやだってこいつが…」


いろは「いえ、付き合ってませんよ」


平塚「えっ」


八幡「は?」


八幡「どういうこだよそれ」


いろは「別れましょう」


八幡「…」


平塚「お、おい。一度落ち着きたまえ」


八幡「いえ、いいですよ。先生。もういいです」


八幡「別れよう。もううんざりだわ」


平塚「おい!比企谷までなんてことを!」


いろは「…本気で言ってんですか?」


八幡「はあ?お前が別れようって言ってきたんだろ。本気だ本気」


いろは「…ふん。私、帰ります。さよなら」


八幡「おーおー。帰れ帰れ」




平塚「そんな…いいのか本当にこれで…」


結衣「ゆきのん!今日の紅茶は一段とおいしいね!」


雪乃「新しく買って見たの。気に入ってもらえたならよかったわ」


平塚「そしてなんでそんなに落ち着いてるんだこの2人は…」


雪乃「先生。心配しなくても大丈夫ですよ」


結衣「そうそう。たぶんそろそろ始まりますし」


平塚「始まる?なにが?」





いろは「…」


八幡「…」


いろは「先輩」


八幡「あ?まだ帰ってなかったの?」


いろは「そろそろ謝ったらどうですか?」


八幡「はあ?」


いろは「そしたら許してあげますよ」


八幡「いやいやお前こそ謝れば?」


いろは「いやいやいや先輩が謝ってください」


八幡「いやいやいやいやお前が謝れ」




平塚「おいおい、始まるってまた喧嘩がってことか?」


結衣「まあまあ見ててください」




いろは「このままじゃ本当に別れますよ。先輩が謝れば別れません」


八幡「いやお前さえ謝れば別れないよ」


いろは「……私がいないとダメダメなくせに」


八幡「はあ?お前こそ俺がいないとダメだろ」


いろは「私なしで生きていけるんですか?」


八幡「はあ?無理に決まってるだろ」


平塚「ん?」


八幡「お前こそ俺なしで生きれんのかよ」


いろは「いやバカですか?本当にバカですか?無理に決まってるじゃないですか」


平塚「んん?」


いろは「先輩なしでどうやって生きていくんですか。死んじゃいますよ」


八幡「ばっか。俺だっていろはがいないと死ぬわ。即死だわ」


いろは「え…。先輩。死ぬんですか?嫌!そんなの嫌です!」


八幡「ばっか。お前を置いて死んだりしねえよ」


いろは「先輩…///」





平塚「おっと。静ちゃんわかんない。どういうことかわかんないよこれ」


雪乃「もうちょっと続きますよ」





八幡「ん、待てよ?じゃあ俺たちが別れたら…」


いろは「やばいですよ!先輩が死んじゃいます!」


八幡「なんてことだ…」


いろは「もうさっき別れちゃいましたよ…」


八幡「ダメだ…いろはいないとか死んでしまう…今から死ぬ…すぐ死ぬ…さあ死ぬぞ…」


いろは「嫌!嫌です!死なないでください!先輩!!」


八幡「ばっか。お前を置いて死んだりしねえよ」


いろは「先輩…///」


平塚「いやその会話さっきしたやん」


いろは「ああ…私はなんてことを…あの時別れるなんて言わなかったら…」


いろは「あぁ…あああ…」


いろは「いやぁああああああ!」ダダダ


平塚「あ、走ってった」


八幡「待て!」ギュ


平塚「あ、抱きついた」


いろは「離してください!」


八幡「ぜってえ離さねえ!!!!!!!!!!!」


平塚「急にどうしたお前」


いろは「私の…私のせいで先輩が……」


八幡「俺と付き合ってくれ!」


いろは「はい!!!!喜んで!!!」


平塚「はやっ!?」


八幡「これで俺といろはは恋人同士だ。俺は死なない」


いろは「よかった…よかったよぅ…ぅう…」


八幡「おいおい。どうしたんだよ」


いろは「だって…だって…先輩と別れるなんて…先輩が死んじゃうなんて…そんなのありえません。悲しくて悲しくてさっきまでずっと泣きそうなの我慢してたんですよ…」


八幡「いろは…ごめんな。辛かったよな?」


いろは「もう…我慢しなくてもいいですか?」


八幡「え?」


いろは「誰かが言ってました…」


いろは「泣いていいのは…おトイレの中か…」




いろは「先輩の胸の中だけだって…!」




八幡「……………ああっ…!ああ!!」


平塚「いや誰も言ってねーよ」


八幡「泣くなら俺の胸の中で泣け!いろは!」


いろは「先輩!せんぱぁああああああああああああいうあああああああえぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええん!!!!!」


八幡「うぅ…うう…ぐすっ…」





センパ−イ!

イロハ−!







平塚「求めるは説明」


結衣「いや説明もなにも見たまんまじゃないですか」


雪乃「今日でちょうど300回ほどじゃないかしら。どうでもいいけれど」


平塚「なんの数字だ?」


雪乃「あそこで泣きながら抱き合ってる2人が別れてまた付き合った回数です」


平塚「うわーお」



平塚「はぁ…つまりはあれか…あの2人は相当な…」






平塚「パカップルってことか…」






いろは「せんぱぁああああああああああい!!!!」


八幡「いろはぁあああああああああああああああああ!!!」


雪乃「あ、そろそろ下校時間ね。今日の部活はここまでにしましょう」


結衣「帰るよ〜。2人とも〜」


いろは「あ、はーい!お疲れでーす」


八幡「つかれっす」


平塚「切り替えはやっ」


いろは「帰りましょ。先輩!」


八幡「おう」


いろは「あ、ちょっと待ってください」


八幡「ん?」


いろは「…///」モジモジ


八幡「…ああ、手繋ぎたいのかほれ」


いろは「!!」パァ


いろは「わーい!」


いろは「あ、でもやっぱりいいです」


八幡「え、なんだよ…ちょっとショックだな…」


いろは「やっぱり先輩の腕に抱きつきます!///」ギュゥ


八幡「お、おい。まったく……俺から離れんじゃねえぞ」


いろは「キャー!先輩かっこいいー!(≧∇≦)」






ドア ガララ バタン





平塚「壁を用意しろ雪ノ下」


雪乃「殴れる壁はもう全部私たちが殴りました」








…………………


……………


………


……







ー 次の日 お昼 ー





キーンコーンカーンコーン




八幡「あー腹へった」


戸塚「はちまーん」


八幡「ん?どうした」


戸塚「一緒に食べようよ!」キラキラ


八幡「おお…この笑顔…反則だ…!」


戸塚「?」


八幡「そうだな。食べるか」


戸塚「やった!なんか久しぶりだね」


八幡「そうだっけか?」


戸塚「もうお腹ぺこぺこだよ〜」


八幡「…」


戸塚「いただきまーす」


八幡「…」


戸塚「…あれ?八幡、ご飯は?」


八幡「え?ああ。…たぶんそろそろ」




ドア ガララ!!




