2024-10-18 21:05:18 更新

概要

とある人の鎮守府経営物語です。
        注意書き

        誤字脱字
      意味不明な言い回し
       間違った文法等
 それでもいいって方はゆっくりしていってね


前書き

キャラ一覧
オリキャラ
蓮(れん)…呉鎮守府の提督。普段はパーカーにダボダボなズボンをはいてる。なぜか海面に浮いてる。海軍嫌い
星夜(せいや)…呉鎮守府の憲兵をやってる。腰に上着巻いててて本人いわく、「いでしょ別に」だそう。道連れ
桜…一応救護妖精だが暇なのか蓮の執務を手伝ったり散歩している。呉鎮守府生まれじゃないのであまり馴染めていないからかもしれない
楓…呉鎮守府の工廠妖精。蓮に名前を付けられている工廠代表の妖精。名前を気に入ってるらしい
艦娘
電…蓮の初期艦。最初は呉に行くことに絶望してたが今は馴染んでる?
金剛…駆逐艦作ろうとしたら呉にて建造された。
(おまかせなんて言うから)
瑞鳳…蓮が最初の出撃で釣ってきた
大淀…前任のせいで仕事をめっちゃやらされていた。ワーカホリックっぽい
吹雪…同じく前任のせいで戦果にこだわってたけど今は大丈夫そう?
間宮…めっちゃビビり。前任のせいで自信はないっぽいけど普通に店だせるレベル
大本営
元帥…大和さんに尻に敷かれてる。蓮にめっちゃ嫌われてる。
大和…元帥の秘書艦。蓮を心配してくれてる。やさしい


第十一章 特訓


蓮「ということで明日からは地獄の猛特訓だ」

何が有ったかは1を見てくだせぇ


艦娘s「えっ」


蓮「当たり前だろ、行くからにはやっぱ勝たないと」


蓮「お前も手伝えよ」


星夜「ボーナス」


蓮「わかりやしたよ」


大淀「特訓と言っても何をするんです?」


蓮「まぁ大丈夫だろ」ムケイカク


蓮(演習の前の日は休ませたくて、明日からだと…12日か)


蓮(多分いけるだろう。)


星夜(こいつ絶対なんも考えてないな)


蓮「とりあえず、明日から特訓だからな今日は早めに休みなさい。それじゃあ解散!」


~~~~~~~~

星夜「それで?どうすんの」


蓮「とりあえずは命中率を上げないとだな」

(出撃中には描写してないが外れてるものもある)


蓮「まずは攻撃を当てないと話しにならんからな」


蓮「お前はあいつらの砲撃時の構えや動きを見てやってくれ」


星夜「わかった、でも、それだと瑞鳳はどうすんだ?」


蓮「あぁ、それなら大丈夫だ」


蓮「明後日大本営からあの人に来てもらうからな」


星夜「?」


工廠

蓮「ということで、頼めるか?」


楓「おk、じゃあ報酬は金平糖でいいよ」


蓮「はいよ」


次の日


蓮「それじゃあ砲撃訓練だまずはあの的に当てられるようにしてくれ」


蓮「まぁ動かないからそこまでムズいわけではないと思うが」


蓮「それじゃあ、始め!」


数分後

結果

命中率約68%

蓮「まぁ動かない的にだったらそこまで悪くないな」


吹雪「でも、動かない的でも68%じゃ動いてる相手に対してはどうなんでしょう」


蓮「まぁ構えは良かったがもう少し相手を見て距離をしっかり把握することが大切だ」


蓮「それから、動かない的にはどうするんだってのは今からやる」


大淀「どういうことですか?」


蓮「いや、だからそのままの意味よ」


蓮「俺が逃げ回るから頑張って当ててくれ」


大淀「いやいや!危ないですよ!」


蓮「まぁまぁ、俺のこと舐めんなって」


蓮「それに楓に演習用の砲弾だからな」


蓮「それにもしも、当たってもちょっと冷たいくらいだから」

(演習用砲弾=ペイント弾)


大淀「それで、どこでやるんです?」


蓮「どこでってなんだよ」


大淀「でも、提督は一般人だし」


蓮「いや、舐めんなって」


電「いや、でも昨日出撃に言ったときにも海面に浮いてたのです」


大淀「ええ!そうなんですか?」


蓮「そらそうだろ」


蓮「お前らが戦ってる間に呑気に資料とにらめっこしてる他の一般提督どもとは違うのだよ」


星夜(こいつ一昨日遠征中に呑気に紅茶を嗜んでいなかったっけ)


蓮「んじゃ、そういうことで」トオクニハナレル


蓮『よーし、それじゃあ始め!遠慮はいらんからな!』ムセン


金剛「実戦ではないとはいえやるからには本気でやりマース!」ドーンドーン


蓮「おっ!さっそく来たか。だが、それじゃ当たらんよ」


蓮は少し横にずれて避ける


金剛「む、避けられてしまいマシタ。」


星夜「よし、じゃあどうすんだ?このままじゃあたらんよ?」


金剛「なら、何度でも撃つだけデース!」

ドーンドーンドーン

しかし、避けられる


金剛「全部避けられてしまいました」


星夜「なら、全員で撃ったらどうだ?」


星夜「将棋で、詰ませる時のように逃げ道をなくしたらあたるんじゃないか?」


金剛「Nice ideaデース」


吹雪「確かにそうすればどれか一発は当たるはずです!」


金剛「それじゃあ、私に合わせてくださいねー!」

ドーンドーン


蓮「囲うように撃ってきたか」


蓮「でも、なんで誰も俺に撃たないんだ?」

蓮の周りに着弾


大淀「当たってませんね」


星夜「じゃあずらして撃ったらどうだ?」


金剛「なるほど!」


金剛「それでは私が撃ってから少しして撃ってくだサーイ」


金剛「Fire!!」ドーン


吹雪「撃てーっ」ドーンドーン


蓮「また撃ってきたか」ヨケル


蓮「て、ずらして撃ってきたか」


蓮(そろそろ当たるか)

バチャッ


星夜(ありゃわざとだな)


金剛「やっと当たりマシタ」


蓮「お疲れ様ー」


蓮「とりあえず一旦休んでこい」


蓮「そうだな今がフタマルヨンマルだから、またサンマルマルマルにまた集合」


蓮「それじゃあ解散!」

(戦闘シーン上手くなりたいんね)


