2018-02-08 23:46:44 更新

概要

ラージャン「なんだあれは…」完結編までと
ラージャン「ついに来たか…」のまとめ編です!!
随時更新中です!!!!!
アホな小説ですが応援宜しくお願いします!!
コメントを貰うことで俺は強くなります!!!


…………………………………………………

光……だけが見えている。

異常に気付き、既に醒めた目を改めて擦り、周囲を見渡す。

真下にはドス黒い暗雲が立ち、

真上には常に落雷が発生している。

地形は不自然は段差が多くみられ、

正面には歪な形の山が取り囲んでいる

衝撃の為に声も発せず、唯々歩く。本能なのか、それとも自身で動いているのか。その刹那、

目の前で山が、今見ていた山が、見るにも無残に崩れ落ちたのだ。

盤石というにはあまりにも不可解な出来事…

それは"最強の牙獣"と謳われる自分にとっても、全くの不可知な出来事であった。

〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜)


ラージャン「なんだあれは・・・」

さっきまで声が出なかったのが嘘のように、口をつく。

???「zzz...」

ラージャン(………一体なにがあったんだ?………何かと闘った?そうだ、俺はヤツと闘って…)

・・・回想・・・



ラージャン「凶暴竜……だと??」

ババコンガ「そうなんすよ。たくさんのコンガやジャギィどもが餌食になって・・・」

ババコンガ「捕食する瞬間に糞を投げつけても、ちょっと怯んだだけで暫くしてから食べ始めました」

賢い行動だ。だが永遠に止めることは不可能だろう。

ラージャン「そいつは強いのか?」

ババコンガ「強いなんてもんじゃないです!なんかドス黒いブレスを吐いたと思ったら一瞬でコンガ達が………そして俺の姉さんが…

ラージャン「もういい。みなまで言うな。俺がさっさと殺してくればいいのだろ?

ババコンガ「な…ッ」

感慨深い…と言う言葉では表せない。

「なに、すぐに終わる」

人に助けを求める言葉もあれば、それをいち早く察する心もある。

「俺を信じろ」

彼はその心を地で行く存在だった……

ラージャン「あいつか……?」

ババコンガ「そうです…ッ!頼みます!俺の姉さんの…姉さんの…黒タイツの敵を取ってきてください!!!!」

ラージャン「てめえ後で絶対殺すわ」

イビルジョー「誰だきさまは?死にたいのか?」

小さくも殺気のこもった目でラージャンを睨む。

ラージャン「コンガ達を散々殺したようだな」

ピクリとも怯えず、ラージャンは静かに言い放った。

イビルジョー「済まないな、喰った獲物や殺した奴はすぐに忘れる主義なのだ。」

言い終わるが早いか、先にラージャンが"仕掛けた"」

ラージャン「お前を殺しに来た」

イビルジョー「へぇ。」ニヤリ

ラージャン「笑ってる場合じゃねえぞ!」

ラージャンは素早くイビルジョーの左側に回り込み、ゼロ距離から"あの"ビームを放つ。腕の振りと共に、地面を軸として。しかし…

イビルジョー「ぐっ…少し効いたぞ!!」

ラージャン「ものすごい耐久力だな・・・」(胴体は筋肉が多すぎてダメージを感じねぇ……跳躍や遠距離攻撃で翻弄するか……?)


イビルジョー「ぬぉぉ!」

そういうと、イビルジョーはラージャンに向かって体を全力で振りまくる攻撃に出た。

ラージャン「そんな遅い攻撃が避けられないとでも思っていたのか?」

ラージャンは避けた。確かに自分に向かう顔面を捉え、紙一重で避け、反撃を狙っていた。

なにが起きたのか?落雷か?亜空間攻撃か?

否 ッ !!

