2022-07-12 10:25:55 更新

概要

約2年前の日常編を出来る限り再現&追加をしていきたいと思います(超今更)
最後の戦争編の更新はどうした!ってなるでしょうが、諸事情により一旦お休みです
というわけでずっと先延ばしにしていた日常編くらいきっちり復活させてやろうというわけだぁ!


前書き

BGMや主題歌はもちろん選んでおります
納得のいかない選曲だったり不愉快に感じられた方はブラウザバックをお願いいたします




OP:イナズマイレブン世界への挑戦編「GOODキター!」

ED:NARUTO「U can Do It!」
日常???編からはHUNTER×HUNTER「Just Awake」












お忘れの方のために、主人公達や日常編で加入した艦娘たちの説明を記しておきます


転生人:リセイ、アレク、エイジ(ジンは最終辺りで登場、リアはアズレン編で登場しますので、前のアルティの作品をお読みください)

既着任艦娘:金剛型姉妹、長門型姉妹、大和型姉妹、白露型全艦(新着任は五月雨、涼風)、朝潮型全艦(新着任は朝雲、山雲)、吹雪型駆逐艦(吹雪、深雪、白雪、初雪、叢雲、磯波)、睦月型駆逐艦(睦月、如月、弥生、卯月)、神風型全艦、暁型全艦(響はヴェールヌイに改装済み)、綾波型駆逐艦(朧、曙、漣、潮)、陽炎型駆逐艦(陽炎、不知火、黒潮、雪風、天津風、時津風、新着任は親潮、初風、浦風、磯風、浜風、谷風)、島風、夕雲型駆逐艦(全員新着任、夕雲、巻雲、風雲、長波、朝霜、清霜)、秋月型駆逐艦(冬月のみ未着任)、川内型軽巡洋艦全艦、球磨型軽巡洋艦全艦、長良型軽巡洋艦(由良、鬼怒、阿武隈)、高雄型重巡洋艦全艦、最上型重巡洋艦(鈴谷、熊野)、利根型重巡洋艦全艦、練習巡洋艦全艦

後記は名前のみ

伊168、伊19、伊58、伊8、呂500(U-511から改装済み)、明石、大淀、青葉、夕張、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴、大鳳、鳳翔、祥鳳、龍鳳(大鯨から改装済み)、瑞鳳、ガンビア・ベイ、サラトガ、アブルッツィ(新着任)、ガリバルディ(新着任)、ザラ、ポーラ、タシュケント、ガングート、ビスマルク、グラーフ・ツェッペリン、プリンツ・オイゲン、Z1、Z3、ウォースパイト、ネルソン(新着任)、アークロイヤル(新着任)、ジャーヴィス(新着任)、ジューナス(新着任)


レ級、悪雨(駆逐棲姫)


以上ですん




補足として全員改・改ニ以上に改装済みです

あきつ丸と神州丸はアズレン編の最後あたりで登場しますので、前アカウントのアルティ作品のアズレン編をご覧ください


前の私のアカウントはこちら

https://sstokosokuho.com/user/info/7232





























「正王鎮守府の朝 編」








ストーリーBGM:マリオ&ルイージRPG3!!!「不思議の森で会いましょう」(ピアノバージョン)




https://youtu.be/z_41y1zhfNc









〜7:00〜









ドゴォン!


ぐらぐら…



激しいぶつかり合いの音が響いた後にくる衝撃波が揺れ動く正王鎮守府…

艦娘達はリセイたちの朝の修行を目覚まし代わりにしている者も入れば、ハラハラしている者もいる







〜駆逐艦寮・白露型部屋〜








ドォン…ドォン…ドドドドド!


ぐらぐらぐら…






白露「んぁ…?もう朝かぁ…おーいみんなおっきろー!」


江風「…ぇあ…?ンだよ白露の姉貴…もうちょい寝かせてくれよ…」


白露「だめ!いくら今日が休みでもあたしたちは外で特訓しなきゃなんだから!ほら!起きる起きる!」


五月雨「ふわぁ…おはようございます…」


山風「おはよ…提督たちは相変わらずだね…」


春雨「あはは…そうですね…」


時雨「後で包帯とか持って行かなきゃね。」


夕立「村雨ー、夕立のマフラーしらないっぽい?」


村雨「え?そこにかけてあるわよ。」


涼風「…あたいもいい加減慣れたけどほんと提督達ってすごいよなぁ…」


時雨「ふふ…そうだね。」












〜イギリスチーム部屋〜










ドゴォン…ドゴゴゴゴ…


ボゴォン!