~~~~~~~~~~

蓮「それで、どうだった?」


星夜「まだやっぱり練度がな」


蓮「まぁとりあえずはまた俺が逃げ回るからそれに当ててもらわないとだな」


星夜「まぁ当てないと話しにならないからな」


楓「追加で演習弾持ってきたよ~」


蓮「あぁ、ありがとう」


蓮「とりあえず、動いてる相手への命中率を50%くらいまでは上げたいな」


蓮「そういえば、瑞鳳は?」


星夜「アイツなら間宮さんの所にだ」


~~~~~~~~~

間宮「これくらいになったら弱火で少し待ちましょう」


瑞鳳「わかりました!」


料理を教えてもらっていた


第十二章 大本営組、襲来



次の日

蓮「さてと、そろそろだな」


瑞鳳「誰が来るんですか?」


蓮「そういえば言ってなかったな」


蓮「今日はあんたに航空機について教えてくれるようは先生をお呼びした」


星夜「さてと、そろそろ来るからな構えろよ」


瑞鳳「??」


ダッダッダ


蓮「3」


ダッダッダ


星夜「2」


ダッダッダ


蓮「1」


??「れーーん!」


バンッ!!(ドアが開けられる)


蓮&星夜「オラっ!」


ドンッ!!(開けられると同時に閉める)


??「イタッ!」(ドアにぶつかる)


蓮「セーフ」


瑞鳳「???」


蓮「よし、大丈夫か?」


夕立「うぅ、痛いっぽい」


蓮「いつも、やめろって言ってんのに抱きついてくるからだろ」


??「いい加減諦めなよ」


蓮「久しぶりだな、時雨」


時雨「久しぶりってほど久しぶりじゃないと思うけど」


星夜「最近はいろいろあったからな、1日が普段の3倍くらい長い気がするからな」


瑞鳳「???」


蓮「てか、お前らだけか?」


時雨「いや、夕立が先に行っちゃったのを追いかけただけだから皆はもうすぐじゃないかな」


星夜「とりあえず瑞鳳がショートしそうだから説明するぞ」


瑞鳳「それで、どういう状況なんですか?」


蓮「あいにくだが、俺たちは艦載機の使い方はわからんのでな」


蓮「大本営のやつらに頼んで派遣してもらった」


時雨「派遣させたでしょ」


蓮「大和さんにサボろうとしてたのをチクろうとしただけで強制はしてないから」


星夜「と、容疑者は申しており」


??「やっと着いた~」


蓮「おっやっと来たか」


瑞鶴「やっとってなによ、せっかく来てあげたのに」


翔鶴「まぁまぁ、喧嘩しないの」


翔鶴「それで、何で私たちが呼ばれたのかしら?」


蓮「いや、聞いてないのか?俺たちじゃ艦載機とかはわからないからだけど」


瑞鶴「いや、そうじゃなくて何で私たちを選んだのかってこと、別に艦載機について教えるなら加賀さんとかでもよかったんじゃ」


蓮「いやいや!あいつらの呼んだら過労死しちまう!」


蓮「それにお前らはアイツらと違ってまともだし」


瑞鶴「なっなるほどね」


瑞鶴(たしかに、蓮の料理を一航戦のやつらは気に入ってたわね)


蓮「ということで、さっそく練習に移るとするか、星夜、放送で全員を浜辺に集合させてくれ」


星夜「おk」


蓮「それじゃあ二人は瑞鳳を頼む」


瑞鶴、翔鶴「任せて(ください)!」

第十三章 特訓


星夜「よし、的建てたよ」


翔鶴「それでは、あの的に向かって撃ってみてください」


瑞鳳「はっはい」


瑞鳳「ふぅ」集中

瑞鳳は弓を引く


瑞鳳「えいっ!」

矢はあらぬ方向へ行く


瑞鶴「??」


~~~~~~~~~

蓮「ということで、大本営から時雨と夕立に手伝ってもらうことになった」


時雨「よろしくね」


夕立「よろしくっぽい!」


金剛「金剛デース」


電「電なのです!」


吹雪「吹雪です!」


大淀「大淀です」


蓮「というこで、昨日やった通り俺が逃げるから頑張って当ててくれ」


蓮「時雨と夕立はアドバイス頼んだよ」


時雨、夕立「わかった(っぽい)」


蓮「よし、じゃあ行ってくるs痛っ!」

蓮の腕に矢が刺さる


蓮「待って何で矢が?!」


~~~~~~~~

「痛っ!」


翔鶴「なんで」


瑞鶴「的を狙わせたはずなのに」


星夜「蓮に当たるんだ」


瑞鳳は蓮に当たり慌てる


電「はわわ!」


金剛「大丈夫なんデスカ!」


蓮「と、とりあえず医務室行ってくるから」

腕から血が流れてる

蓮「特訓は星夜に頼んでくれ」


桜「瑞鳳の撃った矢が当たるねぇ」

包帯を巻く

桜「下手すぎん?」ホイコレデオケ


蓮「まぁたまたまだろ」アリガト


蓮「それじゃあ俺は戻るから」アンマリハゲシクウゴクナヨ


桜「気を付けてねぇ」