余りにも巨大すぎる故、尻尾がラージャンを捉えたのだ。

まともに食らったラージャンも、根性で踏ん張る。


ラージャン(ババコンガのパンチの何倍もの衝撃・・・コンガたちが瞬殺されただけあるな。)

イビルジョー(俺の尾を喰らい、飛ばないか…)

その瞬間、激闘の幕は開かれた。

約3時間後・・・

ラージャン「つ・・・遂に仕留めたぞ・・・」ボロッ

イビルジョー「ぐ…ぐぉ…お・・・」ガクッ

ババコンガ「やりましたね!ラージャンさん!流石です!」

ラージャン「ふっ、俺にかかればブナハブラみたいなものだ。」ボロッ

ババコンガ「その体でよく言えますね」

ラージャン「・・・」

ババコンガ「まえウルクススが遊びに来てた時に使っちゃったから薬草ないので、すみませんが自分で探してきてください」

ラージャン「分かった」

そう言うと遺跡平原のエリア3に向かい歩き出す。しかし疲労により霞んだ目には、正しい方角など見えていなかったのだ…

ラージャン「おかしい・・・何故ここまで来ても薬草が見つからない?」

脇見をしていたラージャンは目の前の穴に気づかなかった。

ラージャン「!?うわーーっ!」

ラージャンはそこで深くの気を失った。

回想終了

ダラ・アマデュラ「zzz..」

ダラ「ぬぅ・・」ピクッ

ダラ「おぬしは誰だ・・・」

ラージャン「俺はラージャンだ。というより何処だここは?」

ダラ「牙獣種か・・・ここは千剣山というところだ。どういうわけかここには俺を殺そうとくる人間がちょくちょく来てな」

クールなタイプか。

ラージャン「そんで?」

ダラ「ぷち殺すよ。」

ちがった。

ラージャン「で?お前は強いのか?」

ダラ「弱いと思うか?」

ラージャンはこの巨大生物に臆しながらも、興奮していた。

興奮の理由は、

「闘争心」「記憶に遺る前回の勝利」「力を試し得る者との遭遇」「サ◯ヤ人の本能」

様々な感情を抑えきれず、

そこに現れる答えは、

ラージャン「・・・」コォォオ……

そう、

き゛ぃ ぃ ぃ ぃ いいん!

先手、攻撃、闘争、有るのみ。

だが、その惑うことを知らぬ闘争心は、

彼によって、

コォーン……

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

ラージャン「なんだ…隕石が降ってきやがる……?」

ダラ「カパァ」

そして、

ラージャンが最後に見たものは、

次々と落つる隕石

異様な造形の顔面の上に捲き上る火柱

己に向かい突進してくる、

ラージャン「」ピク・・・ピク

ダラ「あちゃー、やり過ぎちまったかな、そもそもこいつ傷だらけだったし」

ダラ「それでも生きてるってすげーな。驚異的なあの、あれ。生命力だよ。」

話し方なんとかしろ。

そう思ってすぐに、ラージャンは眠りについた。

第一部 完

予告ーとんでもない強敵と出会ったラージャン!この先どうなる?驚異の展開が待っている!

次回、強き思いと、純粋な思い。



ラージャン「なんだあれは・・・」2、中編


ダラ「気がついたか」

ラージャン「ここは・・・?」

ダラ「忘れたのか?」

ラージャン「今思い出したよ!ったく。」

ダラ「どうしたんだよ、傷だらけだったろ?お前」

ラージャン「それは、かくかく」

ババコンガ「しかじか」

イビルジョー「というわけだぁ!」

※ラージャンは話してる途中に何度も姿を変えてます

「スーパー◯リオRPG」のマ◯オみたいなものです。

ダラ(いろんな意味ですげえなこいつ・・・)

ダラ「ま、俺の頭に乗れ。」スッ

ラージャン「どうするつもりだよ。」ズシン

ラージャンが乗るのを確認すると、ダラは大きく頭を上げ、山の上に立った。

ハ◯ネールみたいだな。という感情をやっとの思いで抑え、

前を見据えた。だが、

ラージャン「なにも見えねえ」

ダラ「どうだ?この世界は広い。俺よりもっと強いのだっているぜ。」

ラージャン「なにもみえn

ダラ「伝説の黒龍などな」

ダラ「あと、俺にも亜種がいるみたいだぜ。」

ラージャン「おめぇの亜種とかこええよ。」

もういいや。

ダラ「さ、もう降りろ。」

ラージャン「もう少し見させろよ。お前視力良すぎだよ。」

ダラ(この体勢きついんだよなぁ・・・)