ウォースパイト「what!?ってあら…もう朝なのね…アドミラルたちが修行をしているようだわ…」



ウォースパイトは屋上からの爆音で飛び起きた。



ネルソン「起きたかウォースパイト。彼らは本当にいい目覚まし代わりだ…」


ジャーヴィス「うーん…good morning…darling?また上で強くなるつもりなのかな…」


アークロイヤル「っふ…寝癖がひどいなジャーヴィス、ジューナス、直してやってくれ。」


ジューナス「仕方ないなぁ…ジャーヴィス、行くわよ。」


ジャーヴィス「あーい。」



ジューナスはジャーヴィスを連れて洗面所に向かった。



ネルソン「……それにしても、私もここにきてだいぶ経つが、アドミラル達は一体何者なんだ?」


アークロイヤル「…私はもう突っ込むのも疲れてきたところだが…ウォースパイトはずっとアドミラルたちと居たのだろう?」


ウォースパイト「ええ、そうね。彼らは誰にも負けないような強さを兼ね備えているわ。どう言うわけなのかは私もいまだによくわかってはいないけれど…それでも、私はこの艦隊が好きよ。」


ネルソン「………まぁ、悪いところでも、悪い奴らでもなさそうだから、私も好きにやらせてもらってるがな…」


アークロイヤル「私もそう思うよ。…慣れというのは怖いものだ…」















〜イタリアチーム部屋〜












ボォン!






ザラ「Oh! ?あ…朝ね…ポーラ、アブルッツィ、ガリィ、起きてる?」


アブルッツィ「ええ、Buongiorno。ガリィ、よく眠れたかしら?」


ガリバルディ「…ああ…大丈夫だぞ姉貴…ふぁ〜よく寝た…」


ポーラ「ポーラまだ目が覚めてませ〜んぅぅ〜」


ザラ「昨日飲みすぎないでってあれほど言ったのに…全く…」


ガリバルディ「そう言えば提督達はあんだけ毎日暴れてるのに疲れは出ねえのかな…」


ポーラ「ポーラも同じこと思いました〜…でも提督は大丈夫って言ってましたよー。」


アブルッツィ「…本人たちが大丈夫そうなのなら、私たちが何を言っても無駄になりそうですね…心配にはなりますけど…」


ザラ「私は怪我さえしてくれなきゃ提督たちには何も言わないわ。だって彼らは本当に強いもの。」


ガリバルディ「……そうだな。」

















〜正王鎮守府・砲雷撃戦練習場〜







ストーリーBGM:とらドラ「ready steady go!」(モンスト耐久ver)



https://youtu.be/z_41y1zhfNc







香取と鹿島、夕雲たちと新規陽炎型の面々たちは朝から戦闘訓練していた。






鹿島「清霜ちゃん!そこを右に曲がりつつ主砲発射!慌てずに、落ち着いて狙ってみて!」


清霜「はい!ってぇーー!!」ドォン!!


香取「親潮さん!初風さん!魚雷を発射した後の回避行動を忘れずに!」


親潮・初風「はい!」ドドドドバシュウッ!


長波「よーし!あたしらもだんだんとこの鎮守府の戦い方がわかってきたぞ!」


夕雲「ええ。香取さんも鹿島さんも丁寧で分かり易い教え方だからね…私たちも早く強くなれるわ。」


浦風「香取さん!いったん休もう!ぶち疲れてしもうたわ…!」


香取「ええ!そろそろ休憩と致しましょうか。」


鹿島「はい!香取姉!」


浜風「それにしても、私たちが着任してからだいぶ経ちますが、ようやくみんなのレベルに追いついてきましたね…」


磯風「ああ、かなり腕を上げたと思う。…司令たちには追いつけそうにもないが…」


谷風「いや提督たちと比べちゃダメでしょ。あんなの規格外なんてもんじゃないんだからさ。」


風雲「あ…それは私もそう思う。それだけじゃなくても、指揮や作戦も私たちが絶対無傷で帰ってこれるくらい凄いしね…」


朝霜「今更だけどさ、あの3人って本当に何者なんだ?近づこうとすればするほど離れて行ってるようなきがすんぞ。」


鹿島「ふふ、提督さん達は私たち艦娘よりも強い人間ですから。それに、あの人たちは私達に何かあれば守ってくれますよ。」


巻雲「司令官様は私たちを大事にしてくれています!アレクさんやエイジさんも優しいですし!」


浦風「まぁなんにせよ、ウチらが強くなれるのは提督さんたちのおかげでもあるし、ウチらもこれからもっと腕を上げるんじゃろ?」


香取「そのいきです!みんな自分の戦闘力を上げつつ、提督達に置いていかれないようにしましょう。」


全員「おー!」





ピカッ!







