2022-04-06 11:13:38 更新

概要



前書き

初めてです。駄作かもしれませんが、見てくれたら嬉しいです。


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ある日の朝





アルミン「ふぁ〜、まだ朝5時?」ネムイ



アルミン「散歩にでも行こう」





花がたくさんある丘





アルミン「やっぱりここで寝転ぶの最高だなぁ」



スタスタ



アルミン「この花いい匂いするなあ。今度これで押し花でも作ってみよう。後それから・・・」



チラッ



アルミン「うわっ!!ビックリしたぁ」



??「驚かれたこっちがビックリしたよ。で、何やってんのあんた」



アルミン「早く起きたから散歩がてらここで休憩してたのは。君こそここで何してたの?アニ」



アニ「奇遇だね。私も早く起き過ぎちゃってね。

   散歩がてらここに休憩しにきたのさ」



アルミン「はやくおきちゃったんだね。どうせ暇で     しょ?少し話さない?」



アニ「いいよ。みんなが寝てる部屋に戻ってもつま   んないし。隣失礼するよ」



アルミン「どうぞ」




アニ「アルミン、あんたさっきずっと花を見てぶつ

   ぶつ言ってたけど、何言ってたの?」



アルミン「ここの花とても綺麗だから押し花でもし

     たいなと思ってたんだ」



アニ「へえ、あんたって女の子みたい」



アルミン「うぅ、気にしてるんだから」



アルミン「でもそれでいうならアニはもっと女の子

     だよ」



アニ「は?」




アルミン「だってそうじゃないか。僕実は何回か早

     起きしてここきてたけど、ある日アニを     みかけてね。

     そのときは影から見てたけど、花を手に     持ってた時のアニ、乙女の顔してたよ」

クスクス


アニ「な、見てたの?!」



アルミン「あぁ、かわいかった」



アニ「なっ!!」///



アルミン「顔が赤くなってる。熱でもあるの?」



アニ「そ、そんなんじゃないよ!乙女に気安く可愛 いとか、何言ってんの?!」///



アルミン「ごめん」アセアセ



アニ「別にいいよ、嬉しかったし」///



アルミン「っ!」



アルミン「」

アニ「」



アルミン「なんか暑いね」///



アニ「そ、そうだね」///



アルミン「ぼ、僕そろそろ戻るよ」ギュッ



アルミン「え?」



アニ「もう少し、離さない?」



アルミン「う、うん」



アルミン「」

アニ「」







アニ「あんたら三人って、いつも一緒だよね。」



アルミン「僕らは三人でひとつだよ、と思いたいけど、僕自身はとても弱い。いつもエレンやミカサに助けられてばっか、ぼく、あの二人のそばにいていいのかなって思うとき何回かあるんだ」



アニ「別にいいんじゃないの?あの二人があんたと一緒にいたいと思ってるのはみんな知ってる。あんただって知ってるでしょ?」



アルミン「わかってるけど、本当に居ていいのかとおもってしまうんだ」



アニ「あんたのその卑屈すぎる性格、少し直したほうがいいんじゃない?」




アルミン「僕って卑屈なのかなあ?」




アニ「自分が思ってるよりアルミン、あんた相当自分のこと卑下してる。そういうのはダメだよ」




アニ「あんたは頭が良くて、みんなの相談きちんと引き受けてて、悩み事を解決してるのに自慢すらせず、エレンやミカサ、みんなのしんぱいをする。特にあんた根性あるからね。見てて尊敬するよ。時々、そんなにして意味あるの?あんたなら他に向いてることあるだろ?とも思うけど。例えば技巧とか、あんたはエレンやミカサと同じ、調査兵団志望だっけ?あんたはすぐしぬとおもうよ。頭はいいけど体力ないから。技巧とかいいと思う。」



アルミン「僕はね、エレン達と一緒に海に行きたいんだ。そのために調査兵団にはいる。これは僕の決めたことだ。」



アルミン「でも、アニが僕のことを心配してくれてるんだということはわかった。心配してくれてありがとう。アニ」ニコッ



アニ「いいよ、別に」///



アニ「私は私の思ったことを言っただけ。」



アニ「それにあんた、夜に自主練とかしてるだろ?」



アルミン「知ってたの?」



アニ「たまたまね」



アニ「それにアルミン、あんた私の技を練習してたね」



アルミン「頭でイメージできても、実際やるとなると体がついていけてないけどね」ア、アハハハ



アニ「でも、自主練してるあんたの顔、とてもかっこいいよ」



アルミン「あ、ありがとう。そういうアニも、エレンと格闘技してるときはいきいき顔をしてる。とてもいい顔だよ」



アニ「あ、ありがとう」///



アルミン「今僕と話してる時のアニの顔、とても美しい。」



アニ「っ!!!」/////////////////ダダダッ




アルミン「ア、アn、行っちゃった・・・」







朝6時男子寮


エレン「ふぁ〜、アルミンおはよう、ってアルミンは?」



バタンッ


アルミン「あ、エレンおはよう」




エレン「おう、どこ行ってたんだ?」




アルミン「早く起き過ぎたから散歩に」




エレン「なるほどなあ」




エレン「とりあえず飯行こうぜ」





アルミン「うん、行こうか、そろそろお腹減ってたから」






男子寮







エレン「お、おはよう、ライナー、ベルハイヤ」





アルミン「おはよう、ライナー、ベルナンデス」




ライナー「おはよう、エレン、アルミン」





ベルシスナ「おはよう、あと僕の名前は」





エレアル「わかってるよ、冗談だって、ベルハンター」





ベルハンター「ねえ!」






エレアル「すまん[ごめん]、ベルトルト」





ベルトルト「もう、やめてよね」





ライナー「とりあえず一緒に食堂まで行くか」




エレアル「おう[うん]!」








食堂







エレン「おう、ミカサ、サシャ」






アルミン「おはよう、ミカサ、サシャ」





ミカサ「エレン、アルミン、おはよう」





サシャ「エレン、アルミン、おはようございます!」




エレン「とりあえず飯食おうぜ」





アルミン「僕が席取っとくよ」





エレン「ありがとなアルミン、お前の分も取ってくるよ」





アルミン「ありがとう、エレン」





ライナー「お前らほんとに仲良いな」





アルミン「まあ、僕らは幼馴染だからね」フフッ





ベルトルト「羨ましいよ」





ライナー「俺らはあっちで食うよ、行くぞベルトルト」





ベルトルト「うん」





ガチャッ




クリスタ「それでねえ!」ペチャクチャペチャクチャ





ユミル「あさからきかされるこっちのみになってみろ、罰として頭わしゃわしゃとほっぺつねりの刑だ!」





クリスタ「や、やめてよー、髪がぐしゃぐしゃに、せっかく整えたのにいぃぃ」






クリスタ「ほっへがいひゃいよぉぉ」ホッペグニー





エレン、アルミン、ジャン、コニー以外の男子一同(朝から天使だー)





ライナー(結婚しよう)





クリスタ「あ、アルミン、エレンおはよう!」ニコニコ





アルミン「おはようクリスタ」ニコッ





クリスタ「う、うん///」





エレン「おう、クリスタ、、なんで顔赤いんだ?」





クリスタ「な、何でもないよ!///」アセアセ





エレン、アルミン、ジャン、コニー以外の男子一同(朝から天使に挨拶してもらえるなんて、なんて羨ましいんだーーーーー!」





クリスタ「え?み、みんなもおはよーーーーー!」










一同「おはよう!」

テンシガオレニアイサツシテクレタ!ゼッタイオレニキガアルッテアレ!

バカ、オレニキガアルニキマッテンダロ!