ダラ「決めた。おれはお前を鍛える!そして、最強の牙獣種にしてやる!」

ラージャン「えぇそれはちょっと…」

ババコンガ「馴れ馴れしいのは…」

イビルジョー「初対面ですし…」

ラージャン「おすし」

ダラ「壁ッッ!」(泣)

※ラージャンは話してる途中に(ry

ダラ「じゃあ力づくで連れてくかな」

ラージャン「まあ待つんだ。この青い空を見てごらん?ほら、とっても綺麗d

ダラ「 行 く ぞ 」

ラージャン「ちょっと待ってくれもし俺が敗れたとしても第二第三の俺が必ず闇からお前をうわぁぁぁぁあ!!」

ダラはとても楽しそうです。あと、空は微塵たりとも綺麗ではない。

ラージャン「絶対にやだからな!」

ダラ「お前もしつこいな…それなら」

ダラの頭「じゃあ俺が教えてもらう」

ダラの右前足「いや俺か俺が」

ダラの左前脚「じゃあ俺が俺が」

ダラの尻尾「いや俺が俺が」

ラージャン「えっ、え、じ、じゃあ俺が」

ダラ一同「どうぞどうぞ」

ラージャン「いやおかしいだろ」


〜そして、一年の刻が過ぎた〜


ラージャン「ふふ。感謝するぞ。力が湧き上がってくる。」

ダラ「良かったな。おれも一人で寂しかったんだ。でもこれで…また一人…か」ボソッ

この言葉ラージャンにも聞こえていたが、ラージャンはあえて反応せず、その場を去った。

ババコンガ「ラージャンさん、貴方は良い人でしたよ。行方不明になってから1年。私は貴方の死を受け入れられません。最期まで、嫌な奴がいなくなったなと言っていたドドブランゴの奴も、泣いてたんですよ。あのドドブランゴが泣いてたんですよ…でも…私は信じてます。生きていると」パン、パン

目の前には「誇り高い最強のモンスター,ラージャンここに眠る」と書かれた岩。ババコンガが爪で削ったようだ。

ババコンガ「うっ・・・ラージャンさん、ラージャンさん!」ウルウル

ラージャン「どうかしたか?」ヒョコッ

ババコンガ「」

ババコンガ「うわぁあぁあぁあぁあぁあ!!!」

ラージャン「何が天才☆最強☆イケメン☆ラージャンだよ、照れるぜ///」ペチン

ババコンガ「んなこと誰も言ってないですよ!?でもこれは確かにラージャンさんの感触!もしかしてこれは!?てか気持ち悪いなアンタ!?」

ラージャン「ああ、紛れもしない俺だよ。」

ババコンガ「うっ・・・うわぁぁん!」

ラージャン「臭っ!ところでなんだこれ?」

ババコンガ「あっ・・・それは

「誇り高い最強のモンスターここに眠る」

ラージャン「」

ババコンガ「oh...」

ババコンガ「仕方ないじゃないですか!一年ですよ!一年!どんだけ僕たちが心配したと思って・・・」

ラージャン「すまなかった、でも修行をしてまた一段と強くなったぞ!」

ババコンガ「というと?」

ラージャン「かくかく」

ダラ「しかじか」

???「というわけだぁ!」

※ラージャンは(ry

ババコンガ(昔から変わらないなぁこの人は」

ラージャン「おい、心の声漏れてるぞ」

第2部 完

予告ー遂にとんでもない強さを得たラージャン!あのモンスターと激闘!次回、激闘、心技体の奮

さぁーて次回もサービス、サービスぅ!



ラージャン「 よし、特訓もした、弁当(主にキリンの肉)も持った、よし、俺は強い奴を倒しまくるぞー! 」

ラージャン「お、あそこに大型モンスターの影!かなり大きいぞ!」

ラージャン「おーい!俺と闘えー!」

アカムトルム「?」

ウカムルバス「?」

ラージャン「」

ラージャン(やっちまったyo・・・そのそもなんでこいつら原生林にいるんだよ)

アカムトルム「ちょっと、今取り込んでるんであとでお願

ウカムルバス「なんだお前!さっさと出て行きやがれ!