初風「あっ!?まぶしっ!」


谷風「ううっ!提督たちの居る屋上からだねこれ!」




突如として屋上が眩しく光り、訓練場にいる艦娘たちの目をくらませた!




ォォォォォオ…




夕雲「あら?何か聞こえて…」




ォォォォォォオ!





清霜「……あれ?なんか飛んできますよ!?」





アレク「おおおおおおおおお!!!」






バッシャァン!!





艦娘s「!?」





なんと屋上からアレクが吹っ飛んできていた!!




アレク「ぬぁあ!ちくしょう!また一本取られちまったぜ!」



スタッ!タッ!



リセイ「うっしゃあ!動きが鈍いぜアレク!」


エイジ「一本、リセイの勝ちだね。ん?香取さん達とみんな、おはよう。」


親潮「お…おはようございます…!」


リセイ「みんなまさか朝から訓練してたのか?休みなのにいい心がけだ!俺も提督として怠けるわけにはいかないなこりゃ。」


鹿島「い、いえ!提督さんは十分凄い戦果を出しているじゃないですか!私たちはこうやってここで訓練できるのも提督さんのおかげですし…」


リセイ「へっへー!まぁな!まぁ俺の力もそこまで大したことないけど一番強いしなぁ!はっは!」


アレク「一精魂(いっせいこん)!!」



どがぁ!!



リセイ「ぐぅおっはぁ!?」


艦娘s「!?」



アレクはリセイの後頭部に肘打ちをした!



リセイ「くぅおお…!ってぇーな!何しやがんだてめぇ!!」


アレク「鼻の下伸ばして威張ってんじゃねぇー!ボケナスがぁ!!」


エイジ「ぷっ…まぁまぁ二人とも、屋上に戻ってから続きだよ。みんな、邪魔をして悪かったね。ほら二人とも、行くよ。」




テメェアトデオボエテロヨ!?


オウジョウトウダカエリウチニシテヤルゾオラァ!


ヘイワダネー





長波「…………ほんと、嵐のような存在だよなぁ…」


巻雲「…はい…」


香取「……と、とりあえず、後10分ほど休憩して、訓練再開と行きましょうか。」


磯風「了解だ…」







艦娘たちはリセイ達の勢いに呆然としつつも、自らのペースを戻して、訓練を続けたのであった…















「アレクとエイジの2年の過去 編」













10:00
















〜正王鎮守府屋上〜












ドカァン!











アレク「っちぃ!」ザザァッ!


リセイ「っと…!」ズザザァ!


エイジ「そこまで。今日の朝修行はこんなものでいいだろう?そろそろ、僕たちも朝ごはんを食べなきゃ。」


リセイ「ん?いけねぇな…もう10時じゃないかよ…集中しすぎると時間を忘れるな…」


アレク「へっ…そんだけテメェも戦うことが好きなんだろうが。」


リセイ「違いねぇわ…(ぐー…)……腹減ったし、間宮食堂に行くとするか…」


エイジ「うん、そうしようか。」


アレク「……(ぐー…)…………」


リセイ「……お前も本当丸くなったな。」


アレク「どういう意味だおうコラ。」


エイジ「キミの空腹の音なんて滅多に聞けたものじゃないって意味だよ。それほどアレクも落ち着いて成長できてる証拠だよ。」


アレク「………ほっとけ…」


リセイ「フッ…そんじゃ、行くとするか。」





リセイ達はアレクの優しくなった性格に感心しながらも、屋上を後にした…










〜間宮食堂〜










がやがや…がやがや…











リセイ・アレク・エイジの3人は朝の修行に一区切りをつけ、間宮食堂を訪れた














リセイ「間宮さん!伊良湖さん!おはようございます!