いろは「先輩!!!先輩のいろはがやってきましたよ!せんぱぁい!せんぱぁい!!><」ブンブン


八幡「おっす」


戸塚「(すっごい手振ってるなあ…)」


戸塚「こんにちは。一色さん」


いろは「あ、こんにちはです」スッ


戸塚「(すっごいわかりやすくテンション普通に戻ったなあ…)」


戸部「おお〜いろはす〜。なんかテンション高いじゃん。べっー!」


いろは「は?キモいんで消えてくださいマジで」


戸部「」


いろは「せんぱぁい!どうぞ!今日のお弁当です!!それと飲み物も買ってきました!飲み物はもちろん!いろはす!私です!今日はりんごエキスの私です!エキスの私ってちょっとえっちぃですね!」


八幡「おお、ありがと」


戸塚「(八幡さんもうちょっと反応してあげた方がいいのでは)」


戸塚「わ、わあ、すごい。一色さんに作ってもらってるんだ。本当にラブラブだね〜」


いろは「もう戸塚先輩ったら!ラブラブなんて…///当たり前じゃないですかあ///」パンパンッ


戸塚「い、いた、痛いよ。背中叩かないで一色さん」


いろは「さてお腹すきましたし早く食べましょう!今日はどこで食べますか?」


八幡「ここでいいんじゃねえの。で今日は戸塚が一緒でもいいか?」


いろは「……」


いろは「それじゃあ私、お邪魔じゃないですか?」


戸塚「いやいやそんな!むしろ僕の方が邪魔じゃないかな…?」


八幡「そんなことねえよ。3人で食べよう」


戸塚「いいかな?一色さん」


いろは「…いいですよ!」


戸塚「ありがとう!あ、そこ座っても大丈夫だよ」


いろは「はい、ではではお邪魔します」


八幡「んじゃ…弁当を…」パカ




ハートのふりかけご飯

ハート型ハンバーグ

ハート型卵焼き

ハート型ブロッコリー

ハート型ミニトマト

ハート型緑色の仕切りのアレ(バラン)




戸塚「わ、わあ…その……すごいね!」


戸塚「(いくつかどうやってハートになったのかすごく謎なのがあるけど…ツッコんじゃダメかな…?)」


八幡「今日もいいハートだな」


いろは「ありがとうございます♪」


戸塚「(いいハートとは)」


八幡「いただきます」アーン


いろは「ちょっと先輩ッ!!」机バンッ!


戸塚「わっ」


八幡「え、なに」


戸塚「びっくりした〜」


いろは「なに自分で食べようとしてんですか」キッ


八幡「え、ダメなの」


戸塚「(ダメなの?)」


いろは「ダメです」


戸塚「(ダメなんだ…)」


いろは「いつも私があ〜んして食べさせてるじゃないですか!」


八幡「い、いや今日はいいよ。教室だし…恥ずかしいだろ」


いろは「関係ありません。はい、あ〜ん」


八幡「お、おい」


いろは「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」


八幡「はぁ…わかったよ」アーン パク


戸塚「(八幡も大変だなあ…)」


いろは「どうですか…?先輩?おいしいですか?」


八幡「…」モグモグ


八幡「…」


八幡「…」


八幡「……うぅ」


戸塚「は、八幡!?どうしたの!?急に泣いて…」


八幡「…めえ」


戸塚「え?なに?」


八幡「うめえよ…」グス


戸塚「はい?」


八幡「いろはぁ…おれはぁ…幸せもんだ…こんなうめえもん食わしてもらえるなんて…」


戸塚「誰だお前」


いろは「先輩……泣かないでください。泣いてる先輩の姿なんか見たくありません」


八幡「すまん…すまん…うぅ…」


いろは「はい、あーん♪」


八幡「あーん♪」


戸塚「切り替えはやっ」


八幡「あれ…この卵焼きちょっと塩多いな…」


いろは「えっ…」


八幡「あ、いやすまん。マズイとか言ってる訳じゃないぞ」


いろは「あっ…あ…ああ…あぁあああああああ…」


戸塚「え、なになにどったの一色さん」


いろは「そうだ…そうだ…先輩はあま〜い卵焼きが好みでした…なのに私…塩なんか入れて……」


いろは「私はなんてことを!!」


八幡「待て待て。確かに俺といろはの愛のように甘い甘い卵焼きが好きだが!」


戸塚「何言ってんのこの人」


八幡「これだってわりと…」


いろは「私は…私は…」





いろは「先輩の彼女失格ですぅううううううううううううう!!!」ダダダ






ドア ガララ バタン!




戸塚「行っちゃった」


八幡「俺は!」ガツガツ‼︎


戸塚「おお、いい食べっぷり」




八幡「いろはが作ったもの全部だいっっ好きだぁあああああああああ!!!!」ダダダ




ドア ガララ バタン!






