2019-02-19 21:41:50 更新

概要

この作品は単独行動隊提督に出てくる翔鶴の過去を書いたものです
翔鶴に対することの過激な文は多少ありますが基本的にはあまりないようしています


前書き

翔鶴


大湊警備府に属する正規空母
大湊警備府の艦娘の中でも上位に立つもので戦闘はお手の物























…私は、やっては行けないことをしてしまった…


取り返しのつかないことをしてしまった…正規空母として最悪なことをしてしまった…


どんなに謝っても許されない…どんなに頭を下げても許されない…わたしは、みんなを裏切ってしまった…


提督には期待を裏切ってしまった…わたしが、こんなことをしてなければ提督は…


…本当にもうしわけありません 提督…本当にすみません…











単独行動隊提督ー過去 翔鶴の合同作戦の失態











大湊警備府ー作戦会議室



提督 「…んで、以上のように作戦内容になる」


提督 「戦艦と重巡は前衛で深海棲艦を一気にたたみかけて、空母は後衛で前衛の援護をしてくれ」


提督 「伊19は前衛の援護をして、川内は後衛で指揮をして空母のみんなを頼む」


伊19 「了解なのね!」


川内 「了解!」


提督 「単冠湾泊地の艦娘達の方は前衛特化で戦ってもらうから後衛の援護が重要となるから空母隊は失敗がないように頼むぞ」


翔鶴 「わかりました」


瑞鶴 「了解!」


提督 「俺はいつも通り先陣を切って前に出るからまずいと思ったら伊19と川内を呼んで先陣に出す その時の後衛の指揮は翔鶴、頼めるか?」


翔鶴 「はい!わかりました」


提督 「作戦内容は以上だ 作戦開始は明後日の朝7時(マルナナマルマル)に行うからそれまでに体調管理などを怠わらないように いいな?」


全員 「「はい!」」


提督 「それじゃ解散」













翔鶴&瑞鶴の部屋



瑞鶴 「やったじゃん!翔鶴姉 提督さん直々に後衛の副指揮者に選ばれるなんて!」


翔鶴 「そんなにはしゃぐ事じゃないわ それに副指揮者だから指揮を取ることになるかもわからないし…」


瑞鶴 「それでも選ばれたことには違いないじゃない!羨ましいわ!」


瑞鶴 「私だったら嬉しすぎてもう発狂して提督さんを思いっきり抱きしめてるわ!」


翔鶴 「発狂するのはどうかと思うけど…」


瑞鶴 「でも翔鶴姉 これはチャンスだよ?」


翔鶴 「チャンス?なにが?」


瑞鶴 「これをきっかけに提督さんと距離を縮められるってことよ!」


翔鶴 「っな!?」///カァァッ!!


瑞鶴 「翔鶴姉っていつも距離を置いてるからなかなか縮めようとしないじゃん?だから、こういう時でこそ一気に距離を縮めるのよ!」


翔鶴 「いっいや 別に私は距離を置いてなんて…」///


瑞鶴 「いつも置いてるじゃん 遠慮して提督さんと二人っきりになっても誘惑とかまったくしないで それだといつまで経っても距離が縮まらないよ!」


翔鶴 「いや、でも…提督には伊19がいるから…?」


瑞鶴 「そんなの関係ないわ!伊19から奪う気で提督さんにアタックしないと!」


翔鶴 「…それは無理だと思うわよ 提督は伊19一筋だから…」


瑞鶴 「あきらめちゃだめよ!翔鶴姉 あきらめたらそこで試合終了だよ!」


翔鶴 「なんの試合!?」


瑞鶴 「とにかく!今回の作戦でいい所を見せて提督さんにアピールしてよね?わたしもできる限り協力するから!」


翔鶴 「…瑞鶴……」


瑞鶴 「そりゃあ私だって提督さんとあーんな関係やこーんな関係になりたいけど、翔鶴姉を置いてそんなこと出来ない」


瑞鶴 「だから、まず最初は翔鶴姉が提督さんにアピールして次にわたしがアピールするからその時は協力してよね?」


翔鶴 「えぇ!その時は協力するわ」













…作戦当日



南方海域



ドゥンッ!!ボーンボーンッ!!バァンッ!!


深海棲艦 「はぁぁっ!!!!」ドゥンドゥンドゥンドゥンッッ!!!!


