2017-04-20 07:00:29 更新

概要

卯月はふと気付いた…

雷とレ級って似てね?…と。


前書き

今作はちてち!の番外編でございます。

もう中学生ってなんだっけ?

視点は卯月でお送りします。


『う〜』


『お前も〜戦艦にぃ』


『してやろうか!』ガシャ-ン


卯月「ひゃあ!」バッ


卯月「ゆ、夢だったぴょん」


卯月「寝よ…」



弥生「卯月…。起きて」


卯月「…。後五分…、いや、十分」


弥生「ダメ」バサァ


卯月「ううぅ〜…、寒い」


ドン


雷「卯月!そろそろ遠征の時間よ!」


卯月「びぇぇー」ササッ



レ級「おっとっと、やー。おはよう」


雷「おはよう!朝から元気ね」


レ級「まあ…演習あるし?」


卯月「似てる…」


レ級「うん?」


卯月「雷とレ級って、似てるぴょん」


雷「えっ」


卯月「へっ」


レ級「似てる?…僕と雷が?」


雷「そんな…そこまで似てるはず…。あ、あれ?あれっ?」チラチラ


卯月「まるで双子ぴょん!…髪留めの位置とか、髪形とかぁ…そっくりぴょん」


レ級「嘘だぁ…!?いや、うん、…うん?」


雷「確かに、私たち」


「「似て…る?」」



卯月「たっだいまぴょーん!」


卯月「って、あるぇ…?」


雷「むむむ…」


レ級「んん…?」


卯月「何やってるぴょん」


雷「ふぇっ!?」


レ級「あっ、いやこれは…!?」


卯月「なんで制服交換してるぴょん」


ガチャ


電「雷ちゃん!司令官さん…が?あれ?」


電「ど、どっちが雷ちゃんなのですか」


卯月「えっ」


雷「い、電!?そんなっ!」


レ級「こほん、電!私がそう!隣のがレ級よ!」


電「そう、なのですか?」


雷「だ、騙されないで!私が雷なんだから!」


電「えっえっ」


卯月「クスクス」


「「私が!!」」


電「こ、こうなったら」


電「二人とも連れていくのです!」


レ級「えっ」


雷「ふふっ」ニヤリ


電「さぁ、行くのです」


雷「そうね!」


レ級「うわっ!押さないで!待って待って!」


ガチャン


卯月「ぷっぷくぷ〜」



レ級「怒られた」


卯月「当たり前ぴょん」


雷「なんで私も怒られなきゃいけないのよ…」


卯月「お互い様ってやつぴょん」


電「びっくりしたのです!」


レ級「それで…あの?」


雷「なんで…」


「「一日入れ替わって生活しなきゃ行けないの?」」


卯月「ざまぁ」(仕方ないぴょん)


レ級「うぉい」


卯月「…はっ!」


雷「はぁ…何考えてるのかしら」


電「大丈夫、私に任せるのです!」


雷「レ級をよろしくね…!」


レ級「お世話になります〜」


雷「はぁ…」



響「おかえり、いかず…ち?あれっ」


暁「何か…違う」


雷?「違うって…ぼ、私はなにも変わってないけど」


卯月「うわ面白そうぴょん」ボソッ


電「そうなのです!ちょっと元気がないだけなのです!」ニヤニヤ


響「…そうかい?」


暁「元気がないなら仕方ないわね!」


卯月「あれ?バレてないぴょん。すぐバレると思ってたぴょん」ボソリ


響「さて。そろそろ出撃の時間だ。行こうか」


雷?「そ、そうだn…そうね」


卯月「さっさと行くぴょん」



雷?「でいっ!」ドォォォォォン


チュド-ン


響「あれっ」


暁「雷って、こんなに」


「「強かった?」」


卯月(やばい吹き出しそう)


卯月「ぷぷぷ…」


球磨「なんか戦闘機みたいなの飛ばしてたクマ」


電「それはっ、雷ちゃんは改二になって強くなったのです!!」


暁「そうなの?」


響「改二、実装されてたのか…?」


卯月「うっそぴょーん」ボソボソ


雷?「そ、そう!航空巡洋艦らへんに変わったの!」


響「駆逐艦が巡洋艦に?…なれるものだったのか」


暁「私は空母になりたい!」


響「暁…!」///


電「また始まりそうなのです」


卯月「シスコンっ!」


雷?「危ねぇ…ていうか怖い」


卯月「レ級は帰ったら寝るといいぴょん!」


いかず…レ級「そうします」



卯月「ただいま、みんなに敬礼!ビシッ」


???「あぐぁ…ぐふっ」


卯月「あっ」


レ級「そこに倒れるは」


電「雷ちゃん」


レきゅ…雷「し、沈む…」


レ級「あら、この様子は…」


雷「もう食べられないぃ」


卯月「まさにそれ」



ちょっと前


レ級?「えっ、何これ」


赤城「何これって、いつもこれ位食べてるじゃないですか?」


レ級?「いや、わた…僕はこんなに食べれない…」


赤城「『腹が減っては戦はできぬ』です。食べておかないと苦しみますよ?」


レ級?「だからといってボーキサイトなんて食べられません」


赤城「いやいや、艦載機のためにも」


レ級?「そもそもこの人、戦闘時以外でも食べてるし…」ボソッ


赤城「なら」


レ級?「なら?」


赤城「無理矢理にでも」


加賀「食べさせます」


レ級?「んなっ!?羽交い締めぇ?!」


赤城「加賀さん有難うございます」


加賀「あたりまえのことでしょう。食べなければ返って体に響きます」ギュウ


レ級?「痛い痛い!ストップ!食べるからぁ!許してぇ!」


赤城「なら」


加賀「せめて」サッ


赤城「これくらいは食べてくれますよね?」スッ


レ級?「ひぃい…お、大きい」


赤城「さあ!」


レ級?「うわあああああああああああ」ガツガツ


加賀「いい食べっぷりです」


赤城「流石ですね」



雷「こんなことが…ぐふっ」


レ級「よく食べたね…。戦艦になれるよ?」


雷「無理…」


チ-ン


卯月「南無…」


電「雷ちゃん!」ダッ


卯月「うーん…」


卯月「やっぱり、この二人…」




卯月「似てないぴょん?」


このSSへの評価

1件評価されています

この作品はSS投稿速報ユーザーからのみ評価できます
ログイン・ユーザ登録


金属製の餅さんから
2017-04-19 21:23:32

このSSへの応援

1件応援されています


金属製の餅さんから
2017-04-19 21:23:32

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください