2019-04-26 21:15:21 更新

概要

艦これ6周年
長きに渡る戦いを思い返しながらも、提督はやっぱり艦娘たちとイチャつくのであった


【マルナナマルマル】


――執務室――


大淀「提督、作戦を実施してください」


提督「えー。めんどくさい」


大淀「我々艦娘と深海棲艦の戦いが本格化して6年が経ちました」


提督「そうだね。この前も大本営から祝電とかいろいろあったし、各地でも何かと賑わってるね」


大淀「この6年、提督がサボった結果任務がどれほど溜まっているかお分かりですか?」


提督「あんま聞きたくない」


大淀「その数、実に85個です」


提督「……」


大淀「提督、作戦を実施してください」


提督「大淀、ひとつ弁明をしても?」


大淀「どうぞ」


提督「これでも大本営からの作戦には着任以降すべて参加してきた」


大淀「褒賞艦目当てでしたね」


提督「海域を突破できなくて泣いたことも多かった」


大淀「覚えていますよ。私が着任したのが丁度提督の初めての作戦でしたね」


提督「初の二方面作戦だった。出撃制限、連合艦隊。新米の私は手も足もでなかった」


大淀「しかし最低限の成果は認められ、私たちが配属されました」


提督「思い返せば、春雨と君が、私への初めての褒賞艦なわけだ」


大淀「ここに来て後悔はしていません。不安は多くありますが」


春雨「司令官とご一緒できて嬉しいです!」


提督「その後1年、作戦を完遂することはできなかった」


大淀「提督ご自身、何かと忙しかったのは承知しております」


提督(ガチでメタい話ぶっこむとネット引けなくて友達の家でやってたんだよね)


提督「なんやかんやで初めて突破したのはかもかもが褒賞艦の時だった」


秋津洲「秋津洲、かもかもじゃないかも!」


大淀「それ以降は作戦を失敗することはありませんでしたね」


提督「艦隊の戦力も充実して、私も出世した」


大淀「あのまま真面目に仕事してくれれば降格されることもなかったでしょうに」


提督「戦績上位を維持するのがめんどくてな。それに高い地位にいても可愛い娘に会えないんじゃ戦う気力も湧かない」


大淀「それで、大本営からの作戦がない時はダラダラしていると」


提督「そうだ」


大淀「その結果私が管理する任務が85個も溜まっている訳ですが」


提督「……」


大淀「提督ぼやいてましたよね。設計図が足らない、資源が足らない、資材が足らない、新兵器が足らないって」


提督「うん……まぁ……」メソラシー


大淀「そもそも、着任時からコツコツ任務を消化していればこんなことにはならなかったんです」


提督「……はい」


大淀「提督、作戦を実施してください」


提督「……はぁ……。まぁ実際、物がないのも事実だ」


提督「そろそろ大本営から新しい作戦が発令される」


提督「高難度で挑むなら、色々と入用になるな」


大淀「はい。次期作戦を円滑に進めるためにも艦隊の戦力向上は必要かと」


提督「はぁ……。とりあえずできそうな任務から持って来てくれ」


大淀「了解です」


提督「で、2人は? 遠征の報告か?」


春雨「作戦完了、艦隊帰投です、はい。」


秋津洲「作戦終了! 艦隊が帰投したかもです」


提督「夜間遠征ありがとね。補給したら休んでいいよ。ご苦労様」ナデナデ


春雨「えへへ……。嬉しいです」


秋津洲「頑張ったかいがあったかも!」


春雨「秋津洲ちゃん、ご飯食べに行こ?」


秋津洲「すごくいいかも!  大艇ちゃんも行こ!」


タタタタ


提督「元気でいいねぇ」


提督「そういや大淀。今日の秘書官は?」


大淀「はい。今日の担当は――」


テーイートークーー


バンッ


???「バーニング――」


提督「遅い!」シュタ


ダキッ


???「Wow! 相変わらず提督の縮地は早すぎるネ!」ダキッ


提督「おはよう金剛。今日も元気で可愛らしいよ」ギュゥ


金剛「提督も朝から情熱的で大好きデース!」ギュ


大淀「お二人とも、時間と場所をわきまえてください」


金剛「大淀! それは私の決め台詞ネ」


金剛「Hey、提督ぅー! 愛し合うのはOf coueseだけど、時間と場所をわきまえなヨー! ok?」


提督「やだよ」ギュゥウウウウ


金剛「えへへへ……。ていとくぅ……」ギュゥウウウウ


大淀(この2人に仕事を任せて大丈夫でしょうか……)



【ヒトヒトマルマル】



金剛「Eleven~! HEY! 提督ぅ~! 見ているダケで、飽きないネー!」


提督「僕も君の傍にいられるだけで幸せだよ」


金剛「でも今日はお仕事が多いデス」


提督「大淀に溜まってた仕事渡されたからなぁ」


提督「まぁ午前中にある程度やって午後はのんびりしよう」


金剛「ティータイムは大切ネー!」


提督「お昼はどうする?」


金剛「提督が行くとこなら何処へでもついていきマース!」


提督「何か食べたいものは?」


金剛「提督が食べたいものなら私も喜んで食べるネ!」


提督(あ、これ互いが互いに想いあって何も決まらないやつだ)


提督「じゃあ比叡にカレーでも作ってもらうか」


金剛「……」ウツロナメー


提督「流石にその反応は可哀想だろ。いや、ネタに使った僕も悪いけど」


金剛「提督ぅ……正気デスカ?」


提督「冗談だよ。今度暇な時にみんなでカレーを作ろう。その時比叡にも教えてやれば二度とあんな惨事は起きまい」


金剛「あれはル級の砲撃よりヤバかったデース……」


提督「昼は比叡たちも誘って間宮さんのところへ行くか」


金剛「Good idea! 久しぶりに間宮のデザートが食べたかったネ!」


提督「その後は庭でのんびり小説でも読むか」


金剛「What? 今日は漫画じゃないんデスカ?」


提督「漫画は今深海棲艦ちゃんたちに貸してるんだよ」


金剛(近海の深海棲艦はほとんど提督が手籠めにしてマース。なら私たちがいつも相手にしてる敵はいったい何なんでしょう?)