間宮「提督!おはようございます!朝からまた修行をしていたのでしょう?ふふ!相変わらず逞しいことですね!」


アレク「なんならお前らも俺らと組手してみるか?」


伊良湖「無理です!私たちは戦闘に適していませんってば!」


アレク「冗談に決まってんだろ。」


エイジ「ははっ…間宮さん、伊良湖さん、僕はハンバーグ定食で。」


アレク「……牛丼の特盛でつゆだく…」


リセイ「俺は天丼大盛りお願いします!」


伊良湖「了解です!」


間宮「3人とも、5分ほどお待ちくださいね!」(ニコッ)




間宮と伊良湖は微笑みながらリセイたちの頼んだ料理を手際よく作り始めた




エイジ「……僕達も3年も経てばこんなにも信用されるものなんだね…」


アレク「……ふん……」


リセイ「お前ら自身の力さ。信用を取り戻すのは簡単ではないが、信用を作り出すのはもっと簡単じゃない。その難しいことをお前らは成し遂げてんだ。いい加減自分を許したらどうだ?」


アレク「…俺はおめぇにも艦娘どもにも敵意を持ってたんだぜ。そんな簡単にヘラヘラしてられるほど俺の頭は脳筋じゃねぇ。」


エイジ「…アレクが脳筋なのは当たってるけど、意見は僕と同じだね。かつては敵だった僕たちをここまで信頼してくれるのはもちろん名誉なことだよ…けれど、罪は消えるわけじゃない…」


アレク「一言余計だクソエイジ!」


リセイ「………艦娘のみんなも俺もそれを許したんだからそこまで自分を追い込むなっての。まだ自分達に納得がいってないのは良く伝わった。が、お前らは俺の…いや、俺たちの仲間になったんだし、お前らが居るから俺も安心して提督業をこなせる。頼りにしてんだぜ?」