~~~~~~~~~~

瑞鳳「だっ大丈夫かな」


翔鶴「まっまぁ今回はたまたまかもしれませんし」


瑞鶴「もう一回やってみて」


瑞鶴「はっはい!」


瑞鳳(今回こそ!)集中

弓を引き撃つ


~~~~~~~~~~

星夜「とりあえず一旦は俺がやるから」


金剛「テートクが心配デス」


星夜「まぁアイツなら大丈夫だろ」


星夜「包帯でも巻いたら戻ってくるさ」


星夜「それじゃあ今度こそやるかって危な!」

ギリギリで矢を避ける


金剛「またですカ」

~~~~~~~~~~

翔鶴「なっなんで」


瑞鶴「的を狙ってるはずなのに…」


瑞鶴「しかも、20mくらいにしたのに」

本来の弓道の的までの距離は28m(近的)でそれより5m近い


瑞鳳「うぅ私にもわかりませんよぉ」半泣き


~~~~~~~~~

蓮「ただいま~ってどうしたんだ?」


星夜「また、矢が」


蓮「瑞鳳、大丈夫かな」


星夜「演習までに間に合うといいが」


蓮「今度こそ俺が逃げるんで頑張ってくれ」

後は蓮が逃げてるのを夕立らのサポート有りで砲撃訓練をする(戦闘シーン苦手かもしれんから)

~~~~~~~~

瑞鶴「なっなんで」

的の先の木や周りには矢が刺さっているが的には

まったく当たってない

瑞鳳「うぅ」泣き


翔鶴「よしよし、泣かないの」


瑞鶴「的にここまで当たらないなんてことあるの??」


翔鶴「瑞鳳ちゃんも疲れただろうし、一旦休みにしましょう?」


瑞鶴「そうしましょうか」


~~~~~~~~~

星夜「おーい、楓さーんいるかい?」


楓「はいはい、今度はなんですか?」


星夜「あと2週間ほどで演習があるのは知ってるだろ」


楓「まぁだから演習用の弾等を作ってやったしね」


星夜「だから、蓮がアイツら用の艤装を作ってだとよ」


楓「まぁ、艤装にも慣れといたほうがいいだろうからね。わかった」


楓「資源はどのくらいまで使っても?」


星夜「素晴らしいものを期待してるとだけ」


楓「なるほどね、んじゃ好きな用にさせてもらうよ」


星夜「そうしてくれ」


星夜「あぁ、そういえばいい忘れてたことが」


楓「?」


星夜「弓道場を作ってもらえるか?」


楓「?蓮がお金もかかるから外で良いって」


星夜「いや、作ってくれ。このままだと俺らの危険が危ないから」


楓「?よくわからないけど、まぁ他の妖精に手を回しておくよ」


星夜「あぁ、頼んだ」


第十四章 大本営


金剛「なかなか、当たりまセーン」


時雨「蓮も避けるのが上手いね」


夕立「普通だったら当たってるっぽい」


蓮『まぁお前らが居るとはいえ簡単には当たらんさ』


時雨(結構本気でやってるけどね)


蓮『ま、そろそろ終わりにするか』


時雨「そうだね、もうお昼だし」


夕立「久しぶりに蓮のご飯っぽい?」


蓮『じゃあ久しぶりに作るか』


蓮『お前らは先行って待っててくれ』


夕立「やったーっぽい!」


~~~~~~~~~~

蓮料理中&翔鶴たち合流


夕立「久しぶりの蓮のご飯楽しみっぽい」


瑞鶴「そうねーアイツの作るのは結構美味しいからね」


電「そんなに美味しいのですか?」


時雨「たしか、大本営の食堂に来ないかって誘われてた気がする」


吹雪「楽しみですね」


キッチン

蓮「それで?どうしたんだ?」


瑞鳳「…」蓮に抱きつく


瑞鳳「全然当たらなくて」


瑞鳳「翔鶴さんたちに迷惑かけちゃって」


蓮「なるほどね」


蓮「まぁアイツなら別にそこまで起こったりしてないさ」


蓮(とはいえ、食堂に来る前に少し見たが大丈夫か?)


蓮(演習までには安定させないと)


蓮「よし、出来たから瑞鳳も運ぶの手伝ってくれ」


瑞鳳「うん」


夕立「やっぱり蓮のカレーは美味しいっぽい!」


吹雪「ほんとに美味しいです!」


星夜「まぁ大本営で事件を起こすくらいだからな」


大淀「なにがあったんですか」


蓮「簡単に言うと俺のカレーは自作の特別スパイスを使ってるんだけど」


蓮「それを大本営の食堂で使ったら一部のやつらに気に入られてスパイスの作り方を盗もうとした正規空母対俺の約2日の事件が起きた」

(カレー事件)

このシリーズが終わったら番外編としてやるかも


電「それでどうなったのです?」


蓮「調理場出禁になった」


時雨「むしろ、出禁で済んだんだ」


蓮「めっちゃ起こられたけどな」


大淀「提督って何者なんですか」ボソッ


蓮「だから俺は他とは少し違うだけの一般人さ」


星夜(一般人の意味わかってんのか?)