戸塚「……」


戸塚「ふぅ………まあ…」





クラス全員「「「「(いつものことか…)」」」」








…………………


……………


………


……






〜 奉仕部 部室〜




いろは「せーんぱい」


八幡「なんだよ。本読んでんだけど」


いろは「せーんぱい」


八幡「今いいところだから、クライマックスだから。後にしてマジで」


いろは「せんぱいせんぱい」


八幡「……はぁ……なあ、本当に怒るぞお前」


いろは「好きです」


八幡「俺も好きだ!!!」ポイッ


結衣「あ、本投げ捨てた」


いろは「きゃあ!そんな強く抱きつかれたらもっと好きになっちゃいますう!」


八幡「俺はさらに好きになるぞぉおおおおおお!!」


雪乃「由比ヶ浜さん。紅茶どうぞ」


結衣「ありがとう」


結衣「いや〜本当に慣れちゃったね〜この光景には」


雪乃「そうね」


結衣「ねえねえヒッキー。付き合ってどれぐらいだっけ」


八幡「ん〜どれぐらいだったか…」


いろは「そうですね〜ん〜」


雪乃「そんなに思い出せないほど経ってないでしょう確かまだ1カ月半程度…」


八幡「だって俺たちは前世から愛し合ってたろうしな〜」


雪乃「は?」


いろは「ですね〜前前前世から私たちは結ばれていたはずですからね〜たぶんきっと1万年と2千年前ぐらいから愛し合ってますよ知らないですけど」


雪乃「くっそ適当ね」


八幡「1億と二千年ぐらい後も愛してるぞいろは」ガシ


いろは「やだ…先輩ったら…///」


結衣「聞くんじゃなかった…」


雪乃「頭痛くなってきたわ…」


結衣「ほんとお互い好きなんだね…もうはっきりしすぎてて…」


結衣「諦めるしかないよね…」ボソ


八幡「なんか言ったか?」


結衣「ううん」


いろは「……」


いろは「先輩への愛は誰にも負けません!」


雪乃「はいはい」


いろは「むー雪ノ下先輩。ちゃんと聞いてくださいよ。私の先輩愛を」


雪乃「遠慮しておくわ。日付変わりそうだから」


八幡「いや確かにいろはの愛はすごいが、俺の方がいろはを愛してるけどな」


いろは「え?」


八幡「ん?」


いろは「私の方が愛してますよ?L・O・V・Eですよ。アイラブユーですよ」


雪乃「あっこの流れ」


八幡「いやいや俺の方が愛してるよ?」


雪乃「ちょっと待ちなさいあなた達」


いろは「は?」


八幡「あ?」


いろは「あの…本気で言ってんですか?」


八幡「お前こそ頭大丈夫か?」


いろは「私の方が!!愛してるんです!!」


八幡「俺の方が!!愛してる!!」


結衣「はいこれきましたねーゆきのんさん」


雪乃「もう帰りたいわ…」


いろは「なんなんですかもう!先輩なんてもう嫌いです!」


八幡「そっちこそなんなんだよ!ああ!もうお前なんて嫌いだ!」



結衣「あ、今回はテンポいいね」


雪乃「そのようね」



いろは「別れます!もう別れてやるです!」


八幡「勝手にしろ」


いろは「ふん!もう帰ります!さよなら」


八幡「おーおー帰れ帰れ」



結衣「おっとこの流れは」


雪乃「テンポ悪くなりそうね…」



いろは「…」


八幡「…」


いろは「先輩」


八幡「あ?まだ帰ってなかったの?」


いろは「そろそろ謝っt



結衣「はいきましたー!省略!!」















いろは「せんぱぁああああああああああい!!!!」


八幡「いろはぁあああああああああああああああああ!!!」




雪乃「やっと一通り終わったわね…」


結衣「毎度毎度よくやるなあ…」




いろは「あっ」


いろは「せんぱいせんぱい」


八幡「なんだいなんだい」


結衣「相変わらず切り替えが早いなあ」


いろは「明日は土曜日。学校はお休みです」


八幡「そうですね」


いろは「泊めてください」


結衣「えっ!?」


八幡「カモン」


結衣「ええ!?」


いろは「それでは先輩方!さよならでーす!」


八幡「うーす」




ドア ガララ バタン





結衣「お泊まり…うう…いいなあ…」


雪乃「まだ部活終わってないのだけれど…」








…………………


……………


………


……








〜 比企谷家 〜






いろは「せーんぱい。あ〜ん」


八幡「んあ」



小町「…」



いろは「おいしいですか?」


八幡「ああ。これいろはが作ったのか」


いろは「はい!小町ちゃんみたいにはうまく作れないですけどね…」


八幡「いやいや美味いよマジで。なんか隠し味があるのか?」


いろは「ありますよ♪とっておきのが!当ててみてください」


八幡「うーん…」


八幡「あ、わかったぞ」


いろは「おお!ではでは答えをどうぞ!ババン!」




八幡「俺への愛情…だな?」




いろは「正解ですせんぱぁああああい!!」ダキ


八幡「いろはぁああああああ!!」ダキ



小町「…」



いろは「あ、先輩。米粒ついてますよ」


八幡「マジか。恥ずかしいな。どこだ?」


いろは「えいっ」




ちゅっ




八幡「お、おい!」


いろは「えへへ、唇についてました♪」


八幡「まったく…お前ってやつは…///」


いろは「……」


八幡「……」


いろは「先輩…」スッ


八幡「いろは…」スッ




ちゅっ…




小町「…」ガタ


八幡「ん?どうした小町」


小町「ごちそうさま…」


いろは「もう食べないの?小町ちゃん」


小町「はい…。あの…ちょっと洗濯物みてきます」




ドア バタン





小町「…」


小町「…」


小町「はぁ…」





小町「つっかれるわ〜」














あのダメダメなお兄ちゃんに彼女ができた


妹としては最高に喜ばしいことだ


だけど…





いろは「天◯の城◯ピュタっていつ見てもいい作品ですね〜」


八幡「そうだな」


いろは「ねえ先輩。私が空から降ってきたらどうしますか?」


八幡「いや降ってこないだろう」


いろは「降ってくるかもしれないじゃないですか」



降ってくるわけないでしょ

頭の中お花畑か



八幡「お前がそう言うなら降ってくることもあるのかもなあ…」



だから降ってこないよ

お兄ちゃん冷静なってお願い



いろは「クソメガネ大佐が襲ってきても守ってくださいね」



口悪いなおい

だから襲ってこないよアニメだよそれ




八幡「当たり前だ。いろはは俺が守る」


いろは「キャー!先輩頼もしい!」ダキー


八幡「おいおい。あんまりくっつくなよ。興奮するだろうが」


いろは「ふふふ…させてるんですよ…///」


八幡「おいおい、ハハハ参ったな。俺の股間がバルスしちゃうぞ」





ダメだこいつら早くなんとかしないと




そう


ヤバイのです

うちの兄は彼女ができてから

あの一色さんが彼女になってからというもの


ヤバイのです


恋は人を変えるって言うのは本当だったんだ…


まさかお兄ちゃんがあそこまでキャラ崩壊するなんて


死ぬほど幸せそうだからこのままでもいいっちゃあいいんだけどね…


妹としては崩壊しすぎてちょっぴり心配です

てか疲れます

マジで





小町「考えてても仕方ないか…」


八幡「どうした小町。難しそうな顔して」


小町「なんでも。あれ?一色さんは?」


八幡「トイレ行ったぞ」


小町「そっか。一色さん先にお風呂入ってもらおうと思うから」


八幡「了解」





小町「タオルとか準備しなきゃ…」


小町「あれ…?」





小町「(トイレの電気がついてない…)」


小町「リビングに戻ったのかな。いつの間に…」




ゴトッ




小町「ん?何だろ今の音。どこから…」キョロキョロ





ゴソゴソッ




小町「ここだ…お兄ちゃんの部屋から物音が…」


小町「(でもお兄ちゃんも一色さんもリビングにいるはず…親も帰ってきてないし…)」


小町「なんだか怖いな…」





ドア ガチャ…





そう思いながらも物音が気になったのでゆっくりとお兄ちゃんの部屋のドアを開けてみた




小町「(真っ暗だ…って当たり前か)」


小町「(電気電気っと…)」




パチッ




小町「…っ!?…きゃぁあっ!!!」





「あっ」






いろは「小町ちゃん」ニコ







電気のスイッチをつけると真っ暗な空間だった部屋は一気に光に照らされ


そこには



一色さんが立っていた




小町「あっ…あ、なんだ、一色さんでしたか。電気もつけずに…びっくりさせないでくださいよ〜」


いろは「あはは…ごめんごめん」


小町「お風呂先に入っちゃってください。お兄ちゃんの後とか嫌でしょう?汚いですし」


いろは「え〜むしろ大歓迎だけどね〜」


小町「あはは…またまた」


いろは「じゃあお言葉に甘えて先に入らしてもらうね」


小町「…」


小町「あ、はい」


いろは「おっふろ〜おっふろ〜」


小町「……」




小町「あの…一色さん」




いろは「…」ピタ


いろは「なにかな。小町ちゃん」



小町「さっき……なに…してたんですか。お兄ちゃんの部屋で」





いろは「…………………………………………………」





いろは「あはっ」


いろは「ごめんごめん。この前ね、先輩の部屋で遊んだ時に忘れ物してたの。だからそれをね」



小町「見つかりましたか?忘れ物」


いろは「うん!見つかったよ!」


小町「よく見つけれましたね。電気もつけずに」


いろは「…………」


いろは「お風呂、入ってくるね♪」


小町「…はい」







八幡「おー小町。いろは風呂入ったか?」


小町「うん。今入ったよ」


八幡「次、小町入れよ」


小町「あーちょっと宿題やっときたいから小町は最後でいいよ」


八幡「そうか。わかった」


小町「…ねえ、お兄ちゃん」


八幡「ん?」


小町「一色さんて…」


小町「……」


八幡「なんだよ」


小町「ううん。やっぱりなんでもない!」


八幡「…?…変なやつだな」















小町「ちょっとお兄ちゃん!!」


八幡「うわっ、びっくりした。なんだよ。なんでそんな怒ってんだ」


小町「怒るよ!怒るに決まってるよ!」


八幡「だ、だからなんで怒ってんだ」


小町「お風呂の栓抜いたでしょ!入れてたお湯空っぽじゃん!小町が最後に入るって言ったじゃん!!」


八幡「はあ?いやいや抜いてないよなに言ってんだ」


小町「嘘っ!空っぽだったもん!」


八幡「そんなはず…」


小町「もういいよ。入れなおすから。ほんと信じらんないよまったく」





ドア バタン!




八幡「いったいどういうことだ…」


いろは「うぅ…先輩どうかしたんですか。小町ちゃん怒ってましたけど」


八幡「ああ、それが…ってなにお腹おさえてんだ。腹痛いのか?」


いろは「はい…ちょっとお腹がパンパンです」


八幡「お前夕飯ほとんど食べてなかったじゃないか」


いろは「最高のメインディッシュを堪能したかったので」


八幡「意味わからんのだが」


いろは「あー飲みすぎた…たぷたぷだー…でも…おいしかったなぁ…」ニヤァ


八幡「お、おい…いろは?」


いろは「なんですか先輩?」キョトン


八幡「…いや…なんでもない」


八幡「…」



八幡「(なんなんだ…この胸の中のモヤモヤは…)」





















小町「ふぃ〜あったまる〜」


小町「やっと湯船につかれたよ〜」


小町「………」チャポ


小町「(どんなにお兄ちゃんが抜けてても私が入ってないのにお風呂の栓を抜くわけ…)」


小町「…」


小町「あーもういいや。もう疲れたよ今日は」




ほんと疲れた

主にあの夕飯のラブラブバカップルの食事を間近で見せられたせいで





スッ…





小町「ん?」





お風呂場のドアの向こうに人の影が見えた

お兄ちゃんかな…?歯磨き?