提督 「ーっ…」ザーッ!!… 砲弾を避けながら深海棲艦の元へ近づいていく


提督 「はぁっ!!」ザンザンッ!!!!


深海棲艦 「くぅっ!!!!」バシャンッ… 装備していた武器を切られて深海に沈んでいく


提督 「これでお前の武器はなくなった これ以上争ってもお前はやられるだけだ 逃がしてやるから撤退しろ」


深海棲艦 「っち!覚えておけ!」


ザー…


提督 「…ふぅ こっちの方はだいたい終わったな あとは単冠湾の艦娘たちの方が上手くいってるかどうかだな」スッ 無線を取り出す


提督 「伊19 聞こえるか?こっちは大体終わった そっちはどうだ」


伊19 『こっちは順調なのね!もう少しで殲滅できると思うから心配しなくて平気なのね!』


提督 「わかった くれぐれも大破しても進撃なんかしないようにな」


伊19 『わかってるのね!それじゃなのー!』


ブツッ


提督 「…さてと、次の敵はっと?」スッ



霧 「」モワァ… 海の周りはかなりの濃霧に包み込まれていて、視界がかなり悪い悪天候



提督 「(…霧が濃いな 全然周りが見えねぇ…伊19たちはだいじょうぶだろうか?)」


提督 「(この霧は予想外だったから急遽、作戦変更しておれがわざとでかい音を出して伊19たちより前に出たが上手く敵を引き寄せられたかな?)」


提督 「(今倒した数で17…吹雪たちのレーダーで敵の数は約40はいると言ってたから、少なくともあと25ぐらいはいるな)」


提督 「(しかもこの霧のせいなのかわからないが途中からレーダーが使えなくなったから、もし増援が来てたらあと何人いるか…)」


提督 「…伊19たちも間違って誤爆はしないでくれればいいが…」













一方、伊19たちの方は…



天龍 「おらぁぁぁっ!!くらいやがれぇぇ!!」ボボボボォォン!!!!!!



深海棲艦 「あまいぞ!」ザー… バシャバシャンッ!!!! 着弾点から移動して天龍の砲撃を避ける



シュゥゥ…!!


バババァンッ!!!!


