2017-10-10 19:39:24 更新

概要

ユーカリ「また一匹ブロリストが読みに来たか!」

読者さん「ふん、馬鹿者め、ガタガタにしてやる!」

ユーカリ「ふはは!読者がパワーをいくら合わせたとて、この俺を倒すことは『10円!』うごぉ!?ゔぁかなあああああ!!!」

\デデーン/


前書き

艦これとドラゴンボールのクロスオーバーのssです。

こちらは前作『申し上げます!鎮守府に伝説の超提督が着任しましたぁ!その3』の続きとなっております。

ドラゴンボールの人物たちのセリフは実際のセリフやMAD素材等で作られたものを使用して書いてますのでそういうノリが無理な方はご注意ください。また、ギャグが多めなので原作の流れや関係性を無視した絡みもありその辺も大丈夫な方のみ読んでください。

また、どちらの作品にも言えますが独自の解釈や設定を無視した内容も入っておりますのでご了承ください。

皆様よろしくお願いいたします。


前作たちです。何なりとお読みください。

『申し上げます!鎮守府に伝説の超提督が着任しましたぁ!』
http://sstokosokuho.com/ss/read/5041


『申し上げます!鎮守府に伝説の超提督が着任しましたぁ!〜その2〜』
http://sstokosokuho.com/ss/read/6108

『申し上げます!鎮守府に伝説の超提督が着任しましたぁ!〜その3〜』
http://sstokosokuho.com/ss/read/8390


〜武呂鎮守府・執務室〜



天龍「あの2人がいなくなって少し寂しくなっちまったな、今まで通りに戻っただけなのにどこか物足りなさを感じるぜ」


ブロリー「はい…。ションボリーです…」


天龍「アイオワさんは今後来る海外艦娘のための指導艦娘として横須賀に、サラさんは急遽アメリカに戻ることになったんだよな。アイオワさんからはよく連絡が来るけどサラさんは向こうに戻ったっきり全く連絡がなくてちょっと心配だぜ、まぁサラさんはしっかりしてる人だから問題ないとは思うけどさ、元気でやってるといいな」


ブロリー「サラロット、またいつか会えるといいなぁ」




トントントン!←扉をノックする音




ブロリー「んん?誰だぁ?」




<不知火です。書類をお持ちしましたので入ってもよろしいでしょうか?




ブロリー「ヌイーかぁ!はい…。いいよいいよ☆」




ガチャ!←扉が開く音




不知火「失礼します。こちらをパラガスさんに…っておや?パラガスさんはいらっしゃいませんでしたか」


天龍「よぉ、俺は朝からいるけどパラガスさんなら今日はまだ来てないぜ」


ブロリー「はい…。親父ィ…はまた1人用のポッドで逃げリーですかぁ?」


不知火「そうですか、書類をお持ちしたのですが残念ですね。仕方ないので目につくところに置いておきましょう」


天龍「そういえばさ不知火、今提督と話してたんだけどよ、サラさんって向こう戻ってからどうしてるか知ってるか?ちょっと気になっててさ」


不知火「あら?聞いてないんですかお二人とも?」


天龍「え?」


ブロリー「んん?」


不知火「だって昨日連絡が…ってそうでした。お二人はは昨日街の方へ買い出しに行っててあの場にはいなかったんでしたね。実はサラトガさんから昨日電話がかかってきたんです。どうやらハリウッド映画への出演が決定したみたいですよ」


ブロリー「ヘァッ!!?」


天龍「はぁ!?なんだそりゃ!?」


不知火「詳しく話すとおそらく司令官が理解できないと思いますので出来る限り分かりやすく説明させてもらいますと『さすがヌイーと褒めてやりたいところだぁ!』私たちが先日行ったあのステージなんですが、後日どうやら米国の一部の方々にも映像が流れていたそうで、それをたまたま世界的にも有名な映画監督さんがご覧になり大絶賛していただいたようなのです。そしてその中で、劇中のトラブルやミスにもへこたれず素晴らしい演技で最後までステージをやり切るサラトガさんに目が止まったそうです」


天龍「確かにあのメンバーの中でよく最後までやりきったよ。でも監督の目にも止まるなんてやっぱサラさんって凄かったんだな」


ブロリー「さすがサラロットなのだぁ!」


不知火「そこでその監督さんは、是非とも彼女を次の自分の映画の主演として出したいから貸してほしいと軍に連絡したそうなんですよ。もうこの時点で色々とおかしいですけど…。ですがいくら演技が上手くたって彼女は軍人です。本来ならこんな提案通る訳がない…のですが、そこはアメリカ、後日その監督さんに映画の内容を軍の責任者やお偉いさんの方々の前で話す機会を設けてくださったそうです。これにはどうやらアメリカ海軍が艦娘の認知度アップを課題としていたこと、また、これはあくまで噂ですが、サラトガさん自体が海軍内で密かに撮影された写真が高値で取り引きされるほどのかなりの人気があったこともあり、この話を耳にした一部の高官たちから"是非彼女を出させるべきだ!"という声が多かったことが一番の要因とも囁かれてますけど…。まぁ理由はともかくとして、その監督さんとの話し合いをした結果、その映画の内容がアメリカ海軍に所属する艦娘を主人公としたアクション映画であったこともあり、サラトガさんの承諾さえ出れば海軍の全面協力の元OKが出てサラさん主演で映画が作られることになったようです」


天龍「OK出したんかい!?すげぇなアメリカって」


ブロリー「ハッハッハッハッハ!よくやったと褒めてやる!」


不知火「それで、映画のことに関してはここにいた時にその連絡があり承諾したとのことですが、まだその時はアメリカ海軍以外の人間に口外することが出来なかったようです。そして昨日、お世話になった私たちにはこのことは連絡しておきたいとのことで上からも許可が出て連絡してくれたみたいです。ですがまだ公にもなってないことですからくれぐれも無闇に言いふらしちゃだめですよ?サラトガさんは現在撮影のために各地を回っているそうでして毎日忙しいようです。ちなみに同じ仲間であるとはいえアイオワさんにも昨日までこの事は黙っていたみたいです。"あの娘は絶対にうっかり喋りそうで…"って言ってましたから」


天龍「まぁアイオワさんはなぁ、誰にも言うなって言った5秒後にはもう喋ってそうだよなw」


ブロリー「なにぃ!?アイオワもかしこさ26ですかぁ?」


不知火「ということでサラトガさんについては以上ですかね。また何か決まったら連絡してくださるそうですから今後が楽しみですね」


天龍「ありがとな不知火、でもサラさん元気でやってるみたいで良かったな」


ブロリー「はい…。サラロットには映画でも悪いクズ共を\デデーン/してもらいたいところだぁ!」


不知火「では私はこれで、それにしてもパラガスさんは一体どこへ行ったのか、もうすぐお昼時だというのに…」





〜武呂鎮守府・工廠〜




ガシン!ガシン!ガシン!←装置が動いてる音




パラガス「んんん?おぉ、これはこれは読者の皆様、パラガスでございます」


タコ「タコですじゃ!うわへへw」


パラガス「腐☆腐、皆さまお待ちしておりました!俺たちが何をしているのかというと、私は科学者に大人のおねぇさぁん艦娘を高確率で建造できるプログラムを作らせた」


タコ「キモいですじゃ」


パラガス「ゑゑゑ!!?そ、そんなことないもん!というわけで、朝からずっと工廠に閉じこもって科学者のお手伝いをし、つい先ほど完成したそのプログラムを建造装置に取り込んで現在一生懸命建造中というわけだぁ!」




ピッピー!ポーヒー!




パラガス「んんん?」


タコ「あぁもうよろしいですじゃ、スイッチを押して扉をお開けくだしゃい」


パラガス「腐☆腐、ついに来た!武呂鎮守府には俺が愛する大人のおねえさぁん艦娘は多くいれど、恋の気配はどこにもおらん!武蔵さんには振られ、加賀さんには赤城さんや瑞鶴さんが、金剛さんにはブロリーという相手がおり、雲龍さんには近づいただけで殺される…。だが、そんな最低な生活も今日でおしまいだ!これからは美しい大人のおねえさぁん艦娘と毎日絡みあ〜うw(^p^)ことができるのだからなぁ!ふぁ〜はははw」


タコ「コンピューターが弾き出したデーターによりますと、完成した艦娘は重巡洋艦娘でございますじゃ」


パラガス「いいぞぉ!前に調べたところによると重巡洋艦娘も戦艦娘と同じく大人のおねぇさぁんのパ☆ラ☆ダ☆イ☆スそのものだった…!これは期待できるぜ!この際もう成人以上だったらなんだって良いわ!(クズ)さぁ、これからじっくり調♀教して、私の言うことしか聞けぬようにしてやる!読んでるお前ら!まずはその目で、私の妻を見届けるがいい!腐☆腐。では、スイッチオン!(ポチッ)」




ぷしゅー!←煙が噴き出す




ウィィィィィン…!←扉が開く




鈴谷「鈴谷だよ!賑やかな艦隊だね!よろしくね!」




パラガス「…」


鈴谷「……。あれ?聞こえなかったのかな…?じゃあもう一回!鈴谷だよ!賑やかな艦隊だね!よろしくね!」


タコ「うわへへw 女子高生!JKですじゃ!(ずりずり)」←鈴谷に近づく


鈴谷「うわっ!?何こいつきんもーっ!触んな!来んな!っていうかなんか…ヌメヌメする!?あっち行け!(ゲシッ!)」←タコを蹴り飛ばす


タコ「うwwwwwわwwwwwへwwwwwへwwwww」


鈴谷「やだ〜まじあれきもいし…。いきなりあんなのに絡まれてテンション下がるぅ〜↓」


パラガス「…(ジロジロ)」


鈴谷「むぅ…!ちょっと!おじさんなにさっきから鈴谷のことジロジロ見てんの?鈴谷の挨拶も無視したし、いったいどういうつm」


パラガス「可哀想だが鈴谷さん、お前は不合格でございます」


鈴谷「はぁ?いきなり何を言って…」


パラガス「鈴谷さんこそ渋谷系女子高生そのものだった…。生まれついての桁外れのJK力は、成長するに従って童貞提督たちの息子♂が恐怖するほど増大し凶暴化していった…!」


鈴谷「ど、童貞…!?なななななにを言ってんのいきなり!///」


パラガス「腐っ☆そんな知らない振りをしたって無駄☆無駄、どうせ隠れて童貞たちをあ〜うwして弄んでることなど全てお見通しだわ!(言いがかり)普段の会話でナニする?などと、その気にならせていたお前の姿はお笑いだったぜ!」


鈴谷「はあああああ!?/// 違うし!そそそんなことしてない!!それに別にそういう意味で言ってるんじゃないもん!///(顔真っ赤)」


パラガス「本当にそうかな?だが、私にそんなものは必要はない!何故なら、JKは大人のおねぇさぁんではないのだからなぁ!ふぁ〜はははははwこぉんな処女力全開ギャルが顔を真っ赤にして焦る展開など俺にとって何の価値もない。大人しく都内の高校に戻ってしまえええ!!」


鈴谷「意味わかんない!そもそも鈴谷は女子高生じゃないし!最上型重巡洋艦3番艦の鈴谷!れっきとした艦娘なんだよ!?まぁ…都会には行ってみたいって思うけどさぁ…」


パラガス「だろぉ?そうだろぉ?心配することはない。そういうことなら俺が何とかして都内の高校に行けるようにしますからもうしばらくお時間を!渋谷区あたりの高校はいかがかな?」


鈴谷「えっ!マジで!?渋谷行けるの!?じゃ、じゃあお願いしちゃおうかなぁ…」


パラガス「腐☆腐、これでよし!じゃあ鈴谷さんの建造はなかったことにして、早速もう一回建造する準備だぁ!」




不知火「 な に を も う 一 回 す る ん で す か ? 」




パラガス「シュワット!?ゑゑゑ!!?不知火さん!?どうしてここにいるの…!?」


不知火「昼近くになっても珍しく一度も執務室にいらっしゃらなかったので探してたんですよ。まぁそんなことはどうでもいいです。で、何 な ん で す か ぁ こ れ は ぁ ?(戦艦並みの眼光)」


パラガス「あの、これは…!(滝汗)み、皆さんと一緒に建造する準備だぁ!(大嘘)」


鈴谷「ねぇおじさ〜ん!鈴谷この高校に行きたいんだけど!ほら見て見て!この制服すっごい可愛くない!?」←どっから持ってきたのか都内の学校案内パンフレットを持ってる


パラガス「ゑゑゑ!!?おまっ!?」


不知火「…。この鈴谷さんの入学手続きを勝手にしてですか?(ピキピキ!)」←激おこ


パラガス「どぉぉぉ…!?もう何もかもおしまいだぁ!というわけで読者のみんな、物語スタートでございます」




呼びさませ!怖がりたちの全開パワー! 前編





〜武呂鎮守府・食堂〜




不知火「というわけで、こちらが本日より着任されました鈴谷さんです。我が鎮守府では初となる重巡洋艦娘ですね」


鈴谷「これで言うのは3回目になるけど鈴谷だよ!賑やかな艦隊だね!よろしくね!」


ブロリー「ハッハッハッハッハ!これから一緒に頑張ろっとおおお!!」


金剛「イエース!みんなで歓迎しマース!」


雲龍「はい…」


天龍「おう!よろしくな!」


パラガス「くそぉ…!せっかく作り上げた私の最高な大人のおねぇさぁんパ☆ラ☆ダ☆イ☆ス計画が…」


武蔵「何を寝言言ってる!まったく、勝手に建造なんかして、ピッコロ殿が知ったらなんて言うか…」


清霜「そうです!師匠が怒るに決まってますからダメですよパラガスさん!」


パラガス「シュワット!?お待ちください!この事はどうかご内密に!お助けください!」


霞「出来るわけないでしょ!絶対に言うからね!覚悟しときなさいよ!」


パラガス「ゑゑゑ!!?このままではピッコロに殺される……こうなったら…!ひ、避難だぁ!(スタスタスタ!)」←逃亡


ブロリー「出来ると思っているのかぁ!?(ガシッ!)」


パラガス「あ〜はっはっはっはっは!!(号泣)」


ほっぽ「オ姉チャン、ホッポモ挨拶行ッテクル!」


港湾棲姫「ハイハイ、行ッテラッシャイ。チャント御行儀ヨクスルノヨ」


ほっぽ「ウン!」


鈴谷「へ〜、本当に深海棲姫いるんだね。冗談だと思ってた」


不知火「はい。ここに来る間にもお話ししましたが攻撃はしてきませんのでご安心ください。私たちの大切な仲間ですから」


レ級「アァン?何ダコノチャラチャラシタクソガキハ?下品ナ女ダ…」


鈴谷「むぅ…!なによ!?鈴谷クソガキじゃないもん!それにそっちの方が小さいし口も悪いからクソガキはそっちでしょ!それに声も全然可愛くないし、素材良いのにほんともったいないなぁ…」


レ級「ナンダトォ!?深海ノ王女デアルコノレキュータ様ノ威厳アル堀◯ボイスヲ馬鹿ニシヤガッタナ!?許サンゾクソガキ!ブッ殺シテヤル!!」


雲龍「クゥゥゥ…!(ギロッ)」←レ級を睨む


レ級「オォォウ!!?(滝汗)」


雲龍「クズ、早く謝罪して挨拶しなさい。出ないと霞を呼ぶわよ」


レ級「フオォ!!?ニャメロン!ワカッタ!謝ルカラ待ッテ!鈴谷サンスイマセンデシタァ!アトヨロシクオ願イシマス!(ササッ!)」←90°のお辞儀


鈴谷「あれ…?うん。よろしく」


雲龍「鈴谷、こちらクズです…」


ブロリー「はい…。まさに奴隷なのだぁ!」


パラガス「お笑い戦艦のレキュータです。何なりとお使いください!」


レ級「クソォ…!(涙目)」


鈴谷「あはははw おもしろ〜いw」


ブロリー「ハッハッハッハッハ!何かあったらカスミーかブロリーを呼んでくだサイヤ!『ヤメロォ…!』」


不知火「相変わらずですねレキュータさんは(呆れ)あと昨日から羽雄鎮守府の方に遊びに行っているので今はいませんが赤城さんと加賀さんの一航戦のお二人を合わせてこの鎮守府の艦娘は全員ですね」


鈴谷「へ〜少ないね。まぁ鈴谷が初の重巡洋艦娘だって言ってたしなんとなくそんな感じはしてたけど」


金剛「でもみんなすごく強いから少なくても安心してくださいネー!少数精鋭なんデース!」


ブロリー「はい…。お前達が戦う意思を見せなければ、俺がクズ共を破壊し尽くすだけだぁ!」


鈴谷「え?提督も戦うの?確かに凄い身体つきしてるなぁとは思ってたけどさぁ…『ネェネェ!』ん?」


ほっぽ「コンニチハ!ホッポダヨ!鈴谷オ姉チャンハサイヤ人ナノ?」


電「電なのです。建造で生まれた武蔵さんが色々出来たんだからきっとそうに違いないのです!早く見せてください!(うずうず)」


雷「雷よ!よろしくね!もう、2人ともあんまり鈴谷さんを困らせちゃダメよ!」


響「響だよ。ふーん…(じー…)」←鈴谷を観察中


暁「暁よ!パラガスさんから鈴谷さんはとっても都会派な人だって聞いたわ!(※都内のJK=都会派な人 だと思ったようです)早速で悪いけどその都会派なところレディな暁に見せてもらうわよ!(よじよじ)」←鈴谷に登ってる


鈴谷「きゃ〜♫この娘たちか〜わ〜い〜い〜♫いいよいいよ♫仲良くしよ〜♫ (だきっ)」←登ってくる暁を抱っこしてる


暁「あ、ちょっと!レディをそんな子供みたいに抱っこしちゃ嫌なんd…えへへへ♫」←堕ちました


電「ああぁ!!?ずるいのです!電も!電も抱っこしてください!(ぴょんぴょん!)」←鈴谷にしがみついてる


ほっぽ「モウ暁ガヤラレタ…!?コラァ!少シハ手加減シロー!(ぷんぷん!)」


鈴谷「もうかわいいなぁ♫じゃあいっぺんに相手してあげるからおいで〜♫『はにゃー!? アー!?』」


雷「またやってるわあの3人…(呆れ)」


天龍「相変わらずチビたちは打ち解けるのが早いなぁ」


レ級「フオォ!!?アノ女、モウホッポタン電タント仲良クナリヤガッテ…!許サンゾ!(嫉妬)」


響「…(じー…)」←まだ鈴谷を凝視


鈴谷「お?(響に気づく)ふふふ♫響ちゃんも抱っこしてほしいの?いいよ〜♫」


響「……。可哀想だけど鈴谷さん、君は不合格だよ(ぷいっ)」


鈴谷「え?(あれ?何かこの流れついさっき…)」


響「腐☆ まだまだ精神的にも肉体的にも未熟なJK艦娘に用はありませんよ!私の狙いは完全に育ち切った大人のおねぇさぁん艦娘なのだからね。ふぁ〜はっはっはw」


鈴谷「むぅ〜!またそういうこと言うの!?っていうかなんで響ちゃんみたいな小さな娘まであのおじさん(パラガスのことです)みたいなこと言ってんのさ!」


パラガス「やっと能天気なお前でも飲み込めたようだな!全ては響さんの言う通りだ(便乗)さぁ、艤装なんてとっと脱いで大人しく都内の高校に行ってください!」


響「そうさ、ささっ、学校にお戻りを!」


武蔵「でやぁ!(スパーン!)」


雲龍「はぁ!(バキィ!)」


パラガス「DOOR!」


響「あ〜うw(^p^)」


不知火「パラガスさん、どうやらさっき怒ったのにまだ懲りていなかったみたいですね(戦艦並みの眼光)」


ブロリー「クズ親父ィ…血祭りにあげてやる!『シュワット!?お助けください!』」


雷「なんてことを言うのよ響!」


暁「よくも都会派な鈴谷さんを!許さないわよ!」


ホッポ「ホッポ特戦隊ノ面汚シメ!」


電「ムシケラのように岩場に叩きつけるのです!」


響「ゑゑゑ!!?お待ちください!明日まで!明日までお待ちください!!」


ホッポ「デキヌゥ!オメェノ出番ダゾ…ウーサン!」


雲龍「はい…。ひびきぃ…クズみたいなことばっかりしてたからとうとう岩盤の時が来たようね…(ガシッ!)」←響を掴む


響「あがっ!?どぉぉぉぉぉ…!(ギリギリ!)自分の仲間に岩盤送りにされるとは、これもヒビガスの定めか…!」



ピッコロ「やかましい!ったく、お前ら少し静かにできねぇのか」


不知火「お疲れさまですピッコロさん。鈴谷さん、こちらはこの鎮守府の憲兵であるピッコロさんです。憲兵の仕事以外にも一部の艦娘たちの指導・教育係としても力を貸してもらっております」


鈴谷「よろしく〜!っていうか、全身緑色だけど大丈夫?具合悪いの?」


ピッコロ「元々こうだから気にすんな、それよりバケモノ、お前に客人が来てるからちょっと面貸せ」


不知火「到着しましたか、では私も行きましょう、一応元関係者だったわけですし…」


ブロリー「んん?」


パラガス「一体どうしたというんだ?」


ピッコロ「それについては会ってから説明してやるよ。とりあえずついて来い」




〜〜〜




〜武呂鎮守府・応接室〜



ブロリー「…(唖然)」


パラガス「…(汗)」


ピッコロ「…(呆れ)」


不知火「…(ジト目)」


?(人間)「あ…あぁ……!あああの!こここここの度は!その…あの!(滝汗)」


?(艦娘)「司令官落ち着いてください!全然喋れてませんよ!?ほら、深呼吸!深呼吸して!」


?(人間)「こひゅーこひゅー…!(過呼吸)そ、そんなこと、言ったてぇ!喋ろうとしたらこ、呼吸!呼吸が!!ゲホッ!ゲホッ!うぅ…うぐっ(泣)」


パラガス「落ち着けぇぇぇ!くそぉ…!まだこっちは何も言っていないというのに…」


不知火「はぁ…。まったく、貴方という人はあの頃から全然変わってないですね。ただ、私と面と向かって話せるぐらいになったのは大きな進歩だと思いますが」


?(人間)「あ…。不知火さん、あの!お久しぶりでしゅ!」


不知火「はい。四和木提督…いえ、中尉様もお元気そうで」


ブロリー「…。ムシケラ、なんなんだぁこいつらはぁ?」


?(人間)「ひぃ…!?すすすいません!ムシケラの分際ですいません!」


ブロリー「ヘァッ!?ち、違う…!お前に言ってないです…(汗)」


ピッコロ「あぁもう分かった。お前ちょっと落ち着くまでそっちでじっとしてろ、不知火、悪いがこいつのこと頼む『うぅ…申し訳ありません…。 分かりました。どうぞこちらへ』じゃあ代わりに青葉、お前が話せ」


?(艦娘)「お任せください!ども!恐縮です。青葉ですぅ!私たち小湾狩(こわがり)鎮守府からやって参りました!この度は先日のご無礼の謝罪に司令官と共に推参致しました次第です!」