蓮「それじゃ、俺は少し予定があるから午後は自由にしてくれ」


星夜「どこ行くんだ?」


蓮「まぁ少しな。今日中には帰るさ」


星夜「わかった」


~~~~~~~~~

蓮「さてと、それじゃ行くか」


蓮「一応これ(刀)持ってくか」


20分後

蓮「たまにはこうやって海をのんびり行くのも悪くはないな」


蓮「うん?あれは」

少し遠くに深海棲艦がいる


蓮「めんどくさいが遠回りするか」


30分後

蓮「はぁ、やっと見えてきた」


蓮「遠回りしたのもあって結構時間かかっちまったな」


蓮「まぁいいか」


蓮「なんか久しぶりに来た気がするな」


蓮「さてと」


トントン

蓮「入るぞ」

ガチャ


蓮「よう」


元帥「お前敬語ってわかるか」


蓮「帰るぞ」


元帥「いや、待ってくれ」


蓮「それでなんだよ」


元帥「いや、なにたまには二人で話そうじゃないか」


蓮「そんなことのために俺は約50分を無駄にしたのか?」


元帥「いや、酷いな」


蓮「まぁ、大丈夫だと思うぞ?」


蓮「今は時雨達も手伝ってくれてるからな」


蓮「問題がないとは言えないが…」


元帥「なにかあったのか?」


蓮「もしもだぞ?」

 

元帥「?」


蓮「もし、まともに弓が扱えない空母がいたらあんただったらどうする?」


元帥「ふむ、難しいな」


元帥「瑞鳳に何かあったのか?」


蓮「まあな」


元帥「艦娘というのは建造された時から自分の役目がわかっているものじゃ」


元帥「潜水艦なら泳ぎ方を戦艦なら主砲の撃ち方をだ」


元帥「そこで空母が艦載機を扱うための弓が扱えないと言うのは言い方が悪いが欠陥と言えるだろう」


蓮「…」


元帥「だが、艦娘も人と同じで経験を積み成長するからな」


元帥「今はダメでもそのうちまた射てるようになるだろう」


蓮「なるほどな」


蓮「あんたの割にはずいぶんと艦娘を思ってるんだな」


元帥「儂が艦娘のことを考えて無かった時があると?」


蓮「あぁそうだな」


蓮「あんときのことを忘れたとは言わせんからな」


元帥「はぁ、わかっておるよ」


蓮「そういえばアイツらは大丈夫か?」


元帥「アイツらはとは誰だ。ここにどれだけの艦娘がいると思っておる」


蓮「空母の連中だ」


元帥「いや、相変わらずお主のカレーを求めておるよ」


蓮「諦めろよ」


元帥「お前が諦めればいいだろ」


蓮「いや、あんたが諦めさせればいいだろ」


元帥「いやじゃよ、めんどくさい」


蓮「おなじく」


元帥「…」


蓮「…」


蓮「まぁ諦めるのを待つか」


元帥「そうだな」


一時間後


蓮「それじゃそろそろ帰るからな」


元帥「あぁ久しぶりにこうやって話せて楽しかったぞ」


蓮「ここにいたらいつ襲われるかわからなくてこっちは怖いがな」


バンッ


ドア「あああああ!!!!!」


??「やっと見つけた!」


蓮「!!!」


赤城「ふっふっふ」ニヤ


蓮「くっ!なぜここに!?」


赤城「今日こそレシピを教えてもらいます!!」


蓮「くっ、こうなったら」


元帥の部屋の窓に向かって走る


赤城「なっ!」


蓮が窓を体当たりで割りそこから落ちる


スタッ


蓮「逃亡!」


赤城「逃がすか!」


元帥「落ち着け!」


赤城が追いかけ、その後ろを元帥が追いかける


蓮「捕まってたまるか!」海面を滑って逃げる


赤城「逃げられましたか」


赤城「ですが、こんなところで諦める私ではありません!」蓮を追いかけようとする


大和「なにをしてるんですか?」イカリ


赤城「やっ大和さん」ビクビク


大和「ちょーっとだけお時間いいですか?」


赤城「あっはい」アキラメ


第十五章  深海艦娘


蓮「はぁ、死ぬところだった」


ドーン


蓮「砲撃音?」


蓮「って、あれは?」


遠くの方に艦娘が居たが様子がおかしい


蓮「艦娘が一人で、しかも戦ってる?」


蓮(まだ大本営からは10分も経ってないくらいの位置だってのに1人しかいないってことがあるのか?)本来は艦娘が一人でいることはない


蓮(しかも、あの感じ大破してそうだな)


蓮(迷惑かもだか一応見に行って見るか)


蓮が方向をかえ艦娘の方向にいこうとした時

ドーン

艦娘に砲撃が当たり水しぶきができる

そして、艦娘が倒れそうになった


蓮「!!させるか!」


蓮は刀を構え斬撃を飛ばす


深海棲艦「うぐっ」大破


深海棲艦に大きい傷がつく


蓮はそのまま深海棲艦に近づき腹に思いっきり蹴る


深海棲艦「ぐはっ!」轟沈


蓮「よし、艦娘は」


蓮が艦娘に近づく


蓮「まだ息はあるな」


蓮「早く戻らないと」


蓮は艦娘を背負い大本営に全速力でもどる


~~~~~~~~~

大本営から蓮が逃げた所

大和「はぁなんど言ったら諦めるのですか」ガミガミ


赤城「すいません」ペコリ


赤城(コンクリートの上で正座痛い。でも夏じゃなくてよかった、前やられて死ぬかと思いましたからね)今は3月くらい


大和「赤城さん?聞いてます?」


赤城「聞いてます!!」


「おーい」


大和「?」


蓮が艦娘を背負ってこちらに向かってきてる


大和「なるほど」


大和「赤城さん、大本営の入渠を使えるようにしてください」


赤城「えっ?」


大和「頼みました」海に飛び出す


大和「なにがあったんですか?」


蓮「それはあと!それより、こいつが」


大和「いま、赤城さんに用意させてるので行きましょう」


蓮「Thanks」


~~~~~~~~

大和「それでなにがあったんですか?」


蓮「かくかくしかじかで」


大和「なるほど、捨て艦ですか」


蓮「大丈夫かな」


赤城「たっ大変です!」


蓮「どうした?!」


赤城「蓮が拾ってきた娘が!」


蓮は入渠施設に向かって走る


大和「あっ待ってください!」


入渠施設に行くと拾ってきた娘がの肌が少しずつ、薄い青くなって深海棲艦化し始めてる


蓮「!!!」


大和「これは!」


赤城「今着替えを持って来たときに見たらこうなってしまっていて」


蓮「まじか」


蓮「間に合わなかったか……」


??「なに騒いでんの?しかも、入渠施設の前で」


蓮「!!なんでここに?!」


桜「いや、大本営に医療関連の要請とか、友達と茶しばいてただけよ」


桜「それで?どうしたの」


蓮「四角いムーヴ」


桜「なるほど」理解力カンスト


桜「まだなってはないんだよね?」


蓮「あぁ」


桜「なら、まだ間に合うかもしれない」


蓮「!!」


桜「大和姉さんや大本営の医療施設借りるよ」


大和「わかりました。元帥には私から伝えておきます」


赤城「私はなにをすれば」


大和、蓮、桜「大人しくしてて(ください)(くれ)」


赤城「あっはい」


桜「蓮、そっち持って!」