ワーワー






エレン「忘れてた、ほい、アルミンの分」






アルミン「ありがとうエレン」





クリスタ「きょ、今日わたしもここで食べていいかな?アルミン」





アルミン「僕はいいよ?エレンとミカサとサシャはもいい?」





エレン「別にいいぞ」





ミカサ「わたしもいい」





クリスタ「ユミル、今日は別の人と食べてもらってもいいかな?」





サシャ「わたしもいいですよ!」アルミンノパンヲトロウトスル





ミカサ「サシャ、アルミンの分を取ろうとしない」





サシャ「えぇ〜いいじゃないですかエレンのを取るわけじゃあるまいし」





ミカサ「エレンの分はもちろんダメだけど、アルミンの分もとっちゃダメ」ギロッ





サシャ「は、はい・・・」





クリスタ「ゆ、ユミル?」





ユミル「あぁ、いいけどアルミン、クリスタに手ぇ出したらボコる」






アルミン「出さないから安心して」





クリスタ「と、とりあえず食べようよアルミン!」





アルミン「そうだね、待ってて詰めるから」





ユミル「ったく、楽しそうなこった」





ライナー「おうユミル、たまには食おうぜ一緒に」





ユミル「は?何でお前なんかと」





ベルトルト「おはよう、ユミル、僕からもいいかな?」





ユミル「まぁ、ベルトルさんがいうなら」





ライナー「んじゃ、食うか」





ユミル「そもそも何で一緒に食おうと?」





ライナー「クリスタのことでな」





ユミル「あぁー、なるほど、あの反応を見るなあいつは」





ライナー「あぁ、アルミンのこと好きだろうな」





ライナー「悔しいが」





ユミル「正直言って、あんな貧弱な奴にクリスタは任せられない」





ベルトルト「珍しいね、君ならクリスタは絶対に渡さないとか言いそうなのに」





ユミル「クリスタを守れるんだったらいいぞ別に、後ライナー、お前はダメだ」





ライナー「な、何でだよユミル!」





ユミル「お前は両方いける奴だと噂が出てるからな」





ライナー「俺はノーマルだ!」





ユミル「聞いてくるわ」ガタッ





ライナー「何を聞くんだ?」





ユミル「楽しいところ悪いが、クリスタいいか?」





クリスタ「どうしたのユミル?」ニコニコ





ユミル「ライナーのことどう思ってる?」ヒソヒソ





クリスタ「ライナーのこと?みんなの頼れる人っていうところはいいところだけど、生理的に、あと、両方いけるっていう噂でちょっと、嘘だとわかってても普通だったとしてもちょっと」ヒソヒソ





ユミル「わかった、すまんないきなり変なこと聞いて」





クリスタ「いいよ、大丈夫」





アルミン「ユミルと何を話してたのクリスタ?」





クリスタ「大したことじゃないから大丈夫」ニコニコ





クリスタ「それでね」ニコニコペチャクチャペチャクチャ





ライナー「何を聞いてきたんだ」





ユミル「お前のことをどう思ってるかについて」





ライナー「それで!?」





ユミル「生理的に無理だってさ」





ライナー「NOOoooooooo!」





アニ「うるさいよ」ゲシッグルッ





ライナー「ガハッ」





ユミル「助かったようるさくてかなわなかった」





アニ「別に」アルミンヲジー





ユミル「ん?」アニヲムイテルホウヲジー





ユミル「ははーん」ニヤリ





ユミル「おいアニ、何あいつのこと見てんだ?」ニヤニヤ





アニ「わ、私はアルミンのことなんか」///





ユミル「誰もアルミンのことなんて言ってないぞ」ニヤニヤ





アニ「」ゲシ





ユミル「いで!」





アニ「次行ったらライナーと同じ目に遭うよ」





ユミル「わかったから落ちつけ」





ベルトルト「・・・アニ、今日の夜、いつもの倉庫裏で」ヒソヒソ





アニ「わかった」ヒソヒソ





ベルトルト(アニ、君まで・・・)





集合所





キース「今日は午前は馬術、午後は対人格闘技とする!馬術では、ペアを組んでもらう!各自、ペアを組んだのち訓練に入れ!」





訓練兵一同「ハッ!」





ライナー「クリスタ、一緒に組まないか?」





ユミル「わ、私と組まないか?」





クリスタ「ごめん、今日アルミンと組むの」





ライナー、ユミル「は?」





クリスタ「また今度組もう!」





クリスタ「おーいアルミーン!」

ドウシタノクリスタ?

イッショニバジュツヤロウ!

イイノ!?バジュツトクイナクリスタニオシエテモラエルトタスカルヨ

ウン!





ユミル「なぜあんな奴と」ギリギリ





ライナー「アルミンチクショーー、羨ましいぞ!」





ベルトルト(ライナー・・・)





アニ(クリスタアルミンと組めていいなあ、ま、午後の対人格闘技でくめばいいか。馬術はクリスタに取られても仕方ないよね)





ベルトルト「アニ、余ってるんなら一緒に組まない?」





アニ「いいよ別に」





ベルトルト「アニ、君までライナーみたいに。僕たちの使命を忘れてないよね?」





アニ「わかってるよ。忘れてもない」





ベルトルト「あまり関わりすぎると、情が移る。ライナーみたいにおかしくなってしまう。だからほどほどにね?」





アニ「わかってる」





ベルトルト「とりあえず、やろう」





アニ「うん」アルミンヲチラッ


アルミンダメダヨ。アルミンマデオビエルトウマモオビエチャウ

ワカッテルケド、コワインダ

モットチカラヌイテ、ウマニタイシテモエレンヤミカサニセッスルヨウナタイドデ

オチツイタ、アリガトウクリスタ

ソノチョウシダヨアルミンニコニコ





ベルトルト(このままいけば、いざってときアニは、アルミンを殺さない。というより殺せない。そうならないうちに、アルミンは殺しておいた方がいいのか)





ベルトルト(僕もアルミンのことは殺したくないけど、使命の邪魔になるなら、今のうちに消し去ったほうがいい。それにアルミンは頭がいい。ほんのちょっとのミスで、正体がバレるかもしれない。そうなる前に何か手を打たないと)





ベルトルト(もし僕たちの秘密を知られたら、戦闘力のないアルミンだ。一人の時を狙えばいい。でも、常にエレン、ミカサがついてる。それに、訓練の時は不自然にいなくなるのはおかしい。真っ先に疑われる。いまは頃合いを待つか)




馬術終了後

アルミン「クリスタ、馬術教えてくれてありがとう!」





クリスタ「全然大丈夫だよ!調査兵団に入るなら馬の扱いは慣れておかないとね!」





アルミン「クリスタは馬にとても好かれるね。才能ってやつかな?」





クリスタ「そ、そんなことないよ」テレテレ





アルミン「また教えてくれると助かるな」





クリスタ「うん!」





昼食





エレン「おうアルミン、ミカサ、おつかれ」





アルミン「おつかれエレン、ミカサ」





ミカサ「おつかれ、エレン、アルミン」





エレン「今日クリスタと組んでたみたいだな」





アルミン「うん、クリスタは馬術得意だから、助かったよ」





クリスタ「アルミーン!」ニコニコテヲフリフリ





アルミン「クリスター!」





クリスタ「今日の馬術よかったよ!1日で結構上達したね!」





アルミン「クリスタの教え方がよかったからだよ」





クリスタ「そう言ってもらえると嬉しいなあ」///





ユミル「クリスター!一緒に食おうぜー!」





クリスタ「うん!アルミン、また今度の馬術で!」ニコニコ





アルミン「うん」ニコッ





クリスタ「っ!」ドキッ!





エレン・ミカサ「ははーん、クリスタ、そうなんだ〜」ニヤニヤ





アルミン「どうしたの二人とも?」





エレン・ミカサ「何にも〜」ニヤニヤ





アルミン「変なの」モグモグ


ッタクコニーノヤツクンレンナイヨウムシシテマヨイカケタゾ

ソレヲトメラレナカムタエレンモダメダトオモウ

ハハハッ、コニーラシイヤ





クリスタ「」アルミンヲジー





ユミル「おいクリスタ、なにあいつのこと見てんだ?」





クリスタ「ア、アルミンのことなんか」アセアセ





ユミル「ほう」





クリスタ「あっ」





ユミル「へえ、みんなの女神様があんな貧弱なもやし野郎のことを好きになるなんてなあ」





クリスタ「アルミンは弱くなんかないもん!」ドンッ!



ザワザワ、メガミガサケンデル

カワイイー





アルミン「僕がどうかしたの?」





クリスタ「な、何でもないよ!///」アセアセ





エレン、アルミン、ジャン、コニー以外の男子(何でかわからないけど顔赤くなってるクリスタ可愛い)





ライナー(顔赤くなってるクリスタ天使・・・結婚しよう)





クリスタ「もうユミル・・・」プクー





ユミル「ごめんってクリスタ」





ユミル「んで?何でアルミンのこと好きになったんだ?」ヒソヒソ





クリスタ「私もね、最初は女の子みたいだなと思って。頼りないなと思った。そして、アルミンは私と同じだと思っていた。でも、ちがった。アルミンは私と違って、ゆめがある。目標がある。ただみんなのために、死のうとしてる私じゃなくて、アルミンは真っ直ぐ夢に向かって進んでいた。アルミンは体力ないけど、根性がある。私はそのアルミンに惚れた。それだけだよ」ヒソヒソ





ユミル「それだけにしては、理由多すぎだろ。お前がアルミンを好きになる理由はわかった。だからあんなに積極的に声かけてたのか」ヒソヒソ





クリスタ「うん」ヒソヒソ





ユミル「その調子でいけばアルミンを堕とせるぞ」ヒソヒソ





クリスタ「ほんとに?」ヒソヒソ





ユミル「お前に惚れねえ男はいねえだろ」ヒヒヒッ





クリスタ「うん、頑張ってみる!」





ユミル(しっかし、アルミンにクリスタを任せられるか、生半可な奴じゃ、クリスタの家庭環境を受け止めきれないだろう)





ユミル(ここは一つ、クリスタのことを任せられるか、しっかり精査しないといけないな)





対人格闘技




アニ(アルミンどこかな?)キョロキョロ





アニ(あ、いt)





エレン「おいアニ、組もうぜ!」





アニ「諦めの悪い奴だね」





エレン「絶対一本取ってやる!」





アニ「はぁ、仕方ないね、かかってきな」





エレン「うりゃっ!」サッ





アニ「ふんっ!」





エレン「うわっ!」ドサッ!