パラガス「んんん?小湾狩鎮守府?さて、そんな鎮守府今初めて聞いたが、それに先日の無礼とは…」


青葉「あ、あれ?話してくれてないんですか?」


ピッコロ「ここの連中のことだからな、あの時の事を知ったらすぐにでも殴り込みに行きそうだったから今日まで伏せておいた。だから今から話す。おいバケモノ、この間ここで演劇やっただろ?」


ブロリー「はい…。楽しかったよ☆」


ピッコロ「そん時にこの青葉がここに侵入しようとしたんだよ」


ブロリー「なにぃ!?」


ピッコロ「コイツを受付近くで見かけた不知火からコイツの詳しい素性を聞いてな、少し見て確かに怪しいと思ったからずっと演劇の最中に見張ってた。そこで途中で演劇を抜け出して館内に入ろうとしたコイツを捕まえたって訳だ。本当は大本営に言ってもよかったんだが、あの時は赤城たちが勝手に公演を増やしてくれたせいで忙しかったからな、これ以上面倒ごと増やされるのも困るから後日提督を連れて謝罪に来いと伝えて解放してやった。まぁ何でそのまま帰したのかと不知火には怒られたが(汗)それで演劇も終わりアメリカのヤツらも帰って落ち着いた今こうやって謝罪に来たわけだ」


パラガス「そんなことがあったのか」


ブロリー「また一匹ムシケラが死にに来たか!」


青葉「え、不知火さんが見張れって言ったんですか私のこと?」


不知火「はい。貴女には前科がありますので」←戻って来た


青葉「うぅ…。それはそうですけど…」


パラガス「んんん?お二人はお知り合いなのかな?」


不知火「えぇまぁ、そういえば私の詳しい事情についてはまだお話していませんでしたね。ではちょうど良い機会ですしお話しましょうか、この人のことも知ってもらいたいですし(青葉を見る)」


青葉「あはは…。お手柔らかにお願いします(汗)」


不知火「私は大本営で働く前は元々この青葉さんがいる小湾狩鎮守府で建造され着任した艦娘です。とは言っても在籍していたのは10日ほどの間ですが」


ブロリー「なんだぁ?」


パラガス「何かあったのかな?」


不知火「まぁ、その…。皆さんもご存知の通り私は目つきが悪くて堅物ですから…他の艦娘や司令官と打ち解けることが出来なかったのです。特に司令官とは酷くてですね、初対面時は目を合わせただけで恐怖のあまり司令官が泡を吹いて倒れてしまい大騒ぎになったんです。次の日から周りの艦娘からは何もしていないのに怖がられ司令官に至っては初日以降顔すら合わせてくれませんでした。おかげで出撃も遠征もやらせてもらえずだからといって何か手伝おうにも周りは勝手に逃げてしまう…。このままでは私1人のせいで鎮守府の運営そのものにも影響が出るかもしれない。いっそもう解体してもらおうとも思いましたがそれは流石に司令官にも止められました。これは素直に嬉しかったですね。壁越しで無ければもっと良かったですが…。ですが解体がダメとなるともう私がどこか別の場所へ行くしかありません。なので私は小湾狩鎮守府を去るために何か利用出来るものはないかと色々と調べました。その結果、将来着任する新米提督たちを支える初期艦娘になるための研修プログラムに参加することにしたんです。早速司令官にこれを提案し承諾を得ました。まぁ前述の通り司令官は私を怖がってとても会って話せるという状況ではなかったですから鎮守府内なのに電話を使う羽目になりましたが…。こうして私は10日という短い期間で小湾狩鎮守府を去りました。そのあとはそのプログラムの一環で大本営で短期間研修として手伝いをしていた時に元帥様にお声掛けをいただき正式に大本営で働くことになったのです。ここまでがブロリー司令官たちと会うまでの私の艦娘人生です」


ブロリー「ヌイー…。よく頑張ったと褒めてやる!」


ピッコロ「ふん、10円!(餞別)だ。食え」


不知火「ありがとうございます。あと10円はいりません『ふざけるなぁ!』」


パラガス「なるほどな、不知火さんとの小湾狩鎮守府との関係は分かった。だが、今聞いた限りだとあのまだ泣いてる提督殿はともかくこの青葉さんは全く不知火さんを怖がっているようには見えないが…」


青葉「青葉は大丈夫ですよ?私は不知火さんを怖いと思ったことなんて一度もないです!」


不知火「はい。確かに艦娘にも怖がられてましたけど中には青葉さんのように普通に接してくれた艦娘もおりました。ですが、だからと言って青葉さんをあまり友好的な目でも見れませんが…(戦艦並みの眼光)」


青葉「えぇ!?な、何ですか!」


不知火「当たり前でしょう。元はといえば私を恐怖の象徴のように広めたのは青葉さんなんですから、私と司令官の初対面時の様子を鎮守府の全員に広めた上にいつの間に撮ったのかあんなどう見ても私が司令官を手にかけたみたいな構図の写真までばら撒いて…。おかげで私は"睨んだだけで10人殺せる女"だの"駆逐艦(戦艦)"だの"極悪非道の殺人マシーン"だの……あげたらキリがないですがそれはそれは酷いあだ名を裏を付けられる羽目になりました。どう考えたって貴女が事態を大きくしたのは明白です(ジリジリ…!)」←青葉に詰め寄る


ピッコロ「ふん、馬鹿者め」


パラガス「青葉さん、お前最低だぜ」


ブロリー「なんてヤツだぁ!」


青葉「ひっ…!しし不知火さん落ち着いてくださ…」


不知火「今回だってそうですよ。何なんですか?他鎮守府に潜入だなんて、しかもよりにもよって将クラスの鎮守府への潜入?本当に死にたいんですか貴女は?殺されても文句なんか言えないですよ」


青葉「あ…あぅ、その…(涙目)」


不知火「本来ならすぐに大本営に連絡が言って司令官共々艦娘も全員拘束され小湾狩鎮守府は永久封鎖されていたところだったんですよ?今度は私1人ではなく鎮守府の全員を手にかけるつもりですか?」


青葉「そ、そんなつもりは…!私はただ!」


不知火「そんなつもりがなくても結果そうなることに繋がるんですよ。世の中悪気はなかった知らなかったでは済まないことだってあるんです。貴女はそれぐらいとんでもないことをやりかけたんです。少しは自覚してください」


青葉「ぐす…。ごめんなさい(泣)」


不知火「ちょっと、もう泣いてるんですか?まだまだ話はあるんですから早く泣き止んでください。いいですか?大体貴女は初対面の時からそうでした。着任早々に私の部屋に勝手に侵入して私の下着のサイズを…」


パラガス「(シュワット!?このままでは不知火さんの説教で数時間使われてしまう…!)お待ちください!不知火さん!どうか今はこの辺にしておいてください!」


不知火「むぅ、何故止めるんですか?私にはまだ言いたいことが山ほど…」


ピッコロ「まずい!10円!(口塞ぎ料)」←不知火の口を塞ぎ


不知火「っ!!? むぐ…!もごごご…!(ジタバタ)」


パラガス「ピッコロいいぞぉ!腐☆腐、何とかなったみたいだな、あのまま続けられていたら青葉さんのメンタルが八つ裂きにされていたところでした!」


ブロリー「ヌイーは怒らせると怖いです…」


青葉「うぅ…(泣)ごめんなさい…ごめんなさい…」


パラガス「やっと青葉さんも自分のしたことを飲み込めたようだな、ちゃんと反省もしているようだし…。ブロリー、青葉さんをお助けください!」


ブロリー「…(考え中)はい…。むざイーです…」


パラガス「腐☆腐、さすが我が息子!青葉さん、不知火さんには私たちから言っておくからご安心ください。ささっ、顔を上げて」


青葉「はい…。ありがとうございます」


不知火「ぬぃぃぃ…。まだ言いたいこといっぱいあったのに…(もやもや)」


ピッコロ「もういいだろう。バケモノが許してんだから勘弁してやれ」


ブロリー「フッフッフ!『あのー…』んん?」


?(人間)「ひぃ!ああああの!青葉のこと、その…ありがとうございまひゅ!」


ブロリー「ハッハッハッハッハ!いいってことよ!それでお前誰ですかぁ?」


?(人間)「は、はい!僕は…じゃなくて私は!小湾狩鎮守府の提督で四和木那人(よわきなおと)、階級は中尉であります!」


ブロリー「ナニィ!?ハッハッハ!お前性格だけじゃなくて名前も弱そうだなぁ!」


那人「そそそれは言わないでくださいよ!」


パラガス「(確かに)」


ピッコロ「(まったくだ)」


不知火「(実は私も前からそう思ってました)」


青葉「(やっぱりそう思いますよね〜)」


那人「それで、その…!こここの度は寛大なご配慮を受け賜わり、ほん、本当に感謝してます…!じゃなくております!えっとえっと…それから!(滝汗)」


青葉「だから司令官少し落ち着いてくださいってば!」


パラガス「落ち着けえええええ!!このままでは、中尉殿が汗の出し過ぎで脱水症状になってしまう…!不知火さん、早速介抱する準備だぁ!」


不知火「はいただいま、水とタオル持ってきますね」←移動


ブロリー「ハッハッハッハッハ!お前おもしろおもしろ☆」


ピッコロ「またかよ…(呆れ)わかったもう充分だ『あぅ…すいません…』それで青葉、肝心なことを聞いてなかったが、お前何でうちの鎮守府に侵入しようとしたんだ?侵入しようにも何か目的があったからだろ?話せ」


青葉「あぁそれですか、それはこの武呂鎮守府がとんでもなく強い鎮守府だって評判になってますからね。だってあの舞鶴や佐世保がわざわざ研修を行いに来たっていうぐらいですからどんな設備やトレーニングをしているのか気になりまして…」


ピッコロ「そんで見ようと思ったわけか、まったく、だったら連絡の1つでもすりゃいいだろうが」


青葉「あれ?知らないんですか?現在武呂鎮守府への研修や演習の申請は当面の間中止になっているの」


ブロリー「なにぃ…!?」


ピッコロ「そりゃ本当か?そんなのこっちは何も聞いてないぞ」


青葉「あら〜連絡来てないんですね…。はい。舞鶴の五大鎮守府対抗戦での成績や舞鶴に続き佐世保も研修を行ったことで武呂鎮守府で研修をすれば強くなれる!と話題になり研修や演習をしたいという鎮守府や提督が続出し大本営の担当者や回線がパンクするほど申請の電話や申請書が大量に来たみたいです。それで困った大本営は急遽武呂鎮守府への交換研修・演習の申請を当面の間中止とする判断を下したんです。なので今は武呂鎮守府側から申し込みがない限りは武呂鎮守府との交換研修も演習も出来ないんですよ」


ピッコロ「そんなことになってたのか…」


ブロリー「なんてことだぁ!」


青葉「なので青葉としましてはあのバトルシップステージでの武呂鎮守府の一般開放を利用して何としても鎮守府の中を覗くことが出来ないかと思いですね…」


ピッコロ「隙を見て入りこもうとしたら見張ってた俺に捕まったって感じか、はぁ…(呆れ)いいか?この際だから言っておくが、お前が俺らの真似したところで強くなれるとは限らん。むしろなれないヤツの方が多いと思うぞ、舞鶴や佐世保のヤツらが上手くいったのはな、五大鎮守府みたいな名門に行けるような実力を持った本当のエリート連中だったからだ。少なくとも俺が尾行して来てることに気付かないお前程度ではやったところでせいぜいちょっと力がつくぐらいが関の山だな」


青葉「えっ!?そんなぁ…。強くなれない可能性の方が高いなんて、せっかくのチャンスが…。これじゃあまた強木(つよき)鎮守府の連中に馬鹿にされちゃう…」


ブロリー「んん?」


ピッコロ「なんだ?お前自分が強くなりたいから忍び込もうとしたわけじゃないのか?」


青葉「当たり前じゃないですか!青葉のことなんかどうでもいいんです!私の目的はここで得た強さの秘訣を鎮守府に持ち帰って少しでもみんなに強くなってもらって、それでいつも"弱気がやってる怖がり鎮守府"って馬鹿にしてくる強木鎮守府のヤツらを二度とあんなことが言えなくなるぐらいにけちょんけちょんに演習で叩きのめして、この勝利で司令官にも自信をつけてもらおうと思ったんです!だから、何としても知りたかったんです!でも…ダメなんですよね私たちじゃ…」


ブロリー「アオバァ…。なんてイイヤツだぁ!」


ピッコロ「そういうことだったのか、ったく、だったら最初からそうやって言えば良かったじゃねぇか」


青葉「え…?」


ピッコロ「不知火、パラガス、お前らも今の青葉の話聞いてたんだろ?」


不知火「はい。青葉さん、どうしてあの日私にそれを相談してくれなかったんですか?それを知っていたら私だって何とかしようと動いたのに…。あんなことがあったとはいえ、元同僚だった仲じゃないですか」


青葉「不知火さん…」


パラガス「やっと能天気な私でも飲み込めたよ。全ては不知火さんの言う通りだ。最初から忍び込む必要などない!正直に話してください!そんな最低な鎮守府の連中などわけなく八つ裂きに出来てしまうぐらい強くなってしまおうではありませんか!」


ブロリー「はい…。そのクズ共はこの俺が血祭りにあげてやる!」


ピッコロ「そういうことだ。手を貸してやるぞ青葉、俺たちを見くびるんじゃないぜ!」


青葉「皆さんまで…!」


不知火「ほら、自分の部下がここまで言ってくれてるんですから貴方も何か言った方がいいんじゃないですか中尉様?」


青葉「司令官…」


那人「は、はい!えっと青葉、あの…!僕も頑張るから!一緒に勝てるようにがんばりょ…頑張ろう!」


青葉「…!はい!でも、私たちじゃ頑張っても無理だって…」


ピッコロ「あぁ、でも青葉、お前が言うにはその強木鎮守府のヤツらとの演習で勝てばいいんだろ?」


青葉「はい。そうですが…」


ピッコロ「なら心配すんな、俺たちがちゃんと何とかしてやる」


青葉「本当ですか!?やったー!」


ピッコロ「とは言っても、まずお前らのところの連中に会わねぇと始まらないがな、中尉、このあと時間あるか?」


那人「え?はい。大丈夫ですが…」


ピッコロ「よし、じゃあ早速お前らのところの鎮守府に行くか」


那人「え!?いいいいまからですか!!?」


ピッコロ「早い方がいいだろう。おら、お前らも出掛ける準備しろ」


パラガス「of course!行ってやろうではありませんか!俺たちの力で小湾狩鎮守府をお助けするのです!」


ブロリー「はい…」


不知火「では私は皆さんに連絡してきますね」


青葉「うわぁ…!司令官楽しみですね!」


那人「ちょちょちょちょちょっと待って!待ってください!!そんないきなり…!ほら!中将殿のような偉い方が私如き弱小鎮守府に来るなんてそんな大層なこと!それに掃除だってしたいですし…」


ピッコロ「ガタガタ抜かすな!行くと決めたら行くぞ!(ガシッ!)」←中尉を掴む


那人「えっ!?ちょ!待って!待ってくださいよ!?離してぇ!(ジタバタ)」←引きずられてる


ブロリー「イェイッ!しゅつげキーです…」




〜〜〜



〜小湾狩鎮守府・演習場前〜



ピッコロ「ったく、那人のやついつまで待たせんだ。もうかれこれ30分は経ってんぞ…」


青葉「う〜ん…。何かあったんですかねぇ」


パラガス「四和木提督、いったいどうしたというんだ…?」


ブロリー「クズみたいに逃げリーですかぁ?」


不知火「ありえなくは無いですね」


青葉「そんな!そのようなことがあろうはずがございません!流石の司令官でも中将様方と青葉たちを置いて自分だけ逃亡なんてそんなこと出来るわけ」




ダダダダダッ!




那人「すいません!!おおおおお待たせして申し訳ございませ…!ぐぇっ!(ズザッー!)」←つまずく


青葉「司令官!?」←中尉に駆け寄る


不知火「見事なヘッドスライディングですね」


ピッコロ「何をやってんだよ…(呆れ)」


パラガス「提督殿、大丈夫ですかな?」


那人「は、はい…(小破)それよりも、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした!その、メンバーを説得するのに時間がかかりまして…」


ピッコロ「説得だぁ?」


那人「えぇ、中将殿がお相手になってくださると聞いたら怯えちゃいまして…。それで連れてくるのに時間がかかっちゃいました。ですが!もう大丈夫です!会場の点検が終わり次第すぐに演習出来ます!」


青葉「おぉ!司令官もなかなかやるじゃないですか!これは期待できますね!」


ブロリー「そうですかぁ、フッフッフ!楽しみだなぁ!」


ピッコロ「わかった。じゃあ早速演習に…といきたいところだが、まずはお前らのところの艦隊のメンバーを見せてもらうか、挨拶もしたいからな」


那人「分かりました!では早速ここに呼んで来ます!」


青葉「司令官私も行きますよ!」


ピッコロ「じゃあこっちも連れて来るか、少し出て来る」


パラガス「あぁ、任せたぞ」


不知火「…」


パラガス「んんん?不知火さん?どうしたのかな?」


不知火「いえ、私は前にここの鎮守府にいたと説明したではないですか」


パラガス「あぁそうだな」


不知火「えぇ、ですから私もある程度はここの鎮守府のメンバーは覚えているんですよ。もちろん当時の第1艦隊のメンバーもです」


パラガス「そうなのか、だが、当時と今とでは流石にメンバーは多少変わって」


不知火「絶対に変わっていません」


パラガス「ゑゑゑ!?な、なんでそんなことが分かるんだ…?」


不知火「さっき説得するのに時間がかかったとか中将と聞いただけで怯えていたとか聞いて確信しました。まぁそれにもここの鎮守府の運営体制が少し特殊なのが関係しているのですが、おそらくあの様子では艦娘も増えていないのでしょうね。断言しましょう。今から来るここの第1艦隊のメンバーは山城、羽黒、名取、潮、文月、初雪です」



〜〜〜



ブロリー「…(唖然)」


パラガス「…(汗)」


ピッコロ「…(呆れ)」


不知火「…(ジト目)」


青葉「あ、あはは…(苦笑)」



金剛「金剛デース!艦隊戦なんて久しぶりネー!そしてこちらが私の頼もしい team mate デース!」


暁「リーダーの暁よ!一人前のレディだから今回は金剛さんに旗艦を譲ってあげたわ!でもリーダーは暁なのよ!(えっへん!)」


響「響でございます。不死鳥です。何なりとお使いください(キリッ)」


雷「雷よ!今日はお互い頑張りましょうね!」


電「電なのです。暁型サイヤ人の本気を見せてあげるのです!」


清霜「清霜です!みんなで一緒に戦艦になろう!」



羽黒「…(そー…)」


名取「…(ぶるぶる)」


文月「…(じー…)」


潮「…(ぎゅっ!)」


山城「もう!何でみんな私の後ろに隠れるの!?っていうか初雪はどこ行ったのよ!」


那人「ちょちょちょっと!?みんな何してるんだい!中将様の前なんだからもっとシャキッとして整列しなくちゃ…!(滝汗)」


不知火「やっぱり…」


パラガス「あぁ、不知火さんの言う通りだったな」


ピッコロ「こっちは金剛以外駆逐艦なのになんで向こうは全員で怖がってんだよ…」


ブロリー「ハッハッハ!なんなんだあのカワイイッ!ヤツらはぁ?」


ピッコロ「お前のところのは艦隊までこんな調子なのか」


那人「すいません!すいません!!私の教育がなってないばかりに!ほら!みんなご挨拶して!」


山城「いや私だってそうしたいんですけど、この娘たちが…」


羽黒「む、無理ですよ!だって…」


名取「不知火さん…いるもん!」


潮「ごにょごにょ…」←小さすぎてよく聞き取れない


不知火「…」 ※普通に立ってるだけです


羽名潮「ひぃ!」←山城の後ろに隠れる


文月「や、やっほー不知火さん…ノシ」←手を振ってる


不知火「どうも(キリッ)」


文月「…!?うぅ…(涙目)」←山城の後ろに行く


不知火「…。今の私が悪いんでしょうか?」


金剛「ンー…。もうちょっと柔らかく言った方がいいネー。『きゃー♫久し振りフミィ☆』とかどうd」


不知火「無理です(即答)」


山城「ちょっと!4人共押さないでって!分かったから!私が言うから!だから一旦やめて!はぁはぁ…(疲労)申し訳ありません。この度はわざわざ私たちなんかのために起こしいただいてありがとうございます(ペコリ)早速自己紹介といきたいんですが、みんなその…緊張してますので、私からメンバーの紹介をさせてもらいます。まず私が旗艦の山城です。そしてこちらは重巡の羽黒です」


羽黒「ど、どうぞ…よろしくお願いします…(びくびく)」


パラガス「おぉ!おぉぉぉ!?大人しい感じのおとなのおねぇさぁんいいぞぉ!」


響「んんん?はっ…!?まさかあれは誘っている!?(※違います)羽黒さんの偉大なおとなのおねぇさぁん力が私のロリパワーによって目覚めさせられ、羽黒さんの中に眠る羽黒×響の姉ロリカップリングを目覚めさせてしまったというのか…!?もしそうだとしたら、私と羽黒さんはわけなく絡みあ〜うwことができるというわけだぁ!(迫り来る響ィの股間)」←羽黒に近づく


羽黒「ひぃ!?」


パラガス「いいぞ…その調子だ!どんどん近づけ響さんよ!うぅ〜う☆腐っ腐っ腐っ腐☆う〜腐っ腐っ腐☆あ〜はっはっはっはっは!」


響「腐☆腐、これでお前は私のモノ♀だ!(羽黒の腰に手を回す)演習でじっくり♀調教♀して、演習が終わる頃には私の言うことしか聞けぬようにしてやる!う〜う〜☆」


ブロリー「プルンッ!」


ピッコロ「10円!(制裁料)」


パラガス「DOOR!」


響「あ〜うw(^p^)」


暁「こらぁ響!」


金剛「ヒビキーがまた暴走してますネー」


雷「なに自然に羽黒さんに触りに行ってんのよ!ダメだって言ったでしょ!ブロリーさん!やっちゃって!」


ブロリー「はい…。死に損ない共めぇ!親父ィ…も響ぃ…も血祭りです…」


電「大丈夫ですか?」<ゑゑゑ!?お助けください! 出来ぬぅ!ローリングブラスター!