提督「さ、昼まであと少し。ささっと片付けるよ」


金剛「了解デース!」



――甘味処・間宮――



提督「こんにちわ~」


間宮「いらっしゃいませ。いつもお疲れ様です提督さん」


提督「ありがとうございます。間宮さんのおかげで僕もみんなも元気に戦えます」


間宮「いえいえ。私にできるのはみんなに美味しいご飯を振舞うことくらいですから」


提督「ご謙遜なさらずに。とても助かってますよ。伊良子ちゃんもいつもありがとね」


伊良子「前線を支える皆さんのお役に立てて光栄です!」


金剛「HEY! 間宮! 伊良子! 今日は提督とシスターズでランチタイムネ!」


比叡「おじゃましまーす!」


榛名「大勢ですいません」


霧島「私の計算ではこの時間の甘味処は空いているはずです!」


伊良子「はい。丁度ピークが過ぎて落ち着いてきた頃です」


提督「ゆっくりできるとこすいませんね。日替わりランチを5人分。ゆっくりで大丈夫ですよ」


間宮「お任せください! 腕によりをかけて作りますね」


伊良子「伊良子も頑張ります!」


比叡「司令! あっちでお話しましょう!」


榛名「あ、比叡お姉様ずるいです! 提督の隣は私が!」


霧島「いえ。ここは艦隊の頭脳たる私が提督の隣で今後の作戦立案を」


金剛「HEY! マイシスターズ! 今日の秘書官は私デース!」


間宮&伊良子(いいなぁ。私も提督の近くで……)


提督「2人とも、いつでも僕のところに遊び来てもいいんだよ」ボソッ


間宮「!!」


伊良子(心を読まれた!?)


提督「なんなら今夜にでも――」


金剛「ですから今日の秘書官は私デース! 今夜の提督は私のものネ!」ガシッ


提督「あ、ちょ」


金剛「こんなにキュートな私を無視する提督はあっちでお仕置きネ!」


提督「と、とにかく、いつでも気軽に遊びに来てねー」ズルズル


チョットコンゴウサン ナニヲスルンデスカ ヒエイ二ハルナ二キリシマモ ア チョ アッーーーーーー!


間宮(秘書官、いいなぁ)


伊良子(伊良子も提督さんとお仕事したい……)


間宮&伊良子(今度提督のお部屋に遊び行こう……)



【ヒトゴーマルマル】


――鎮守府・中庭――



提督「ふぅ~。やはりこうして飲む茶はうまいな」ペラ


榛名「今日は何をお読みになられているのですか?」


提督「無実の罪で全てを奪われた船乗りが莫大な富を得て復讐するお話」


比叡「ひえ~。また怖い話を読んでますね」


提督「そうでもないさ。主人公のどんな苦境でも折れない精神とその崇高なる姿には見習うものがある」


金剛「鎮守府の娘に片端から手を出してる提督には崇高さのカケラもないネ」ムスー


提督「さっきのことまだ怒ってるのか?」


金剛「当然デース。今日は私の活躍だけ見てほしいデス」


提督「わかったわかった。いつもより可愛がってあげるから」ギュウ


金剛「そんな簡単には機嫌は直しません」ギュウ


霧島「お姉さま、言ってることとやってることがバラバラです」


金剛「これは別ネ。提督には今日一日で普段の数十倍可愛がってもらわないと許しませーん」


提督「いいよ。金剛が幸せで轟沈するくらい可愛がってあげる」ナデナデギュウギュウ


榛名「提督……。いつにも増して大胆です」


比叡「いいなー。私もお姉さまと司令の間に挟まりたい……」


霧島「そうですね。次に秘書官が回ってきた日は数時間で仕事を終わらせて残りは一日中司令に甘やかしてもらいましょう」


大淀「お二人とも、仕事をサボって何をしてらっしゃるんですか?」イライラ


提督「え? 何って昼下がりのティータイムを楽しんでるんだけど?」


大淀「少なくとも中庭で椅子に座って抱き合うことをティータイムとは言いません」


金剛「大淀、邪魔しないでくださーい。今提督粒子をチャージ中なんデース」


大淀「今朝も言いましたが時間と場所を考えてください。宿舎から皆さんが見てるんですよ」


提督「割と真面目に言うとここじゃ当たり前じゃね?」


大淀「こんなことが日常茶飯事であっては隊の規律に関わります」


提督「そうだよなー。そう言って大淀とは裏庭でこっそりイチャついたもんなー。お前はああいう隠れてやる背徳的なのが好みだもんなー」


大淀「提督。その口閉じていただきます」カチャ


提督「あ、やべ」



ズドーン


後書き

ぺろぺろ


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