アニ「もういいかい?」





エレン「まだだ!」





アニ「ん?」





アルミンテクテク





アニ「悪いエレン。他の人とやってくれない?」





エレン「は?なんで?」





アニ「すまないね」スタスタ





アニ「ア、アルミン。対人格闘技、教えてやるよ」





アルミン「ほ、本当!?」キラキラ





アニ「あ、あぁ」///





アルミン「じゃあ、お手合わせお願いするよ」





アニ「あぁ、来な」





エレン(アニ・・・楽しそうだなあ・・・)ズキッ





エレン(俺の時とは違う生き生きした顔だ。・・・あれ?何で俺こんなこと考えてるんだろ?)





アニ「ほら、来な」





アルミン「おりゃぁ!」





アニ「ふんっ!」





アルミン「うわっ!」



アニ「あんたそもそも体力なさすぎ。あと、ちゃんと目で動きを追えてないからこうなるんだよ」



アルミン「そうだよね。でも参考になった。もう一回いいかな?」



アニ「あぁ。かかって来な」



アルミン「はあ!」



アニ「ふっ!」



アルミン「うわっ!」



アニ「体の軸が安定してないから、すぐに倒される。体の軸を安定させる練習から行こうか」



アルミン「わかった」


コウヤルンダヨ

ナ、ナルホドフムフム



エレン(アニ俺の時より楽しそうな気がする。てか、早いとか俺も相手見つけないと)


ウワッ!



エレン「は?」ドーン!



エレン「ガハッ!・・・何でライナーが降ってくんだよ」



ミカサ「大丈夫?エレン?」アセアセ



エレン「俺は大丈夫だ」



ミカサ「ごめんなさいエレン」



エレン「俺よりライナーに謝れよ」



ミカサ「御免なさいライナー。でもあなたは体格いいし、私に何度も投げ飛ばされてるから平気なはず」



エレン「ライナーの扱いひどいなお前」



ミカサ「そんなことない。・・・アニと組んでいたはずでは?」



エレン「アニならあっちで、アルミンとやってる」


フンッ!

フギャッ!

ハジメヨリダイブヨクナッテルヨ

アニノオシエカタガウマイカラダヨ



ミカサ「アニ、表情には出してないけど、とても楽しそう」



エレン「・・・あぁ、そうだな」



ミカサ「・・・」



ミカサ「エレン、たまには一緒にやらない?」



エレン「いいけど、手加減すんなよ!」


ウワッ!

エレン、ジョウハンシンノジクガブレテタ

マジカヨ・・・



対人格闘技終了後



アルミン「ありがとうアニ」ボロボロ



アニ「いいよ、それより何でそんなボロボロなの?」



アルミン「アニがボロボロにしたんじゃないか」プンスカ



アニ「そうだったね」クスッ



アルミン「笑うなんてひどいよぉ、アニ」



アニ「じゃ、今日水汲みだから」



アルミン「ぼ、僕も手伝うよ」



アニ「いいって。先に食堂いきな。今日はライナーとだから。あのでかいゴリラがいるから大丈夫だよ」



アルミン「で、でも・・・」



ライナー「おいアルミン、それは俺にパワーがないってことか?そいつは心外だぜ。さっきミカサに投げ飛ばされた衝撃で少し腕怪我したが、全く問題ない!」フッ



アニ「大丈夫?」



ライナー「問題ないぞ?」



アルミン「・・・やっぱりてt」



クリスタ「アルミーン!」



ライナー「クリスタ!?」



クリスタ「おつかれライナー。アルミン、エレンとミカサは?」



アルミン「さきにいってもらったよ」



クリスタ「なら一緒に行こう!」



アルミン「ごめんクリスタ、今ライナーが腕怪我してるみたいで、手伝おうとしてるけど、ライナーもいいっていうs」



ライナー「ク、クリスタ。腕が痛んできた。手伝ってくれないか?」



クリスタ「・・・いいよ!みんなでやったほうが早く終わるし!」



ライナー「助かるな」(クリスタ、俺のために、結婚しよう、というよりした)



アニ「とっとと終わらすよ」



アルミン「うん」



アニ「今日の対人格闘技、なかなか良かったよ。体の使い方がまだダメだけど、上達はしてる。この調子で頑張れば、いけるよ」



アルミン「そ、そうかな?」テレッ



アニ「あぁ、頑張ろうね」



アルミン「うん!」ニコッ



アニ「」ドキッ



クリスタ(むぅ、アニばっかアルミンと喋っててずるい)ムスッ



クリスタ「アルミン!」



アルミン「わ!びっくりした!どうしたのクリスタ?ってか、ごめんアニ。水かかっちゃったね」



アニ「いいよ別に」



クリスタ「アルミン私とも喋ろうよー!アニばっかと喋ってて寂しいよ!」



アルミン「ご、ごめんよクリスタ」



クリスタ「それでねアルミン今日ね!」ペチャクチャペチャクチャ



アルミン「へえそんなことが」フフッ



アニ「っ」ズキッ



アニ(何でだろう。アルミンはクリスタと喋ってるだけなのに、胸が痛い。心が痛い。なぜかはわからないけど。もしかして、私ってアルミンのこと)



























アニ(好きなのかな?)



アニ(あの様子だとクリスタもアルミンのことが好き。アルミンを取られる前に何とかしないと!)



ライナー「ふう。手伝ってくれてありがとな、クリスタ、アルミン」



アルミン「構わないよ」



クリスタ「二人より四人の方が楽だったでしょ?」



アニ「そうだったよ。ありがとう」



ライナー「後は俺たちでやる。お前らは先行っててくれ」



アルミン「よろしくライナー」



クリスタ「ありがとうライナー!」



ライナー「お、おう」(結婚しよう)



アルミン「でも、ほんとに良かったのかな?」



クリスタ「後はライナーに任せよう!」



アルミン「うん、そうだね」



クリスタ「とりあえず、食堂に行こう!」



アルミン「うん、そうだね」




食堂




エレン「おうアルミン、遅かったななにしてたんだ?」



アルミン「ちょっと水汲みの手伝いに」



エレン「へえ、えらいな」



アルミン「クリスタも手伝ってたよ。僕がえらいならクリスタも偉いね」ナデナデ



クリスタ「!!!!!!!」////////



アルミン「クリスタ顔赤いよ。どうしたの?」



クリスタ「頭撫でられるの恥ずかしい」///



アルミン「あ、ご、ごめん」テヲスッ



クリスタ「あっ」シュン



アルミン「とりあえず、ごはんとってくるよ。行こう、クリスタ」



クリスタ「うん」



2分後



アルミン「おまたせ、二人とも待っててくれたの?」



エレン「お前がきてから食べるって決めてたんだ」



ミカサ「三人が揃って食べないと食事じゃない」



クリスタ「仲良いね、羨ましいや」



クリスタ「私の小さい頃は、友達なんていなかった」



アルミン「でもここでは僕らが友達だよ」ニコッ



クリスタ「っ!うん!!」



キィバタン



アルミン「あ、おつかれアニ、ライナー!」



ライナー「おう」



アニ「ん」



アルミン「ありがとね二人とものこりやってくれて」



ライナー「俺らが手伝ってもらったんだ。そこから先まで手伝ってもらうのは流石に悪いからな」ハハハッ



ライナー「クリスタ。俺もここで食っていいか?」



クリスタ「私はいいけど三人は?」



アルミン「僕はいいよ?二人は?」



エレン「俺はいいぜ?」



ミカサ「私も問題ない」



ライナー「すまん、ありがとな」



アルミン「ううん。早く取ってきてね」



クリスタ「アルミン、いいたいことあるからご飯食べ終わったら、平服を渡された倉庫の裏に来て」ヒソヒソ



アルミン「ん?わかった」ヒソヒソ



食事終了後



アルミン「それでクリスタ、いいたいことってなに?」



クリスタ「私ね。ある事情で訓練兵団に入ったの。子供の時の私は、誰からも愛されてなくて、訓練兵団に入って、死んだ時みんなに悲しんでほしいなと思いながら、訓練して、みんなと接してた。でもある日、あなたを見かけたの」