ま、いいやお風呂を堪能しよう

















小町「…」


小町「……」


小町「(なんで…)」




小町「(なんでずっといるの!?)」




小町「(歯磨きじゃない…さっきからずっと棒立ちというか…いったいなにしてるの?気になってお風呂どころじゃないよ!)」


小町「(って…いやいや普通に話しかければいいじゃん)」


小町「ねえ、さっきからなにやってるのお兄ちゃん?」






「……………………………」





小町「お兄ちゃん?聞いてる?」





いろは「ねえ、小町ちゃん」




小町「え!?」


小町「(一色さんだったの!?)」


小町「は、はい。どうかしましたか?」


いろは「先輩の好きな色って………黒だっけ?」


小町「え……いや…詳しくは知りませんが黒は好きだと思いますよ…たぶん。(お兄ちゃんが中学2年生になった頃とか全身黒ずくめだったりしてたし)」


いろは「というかそれは本人に聞いた方が早いのでは…」


いろは「そっか。ありがと。小町ちゃん」


小町「あ、は、はい…」




スゥ…





小町「(あれ?行っちゃった…?)」


小町「(なんだったんだろ…)」


小町「…」


小町「出よ」ザバァ




小町「ついでに歯磨きもしとこ」


小町「ん…?……あれ?」


















小町「お兄ちゃーん」


いろは「なんですかそれ口説いてるんですか。私と結婚したいということですか。本当に先輩ったら私のこと大好きですね。あ、好きといえば気になってたんですが先輩って今まで好きになった女の子とかいるんですか?いるわけないですけども、でも気になった女の子くらいはいますよね。いてもいいんですよ全然責めるつもりなんかありませんもん。確かにちょっとは嫌ですけど我慢しますそれくらい。だってそれは私と出会う前の話ですもんね?私と出会っちゃった今となっては他の女子なんて先輩からすればその辺の石ころと何も変わらないに決まってますし。先輩を私なんかが独り占めしちゃうなんて他の女子に申し訳ない気もするけれどそれは仕方ないですよね。恋愛ってそういうものですもん。先輩が私を選んでくれたんだからそれはもうそういう運命なのです。決まりごとなのですよ。他の女の子のためにも私は幸せにならなくちゃいけない。うんでもあまり堅いことは言わず先輩も少しくらいは他の女の子の相手をしてあげてもいいですよ。だって可哀想ですもんね私ばっかり幸せになったら。先輩もそう思いますよね?あ、でも本当に少しですよ。少しだけ。あまり近づかれるとやっぱり私悲しいです。泣いちゃいます。きっと立ち直れません。ショックで先輩のこと殺しちゃうかも。なーんて。あはは!嘘ですよ嘘。いろはちゃんジョークですよ!殺しませんよ先輩は」




小町「」




八幡「なんだカマクラ。今日はよく懐くじゃないか」ナデナデ


カマクラ「にゃ〜」ゴロゴロ


いろは「もう先輩!話聞いてましたか!?」


八幡「あ、悪いなんだっけ」



小町「……はっ!」


小町「(なんか急に頭真っ白になっちゃった…私何してたんだっけ?)」



いろは「もう…ちゃんと聞いててくださいよ…………ふわぁ…」


八幡「そろそろ寝るか」


いろは「そうですね」


八幡「あ、歯磨きしねえと」


いろは「私はもうしましたよ」


八幡「いつのまに」


小町「そうだ、お兄ちゃん!」


八幡「あ、小町。あの風呂のお湯のことだが…」


小町「ああ…もういいよそれは…」


八幡「え?そ、そうか。よかった」


小町「それよりお兄ちゃんの歯ブラシなかったけどどこやったの?」


八幡「は?どこにもやってないぞ」


小町「まさかまた失くしたの〜?」


八幡「ええ…本当に?マジでないの?」


小町「マジだってば。私のは青。お父さんは紫でお母さんは赤でしょ?それらはあったけど」



小町「お兄ちゃんの黒の歯ブラシだけなかったよ」



八幡「なんでだ…」


小町「なんでだはこっちだよ。どうしたら歯ブラシなんてものを何回も失くせるの」


いろは「あはは!先輩ってけっこう間抜けですね〜」


八幡「うるせえ。一緒に寝てやらんぞ」


いろは「えっ!そんな!それは嫌です〜うう…」


八幡「ちょ、泣くなって。冗談だから。一緒に寝ような?な?」


いろは「えへへ〜」


小町「はあ…お熱いことで」


八幡「仕方ない。歯ブラシはまた買っとくわ。じゃあおやすみな小町」


小町「うん」


いろは「小町ちゃん♪」




いろは「おやすみ」ニコ




小町「…はい。おやすみです」















〜 小町の部屋 〜





小町「黒の歯ブラシ…………」


小町「…………黒………」




ーーーー先輩の好きな色って………黒だっけ?



小町「……」



お兄ちゃんは彼女ができて変わった

多少頭のネジぶっ飛んでしまってて心配になってくるけど一色さん関連以外ではいつも通りの捻くれゴミいちゃんだ


一色さんは…変わったのかな

いや変わってるよねどう見ても。前から何事も積極的な人だったけど今のお兄ちゃんに対する愛情は超すごい。マジで。

すごく好きなんだろうなあ…あの人は

お兄ちゃんのことが






……本当に…それだけ?



胸の中がモヤモヤする

なんだろうこれは





小町「ふわぁ…もう寝よ…」






今日は…なんだか変な日だったな…



















〜 八幡の部屋 〜






いろは「小町ちゃんやっと寝たみたいですね」


八幡「そうか」


八幡「……」


八幡「…えっ?」


いろは「私たちも寝ましょうか……ってどうかしましたか?」


八幡「あ、いや…ずっと携帯弄ってたみたいだがもういいのか」


いろは「はい、大丈夫です」


八幡「んじゃ、電気消すぞ」


いろは「あ、あの先輩…やっぱり寝る前に1回…しません?///」


八幡「…眠かったんじゃないのか?」


いろは「ダメですか…///」


八幡「…わかったよ…ていうか俺ももう我慢できない」


いろは「どうぞ…来てください」


八幡「……いろは……いろは……」


いろは「ふふふっ…愛してますよ」







いろは「せーんぱい♫」ニイ









…………………


……………


………


……











いろは「ん〜」


いろは「やっぱり来なくなったみたいだなあ…」


いろは「…」お腹サスサス


いろは「ふふふ…やっと…やっとです…」


いろは「もうすぐだ…もうすぐで私と先輩は…」





いろは「……」ズズ…







…………………


……………


………


……








ー 次の週 ー






〜 奉仕部 部室 〜






雪乃「今日はもう終わりましょうか」


結衣「はーい」


八幡「……」


雪乃「今日は一色さん来なかったわね」


結衣「そうそう。珍しいよねヒッキー」


八幡「………………」


雪乃「比企谷くん?」


八幡「えっ…なんだ?」


結衣「だから、いろはちゃん今日は来なかったねって」


八幡「あ、ああ…そうだな」


結衣「ヒッキー…?」


雪乃「…?」


八幡「今は生徒会が忙しいんだと。あいつ一応生徒会長だからな」


雪乃「毎日のようにうちの部室に来るものだから忘れかけてたわ…」


結衣「あはは…」





雪乃「鍵を返しに行ってくるわ。また明日。由比ヶ浜さん。比企谷くん」


八幡「おう」


結衣「またね〜!」


八幡「さてと…俺も帰るか」


結衣「あ、ヒッキー。途中まで一緒に帰ろ!」


八幡「まあ…別にいいけど」


















結衣「一緒に帰ろうなんて言っといてあれだけど。ヒッキーいろはちゃん待たなくてよかったの?」


八幡「さっきラインで先帰っててくれって言われてたしいいだろ」


結衣「そっか」


結衣「ヒッキー今日は寂しかったんじゃない?いろはちゃんがいなくて」ニヒヒ


八幡「……」


八幡「…え、なんで?」


結衣「えっ?」


八幡「あ、いや…そうだよな。うん」


結衣「ねえ、ヒッキー…さっきもなんだかボーッとしてたけど…大丈夫?」


八幡「別になんともねえよ」


結衣「ほんと?なんか一瞬だけ前のあの時のヒッキーと同じ顔してたように見えて心配になったよ」


八幡「前…?あの時…?なんのことだ?」


結衣「ヒッキーって一時すごい悩んでたことあったじゃん。なに悩んでたかは結局私たちには教えてくれなかったけど」


八幡「……?…」


結衣「覚えてないの?」


結衣「いろはちゃんと付き合い始める少し前、なんだかずっとボーッとしてたりしてたじゃん」


八幡「そんなことあったか…」


結衣「本当にあの時は心配だったんだよ!」


結衣「解決したみたいだからよかったけど…」



結衣「できたらもっと……私とゆきのんを頼ってほしかったな…」



八幡「えっと…すまん」



八幡「……」



なんで悩んでいた?