深海棲艦 「グワァァッ!!!!」大破



伊19 「…伊19魚雷 命中なのね」ブクブク…


天龍 「さすがだぜ!伊19 やっぱりお前には適わねぇぜ」


伊19 「天龍が引き付けてくれたから当てれたのね ありがとなの!」


深海棲艦 「ガハァ!!…まっまだだ!!」ジャキッ


伊19 「やめるのね これ以上やるとあなた死ぬのね」


天龍 「大破したんだからもう帰れ 俺たちは大破したやつを追い討ちする気はないからよ」


深海棲艦 「ーっ…敵に情けをかける気か?」


伊19 「そうじゃないのね 艦娘や深海棲艦は作ろうと思えば何人でも作れるけど、その人の命はひとつしかないのね」


伊19 「資材さえあれば、何十や何百、何千や何万といくらでも大量生産できる私たちでも命はひとつしかない…だから、死んで欲しくないのね」


天龍 「俺たちもそうだが、俺たちの鎮守府に着任してる艦娘はみんな 深海棲艦を滅ぼすことを考えてないんだ」


天龍 「大破させたらもう攻撃はしない 撤退するよう説得をする …できれば、争いごとはしたくないんだ」


深海棲艦 「…」


伊19 「もしまた戦うことになったら、その時はその時なのね また同じように大破させて撤退させる…それを繰り返すのね」


伊19 「だから情けをかけてるわけじゃない 恩を売ってるわけでもないから勘違いしないで欲しいのね ただ純粋に…生きてほしいのね」


天龍 「逃げるなら早く逃げろ 今回は別の部隊がいるから、そいつらに出くわしたら沈められるぞ」


深海棲艦 「…っち!」


ザー…


伊19 「…」


天龍 「…あー、こちら天龍 こっちはあらかた片付いた そっちはどうだ?」


無線 『吹雪「こちら吹雪 現在龍田さんと青葉さんとで敵を殲滅中 もう少し時間かかります」』


無線 『川内「こちら川内 援護部隊の援護は濃霧によって難しい 下手したら誤爆する可能性があるから発艦出来ずにいるよ」』


無線 『扶桑「こちら扶桑 現在山城たちと応戦中 心配はいりません」』


天龍 「了解 時雨そっちどうだ?応答してくれ」


無線 『ザー…』


天龍 「…時雨?おい、応答しろ 時雨!」


無線 『ザー…』


天龍 「…でねぇ なにかあったのか?あいつらがやられるとは到底思えないが…」


伊19 「時雨のところには夕立、神通、那珂がいたはずなのね あの強者が揃ってるところでやられるなんて考えられないのね」


天龍 「だな だが、無線に出ないからちょっと心配だな 様子見に行ってみるか」


伊19 「了解なのね」


ザー…













後方部隊



川内 「ーっ…ダメだ!レーダーがうまく反応しない この霧のせいでイカれてる!通信機具は使えるのになんで!」カチカチッ


翔鶴 「…なにか特殊な霧なんでしょうか とくに変わった様子が見えませんが…?」


瑞鶴 「磁場でも出てるのかな?でも磁場が出てたら通信機具にも影響が出るはずだし…」


二軍艦娘援護部隊 「なんででしょう…」


二軍艦娘援護部隊 「てか、私たちは未だに援護できないけど…どうするの?このまま援護しないで待機?」


川内 「…そうだね 濃霧のせいでむやみやたらに艦載機発艦させても、敵の姿が見えないんじゃ燃料のムダになるだけだからね」


川内 「今のところは待機命令を出す いいね?」


二軍艦娘援護部隊 「…わかった」


川内 「(しかし、ほんとにまいったね 霧のせいで視界は最悪、レーダーはこの霧のせいでなぜか使えず 索敵が肉眼でしかない)」


川内 「(ムリして艦載機を発艦させて誰かを見つけても、霧のせいで敵か味方かわからないんじゃ打ちようがない 下手に打って味方に打ったら…)」



ザザァッ!!


通信機 『こっこちら単冠湾所属艦娘!現在視界が悪いなか敵と交戦中!敵の数が多くて苦戦中!援護をお願いします!』


川内 「援護!?この濃霧じゃムリだよ!それにこっちだって精一杯だ!他の子だってまだ…」


伊19 『川内!私たち行けるのね!』ザザァ


川内 「伊19!平気なの?そっちの敵は」


伊19 『大丈夫なのね 今時雨たちのもとにいるけど、あらかた片付いたのね あとは時雨たちに任せても大丈夫なのね!』


川内 「わかった それじゃ伊19たちは単冠湾の艦娘たちのもとに行って援護をおねがい 私たちはなにも出来ないからこの場で待機してる」


伊19 『了解なのね!』ブツッ


川内 「…」カチッ


翔鶴 「…やはり、援護はムリですか 救援を受けても…」


川内 「無理だね こんな視界が悪いなか、ムリに飛ばして援護に向かったところで発砲できないよ」


川内 「霧のせいで敵か味方かもわからない状況で、もし味方に攻撃なんてしたら大問題だよ だから霧が晴れるまで私たちは何も出来ない」


翔鶴 「ーっ…」ググッ…


瑞鶴 「翔鶴姉…」


瑞鶴 「(翔鶴姉くやしがってる…そうだよね せっかく重要役割を与えられたのに、霧のせいでなにも出来ないんだからそりゃ悔しがるよね)」


瑞鶴 「(…でも、ここでムリして援護射撃して、もし味方に打ったりなんてしたら それこそ取り返しのつかないことになるから……)」



提督 『こちら提督だ 川内聞こえるか!』キキキキキィン!!!!


川内 「こちら川内 どうしたの?提督」


提督 『今大量の敵と交戦中!やつら雪崩のように攻めてきやがった!数が多すぎて対処が間に合わない 援護に来てくれ!』ババババババッッ!!!!!!


川内 「っ! 了解!今行く!」


川内 「翔鶴さん 今から援護部隊の指揮…翔鶴さんに変わってもらうけどいいかな?提督の援護要請が入った」


翔鶴 「…わかりました 提督のことはお願いします」


川内 「翔鶴さんも無理しちゃダメだからね 援護要請が入ってもムリに発艦させちゃダメだからね!」


翔鶴 「…はい わかっています」


川内 「…」


ザーッ…


翔鶴 「…」


瑞鶴 「…翔鶴姉 だいじょうぶ?無理しないでね」


翔鶴 「……だいじょうぶよ 無理なんてしてないわ」


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