アルミン「僕?」



クリスタ「うん。それで、最初は、私と同じで、二人の役に立って死にたいっていう私と同じ自殺願望があるのかと思った。でも違った。アルミンは目標に向かって、しっかり頑張っている。私と違って。私と違って真っ直ぐ、自分に正直に生きている。私はそんなアルミンが羨ましいと思った。それにあなたは、頭が良くて、体力がないのに、食らいつこうと頑張って、みんなの相談にも乗ってくれてる。私はいつからか、そんなアルミンを目で追うようになった。それで気づいたの。私、あなたのこと好きなんだって」



アルミン「え?」



クリスタ「だからアルミン!私と付き合ってください!」



アルミン「クリスタ・・・。僕も、クリスタの告白はうれしい」



クリスタ「それじゃ」



アルミン「でもごめん」



クリスタ「え?」



アルミン「僕、他に好きな人がいるんだ?」



クリスタ「え?」



アルミン「だからごめん・・・」



クリスタ「私じゃダメなの?」



アルミン「・・・ごめん」



クリスタ「・・・わかった。アルミンが好きな人と結ばれるよう、私、応援してるね!」



アルミン「ありがとう、君の気持ちに答えられなくて、ごめん」



クリスタ「いいの、私よりもその人が魅力あったってだけ。告白して、後悔はしてないから」



アルミン「・・・」



クリスタスタスタ



花が咲いている丘(アルミン達がいたところから少し離れたところ。そこからはクリスタは見えない)



クリスタ「ヒック、グスッ、ウー」



ユミル「ここにいたのかクリスタ、探したぞ」



クリスタ「ウェック、ユ、ユミル」グスッ



ユミル「アルミンに告白して振られたか?」



クリスタ「な、なんで知っでるの?」グスッ



ユミル「見てたからな、しっかし、クリスタの告白を振るなんて、アルミンのやろう、後でぶん殴っとくか」



クリスタ「やめて、もう、諦めたから・・・」



ユミル「その割には、未練たらたらしいかおしてるがな」



クリスタ「え?」サワサワ



ユミル「私に本音をぶつけてみろ」



クリスタ「・・・ウワーン!悲しいよ、悔しいよ、振られたなんて現実受け止めきれないよー!」ヒック

グスッ



ユミル「悲しいな、悔しいな、でもそうやって引っ張ることを、アルミンは望んでないと思うぞ?アルミンのことをたくさん知ってるわけではないが、少なくともあいつは、そのことを望んじゃいない。前を向いて生きろ、またいい人が見つかるよ」ダキッナデナデ



クリスタ「うわーーーーん!」



30分後



ユミル「どうだ、落ち着いたか?」



クリスタ「うん、だいぶ落ち着いた」



ユミル「元気出してくれてよかった。アルミンも前を向いて歩いていくことを望むはずだ」



クリスタ「この経験は、私を強くしてくれた。アルミンのことは引っ張らないで、前を向いてあるかよユミル!私、大人になったかも!」



ユミル「は?見た目は子供のまんまだろ?」



ユミル、ヒドイヨー!

オコルナヨ

ワタシハオトナニナッタンダー!ポコポコ

ゴメンテクリスタ、ダカラタタクナッテ!



翌日



アルミン「クリスタ、あれからどうなったかな?」



クリスタ「アルミン、おはよー!」



アルミン「クリスタ!」



クリスタ「ユミル、アルミンと話したいから先行ってて」



ユミル「あぁ、だがあんま無理すんなよ」



クリスタ「わかってる」



アルミン「クリスタ、昨日は」



クリスタ「もういいのアルミン」



アルミン「でも!」



クリスタ「もういいの」



クリスタ「アルミンは私のことを強くしてくれた。この告白が失敗したからって、ずっと下を向いてはいられない。前に進まなきゃ。それに、私はアルミンの恋、応援したいの!だから頑張って!」



アルミン「クリスタ、ありがとう!」



クリスタ「だからアルミン、これからも友達でいてね!」



アルミン「もちろんだよ!こちらこそ改めてよろしく!」ニコッ



クリスタ「っ!もう、そんな顔されるとまた惚れちゃうよ!」



アルミン「でもこの顔になるんだよ、許してくれクリスタ」



クリスタ「私はダメなんて言ってないよ!そのままのあなたでいて」



アルミン「わかった!」



クリスタ「とりあえず、食堂に行こう!」



アルミン「うん!」




食堂



クリスタ「それでね!」



アルミン「へえー!」フフッ



ユミル「ようお前ら、なんか前より仲良くなってないか?」



クリスタ「うん!わたしたちは前より仲良くなったよ!」



ユミル「そうか」フッ



ユミル「おいアルミン!」



アルミンビクッ!



ユミル「もしまた今度泣かしたら、ボコるからな!」



アルミン「わ、わかってるよ」アセアセ



クリスタ「あ、エレン、ミカサ、おはよー!」



エレンミカサ「おはよう!」



クリスタ「今日もここで食べていいかな?」



エレン「全然いいぞ」



クリスタ「今日はユミルもいいかな?」



ミカサ「問題ない」



エレン「早く飯取りに行ってこい」



アルミン・クリスタ・ユミル「了解!」





・アニ(無理だよそんなの)



昨夜

ベルトルト「やあ、アニ」



アニ「ライナーは?」



ベルトルト「今日は二人で話そうと思って」



アニ「要件は?」



ベルトルト「もうこれ以上アルミンと関わるのをやめてほしい」



アニ「なんで!」



ベルトルト「君がこれ以上アルミンと関わると、戦士としての使命を果たせそうになさそうだから」



アニ「私は大丈夫!それならライナーを心配した方がいいよ」



ベルトルト「ライナーは手遅れだ」



アニ「な!」



ベルトルト「君まで戻ってこれなくなったらどうする!故郷にある父親に会いたくないのか?」



アニ「お父さんには会いたい!でも、アルミンとは離れたくない」



ベルトルト「君がもし作戦に支障をきたすようだったら、アルミンを殺すしかないね」



アニ「な!そんなことは許さない!もし殺そうとするなら、私はあんたを殺す!」



ベルトルト「なにも君が作戦に支障をきたさないなら殺さないよ。僕だって殺したくない、でも、使命を果たせないなら仕方ないじゃないか」



アニ「くっ」



ベルトルト「話はそれだけ。くれぐれも気をつけてね」



アニ「じゃ、おやすみ」



ベルトルト「おやすみ、アニ」スタスタ



ベルトルト「はぁ、傷ついたなぁ、僕はアニのこと好きなのに。やっぱり僕の気持ちには気づいてくれないのかなあ?」ハァ



時は戻って



アニ(ベルトルトの言う通り、作戦に支障をきたすのならこれ以上は。でも、そう考えると胸が苦しくなる。やっぱり無理だよ)



ベルトルト(やっぱりアニに関わらないと言う選択肢はないか。アニには脅しをかけといた。ライナーは、いざとなれば正気に戻るだろう。でも、アニは根っからの戦士じゃない。ここら辺で釘を刺しとかないと。もしかすると、本当に手遅れなのはアニなのかも)





午前の対人格闘技



エレン「アニ!今日は組んでもらうぞ!」



アニ「他を当たってくれ」



エレン「せめて一本だけでも!」



アニ「はぁ、わかったよ。ほら、さっさときな」



エレン「うりゃああ!」

グルッドサッ


エレン「グハッ!」



アニ「もういくよ」



エレン「待ってくれアニ!」



アニ「なに?」



エレン「話したいことがあるから、夜に平服を渡されたときの倉庫裏に」



アニ「ご飯食べ終わってからでもいい?」



エレン「あぁ!ありがとな」



アニ「話はそれだけかい?」



エレン「あぁ」



アニ「そんじゃ」


アルミン、キョウモヤルヨ

ヨロシクネ、アニ

ジャアイクヨ?アニ

カカッテキナ

ウリャア!


エレン(とりあえず約束を取り付けられた!アニに告白して成功させてみせる!)