何を…悩んでいたんだ?俺は




思い出せない…


また胸の中がモヤモヤする


なんで…なんで俺は…




俺は……





八幡「うっ…」ズキ


結衣「ヒッキー?え、大丈夫?頭痛いの?」





なんだこの頭痛っ…!

なんだこれは…変な映像が…頭ん中に…

なにか…なにかを思い出しそうな…




ーーーせんぱい。ああ、せ…やっと…やっと一つにな…せんぱい…せんぱいせんぱいせんぱいせんぱい




いろは…?いろはなのか?



ーーー勝手に…女…子の部…押し入れ…開…るなんて最…すよ



押し入れ…?

ここは…そうだ

いろはの…部屋?



ーーーあ〜あ。見ちゃった…で…か


見た?何を?


くっ…頭ん中がぐちゃぐちゃだ…

くそ…



何を



俺は



何を見たんだ





八幡「ぐぅ…が…ぁあああ」


結衣「ちょ、ヒッキー!?大丈夫!!?えっとえっと…そうだ救急車!」





俺は…あの時……






いろは「せーんぱい♫」






八幡「うぐ…いっし…………………いろは?」


いろは「はい!先輩の愛する恋人のいろはちゃんです♫」ニコ


八幡「いろ…は…」


結衣「あ!いろはちゃん!大変なの!ヒッキーが!」


いろは「もう大丈夫ですよ。結衣……せんぱい」


結衣「え?ほんとに」


いろは「ね?せんぱい」


八幡「ああ…なんかおさまったみたいだ」


結衣「そ、そっか…よかったあ…」ホッ


いろは「だからもう大丈夫ですよ」


結衣「で、でも急にあんな…病院行った方がいいんじゃない?ヒッキー」


いろは「いえいえ大丈夫ですよきっと」


結衣「大丈夫じゃないよ!すごい痛そうだったし!ねえヒッキーよかったら一緒に病院…」





いろは「大丈夫だって言ってるじゃないですかッ!!!!!!!」




結衣「えっ…いろは…ちゃん?」



いろは「……」


いろは「………」



いろは「…いえそうですね。ごめんなさい。確かにそうですね。病院に行ったほうがいいかもしれません。病院には私が連れて行きます。彼女なので。私が連れて行きます」


結衣「あ、えっと…そう…だね。その方がいいと…思う…」


結衣「ヒッキー…いろはちゃんとちゃんと病院で診てもらうんだよ?」


八幡「………………」ボー


結衣「………ヒッキー…?どうし…」



いろは「結衣せんぱい」バッ


結衣「わっ、な、なに?顔近いよ…」


いろは「後は私が先輩見ときますから。ね?私、先輩の彼女ですから。後は私が見ますから」


いろは「だから…」




いろは「これ以上…先輩に近づかないでいただけませんか?」ズ…




結衣「…っ……」ゾク


結衣「えっと…その…ご、ごめんね」


結衣「私、こ、こっちだから…また、明日…いろはちゃん、ヒッキー」



いろは「はい!また明日です!結衣せんぱい!」ニコ


八幡「…」


















いろは「ふぅ…今のは危なかったなあ…」


八幡「……」ボー


いろは「…やっぱりあの2人がいる放課後はちゃんと側にいないとダメか…。油断したよ」


いろは「…」


いろは「…」


いろは「……由比ヶ浜ァ…」ギリ


八幡「…」


八幡「…あれ…?」


いろは「どうかしましたか?せんぱい」ニコ


八幡「由比ヶ浜は?どこ行った?」


いろは「さあ?そんなことより早く私たちも帰りましょう!」


八幡「え、でも…」


いろは「………ね?」ズ…


八幡「……」


八幡「そうだな。帰るか」


いろは「レッツゴー!」ダキ


八幡「おいおいまた腕かよ」


いろは「先輩の腕あったかいんですもーん!」ギュウ


八幡「仕方ないやつだな」フフフ


















いろは「……お料理〜……お料理〜……お料理たのしいなあ〜…」


いろは「…お玉でまぜまぜ〜…じっくりコトコト〜」


いろは「……ふふっ」


いろは「明日もお弁当…喜んでくれるかな。せんぱい」


いろは「…」


いろは「……」


いろは「……………」


いろは「…………………」







ーーー比企谷くん


ーーーヒッキー!





いろは「いつも…」


いろは「いつもそうだ…」


いろは「いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも…邪魔ばかり…あいつらさえ…あいつらさえいなければ…」