ラージャン(怖え・・・でもあの修行の成果を試すチャーンス!)

心の中で呟き、飛躍。

(ゴメンなさいここの戦闘シーン編集中です)

アカムトルム「すごいですね・・・ラージャンがここまでやるとは」

ウカムルバス「俺を舐めんなぁぁ!」

グァワォォォォォォオン! ! ! !

そういうと、ウカムルバスは咆哮を起こす。

地殻変動が起き、空気が揺るぐ。

しかし、その先には、彼の獲物はいない。

ラージャン「もらったぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」

通称"飛鳥文化アタック"

修行により、威力は倍増、麻痺を纏えるようになった。

体が痺れ、崩竜は地に、落ちた。

アカムトルム「なんと・・・」

ラージャン「ふぅ、ところでなんでお前ら原生林にいるんだ?」

アカムトルム「実は、ウカムのケーキを間違えて食べてしまって、切れたあいつに追いかけられてここまできちゃったんです。」

ラージャン「お前の環境からするとここ寒いだろ。」

アカムトルム「いや、極圏まで遊びに行ったりしてるんで寒さ慣れはしてます、更に溶岩を皮膚につけてますよ。」

ウカムルバス「うぐ・・・」

ウカムルバス「屈辱だ!白き神と言われている俺が牙獣種なんかに負けるなんて!もう嫌だ!うわぁぁん!」

ラージャン「・・・可哀想なことしたな。」

アカムトルム「あいつのあんな姿初めて見ましたよ。まああいつからしたらダレンモーランがドスイーオスに負けるようなもんですからね。

ラージャン「それは言い過ぎじゃねぇか?、いや、言い過ぎだろ。ドスイーオスがあんなんに勝つなんて100%無理だろ」

アカムトルム「例え100%無理でも、残りの1%にかけてみれば…」

ラージャン「いやねぇよ。お前はどこぞのジャンプ漫画の主人公か」

アカムトルム「今のツッコミ…点数をつけるとすれば」

アカムトルム「40点ってとこかな」(キリッ

ラージャン「やかましいわ」

ラージャンとアカムトルムは仲良くなり、ラージャンは地ならし時に周りに火を撒き散らす技を覚えた!

予告ーラージャンが遂にあの形態となる!そして、モンスターハンターの超ド級キャラと死闘!

次回、完結編の前編牙獣の闘いは終わらない!

次回も、見てねー!


ラージャン「〜HAHAHAHA!雑魚のパワーがいくら集まったとて、この俺を超えることはできぬぅ!」←完全に調子に乗っている

ラージャン「お、前方にイヤンクックの群れ発見!よいこのみんな、よ〜く見ておけ、地獄に行ってもこ〜んな面白い殺戮ショーはみられんぞ」

しかし、そのイヤンクックの様子がおかしいことに気づいていなかった・・・

狂竜化イヤンクック1〜5「クワァァァ!」

ラージャンの毒属性ビーム!イヤンクックが二体倒れた!

イヤンクックの???吐き!ラージャンは狂竜症になった!

ラージャン「なんだこれは・・・まぁいい、殺すか!」

ラージャンはイヤンクックを殺しババコンガに事情を話した。すると、

ババコンガ「これ・・・狂竜症じゃないですか?」

ラージャン「なんだそれは?」

ババコンガ「かくかく」

ラージャン「しかじか」

イヤンクック「というわけだぁ!」

ラージャン(絶対俺の影響だな)

ラージャン「で、それを治すにはどうすればいいんだ?」

ババコンガ「ウチケシの実を定期的に飲むか、精神統一して治すか」

ラージャン「実に頼るのはプライドが許せねぇ。精神統一で治す。」

ラージャンの精神は凄かった。修行もあってのことだろうが、ものの数分で狂竜症を克服してしまったのだ!

ラージャン「流石俺だな!」

そのとき・・・

ラージャンの体内で、何かが芽生えた

ドクンッ!