ライナー「おうエレン、一緒に組まないか?」



エレン「いいけどベルトルトかミカサと組むと思ってたぜ」



ライナー「ミカサは今ベルトルトと組んでるからな」



エレン「なるほどな」



ライナー「ほんじゃ、やるぞエレン」



エレン「あぁ、こいよ、ライナー」



対人格闘技終了後




ライナー「随分上手くなったな、いてて」



エレン「すまんライナー。加減が下手で」



ライナー「いいんだ。兵士に加減はいらねえだろ?」



エレン「そうだな」



ライナー「ところで、さっきアニとなに話してたんだ?」



エレン「夜に平服を渡された倉庫でアニに告白するんだ」



ライナー「な!?それは本当か!?ていうか、よくそんなこと恥ずかしげもなく言えるな」



エレン「ライナーなら信頼できると思ってな、それにお前ら同郷だろ?協力してくれないか?」



エレン「告白するときに渡したいものあるんだが、思いつかなくて、アニの好みを知りたいんだ」



ライナー「それなら丘に咲いてる赤のチューリップがいいんじゃないか?」



エレン「花?そんなんでいいのか?」



ライナー「アニはああ見えて乙女だからな」ハハハ



ライナー「ちなみに赤のチューリップの花言葉を知ってるか?」



エレン「さあ?なんだ?」



ライナー「愛の告白」



ライナー「今のお前にピッタリな言葉だ」



エレン「赤のチューリップか、サンキューなライナー!」



ライナー「チューリップの花の冠なんてどうだ?」



エレン「それいいな!」



ライナー「俺も手伝うか?」



エレン「サンキューライナー!」



昼食



エレン「今日は訓練が午前だけでよかったぜ」



アルミン「どうして?いつものエレンならガッカリしてるけど」



エレン「今日は用事があってな」



ミカサ「エレン、お昼ご飯食べたら出かけない?アルミンも」



アルミン「僕は今日コニーとサシャとクリスタとユミルとベルトルトとトーマスとミーナとかくれんぼするんだ。ミカサの気持ちはありがたいけど、朝誘われて。楽しそうだったから」



ミカサ「なら今度出かけよう」



アルミン「うん」



エレン「俺も今日用事あるんだ」



ミカサ「何の?」



エレン「何だっていいだろ」



アルミン「ほんとはかくれんぼにアニも来て欲しかったけど、誘ったら用事あるって言われたんだよね」



エレン「・・・」



ミカサ「もしかして、アニ関係?」



エレン「ちげーよ!」



ミカサ「アニが関係してるんでしょ!?」



エレン「あぁもう!いちいちうるせんだよ!」



ミカサ「で、でも」



アルミン「ミカサ、エレンにはエレンの事情があるんだ。あまり深入りするのもどうかと思うよ」



ミカサ「・・・ごめんなさい。取り乱してしまった」



エレン「俺は用事があるから先行ってる、ごちそうさん」



アルミン「・・・よかったら、ミカサもかくれんぼする?」



ミカサ「うん」



アルミン「それじゃ、早く食べよう」



食堂前



コニー「やるのはアルミンとミカサとベルトルトとクリスタとユミルとサシャとトーマスとミーナとマルコとジャンか?」



アルミン「そうだね。誰が鬼やる?」



コニー「俺鬼やりたい!」



コニー「じゃあ範囲は格闘訓練所から食堂までと、平服もらった倉庫からあの森までな!」



アルミン「じゃあコニーは3分目をつぶって。3分経ってから探してね」



コニー「おう!」



一方その頃



エレン「これぐらいでいいか」



ライナー「アニだ。これくらいで十分だろ」



エレン「じゃあ早速作るか」



30分後



エレン「できた!」



ライナー「意外と早くできたな」



エレン「ああ!早速アニ呼んでくる!」



ライナー「頑張れよ!」



エレン「サンキューなライナー!俺頑張るよ!」スタスタ



ライナー「おう!」



ライナー「・・・んじゃ、見に行きますか」



15分後



ライナー(エレンのやつ遅いな。・・・お、きたな)



エレン「アニ、言いたいことがある」



アニ「なに?」



エレン「俺は初めてお前を見た時、最初は少し怖いなと思ってた」



アニ「それは傷つくよ」



エレン「そ、そういう意味じゃねえ!」



アニ「でも今は怖くないんだろ?」



エレン「ああ、それで、いつもお前は、周りがいつもバカみてえだって顔してたけど、親父さんから教わったっていわれてる格闘術の時だけはとても生き生きしてた。楽しそうだった。その時のお前の表情に、俺は何かがこみ上げてきて、気づいたらお前を目でおうようになってた。そしてその自分の気持ちを今、お前に言いたい。でもその前に、これを受け取ってほしい」



アニ「綺麗・・・」



エレン「赤のチューリップで冠を作ってみたんだけど、どうだ?」



アニ「あぁ、綺麗だよ」



エレン「ほんとか!?アニも女の子なんだな!」



アニ「それは意外と傷つくよ」



ライナー(それは言っちゃダメなやつだ!」



エレン「え?ライナー?」



ライナー「あ」



アニ「何でさっきからコソコソしてたんだい?」



ライナー「いや、それは、その」



エレン「ライナーには手伝ってもらったんだ。アニへあげるものとか」



ライナー「それよりエレン」



エレン「ああ」



エレン「それでアニ、赤のチューリップの花言葉って知ってるか?」



アニ「いや、その意味は?」



エレン「愛の告白」



アニ「え?それって・・・」



エレン「アニ!俺と付き合ってください!」



ライナー(よく言ったエレン!アニの返事は?)ドキドキ



アニ「・・・ごめん。その気持ちには応えられない」



エレン「え?」



ライナー(え?)



エレン「な、何でだよアニ!」



ライナー「何でだアニ!理由は!?」



アニ「わたし、他に好きな人いるの」



エレン「そ、そっか。なら俺の告白迷惑だったか?すまん」



アニ「いや、あんたの告白は嬉しかった!」



エレン「え?」



アニ「私のこと、女の子として見てくれて。でも、もしここでOKしたら、自分の気持ちに嘘をつくことになるし、何よりあんたに申し訳ない」



エレン「そうか。わかった。正直に行ってくれてありがとな。振られたけど、自分の気持ちがいえて、少しスッキリしたぜ」



アニ「ごめん」



エレン「謝るな、辛くなる」



アニ「ああ」スタスタ



ライナー「エレン・・・」



エレン「ライナー、協力してくれてありがとう。協力してくれたのに、こんな結果になっちまった。すまなかった」



ライナー「いいんだ。それに今のお前、振られたけど、あえてスッキリしたって顔してる。それよりは悲しい、悔しいって表情の方が出てるけどな」



エレン「そうか、悪い。少し一人にしてくれ」



ライナー「ああ」



エレン「グスッ」



ガサガサ



エレン「誰だ」グスッ



????「エ、エレン」



エレン「クリスタか」



クリスタ「大丈夫?」



エレン「大丈夫、と言いてえが辛いよ」



クリスタ「そっか。前の私と同じだね」



エレン「え?」



クリスタ「前私アルミンに告白したの」



エレン「・・・失敗・・・したのか?」



クリスタ「うん。でもね、ユミルが私の気持ちを楽にしてくれたの。私は、それで立ち直った。だからエレン、今度は、私に本音をぶつけてほしい」



エレン「クリスタ・・・」



エレン「・・・」グスッ



エレン「俺ずっと、ずっとアニが好きだったんだ。ずっと」グスッ



クリスタ「辛かったね。わたしもおなじだったから、わかる。でも、そうやってずっと泣いても、情けないし、アニのことも考えてあげて。また、新しい気持ちになって、前に進もう」



エレン「あぁ、ありがとな、クリスタ」グスッニカッ



クリスタ「う、うん」///



エレン「ありがとなクリスタ!」



クリスタ「うん!」ニコッ



エレン「!」ドキッ



エレクリ(まさかこんなに早く新しい恋が見つかるなんてな[ね])



ライナー(一人にしてと言われつつ、できなかったから見にきて見たが、まさかクリスタがいたとは。あの感じを見るにクリスタは・・・。クソ、悔しいが、クリスタが惚れた男だ。ここは引いて俺も新しい気持ちになって、クリスタとはいい友達でいよう)



夕食



エレン(アニの好きな人かー。誰なんだろ?応援したいな。俺が知ってるやつなら尚更)



スタスタ



エレン「ん?」



アニスタスタ



エレン「アニ!」



アニ「何?」



エレン「後で話がある」



アニ「わかった」



夕食の後

エレン「ついてきてくれ」



アニ「わかった」



クリスタ(エレン。アニとどこ行くんだろ。ついて行ってみよ)















エレン「俺、お前の恋、応援したいんだ!」



アニ「え?」



エレン「だから俺にも協力さしてくれ!」



アニ「その気持ちは嬉しいけど、その人を教えたら、あんたはその人と今まで通りの関係でいれるの?」



エレン「そうできるよう努力する。だから教えてくれないか?」



アニ「ありがとう。でもやっぱり悪いよ」



エレン「これは俺が自分でやりたいと思ったことだからやらしてくれ」



アニ「アルミン」ボソッ



エレン「え?なんて?」



アニ「アルミン!」



エレン「マジかよ・・・」



アニ「だからいったろ。言わない方がいいんじゃないかって」



エレン「正直いうとアルミンが羨ましい。でも、もう俺は振られたんだ。だったら、幼馴染の、親友の恋を応援したいんだ!それにアルミンもしかしたらお前のことが好きなんじゃないかって」