いろは「先輩………せんぱい………………せんぱい……せんぱい…」





いろは「私の先輩。私だけのせんぱい」





いろは「……」




いろは「…………」ズズズ…





母「こーら。いろは。いつまで料理してるの。早くお風呂入りなさい」


いろは「…」ズ…


母「……いろは?」


いろは「…うん。わかった…」






ドア バタン





母「変な子ね」


母「って鍋の火つけっぱなしじゃない!あの子ったら」カチ


母「はぁ…熱心になにか鍋で煮込んでたみたいだけど…また彼氏さんにお弁当かしら?」


母「ちょっと味見しちゃおうかしら」パカ





カランッ





母「えっ………………」





母「……………空っぽ?……」










…………………


……………


………


……







ー 次の日 ー





〜 帰宅途中 〜




いろは「か〜なぁし〜みぃの〜むこぉ〜へと〜
ふんふんふーんふんふんふんふーん♫」


結衣「い、いろはちゃ〜ん。待って〜」タタタ


いろは「結衣先輩?そんな走ってどうしたんですか?」


結衣「や、……やっはろー」


いろは「はい!やっはろーです」ニコ


結衣「…」


いろは「帰り道こっちでしたっけ?」


結衣「えっと…いろはちゃんと話がしたくて…」


いろは「私と?それは手間が省けました」


結衣「え?」


いろは「いえ、それで話とは?」


結衣「その…き、昨日の、ことなんだけど」


いろは「昨日?あ〜先輩でしたら大丈夫でしたよ。今日も学校に来てたでしょう?」


結衣「じゃなくて!その…」




結衣「ご、ごめんなさい!!!」




いろは「きゅ、急にどうしたんですか。頭あげてくださいよ」


結衣「よく考えたらさ…ヒッキーには彼女が…いろはちゃんがいるのに…女子の私と2人で帰るのっておかしいよね…」


いろは「……」


結衣「ヒッキーは悪くないんだよ!私が考えなしに誘っちゃっただけで…」


結衣「いろはちゃんの気分悪くさせてしまったよね…。本当にごめんなさい」



いろは「……」



いろは「あはっ」


いろは「気分悪くなんてそんな。全然気にしてませんよ!」ニコ


結衣「で、でも昨日…あんなに怒って…」


いろは「え?私怒ってましたっけ?気のせいですよ!気のせい!」


結衣「でも…」


いろは「だいたい彼氏が女子とはいえ『友達』と2人で帰ってたってだけで怒るほど器ちっちゃくありませんよ私は!」


結衣「友達…」


いろは「………なにか?」


結衣「う、ううん。なんでも」


結衣「そっか…怒ってないんだ…よかった」ホッ


いろは「話は…………終わりですか?」


結衣「あ、うん!ごめんね。邪魔しちゃって」


いろは「………………」


結衣「じゃ、またね。いろはちゃ…」


いろは「あ、……結衣せんぱい」


結衣「ん?なに?」


いろは「私からもお話があったんです♫」


結衣「お話?なに?」


いろは「……」


結衣「いろはちゃん?」





いろは「結衣せんぱいは…………誰かに殺されるとしたら誰に殺されたいですか?」





結衣「………………え?…………」


いろは「私はやっぱりこの世で1番愛する人がいいですね〜」


結衣「な、に………言ってるの…?」


いろは「ねえ、結衣せんぱいはどう思いますか?やっぱり好きな人がいいですか?」


結衣「えっと…」


いろは「大好きなヒッキーだったらいいですか?」


結衣「えっ///」


いろは「どうですか?」


結衣「い、いろはちゃん。おかしいよ。どうしたのさっきから…」


いろは「答えてくださいよ」


結衣「……いろはちゃん」


いろは「ほら、答えてください」


結衣「ごめん…私、か、帰るね」


いろは「……答えてくださいよ答えてなんで答えないんですか答えろよ答えて答えてよ答えて答えて答えて答えて答えて答えてっ」


結衣「また明日ね…いろはちゃん」


いろは「………」


いろは「せんぱいの手にかけられる価値もない。せんぱいの手を薄汚れた血で汚すくらいなら…」


いろは「………………そうですね。終わりにしましょう」


結衣「おわり…?どういうこ…」







いろは「さよならです。結衣せんぱい♫」





ドンッ





結衣「え……?」



なんだろ。お腹あたりが熱い。



ヌチャッ



ヌチャ?なにこれ?濡れてる?