清霜「今司令官がやっつけてますから安心してくださいね!」<\デデーン/


羽黒「あぅ、ありがとうございます…(スススッ)」←山城の後ろに戻る


山城「なんで私の後ろに戻るの…。重巡の貴女がそれでどうするのよ、じゃあ次行きますね、こちら軽巡の名取です」


名取「おおお願いしましゅ!で、では私はこれで…(スススッ…)」←部屋から出ようとする


那人「えっ!?待ってよ名取!どこ行くんだい!?」


山城「逃げるのはやっ!?ってこら!待ちなさい!貴女までどっか行くんじゃないの!」


青葉「ブロリーさん!名取さんをお願いします!」


ブロリー「はい…。ナトリー…どこへ行くんだぁ?(ギュピ!ギュピ!ギュピ!)」←早歩き


名取「ふぇ…?(くるっ)」←振り向く


ブロリー「やぁ☆」←白目の筋肉ダルマ


名取「っ!!?や…!ぴゃあああああ!!?殺さないで!許してください!!ごめんなさい!ごめんなさいいい!!(大泣き)」


ブロリー「ヘァッ!?」


金剛「No!テートクゥはそんなことしないネー!」


那人「名取!なんてことを言うんだい!(滝汗)すすすいません中将様!」


青葉「あ、あれ?」


不知火「そりゃあぁなりますよ。なんでよりにもよってあの人に行かせたんですか…」


ピッコロ「バケモノふざけるなぁ!なんでお前はいきなり泣かしてんだ!」


ブロリー「ち、違う…!ブロリーそんなんじゃないです…(汗)」


暁「もう、そんなに泣いてたら一人前のレディになれないわよ!ほら、これで拭いて」っ□


名取「えぐっ、ありがとうございましゅ…」


雷「大丈夫だからね?ちょっと!ダメじゃないブロリーさん!」


ブロリー「え"っ!?」


清霜「弱い者いじめはしちゃいけないんですよ!」


金剛「みなさーーーん!ウソデース!テートクゥがナトリーをいじめたなんて全てウs」


電「サイヤ人の面汚しなのです!『ハァッ☆』」


パラガス「こんな能天気な最低息子には何の価値もない。八つ裂きにされてしまえええええ!」


ピッコロ「馬鹿者め、ガタガタにしてやる!」


ブロリー「…(ションボリー状態)」


響「こうしてブロリーさんはゴミのように罵倒された…」


那人「だ、大丈夫ですから!中将様はまったくもって悪くないです!むしろ名取を止めてくださりありがとうございます!」


不知火「何をやってるんですか皆さん…(呆れ)」


青葉「まるでコントですねw」



山城「もう何なのよ…(呆れ)じゃあ続けますね。この2人は駆逐艦で潮と文月です」


潮「あぅ…。お願いしm…(ごにょごにょ)」


文月「よ、よろしくねぇ…(おずおず)」


金剛「Oh!みんなと同じ駆逐艦ですネー!」


雷「駆逐艦同士仲良くしましょ!」


電「いっぱい遊ぶのです!」


清霜「一緒に戦艦になるために修行しましょう!」


ピッコロ「何を寝言言ってる!今日は演習に来たんだろうが!」


潮「は、はい!」


文月「うん!わぁ〜…!ねぇ司令官!文月ね、他の鎮守府の艦娘と仲良くなれたよぉ!わぁ〜い♫(きらきら)」


那人「うん!よかったね文月!」


ブロリー「ハッハッハ!カワイイッ!なぁ!」


青葉「癒されますねぇ、文月ちゃんも嬉しそうですし」


不知火「もしかしたら寂しかったんですかね。潮さんは大人しい方ですし初雪さんはあんな感じですから、普段から遊び相手が欲しかったのかもしれません」


暁「むむむ…」


パラガス「んんん?」


電「? 暁ちゃんどうしたのです?」


暁「やっぱり怪しいわね…。潮さんだったかしら?ちょっとこっちに来なさい!」


潮「え?何でしょうか…?」


暁「むー…(じー…!)」←潮をまじまじ観察


潮「うぅ…。あの、私何か失礼なことしちゃいましたか…?」


雷「ちょっとやめなさいよ暁!潮さん困ってるでしょ!」


暁「…。やっぱりおかしいわ!潮さん、貴女本当に駆逐艦なの?」


潮「え…。はい、そうですけど…」


雷「何を言ってんのよ…。駆逐艦に決まってるでしょ!山城さんだってそう言ってたじゃない!いい加減にしなさいよ!」


暁「だって!じゃあなんでこんなに身体付きがレディなの!?(主に胸を見ながら)流石の暁でもこれは認められないわ!さぁ正直に言いなさい!貴女本当は重巡洋艦娘なんでしょ!?」


潮「えぇ!?」


雷「何よそれ…(呆れ)」


不知火「暁さんは身体付きで艦種を判断してるんですか…」


金剛「でも確かに貴女発育がいいネー。羨ましいデース!」


潮「ど、どうも…」


電「むぅ…。そう言われると駆逐艦っぽくないのです…(じー…)」


清霜「もしかして潮さんって実は戦艦なんですか!?」


文月「潮ちゃんはねぇ、柔らかいんだよぉ」


パラガス「なんと!?」


ブロリー「でやぁ!(バキィ!)」


パラガス「DOOR!」


響「じゃあここは責任を持って私が潮の身体をあ〜うあ〜うwして確かめてみるよ。さぁ、大人しく私に♀調教♀されるがいい!腐☆腐(じりじり…!)」←潮に近づく


潮「あぅ…(涙目)」


暁「うりゃー!(ドン!)」


清霜「とぉ!(バシッ!)」


雷「はぁ!(バキィ!)」


電「はにゃー!(ペチンッ!)」


文月「やー!(ぽふっ!)」


響「あwwwww〜wwwwwうwwwww(^p^)」




\デデーン/




パラガス「いつものヒビガスでございました」


金剛「何気にフミィも混ざってましたネー」


暁「まったく響ったらしょうがないわね!」


雷「うちの響がごめんね潮さん、あとで復活したら絶対に謝らせに行くから!」


響「ゴミのようにされた響でございます(大破)」


潮「はい…(あの娘さっきも爆発してたよね…?大丈夫なのかな…)」


電「文月ちゃんすごいのです!きっと電と同じぐらい強いのです!」


清霜「これならすぐに戦艦になれますよ!」


文月「えへへ〜♫わたしがんばったよぉ」


ブロリー「ハッハッハッハッハ!ロリーたちよく頑張ったと褒めてやる!」


青葉「司令官!文月ちゃんもう仲良くなってますよ!」


那人「うん、本当に楽しそうだね。今度の申請では同じ睦月型の駆逐艦を頼むのもいいかもしれないね。駆逐艦なら多分性格ぐらいは希望出しても大丈夫そうだし…」


山城「まぁあの子たちは大丈夫そうね。ということで以上がメンバー……と言いたいところなんですが、実はもう1人初雪って娘がいます。ですがどうやらここに来るまでの間に逃げてしまって…」


不知火「ご安心ください山城さん、今連れて来ましたので(ずりずり)」←布団ごと持って来た


那人「えっ!?わざわざ連れて来てくれたんですか!?」


不知火「どうせ自室に籠もってるだろうと思ってましたので途中から抜けて布団ごと持ってきました。言っても出ませんでしたし、しかし本当に変わらないですね貴女も…(呆れ)」


ブロリー「さすがヌイーなのだぁ!」


ピッコロ「やっぱりお前は連れて来て正解だったな」


初雪「うぅ…。な、なんで不知火までいるの…?」←布団から顔だけ出してる


不知火「付き添いです。それよりもほら初雪さん、ちゃんと司令官たちに自己紹介してください」


初雪「やだ。めどい…(ごそごそ)」←布団の中に潜り込む


不知火「…(イラッ)とぉ!(バッ!)」←掛け布団を取る


初雪「っ!!? や、やぁ!やめて…!私の安息の地を取らないで…!(汗)」


不知火「何を寝言言ってるんです。引きこもってる暇があったら自己紹介してください」


初雪「だ、だめだぁ…。出来るわけがないよ…。私は伝説の超怠け者なんだぁ…」


不知火「そこまで性根が腐っていたとは…。でも逃しません、さぁ早くしてください」


初雪「あぅ…。初雪…です…よろしく。じゃあ私はこれで…(スタスタ…)」


ブロリー「何処へ行くんだぁ?(ガシッ!)」


初雪「…!?お、お前たちと一緒に、演習する準備だぁ…!」


ブロリー「1人用の布団を持ってかぁ?」


初雪「しゅわっと!?」


ブロリー「ハッハッハッハッハ!お前何だかあの時の親父ィ…みたいだなぁ!おもしろおもしろ☆(グイッ!)」←初雪を持ち上げる


初雪「あぁぁぁ…!やややめて、下ろして…!本当に投げないで…!ブロリーみたいなヤツに殺されるなんて、これもブロリストの定めか…!」


山城「何を言ってるのよ貴女は、それよりも初雪!貴女勝手に逃げ出してダメでしょ!」


那人「そうだよ!中将様に失礼じゃないか!」


ブロリー「フッフッフ!いいよいいよ☆ユッキーはおもしろ☆ですから許シーです…」


青葉「いいんですかそれで!?」


初雪「助かった…」


文月「初雪ちゃんはいつも部屋に篭って動画観てるんだよぉ、えっとね、ブロリィMAD?とかいうのよく観てるよぉ」


金剛「むぅ、あの娘もテートクを狙う恋のライバルですネー!(メラメラ!)」


不知火「絶対に違うと思います」


パラガス「なんと!腐☆腐、初雪さんこそブロリストそのものだった!」


響「どうやら純粋なブロリストである初雪お前だけが、本能的にブロリーの強大さと極悪さをキャッチ出来たようだな!」


電「初雪ちゃんはサイヤ人だったのです!」


雷「なんでそうなるのよ…(呆れ)」


山城「というわけで、色々ありましたがこれでメンバー全員です。じゃあ提督、私たちは会場の最終チェックに行ってきますからあとのことはよろしくお願いしますね」


那人「うん、ありがとう山城さん。いやぁ〜本当に山城さんがいてくれて助かりますよ。でもこれからは僕も頑張らないとね!いつまでも山城さんに頼ってばっかりじゃダメだから!」


山城「……このままずっと頼ってくれていいのに(ボソッ)」


那人「え?」


山城「何でもありません。それでは皆様お先に失礼します。ほら、貴女たちも行くわよ!」←全員で移動


那人「すいません、会場の準備にあともう少しだけ時間がかかるみたいなのでもう少しだけお待ちください」


パラガス「ほぉ、山城さんは頼りになるおとなのおねぇさぁんですなぁ、いいぞぉ!」


清霜「はい!やっぱり戦艦はカッコいいなぁ…!(きらきら)」


暁「あれこそレディだわ!」


那人「はい!着任以来本当に色々なことで助けていただいて…」


金剛「ふ〜ん…」


不知火「金剛さん」


金剛「ヌイヌイ、あの山城なんだけど…」


不知火「やはり金剛さんは気付かれましたか」


金剛「Yes!これでもあの鎮守府にいた時は主力だったし色々な鎮守府にも演習に行ってたくさん艦娘は見てきたからネー。艦名聞けば大体どんな艦娘でどんな性格の娘が多いかは想像がつきマース。で、あの山城ですが…とてもお姉さんらしくて良いと思うヨ!リーダーシップもあって面倒見もいい。みんなを引っ張る戦艦娘として文句のつけようがないデース!そして何より、一度も"不幸"というワードを言わなかった山城を私は初めて見たネー。だからそういう意味で艦の特徴が多く出る建造、ドロップで手に入れた艦娘ではなさそうデース。きっとあれは養成学校をかなりの好成績で卒業したトップクラスの艦娘、私はそう見ましたネー!」


不知火「なるほどそう見ましたか…。確かに、何も知らない人が見ればそう思うのも無理はないですね」


金剛「…あれ?違うんですカー?」


不知火「はい。残念ながら、ですがそれについてはあとで直接本人に聞いてみるのが良いと思います。金剛さんなら大丈夫でしょう。それに、今の山城さんの気持ちを分かってあげられるのはこの中では金剛さんが一番の適任でしょうから」


金剛「…?」



〜〜〜



青葉「司令官、会場の準備が大体終わったみたいです!」


那人「うんわかった。皆様お待たせ致しました!では中で準備をお願いします。それと…わざわざみんなのためにあのような演習を考えていただきありがとうございます!」


青葉「はい!青葉も本場のお笑い楽しみにしてます!」


ブロリー「イェイッ!いいよ☆いいよ☆フッフッフ!楽しみだなぁ!」


不知火「むぅ、私は反対でしたのに…」


パラガス「心配することはない。必ず上手くいくはずです!」


不知火「はぁ…。とりあえず施設を壊すのだけはやめてくださいね」


金剛「テートクゥ!私の活躍、見ててくださいネー!」


雷「頑張っちゃうからね!」


清霜「ちゃんと言われた通りにやります!」


電「MVPはいただきなのです!」


暁「ちょっと!MVPは暁のよ!」


響「などと、その気になっていたお前たちの姿はお笑いだったぜ!」


ピッコロ「よし、じゃあお前ら早速準備に入れ!それと金剛…」


金剛「分かってマース!今回は向こうのみんなのためですからネー。ガールズたちも協力してくれるって言ってたヨ、だから安心してくだサーイ!」


ピッコロ「そうか、なら大丈夫そうだな」


パラガス「腐☆腐、いいぞ、その調子だ!これで今回の"いつもの こ☆の☆始☆末 敗北オチで小湾狩鎮守府の皆さんをその気にならせちゃ〜うw"大作戦も大成功間違いなしというわけだぁ!ふぁ〜はははw」


ブロリー「はい…。フッフッフ!まずは自信をつけろっとおおお!」




呼びさませ!怖がりたちの全開パワー! 中編






〜小湾狩鎮守府・演習場〜



那人「皆様どうぞこちらへ、ここの演習場は海と繋がってるので普段このスペースで出撃の準備や艤装の整備もしてるんです」


青葉「だから帰ってきてから大急ぎで色々と片付けましたけどねw」


那人「そ、それは言わないでよ…(汗)」


不知火「(きっとそれも含めて私たちと合流するのに時間がかかったんでしょうね…)」


パラガス「いやいや、こちらは散らかったままでも何の問題もない。わざわざお手数をおかけしまして申し訳ないですな」


ブロリー「はい…。よく頑張ったと褒めてやる!」


那人「ほんと大したおもてなしも出来なくてすいません…」


ピッコロ「なに、急ごしらえにしちゃ上出来だ」



金剛「hey ピッコロ!こっちは準備が完了したネー!いつでもOKヨ!」


ピッコロ「そうか、じゃあお前らは先に海上入って待機してろ。掛け声が聞こえたら開始だ。指揮はお前に任せる、好きにしろ」


金剛「Yes!」


山城「提督、こちらも終わりました」


那人「ご苦労様です。では演習頑張ってください」


山城「はい。提督も無線での指揮の方お願いしまs」


那人「あの、それなんですけど…」


山城「はい?」


那人「今回は僕の指揮は無しで行こうと思います」


山城「え…?」


青葉「いやですね、中将様たちと色々お話しした結果、今回はお互いに艦娘たちの好きにやらせてみたらいいんじゃないかというお話しになりましてですね。あ、別に司令官の指揮が悪いとかそういうことじゃないんですよ?あくまでもこれは艦娘1人1人の実力をちゃんと見るためのものですから、ねっ、ピッコロさん?」


ピッコロ「あぁ、だからこっちも指示は出さん、お互い同じ条件ってわけだ」


パラガス「of course!正々堂々戦い合おうではありませんか!」


ブロリー「はい…」


山城「まぁそういうことでしたら…。ですが提督の前でこんなこと言うのもなんですけど、私たち指示無しだったらいつもよりもっと酷くなると思うんですが…」


ピッコロ「安心しろ、こっちはもっとひでぇぞ」


山城「えっ!?」


青葉「自分で言っちゃうんですかそれw」


不知火「確かにそうですけど、それにしてもはっきり言わないでくださいよピッコロさん(ジト目)」


那人「というわけですから今回はそういうことで演習していただきます。なので艦隊指揮の方は山城さんにお願いします。頑張ってくださいね!」



〜〜〜



※ここより先演習に参加しているメンバーには「」を、それ以外の登場人物には『』で台詞を書かせていただきます。



羽黒「はぁ…。やだなぁ演習なんて、私たちの主な任務は小湾狩町近海の防衛任務なんですからわざわざ艦娘同士で戦わなくても…」


名取「そ、そうですよ!艦娘同士で傷つけ合うなんて間違ってます!だから今からでも提督に言って演習は中止に…!」


文月「ねーねー潮ちゃん、これどうやってつけるのぉ?」←足の装備持ってる


潮「えっ!!?そのまま出てきちゃったの!?ダメだよ!ほら、一回向こうに戻ろ!」


文月「え〜、でもぉ…」


初雪「…。ふみぃ、貸して」


文月「え?うん」


潮「初雪ちゃん分かるんですか?」


初雪「うん……(ごそごそ)はい、終わり」


文月「うわぁ〜!すごい!ありがとぉ!えへへ〜♫どう?文月カッコいい?」


山城「(はぁ…。これから戦闘だっていうのに相変わらず全然緊張感がないわね。一応さっき演習のことについては説明したけど……ちゃんと全部理解出来たのかしら?)みんな早くしなさい。相手はもう待ってるんだから、急いでね」



金剛「hey!来ましたネー!」


山城「お待たせしてごめんなさい。ほら、みんなちゃんと一列になって!」


パラガス『準備出来たようだな。ではこれより演習を始める!お互いに自分の実力を十二分に引き出して戦うように!それと、今回は轟沈判定か否かの判断、またその他の危険行為防止のために不知火さんと青葉さんに審判をお願いしてある。お互いに2人の決定には速やかに従うように』←マイクを使って喋ってます


青葉「そういうことですので皆さんよろしくお願いしますね♫」


不知火「公正にかつ厳しくジャッジさせていただきます(キリッ)」


パラガス『注意事項は以上、何か質問は?……ないようだな。それではお互いに位置について…』



パラガス『よーい…はじめー!(ビーーー!)』←開始のブザー音





金剛「hey!みんなちゃんと言われたこと覚えてますカー?」


雷「もちろん!私は初雪さんよね!」


暁「山城さんの相手は私と電に任せなさい!」


電「何なら足止めだけじゃなくてやっつけちゃうのです!」


清霜「倒しちゃったらダメですよ!それじゃ作戦通りにいかなくなっちゃいます!」


金剛「Yes!くれぐれも勝っちゃダメですヨー?ってあれ?ヒビキーがいませんネー…」


電「響ちゃんならさっき開始の掛け声がかかったと同時に猛スピードで羽黒さんの方へ向かっていったのです」


雷「ちょ、なんで止めないのよ電!?」


金剛「ありゃーヒビキーは早いですネー…まぁいっか♫それじゃあヒビキーが先行しちゃったし早速私たちも行きましょー!みんなお願いしますネー!let's go!」



山城「(向こうは1人を除いて開始と同時に何か集まって話してたみたいだけど…ようやく動いてきたわね。どうやら金剛以外のメンバーがこっちに単独で向かって来てる…何があるのか分からないけど、こっちにとってはありがたいわね。これなら1人1人を大人数で各個撃破出来れば理想的な展開、よし!ここはまず陣形を組んで…)」


名取「や、山城さん…!」


山城「ん?あぁごめんなさい。ちょっと考え事をしてたわ、大丈夫よ。まずは指示を出さなきゃね。じゃあみんなまずは陣形を…」


名取「えっと、それなんですけど…!」


山城「ごめんね名取、貴女の話をゆっくり聞いてあげられる時間はないの、あとでもいい?とにかく今は私の指示に従っt」


名取「みんなが!」


山城「えっ?」


名取「みんなが…!みんながどっか行っちゃいました!!」


山城「……は?」


名取「ですから!みんな開始と同時にバラバラに動いちゃって…とにかくいないんです!」


山城「…。一応聞くけど、なんでなの?」


名取「はい。まず初雪ちゃんは"めどい…"って言いながらそのまま一番奥まで下がって行っちゃって、文月ちゃんは近くを泳いでた魚を追いかけて行って、潮ちゃんはそんな文月ちゃんを止めようとついて行って、羽黒さんはその2人を連れ戻そうと同じくついて行っちゃいました…」


山城「……(頭抱えてる)名取、なんでそれもっと早く言ってくれなかったの…」


名取「あの、山城さんがすごく真剣な顔してたので、邪魔しちゃ悪いかと思って…」


山城「…。うん、わかった、ありがとう…(疲労)」


名取「あぅ……ごめんなさい…(涙目)」


山城「ううん、いいわ。おかげで考えることが減ったから、貴女だけでも残ってくれただけマシよ。じゃあ名取、とりあえず私と一緒に行きましょうか、2人だけでもやれるだけやりましょう」


名取「…!はい!」


山城「(提督ごめんなさい。今回も初勝利は無理そうです…)」



ピッコロ『なるほどな、ここは建造装置を置いていない鎮守府で、今いる艦娘たちは人数過多やこれ以上艦娘を受け入れられない他の鎮守府から移籍してやって来たヤツらなのか、それでお前らがこんなんでもちゃんとやってこれてんのは、この鎮守府のそもそもの任務がここら一帯の海の防衛が主な仕事で今の人員でも充分なこと、前にお前らが行ってた強木鎮守府ってのがここからほぼまっすぐ海を渡った強木島ってところにあってそこがここからしたら前線の深海棲艦をほぼ討伐してくれてるような関係上ここには深海棲艦が少なく強いのも出ないから戦闘をする機会もほぼないということ、そしてそれらによって戦果があげられず他に人員を増やす理由も特にないため申請したところで増員は期待できず申請も出来ない。だから不知火がいた頃と全くメンバーが変わってないということ、って感じでいいか?』


那人『その通りです。ご理解いただきありがとうございます』


パラガス『では不知火さんはどうやって建造したのかな?』


那人『実は不知火さんはここではなく青葉を引き取りに伺った際にその鎮守府の提督に"せっかく来てくれたんだ。良かったら建造してみないかい?"と提案を受けまして、それでご厚意に甘えまして一度だけ最低値で回させていただいたんです。そこで特殊な薬品を使って不知火さんが建造中に目を覚まさないように睡眠させてここまで運んでいただいたんです。建造艦娘は建造されてもそこが出身鎮守府となる訳ではなく目が覚めた瞬間にそこが正式な出身鎮守府となり意思疎通を行なった瞬間に着任となります。そのため不知火さんは形式上ここで建造されたこととなってますが、本来は青葉が元々所属していた鎮守府である横須賀第三鎮守府のご協力の元生まれた艦娘なのです』


パラガス『そういうことだったのか、やっと飲み込めたよ。だが、本当にギリギリの人数でやってきたんですな』


那人『えぇ、そのことでみんなには沢山迷惑掛けてると思ってます。不知火さんにも私が不甲斐ないばかりにあんな思いをさせて…。これじゃあ提督失格ですよ…』


ピッコロ『そういうなよ。不知火もお前の気持ちは分かっていたと思うぞ、その証拠に自分のためではなくお前や艦娘たちのために迷惑が掛からないようにと自分からここを出る決断をしたんだ。あいつはお前のことを怒ってはいないさ、とりあえずここのことはわかった。だがもう1つ気になってることがある』


那人『はい。なんでしょうか?』


ピッコロ『青葉のことだ。あいつ重巡なんだよな?なんで第一艦隊のメンバーに入れてないんだ?少なくとも駆逐艦3人よりは誰か外して重巡のあいつを入れた方が火力は上がるんじゃないかと思うが』


那人『あぁそれですか、そうですね。これは話しておいた方が良いでしょう。青葉に限ったことではありませんがここの艦娘たちはここに来る前の鎮守府で何かしらの事情があって現在のような臆病だったり弱気な性格になってしまったようなのです。私も全員から詳しい詳細を聞いたわけではありません。なかなか話してくれない娘もいますので…。それで青葉に関してなのですが、青葉は戦うことが出来ないのです』