ラージャン「うっ・・・」

ドクン!ドクンッ!

ラージャン「うがぁぁぁぁ!」

極限状態ラージャン「うおおおおお!」

極ラージャン「なんだこれは・・・力があふれてくる」

ババコンガ「あ・・・それは・・・まさか・・・」

ラージャン「なんだ!?」

ババコンガ「Siriません」

ラージャン「ふざけてるのか?」

ババコンガ「よく聞き取れませんでした」

ラージャン(^ω^)

ババコンガ「極限状態というものです。」

ババコンガ「かくかく」

ウチケシの実「しかじか」

遺跡平原「というわけだぁ!」

ラージャン(良かったぁ。さっきのは突然変異だったんだ。てか今更だけどこの世界はなんなんだろうか)

ラージャン「いやそれよりも、俺はもっと強くなったってことか!?」

ババコンガ「いやそれよりもってなんだよ」(そうですね!尊敬します!)

ラージャン「逆だよ。」

ババコンガ「ooh! mis take!」

ラージャン「オォゥ!ミステイクとかわかんねぇよ」

ラージャン「よし、奴のところへ行くか」

時は流れ・・・

ダラ「帰ってきたか!どうだ、お茶でも飲まんか?」

ラージャン「相当寂しかったんだな」(いや、いいよ)

ダラ「逆だよ」

ババコンガ(あんたもじゃないすか!)

ラージャン(なぜかババコンガいないのに心の中からババコンガが羽ばたいていった気がする)

ラージャン「今日はお前に・・・」

極ラージャン「挑みにきた!」ドンッ!

ダラ「何だその姿は!?」

極ラージャン「いつも通り………」

極ラージャン「先手必勝!!!!」

ラージャンの毒属性ビーム!

効果はイマイチのようだ・・・

ダラの突進!

腕でガードした!

ラージャンの地ならし!周りに火が飛ぶ!ダラはまんべんなく生焼けにされた!

更に等が崩れた!

ダラ「ぐぅ・・・」

ダラ「まさかお前がここまで成長するとはな。俺の完敗だ。」

ラージャン「へっ」

ダラ「でも塔直してけよ。」

ダラ「なんならここに住んでもラージャン「さいならー!」

ダラ「びぇぇぇぇぇん!」

ダラ「待てよ!ミラボレアスのいる場所教えるから!」

ラージャン「どこ?」

ダラ「溶岩島d「OK、さいならー!」

ダラ「約束が違う!」

ラージャン「約束なんかしてない!」

ダラ(そうだった・・・)

ラージャン「さいならー!」

ダラ「うわぁぁん!」


遂に極限状態となり、師匠越えという偉業を成し遂げたラージャン!次は伝説の黒龍、ミラボレアスに挑む!

次回、完結編の後編

伝説と極牙の闘い

俺についてこい!


溶岩島ー

ラージャン「ここだな・・・」

ミラボレアス「・・・?」

ラージャン「おいお前、俺と勝負しろ!」

ミラボレアス「やめといたほうがいいよー。」

ラージャン「なんだとぉ!?」

ミラボレアス「だって、おれつよい。おれにいどみにきたはんたーたち、みんなしんだ。「だら・なんとか」っていうやつもかなわなかった。がじゅうしゅがおれにかてるわけがー」

ラージャン「漢字を勉強しろーー!」イライライライラ

ミラ「やーだね。」

激昂極ラージャン「うがぁぁぁぁ!」

ミラ(ふふ。実はこうやって相手を怒らせて」

ミラ(今だー!」

バコーン

ミラ「な・・・んで??」イテテ・・・

激極ラージャン「さっきから聞こえてるんだよ!お前の作戦!」

ミラ「ゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑ!?」

ラージャン「もう漢字どころじゃねぇ」


ラージャンの毒属性ビーム!

ミラボレアスの蹴り!

腕でガードしきれなかった!

ラージャンの地ならし!周りに火が飛ぶ!