なんで…



結衣「えっ………赤い……なにこ…れ」



結衣「………血?私の………血…………」



結衣「………あっ……え………」



いろは「……………………………」



結衣「いろはちゃ…なん………で……」




私はそこで意識を失った。










…………………


……………


………


……








ー 次の日 ー






校長「えー。知ってる方もすでにおられると思いますが。昨日、我が校の女子生徒が1人帰宅途中、通り魔に襲われるという事件が発生しました」


校長「通りががった人の通報により女子生徒はすぐに病院に搬送されました」


校長「幸い…一命は取り留めましたが意識は未だ不明…」



いろは「…っ」ピクッ


「どうかしたの?生徒会長」


いろは「ううん。………………なんでも」
















「通り魔まだ見つかってないんだって!」

「休校でいいでしょ何考えてんのこの学校マジで」

「ニュース見た!刃物で刺されたんだよ確か!」

「怖いよね…」

「ねえねえやっぱり刺されたのって結衣じゃない?噂になってるよ。今日休みだし」

「マジで?先生なんか言ってた?」

「助かってよかったよね〜」

「奇跡的らしいよ」

「ここだけの話なんだけど。由比ヶ浜さんらしいよ。例の通り魔の被害者」

「私…帰り道同じなんだけど……」

「あんた大丈夫なのそれ!?」



「なんで結衣に会えないし!意味わかんない!」

「仕方ないだろ…。今は家族以外の面会はダメって先生言ってたしな…」

「べっー…通り魔マジぶん殴ってやる…」

「落ち着きなってば」




ざわざわ…





八幡「(みんな…通り魔のことで話がもちきりだな…)」



八幡「…由比ヶ浜……」
















「まだ生きてる…?」


「そんな…そんなどうして…」


「ダメ…そんなのダメだよ…」





「急がなきゃ…急がなきゃ…せんぱい……」



「せんぱい…」ズズズ…













〜 放課後 〜





ドア ガララ…





八幡「よう…」


雪乃「ええ…」






八幡「……」


雪乃「……」


八幡「……」


雪乃「……」


雪乃「こういう時…」


八幡「……」


雪乃「どうしたら…いいのかしら」


八幡「……」


八幡「………わからん」


雪乃「…」


雪乃「比…企谷…くん」


八幡「ん?」


雪乃「少し……その…近くに来てもらえないかしら」


八幡「え…」


雪乃「隣に来て…くれないかしら」


八幡「…あ、えっと……」



八幡「わ、わかった」















八幡「……」


雪乃「……」


雪乃「……」ブルッ


八幡「…っ……雪ノ下、震えてるのか?」


雪乃「なんで…」




雪乃「なんで由比ヶ浜さんなの…?」




八幡「…」


雪乃「なんで…なんでよ……」


八幡「そんなの…」


八幡「(わかんねえよ……くそ……)」


雪乃「ダメね…私。正直言って今とても気が気じゃないわ…落ち着いていられない…みっともないわね…」


八幡「いや…俺だってそうだよ…。当たり前のことだ」


雪乃「意識が…いつ戻るかわからないそうよ」


八幡「そうか…」


雪乃「もしかしたら…このまま…ずっと」


八幡「やめろ。そんなわけないだろ」


雪乃「…」


八幡「あいつのことだからどうせすぐ起きてまた『やっはろー!』とか言って騒がしく俺らの前に現れるだろ」


八幡「…だから………大丈夫……だ…」


雪乃「大丈夫……大丈夫…ね……」


八幡「……」


八幡「…悪い。そうだな今のは無責任だな」


雪乃「いえいいのよ。ふふ…まさかあなたが私を慰めようとしてくれるなんてね」


八幡「仕方ないだろ」スッ


雪乃「…っ」


八幡「こんな震えた手をして、そんな辛い顔したお前を見たら…その…」


雪乃「比企谷くん…」


雪乃「…うっ…ぐすっ…ごめんなさい…わだ、わたし…うぅ…」





八幡「今は俺たちしかいない。我慢しなくていい」

















八幡「落ち着いたか?」


雪乃「ええ…」


八幡「そりゃよかった」


雪乃「比企谷くん…ありがとう」


八幡「……おう」


八幡「あれだ、面会がOKになったら一緒に会いに行こう。きっとお前が来たら喜んで飛び起きるぞ」


雪乃「ふふ…それはどうかしら。あなたの方があの子は起きそうだけれどね」


八幡「それはないだろ」


雪乃「…と、ところで比企谷くん///」


八幡「なんだ?…ってなんで顔赤いんだ」


雪乃「いえその……い、いつまで…私の手を握ってるつもりかしら///」


八幡「あっ…」バッ


八幡「えっとこれは…わ、悪い///」


雪乃「……///」


八幡「お、おい、セクハラだのなんだの罵倒でもいいからなんか言ってくれ。恥ずかしいだろ///」


雪乃「こんな状況で言えるわけないじゃない///」


八幡「ぬぅ…///」


雪乃「……///」


雪乃「ふぅ…。こんな所、一色さんに見られてたら確実に怒られてたわね」


八幡「な、なんで一色がでてくるんだよ」


雪乃「だってあなたたちは付き合っているのだし…」


八幡「え?俺と一色が?」


雪乃「……?…なにをとぼけているの?」


雪乃「そういえばあなた。なんで突然一色さんのこと苗字で呼んでいるのかしら?」


八幡「なんでって…」


八幡「……なんで…」


八幡「………」


八幡「そう…そうだ…俺は…いろはの…彼氏…俺はいろはの彼氏…いろはを愛して……」


雪乃「ひ、比企谷くん…あの…大丈夫?」


八幡「俺は…」






コンコンッ







雪乃「…っ……誰かしら?……どうぞ」






ドア ガチャ






いろは「やっはろーです。せんぱい♫………と雪ノ下……せんぱい」


雪乃「一色さん。こんにちわ」


いろは「……」ジー


雪乃「なぜそんなにこちらを見るのかしら」


いろは「なんか…距離近くないですか2人」


雪乃「あっ…いやこれはその…///」アセアセ


八幡「な、なんでもねえよ///」バッ


いろは「………汚い手でせんぱいに……わたしのせんぱいに…」ギリッ


いろは「もう…ダメだ…もう…」ボソボソ


雪乃「一色さん…?なにか言ったかしら?」


いろは「いえなんでも♫それより雪ノ下せんぱい。私にもお茶もらえないですか」ニコ


雪乃「え、ええ。少し待っててちょうだい」


八幡「……」


いろは「…〜♫」ニコニコ


八幡「(それにしてもいろはの奴…なんというか……いつも通りだな)」


八幡「(いやそうか。通り魔の被害者が由比ヶ浜だって知らないのか)」


八幡「(ん?でもあいつは生徒会長だしそういう情報くらい…)」



雪乃「…」カチャカチャ



いろは「ふんふんふふ〜ん♫」ゴソゴソ




八幡「知らないなら言うべき…だよなやっぱ」


いろは「あれ?どこいったかな?」ゴソゴソ


八幡「なんだ、探し物か?」


いろは「はい。ん〜と」


八幡「いろは。そのままでいいから聞いてほしい。実は由比ヶ浜が…」


いろは「あった♫」




八幡「………………え…………」




雪乃「出来たわよ。一色さ…」






いろは「さよならです♫雪ノ下せんぱい」スッ





雪乃「えっ…」


八幡「雪ノ下ッ!!!!!」




ドンッ!!!




いろは「きゃっ!」ドサ


八幡「大丈夫か!!雪ノ下!」


雪乃「え、ええ…つっ…」


八幡「おい…!?血が…」


雪乃「だ、大丈夫。少しかすっただけよ…」


雪乃「それより……いっし…一色…さん?今あなた…」


八幡「いろは…なんだよ…なんなんだよ…」



八幡「その包丁はッ!!」



いろは「あたたた…もう酷いですよせんぱぁい。突き飛ばすことないじゃないですか〜大事な彼女ですよ〜?」


雪乃「一色さん…あなた…今…今、それ…で。私を…刺そうとしたの?」


いろは「そうですけどなにか?」


雪乃「……っ!」ゾクッ


八幡「いろは…お前なにを…なにを言ってるんだ。なにをやってるんだ…!」


いろは「はぁ〜すぐ終わらすつもりでしたのに邪魔しないでくださいよ。まだこの後、由比ヶ浜も残ってるんですから」


雪乃「…っ!?…由比ヶ浜さん?」


八幡「なんで由比ヶ浜が出てくるんだ…」


いろは「…」ニコ


雪乃「ねえ、一色さん。なんでその包丁…」




雪乃「そんなに血がついているの?」




いろは「あ、これですか。洗う時間なかったんで。そのまま持ってきちゃいました」


雪乃「誰の血…まさか…嘘でしょ?嘘よね一色さん!」


八幡「どういうことだよ…説明しろ!いろは!」


いろは「あーもううるさいですね。せんぱい。早くそこどいてください。そいつ殺せないじゃないですか」


雪乃「ころっ…殺す…?」ガタガタ


八幡「どけれるわけないだろ…!」


雪乃「ひ、比企谷くん…」ギュッ


いろは「………あの。なにせんぱいにくっついてるんですか。せんぱいが汚れちゃうんで離れてくれませんか?」ギロッ


雪乃「ひっ…」ビクッ


八幡「いろは…お前本当に…いろはなのか?」


いろは「なに言ってるんですか♫どこからどう見てもせんぱいの愛する恋人!一色いろはちゃんですよ♫」ニコ


八幡「黙れ!!いろはは…いろははお前みたいな…」


八幡「俺の恋人は…お前みたいな……!」




八幡「……」




八幡「……恋人……」


雪乃「比企谷くん?」


八幡「そうだ…そもそもなんで…俺といろはが…どうして…」



八幡「いつから…?」






ーーー前…?あの時…?なんのことだ?


ーーーヒッキーって一時すごい悩んでたことあったじゃん。なに悩んでたかは結局私たちには教えてくれなかったけど




八幡「うっ…ぐ…また…これは…」ズキ




ーーーあーあ。見ちゃったんですか


ーーー勝手に女の子の部屋の押し入れを開けるなんて最低ですよ





俺は…俺はあの時…!





八幡「あっ…」




ーーーな、んだ…これ…写真?…全部俺の…写真…?


ーーー…お前だったのか…最近感じてた視線は…監視カメラで…ずっと…盗聴器まで




ーーー私はもっと…もっともっと!せんぱいのことが知りたいんです。せんぱいの癖も好きな食べ物も全部全部全部全部!誰も知らない私だけが知るせんぱい!


ーーーやっぱり…やっぱりあいつらだ…!いつもそう!いつもいつもいつもいつも私とせんぱいの邪魔ばかり…!あの2人さえいなければ……







ーーーずっとずっと、愛してますよ…







八幡「………」


雪乃「比企谷くん…大丈夫?」


八幡「…一色………」


いろは「あらら、もしかして全部思い出しちゃいました?」




いろは「せーんぱい」ニイ




八幡「…ああ。思い出したよ。全部」


いろは「それは残念です。苦労したんですけどね今まで」


八幡「はぁ…まさか洗脳までしてくるとはな…ヤバすぎだろお前。簡単にされる俺も俺だけど…」


いろは「洗脳なんて言い方ひどいですよ〜。あんなに愛し合ってたじゃないですか〜」


雪乃「どういうことなの…?」


八幡「悪い。雪ノ下。こうなってしまったのは全部…俺のせいだ」


雪乃「比企谷くん…」


八幡「一色。お前がやったんだな。由比ヶ浜を。その包丁で」


いろは「…」


雪乃「…そんなわけないわよね?…一色さん」


いろは「はい…」


いろは「私がやりましたよ♫これで、グサッと!」


いろは「まさか生きてるとは思いませんでしたけどね〜。しぶとい人ですねまったく。お腹じゃなくて心臓狙っとけばよかったんですかね?」


雪乃「どうして…どうしてっ!」


いろは「だって邪魔なんですもん。せんぱいは私のものなのに。いつもいつも邪魔ばかり。由比ヶ浜も雪ノ下も。だから消えて欲しかったんです」


雪乃「なにを…言ってるの…」


雪乃「……あなたは誰なの?」


いろは「だーかーら。一色いろはですってば」


八幡「一色…お前ほんとにもうあの頃の一色に戻ってはくれないんだな」


いろは「あの頃もなにもないですよ。これが。これが私です」


八幡「…そうか」





八幡「俺とお前は……出会うべきじゃなかったのかもな…」




いろは「えっ……」


いろは「なんで…そんなこと言うんですか。私はせんぱいに出会えたから変われたんですよ!生徒会長になって!今までの自分と向き合うことができて!先輩を好きになって!私は見つけたんですよ!」