パラガス『んんん?それはいったいどういうことかな?』


那人『私も青葉自身から聞いただけなので詳しいことは分からないのですが、どうやら戦えないというよりも攻撃出来ないと言いますか…すいません、ここから先は本人が話したがらないので無理には聞いてないので私としても何とも…。でもそれも含めてここに受け入れたのは私ですから、戦闘は出来なくても書類仕事とか施設内の清掃とか、もちろん初期艦としても本当に頑張ってくれておりますし私はそれで充分だと思ってます!あぁ、申し訳ないです話が逸れました…(汗)と、とにかく、青葉は出撃する事が出来ないってことです』


ピッコロ『そうか、他のヤツらにもそういう事情があってここに来たのもいるのか?』


那人『分かりません…と言いたいところですけど、おそらくそうなんじゃないかと…。自分で言うのもなんですが、この鎮守府ではどんなに頑張っても他と比べて戦果は上げられないですし出世の道もほぼないに等しいですからね。ここに派遣されたということは、まぁそうなるかと…』


ピッコロ『やっぱりか、話を聞いててそうじゃねぇかとは思ってた。そう考えると今回勝たせてやるのは正解かもしれねぇ、あいつらは自分の境遇がそんなんだからおそらく自分に対して劣等感を思ってるだろう。上手くいけば今回の勝利で少しは自分に対して自信がつき前を向けるかもしれない。まぁ、それが上手くいくかはこっちのヤツらにかかってるわけだが…』




羽黒「あれ?2人ともどこ行っちゃったの…?早く見つけて連れ戻さないと『探しましたぞ羽黒さん!』…!?こ、この声は…!」


響「腐☆腐、響でございます(キリッ)」←羽黒に近づいて来る


羽黒「ひぃ!?やややっぱり…!」


響「Конечно!私に♀調教♀されていただきたくお迎えにあがりました!もう一度、最強のカップリングであるロリ×姉の優秀さを、全宇宙に知らしめてやろうではありませんか!貴女と私で、最強の絡みあ〜うw展開を築きあげるのです!オー!!!」←※1人でオー!と叫んでます


羽黒「い、嫌ですよ!そんなハレンチなことしたくないです!(スススッ…)」←後ろに後退


響「ゑゑゑ!?こらっ!待て待て待て!!(汗)お待ちください!俺たち大人のおねぇさぁん好きがどんなに貴様の乳"羽黒っぱい"を愛しているか分かるまい!先ほど貴女を見かけてより30分…私はそれ以来羽黒さん!貴女と絡みあ〜うwことだけを思ってこの瞬間(とき)をお待ちしておりました!貴女なら必ず、将来このssの、ss読者たちの役に立つ優秀なエロ要員になれるはずです!さぁ、何なりと私と絡みあってください!羽黒さぁん!!(必死)」←羽黒を追いかける


羽黒「ダ、ダメ…来ないで!来ないでぇー…!!うぅ、こうなったら…!止まってください!それ以上近づいたら…う、撃っちゃいますよ!?(ザッ!)」←構える


響「…!……ふっふっふ!う〜腐っ腐っ腐っ腐☆」


羽黒「っ!?な、何がおかしいんですか!?私はこれでも重巡洋艦娘なんです!駆逐艦娘の響さんなら近距離で重巡の火力を受ければひとたまりも…!」


響「…本当に撃てるのかい?君に?」


羽黒「え…?」


響「腐っ☆ 単騎でしかも艤装も構えず丸腰同然で向かってきた駆逐艦の私に威嚇射撃どころか易々と接近を許し、しかも怖がって逃げてるような重巡洋艦娘に、私を撃てるわけがありませんよ!」


羽黒「…!そ、それは…(涙目)」


響「ほぉ、これはこれはw もう泣くのかな?腐☆腐、この程度で涙目になっているお前の姿はお笑いだぜ!ふぁ〜はははははw」


羽黒「ぐす…!えぐっ…(ポロポロ)」←泣いてる


響「これ以上続けても無駄☆無駄、だが、大人しく負けを認めるなら…穏便に済ませてやるぞ?いかがかな?」


羽黒「うぅ…そんな…これぐらいで、降参なんか…(泣)」


響「あ"ぁ"ん"!?(くわっ!)」←頑張って怖い顔作ってる


羽黒「ひっ!!?あ、あぁ…!(へなへな)はい!こ、降参します!降参…です…!(スッ)」←艤装を下に向ける


響「…。ふっ、結局このザマか」


羽黒「ぐすん…(泣)」


響「(そろそろかな?ちょっと可哀想だけど、やりますか)まぁいい。それにしても…お前に限らず、本当に酷い艦隊だな」


羽黒「…!」


響「よく見ろぉ、何処へ行ってもこぉんな最低、お笑い、バカモーン!なヤツらが集まったゴミのようなお笑い艦隊は見られんぞぉ!ふぁ〜はっはっはw」


羽黒「……!(ぷるぷる)」←俯いて震えてる


響「だが、心配することはない。もう貴様はあの集団に戻ることはないのだからなぁ!これでお前は私のモノ♀だ!今からじっくり♀調教♀して、私の言うことしか聞けぬようにしてやる。まずはその目で、♀調教♀されながらこの最低な艦隊が八つ裂きにされるのを見届けるがいい!!腐☆腐、これを読んでる大人のおねぇさぁん方!貴女もどうぞ?私の可愛い♀娘ぇ(意味深)♀でもいかがかな?う〜腐☆腐、腐☆腐☆腐☆腐〜☆、あ〜はっはっはっはっは!!(迫り来る響ィの股間)」←羽黒に近づく


羽黒「…して」


響「んんん?」


羽黒「訂正して!私のことはいくら悪く言っても構わない!でも!艦隊のみんなのことを悪く言うのはやめてください!!(ザッ!)」←砲を響に向ける


響「ゑゑゑ!!?(成功したようだね…って、んんん!?シュワット!?よく見たら艤装構えなおしてる!?)マ、マズい…!このままでは私の可愛い♀娘ぇ(意味深)♀が殺される…!やめろぉ羽黒さん!それ以上艤装を構えるなぁ!!落ち着けぇ!!!(迫り来る響ィの股間)」←こんな状況でも決して絡みあ〜うwことを諦めない響ィ


羽黒「これ以上みんなの悪口は言わせない!(聞いてない)私だって出来るんだから!全砲門、開いてください!(ドォン!ドォン!)」


響「やめろおおおおおお!!」




カキーン♀♀♀←響ィの股間に弾がCritical hit!




響「……アッー↑!!?(声にならない叫び)あ…あぁ……!(膝から崩れる)」


羽黒「はぁはぁ…(汗)あれ?私、どうなったの…?」←我に返った


響「どぉぉぉぉぉ…!(ゴロンゴロンゴロン!)」←悶絶して転げ回ってる


羽黒「えっ!?響さん!?どどどどうしたんですか!?(汗)」



ピッピー!←ホイッスルの音



羽黒「!!?」


不知火「はい。羽黒さん一旦落ち着いてください。今私が確認しますので、響さん、大丈夫ですか?」←駆け寄ってきた


響「へぇ…へぇ!(滝汗)大人のおねぇさぁんに私の可愛い♀娘ぇ(意味深)♀を八つ裂きにされるとは…!これも響の定めか…!(ガクッ)」←遺言


不知火「はい。響さん轟沈判定です。というわけですので響さんは場外まで出て…って無理そうですね。では不知火が連れて行きます。羽黒さんは引き続き演習にお戻りください。響さん、立てますか?」


羽黒「あ、はい…」


響「…。ちょっと待てくれないかい不知火さん」


不知火「はい。どうかしましたか?」


響「ありがとう、少しだけ羽黒さんに言いたいことがあるんだ」


羽黒「えっ?」


響「羽黒さん、さっきは酷い事を言ってしまってごめんなさい。本当はあんなこと言いたくはなかったけど、羽黒さんに変わってもらうためにはあれぐらい言わないとダメだと思ってね。あえてボロクソに言ったんだ。とはいえ本当にごめんなさい。羽黒さんは確かに怖がりで奥手なところがあるけど、やらなきゃならない時はしっかりとやれる芯の強さはちゃんと持ってる。その証拠に、あの時私に艦隊のみんなの悪口を言われて我慢出来ずに立ち上がった貴女の姿はまさしく伝説の超重巡洋艦そのものでございました」


羽黒「響さん…!もしかしてさっきのは…」


響「貴女なら必ず、艦隊のみんなをわけなくお守りできるはずです!小湾狩鎮守府の重巡羽黒の優秀さを、全鎮守府に知らしめてやろうではありませんか!だからもっと自信を持って、この艦隊で重巡洋艦娘を務めることができるのは羽黒さん!貴女しかおりません!!」


羽黒「…!はい!」


響「腐☆腐、それでこそ幸運艦羽黒でございます」


不知火「もうよろしいですか響さん?そろそろ出ないと演習の邪魔になりますしピッコロさんたちに怒られます」


響「あぁっとこれは失礼した。じゃあ演習頑張ってね羽黒さん。それでは私はそろそろお暇させてもらうよ」


不知火「まったく無茶しますね響さんも…。まさか羽黒さんをわざと怒らせるとは…。いくら演習だからって相手は重巡洋艦なんですから暴走させたらひとたまりも…」←響を連れて移動


羽黒「…ありがとうございます響さん。さて、文月ちゃんたちを探しに行こう、2人を…みんなを守るために…!」




初雪「おぉ!羽黒さんが1人やっつけた…!」←遠くから見てた


潮「すごい…!やっぱり羽黒さんはやる時はちゃんとやってくれるんだ。でも、それに比べて私は…(しゅん…)」


初雪「まぁまぁ、最初から戦う気がない私よりは上だよ潮、でも何か終わったあと色々喋ってた?みたいだね。ここからじゃ分かんないけど、でも話終わったあと何と無く羽黒さんが元気出てた…?まぁいいや、この調子で羽黒さんや山城が残りもやっつけてくれれば…」


雷「こらー!貴女たちそこで何やってんの!」


潮「きゃっ!?(びくっ!)」


初雪「ひっ!!? び、びっくりした…!いつの間に…」


雷「(どうしよ…。初雪さん見つけたけど、何故か潮さんもいる…。不知火さんの話では"初雪さんは常にやる気がないので、演習でもおそらくメンバーとは離れ孤立状態で隅っこの方でボーっとしており近づいても攻撃してくることはなくむしろ自分から降伏するでしょう"って聞いたから未熟な私1人でも何とかなると思ってたのに、まさか潮さんがいるとは…。初雪さんの見張りなのかしら?でもこれは困ったわ…。金剛さんから"hey!雷!負ける前にサー、ちょっとユッキーを説得してみてYO!きっと雷が言えば何とかなる気がしマース!good luck!"って言われてるのに、潮さんがいるんじゃ話しなんて出来そうにないわ、それに数的不利だしこれで戦われたんじゃただでさえ実戦経験ないんだから話す前にすぐ負けちゃうじゃない!幸い向こうはまだ驚いてるみたいだし…ここはとりあえず話し合いで何とか切り抜けられたりとかしないかしら…)今は演習中なのよ!なんで2人してこんな端っこでジッとしてるのよ。しかも近づいても全然私に気づかないし…。もしかして2人とも体調悪いの?」


潮「あ、あぅ…!あの、私はその…!文月ちゃんを探してて、その…気付いたらここに…(おどおど)」


初雪「私は参加するのめどいからここでボーっとしてた…」


雷「何よそれ…(本当に潮さんは予想外だった…)そんなのダメよ!これそっちの提督さんだって見てるのよ?このままじゃ貴女たち怒られちゃうわ、ほらっ!見なかったことにしてあげるから早く戻りなさい!」


潮「あぅ…。ご、ごめんなさい!すぐ戻ります!ほら、雷さんこう言ってくれてるし早く戻ろう初雪ちゃん!」


初雪「う〜ん…(えぇ〜、せっかく終わりだと思ったのに、まさか逃がそうとしてくるなんて何考えてんのこの人、早く終わらせたいんだけどなぁ…。あ、そうだ。艤装外したら終わりにしてくれないかな)」


雷「(ふふふ…!こうやって言っておけば現状私が弱いことは隠せるわ!それにここで2人を見逃せば潮さんはきっとメンバーの元に戻るだろうし初雪さんは絶対戻るフリをしてまたどっかの隅っこに行く…。そしたら今度こそ私と初雪さんで1対1になれる…!我ながら良い作戦だわ!)」←ちょっと得意げになってる


初雪「いや、どうせやったって勝てないし…。結局最終的に負けるんならこのまま大人しく負けるよ。はい、こーさん(ぽいっ!)」←艤装を投げ捨てて手を上げてる


潮「っ!?初雪ちゃん!?」


雷「え…?(あら?降参しちゃうの?まぁそれでもいいか、それならそれで"退場する前に一言言わせてもらうわ!"とか言って話せばいいし…)」


初雪「(お?これいけるんじゃないの?)ほら、潮も早く艤装捨ててさ、諦めた方が良いって…」


潮「だ、だめだよ!せめて戦わなくちゃ!じゃないと提督もがっかりしちゃう…。初雪ちゃん、私も怖いけど…2対1なら何とかなるかもしれないし、一緒に頑張ろうよ!」


雷「(潮さん…貴女は本当に良い娘ね。声を詰まらせながらも勇気を振り絞って戦おうって、本当は自分も怖くて戦いたくないだろうに…。まぁそんなことされたら困るんだけど……あぁもう!あんな姿見たら応援したくなっちゃうじゃない!)」←うずうずしてる


初雪「…(…などと、口では言いながらも怖がっている潮の姿はお笑いだぜw 潮はちょっと言えば簡単に折れるし楽勝、へっへっへっへっへw)潮…それは絶対にないよ。私たちじゃ勝てないって…」


潮「そ、そんなのやってみなきゃわかn」


初雪「相手中将様だよ?絶対強いに決まってんじゃん」


潮「あぅ…それは、そうだけど…(しゅん)」


雷「(なっ!?そんなのやってみなきゃ分かんないでしょ!現に私今回が初の演習なんだから絶対2人より弱いわよ!っていうか潮さんもそれぐらいで引いてちゃダメよ!もっと頑張りなさい!)」←観戦モード


初雪「(む、今日はやけに諦めが悪いね…。演習だからかな?まぁ、そんな時は怖がらせれば一発なんだけどね…)そもそもよく考えてもみなよ潮、向こうは旗艦の金剛以外全員駆逐艦なんだよ?不知火もいたんだしこっちのこと聞いてただろうから大体どんな艦隊かって分かってただろうに、それでもこれで来たってことは"お前らなんてこれで充分"ってことでしょ、潮も見てたよね?勝ったとはいえ重巡の羽黒さんが駆逐艦相手に倒されて負けそうになってた…(※遠くからだったのでそう見えただけです)そんな相手に私たちが勝てると思う?」


潮「あ…あぁ…!(びくびく)」


雷「(ちょっと!?何怖がってんのよ潮さん!全部初雪さんの想像でしょ!?怖がってないで何か言い返しなさい!!)」←入れ込みすぎて完全に本来の目的を忘れてる


初雪「きっとあっと言う間に頭撃ち抜かれて終わりだよ。だから最初私たちを逃しそうとしたんだ。"お前らじゃすぐ終わりになってつまらないからもっと仲間連れて来い"ってことだよ」


潮「うぅ…!嫌だぁ…そんなの嫌だよぉ…!私、死にたくない!(涙目)」


雷「(そんなことできるわけないでしょ!っていうか何で死ぬって話になってんの!?演習なんだからそんなの絶対ありえないじゃない!ちょっとは考えなさい潮さん!)」←好き勝手言われてイライラしてる


初雪「(終わったな…所詮潮は潮なのだぁ…!)そうでしょ?じゃあさ、やることはわかるよね…?(にやにや)」


雷「…!(え、なんで初雪さん笑って……はっ!まさか!?)」


潮「ぐすっ…!(泣)うん…分かったよ初雪ちゃん、私も降参する…」


初雪「うん、そうだね…。それが一番賢い選択だね。でもまぁしょうがないよね。相手はなにせ中将様のところの艦娘なんだもん……ふふふ…!(勝った!これで終われる…!)」←勝ち誇った表情


雷「…!!?(あーーー!?やっぱりぃぃぃぃぃ!!この娘さっさと終わらせようと潮さんを上手く丸め込んで一緒に降参しようとしてる!だからさっきからあんな不安を煽るようなことばっかり言ってたのね!潮さんが怖がりだからってそういう狡いころを…!許せないわ!!)」←激おこ


初雪「…というわけだから私たちこうs『させるかぁぁぁ!!(ガシッ!)』っ!?え…!?」←雷に掴まれる


潮「…!初雪ちゃん!?」


雷「さっきから聞いてれば!せっかく潮さんが勇気を振り絞って一緒に戦おうって言ってるのに、アンタはそんなの嫌だって言わんばかりに不安を煽るようなことばっかり言って…!アンタ潮さんの仲間なんでしょ!?(怒)ここで降参するにしてもやられて轟沈判定もらうにしてもどうせ退場すんなら2人でやるだけやってせめて一撃だけでもとかなんで思わないのよ!ちょっとはやる気見せなさいよ!いい加減にしろこのぉぉぉぉぉ!!(ブンブン)」←初雪の肩を激しく揺すってる


初雪「あばばば…!な、なんで!?なんでバレてる…って、やめて!揺すらないで!あんまり揺らすと私……かぁ〜!気持ちわりぃ…!」←揺すられ過ぎて体調悪くなってる


潮「あわわわ!どどどどどうしよ!?あ、あの!落ちついて!落ち着いてください雷さん!ご、ごめんなさい!ごめんなさい!!」←とりあえず雷に謝ってる


雷「ごめんなさいじゃないわよ!だいたい潮さんも潮さんよ!なんであれぐらいで簡単に折れちゃうの!?アイツの言ってることが本当かどうかなんてやってみなきゃ分かんないでしょ!?もっと粘って説得しなさいよ!!(飛び火)」


潮「ひぃっ!?ごごごめんなさい!ごめんなさいぃぃぃ!!(ペコペコ)」←平謝りしてる



〜〜〜



雷「はぁはぁ…!(汗)」←言いたいこと言って落ち着いた


初雪「うぅ、うげぇ…。もうダメ、おしまい…(ぐったり)」


雷「まだ言うか!このぉ!?」←初雪に掴みかかろうとする


初雪「ひぃっ!?」


潮「ま、待ってください!(割って入る)初雪ちゃん本当に体調悪いみたいなんです!だから許してあげてください!代わりに私が怒られますから!お願いします!お願いします!!(ペコペコ)」←また平謝りしてる


初雪「潮…」


潮「大丈夫初雪ちゃん?結構強く振られてたもんね。少しじっとしてた方がいいよ。でもどうしても具合悪かったら棄権しても大丈夫だからね?その時は私も一緒に提督のところに言って説明するから」


初雪「…!うん…」


雷「…。分かったわ、もうやめにする。私もちょっと取り乱しすぎちゃった…2人ともごめんね」


潮「いえ…。元はと言えば私たちが演習するような心持ちじゃなかったのがいけなかったので怒られて当然です。こんなんじゃ勝てなくて当然ですよ…。でも、どうして私たちが降参するのを止めたんですか?演習とはいえ戦わないで済むならそれで良かったと思うんですけど…」


雷「…!(そうよ!すっかり本来の目的を忘れてたわ!ど、どうしよ…!)」←焦ってる


潮「…?雷さん?」


雷「あ、あぁ!うん!それね!(とりあえずここはそれらしいこと言って乗り切るしか…!)それは……そうよ!2人の!2人のためよ!(汗)」


潮「私たちのため…ですか?」


雷「そう!そもそも今回私たちは貴女たちを強くするために来たのよ?だからそんなんで退場なんてダメよ!せっかく演習なんだから、もっとぶつかって来てもらわないと!(そんなことされたら私簡単に負けるけどね…)」


潮「そうですよね…。せっかく胸を貸していただいてるんです。降参するなんてダメですよね。うん!私頑張ります!でも初雪ちゃんはちょっと無理そうだから…こ、怖いけど、ここは私だけでも…!(スッ)」←戦おうと立ち上がる


雷「(やばっ!今戦ったら私弱いのバレちゃう!あんなこと言っておいてそれじゃあまりにもお粗末だわ!な、何とかして話し合いに持っていかないと…)ちょ、ちょっと待ちなさい!その前に言いたいことがあるのよ!その…貴女たちの今後に関わることだから!戦うのはそれを聞いてからでもいいと思わない!?(汗)」


潮「わざわざそんなことまで…。嬉しいです!はい!是非お願いします!」


雷「そうこなくっちゃ!(よかった!それにしても潮さん、さっき初雪さんと話してた時から薄々感じてたけど、ほんと扱いやすいわね。そうだわ!じゃあそれを…!)じゃあ初雪さん…はまだダメそうだから、まずは潮さんね!潮さんはね、とにかく奥手になりすぎよ!さっきも初雪さんの話を聞いて流されちゃってたけどもっと自分の主張をしなきゃ、簡単に諦めちゃダメよ!頑固になりなさい!」


潮「えっ!?そ、そんなの無理です!だって…だって私、前に出るのとか、苦手で…」


雷「それなら前に出ないでいいから自分の要求が通るまでその場から意地でも動かなければいいのよ!私なんて電と喧嘩した時に部屋の扉を押さえ込んで謝るまで入れてあげなかったんだから!それぐらいやってやればいいのよ!」


潮「(ひ、酷い…)で、でも!そんなことしたらみんなに迷惑がかかっちゃいます。みんな困るし怒りますよ…。そんなの嫌、です…」


雷「…。潮さんは優しいのね」


潮「いえ、そんなことは…」


雷「でもね、それじゃあ潮さん自身は報われないわ。みんなのためを思って身を引くのは素晴らしいことだけど、やっぱり潮さんも少しぐらいワガママになっても良いと思うの、だって毎回そうなんでしょ?だったらやりたいことがあったなら"やりたい!"って言えば聞いてくれるわよ。みんな潮さんの優しい気持ちは分かってるはずなんだから!」


潮「あぅ、でも…」


雷「大丈夫大丈夫!もしそれでみんなに何か言われたんなら私に言いなさい!不知火さんも呼んでメンバー全員を正座させてお説教してやるわ!だから勇気を出して自分の意見を言っていいのよ。全部周りに合わせる必要なんてない。だって潮さんはこの艦隊の大切なメンバーなんだからね!」


潮「…!大切な、メンバー…!あ、あぁ…あああ…!(ポロポロ)」←泣いてる


雷「えっ!潮さん!?ど、どうしたの!?ごめんなさい!私何か嫌なこと言っちゃった!?(おろおろ)」←潮に慌てて駆け寄る


潮「ち、違う…違うんでしゅ、思い出しちゃって…。前にいた、鎮守府のこと…」


雷「うん」


潮「私、怖がりで全然戦闘がダメだから、遠征しかさせてもらえなくて、でも、それでも皆さんや提督さんの役に立とうと自分なりに頑張って、それで…」


雷「うん…(ぎゅっ)」←潮を抱きしめる


潮「でも、全然ダメでした…!どんな失敗も全部私のせいにされて、提督さんにも怒られて、戦えないし遠征も出来ない。じゃあお前には何が出来るんだって言われて……わたし、わたしもうどうしたらいいのか分からなくって…!」