~~~~~~~~~

約2時間後


桜「疲れた」


蓮「桜!」


蓮「結果は」


桜「…」


蓮「…」


桜「セーーフ」


蓮「ほっ」胸を撫で下ろす


桜「まだ始まってからすぐだったから間に合ったっぽいね」


桜「あと少しでも遅かったらダメだっただろうね」


蓮「よかった」


桜「あとは、入渠させとけば大丈夫だと思うよ」


蓮「なんか、めっちゃ疲れた」


桜「ただ遊びに来ただけなのにまさか、こんなことになるとは」


蓮「てか、もうこんな時間か」午後5時くらい


桜「とりあえず少し休もう」


~~~~~~~~

約1時間後


蓮「大本営の飯はやっぱ美味いな」


桜「そだねー」


大和「蓮ー」


蓮「どうした?」


大和「あの娘起きたよ」


蓮「まじか!」ガツガツ


桜「思ったより早かったね」ガツガツ


蓮「よし、案内してくれ」


~~~~~~~~~

??「あっえっと」


蓮「とりあえず、自己紹介を」


蓮「俺は(ry」


響「私は響という」


蓮「よろしく」


桜「体調はどうだい?」


響「大丈夫だ」


桜「一応診断させてもらうよ」


響「わかった」


~~~~~~~

桜「うん、問題は無さそうだ」


蓮「なら、よかった」


響「それで、私はこれからどうすれば?」


大和「あなたしだいですね」


大和「あなたはドロップしたさいに捨てられてしまったので、これから解体されるのも海軍に残るのもあなたの自由です」


響「そうか」


響「なら、君について行ってもいいかい?」


蓮「うちにくるなら歓迎するよ」


響「Спасибо」


響「それじゃあ改めて」


響「特Ⅲ型駆逐艦響だ、不死鳥ともいわれてる。よろしく」


蓮「特Ⅲ型ってことは電の姉妹か」


響「電がいるのか」


蓮「それじゃあ疲れてるかもだが俺の鎮守府に戻るぞ」


蓮「そろそろ帰らないとだからな」現在7時手前


大和「それじゃあ気をつけてね」


蓮「あぁ、今日はありがとな」


大和「いや、無事でよかったわ」


~~~~~~~~

蓮「5時前には帰るつもりだったがすっかり暗くなっちまった」


桜「蓮」


蓮「どした」


桜「あれ、」桜が指を指した方にはがいた深海棲艦


蓮「だる」


蓮「今は早く帰りたいからな」


蓮「少し殺ってくる」


桜「はいよ」


響「まてまて、一人で行くのかい?」


蓮「お前を助けた時も同じことをしたんだがな」


桜「じゃあ気をつけてね」響の頭の上に乗る


響「私の司令官ってもしかしてヤバいのかもしれない」


桜「ヤバいやつだけどいいやつなのは確かだよ」


蓮は深海棲艦を圧倒し戻ってくる


蓮「帰るぞ」


桜「はーい」


~~~~~~~~~~

蓮「ただいまー」


星夜「遅すぎ、なにしてたん」


蓮「まぁいろいろあってな」


蓮「それよりみんないるか?」


星夜「あぁいるぞ?」


蓮「それじゃ、食堂に集めてくれ」


食堂


響「特Ⅲ型駆逐艦響だ、よろしく」


電「響ちゃんなのです!」


蓮「仲良くしろよ~」


蓮「もうこんな時間か、お前ら夜更かしすんなよ。それじゃ、かいさーん」


~~~~~~~~

蓮「で、どうなんだ?」


桜「響ちゃんのことか」


蓮「あぁ」


桜「気に入った」


蓮「ちがうそうじゃない」


蓮「あいつの状態だ」


星夜「たしか、深海棲艦から戻したんだっけ」


蓮「そ。だから大丈夫かな~って」


桜「うーん、良いか悪いかで言えば良い方だと思うよ?」


蓮「というと?」


桜「まず、深海棲艦ってのは自然発生するのもいれば艦娘が轟沈したときになるパターンがあるんだよ」


桜「それで、艦娘が轟沈したときに負の感情が集まってそれが貯まると深海棲艦になるんだ」


桜「だから、簡単に言えばそれをどうにか取り除けば戻せるの」


蓮「なるほど、それを響にしたと」


桜「そう、でも一つ問題があって完全には取り除けてはないと思う」


桜「完全に除けたかはわからないから」


桜「だから、もしかしたらまた深海棲艦化するかもだし、使いこなすかもでなにがあるかわからないから」


星夜「気をつけろと」


桜「そういうこと」


蓮「まぁ一応頭の片隅にでも入れとくさ」


桜「なんかあったら気絶でもさせて連れてきて」


蓮、星夜「了解」


第十六章 自分なりに

こそこそ


響(電?)

ガチャ


響(どこにいくんだ?)