アニ「え?」



エレン「前アルミンに好きな女の子はいるか?って聞いたんだ。そしたらいるよって言われたけど名前までは教えてくれなかった。そのかわり、背が小さくて、金髪で、青い目をしてる子なんだって教えてくれた。最初はクリスタかと思ったけど、クリスタが告白して振られたって教えてくれた。だから、アルミンはアニのことが好きなんじゃないか?」



アニ「そ、そうかい」



エレン「俺は、お前の恋を応援したい!だから協力させてくれ!」



アニ「ありがと、エr「ちょっとまったー!」



エレアニ「!」



クリスタ「それ私にも協力させて!」



エレアニ「ク、クリスタ!」



クリスタ「私も応援したい!」



エレン「協力者は一人でも多い方がいい。協力してもらおうぜ、アニ」



アニ「そうだね」



クリスタ「ありがとう!」



アニ「それはこっちのセリフだよ」



クリスタ「じゃあ、アルミンとアニをくっつけよう作戦!始d「俺にも協力させてくれ!」



エレアニクリ「ラ、ライナー!」



ライナー「俺にも協力させてくれ!俺も、アルミンとアニの恋を応援させてほしい!」



アニ「ライナー・・・初めてあんたを頼りに思ったよ」



ライナー「初めてだったのか。ちょっと悲しいな」



アニ「でも、ありがとう」



ライナー「おう!」



クリスタ「じゃあ改めて、アルミンとアニをくっつけよう作戦、始動!」



エレライ「おー!」



アニ「てか、これ本人の前で言ってよかったの?」



エレクリライ「あ」



翌日



アルミン「おはよう、エレン、クリスタ・・・とライナー」



エレン「おうアルミン」



クリスタ「おはようアルミン!」



ライナー「俺だけついでみたいな感じがするが、おはよう」



ライナー「ちゃんと誘導できるんだろうな?」ヒソヒソ



エレン「あぁ。それは俺がやる。クリスタはアニが来るまでアルミンの横の席を守っといてくれ」ヒソヒソ



クリスタ「うん」ヒソヒソ



クリスタ「一応昨日ミーナにも協力頼んでみた」ヒソヒソ



ライナー「どうだった?」ヒソヒソ



クリスタ「是非是非ってニヤニヤしながら言ってた」ヒソヒソ



クリスタ「今日はアニにエレンときてもらえるように、言っておいた」ヒソヒソ



エレン「サンキューなクリスタ。助かったぜ」ヒソヒソニカッ



クリスタ「///」



ライナー(羨ましいぞエレン!)



エレン「じゃ、アニを迎えにいってくる」ヒソヒソ



クリスタ「よろしくねエレン」ヒソヒソ



ライナー(・・・エレンが行った今しか聞けない)



ライナー「なあクリスタ」



クリスタ「ん?」



ライナー「お前エレンのことどう思ってるんだ?」



クリスタ「最初は熱血な人でうるさいなと思った。でも、エレンはとても頑張ってる。この前エレンのことを慰めてる時に、泣き止んだエレンの笑顔に思わずドキッとしてしまった。何でだろうね?」クスッ



ライナー「・・・そうか。ありがとう」



クリスタ「いいよ」ニコッ



ライナー(どうしてお前は、俺を諦めさせてくれないんだ)



女子寮前



エレン「おーいアニ!」



アニ「エレンか、おはよう」



エレン「早速やるぞ」



アニ「あ、あぁ、でも緊張する」



エレン「お前らしくねえな」



アニ「それはどういう意味だい!」



エレン「いでっ!」



エレン「まあいくか」



アニ「そうだね」



スタスタ



アニ「そういえばアルミンて何が好きなの?」



エレン「まあ本だな。基本何でも読むけど、特に外の世界の本とかすきだな」


エレン「アルミンと外の世界の話をしてみろ。アルミンは喜んで食いつくだろうな。俺とミカサ以外にははなしてないから」



アニ「わかった。やってみる」



エレン「そのためにこれだ」外の世界の本



アニ「え?」



エレン「これかすから、アルミンと話し合わせれるようにしてくれ」


アニ「色々ありがとね」



エレン「おう!」



食堂



アルミン「ほんっとにエレンにはいつもヒヤヒヤさせられてるよ」



クリスタ「アルミンも大変ね」フフッ



アルミン「あ、エレン・・・とアニおはよう!」



エレン「おうアルミン」



アルミン「エレンの分はとっておいた。ところでさアニ、今日一緒に食べない?」



アニ「!うん!」



エレン「クリスタが誘導してくれたんだな」ヒソヒソ



クリスタ「まさか!私アルミンに誘ってなんて言ってないよ?」ヒソヒソ



エレン「まじ?なら俺がアニを連れてくるだけでよかったの?」ヒソヒソ



クリスタ「そうなっちゃうね」ヒソヒソ



アルミン「どうしたの?二人ともヒソヒソして」



エレクリ「な、何でもないぞ![よ!]



コニー「おいお前ら!今日教官らが急遽全員出張になったらしい!3日間らしいから、その3日間は訓練なしだってよ!」



ミカサ「あわせて、今日の朝ごはんと夕飯は食材を置いてあるから、当番が作れって。2日目、3日目は自分達で何とかしろだって」


クンレンナクナッタゾー!




エレン「外出許可は!?」



コニー「自由にしろってさ。ただ、その間、なんか駐屯兵三人くらいが見回りに来るらしい。それで、外出したければ一人外出許可証のところにいるからその人に頼めって。あと、ちゃんと午後7時までに帰ってこいとよ」



エレン「そうか」



アルミン「アニ、今日さ、一緒に出かけない?」



アニ「え?」



アルミン「猫カフェに行きたいんだけど、僕一人じゃ入りづらくて、いいかな?」



アニ「うん!」



アルミン「食べ終わったら一緒に申請しに行こう!」



アニ「うん!」



15分後



アルミン「じゃあお互い食べ終わったし、行こうか」



アニ「そうだね」



エレン「でも改めて思うとアルミンいいよなあ、今は諦めたけど、諦めてなかったら、俺どうなってたんだろう。」



クリスタ「それは私も思うよ」



エレン「・・・な、なあクリスタ」



クリスタ「どうしたの?エレン」



エレン「その、お前がよかったらでいいんだが、今日外出しないか?」



クリスタ「!うん!」



エレン「ほんとか!?」



クリスタ「私、雑貨屋さん行きたいんだけどいいかな?」



エレン「おう!」



ライナー(羨ましいな。でも、頑張れよ!エレン。

まあ、あとはミカサだな)



ミカサゴゴゴゴ



ライナー(すげえ剣幕でクリスタのこと見てやがる。はぁ、サンドバッグになるのは嫌だが、足止めしたくか)



外出申請場



アルミン「とりあえず9時に噴水のところに集合ね」



アルミン「今は8時20分だから、ここから男子寮は5分、女子寮は3分で着くから、まあ、そこまで急がなくてもいいね」



アニ「そうだね」



アルミン「女子寮まで送るよ」



アニ「ありがとう、あんた紳士だね」



アルミン「乙女を一人では行かせられないから」ニコ




アニ「!」///



アルミン「アニ顔赤くなってる・・・可愛いな」



アニ「!気安く乙女に可愛いなんていうんじゃないよ!」ゲシッ



アルミン「いで、ごめんてばあ」



アニ「でも、嬉しかったよ///」ニコッ



アルミン「!」///



アルミン「と、とりあえずいこっか!」アセアセ



アニ「うん」



女子寮前



アルミン「ついたね、じゃあまた後で」



アルミン「アニの服装、楽しみにしてるよ!」



アニ「あ、ああ、楽しみにしてな」クスッ



アルミン「///」



8時50分



アニ「ちょっと早かったかな」



オーイ、アニー!