いろは「本物を!!」




八幡「お前は間違っている」


いろは「全部全部!先輩のおかげなんです!こんなにも先輩を愛してるのになんで!なんでわかってくれないんですか!」


八幡「お前は由比ヶ浜と雪ノ下を…俺の大切な人たちを傷つけた。殺そうとしたんだ。絶対許されないことだ」


雪乃「比企谷くん…」


いろは「そ、そうだ。私、妊娠してるんです!私とせんぱいの子供ですよ!私がママで、せんぱいがパパです!だから、ね?この子のためにもせんぱい…!」


八幡「前にも言ったと思うがもう一度言う。一色」




八幡「今のお前を好きになることなんてできない。お前と一緒にはなれないよ」





いろは「………っ……」


雪乃「一色さん…包丁を置いて。一度落ち着きましょう」


いろは「…もの」


雪乃「一色さん?」




いろは「この裏切り者ッ!!!!裏切り者裏切り者裏切り者ッ!!!せんぱいは!せんぱいは私のものなのに!!」



八幡「俺はお前のものじゃない!お願いだ!正気に戻ってくれ一色!」


いろは「嘘だッ!!!!」


いろは「ニセモノだ。そうだ今のせんぱいはニセモノなんだ」


いろは「私のせんぱいはそんなこと言わない!私を傷つけるようなこと言わない!いつも私を助けてくれて守ってくれて…私の私の優しいせんぱい…」


いろは「おまえたちのせいだ。雪ノ下。由比ヶ浜。返してよ。私のせんぱいを。返してよ!!」


雪乃「落ち着いて!一色さん」


いろは「消えろ。私とせんぱいの前から消えろ!」ダッ


雪乃「……っ!」


八幡「くそっ…!!」バッ






ドスッ






いろは「あはは…やった…これで…やっと……」






いろは「……えっ………」








八幡「ぐっ…あ……」






雪乃「比企谷くん!!!!!」


いろは「なんで…せんぱいが…こんな…こんなつもりじゃ…」


八幡「一色…」


いろは「私が…私が先輩を…そんな…」


八幡「聞いてくれ」


いろは「せん…ぱ…い」


八幡「ごめんな一色。俺なんかと出会わなければこんなことには…ならなかったのに…」


八幡「全部…全部俺のせいだ…」


いろは「ちがう!ちがいます!私は…私は…」


八幡「俺…楽しかった…かもしれない」


いろは「え?」


八幡「偽りの付き合いだったとはいえお前と過ごした日々は…楽しかった…」


いろは「先輩…」


八幡「もし…もし俺がもっと早くお前の気持ちに気づいていれば…お前とちゃんと向き合っていれば…俺も一色を…」




八幡「………好き……に………」




いろは「せん…ぱい…?」


雪乃「比企谷くん!!いや!比企谷くん!目を開けて!いやぁあああああああ!!」


いろは「私の…私のせいで…」


雪乃「そうよ!あなたのせいよ!あなたが比企谷くんを殺したのよ!この…人殺し!!」


いろは「…私が先輩を…」


雪乃「きゅ、救急車…そうまだ…はやく…!」



いろは「あはっ…あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」



いろは「もう先輩ったら勝手にどっか行かないでくださいよ〜」


いろは「おいて行かないでくださいよ…。私は…私は先輩の愛する彼女なんですから」スッ


雪乃「…一色さん?なにを…やってるの?」


いろは「今、私もそっちに行きますから」


雪乃「…!!…待ちなさい!一色さん!!」







ドスッ!











いろは「うくっ…また一緒にお弁当食べましょう先輩…今度はすっごくあま〜い卵焼き…つくり…ますから……」








いろは「ずっと…ずっと…大好きですよ…せん…ぱ…………い……」
















…………………


……………


…………


……












いろは「という夢を見ました」




3人「「「長いわっ!!!」」」




いろは「いや〜ほんとですよね。でももうちょっと続き見たかったんですけどね〜。目覚まし時計に叩き起こされちゃいましたよ」


結衣「いや怖いよ!ただただ怖いよなにその夢!てか私、刺されてるし!!」


八幡「俺、死んでんだけど…」


雪乃「 夢の話だとわかっていてもこれから一色さんの見方が変わってしまいそうね…」


いろは「ちょ、雪ノ下先輩!私はあんなことしないですって!」


雪乃「今にもカバンから包丁が出てきそうだわ」


いろは「でてきませんってば〜!」


結衣「夢の話でよかったよ…ほんと…」


八幡「正夢になったりしてな」


結衣「怖いこと言わないでよヒッキー!」


いろは「あ、そうそう。1つだけ、夢でしたけど現実でも言いたかったことがあるんです」


八幡「は?なんだよ」







いろは「好きです。大好きです。付き合ってください!せーんぱい♫」ニコ






八幡「……」


雪乃「……」


結衣「……」





「「「今言うのそれ!?!?」」」







ー 完 ー


後書き

まさに茶番。これで終わりです。
うんうん。ハッピーエンドだ( ゚д゚)
読んでくれた方ありがとうございました!

…やっぱりいつものあざといろはすが1番だ


八幡「…なにやってんの?」いろは「!?」バッ

実は前作ですこれ


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2018-07-18 14:46:27

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2017-10-16 08:37:15

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2017-05-30 15:04:08

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このSSへのコメント

21件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2017-03-27 12:26:12 ID: 03R-ICxK

ちょっと病みすぎかもしれないけど俺は好きw

続き待ってます

2: SS好きの名無しさん 2017-03-28 15:22:30 ID: HdNpiObg

姫百合さんだぁ!!!!
……となって、内容読んで
「甘いなぁ、今回こんな感じかぁ^^ →( ゜Д゜)ポカーン」
まぁ以前もこういう類のありましたかね。

なんにせよまた作者様の作品が読めて嬉しいです^^
続き、期待しております。
(でもご無理はなさらないでくださいね)

3: 姫百合咲 2017-03-29 22:02:22 ID: zf2DyZ7Z

コメントありがとうございます!
いろんないろはちゃんが書きたくてちょっと暴走してますがどうにか抑えて無理せず書きます( ゚д゚)

4: SS好きの名無しさん 2017-04-02 19:34:00 ID: qpnsXNxw

姫百合咲さんの作品だ!って久しぶりにこのサイトでSS読んだのに途中からの展開に騙された!

まぁ続き待ってますけど

5: キリメ 2017-04-02 19:36:27 ID: qpnsXNxw

この作品も楽しませてもらいましたが家族旅行の続きが読みたいです。また書いて欲しいです!

6: 姫百合咲 2017-04-10 03:09:17 ID: oQ8rEfMe

コメントありがとうございます!
家族のやつに関しては完結って言っちゃいましたしね( ゚д゚)
それに今書いても今更な感じになりそうですよ(笑)

7: 黒蜜きなこ 2017-04-10 21:57:21 ID: Btzpw3Li


姫百合咲さんの作品本当に大好きです!
今回も楽しく読ませて頂きました!!

個人的には八幡といろはの家族の奴がめちゃくちゃ大好きなので
またオリジナルでの作品がでるのを期待してます!!


ありがとうございました!!

8: あっとマーク2nd 2017-04-11 02:21:42 ID: ctse07LD

なるほど家族旅行の人だったのか。
八幡「おいおい、ハハハ参ったな。俺の股間がバルスしちゃうぞ」←爆笑

9: SS好きの名無しさん 2017-04-14 12:13:23 ID: MnWS351a

また新しい作品!!!うれしいです!今回は最初からぶっとんでますね笑
おもしろかったです!!!ありがとうございました!

10: SS好きの名無しさん 2017-04-14 12:18:29 ID: MnWS351a

ログインしていませんでした笑↑のコメントはちゅうそんです笑

11: キリメ 2017-05-07 18:16:16 ID: qmJHxTyT

まさかの夢オチ
それなのになぜまだ震えが止まらないんだ...

12: SS好きの名無しさん 2017-12-29 12:19:25 ID: Ftzamvbr

どこかパン屋夫婦の面影が......

13: SS好きの名無しさん 2018-07-18 14:47:17 ID: zb_acIlZ

いろはす可愛い

14: SS好きの名無しさん 2018-07-18 14:47:47 ID: zb_acIlZ

いろはす可愛い

15: SS好きの名無しさん 2018-07-18 14:52:30 ID: zb_acIlZ

いろはす可愛い

16: SS好きの名無しさん 2018-07-18 14:53:05 ID: zb_acIlZ

いろはす可愛い

17: SS好きの名無しさん 2018-07-18 14:53:36 ID: zb_acIlZ

いろはす可愛い

18: SS好きの名無しさん 2018-07-18 15:02:04 ID: zb_acIlZ

いろはす可愛い

19: SS好きの名無しさん 2018-07-18 15:04:05 ID: zb_acIlZ

いろはす可愛い

20: SS好きの名無しさん 2018-07-18 15:05:41 ID: zb_acIlZ

いろはす可愛い

21: SS好きの名無しさん 2018-07-18 15:06:28 ID: zb_acIlZ

いろはす可愛い


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1: SS好きの名無しさん 2018-07-18 14:53:01 ID: zb_acIlZ

いろはす可愛い


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