雷「うん…(なでなで)」←潮の頭撫でる


潮「出来てないのは私だって分かってる!でもどうしたらいいのか何で誰も教えてくれないの!?出来るようになりたいのに!役に立ちたいのに!どうしたらいいの!?どうすればよかったの!?もうわかんない!わかんないよぉ!!うわあああああん!!!(号泣)」


雷「うん、うん…。だから自分の意見は言わずみんなの言うことに従っていればいいと思ったのね。決して怒られたくないからとか恥ずかしいからとかじゃなく、ただただ自分が今よりも良くなれるようにって…。本当に辛かったわね。潮さんはよく頑張ったわよ」


潮「うぅぅぅ…(泣)ごめんなさい雷さん、急に泣き叫んじゃいまして…」


雷「いいのよ。泣いてちょっとはすっきりした?」


潮「はい。何だか身体が軽くなった気がして…」


雷「よかった!じゃあさっき言ったように、ちょっとずつでいいから今度から自分の意見を言える?」


潮「こ、怖いですけど……頑張ってみます!これで、少し…自分に自信が持てるようになるといいなって…思います!私も、艦隊の一員ですから…!」


雷「その調子よ!じゃあ早速言ってみましょ!」


潮「え?」


雷「初雪さん!もういいでしょ?ほら、潮さんが話があるって!」


初雪「…うん」


潮「初雪ちゃん!もう大丈夫なの?」


初雪「うん、だいぶ良くなったから…」


潮「そっか、安心したよ。じゃあ、その…あのね初雪ちゃん!『ちょっと待って』ん?」


初雪「その前に、私も言いたいことがあるの…」


潮「…?どうしたの初雪ちゃん?」


初雪「さっきの潮の話全部聞いてた。潮、本当にごめんなさい…(ペコり)」


潮「えっ!ど、どうして初雪ちゃんが謝るの?」


初雪「せっかく潮が勇気を出して自分から戦おうって言ってくれたのに、私は面倒だからって断っただけじゃなく一緒に降参までさせて、挙げ句の果てに内心潮のこと馬鹿にしてた。過去にそんなことがあって今までずっと苦しんでたなんて知らずに…。私、本当に最低なやつだよ…」


潮「初雪ちゃん…」


初雪「私のこと許してほしいなんて言わないよ。でも最後にどうしても言っておきたいことがあるの、潮、みんな普段から潮が我慢してるのは分かってるよ。もちろん私もね、だからさ、どうしてもやりたいことがあったら言ってもいいんだよ?絶対みんな潮の言うこと聞いてくれるはずだから…。って、聞かなかった私が言えることではないんだけどさ…」


潮「ううん、私は大丈夫だよ初雪ちゃん、ありがとう、私の方こそ自分のことに必死でちゃんとみんなと打ち解けとけることが出来てなかった。ちゃんとお話ししないとダメだよね。今までごめんなさい」


初雪「潮は全然悪くないよ。私ね、さっき潮が一緒に提督のところに行ってくれるって言ってくれた時、凄く嬉しかった。ほら、私ってこんな風に自分勝手でとにかくやりたくないことはやらない性格だからさ、前いた鎮守府で愛想尽かされて仲良くしてくれた艦娘なんていなくて、それこそ何か一緒にやろうなんて水向けてくれる艦娘なんて皆無だったよ…。でも、ここに来てから潮はずっとそんな私にも優しくしてくれて、あんな風に潮に酷いことした今でも優しくて…。ごめん、本当はもっと言いたいことあるんだけど、なかなか上手く言えないくて、その…と、とにかく、本当に感謝してるんだよ」


潮「うん…(うるうる)」←嬉しくてまた泣きそうになってる


初雪「だからね。一緒に戦おう、負けそうになっても途中で逃げたりしないって約束する。最後まで潮の、みんなのために全力で頑張るから、お願い潮、私にチャンスをくれないかな」


潮「もちろんだよ!一緒に頑張ろう初雪ちゃん!」


初雪「うん…!」


雷「(良かった〜!2人とも元気出してくれたみたい!これで一件落着!これで思い残すことはないわね。正直やる気満々の相手2人にやられるのかなり怖いけど…)」


潮「お待たせしてしまってすいません雷さん、私もう怖がったりしません!初雪ちゃんと一緒に最後まで演習頑張ります!」


初雪「うん、頑張る」


雷「それはよかった!ほら、私の言った通り聞いておいて良かったでしょ?」


潮「はい!全部雷さんのおかげです!本当にありがとうございました!(ペコり)」


初雪「ありがとうございます(ペコッ)」


雷「いいのよそんなぁ〜!じゃあ、気を取り直して早速演習を再開しましょ!さぁ2人とも私にかかってきなs」




ピッピー!←ホイッスルの音




3人「!!?」


青葉「はい!そこの3人ストーップ!ちょっと止まってくださいね〜」


潮「ふぇ?」


初雪「青葉…?」


雷「なによいきなり…」


青葉「潮さんと初雪さんは問題ないのでご安心ください。用があるのは雷さんです」


雷「え、私に?」


青葉「そうです。雷さん、不必要な遅延行為により退場とします。速やかに場外に出てください」


潮初「!?」


雷「え"!?ちょ、ちょっと!どういうことなのよ青葉さん!なんで今頃になって…!」


青葉「(雷さん本当は全然強くないんですよね?)」←2人に聞こえないように小さな声で話してる


雷「(え…?)」


青葉「(不知火さんから聞いてます。潮さんと初雪さんの説得の様子、この青葉最後まで見させていただきました。普段戦うことがない雷さんが初雪さん1人だけでも大変だというのに予想外の事態で2人を相手にすることになりながらも機転をきかせて見事あの2人を勇気付けていただきました。そんな雷さんを作戦通りとはいえこのまま呆気なく2人にやられさせるなんてあんまりですよ。せっかくあの2人を前向きにさせていただいたんです。ここは1つ素直に私の理不尽な判定を受け入れて器の大きさを見せつけつつ退場していただき、せめてここにいる間は2人の前ではカッコイイままでいてもらいたいのです。なのでここは私の指示に従ってもらえないでしょうか?お願いします!)」


雷「(青葉さんわざわざ私のためにそんなこと…。うん、分かった!どうせ負け扱いなら退場でも目的は果たしてるからそれでいいわ、その話乗ったわ!ありがとう青葉さん!)」


潮「待ってください!なんで退場するのが雷さんだけなんですか!?私だって同じです。おかしいですよ!」


初雪「そうだよ。そもそも先にサボってたのは私なんだからさ、まず私が退場するのが普通でしょ」


青葉「(おぉ…!潮さんだけでなく初雪さんまでも…!今までなら絶対誰かを庇おうだなんてしなかったのに、まさかここまで変わるとは…!)いいえ、雷さんは最初にお二人を発見していたにも関わらずいつまで経っても攻撃を仕掛けず挙げ句の果てに会話を始めました。なので退場するのは雷さんだけです!」


潮「そんな…!だったらどうして今頃になって『2人とも!』え?」


雷「いいのよ。青葉さんの言ってることは正しいわ。私が2人を発見していた時に2人はまだ気付いていなかった、にも関わらず戦闘を行わなかったのは全面的に私に非がある。遅延行為と取られてもおかしくないわ」


初雪「でもそれじゃ…」


雷「いいの、ここは素直に退場するわ。ご迷惑をおかけしました」←退場


青葉「はい。急いで出てくださいね(雷さんお疲れさまでした!)」


潮「雷さん、判定を素直に受け入れて謝罪までして退場するなんて、本当に凄い艦娘だなぁ、さすが中将様のところの艦娘…!(感動)」


初雪「うん、何もかもが私たちよりも上だね。あれが伝説の超サイヤ人に仕える伝説の超駆逐艦…(感動)」


青葉「さぁ、お二人は演習に戻ってください!まだ勝負はついてないですよ!最後まで頑張ってください!」


潮初「はい!」




山城「みんな大丈夫かしら、もう私と名取だけになってたりして…。もしそうだとしたらさすがに無理だわ…だって名取は…『山城さ〜ん!』ん?この声は…」


羽黒「山城さん!離れてしまってごめんなさい!」


山城「羽黒…!貴女無事だったのね!よかった。貴女がいればまだ戦えるわ」


羽黒「山城さんも無事で良かったです。私、駆逐艦ですけども相手を一隻倒しました!」


山城「え、貴女が?1人で?」


羽黒「はい!山城さん、今までご迷惑をおかけしてすいませんでした。私もう隠れたりなんかしません!みんなを守るために頑張って前に出ますから!」


山城「…!そ、そう…。それは…き、期待してるわね…(しゅん…)」


羽黒「…?はい!それで、これから私たち2人でどうしましょうか?みんな残ってるといいですけど…」


山城「ちょっと羽黒、2人じゃないでしょ?名取だっているんだから3人でしょ?」


羽黒「え…。名取さん、ですか…?」


山城「そうよ。もう、失礼しちゃうわね羽黒ったら、ほら、名取も何とか言ってあげなs…(振り向く)…あら?名取…?」




名取「あ、あぁ…!(ビクビク!)」


清霜「そんなに怖がらないでくださいよ。私まだ何もしてないですよ?」


名取「うぅ…だって、急に目の前に現れて、声を出す間もなく気付いたら別のところに移動させられてて…。清霜さんは浮いてて……それで、それで…!(混乱中)」


清霜「落ち着いてください!ことなのなんて事ないですよ。さっきのは瞬間移動です。こんなの気を使えるようになれば誰だって出来ますから!」


名取「そ、そうなんですか…?じゃあ、普通のこと…なのかな?」


清霜「はい!その通りです!(※違います)」


名取「あの、それで…。私これからどうなるんでしょうか…?」


清霜「もちろん強くなるんですよ!そのために私たちは来たんですから!どんどん戦って一緒に戦艦になろう!」


名取「あ、あの…!私、戦うのは、いや…です…」


清霜「えっ!?」


名取「その、誰も傷付けたくないんです…。だから私の普段の仕事は青葉さんと鎮守府内の清掃やお手伝いが中心で、出撃しても深海棲艦がほとんどいないような海岸線の見回りばっかりでほとんど戦闘もしてなくて…」


清霜「そうなんですか…。でもそれだと勝てないですよ?出撃でも演習でも相手を倒さないことには始まりませんし」


名取「分かってます…けど、けど…(もじもじ)」


清霜「う〜ん…(考え中)わかりました!じゃあこうしましょう!名取さん、私に向かって一発撃ってください!そしたら私の負けでいいですから!」


名取「えぇっ!?そ、そんないきなり…!私今言ったじゃないですか、誰も傷付けたくない、だから戦いなんかしたくないって…!」


清霜「名取さん、それは違いますよ」


名取「…?」


清霜「私の師匠が言ってました。何も相手を倒して勝つことだけが戦いじゃない。何かのために必死になって取り組むことも戦いなんだって…。名取さん、貴女の大切なものはなんですか?」


名取「え…。私の大切なもの…?えっと、えっと〜……みんな…。こ、この鎮守府のみんなです!」


清霜「じゃあこの鎮守府の皆さんのために戦いましょう!今でしたら演習に勝つこと…そう!まずは目の前にいる私に勝つことです!名取さんは私を傷付けるために戦うんではないです。この演習に勝って鎮守府の皆さんが笑顔になるために私を倒すんです!それなら出来るんじゃないですか?」


名取「みんなのため…!みんな、喜んでくれるかなぁ…」


清霜「もちろんですよ!きっと皆さん喜んでくれます!さぁ撃ってください!遠慮は入りません!名取さんの気持ちを全て私にぶつけるんです!!」


名取「…私、やります!みんなのために戦う!ごめんなさい清霜さん、痛いかもしれないですけど、せめて一撃で終わらせますから…!(ザッ!)あたってくださーい!(ドンッ!)」




シュバッ!




名取「……ふぇ?」


清霜「…(ぷしゅ〜…)うーん!名取さんの気持ち、この清霜しっかりと受け止めましたよ!ほら、見てください!」←弾薬を手で掴んでる


名取「え、え…?なんで…?なんで素手で止めてるの…?確かに私、ちゃんと撃って…!(混乱中)」


清霜「いや〜、でもよかったですよ!名取さんカッコよかったです!この調子で頑張りましょう!じゃあ約束通り一発撃っていただきましたので清霜の負けです!大人しく引きますね!じゃあこの後も演習頑張ってください!それでは〜!(シュン!)」←瞬間移動して消える




ピッピー!←ホイッスルの音



<はい。清霜さん場外で失格です。速やかに待機席の方へ向かってください


はーい!分かりました不知火さーん!>




名取「…。な、何だったの今の…(呆然)」




山城「…(呆れ)」


羽黒「…(真剣な表情)」


暁「ふっふっふっふっふ!」


電「へっへっへ〜なのです!」


山城「(何なのよこの娘たちは、よく見たら脚部艤装以外付けてないしほぼ丸腰じゃない。これじゃ撃ってくださいって言ってるようなものじゃないの、よくやられずに残ってたわね…)」


暁「やっと見つけたわよ山城さん!もう逃げても無駄なんだからね!大人しくレディに成敗されなさい!」


電「なのです!でもこれはラッキーなのです。まさか2人も倒せるだなんて…!(すっかり目的忘れてる)羽黒さんも運が悪かったですね。ここにいるということはどうやら響ちゃんを倒したみたいですけど、電はそう簡単にやられないのです!電が本気を出したら一瞬できたねぇ花火なのですよ?さぁ観念するのです!でも、2人して跪いて詫びたら許してやるのです!」


山城「なんで貴女たちそんな自信満々なのよ…(っていうか電の方はさっきからすごいムカつくわね)」


羽黒「どうします山城さん?あの様子ではもしかしたら何かあるのかもしれません…。まだ向こうは戦艦も残ってますし、ここは私が…」


山城「いえ、いいわ羽黒、ここは私1人で充分よ。貴女は他のメンバーの応援に行って、みんなを守るために頑張ってくれるんでしょ?」


羽黒「…!はい!分かりました!お任せください!私がみんなを助けて戻って来ますから!必ずまた会いましょう!」


山城「…!えぇ、そうね…。また後でね…(ズキッ)」


羽黒「はい!山城さんもどうかご無事で!」←移動


山城「…(どうして…?良いことじゃない。羽黒が自分から動いてくれるようになって、あんなに頼もしくなったのに…。どうして?どうしてこんなに胸が苦しいの…?)」


暁「いつまでボーッとしてるのかしら山城さん?そんなにやられたいの!?」←山城に急接近


電「馬鹿なヤツめなのです!あっさりと接近出来たのです!お前の方がよっぽど間が抜けてるぜ!山城さんよぉwなのです!」←同じく急接近


山城「っ!?(しまった!もうこんな近くまで…!ってほんとムカつくわねこの電!どこで覚えて来たのよそんな言葉)」


暁「今頃後悔したって遅いわよ!食らいなさい!(バッ!)」←手を広げながら突進


電「消えて無くなれなのです!(バッ!)」←同じく手を広げながら突進


山城「きゃあ!」




むにっ❤︎ ぽふん❤︎




山城「…。あら?」


電「ふにゅ!ふにゅぅぅぅ…!どうなのです!?参ったのです!?(むぎゅ!)」←山城に抱きついてる


山城「…?な、何やってるの…?」


電「何ってそんなの決まってるのです!これが電の必殺技"クラッシャーはわわホールド"なのです!食らったら最後相手は必ず死ぬのです!だから早く死んでください!(ぎゅぅぅぅ…!)」


山城「そんなので死ぬわけないでしょ!ただ抱きついてるだけじゃない。こんなの全然効かないわよ!」


電「そ、そんな訳ないのです!電はこれで天さんと加賀さんをやっつけたのです!だから山城さんも早くバラバラになるのです!むぎゅううううう!!(ぎゅっ!)」


山城「だから効かないって言ってるでしょうが…。ふざけるのもいい加減に…」


暁「いいわよ電!山城さん口ではこう言ってるけど内心は苦しんでるわ!もっとやっちゃいなさい!(よじよじ)」←電が抱きついてる間に登ってた


山城「ちょ、貴女いつの間に私の背中に…!?」


暁「ふっふっふ〜!レディを舐めてもらっちゃ困るわ!ということで山城さん、山城さんの背中いただいたわよ!(むぎゅ!)」←背中に抱きつく


山城「きゃっ!?」


暁「えへへ〜…♫なかなかいいじゃない山城さん♫(すりすり)よし!合格!今日からここはレディの特等席によ!これからは暁以外おんぶしちゃダメだからね?ありがたく思いなさい!」


山城「意味わかんないわよ!いいからさっさと降りなs」


電「あああああ!!?ずるいのです!電も!電も山城さんに抱っこしてほしいのです〜!(よじよじ)」←山城に登り始める


山城「ちょっと!?こらっ!貴女まで登ってくるんじゃないの!って、あっ❤︎いやん❤︎ やめて!あんまりそこ触らないで…/// わかったから!抱っこしてあげるから!お願いだから下着を掴むのやめて///」


電「わ〜い♫むふ〜♫柔らかくてあったかいのです〜♫(むぎゅ〜!)」


暁「っ!!?ちょっとぉ!!ダメよ山城さん!前も暁の特等席なのよ!?例え電といえど絶対に譲らないわ!(ずりずり…)」←背中から胸の方へ移動


山城「もう!もう〜〜〜!!何なのよこの娘たちは!?うちのメンバーより手がかかるんだけど!もういy…あん❤︎や、やめて!分かったわ!貴女もこっちに来なさい!『わ〜い♫』誰か!誰か助けて〜!!」




金剛「フッフッフ〜♫どうやら2人とも上手く時間稼いでくれてるみたいですネー!この鎮守府で他の艦娘をしっかりまとめることができる山城ですからきっと子供全開の2人を丸腰で向かわせれば手荒なことなんか出来ないことぐらい分かりきってましたYO!あの2人を山城のところに行かせて正解でした。まぁあの様子じゃしばらく山城も動けないでしょう。さて、他のみんなも作戦通りやられてくれたみたいですし…。そろそろfinishですネー…(背後の気配を伺う)」


文月「…(そー…)金剛さん、気付いてないよね?も、もうちょっと近づけるかな…(そろーりそろーり…)」←金剛の背後からゆっくり近づいてる


金剛「(Ho!↑もう〜♫フミィは本当に可愛いですネ〜♫最初から後ろでこそこそしてるの分かってましたヨ〜♫さぁ!これでフミィが私を撃ってパラさん直伝のDOOR!?でオーバーに吹っ飛びスタンバイしてるアオバが私に轟沈判定を宣言したらOKデース!我ながら完璧な作戦…!きっとみんな私を褒めてくれマ〜ス!そしてテートクゥ!から愛の告白が…❤︎ "コンゴー…お前だけは簡単には離さないよ☆" "はい…。私もデース…❤︎" "んんんんん…!もう我慢出来ぬぅ!!" "あぁん❤︎テートクゥ❤︎テートクゥゥゥ❤︎❤︎❤︎" Oh〜❤︎もう❤︎テートクゥ❤︎そんな恥ずかしいよぉ〜❤︎)」←途中から自分の世界に入ってる


文月「ふぅ…。これぐらいでいいかなぁ?じゃあそろそろ…(ザッ!)金剛さん、ごめんねぇ…」←艤装構えてる


金剛「(はっ!?テートクゥとのBurning❤︎fight(意味深)を妄想してたらすっかりフミィが攻撃体制に入ってるネー。OK!フミィ!さぁ来るネー!駆逐艦の貴女が戦艦の私を倒したとなればみんな勇気を貰うこと間違いなしデース!今がみんなのために頑張る時ですYO!私を倒して行ってくだサーイ!come on!!)」←吹っ飛ぶ準備してる


文月「よく狙って……えいっ!」


金剛「イエース!!」




カスッ!←空撃ち




文月「……。あれぇ?」


金剛「ンー?…?(くるっ)」←思わず振り向く


文月「えい、えい…(カスッ!カスッ!)出ないねぇ…。あ、金剛さん気付いちゃったぁ…」


金剛「…。フミィ、まさかとは思いますけど…。それ弾入ってますカ?」


文月「えぇ?えっとねぇ…(ガチャッ!)あっ!入ってないねぇ……えへへ〜♫」


金剛「DOOR!?(ズコー!)」←予想外過ぎて思わず吹っ飛ぶ




ピッピー!←ホイッスル音




青葉「はい!ストップでーす!今確認しますので文月さんはそのまま待機してくださいね!金剛さん、一応聞きますが…大丈夫ですか?」


金剛「さ、流石の私もこれは予想外デース…がくっ!」


青葉「はい!金剛さん轟沈です!というわけでそこまでー!(ピーーー!!)武呂鎮守府側が全滅したため、これにて演習終了!今回は四和木鎮守府の完全勝利です!」




※ここからは「」表示を戻します




ピッコロ「…(呆れ)」


パラガス「…(汗)」


那人「あ、あはは…。ふ、文月ってばほんとおっちょこちょいですね!?ははははは…!はぁ…」


ピッコロ「おっちょこちょいで済むか(呆れ)これが普通の演習だったらどうすんだよ」


パラガス「最後でオチをつけるとは…!文月さんも偉大なお笑いパワーを持ってるというわけだぁ!それに金剛のズッコケもいいぞぉ…その調子だ!どんどんコケろおおおおお!!」


ピッコロ「やかましい!お前らと一緒にすんな!」


那人「まぁ文月はともかくとして、他の4人はそれぞれの相手から何かに気付けたみたいですね。山城さんは今回暁さんと電さんの相手でそれどころではなかったみたいですが…。私は見てただけですけど、ここからでもそれが感じ取れました」


ピッコロ「それはこの後あいつらを褒めたあとに1人ずつ話を聞いてやりゃいいさ、まぁあの喜んでる様子じゃ自分から言うとは思うがな(やっぱり山城はあいつらのあの様子を見たら落ち込んでるな…)」


パラガス「腐☆腐、では早速みんなを迎える準備だぁ!と、その前に、さっきからずっと気になっていたが、ブロリーは一体どこへ行ったんだ…?"親父ィ…。俺はもっと近くであいつらを見て来るよ☆"と言って出て行ったっきり全く姿が見えないが…」


ピッコロ「そういえばこっから見てた時もバケモノの姿は見えなかったな、ったく、何処ほっつき歩いt」


ブロリー「親父ィ…。今帰ったよ☆」


?(人)「失礼致します!」


?(艦娘)「失礼致します」


パラガス「ブロリー、いったい何処へ行ってたんだ?って、んんん?そちらはどちら様かな?」


那人「…!えっ!?な、なんで!なんでショウ君がここにいるの!?それに古鷹さんまで…」


?(人)「やぁ!久しぶりだね那人くん!元気だったかい?」


古鷹「お邪魔しております四和木提督さん、あの時以来ですね。青葉は元気にしてますか?」


ピッコロ「なんだ?こいつらはお前の知り合いか?」


那人「はい…。ショウ君は私が通っていた横須賀提督養成学校での同級生でして…」


???「それについては僕が言うよ。初めまして皆様!今那人くんが言ってくれた通り私は那人くんの同級生で清良 正(きよらしょう)と言います。こちらは私の秘書艦の古鷹です」