アニ「アルミン!」



アルミン「ごめん、遅れて」



アニ「いやいいよ、私が少し早くきただけだから」



アルミン「それよりもアニ、とっても似合ってるよ。可愛い」



アニ「あ、ありがとう」//////白のスカートに薄いピンクの服



アルミン「いこっか」ニコッ






アルミン「なんか今日はやけに賑わってるねえ」



アニ「そうだね」



アルミンアニノテヲギュッ



アニ「!!」



アルミン「ほら、はぐれちゃうと、いけないから///」



アニ「う、うん」///



訓練場門の前



エレン「悪いクリスタ。ちょっと財布探してたら手間取った」



クリスタ「遅いよエレン、五分近くだよ!」



エレン「悪い悪い」



クリスタ「何かいうことはあるんじゃないの?」



エレン「ん?何かあるのか?」



クリスタ「もう女の子がおしゃれしてるんだから何かいうことはないの!?」



エレン「す、すまん、でも、とっても可愛いぞ」



クリスタ「えへへ///」黒のジャケットの下に白のシャツ、水色のスカート



草むら|ミカサギギギッ



エレン「ん?」チラッ



ミカサ「!」サッ



クリスタ「どうしたの?」



エレン「誰か見てるような気がしたが、気のせいか」



エレン「んじゃ、いくか!」



クリスタ「うん!」



ミカサ「とりあえず尾行しよう、そして、何かあれば少しねm「そうは行かねえぞミカサ



ミカサ「ライナー!なぜここに」



ライナー「おまえのことだ、どうせ尾行しようとしてたんだろ」



ミカサ「そう、だから邪魔しないで!それに、あなたはクリスタのことが好きでしょ?だったら協力しあe「お前と一緒にすんな」



ライナー「俺はあいつの気持ちを尊重した。だから、エレンにクリスタを託すことにした。それを邪魔するってんなら、容赦はしない」



ミカサ「あなたなら協力してくれると思ったけど残念。あなたを沈めてエレン達を追いかける」



ライナー「あいにく今日の俺は一味違う。そう簡単には倒れないぜ」



ミカサ「ライナー、倒れて!」ヒュッ



ライナー「ぐっ!」



街中



エレン「なんか賑やかだな」



クリスタ「ねえ」



エレン「きてくれてありがとな」



クリスタ「私から誘おうと思ってたからびっくりしちゃったよ」



エレン「そうか、でも嬉しかった。誘えて、それでお前も誘おうとしてくれたことを知って、さらに嬉しくなった!」



クリスタ「照れるよエレン」///



クリスタ「あ!あったよ!ここだよ」



エレン「そうか、じゃあ入るか」



クリスタ「うん!」



アルアニside



アルミン「まさか裏路地に、ぬいぐるみ屋さんがあるなんて」



アニ「そうだろうね。ここは知る人ぞ知るって場所だから」



アルミン「でも可愛いぬいぐるみ、さらにお人形さんもあるね!」



アニ「そうなんだよ!ここでいつも買ってるんだ」



アルミン「へえ、アニって僕が知ってる同期の中で一番女の子らしいと思うよ」ニコッ



アニ「そうかい」プイッ



アルミン「この猫のぬいぐるみ可愛いね!」



アニ「!そんなのがあったの!これは買わなきゃ!」



アルミン「ははっ、あなたでも必死だね」クスクス



アニ「うるさい!」



アルミン「でもとっても可愛い」フフッ



アニ「〜!!//////」ゲシッ



アルミン「いでっ!ひどいよおアニ」



アニ「あんたがそんなこと言うからだろ!」



アルミン「あぁ、さっきのは照れ隠しだったんd」

ゲシッ



アルミン「いで!」



アニ「私たち以外にも人がいるんだよ!恥ずかしい!」



アルミン「まあまあ、アニが可愛いのは事実なんだし」



アニ「!////」



アルミン「フフッ」



アニ「もう、勝手に言ってな///」



アルミン「そうさしてもらうよ」




アニ「え?言わないの?」



アルミン「アニは言ってほしくないんだろ?だから言わないよ」



アニ「え!?行っていいって言ったのに!何で言ってくれないの?」ウルウル



アルミン「アニは可愛いって言って欲しいの?言って欲しくないの?」



アニ「・ってほ・い」ボソッ



アルミン「ん?」ニコニコ



アニ「言ってほしいよ!もっと可愛いって言ってよ!」



アルミン「ははっ、やっぱりアニは可愛いなぁ。反応がいいよ」



アニ「〜!!」ゲシッ



アルミン「いでっ!」



アルミン「ごめんてば、もうからかわないからさあ」



アニ「これ買ってくれたら許す」猫のぬいぐるみ



アルミン「いいよ・・・って高!」



アニ「乙女で遊んだんだからこのくらいしないとね」



アルミン「わかったよ、本買おうと思ってたのに」



アニ「!やっぱいい」



アルミン「いや、買うよ。また貯めればいいし、僕はアニの喜ぶ顔が見たいから」



アニ「じゃ、じゃあよろしく。・・・ありがとう」



アルミン「いいよ」



店の外



アルミン「ぬいぐるみ抱えてるアニかわいいね」クスッ



アニ「は、早く猫カフェ行くよ!」



アルミン「そ、そうだね」



アルミン(アニ猫が好きだって聞いたから、一生懸命探して見つけたんだけど、喜んでくれるかな?)



エレクリside



エレン「お前いいの買ったな」



クリスタ「この髪留め、前から欲しかったんだよね!」



エレン「確かにお前なら似合うかもな」



クリスタ「でもよかったの?エレンも欲しいものがあったんじゃ?半分出してくれて」



エレン「いいんだよ、たまには格好つけさせてくれ」ニカッ



クリスタ「う、うん///ありがと、エレン」



エレン「おう!」



エレン「でも、そろそろ腹減ったな」



クリスタ「もう一時だからね」



エレン「お、あそこのパン屋さんなんてどうだ?」



クリスタ「美味しそう、あそこにしよう!」



エレン「おう!」



戦闘中side



ミカサ「はぁ・・・はぁ・・・」



ライナー「はぁ・・・はぁ・・・」



ミカサ「なぜ・・・倒れないの・・・」ハァハァ



ライナー「いったろ、邪魔はさせないって・・・」ハァハァ



ミカサ「いい加減にたおr」「お前ら何してんだー!」



ミカサ「!」



ライナー「ジャン・・・」



ジャン「おまえら、ボロボロじゃねーか!」



ジャン「大丈夫か?ミカサ?」



ミカサ「うん・・・」



ジャン「お前は?」



ライナー「俺は大丈夫だ。悪いが、ミカサを見ててくれないか?俺は部屋に戻る」



ジャン「そんな怪我で戻るのか!?」



ライナー「あぁ、だからお前は医務室に連れて行ってくれ!」



ジャン「!わ、わかった」



ジャン「いくぞ、ミカサ」



ミカサ「・・・いy」「おい、ミカサ」



ライナー「医務室に行って体と心を休めてこい」



ミカサ「わかった、私は冷静じゃなかった」



ライナー「じゃ、よろしくな、ジャン」



ジャン「あぁ」



医務室



ジャン「んで、完璧だ。ほんとはライナーにもした方がいいが、あいつはすぐ治るからいいか、本人がいいって言ってるし、来たくなったらくるだろ」



ジャン「んで、本題に入るが、お前どうしてライナーと喧嘩してた」



ミカサ「エレンが、クリスタと出かけて、それを尾行しようとしたら、ライナーが」



ジャン「やっぱりエレンか。畜生、羨ましいぜまったく」



ジャン「何で尾行なんかしようと」



ミカサ「エレンがクリスタに何かされないかしんp」



ジャン「いや、それは嫉妬だ」



ミカサ「私は嫉妬なんか!エレンは家族!私といないとダメ!」



ジャン「あのなぁ、もうエレンもガキじゃねえんだ。家族家族で話を通そうとするんじゃねえ。エレンにも好きな人を選ぶ権利がある。今のお前を見てると、その権利を奪おうとしてるみたいだ」



ミカサ「違う!そんなことは・・・」



ジャン「ある。お前はデートの邪魔をしようとしたんだろ?そんなことしたらかえって嫌われるぞ」



ミカサ「そんなことh」



ジャン「いや、ある」



ジャン「ここは、大人しく、エレンの恋を見守ってやれ」



ミカサ「でも、そしたらエレンは、私から離れてしまう」グスッ



ミカサ「そんなのいy」ジャン「離れねえよ。そんなことで」



ジャン「エレンは確かにお前のことをめんどくさがってるが、そんなことで離れねえよ。お前らは家族なんだろ?その1番の家族を置いてくわけねえだろ。クリスタと付き合うことになったとしても、お前のことも大事にするさ」