しかし、効果はほとんどない

麻痺まといスーパージャンプドロップなど、技を駆使するも、ラージャンは苦戦していた。

ミラボレアス「ここまでやるやつははじめてだよ、きみすごいね」

ラージャン「結構ボロボロじゃねぇか、なにかっこつけてんだよ!」

ミラボレアス「バレテルー!」

ラージャン「あ、カタカナは使えるんだな。」

ラージャン「ヒョイ」つ溶岩

ラージャン「どりゃぁ!」ヒューン

ミラボレアスに直撃!

ミラボレアス「痛っ!何だよこれ攻撃の概念が限界突破して力が・・・あっ」

ラージャン ^ ^

ミラボレアス「」ガタガタガタガタ


余りにも残酷なシーンのため、カット致します


ラージャン「フー。」

ミラボレアス←眼球が潰れ身体中から血が吹き出し腹をえぐられ全体的にこんがり焼けていて羽と尻尾が無くなっている。耳は千切れ、角は原型をとどめてない。

ラージャン「自分でやっておいてやりすぎだと思うのは初めてだな・・・」

ラージャン「よし、次はゴグマジオス!」

説明しよう!ラージャンがミラボレアスの目を潰した後、ミラボレアスは命乞いをした。そして、ラージャンはお前よりつよいモンスターを問うた。ミラボレアスは教えた。しかし、ラージャンは撲滅した。ミラボレアスは泣き叫んでいた・・・

※ちなみにこの紅龍は上位個体です。

完結編の後編〜完〜


遂に伝説の黒龍を倒したラージャン!巨戦竜を倒し、牙獣種、いや、全モンスターの頂点に立てるか!?

次回、完結編の完結編

最後の巨戦〜一か八か


ドンドルマにて〜

人「ん?あれは・・・!!ラ、ラージャンだ!」

辺りに悲鳴が飛ぶ。

人は避難を始めるが、そのラージャンは様子がおかしかった、いや、おかしかったというよりも、超攻撃的生物ラージャンが、人間を無視して、戦闘街へと向かっているのだ!

街の守護兵「なんということだ・・・戦闘街は護りたいが、先に住民の命も優先しなければ・・・」

「その必要はない」

守護兵「兵長!な、なぜ・・・

守護兵長「戦闘街にはあのゴグマジオスがいる。明日、伝説のハンターが挑む予定なのだが、ラージャン如きではゴグマジオスに潰されて終わりだろう。」

守護兵「では、警告レベルの引き下げですね。」

守護兵長「ああ、各自連絡しておけ。」

守護兵「こちらスネ◯ク。大佐、警告レベルを」

守護兵長「ふざけてる場合じゃないぞ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ラージャン「どこだここ・・・?」

なんと、ラージャンは戦闘街で道に迷ってしまったのだ!

ババコンガ「分かりません」

ババコンガ亜種「右に同じく」

ウルクスス「・・・?」

ラージャンは仲間?を連れてきていた。ハンターが見ればどう思うだろう。あの孤高の存在ラージャンが牙獣種で固まっているのだから。

ウルクスス「取り敢えずあの洞窟に入ってみましょう」

ババコンガ「あんなところに洞k

ラージャン「よし!行くぞ!」

ババコンガ「・・・・・」

戦闘街 エリア3

ゴグマジオス「・・・・・・」

ババコンガ「で、でk

ラージャン「でけぇな・・・ダラよりでけえかも知れねえな」

ババコンガ「それにしてm

ラージャン「皆!闘うぞ!

ババコンガ「泣いてもいいですか?」

ゴグマジオスの油垂らし!

ババコンガ亜種が行動不能になった!

ババコンガの、クソ飛ばし!

ババコンガ亜種が行動可能になった!

ウルクススの突進!

ラージャンの地ならし!周りに火が飛ぶ!

ゴグマジオスの焼き尽くし!

ババコンガはラージャンを庇った!