古鷹「初めまして、皆様にお会い出来て光栄です。よろしくお願い致します(ペコッ)」


パラガス「これはこれは、ご丁寧にどうも、パラガスでございます」


ピッコロ「同級生なのにお前よりすげぇ階級が上じゃねぇか、しっかりしてるしよ」


那人「は、はい…」←小さくなってる


ブロリー「ハッハッハッハッハ!それに名前も良いやつそうなのだぁ!」


正「あははは!中将様もお上手ですね!」


ブロリー「イェイッ!もっと褒めて褒めて!」


ピッコロ「…。ありゃ出世するな、お前も見習っとけ」


那人「返す言葉もないです…(汗)で、でも、ショウ君たち今日はどうしたの?っていうよりも、ショウ君は横須賀第三鎮守府で提督をやってたはずじゃ…」


正「うん、それなんだけどね。実は僕たち今日付けで強木鎮守府の提督になったんだよ。だから挨拶をしに来たんだ」


那人「えっ!?ショウ君たちが!?じゃ、じゃあ伊矢名提督は…」


正「うん、異動になったよ。色々聞いたよ那人くん、今まで強木鎮守府から嫌がらせを受けてたこと…。強木鎮守府の艦娘たちが嬉しそうに話してくれたよ。聞いてた僕は本当に残念な気分になったけど…。古鷹なんて本気で怒ってさ、僕はあんなに怒ってた古鷹を初めて見たよ」


古鷹「ごめんなさい提督…。でも、あんな酷いことしてるのにそれを大勢で笑ってるだなんて、私どうしても許せなくて…!」


正「そうだね。でも僕たちが来たからにはもう大丈夫だよ!しっかり教育してもう二度と那人くんにもここの艦娘のみんなにも悪口なんか言わせないようにするからね!ただ、今まで辛かったよね。ショウ君も小湾狩鎮守府の艦娘たちにも本当に申し訳ない…。そのことについては僕からも謝らせてもらうよ。本当にごめんなさい」


古鷹「私も強木鎮守府の艦娘全員を代表して謝罪させていただきます。今まで申し訳ありませんでした」


那人「や、やめてよ2人とも!2人は何も悪くない!そのことだって今日来て初めて知ったんでしょ?だったら2人が謝ることじゃ…」


正「いや、今の鎮守府の責任者は僕だからね。謝るのは当然のことだよ。他にも…」


パラガス「どうやら今度来た提督は大丈夫そうだな」


ピッコロ「あぁ、あれなら心配することはなさそうだな、時間が経てば両鎮守府は良い関係になるんじゃないか」


ブロリー「はい…。仲良シーです…」


正「この後ここの艦娘たちにも一人一人あって謝るからさ、この後少し時間を貰っても…ん?(演習場の方に目をやる)これは?演習場で何かしていたの?」


那人「あぁ、今中将様の艦隊と演習をさせて貰ってたんだ。今終わったところだよ」


正「中将様の艦隊と…!?すごいじゃないか!というより最初から気になってたんだけど、那人くんはブロリー中将様とどういう関係なんだい?今話題の中将様がわざわざお越しになってるだなんてすごいことだよ?」


那人「あ、あの…それはね!えっと『司令官!見ててくれました!?大勝利ですよ!みんなで掴んだ勝利です!』あ、青葉…!?」


正「…!?勝利?えっ!?か、勝ったのかい…?中将様のところの艦隊に!?」


青葉「はい!完全勝利で…えぇっ!?清良提督!?な、なんでここに…!って、ことは…」


古鷹「青葉!久しぶりね!元気だった?」


青葉「…!は、はい…。元気、です…(うつむき)」


古鷹「青葉…」


正「…!そ、それよりさ青葉さん!演習の内容を詳しく聞かせてくれないかな?中将様に勝ったんでしょ?すごい気になるなぁって!」


青葉「え?あぁ!はい!それはですね…!」


古鷹「…」


ブロリー「フルタカ…。大丈夫ですかぁ?」


古鷹「はい…」


ピッコロ「何か訳ありって感じだな」


パラガス「そうだな、もしかしたら青葉さんが戦うことが出来ない理由と何か関係があるのかもしれないな」




〜〜〜




〜小湾狩鎮守府・食堂〜



那人「本日は演習をしてくださりありがとうございました。ショウ君たちもわざわざ挨拶に来てくれてありがとう、こちらは少ないですがせめてものお礼にと料理をご用意致しました。皆様どうぞごゆっくりしていってください」


パラガス「わざわざすいませんな、勝手に来ておいてこんなおもてなしまでさせてしまって」


那人「いえ全然、むしろこれじゃ足りないぐらいですよ」


正「いいのかい那人くん僕らまで?すぐに帰るつもりだったから別によかったのに」


古鷹「ありがとうございます四和木提督」


那人「全然大丈夫だよ。せっかくお隣同士になったんだから、ショウ君たちが横須賀第三鎮守府にいた時の話、僕聞きたいな」


暁「ふふん!今日はたくさん頑張ったからいっぱい食べないとね!じゃあ暁はこのレディなプリンをいただくわ!」


電「電も死闘を繰り広げてクタクタですからたくさん食べちゃうのです!ハンバーグさんはいただきなのですー!」


雷「何がクタクタよ。貴女たち2人結局山城さんと散々遊んで疲れたから抱っこされながら寝ちゃったんじゃないの…(呆れ)しかもここまで運んでもらってたし…」


潮「雷さん!」


初雪「どうも」


雷「うん?あら、潮さんと初雪さん、演習お疲れさま!お料理いただいてるわよ!」


潮「お疲れさまです!その、少しお時間をいただきたいなぁって…」


雷「え?まぁ別にいいけど、何か聞きたいことでもあるの?」


初雪「うん、あのね。雷ってすごく強いんでしょ?さっき電が言ってた。何でも戦艦レ級を泣かせるまで叱りつけて土下座させたって…」


雷「え"!?(それって、まさかこの間の夕飯の時に暁とレキュータがピーマン食べたくないって駄々こねたのを叱ってそれに反抗しようとしたレキュータを泣くまで正座させて謝らせた時のこと…?)あ、あぁ〜…。まぁ、そんなこともあったわね…」


潮「…!やっぱり本当だったんだ!間違いないよ初雪ちゃん!雷さんは戦艦レ級を1人でやっつけたんだよ!」


初雪「なんてやつだぁ…!」


雷「えぇ!?いや、あの!違うのよ!そんな大したことじゃなくてね…」


潮「戦艦レ級を倒すことは大したことじゃないんですか!?あの!他にはどんな凄いことしたんでしょうか!?是非教えてください!(ぐいぐい!)」


初雪「やはり雷は伝説の超駆逐艦なんだぁ…!(ぐいぐい)」


雷「ちょ、ちょっと!いやだから、あのね!(もう!どうしたらいいのよ!)」



名取「あの…。これ、全部食べるんですか…?(山盛りの唐揚げ皿)」


清霜「そうですよ!強くなるにはまずたくさん食べることから!さぁ一緒にたくさん食べて戦艦になりましょう!(ガツガツ!)」


名取「は、はい!(私戦艦になりたいわけじゃないんだけどなぁ…)」


ブロリー「ハッハッハッハッハ!いいなぁ!ブロリーも食べたい食べたい☆うおおおおお!!(ガツガツガツガツ!)」←清霜に触発されて馬鹿食い


パラガス「ゑゑゑ!!?やめろブロリー!お前が本気で食べ始めたら皆さんの分が無くなってしまう…!落ち着けブロリー!それ以上食べるなぁ!やめろおおおおお!!」


名取「…!すごい!清霜さんの言ってた通りあんなに強そうな人がたくさん食べてる…。やっぱり私もたくさん食べた方がいいのかな……って、もうない!?」


ブロリー「フッフッフ!ついつい全部食べちゃったよ☆」


パラガス「くそぉ!何もかもおしまいだぁ…」




羽黒「あっちのテーブルのお料理無くなっちゃったみたいだから持って来ないと、まだ何か残ってたかな…『探しましたぞ羽黒さん!』ん?このセリフは…」


響「Конечно!貴女の響でございます。不死鳥です。何なりと絡み合ってください!」


羽黒「ダ、ダメです!響さんには感謝してますけど、それは出来ません!」


響「なんと…!?腐☆腐、では、これを見ても同じことが言えるかな?(バッ!)」←下半身を見せる


羽黒「な、何してるんですか響さ…って、あら?」


響「よく見ろぉ!(親父ィスタイルのブルマ)私がどんなにあの演習で苦しんだか分かるまい!(自業自得)脅威的な重巡の砲撃を受けた私の娘ぇ♀は…もう何もかもおしまいだぁ!」←ブルマの股間に白いバッテンが貼ってある


羽黒「う…。それは、申し訳ないとは思ってますけど…。でもそれは響さんがあの状態で向かって来るのを辞めなかったからで…!(正論)」


響「私はそれ以来羽黒さん、貴女にこの責任を取ってもらうことだけを思ってお待ちしておりました。さぁ、演習のことを謝りながら私に辱しめられるがいい!腐☆腐(迫り来る響ィの股間)」


文月「や〜!(ペチンッ!)」←響ィの股間に攻撃


響「DOOR!(バターン!)どぉぉぉ…!(股間押さえてる)あ〜はっはっはっはっは〜!!!(号泣)」←転げ回ってる


羽黒「文月ちゃん!?」


文月「いぇ〜い♫文月もねぇ、みんなを守るよぉ」


羽黒「…!うん!頼りにしてますね!」


響「へぇ…へぇ!(汗)くそぉ…!こんなものどうってことないわ!私の本当の力を見せて…!」


文月「むぅ〜。まだやるのぉ?今度はグーでやるよぉ?」


響「ゑゑゑ!?やめろぉぉぉぉぉ!!そんなことをされたら私の可愛い娘ぇ♀が破壊され尽くしてしまう!えぇ〜い仕方ない!ここは出直すしかあるまい!羽黒さん!次は、タダでは済まさんz」


雷「ひ〜び〜き〜〜〜!!(激おこ)」


響「シュワット!? 腐☆腐、これを読んでるお前ら!貴女もどうぞ?一緒に八つ裂きショーでもいかがかな?」


雷「訳わかんないこと言ってんじゃないわよ!早く謝りに行けー!(バシーン!)」


響「うわあああああ!!」



山城「…。…(とぼとぼ)」←食堂から出て行く


金剛「…」




〜小湾狩鎮守府・演習場〜



山城「はぁ…」


金剛「1人で後片付けですカ?」


山城「えっ!?何で貴女が…!そ、そうなのよ!まだ中途半端だったから!お腹いっぱいになったし今のうちに終わらせておこうと思ってね!」


金剛「よかったら手伝いますヨ?」


山城「だ、大丈夫よ!もう終わったから、今から戻ろうと思ってたの!だからもう…!」


金剛「そうですカー。でも本当は戻りたくないんじゃないですか?今のみんなを見るのが辛いから」


山城「…!な、何を言って…!」


金剛「不知火から貴女のことを聞いてずっと観察してたネー。それで私は気付きました。他のメンバーは温度差はあれど今のままではダメだと思ってたネー。それは演習で相手をしてた私のメンバーたちから聞いたから間違いないデース。でも山城、貴女はちょっと違いますネ?」


山城「どういうことかしら」


金剛「山城、貴女本当はこの鎮守府が変わってほしくない、今のままでいてほしいと思ってるんじゃないですか?」


山城「…。言ってる意味が分からないわね」


金剛「私はさっき貴女はちょっと違いますと言いました。何でそう思ったかと言うとですね。少なくとも貴女にとって、今のこの鎮守府は決して居心地が悪くないと思ったからです。提督からの信頼も厚く仲間からも期待されとにかく困ったことがあればみんな貴女に相談したり頼ったりする…。鎮守府内でリーダー的な立ち位置になることが多い戦艦娘にとってそれは大変嬉しいことですネー。例えそれが問題児が集まった鎮守府だったとしてもね…」


山城「…全部貴女の想像だわ」


金剛「そんな貴女にとって、私たちがやってることは不安要素でしかないですネー。今は周りがあんな様子だから比べるまでもなく自分が一番上の存在でいられるけど、それを強くされては自分の今の立場が危うくなるかもしれないだけでなく、強くなって戦果を挙げられるようになれば色々と申請が通るようになり、最悪提督が艦娘の増員を考え始めそれによって来た艦娘たちにこの座を奪われるかもしれない…。頭の良い貴女ならここまで考えていても不思議ではないと思いますけど?」


山城「…」


金剛「ですが、貴女には私たちではこの艦隊を変えることなんてできない。そういう自信が少しあったんじゃないですかネー?この艦隊をまとめ続けてきた貴女です。ここの艦娘たちのことはおそらく提督さんよりもよく分かっていたことでしょう。提督の言葉…とでも言えばリーダーの貴女なら吹き込もうと思えば何か言えたはずです。でもそれをしませんでした。しなかった最大の要因はおそらく、演習前に私たちの艦隊のメンバーを見たからだと思いますけどネー…」


山城「…。やっぱり意味があったのね。貴女たちの艦隊のメンバー…」


金剛「えぇ、最初に艦隊の自己紹介をさせたのにも意味があったんです。全ては貴女を油断させるため…。貴女の目には明らかだったでしょうね、完全に素人みたいなのが混ざってる。だから演習中1人で暁と電の相手を引き受けたんでしょう?この2人はただの子供だと思って…」


山城「まさか、そっから始まってたなんて…」


金剛「それで貴女はこう思ったはずです。こいつらは真面目に私たちを変えようとなんてしてくれてない、だから特に手を打たなくても大丈夫だろう。ですが、貴女は演習中にそれをとても後悔することになります。羽黒さん、立派になりましたネー」


山城「えぇ、あんなに凛々しくなっちゃって…。演習前のあの子が嘘みたいだわ…」


金剛「そしてあの2人の相手に気を取られてるうちに私が文月に負けて演習に勝ったことを知ります。本気で来てないのは分かってたがこんな勝ち方は予想外だったでしょうネー。本気で来てないとはいえ格上の相手から駆逐艦が旗艦の戦艦を倒しそれがトドメとなって勝ってしまう…という自信をつけるには最高の、そして貴女にとってはこれ以上ないぐらいの最悪の勝ち方で勝利を挙げたんですから」


山城「そうね。みんなとても喜んでたわ、いくらあの子たちでも相手はワザと負けてくれたのかもしれないと考えたと思うけど、それ以上に嬉しかったんでしょうね。羽黒なんて喜びすぎて泣いてたわよ」


金剛「それで、さっきの夕食会で気付いてしまったんですね?みんなが変わっていることに…。それを見て耐えられなくなった貴女は1人抜け出してここに来た……という感じでいかがですか?名探偵金剛の推理は?」


山城「ふふふ、出来れば貴女には名探偵やっててほしかったわね。今からでも遅くないから探偵事務所でも立ち上げてみたら?こんな美人が探偵やってるなんて聞いたら一年先まで予約でいっぱいになるわよ」


金剛「ふっふ〜♫でも残念ながらこれ9割は不知火の推理ですけどネー。離れたとはいえ、あの子もまだここのみんなのことを考えてるんです」


山城「そう不知火が…」


金剛「山城、私は貴女の考えが分からないわけじゃないネー。居心地の良いところに居続けたいと思うのは自然なこと、ただ、出来ればあの娘たちが変わりたいと思う気持ちは汲んであげてほしいの、貴女はそれで自分の立場が危うくなると思ってるかもしれないけど、私はそうならないと思いますよ?今まで自分たちを引っ張ってくれた人に対して恩を仇で返すようなことをあの娘たちがするとは私は思いません。成長したって今まで通り貴女はこの鎮守府の中心的存在であり続けるはずです。だから信じてあげてみませんか?今まで貴女はあの娘たちや提督のために一生懸命頑張ってきたんです。そろそろあの娘たちにも頑張らせてあげたらいいんじゃないですか?」


山城「…。初めまして、いきなり来たところ申し訳ないんだけど、残念ながら君がここで活躍することは絶対にない。悪く思わないでくれよ」


金剛「え…?」


山城「ふふふ、いきなりごめんなさいね意味わからなかったでしょ?今のはね、私が目を覚ましてからまだ自分のことや生まれた意味も分からず、とりあえず目の前にいた艦娘という生物に鎮守府という場所に連れて行かれ、そこで会った提督という存在の人間に言われた言葉よ」


金剛「じゃあ山城はドロップ艦だったんですか?でもそれだと…」


山城「言いたいことは分かるわ、そう、私はドロップ艦、ただ私には普通のドロップ艦とは違って本来あるべきものが欠落している。まぁ貴女はすぐに分かったみたいだけど」


金剛「艦としての記憶…ですか?」


山城「えぇ、私には艦としての記憶がない。だから自分が何者なのかすら分からなかったわ、まぁとりあえずは私はここで必要とされていないということは分かったわ」


金剛「随分冷静ですネー。訳も分からないまま連れて来られた上に失礼なこと言われてるっていうのに」


山城「その時の私は自分が何なのかすら分かってなかったからそんなこと考える余裕がなかっただけよ。あのまま何もなければ私は解体されて艦娘としては終わりだったでしょうね。でもね、私は本当に運が良かったわ、これ以上ないぐらいにね」


金剛「何があったんですか?」


山城「ちょうど提督と話して部屋から出ようとした時にね、ある人物が鎮守府を訪ねて来たのよ。先輩にご挨拶に来ましたってね……誰だと思う?」


金剛「…もしかして、四和木提督さん?」


山城「そうなの!彼が挨拶にやって来たの、どうやらそこの提督は彼と同郷みたいで家も近所、オマケに小さい頃から顔馴染みだったらしくわざわざ挨拶しに来たのよ。"あああ明日より!て、提督として、ちゃ、着任しましゅ、ので…。ご、ご挨拶に…来ましたぁ!!"って大汗かきながら過呼吸になる一歩手前の状態でね」


金剛「四和木提督さんその頃からそんな感じだったんですネー…」


山城「そんな様子にさすがに心配になり提督とその場にいた私が慌てて彼の看病をしたわ。放っておいたらその場で死にそうだったし…。で、看病の甲斐あってようやく彼も落ち着いてまともに会話出来るようになった時に、ふと提督が言ったのよ。"そうだ那人、さっきお前の鎮守府って建造装置がないって言ってたよな?どうせこれから大本営に申請するんだろ?それまで艦娘無しじゃ大変だろうしさ、俺のところから艦娘出してやるよ。大本営には俺から言っておくからさ、おいおいそう謙遜するなって!俺からお前への着任祝いのプレゼントさ、素直に受け取っておけ!おい山城!お前今日から那人のところに行ってやってくれ、どうせここじゃ使ってやれないんだ。お前にとっても良い話だろ?"ってね。今考えてもすごいことよね。あの時私にはきっと解体されるしか道はなかったと思うわ、それが彼が現れたことによって変わった。彼は命の恩人よ…!」


金剛「Oh…!山城にとって四和木提督さんはまさに白馬の王子さまなんですネー!」


山城「えぇ、本当に彼には感謝しかないわ。今の私があるのも彼がいてくれたから…。だから私は着任後からずっと空いている時間を見つけては必死に勉強したわ、足りていない部分を埋めて少しでも力になりたい。全ては恩人である彼のために…。次第に仲間も増えて、今度は彼だけでなく仲間や鎮守府のためにも役に立とうと思った。その時には私も古株だったこともあってみんなをまとめる立場になっていたわ、そうね。きっとその時にはもうそういう感情を持っていたんだと思うわ、さっき貴女が指摘した通りね…」


金剛「…」


山城「いつからかしら?役に立ちたいと思う気持ちが頼られたいと思うようになったのは…。どうしてかしら? "ありがとう"とみんなから言われるより"助けて"と言ってほしいと思ったのは…。なんでかしら?泣いてたり困ってたりしてるみんなを見てどこか期待してしまうのは…。誰なのかしら?そんな汚い気持ちでみんなをまとめようとなんかしてる最低なヤツは…!(ポロポロ)」←泣いてる


金剛「山城…」


山城「貴女のおかげでやっと目が覚めたわ、なんて汚いヤツなの私は、自分の欲求のためにみんなや彼を利用して…。それだけでなく、わざわざ私たちを助けに来てくれた貴女達を敵視してまで自分の居場所を守ろうとして…!何なのよ、何なのよ私は!?これじゃあ…これじゃあ私…本当に悪人じゃないの!(泣)」


金剛「山城!(ぎゅっ)もういいデース。それ以上自分を責めないで…」←山城を抱きしめる


山城「うぇぇぇん!!(号泣)ごめんねみんな!私最低だった!みんなのことも彼のことも、もう何も考えてなんかない!なにが役に立ちたいよ!なにが彼のためよ!ぜんぶぜんぶぜんぶ!全部自分のためじゃない!!こんなやつ、艦娘失格だわ!うわぁぁぁぁぁん!!」


金剛「そんなことないネー。貴女はよく頑張りました。ただ頑張りすぎてちょっと疲れちゃっただけ、大丈夫、まだ修正出来ますよ。戻りましょう?役に立ちたいと頑張っていたあの頃に…ね?」


山城「ぐすっ…。出来る?私に…?こんな最低なヤツに…。戻れるかしら…?」


金剛「of course!貴女なら大丈夫ネー!私だってそうだったから…」


山城「え…?」


金剛「私もね、テートクゥと会う前は貴女と同じで大切な人の役に立ちたい、喜んでもらいたいってただそれだけで必死でした。でも必死になり過ぎて周りが全然見えてなくて、鎮守府が大変なことになってるって気づかなかったばかりか、大切な人にはそんな私が最初から目障りだったみたいで、結局大切な人にも嫌われてしまいました…」


山城「…」


金剛「私と貴女では少し状況や立場が違うかもしれません。ですが、今の貴女を見ているとどうしても前の私を思い出してしまいます。だから放っておけません、私は貴女に絶対あんな目にはあってほしくないから…」


山城「金剛さん…」


金剛「だからここで全部自分の中の悪いものを涙として外に出しちゃいまショー!泣き切ったら山城もきっと綺麗になってるYO!もちろん今でも充分綺麗だけどネー!」


山城「…ふふふ、何それ…w うん、分かったわ、じゃあ金剛さん、しばらく胸貸してもらえる?貴女が言い出したんだもの、もちろんいいわよね?」


金剛「Yes!さぁ思いっきり泣くネー!遠慮はいらないYO!come on!!」




〜〜〜




青葉「よかったですね〜。これで山城さんも大丈夫そうです!」←離れたところから2人を見てた


不知火「えぇ、やはり金剛さんに任せて正解でしたね。あの様子ならもう山城さんも大丈夫でしょう」


青葉「はい!でもすごいですね武呂鎮守府の皆さんは!まさか全員を勇気付けてくれるなんて、さすが中将様!これで一件落着ですね!」


不知火「何を言ってるんですか?まだ一件落着ではないですよ」


青葉「え?」


不知火「まだ1人残っているじゃないですか、声をかけなければならない人が」


青葉「…。誰ですか?」


不知火「他ならぬ貴女ですよ。青葉さん」


青葉「あ、青葉は別に…」


ピッコロ「そうか?俺としてはお前のことが一番気にかかってたんだがな」


青葉「ピッコロさん…!?」


ピッコロ「横須賀第三鎮守府にいた頃、仲間を誤射しちまったらしいな、今日来たあの提督の秘書艦である古鷹を…」


青葉「…!どうしてそれを!?」


ピッコロ「さっき古鷹と話してな、お前がここに来る前のことは全部聞いた。古鷹自身も、あの時一緒に出撃しそれを見ていた他の艦娘も、あれは完全な事故で青葉が故意的にやったわけではないと言ってる。青葉、お前もいつまで逃げてる気だ?古鷹はお前と向き合おうとしてる。そろそろそれに答えてやってもいいんじゃないか?」