ミカサ「たしかに、エレンは」



ミカサ「ありがとうジャン、おかげでスッキリした。尾行はやめる」



ジャン「おう!その方がいい、エレンの恋、応援してやれよ!」ニカッ



ミカサ「!」



ミカサ「う、うん」///



アルアニside



アルミン「猫たち、可愛かったね」



アニ「ほんとだね」ルンルン



アルミン「それにしてもアニの中を前にした時のあの声、もう一回聴きたいなぁ」



アニ「あ、あれは!」



アルミン「またこようね」



アニ「うん」



アルミン「帰ろうか」



アニ「うん」



アルミン「あ、あのさ!」



アニ「ん?」



アルミン「手、繋いで帰らない?」///



アニ「うん」///



アルアニギュッ



アルミン「帰ろうか」



アニ「うん」



エレクリside



クリスタ「今日は楽しかったよ」



エレン「俺もだ、ありがとなクリスタ」



クリスタ「うん!」



エレンテヲスッ



クリスタ「?」



エレン「ん」///



クリスタ「///」ギュッ



食堂前



エレン「ようお前ら!」



アルミン「あ、エレン」



エレン「どうした?手なんか繋いで」ニヤニヤ



アルミン「///」



アニ「///」



エレン「お互い満更でもなさそうだな」



アルミン「そう言うエレンとクリスタも手を繋いでるじゃないか」



エレクリ「あ」



エレクリ「///」



アニ「でも手は繋いだままなんだね」クスクス



クリスタ「そういうあなたたちだってそうじゃない」クスッ



アルアニ「///」



エレン「と、とにかく飯食うぞ!」



アルアニクリ「うん!」



夕食後風呂の後



アニ「ふう、さっぱり」



アニ「ん?」



アニ「あそこにいるのは・・・アルミン?何してんだろ?」



アルミン「これでよし」



アルミン「わぁ!ってアニか。びっくりした」



アニ「コッチがびっくりしたよ」



アニ「何作ってたの?」



アルミン「押し花と花の冠」



アニ「そんなもの作ってどうしたの?」



アルミン「アニ、聞いてくれ」テヲギュッ



アニ「ど、どうしたのさ」



アルミン「僕は、初めの頃は君の強さに憧れてた。ただの憧れだった。でも、前ここであったの覚えてる?」



アニ「あぁ」



アルミン「僕その時、君が花を持ってた時の話をしただろ?」



「あぁ、そうだね」



「僕、その時から、恋というものをしていたんだ」



「え?」



アルミン「君の花を手に持った時の顔も、君の照れた顔も、君の赤くなってる顔も、君のツンデレな態度も、ほんとは誰よりも周りを見てて、優しいアニも、全部の君が好きだ!だから!僕と付き合ってください!ダメかな?」



アニ「私は、初めはアンタのことを弱っちいやつだと思ってた」



アルミン「あはは」



アニ「でも、アルミンは誰よりも頭が良くて、体力はないけどそれでも必死にみんなに追いつこうと頑張って、自主練もしてて、みんなの相談に乗ってて、大変だろうに愚痴一つ言わずに親身に相談に乗って、私のことを女の子扱いしてくれるアルミンが、私は大好きだ!だから!私の方からお願いするよ」



アニ「私と、付き合って」



アルミン「アニ・・・君の返事を聞かせて」



アニ「私はあなたが大好き。よろしくお願いします」



アルミン「こちらこそ、君のことが大好きだ。改めて、よろしくお願いします。」



アニ「フフッ、嬉しいけど、まだ実感が湧いてないかも」



アルミン「僕もだよ。でもこれからよろしくね」



アニ「あぁ」



アルミン「そうだ、この冠、アニにあげたくて作ったんだ。押し花も」



アニ「うまいね」



アルミン「ありがとう、ちなみに、どっちもマリーゴールドとキキョウでつくったんだ。花言葉は知ってる?マリーゴールドとキキョウの」



アニ「なんて言うんだい?」



アルミン「マリーゴールドは変わらぬ愛。キキョウは深い愛情、永遠の愛。今回は永遠の愛だよ」



アニ「アルミン・・・」



アルミン「変わらぬ永遠の愛。僕の気持ちだよ」



アニ「アルミン・・・ありがとう。一生大切にする」(私は、いつか裏切ることになる。大切な仲間を、大好きなアルミンを。でも、今だけは、戦士としての使命を忘れてただの女の子で生きたい)



アルミン「しばらく、ゆっくりしてこっか」



アニ「そうだね、私も同じこと考えてた」



アルミン「フフッ」



アルミン「アニ、キスしていいかな?」



アニ「うん」



アルミン「アニ、大好きだよ。これからも、ずっと、大好きだよ」



アニ「私も」










チュッ




少し前



クリスタ「少し花の丘で涼んでこよっと」



スタスタ



クリスタ「やっぱり綺麗だなぁ」



クリスタ「あれは・・・アルミンとアニ?」



クリスタ「勢いで草むらに隠れちゃった」



クリスタゴソゴソ



ドンッ



クリスタ「ご、ごめんなsってえれん!?」



エレン「シーッ!聞こえちゃうだろ」ヒソヒソ



クリスタ「ご、ごめん」ヒソヒソ



アニ、ボクトツキアッテクダサイ!



クリスタ「告白した!?」ヒソヒソ



エレン「よかったな、アニのへんじは?」ヒソヒソ



ヨロシクオネガイシマス



エレン「よかったなアニ」ヒソヒソ



クリスタ「アルミン、よかった」ヒソヒソ



エレン「これ以上は二人だけの時間にしよう。いくぞ、クリスタ」ヒソヒソ



クリスタ「うん」ヒソヒソ



クリスタ「でも、アルミンとアニが結ばれてよかったね」



エレン「・・・あぁ」



クリスタ「どうしたの?エレン」



エレン「クリスタ、俺は、お前が好きだ!」



クリスタ「え!?」



エレン「お前の知っての通り、最初はアニがすきだった。でも、お前といるうちにお前の優しさが、俺の心を癒してくれた。そのうち、もっとお前といたいと思うようになった。でも、お前は、今の性格は素じゃないだろ?何か理由があるのかもしれんが、おれはお前に本当の自分を出して欲しい。俺だけに。だから、俺と付き合って欲しい!」



クリスタ「私も、最初はアルミンが好きだったけど、あなたの笑顔と優しさに触れてるうちに、あなたに惹かれていってるのがわかった。私もいいたい!私と付き合ってください!」



エレン「クリスタ、返事を聞かせてくれ」



クリスタ「もちろん、私の心はあなたに奪われたんだから、責任とってよね」フフッ



エレン「あぁ」



エレン「クリスタ、ついてきてくれ」



クリスタ「どうしたの?って、綺麗・・・:



エレン「ライナーたちに教えてもらったんだ」



クリスタ「とても綺麗」



エレン「お前の方が綺麗だよ」



「え?!」///



エレン「わ、忘れてくれ!」



クリスタ「忘れないよ!嬉しかったから」ニコッ



エレン「!」ドキッ



エレン「少し、ゆっくり話さないか?」



エレン「おまえは花の丘のほうがよかったかもしれんが」



クリスタ「エレンとなら、どこでもいいよ」



エレン「ありがとな、クリスタ」



翌朝



アルミン「アニー!こっちで食べよう!」



アニ「あぁ」



アニ「エレンとミカサはいいの?」



アルミン「今日はアニと食べたいんだ!」



アニ「大声で言われると恥ずかしい。でも、ありがとう」



アルミン「フフッ、こちらこそありがとう」



エレン「ようお前ら」



クリスタ「おはよう!」



アルミン「エレンにクリスタ。おはよう」



アニ「おはよう」



エレン「お前ら、付き合ってんのか?」



アルミン「昨日からね」///



アニ「///」



アルミン「二人は何で手を繋いでるの?」



エレン「実は俺たちも」///



クリスタ「///」



アルミン「おめでとう!」



アニ「おめでとう」ニコッ



クリスタ「ありがとう!二人とも!お互い幸せになろうね!」



アニ「うん!」



ライナー(これでいいんだ。クリスタが幸せならこれで。でも、やっぱり羨ましい)



ミカサ「・・・」



スタスタ



ミカサ「みんな、おめでとう」



アルミン「ありがとう。ミカサ」



エレン「ありがとな、ミカサ」



ミカサ「四人とも幸せに、アニ、クリスタ」



ミカサ「エレンとアルミンを傷つけたら、許さないから」



クリスタ「もちろんだよ、ミカサ!」



アニ「・・・」



ミカサ「アニ?」



アニ「あぁ、もちろんだよ」



エレン「俺らはあっちで食べてくるわ」



アルミン「わかった」



クリスタ「また後で!」



アニ「あぁ」



ミカサ「ジャン、一緒に食べない?」



ジャン「ミ、ミカサ!?お、おぉ!食おうぜ!」



ミカサ「ありがとう」///



マルコ(よかったね、ジャン)



エレン「クリスタ、おれは、巨人を駆逐して、外の世界に行く。その時はミカサやアルミンはもちろんだが、クリスタ、俺のそばで、俺と一緒に来てくれるか?」



クリスタ「うん!」



アルミン「僕は外の世界に行く海を見に行く時は、エレンはミカサはもちろん、君も一緒だよ。その時、君は、僕のそばにいてくれるかい?」



アニ「あぁ」



アニ(あぁ、なぜ私はこの壁の中で生まれることができなかったんだろう。私は、この壁で生まれれば、アルミンの願いを、裏切ることはなかったのに。いつかは争うことになる。辛い、辛いよ。でも、仕方ないんだ。でも、今だけは、アルミンの願いを聞きたい。アルミンに愛されたい。今だけは)



end





















































































































































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