ババコンガは倒れた。

ラージャン「なっ・・」

ババコンガ「すいませんラージャンさん、僕はもうダメかもしれません。」

ラージャン「死ぬな、ウルクスス!俺は、俺は・・・」

ババコンガ「」

ウルクスス「そいつババコンガですよ」

ババコンガ「泣いてもいいですか?」

ラージャン「くそ、バルカコルガの犠牲は無駄にはしねぇ…」

ババコンガ「ババコンガだっつの」

ババコンガ「死んでねえって」

ラージャン「みんな、俺の偉業を見ることなく死んだバルエルスにむかって」

ババコンガ「死んでねえっつってんだろが」

ババコンガ「あとババコンガだっつの」

ラージャン「乾杯ー!」

ババコンガ「無視ですかそうですか」

ババコンガ「死んでもいいですか?」

ウルクスス「だってお前臭いんですし」

ラージャン「おすし」

ババコンガ「壁ッ!」(泣)

ゴグマジオス「何してるんだ・・・早く闘うぞ」

ラージャン「うぉっ!喋った!」

そのままラージャン達は闘うも、かなり押されていた。

くそ・・・こんなに強いとは・・・

みんなからそんな声が漏れ始めたその時!!

守護兵長「どうなってる・・・」

守護兵「あ、あれは・・・・ダラ・アマデュラだ!!」

住民「うわぁあぁあぁあぁあぁあ!!!」

ラージャン「・・・もう俺も限界か。」

ババコンガ「」

ババコンガ亜種「うぐ・・・」

ウルクスス「うう・・・」

ダラ「おい、何やってるんだ」

ダラ「何諦めてんだよ。」

ラージャン「来てくれたのか!」

ダラ「今回の敵はタチが悪い。だから俺は本気で戦う。」

ラージャン「これまで本気じゃねぇのか!?」

ダラ「わざとだったんだよ。攻撃動作がゆっくりなの知ってるだろ?」

それからはすごかった。

体全体がフィールドを縦横無尽に動き回り、隕石とダラの炎がリンクし、爆ぜる。本気を出したダラの実力によりゴグマジオスは地にねじ伏せられた。

守護兵長「信じられん…!あのモンスターども、あの怪物をどうにかしおった…!」

ギルドは大騒ぎであった。

異形とも言えるゴグマジオスの出現。これだけでも頭を抱えるほどであるが、ラージャンを始め牙獣種の大量凱旋、そして何よりダラ・アマデュラの介入。

ラージャンを始めとするモンスターの動向はSNSや新聞などで大々的に発表され、一躍脚光をあびる存在となっていたが、そんなことはラージャンにとってどうでもよかった。

その後、祝杯を挙げ、戦いを経たものはそれぞれの場所へと帰っていく。しかし、ラージャンには心残りがあった。

ラージャン「自分だけじゃ絶対倒せなかった。」

ラージャンはその時のことを生かし、そしてそれまでのことを反省、そして新たなる目標を立てた。その内容はシンプルに、

「ゴグマジオスを一人で倒す。」

だった。

ラージャン「もっと強くなって、真の最強になってやる!俺の冒険は、まだまだ終わらないぜ!」



ーーーーーーThe endーーーーーー





ラージャン「ここら辺なんだよな?」

ダラ「そうだ。」

ラージャンはさらなる強さを求め、ダラの亜種へ闘いを挑んだ。そしていままでの強さを超越する力があると知り、大人数で挑む。同行メンバーは、ラージャン、ダラ・アマデュラ、ババコンガ、ババコンガ亜種、ザボアザギル、テツカブラ、ウルクスス、ゴグマジオス、アカムトルム、ファンゴやドドファンゴなど。

ダラ亜種(なにあれ!?俺の原種やら牙獣やら古龍やらいっぱいいるし!)

ダラ亜種「ゴ、ゴホン。いかにも私がダラ・アマデュラ亜種だ。」

ラージャン「戦おぜ」

ダラ亜種「(^_^)」

ドドファンゴたち「先手必勝だぜ!」

ダラ亜種「ふんっ!」

ドドファンゴたち「ん?地面が赤く・・・・うわあっち!あつつつ!」

アカムトルム「龍プレス!」

ダラ亜種「いてえなこら!」

アカムトルム「ぐう・・・」

苦戦する一行。すると、不意にいままで沈黙を守っていたゴグマジオスが立ち、

油のようなものを明確にダラ亜種の頭部へ吹き付ける。粘りのため、ダラ亜種は動けずにいた。そして、その油が赤みを帯びたと思うとー

爆 発 し た っ ! ! ! ! ! !