青葉「…」


不知火「青葉さん、清良提督も古鷹さんも言ってましたよ?私たちがあの時ちゃんとフォロー出来てれば青葉もここまであの事で悩むことはなかっただろうって、結局それが出来ず青葉さんの異動届けを受理し小湾狩鎮守府に引き渡すことになってしまった…。お二人ともただ青葉さんと会って話がしたいわけではなくあの時のことを謝ろうとしてるんです。ですから会ってもらえないですか青葉さん?」


青葉「それは…」


ピッコロ「何か理由があるのか?」


青葉「…はい」


ピッコロ「話してみろ、どうせ話すことになるんだ。誰にも言ったりしねぇよ」


青葉「…。艤装を見る度に思い出しちゃうんです。古鷹を後ろから撃ってしまったこと、そして悲鳴をあげながら苦しそうな顔で倒れこむ古鷹の姿が…」


ピッコロ「…」


青葉「私だって何度も立ち直ろうと思ったんです!いつまでもこんなんじゃダメだって!でも、武器を見ただけでもうダメで、とても装備するなんて出来ませんでした…。あの時の恐怖で身体が震えて動けなくなっちゃうんです。最近はようやく脚部艤装をつけられるようにはなったんですが、武器はまだ全然…。こんなんじゃ、艤装をつけて出撃なんて、夢のまた夢ですよ…」


ピッコロ「そうか、お前なりに向き合おうと今まで努力はしてきたわけか」


青葉「いずれ古鷹とも話をしなくちゃいけないのも分かってます。ですが、こんな状態のまま会って話したって本当に解決したことにはならないと思うんです。古鷹はちゃんとあの時の傷を治しました。でも私はまだあの時のことが残ってる…。それじゃ不公平じゃないですか、私もちゃんと艤装をつけて出撃出来るようにならなきゃダメなんです。だからまだ会って話は出来ない。会うわけには行かないんですよ…!」


不知火「なるほど、青葉さんにも青葉さんなりの考えがあったのですね。そうとも知らず無理に話を進めようとしてしまいすいませんでした」


青葉「いえ、全ては私自身が弱いのがいけないわけですから…。ほんとダメですね私、提督にもみんなにも迷惑かけて、オマケに艦娘としての仕事も満足に出来ない…いったい、何なんでしょう私は…(泣)」


不知火「青葉さん…」


ピッコロ「…。青葉、じゃあお前は武器を使えるようになれば古鷹たちと会って話をするんだな?」


青葉「当たり前じゃないですか!すぐにでも頭を下げに行きますよ!今までごめんなさいって、迷惑かけてすいませんでしたって…!何回でも何百回でも謝ります!!」


ピッコロ「よしそうか…。なら都合がいいな」


青葉「…え?」


不知火「ピッコロさん?」


ピッコロ「心配すんな、もう既に手は打ってある。まぁ明日楽しみにしておけ、あと青葉、今日は俺らここに泊まるからな、よろしく頼むぜ」


青葉「えっ!?泊まってくんですか!?そ、そんなの聞いてないですよ!」


ピッコロ「あぁそうだ、あと1つお前に言っておくことがあった青葉」


青葉「え、はい?」


ピッコロ「艤装を用意しとけ、よく手入れしとけよ?いいな?不知火、青葉を手伝ってやれ。じゃあ俺はもう行くからな、あばよ(移動)」


青葉「え"!?」


不知火「? はい。分かりました」


青葉「い、いったいどういうことなんでしょうか…?」


不知火「さぁ?私もこれは聞いてないので何とも…。とりあえず、艤装の整備に行きましょうか」


青葉「…はい」





呼びさませ!怖がりたちの全開パワー! 後編





〜小湾狩鎮守府・青葉と羽黒の部屋〜



羽黒「……ん、…さん」


青葉「う〜ん…zzz」


羽黒「青葉さん!青葉さんってば!早く起きてください!(ゆさゆさ)」


青葉「んあ?あぁ〜……おはようございますぅ〜羽黒さ〜ん(ぽけー)」


羽黒「おはようございます青葉さん、珍しいですね、青葉さんいつも私より起きるの早いのに」


青葉「あはは、昨日は色々ありましたからねぇ、きっと慣れないことで自分でも気づかないうちに疲れが溜まっていたのかもしれません。まぁ今日もこれから色々とあるわけですけどね。結局昨日は詳しいこと不知火さんも教えてくれませんでしたし…。大丈夫なんですかねぇ、はぁ…」


羽黒「大丈夫ですよ青葉さん、何かあっても私もみんなも青葉さんを置いて逃げたりしませんから、と言っても私も今日は何をするのか全く分からないんですけど、私は青葉さんと一緒に演習場へ来てほしいって昨日提督とピッコロさんに言われただけなので…」


青葉「薄々気づいてましたが、やっぱり今日は戦闘訓練でもするんですかね?分かってるんですよ、いつかはやらなきゃならないって…」


羽黒「青葉さん…」


青葉「ですが、昨日皆さんが頑張ってる姿を見させていただきましたからね。大丈夫です!青葉はやりますよ!今日はどんなことにだって耐えます!成果が出るまで絶対に途中で逃げたりなんかしませんから!青葉頑張ります!」


羽黒「…!はい!でも無理はしないでくださいね。私も協力しますから、一緒に最後まで頑張りましょう!」


青葉「えぇ、やってやりますよ!じゃあさっさと準備して行きましょうか、今日は頑張りますよ〜!」




〜〜〜




〜小湾狩鎮守府・演習場前〜



ブロリー「ちゃお☆ブロリーです…」


パラガス「パラg『hey! いやー! ypaaaaa! はにゃー! とりゃー!いぇ〜い(ドン!)』DOOR!!!(ズザッー!!)」←押されて吹っ飛ぶ


金剛「皆さん Good morning!金剛デース!!」


暁「ごきげんようです。今日もレディとしてみんなを引っ張っていくわよ!」


響「やぁ、これを読んでる能天気なお前たち、伝説の超おとなのおねぇさぁん♀調教♀駆逐艦、響でございます(キリッ)」


電「電です。今日も電のさいきょーっ!っぷりを見せつけてやるのです!」


清霜「おはようございます!今日もみんなで戦艦目指して頑張ろう!」


文月「みんなおはよ〜。あたし、文月っていうのぉ、よろしくぅ♫」


ピッコロ「やかましい!お前ら少しは落ち着けねぇのか!」


ブロリー「イェイッ!コンゴーもロリーたちも元気だなぁ!」


雷「何やってんのよ朝っぱらから!あと響!アンタも変なこと言ってんじゃないの!」


名取「あの、大丈夫ですか?」


パラガス「どぉぉぉぉぉ…!(悶絶)くそぉ、名前すら言えなかった…(中破)」


山城「まったく、文月も一緒になって何やってるんだか…」


潮「随分仲良くなりましたね。昨日も武呂鎮守府の皆さんの部屋で一緒に寝たみたいですし、ふふふ、本当に楽しそうですね文月ちゃん」


初雪「でも別れる時が心配」


山城「そうね。駄々こねなきゃいいんだけど…」



羽黒「皆さんおはようございます。なんとか間に合いましたね」


青葉「おはようございます!いや〜勢揃いしてますねぇ」


ピッコロ「来たか青葉、逃げずに時間通りちゃんと艤装も持って来たみたいだな」


青葉「むぅ!当然です!青葉はもう逃げません!今日はどんなことでも途中で逃げ出したりせずちゃんとやりますから!何でもこいですよ!(ふんす!)」


雷「お〜!青葉さん気合い入ってるわね」


電「これならやってくれそうなのです!」


清霜「いいですね!一緒に戦艦目指して頑張りましょう!」


山城「不知火から昨日のこと少し聞いたけど、あの様子だとどうやら吹っ切れたみたいね。さて、これから何が始まるのかしら…」


青葉「あれ?そういえば…うちの司令官が来てないですね?」←あたりを見回す


羽黒「不知火さんもいないですね…。どうかされたんですか?」


ピッコロ「心配すんな、もう少しで来るだろうよ……って言ってたら来たな」


青葉「本当ですか!?(振り向く)しれー…!?」


羽黒「…?青葉さん?(振り向く)…!?」



不知火「どうそ皆様、こちらです」


天龍(強)「よぉ怖がり共!まさかお前らから演習申し込んでくるなんてな、毎回ボコボコにしてたからついに頭おかしくなっちまったか?wぎゃははははは!!w」


摩耶(強)「しかもわざわざ中将様の前でなんてな!いいぜぇ!今日はたっぷり可愛がってやるよ!!」


卯月(強)「きゃー!怖がりさんたち今日は一段と強そう……な〜んてうっそぴょ〜〜〜ん!w あははは〜!!w 今日もうーちゃんと弥生でギッタンギッタンにして全員泣かせてやるから覚悟しておけっぴょん!!ぷっぷくぷー!」


弥生(強)「…(むすっ)」 ※どう見ても怒ってるようにしか見えませんが初めてブロリーを見てちょっと驚いています。


長門(強)「…」


正「こらっ!お前たちやめないか!なんでそんな酷いことを言うんだ!ちゃんと挨拶しなさい!」


古鷹「そうですよ!そんなこと言っちゃダメです!」


正「ごめんね古鷹、僕は中将様や四和木くんたちと少し話をしてくるから先にみんなを連れて演習場に移動しててくれないかい?あの娘たちがいると落ち着けないと思うからさ」


古鷹「はい。わかりました」



名取「うそ…!なんで?なんであの人たちが…!(涙目)」


山城「…(キッ!)」←相手を睨んでる


金剛「ナトリーも山城も落ち着いて、私たちがついてますヨ!」


清霜「そうです!何かあればブロリーさんや師匠がやっつけちゃいますからね!」


ブロリー「クゥゥゥ…!(イライラ)なんなんだあのクズ共はぁ?」


パラガス「あぁそうだな。向こうの天龍はうちの天龍さんとは大違いだな」


ピッコロ「話には聞いてたが予想以上だなあれは、そりゃあの提督が連れてくるのを嫌がったわけだ」


雷「なによあれ、ガラが悪いわね…」


潮「あぅ…(涙目)」


初雪「潮、心配することはないよ。今日は中将様がいるんだからあいつらだって過度な行為は出来ないはず、それにこっちには雷がいるんだよ?なんかあったら雷に助けてもらえばいいよ」


潮「…!そうだね!雷さんがいるもん、大丈夫だよね!」


雷「え"っ!?ちょ、ちょっと!なんで私なの!?(汗)」


暁「そうよ!こういう時はレディな暁の出番でしょ!?任せておきなさい!あんな奴ら暁が1人で全員まとめて叩きのめしてあげるわ!」


電「なのです!そのあとは電の3倍なのです拳で\デデーン/して宇宙の塵にしてやるのです!」


響「などと、その気になっているお前らの姿はお笑いだぜ!ふぁ〜はははw『いやー!(バキッ!) はにゃー!(バシーン!)』DOOR!(大破)」


金剛「もう!ヒビキーはどっちの味方なノ!」


文月「あぁー!うーちゃんと弥生ちゃんだぁ♫お〜い♫(ノシ)」←手を振ってる



卯月(強)「あの娘は相変わらずっぴょんねぇ、どうせ今回も弾入ってないだろうし放っておけばいっか、ちょっとすれば飽きて勝手に場外行くから楽でいいぴょん(ノシ)」←手を振ってあげてる


弥生(強)「…(むすっ)」 ※どう見ても怒っているようにしか見えませんが文月に手を振ってもらえて嬉しいようです。


文月「…!うぅ…弥生ちゃん…(泣)」


弥生(強)「っ!?」


卯月(強)「ちょ、弥生〜、他の奴らはともかくふみぃには優しくしてやれっぴょん。今は別々とはいえ昔は強鎮で一緒にいた仲っぴょん?せめて笑顔で返してやるぐらいは…」


弥生(強)「…(しゅん…)」


不知火「(なんでしょうか…あの弥生さんからはどうも不知火と同じような感じが…)」



那人「や、やぁみんな、ははは…(苦笑)」


青葉「ははは…じゃないですよ!何ですかこれは!?なんであいつらが来てるんです!?こんな大事なことを私たちに何の相談もなしに勝手に決めて…!」


ピッコロ「落ち着け青葉、それは今から俺が説明してやる。いいか?まず今回あいつらとの演習を申し込んだのはこいつじゃなくて俺たちだ」


青葉「え、中将様たちがですか…?」


ピッコロ「そうだ。と言っても決めたのは昨日だがな、清良にこいつらと演習をしてやってほしいと頼んだんだ。ある条件をつけてな…」


青葉「条件?」


正「前の提督がここで演習をするのに使っていたとびっきりの馬鹿ども…じゃなくて、例の艦娘たちで演習をしてほしい…ってね」


青葉「…!?」


正「聞いた時は驚いたよ…。みんなはもう知ってると思うけど、うちには言動や行動、態度に問題がある艦娘が多くて今僕が頑張って教育をしてるわけなんだけど、あの娘たちはそれぞれ違うけどちょっと酷くてね…。小湾狩鎮守府の娘たちもきっと嫌がるだろうから僕は何度も断ったんだけど…」


ピッコロ「この演習は小湾狩のためだけでなくあいつらのためにもなる…と言ったら渋々了承してくれてな、それで昨日の今日でこの演習が実現したわけだ」


不知火「ちなみに手続きは不知火が全て済ませてありますのでご安心ください」


青葉「そ、そうなんですか(本当に手回しが早すぎる…)」


正「でも何かあればすぐに演習は中止するって約束してあるから安心して、その時は僕や古鷹が何が何でもあの娘たちを止めるよ。小湾狩のみんなには怪我なんてさせないからね!」


不知火「大丈夫です。こっちにもブロリー司令官や清霜さんがいますから、何かあったら即岩盤送りです」


ブロリー「はい…。この俺が全員血祭りにあげてやる!」


パラガス「ゑゑゑ!!?お待ちください!それはやめろおおおおお!!!」


那人「ま、まぁとりあえず今日はそういうことだからさ!みんな頑張ろうね!」


青葉「なにが頑張ろうねですか!だからって急すぎます!青葉はまだ納得してなんか…!」


ピッコロ「心配すんな、今日お前は演習に出る必要はない」


青葉「え…?」


ピッコロ「今日出るのは昨日俺らとやった6人だ。そのために昨日あの6人とやったんだからな」


青葉「それって…。じゃあ何で青葉に艤装の準備なんて…」


ピッコロ「なに、リハビリみたいなもんだ。いきなり戦えなんて無茶なことは言わん、今日のお前の役目は艤装を付けて横で見てればいい」


青葉「あの、失礼ですけど、それって意味あるんですか…?」


ピッコロ「お前も仲間なんだろ?だったら戦わずとも一緒にいてやれ、艤装をつけるのは自分だって観戦してるだけじゃなくていつでもお前らとやれるんだって意味がある。まぁ、どうしても出たいって言うんなら出してやるがな」


青葉「う、それは…」


羽黒「心配しないでください青葉さん、私たち頑張りますから!」


青葉「羽黒さん…」


名取「青葉さんが応援してるのに恥ずかしいところは見せられないです!」


初雪「あいつら全員泣かしてやるから見てて」


潮「初雪ちゃん、あんまり乱暴なのはダメだよ?でも、私も今日は最後まで泣きません!」


文月「あたしも今日はちゃんと弾入れて……(ガチャ!)あれ?入ってないねぇ…えへへ♫」


山城「文月…(呆れ) まぁそういうことだから青葉、今日はしっかり見てなさい。あと、ちゃんと今日の演習の様子を写真に残しておきなさいよ?あいつらの泣き顔なんて二度と見られないでしょうからね」


青葉「皆さんまで……分かりました!艤装の準備はしてきましたけど青葉今日は見てます!でも心は皆さんと一緒に演習に参加しますからね!写真もちゃんと撮りますよ!さぁ!皆さん早く演習の準備に取り掛かりましょう!」←演習場へ小湾狩メンバーを引き連れて移動


雷「私たちも準備手伝うわ!ほら、みんな行くわよ!」


ブロリー「イェイッ!ロリーたちガンバ☆ガンバ☆」


暁「仕方ないわね、貴女たち、せっかくレディが手伝ってあげるんだから絶対勝ちなさいよね!」


清霜「私も応援してますよ!」


響「じゃあ私は戦闘前に羽黒さんの身体を♀マッサージ♀してあげるよ…う〜☆う〜☆」


金剛「ウソデース!ヒビキーの言ってることは全てウソデース!『シュワット!?』」


電「嘘つきは宇宙の塵になれー!なのです!(バシーン!)」


響「DOOR!」


ピッコロ「不知火、お前も青葉の側についておけ、わかってるとは思うがまだ話すなよ」


不知火「了解しました。それでこれはどうします?」


ピッコロ「バレないように艤装に引っ掛けておけ、それがないとルール違反だからな」


不知火「了解しました。観戦中にでも隙を見つけてつけておきます。それと文月さんは…」


ピッコロ「まぁ気にしないでいいだろう。どうせ話したってよくわかんねぇだろうしな、あぁそれと、青葉に言うタイミングについてはお前に任せる、好きにしろ」


不知火「わかりました。この重大な役目…必ず成功させてみせます」




ピッコロ「…さて、全員行ったところで本題に入るか、清良、お前のところのあいつらは古鷹以外はどうなんだ?」


正「はい。自分が管理している艦娘のことを悪く言うのはあまり気が進みませんが、正直に申し上げますと1人を除いて全員そこまで実力があるわけではないです。小湾狩の娘たちがちょっと萎縮しているだけでちゃんとやりあえば良い勝負は出来ると思いますね。特に今の状態の小湾狩の皆さんならもしかしたら勝てるかもしれません。1人を除けばの話ですが…」


那人「うん、まぁ長門さんはね…」


ピッコロ「なんだ?あの長門は強いのか?」


正「えぇ、先ほどから1人を除いてという言い方をしてますがその1人とは長門のことです。長門は元々別の鎮守府に所属していたんですが、そこは中将の方が勤めていた鎮守府でかなり優秀だったようです。そのため実力は鎮守府内でも頭一つ抜けています。ですが性格に少し難がありまして…」


パラガス「あぁそうか、だが先ほどは静かにしていたようだが」


正「長門は他のメンバーと違ってあまり騒いだりはしませんがその代わりとてもプライドが高いんです。元々中将クラスの提督の鎮守府にいたことからか完璧主義者でとにかく仲間のミスには激しく怒ります。彼女自身がミスを全くしないので余計に周りに当たることが多くて鎮守府で彼女に逆らえる娘はいません。提督である私に対しても気に入らないことがあれば食ってかかり言い争いになることも多いです。実力だけなら間違いなくもっと上に行ける艦娘なんですけどね…」


ピッコロ「なるほど、実力はあるが扱いが難しいってわけか」


正「あの、本当に大丈夫なんでしょうか?今回の計画内容は聞きましたが、全ては青葉にかかっています。ちゃんと青葉がそのように動くとは限らないわけですし…。それにあの娘たちは手加減というものが出来ません『手加減ってなんだぁ? やかましい!』ましてや長門なんて経験の浅い駆逐艦相手でも平気で全力を出すような艦娘です。それに途中でこの事がバレでも終わりですし…。それで皆さんに迷惑がかかるようなことになったらと思うと…」


那人「大丈夫だよ正くん。中将様たちは今回以外にも色々な問題を解決してきたんだ。きっと上手くいくよ!」


パラガス「全ては四和木提督の言う通りだ。俺たちなら必ず、この作戦を成功させることが出来るはずです!」


ブロリー「はい…。俺たちに任せろっとおおおおお!!」


ピッコロ「俺たちを見くびるんじゃないぜ!『失礼します。少しよろしいでしょうか』ん?」


正「あれ?長門?」


パラガス「長門さん?どうしたのかな?」


長門(強)「お話し中のところすいません(ペコッ) 実は折り入って中将様にお願いがあって参りました」


ブロリー「んん?なんだぁ…?」


長門(強)「はい。中将様の配下にしていただきたくお願いに参りました」


ブロリー「ヘァッ!!?」


パラガス「ゑゑゑ!!?」


那人「えっ!!?」


ピッコロ「…」


正「んな!?いきなり何を言って…!」


長門(強)「私は元々中将クラスの鎮守府に在籍していたこともある艦娘です。訳あって今はこんなところにおりますが実力はそれなりにあると自信を持って言えます。そこで、今回の演習で少しでも私の実力を認めていただけたのなら、どうか私を買ってはいただけないでしょうか?必ずや中将様のお役に立ってみせましょう」


正「何を言ってるんだ!そんなのダメに決まって『いや、待て』え?」


ピッコロ「いいだろう、その話乗ってやる」


ブロリー「なにぃ!?」


長門(強)「…! 本当ですか!?」


ピッコロ「あぁ、試してやるよ。そうだな……よし、お前が旗艦を倒し最後まで残ったら認めてやろう。どうだ?できそうか?」


長門(強)「……ふふふ、そんな簡単なことでよろしいのですか?いいでしょう。お受け致します。あぁそうだ、なんでしたら私1人だけで旗艦だけとは言わず残りも全て片付けてご覧にいれますよ?」


ピッコロ「それじゃ艦隊戦の意味がないだろうが、あくまで今回は艦隊戦なんだ。だから旗艦だけでいい。まぁそんなに自信があるんならお前は最後に動け、周りが倒しちまったらその時は改めて一対一でやらせてやるよ」


長門(強)「そうですか、分かりました。それで結構です。どうせどうあってもこちらは負けない演習、本当なら私1人で全員沈めて早く終わらせたいところですが、お言葉通り他を待ってからにします。少しお時間をかけてしまうと思いますが必ず成功させますのでご安心ください。今のうちに私の部屋の準備をしておくとよろしいでしょう。それでは……ふふふ!」←演習場へ戻る


パラガス「うむ、まるでもう勝ったかのような言い方だったな」


那人「はい。ですが実力は本物です。何度もやられてますから、悔しいですけど…」


ブロリー「ムシケラ、なんなんだぁ今の約束はぁ?」


正「そうですよ!何であんな約束したんですか!?さっき言ったじゃないですか!ただでさえ長門は手加減が出来ない艦娘、小湾狩の娘たちに危害を加える可能性が一番高いのは長門で…!」