エイジ「……ありがとう…リセイ。」


アレク「………けっ……」








5分後…









伊良湖「お待たせしました!天丼大盛り、牛丼特盛つゆだく、ハンバーグ定食ですよ!」


エイジ「ありがとうございます。いただきます。」


間宮「ふふ!ゆっくり召し上がってくださいね!」


リセイ「アレク、喉に詰まらせんなよ。」


アレク「余計なお世話だボケが!」


エイジ・間宮・伊良湖「プッ…」










リセイたちは料理を受け取り、席を探しに行った…







間宮「見て伊良湖ちゃん。あの3人、本当に息ぴったりになってると思わない?」


伊良湖「えへへ…そうですね…なんだか見てるだけで笑顔になれるような存在ですね。」


間宮「ちょっと前に提督がいらっしゃってから、私たち、すごく幸せに過ごせてるわね…しかも、アレクさんやエイジさんまで味方になって一緒に過ごすなんて…」


伊良湖「ほんとに提督って普通の人間じゃないですよね…勿論いい意味でですけど!」



間宮「っふふ、そうね。」

















リセイたちは料理を受け取り、食堂の隅に空いている席を見つけて、着席した







リセイ「よし、この辺でいいだろ。んじゃいただきますっと!」


エイジ「…そう言えばリセイ。最近の深海棲艦達の様子はどうなんだい?」


アレク「お前はここ最近近海を多数護衛つけてフラフラしてやがったんだろ。なんか一つでも変わったことあったんか…?」


リセイ「……今のところ海は落ち着いてる。この先荒れるような波も感じられないし、Sを大本営地下の牢獄に放り込んでからは平穏が続くな。」


アレク「S?誰だそいつは。」


エイジ「確か…人間から深海棲艦になったって言う例の…」


リセイ「ハグハグ…(ムシャムシャ)っごくん…そう、元帥の昔の親友だったらしい。」


アレク「……(カッカッカッ)」牛丼をかき込んで食べる音


エイジ「なるほど…(モグモグ…)けれども、昔の話なんだろ?2、3年も経てばまた新しい敵が出てくることは考えられないかい?」


リセイ「……転生している俺たちなら邪悪な気配は感じ取れるはずだ。それに、お前らだってわかってんだろ?この世界に来れる悪の存在なんてそんな簡単にはこれねぇよ。」


アレク「………そうかよ…」


エイジ「……っふ…」


リセイ「……昔といえば、思い出すな。お前らが信頼され始めた頃のこと。」


エイジ「……睦月達を屋上から助けた時のことかい?」


アレク「………」


リセイ「おう、その時だな。俺は最初からお前らならやってくれると思っては居たが、それ以上のことをしてくれたしな。」


アレク・エイジ「…………」
























2年前…











11:00








〜中央噴水庭園〜






アレクとエイジは午後前の時間にベンチで座り、少し落ち込むような雰囲気を出していた


彼らはこの時、艦娘からは信用を置かれてはおらず、唯一まともな会話を交わしてくれるのは一握りの者だけであった


鳳翔、間宮、伊良湖、この三名以外の艦娘はいまだ彼ら二人に信頼を寄せることができないでいる…











シュー…






アレク「………」


エイジ「アレク…そんなに思い詰める顔をしたらだめだよ。彼女たちの僕達に対する接し方は覚悟していたことじゃないか…」


アレク「うっせぇ…別に艦娘共が俺らのことをどう思おうと知ったことかよ。」


エイジ「……僕たちは敵だった。リセイはその僕達でさえも味方に引き入れた。リセイが信じてくれるように、彼女たちもいつかわかってくれるよ…」


アレク「……知らねえってんだよ…いちいち人の反応見て気にしてられっか!」


エイジ「…………」








キャァァァア!!


キサラギチャン!テヲハナサイデ…!




アレク・エイジ「!?」








ストーリーBGM:FF9「ハンターチャンス」


https://youtu.be/sQywq8VYQFU












突如、屋上の方で叫び声が聞こえた!




エイジ「屋上で何かあったみたいだ!アレク!急ごう!」


アレク「チッ!ああ、わかったよ!」




シュン!ドバン!





二人は全速力で声の聞こえる方へ向かった!










数分前…












睦月、如月、弥生、卯月の四人は屋上を訪れていた











如月「ふぅ…風が気持ちいいわね!」


卯月「4人で屋上に来るのも久しぶりっぴょん!」タタタ


弥生「卯月…走らないの。」


睦月「あんまり崖側に行ったらダメだよ!如月ちゃん!」


如月「ええ、わかってるわ。たまには屋上の景色と風を感じたいものね…」


弥生「………」





ビュゴォ!





卯月「うびゃあ!?なんかすごい突風が来た…!」


如月「あっ…目が…開けられ…きゃっ!」ズリッ





如月は強い風により、足のバランスを保てなくなり、崖側に吹っ飛ばされた!



睦月「如月ちゃん!!危ない!!」パシッ!



間一髪、睦月が手を伸ばして如月の腕を掴み取った!しかし…



如月「む…睦月ちゃん!」



ガシっ!ガッ!



弥生「くぅ…!睦月…その手を離さないで…!」


卯月「絶対引き上げ…るぅ…!!」




弥生と卯月は睦月の身体を支えて、如月の方へ手を伸ばした!



如月「…だめ…みんなこのままだと落ちちゃうわ…!みんな…手を離して!」


卯月「何を言うっぴょん!今度同じこと言ったら許さないから!如月もみんなも死なせないぴょん!!」


睦月「そうだよ如月ちゃん!絶対助けるから!」


弥生「さぁ、早く手を伸ばして!如月!」


如月「みんな…」




如月はこの後に起きることを察し、自らを見捨てるように頼んだが、睦月たちはそれを受け入れず、如月の手を離さなかった。しかし、いくら艦娘といえ、艤装をつけていない状態での彼女らの力では、引き上げることなど出来ない…そして…






ズルッ…





4人「あっ…」





ひゅうううう…!!





如月を掴んでいた睦月の身体がずり落ちて、弥生と卯月も共に落下していった!!




4人「うわぁあぁぁ!!」





その時!











シュタタタタタ!ビシュン!


ドドドドドドドバァン!





アレク・エイジ「うおおおおおお!!!!」




ガシッ!ガシッ!




4人「っ!?」




なんとアレクとエイジが全速力で走って飛び上がり、睦月達をキャッチした!




睦月「ア…アレクさん!?」


弥生「エイジさんも…!?」


アレク「睦月!如月!俺に捕まってやがれ!!!」


エイジ「弥生!卯月!僕の身体にしがみついて!!」


4人「は、はい!!」



ドスン!!


パキパキ!ビシィ!ボゴォン!!

タンッ!タッタッ!スタッ!








アレクは勢いよく地面に着地し、地面を歪ませながら睦月と如月を抱えて立ち上がった!

そしてエイジも、軽やかに空中を蹴り、ステップを踏みながら静かに着地した!