眠気眼を擦りこっそり電に着いてく


ガチャ

部屋に入る


響「あそこは…」


響は電の入った部屋に入る

そこは提督の私室だった


響「なんで電はここに?」


響は部屋をさっと見渡すと司令官の寝てる布団が司令官よりも膨らんでた

響は布団に近づきめくる

するとそこには寝てる司令官と司令官に後ろから抱きつく吹雪とその後ろに大淀、前には瑞鳳と金剛が足元には電が足にしがみついてた


響「……」


響は無言で電といっしょに寝る


次の日


蓮「かくかくしかじかで演習をやることになってて来て早々に悪いが響も練習にきてもらっていいかい?」

蓮は皆が侵入してきてるのを知らない


響「わかった」


蓮「今日は瑞鳳の様子を見てくるから星夜に向かってやってくれ」


星夜『いつでもどうぞー』


響「司令だけじゃなくあの人も浮けるのか」


弓道場


蓮「悪いな突然造らせちゃって」


楓「いや、大丈夫さ」


楓「これからもどんどん言ってくれ」


蓮「あぁ、これからも頼りにさせてもらうよ」


シュッ、パンッ


瑞鳳「当たりましたっ!」


翔鶴「よかったわね」ヨシヨシ


蓮「思ったりよ大丈夫そうか?」


瑞鶴「あら、来てたのね」


蓮「様子はどうだ?」


瑞鶴「やっぱりあまり良くはないわ」


瑞鶴「少しずつは命中率はあがってるけどそれでもそうとうゆっくりね」


蓮「実戦となると…」


瑞鶴「乗り手がそうとう良ければ?…」


蓮「どうにかしないとな」


瑞鳳「提督見てたんですか!」


蓮「あぁ、頑張ってるようだな」ナデナデ


蓮「あと、瑞鳳」


瑞鳳「なんですか?」


蓮「ハチマルマルマルくらいに来てくれ」


瑞鳳「はっはい!」マッカ


瑞鶴(蓮ってロリコン?)


夜 執務室


瑞鳳「失礼します!」

ガチャ


蓮「来たか」


瑞鳳「それで、なんでしょうか」


蓮「お前が上手く弓を扱えてないことについてどう思ってるか気になってな」


瑞鳳「!!」


蓮「なんか四六時中悩んでる感じだったからな」


瑞鳳「翔鶴さんたちに迷惑かけちゃってるかなって」


瑞鳳「頑張ってるけどなかなか上手くいかないし」


瑞鳳「空母ならちゃんと艦載機を扱えないとだから」


瑞鳳「だから、頑張ってるのに、なかなか当たらなくて」


瑞鳳「翔鶴さんたちは簡単そうに当ててるから…」


蓮「自信がなくなってきてるのか」ナデナデ


瑞鳳「ねぇ提督、まだ捨てないでっ」

蓮の袖を掴む


瑞鳳「私頑張るから!」


蓮「捨てないさ」


蓮「お前が頑張ってるのは翔鶴たちから聞いてるからな」


瑞鳳「でっでも、的にすらまともに当たらないなにそんな娘いらないでしょ」


蓮「そんなことはないさ」


蓮「たとえ、瑞鳳が弓を扱えなくても捨てないさ」


蓮「ゆっくり、着実に覚えて行けばいいさ」


蓮「無理しなくていいんだぜ?まだ時間はあるんだからな」


蓮「お前ならいけるさ」


瑞鳳は泣きながら抱きつく


蓮「お前はお前なりに頑張ればいいさ」


瑞鳳「うぅ」


10分後


瑞鳳は泣き疲れて寝てしまった


蓮(しょうがない)


蓮は自室に戻り瑞鳳を寝かせる


蓮「さて、風呂入るか」


第十七章  呉の日常


時雨(暇だから鎮守府の日常について見てくよ)


時雨(まず皆は蓮が起きる30分くらい前に蓮の部屋から撤退するらしい)夕立情報


時雨(今度、僕も行こうかな)


時雨(その後は各々準備したら食堂に行く)


時雨(間宮さんのは蓮ほどじゃないが結構おいしい)


時雨「蓮ほどじゃないけど」ボソッ


間宮「悪かったですね、美味しくなくて」


時雨「いや、別にそこまでは言ってないから」


時雨「蓮が特別美味しいだけだから」


時雨(間宮さんは蓮の方が美味しいと自信がないらしい)


時雨(朝食後は大抵自由行動)


時雨(練習はいつも午後からだ)


時雨「まぁ蓮って朝弱いから」


蓮「いや、そんなことはないと思うんだがな」


時雨「いつも眠そうじゃん」


蓮「一時期ニートやってたんで」


時雨「はやく生活水準戻しなよ」


蓮「のんびりやりたいんで」


時雨「そう」


時雨(自由行動中は外出許可を貰えば外に買い物とかに行けるし鎮守府で自主練したり、遊んだり基本何でもありになっている)


時雨(昼ご飯を食べ終わったら練習が始まる)


時雨(外では蓮たちと砲撃や回避の練習をしている)


時雨「いい加減当たって欲しいんだけどね」ドーン


夕立「今度こそ当たるっぽい!」ドーン


蓮『なんでお前らも撃ち始めてるの?!』


時雨「金剛さん、今!」


蓮『ねぇ聞いてる???』


時雨(練習は休憩含め午後5時くらいに終わる)


時雨(練習が終わったらまた自由行動なる)


時雨(自由行動多くていいね)


時雨(大本営って結構忙しいから少し羨ましいや)


時雨(夕立も楽しそうだし)

時雨「提督(元帥)に魚雷でも投げればいいかな?」


星夜(何があったんだ)散歩中


時雨(就寝時間は大体10時頃かな)


時雨(まぁ特に決まってないし皆蓮の部屋に行くから11時30分くらいかな)


時雨「さてと、僕も行くとするかな」


夕立「どこに行くっぽい?」


時雨「まぁ、少しね」


蓮の私室


蓮zzz


時雨「失礼するよ」布団に入る


時雨(たしかにこれはいいな)


数分後


吹雪(今日も来ちゃいました)


吹雪「私より早く来てる人が!」

普段は吹雪が一番


吹雪(いったい誰が…)

布団をめくる


蓮に時雨が抱きつきながら寝てる


吹雪「……」

布団を戻したそーっと帰る


吹雪「失礼しました」ボソッ


時雨(バレちゃったか)