ピッコロ「慌てるな、俺だって何の考えもなしにあいつの頼みを飲んだわけじゃない」


那人「やっぱり何かあるんですね!?」


ピッコロ「まぁな、心配すんな、長門の願いが叶うことは絶対にない。そのためにあいつには最後に動くことを提案したんだからな、あの様子だとあいつは絶対にさっき言った指示通りに動くだろう、せっかくの出世のチャンスをこっちの機嫌を損ねて失うわけにはいかんだろうからな、これは好都合だ。お前ら作戦変更だ。オーダーも一部変える。那人、山城にはこの計画のことは全部話す。あいつには頼みたいことがある…」




〜〜〜




〜小湾狩鎮守府・演習場内準備室(強木側)〜



天龍(強)「んあ?じゃあ俺たちは山城以外をやれってことですか?」


長門(強)「そうだ。あいつだけは私がやる。お前たちは他をやれ、くれぐれも山城には手を出すな、絶対だぞ」


摩耶(強)「まぁ、あいつは他を庇いながら戦うからあんまり撃ってこないし倒しきるの面倒だからいいですけど…」


古鷹「あの、それは一体どういうことなんですか?確かに今回はちょっと変わったルールでの演習ですけど、


長門(強)「…。なに、私に考えがあるだけだ。心配するな、別に悪いことをするわけではない。中将様も見ているのだからな…ふふふ」


古鷹「…?はい」


弥生(強)「…(むすっ)」※どう見ても怒っているようにしか見えませんが演習前で緊張しています。


卯月(強)「ケッ、相変わらずムカつくヤツっぴょん(ボソッ)」


長門(強)「卯月…いや、いい。今のは聞かなかったことにしてやろう、だがそれも演習が終わるまでだ。次に会う時は敵同士だろうからな、その時は遠慮なく貴様の首をへし折って二度とその生意気な口を聞けないようにしてやる。せいぜい今の内に好きなだけほざいておくんだな…」


卯月(強)「ぴょん!?(びくっ)そ、それどういう意味っぴょん!?(汗)」


古鷹「(え?敵同士って…)」


長門(強)「あぁそうだ古鷹、少し話がある。ここでは話しにくいことなのでな、ちょっと場所を変えよう。お前らは演習を準備をしておけ、少し古鷹と出てくる」


古鷹「? いいですけど…」



長門(強)「…(移動中)」


古鷹「あ、あの長門さん!もういいんじゃないでしょうか?外まで出ればさすがに大丈夫ですよ。それにあまり遠くまで行くと演習に間に合わなく…」


長門(強)「そうだな、もう誰もいないしな」


古鷹「え…」


長門(強)「はぁっ!(ドスッ!)」←振り返りざまに古鷹に腹パン


古鷹「かはっ!?」


長門(強)「…(ぐいっ!)」←古鷹を締め上げる


古鷹「ああぁ…!(ジタバタ!) あ…!あぁ……(ぴくぴく)」←意識を失いかけてる


長門(強)「…(サッ)」←解放


古鷹「あ…(ドサッ!)うぅ……ど、どうして、こんな…(ぐったり)」


長門(強)「すまない古鷹、こっちも少し事情があってな、せっかく巡ってきたまたとないチャンス、確実に成功させるためには不安要素は摘み取っておきたくてね」


古鷹「なにを、言って…」


長門(強)「お前はとても優秀だ。まだそんなに長い時間共に過ごした訳ではないが分かる。お前は他の口だけの雑魚共とは違う。誰に対しても優しく困っている者がいれば駆け寄り、不正や汚いことは絶対に許さない。そしてそれに見合うだけの実力も持っている…まさに誰もが認める理想の艦娘だろう。素晴らしい艦娘だよお前は、だからな……お前みたいなのがこの演習でいると困るんだよ」


古鷹「んぐっ!?んん!んー!」←布で口を塞がれる


長門(強)「あの話を聞けばお前は絶対に私を止めようとするだろう。例えこの演習を中止にしてでもな…。だからこうした。今のでさすがのお前でもしばらく動けないとは思うが、念には念を入れたいのでな、悪いが縛らせてもらうぞ、心配するな、演習が終わったらちゃんと迎えに来てやる。それまでそうだな…よし、あの倉庫の中で大人しくしていてもらおうか、全てが終わったら私のことを提督に言えばいいさ、まぁ、その時にはもう私をどうすることも出来ないだろうがな……ふふふ!」


古鷹「んんん!んっ!?んーーー!!(ギシギシ!)」




正「やぁ!演習の前にちょっと様子を見に来たよ。みんな準備は大丈夫かい?」


摩耶(強)「なんだ?わざわざ来たのか提督」


正「当たり前じゃないか、みんなのコンディションを確認するのも提督の仕事だからね。ほら、みんなこれが相手のオーダー…」


摩耶(強)「あ〜いらないいらない!どうせいつもみたいに青葉以外の6人だろ?もう何回もやってりゃ覚えるさ、大丈夫だって!どうせ今回も俺たちの勝ちに決まってるよ。心配するだけ無駄だぜw」


卯月(強)「そーだそーだ!何ならうーちゃん今日は艤装使わないで素手でやってやるっぴょん!あの胸だけは立派な丑乳駆逐艦なんておっぱいつんつんしたら大泣きして即降参だっぴょんw」


天龍(強)「ぎゃはははははwww いいなそれ!じゃあ俺もあの泣き虫軽巡のパンツ引っぺがして白旗代わりに振らせてやるか!」


正「こらっ!そういうことを言うな!ちゃんと対戦相手には敬意を持って……って、あれ?古鷹はいないのかい?」


摩耶(強)「え?あ〜そういえば、さっき長門さんと二人でどっか行ったみたいだけど…」


長門(強)「…(スタスタ)」←帰ってきた


摩耶(強)「お、帰ってきたぜ」


正「おかえり長門に古鷹…はいないね。一緒じゃなかったのかい?」


長門(強)「あぁ、そのことなんだが提督、実は今それで古鷹と出てたんだがな、どうやら古鷹は具合が悪かったようだぞ?」


正「えっ!?そうだったの?でもそんなこと一度も…」


長門(強)「彼女は真面目だからな、きっと少し熱がある程度では休めないと思ったのだろう。ここまで来るのに彼女の足取りが少しフラフラしてる感じがしてな、それでさっき問いただしたら実はここに来てから急に具合が悪くなったらしい。先ほど向こうにお願いして休ませてもらうように頼みに行ったんだ。勝手にこんなことをしてすまないとは思っているがここは彼女の体調を優先させてもらった。心配するな、今頃安心して寝てるだろうさ」


正「そっか…うん、いいよ。ありがとう長門、元気そうに見えたんだけどな…。あとで古鷹には謝りに行こう」


天龍(強)「マジかよ…。全然気づかなかったぜ」


摩耶(強)「真面目だからなぁ古鷹、きっと疲れが溜まってたんだろうさ、いつも世話になってるし今日は休ませてやろうぜ」


弥生(強)「…(むすっ)」※どう見ても怒ってるようにしか見えませんが突然の古鷹さんの体調不良にとても心配しています。


卯月(強)「ふ〜ん…(何か怪しいっぴょん…。あの正直の擬人化みたいな古鷹がうーちゃんたちにはともかく司令官にも言わずに隠してるとはとても思えないっぴょん。それになんでそんな大事なこと真っ先に司令官に伝えに行ってないっぴょん?司令官が来たからよかったけどここに来なかったらずっと伝えないつもりだったんじゃ…)」


長門(強)「なんだ卯月?言いたいことでもあるのか?」


卯月(強)「…なんでもないぴょん」


正「まぁみんな、とりあえず今聞いたように古鷹は出れなくなっちゃったから、仕方ないけど今日は5人でやろう。この事は中将様たちと小湾狩鎮守府の皆さんにも僕から伝えておくから、みんなは引き続き準備はしておいてね。それと長門、さっき中将様たちとした約束のことだけど」


長門(強)「…」


正「中将様たちが許可を出した以上僕は止めないよ。約束通りのことが出来たなら好きにしてくれていい。その代わり、怪我をさせるような危険な行為や周りを巻き込むことだけはしないでほしい。ペイント弾を使用するとは言っても君は戦艦、それにうちでナンバーワンの艦娘なんだからね。僕からはそれだけだよ」


長門(強)「…善処しよう」


正「頼むよ。最後に一応聞くけど、相手のオーダーは確認する?」


長門(強)「必要ない。旗艦を狙えばいいだけだからな、それが誰かも分かっている」


正「そっか…。じゃあ演習頑張ってね(やっぱり見ないか…。長門、残念だけど中将様たちのおっしゃる通り、君の願いはきっと叶わないだろうね…)」


卯月(強)「(約束…?やっぱり何かあるっぴょん?もしかして古鷹が消えたこともこれと何か関係が…)」


長門(強)「…。ふふふ…!」




〜小湾狩鎮守府・演習場内準備室(小湾狩側)〜




暁「いやー!(むぎゅ!)」


電「はにゃー!(ぽふっ!)」


文月「や〜(ぺちぺち)」


山城「あぁもう!何なのよ!?っていうか文月まで加わってるし!わかったわ!降参よ降参!私の負け!このあと演習なの、だからもういいでしょ(疲労)」


暁「わーい♫ ふふふ!これで山城さんは暁のものよ!もう暁以外抱っこしちゃダメだからね?文月もダメよ?ほら、早く抱っこしなさい!(ぴょんぴょん)」


文月「え〜、ずるいよぉ、あたしも抱っこして〜(むぎゅ!)」


電「へっへっへ〜なのです♫ 最初から降参しておけば痛い目に遭わずにすんだものを、電が本気を出したらこうなるのです!さぁ、約束通りムシケラのように跪いて命乞いをするのです!(ふんす!)」


山城「だから準備させてってば!あとで必ずやってあげるから今は待ってよ。っていうか相変わらず電だけムカつく!そんな約束してないでしょ!?なんなのよこの娘!」


雷「こらー!暁も電もいい加減にしなさいよ!」


響「いいぞ、その調子だ3人とも!そのまま山城さんを押さえててくれ、その間に私が山城と絡みあ〜うwからね、う〜ふ☆ふ☆ふ☆、あ〜は☆は☆は〜☆、ふ☆ふ☆ふ☆ふ☆、は〜は☆は☆は☆は☆は〜!(迫り来る響ぃの股間)」


雷「させるかぁ!出番よブロリーさん!」


ブロリー「はい…。プルンッ!(カキーン!)」←股間にcritical hit


響「DOOR!!どぉぉぉ…!あ〜はっはっはっはっは〜!(ごろんごろん!)」←泣きながら転げ回ってる


雷「いい加減にしなさいよ響!(ゲシッ!)『あ〜うw(^p^)』ほら、暁と電も邪魔しないでとっとと離れる!(ぐいっ!)」←二人を引き剥がす


暁「あぁっ!?ちょ、ちょっと離しなさい雷!山城さんはもう暁のものになったの!(ジタバタ!)」


電「そうなのです!早く離さないと雷ちゃんを汚ねぇ花火にしちゃいますよ?今なら許してあげます!(ジタバタ!)」


雷「わけわかんないこと言ってんじゃないの!もういいわ!ここにいたんじゃ迷惑になるから全員外行くわよ『えぇ!? なのです!? ゑゑゑ!?』ブロリーさんたち、あとはよろしくね」


ブロリー「はい…。この俺に任せろっとおおおおお!」



パラガス「さぁ、どうぞ?何なりとお使いください!」


初雪「潮!これすごいよ…!今まで使ってたヤツよりすごい軽い…!」


潮「こんなに良いものをわざわざ私たちのために…。あの、これ本当に使っていいんですか?」


パラガス「of course!昨日頑張った皆さんのために、私は科学者に艦娘の力を桁外れに高める艤装を作らせた……というわけだぁ!」


タコ「コンピューターが弾き出したデーターによりますと、演習用の弾も正常にセットされておりますじゃ、貴女様の気1つで、艤装の力を閉じ込めることも開放することも自由自在でございますじゃ」←昨日親父ぃに呼ばれてやって来た


パラガス「はっはっはっはっは〜!いいぞぉ!もはや強木鎮守府の連中など恐れる必要はない!この艤装の力で強木のヤツらを八つ裂きにしてしまえええええ!」


初雪「ふふふ…!これでようやくあのムカつく卯月を倒せるね。いつも潮を泣かせたり私を煽ってくる忌々しいウサギめ……まずあいつから血祭りにあげてやる…!」


潮「ダ、ダメだよ初雪ちゃん!これ演習なんだから、それにペイント弾じゃ出来ないよそんなこと…」



那人「今名取と羽黒には演習場の最終確認に行かせてますので2人が帰ってきたらすぐ開始できると思います。さて、いよいよですね…」


ピッコロ「あぁ、それで山城には計画のことは話したのか?」


那人「はい。さっき2人で話をしました。山城さんのことですから反対はしなくても何か色々細かいことを確認してくるのかと思ったのですが、特にそんなこともなくあっさり了承してくれました。ちょっと意外でしたね」


ピッコロ「そうか、まぁそれだけこっちの事を信頼してくれてるってことなのかもな、だが、一番信頼してるのは俺たちよりきっと不知火と青葉のことなんだろうがな」


那人「…。2人とも、大丈夫ですよね…?」


ピッコロ「当たり前だ。あいつらは出来るヤツだからな、それに…」


那人「え?」


ピッコロ「一緒に過ごしてみて分かった。ここの艦娘共はビクビクしてて一見すると頼りないが、どいつもちゃんと中に強いモンを持ってる。絶対に投げ出したりなんかしねぇさ、もちろん、元々ここの艦娘だった不知火もな…」


那人「…!はい!」




〜演習場・観戦スペース〜



不知火「懐かしいですね。こうしてここに座るのはいつ以来でしょう、もっとも、その時ここに座っていたのは決まって不知火1人だけだったと思いますが」


青葉「…」


不知火「…。皆さんのことが心配ですか?」


青葉「当たり前じゃないですか、口ではあぁ言いましたけどね、相手はあいつらなんですよ?青葉は何回もここで皆さんがあいつらにやられて、馬鹿にされて、泣かされて、怪我させられて……いっぱい見て来たんです。心配にならないわけないじゃないですか…」


不知火「そうですか、でも今日は同じようにはいきません。安心してください青葉さん、今日ここで貴女たちの勝利をしっかりと不知火は見届けさせていただきますよ。最後の一発を撃つ時までね…」


青葉「…?はい…?」


不知火「さぁそろそろ始まるみたいですよ。青葉さん、くれぐれも最後までここにいてくださいね…」




〜〜〜



※ここより先演習に参加している登場人物には「」を、それ以外の登場人物には『』で台詞を書かせていただきます。



金剛「hey!ピッコロ!お互いにメンバーが全員いることを確認しましたヨー!」←通信中


ピッコロ『よし、じゃあパラガス、放送でルールの説明を頼む』



パラガス『よろしい。ではこれより演習を始める!お互いに自分の実力を十二分に引き出して戦うように!それと、今回の演習は特別ルールで行う、本日はお互いにペイント弾を使用し、身体の胴の部分、又は頭部に被弾した場合は如何なる艦種からの砲撃であった場合も一発で轟沈判定とする。また四肢に被弾した場合は被弾部分の艤装及び戦闘の為に被弾箇所を動かすことは禁止とする。また、今回は一発被弾での轟沈判定を採用しているため場外での失格は基本的にないものとする。止むを得ず棄権する場合は審判に申告するように、その他の危険行為防止のために金剛さんには審判をお願いしてある。お互いに審判の決定には速やかに従うように』←マイクを使って喋ってます



金剛「イエース!皆さーん、私の言うことは聞いてくださいネー!」



正『おまたせしました皆さん』


那人『大丈夫、まだ始まってないよ』


ピッコロ『今放送でルールの説明中だ』


正『そうですか、それとすいません、こちら少し変更がありまして…』


ピッコロ『ん?なんだ?』


正『はい。古鷹が体調不良とのことでこちら5人で行います』


那人『本当だ。向こうは5人しかいないね』


ピッコロ『そうか、まぁ古鷹なら抜けても計画にはそこまで影響しないしいいだろう』


正『ご迷惑をおかけします。それと、ごめんね那人くん迷惑かけちゃって、さっき長門から聞いたよ。古鷹を休ませてくれたんだって?ありがとう』


那人『え…?あぁ、うん(そんな報告受けてないけどなぁ…。僕たちさっきまでずっとみんなと準備室にいたし、青葉がやってくれたのかな?)』


ピッコロ『…(いや、まさかな…)』



パラガス『今言ったことを守れればあとは自由とする。注意事項は以上、何か質問は?……ないようだな。それではお互いに位置について…』




パラガス『よーい…はじめー!(ビーーー!)』←開始のブザー音




天龍(強)「さ〜て、長門さんの指示通り俺たちはさっさと他を殺っちまうかねぇ」


摩耶(強)「おう!幸い向こうも一発退場を恐れてかいつもみたいに山城が前に出てきてない。これなら山城は警戒することなさそうだな、よっしゃあ!じゃあいつもみたいにちっこいのから…」


羽黒「そこの二人待ちなさーい!ここから先へは行かせません!」


名取「わ、私たちが相手です!」


摩耶(強)「んあ〜? な〜んだ。駆逐のヤツらより臆病な軽巡と重巡かよ」


天龍(強)「ぎゃははははは!!なんだてめぇら?わざわざやられに来やがったのか?w」


名取「うぅ…(涙目)」


羽黒「大丈夫、絶対に勝てますよ!」


名取「…!はい!(ん…?)」←羽黒の足元を見る


羽黒「ふふふ、一緒に頑張りましょうね!(ガクガク!)」←足が震えてる


名取「…!?(羽黒さんだって本当は怖いけど頑張ってるんだ…。私も頑張らなきゃ!)羽黒さん!ここは私が先に行ってきます!私がやられちゃったら後はお願いします!」


羽黒「え?大丈夫?」


名取「はい!羽黒さんは後方から援護してください!じゃあ行ってきます!」


羽黒「あ、ちょっと名取さん!?」


名取「(うん…きっとこれが一番良い…。羽黒さんは私たちの中では2番目に強いし昨日の演習で唯一相手の艦娘と戦って倒してる。後方からの援護ならきっと足だって震えないし全力を出せるはず…。決めたもん、みんなを守るために戦うって、だから怖がってちゃダメ!)」


天龍(強)「ほぉ〜、どうやら本当にやる気みてぇだぜこいつら、でもまさか泣き虫軽巡の方が先に出てくるとはな、なんだ?お前囮にでもされたのか?w」


名取「囮じゃないです!私は貴女たち2人の相手をしに来たんです!さぁ、構えてください!撃っちゃいますよ!?(ザッ!)」←艤装を構える


摩耶(強)「お〜怖い怖いw まぁ、そんなに殺られたいんだったらお望み通り殺ってやるよ。さて…今回は何発撃ち込まれたいんだお前?(キッ!)」←名取を睨む


名取「…!?」←ちょっとビビってる


天龍(強)「おいおい意外と沸点低いんだな摩耶さんよぉw こいつ発砲する時に怖がって目を瞑っちまうようなノーコンだぜ?そんなの本気になるなってw でもまぁ、売られたケンカは買わねぇとなぁ?てめぇ、覚悟は出来てんだろうなぁ?(ジャキッ!)」←艤装を構える


名取「…(大丈夫、清霜さんとやった時を思い出して……ちゃんと相手を見て…艤装も真っ直ぐ構えて…呼吸を整えて……)」


摩耶(強)「おい!!無視してんじゃねぇぞクソ軽巡がぁ!!(ザッ!)」←艤装を構える


名取「…!今だ!(シュンッ!)…え?」←光の速さでペイント弾発射


摩耶(強)「ゔぇっ!?(ベチャッ!)」←顔面にヒットして吹っ飛ぶ


天龍(強)「……? は?」←摩耶の飛ばされた方向を見る




ひゅぅぅぅぅぅん…




ザッパーン!!




名取「…」←何が起きたかまだ理解できてない


天龍(強)「」←唖然




摩耶(強)「」←気絶して浮いてる




<ピー!




金剛「hey!摩耶!アウトデース!って、大丈夫ですかネー?」




名取「……はっ!(我に帰る) あぁ!?わわわわたし!な、なんてことを…!」


天龍(強)「なんだよ…なんだよ今の!?お前摩耶に何しやがった!?」


名取「わ、私だってわかんないですよ!?(混乱中)私ただ、撃っただけで…!」


天龍(強)「嘘つくな!ペイント弾撃っただけでなんであぁなんだよ!お前だって見ただろ今の!?何だよあの威力は!?お前俺たちを殺す気か!!?いくら俺たちが憎いからってそんな馬鹿みたいな威力の武器で殺りに来るこたぁねぇだろうが!!」


名取「ちちち違うんです!そんなんじゃないです!この艤装は、中将様たちが用意してくださったもので…!(涙目)」


天龍(強)「ふざけんな!もういい!こんなのやってられるか!!おいてめぇ!俺は今から摩耶を連れて戻るが絶対について来るんじゃねぇぞ!?これは救助活動だ!撃ったら許さねぇからな!いいか!!?」


名取「はいぃ!あの……私も手伝いましょうか?」


天龍(強)「うるせぇ!来るなって言っただろうが!!そっから絶対に動くな!!」


名取「ひゃ、ひゃい!!」


天龍(強)「おい!大丈夫か摩耶…?よかった、脈はあるみてぇだな…」


名取「…」←心配そうに見てる


天龍(強)「へ、へへへ…!」


名取「…!?」


天龍(強)「おいてめぇ、勘違いするんじゃねぇぞ、今はとりあえず引いてやるがな、こんなんで勝ったとか思ったら大間違いだぜ、なんてったってこっちには長門さんがいる。笑ってられるのも今のうちだ」


名取「うぅ…」


天龍(強)「よっと…!いくら強い武器を持ってようがあの人には勝てやしない。お前だって分かるだろ?少なくともお前らは毎回やられる側だったんだからな、そこんとこは俺らよりもよく分かってるよなぁ?じゃあそういうことだから、せいぜい頑張って足掻きやがれ!あばよ!!」←摩耶を担いで離脱


名取「…。長門さん…嫌だなぁ、あの人怖いから…」




羽黒「(どうしよう…。名取さんの砲撃の威力に驚いてたらすっかり援護するの忘れてました…)」←後方でずっと様子を見てた




不知火『…(呆れ)』


青葉「ちょ、ちょっと不知火さん?さっき中将様が私たちに新しい艤装をくれたって言ってましたけど、それって今名取さんが使ってたあれですか?」


不知火『はいそうです。タコさんが来ていたので何だか少し嫌な予感がしてましたが、まさかあんな高威力のものを作ってたとは…』


青葉「摩耶さん、死んでないですよね?」


不知火『…。神様にお祈りしておきましょう』


青葉「不知火さん!?」




那人『』←名取の砲撃の威力を見てまだ固まってる


正『な…なんですかあれ?(震え声)』←青くなってる


ピッコロ『ふざけるなぁ!お前は何てモノを渡してんだ!』


パラガス『どぉぉぉ…!お待ちください!まさか私だってあんな桁外れな威力だとは…!』


タコ『コンピューターが弾き出したデーターによりますと、摩耶さんは生存ですじゃ』


ピッコロ『やかましい!ちっ、俺は軽い艤装を作ってやれって言ったのになんであんな馬鹿みたいな威力つけ