四人とも、無事に地上にたどり着いたのである




ストーリーBGM:クロノクロス「夢の岸辺に」



https://youtu.be/5v5UaymxrsM







エイジ「……ふぅ…間一髪だったね…」


アレク「…ちっ…手間かけさせやがって…」


弥生「あ…あの…ありがとうございます…」


アレク「……怪我はねぇのか…」


卯月「……う、うーちゃんたちは平気っぴょん…」


エイジ「……どうしてそんなに予想外なことが起きた…みたいな顔をしてるんだい?君たちを助けたのが、そんなに不思議かな?」


如月「………その…」


アレク「……なんも言うな。」


睦月「え?」


アレク「てめぇらがまだ俺らのことを信じきれねぇことぐらいわかってる。俺たちがてめぇらを助けたのは至極簡単だ。リセイが悲しむ。あいつのシケたツラを見たくねぇんだよ。」


4人「…………」


エイジ「…じゃ、僕たちはこれで。屋上は突然風が強くなることがあるから、次からは気をつけてね。」


アレク「……ふん…」





エイジがそう言い、アレクと共に立ち去ろうとするが…





睦月「あ、あの!ありがとうです!助けてくれて…それと…今まで誤解して…ごめんなさい!」


アレク・エイジ「!」


弥生「弥生もみんなも、助けてもらいました。本当にありがとう。」


卯月「……うーちゃんも、誤解してごめんなさい…」


如月「私も…本当にありがとうございます…そして、ごめんなさい…」


アレク・エイジ「…………」



スタスタ…



アレクとエイジは振り返ることなく、そのまま立ち去った…

アレクは相変わらずの無愛想な態度であったが、エイジは微笑みを顕にしていた…






睦月「……部屋に戻ろっか…ちょっと寒くなってきたのね…」


卯月「……うん…」







睦月たちもまた、自分たちの部屋へ戻った
































現在…













〜間宮食堂〜











アレク「………そういやそんなこともあったな…」


エイジ「リセイはあの時、艦娘達と一緒に出撃していたから、後でそのことを聞いたんだったね。」


リセイ「そうそう。俺はほんとお前らを見直した時でもあるぜ?ヒーローみたいな助け方だったらしいからな。」


アレク「くだらねぇ…普通に助けただけだろ…」


リセイ「お前にとっての普通は、睦月たちにとっては凄く印象に残ってたらしいぞ。カッコよかったってよ…」


エイジ「……そうだったんだね…そこまでは僕たちも聞いてはいなかったよ…」


アレク「……あの頃ぐれぇからさまざまな珍事件が正王の周りで起きてやがったな。例えば球磨と比叡がキッチン爆破したり、神風たちと吹雪たちが長門にレスリングを習おうとしたりな…」


エイジ「………北上と大井が蒼龍と飛龍と一緒に工廠のネジをポップコーンみたいにぶちまけたり、暁達とタシュケントとガングートが部屋にゴキブリが出て大暴れしてることもあったよ…」


リセイ「…いやそんなもんは序の口だろ…レ級と武蔵のどちらかが倒れるまで殴り合いのタイマン勝負や、ビスマルクが商店街に紛れて芋パーティに潜り込んでたり、夜中にジャーヴィスとジューナスが由良達の部屋に寝ぼけて入り込んで由良たちに絶叫されたこととかよ…」


エイジ「…ははっ…どれも平和的な事件だね…」


アレク「……アホくせぇ…」


リセイ「お前らはそう言う事件に度々巻き込まれていってたな。んで、いつからからお前らに警戒を持つようなことは無くなってた…だからこそ今のお前らがあるのさ。俺はお前らにも心を許してくれて、嬉しいし、何よりお前らは嫌な顔をすることが無くなった。それも嬉しいことだぜ。」


アレク「………ああ、そう言うことに関しては、リセイのおかげではある。礼を言っとくぜ。」


エイジ「僕もだよ。ありがとう、リセイ。」


リセイ「気にするな。俺もお前らに何度も助けられてる。これからまだまだ時は過ぎていく。正王鎮守府にはお前らも欠かせない存在だ。これからも、頼んだぜ。」


アレク「………」フイッ


エイジ「うん…」ニ…




アレクは照れ隠しのそっぽを向き、エイジは嬉しそうに微笑んだ…














続く…

















後書き

限りなく前の作品と同じように書いたつもりです…
色々改変もありましたが許してね
時が来れば最後の戦争編の続きも書きますー
では、また。




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