次の日


時雨「吹雪さん、少しいいかい?」


吹雪「?なんでしょう」


時雨「昨日、見たね?」


吹雪「!なっなんのことでしょう」


時雨「僕が寝てるところ」


吹雪「いっいや~なんのことでしょうか」


時雨「見たよね?」


吹雪「見てないですっ!」


時雨「嘘はよくないなぁ」威圧


吹雪「みっ見ました」


時雨「ふーん」


時雨「もし、誰かに言ったら、ね?」


吹雪「わっわかりました!」ピシッ


執務室


蓮「そういえばさ」


星夜「どした?」


大淀「……」カキカキ


蓮「昨日時雨が布団に入って来たんだよね」


星夜「へぇ、あの時雨が?」


蓮「まぁ皆入って来てるから羨ましいかったんでしょ」


大淀「!!!」


大淀「知ってたんですか」


蓮「そら、みんなで入ったら気づくわ」


蓮「てか、今の所この鎮守府で入ってきてないの夕立だけだよ」


星夜「一番入りそうなのにな」


蓮「なんでだろね」


ドア前


翔鶴(バレてました)


瑞鶴(やっぱりバレてた)


第十八章 特訓②


弓道場


蓮「俺は分からないが弓ってそんなに難しいのか?」


瑞鶴「艦娘って生まれたときから自分の役割を理解してるから図星に当たる当たらないはまだしも普通弓の扱い方はわかるわ」


翔鶴「弓の持ち方とか構え方はわかってるようだけど的中率がなぜかひどいのよね」


瑞鳳「うぐ」


蓮「へぇ」


蓮「ちょっと借りるよ」

瑞鶴の弓を持ち撃つ


蓮「たしかに難しいな」

蓮の射った矢は的の端の方に当たる


瑞鶴「いや、弓が大きいからでしょ」

蓮の身長は瑞鶴より一回りくらい小さい

(蓮は150くらいにした)


蓮「まぁゆっくりやればいいから」


瑞鶴「演習はどうするのよ」


蓮「それまでに真っ直ぐ飛ばせればいいから」


翔鶴「あと一週間ですけどね」


蓮「まぁまぁ瑞鳳なら行けるって今も頑張ってるじゃん」


蓮「やる気があるのとないのとじゃちがうから」


蓮「失礼するよ」

瑞鳳の隣に来る


瑞鳳「どうしました?」


蓮「いや、頑張ってるなと」


瑞鳳「皆に迷惑かけれませんから!」集中

シュッ、パンッ


蓮(集中力はありそうだがな)


瑞鳳「えっ、なにしてるんですか?!」

瑞鳳と一緒に弓を持つ


蓮「ほら、集中しな」


瑞鳳「!はい」集中

シュッ、パンッ


瑞鳳「!」

的の真ん中に刺さる


瑞鳳「真ん中に刺さりました!!」ヨロコビ


蓮「ほら、ちゃんと当たるじゃないか」


瑞鶴「当たっちゃった」


蓮「よし、感覚を忘れないようやるぞ」


瑞鳳「はい!」

その後も二人で射つ


蓮「よし、そろそろ1人で射ってみな」


瑞鳳「はい!」


翔鶴「大丈夫でしょうか」


蓮「大丈夫だろ」


シュッ、パンッ


瑞鳳「うぅ、外れちゃいました」


蓮「大丈夫だ、もう一回やってみな~」


瑞鳳「はい!」


シュッ、パンッ


瑞鳳「うぅ、諦めません」


その後も何回か射つが全然当たらない


瑞鳳「…」(´・ω・`)


蓮「まっまぁそういうこともあるから」


蓮「また、二人で射てばいいだろ?」


瑞鳳「はいぃ」


蓮(完全に意気消沈しちゃってるな)


蓮「よしよし、今日は終わりにしましょ」


瑞鳳「( ;∀;)」




星夜「だいぶ避けるのに慣れてきたぜ」


時雨が魚雷を向ける


星夜「いや、止めて」


星夜「そういうのは蓮の役目だから」


時雨「それもそうか」


時雨「さて、そろそろ休憩にするよ」


夕立「わーい!遊ぶっぽい!」


星夜「元気だな」


金剛「ティータイムにしまショー」


星夜「そうするか」


第十九章 蓮の制服


星夜「あと(演習まで)三日か」カキカキ


蓮「なんか思ったより早かったな」カキカキ


大淀「そうですね」カキカキ


蓮「てか、無理しなくてもいいんだぞ?」


大淀「いえ、大丈夫です」


大淀「そういえば」


蓮「どした?」


大淀「演習に行くなら制服を着ないとでは?」


蓮&星夜「あ」


蓮「いや~、別に着なくても大丈夫じゃない?」


大淀「いや、だめですよ」


蓮「しょうがねぇ、元帥に許可とるか」


大淀「そんなに嫌なんですか」


星夜「見た目が嫌らしい」


元帥『もしもし、こんな時間に誰じゃ』


蓮「俺だ」


元帥『悪いがまだおれおれ詐欺には引っ掛からんぞ?』


蓮「演習で制服着たくないから着なくていい?」


元帥『ダメ』


蓮「ふっ、悪いが制服持ってきてないんでな」


元帥『なら届けるまで』


蓮「いや、捨てたね」


元帥『いや、捨てるなよ』


元帥『まぁよい、こんなこともあろうかとスペアがあるんでな』


蓮「なんだと」


元帥『まっておれよ?』


蓮「shit」


蓮「いや、まだだあんたのサボり場所全部バラすしか」


元帥『もう場所は変えたからな、大和に言っても無駄じゃよw』


蓮「fucking admiral」

電話を切る


星夜「どうだった?」


蓮「撃退準備してくる」


星夜「いや、諦めろよ」


次の日


元帥「ほら、制服」


蓮「あんたが来んのかよ」


元帥「それじゃあな」


蓮「もう二度と来なくていいぞ」


~~~~~~~~~


星夜「お前が着るの久しぶりにみるな」


蓮「着ないって」


金剛「楽しみデース」


蓮「着ないって」


電「どんな服なのです?」


蓮「着ないから」


吹雪「気になります」


大淀「同じく」


蓮「Help桜」


桜「いいじゃん減るもんじゃないし」


蓮「えー」


艦娘s「ジーー」


蓮「うぐ、はぁ着ればいいんでしょ着れば」


星夜&桜「勝った」


蓮「あとで覚えとけ」


蓮着替え中


金剛「それで、どんな服なんデス?」


星夜「かわわいいぞw」


桜「そうだね、かわわいいよ」


金剛「?」


ドンッ

扉を蹴り飛ばす


星夜「痛っ」


蓮「ほら着てやったぞ」


蓮の服装は金剛型に似ていてショートの黒髪でアホ毛、カチューシャ(金剛型とは違う)に巫女服である。簡単に言えば色ちがいの比叡


桜「やっぱ似合ってるよw」


蓮「戻していい?」


金剛「えーいいじゃないデスカ、似合ってますヨ!」


響「女装がデフォルトなんだ」


蓮「女装がデフォルトなんじゃなくて普段男装してるが正しいんよ」


艦娘s「えっ?」


金剛「えーっと」


吹雪「つまりは」


大淀「提督って」


電「女の子だったのです!?」


蓮「そういうこと」


瑞鳳「どうりで、その姿が似合うわけね」


響「でも、なんで男装を?」


蓮「軍内はまだ男尊女卑が少しあるんでな、男の方が動きやすい」


蓮「あと、この見た目だとよく言われるんだよ「比叡、イメチェンしたのか?」って」


蓮「だから、着たくない」


蓮「あと、寒がりなんで巫女服寒い」


星夜「カイロ買えって、ヒートテックとか」


蓮「陸ならいいかもだが、冬の海舐めんな!」


星夜「そうっすか」


蓮「てか、この服でいかにゃならんのか」


蓮「やっぱいつもので」


皆「それで行(くのです)(きまショーウ)(ってください)(こう)(きましょう)(け)」


蓮「味方がいない」


星夜「いや、味方だろ」


桜「そうだよ、怒られるよ?」


蓮「事情をしらなかったらこれもダメだと思うがな」


星夜「そこらへんは元帥がやるだろ」


星夜「まぁとりあえずそれで行くのは確定な?」


蓮「はっ?嫌だが?」


星夜「ほぅ?やるか?」


蓮「久しぶりにやるか?」


大淀「いや、こんなところで喧嘩は」


蓮「4ねっ!」刀を出す


星夜「お前がな!」薙刀を出す


大和「なにやってんの!」二人を殴る


蓮&星夜「痛っ」


蓮「なんで、ここに大和さんが」


大和「監視」


蓮「お前らみんなしてなんなんだよ」


第二十章  佐世保鎮守府


佐世保鎮守府にて


佐世保の提督→佐提督

佐世保「ふっ、明日は呉のやつと演習か」


佐世保の憲兵→佐憲兵

佐憲兵「はいそうですね、編成はどうされるのですか?」


佐提督「まぁつい最近きたやつだてきとうでいいだろ」


??「しっ失礼します」


佐提督「ああん?」


??「えっ遠征の報告を」


佐提督「そんなんいい、そこに置いとけ!」


??「はっはい!」


佐提督「チッ」


佐憲兵「空気の読めないやつですね」


佐提督「まぁよい、あいつを演習のメンバーにしよう」


佐提督「それから、今日は休むな、もう一度いってこい!」


??「わっわかりました…」

ガチャ


佐提督「さてと、おい、俺が帰ってくるまでに執務を終わらせとけよ?」


??「わかりました、またどこかに行かれるのですか?」


佐提督「あ?言わんでもわかるだろ!」


??「すいません」


佐提督「チッ行くぞ」


佐憲兵「はい。おい、変なことを起こすんじゃねぇぞ?」


??「わかっています」


佐提督「それじゃあな」


??「くっ」唇を噛む


??「だれか、助けてください」


呉鎮守府


蓮「よし、そろそろ行くか」大人しく制服を着てる


星夜「よし、みんな乗れ~」


大淀「こんな大きい車よく手に入れましたね」


星夜「そら大和さんに頼んで持ってこさせたからな」


蓮「レンタルカー的なやつだから、傷つけんなよ?」


星夜「わかってる」


星夜「それで、佐世保ってどこ?」


蓮「佐世保は長崎の北西端で北松浦半島の付け根らへん」


星夜「へぇ」


星夜「詳しいな」


蓮「実家があそこら辺だし」


蓮「てか、どのくらいで着く?」


星夜「五時間くらいだな」


蓮「お休み」


星夜「いや、道案内してくれ」


蓮「カーナビ見ろや」


電「楽しみなのです!」


星夜「高速代の8000円くらいって経費で落とせるかな」


おまけ

名前の由来(タイ風)

かりんさん「クソッ名前が思い付かん!」


かりんさん「クソッ名前が」


かりんさん「自分のでいいやん」


かりんさん「身内から借りる(無断)」

(蓮と星夜は借りて桜と楓は思い付いた)

かりんさん「書き始める」


かりんさん「テンポがはやい気がする」


かりんさん「気にしない」


かりんさん「わりとスラスラ」


かりんさん「一話書き終わる」


かりんさん「2話もやる」


かりんさん「リアルが忙しい」


かりんさん「バカだから調べつつ書く」


かりんさん「やっと書き終わる」


かりんさん「遅くなってすいませんでした」


変わった提督の鎮守府運営 せかんど 完


後書き

ここおかしくね?って場所があったら教えて下さい
質問等もできる限り答えますんで遠慮はしないでくだせぇ


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