その衝撃は凄まじく、ダラ亜種は気絶したように頭を倒し、沈黙。まだ死んでいないと思ったラージャンは、ゴグマジオスの背中にある何かを抜く。

ズボッ!

ゴグマジオス「いてっ!・・・なに?」

ババコンガ「ずっと刺さってましたよ」

ゴグマジオス「まじでぇ!?」

その会話もつかの間、ラージャンは第2形態ザボアザギルの滑らかな背中を踏み台にし、空を滑るように滑空し、初代撃龍槍を振り上げ、そのどでかい頭に突き刺した!

・・・いや、貫いた、という方が正しいかもしれない。頭を貫通し、地中まで刺さったのだ!!

ダラ亜種「今のは効いたぞ〜」

その瞬間、周りが硬直した。

あれほどのダメージを受け、地面に貫通させられてなお、地殻変動を起こし軽々と立ち?上がった。

ラージャン「おいテツカブラ!スタミナ奪取液を吐け・・・ってあれ?」

さっきの爆発で犠牲になったものも少なくなかった。

ダラは突進を繰り出すも、向こうも突進をし、押し返されてしまう。ババコンガに当たり、ババコンガにダメージ。ラージャンのバックステップやら、敵の攻撃こそ当たってないものの、見方から多大なダメージを受ける者もいた。まあババコンガだけだよそんなん。

ダラ亜種もまた、追い込まれていた。痛くないふりをしたが、意識が飛びそうなくらい痛かったらしい。

不意に、ダラ亜種がいなくなった。探知ができない。

ダラ「おい!ものすごい攻撃が来るぞ!構えろー!」

ダラ亜種「カパァ」ズゾゾゾ

ゴォォーッッ!と音を立てて炎が巻き上がる。

テツカブラザボアザギルドドファンゴその他死亡。

ババコンガ「怖かったぁぁ!」

ラージャン「あれ?その他ってお前じゃないんか?」

ババコンガ「そんなー、俺じゃn

ダラ「いくぞ!」

ババコンガ「・・・・」

ラージャン「いーこと思いついた」グッ

ババコンガ「え、なにをs・・・」

ブンッ!

投げ出されたババコンガ。それは的確にダラ亜種の頭部を貫いた。更に、

バボンッ!

おな・・・ゲフンゲフン、イエローガスがダラ亜種の顔面を貫い?た。

ダラ亜種「ぐわぁぁぁぁぁあ!」

アカムトルム「待ってました!」

アカムトルムはあの巨体でツタを登り、落ちそうになりながらもあそこで待機していた。

アカムトルム「はぁぁぁぁぁ!!!」

後ろ向きに落ちて、あの硬すぎる背中でダラ亜種は押し潰される。

ラージャン「このときを…待っていたんだ…」

今こそ見せてやる。俺の切り札。

今まで誰にも見せたことはなかったがな。ここはド派手な一撃で、決める。

そう呟いたラージャンは、気合を貯め始めた。

ラージャン「はぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

そう叫んだかと思えば、ラージャンの体は赫く発光し始めた。地面はいとも簡単に裂け、落つる。何が起きたのか。その場にいるもの全てが言葉を失う。

極限状態・赤き金獅子ラージャン「さぁ…闘おうか?」

そう。

それは。

ラージャン変種、最凶と名高い、

"赤 き 金 獅 子"の極限状態である。

更に、信じられないことだが、

あのダラ・アマデュラ亜種が。

あの凶悪な容貌、破壊力のダラ・アマデュラの、亜種が、G級個体しかいない、あのダラ・アマデュラ亜種が、

明 ら か に 怯 え て い る の だ ! !

ダラ亜種(くっ…どうした俺。あんな小さいやつにビビっているのか?嫌。そんなわけがない、俺は"蛇帝"だ。臆す者など何もないッ!!)

そう思うと彼は、体を大きくくねらせ、フィールド外から、あの巨大なフィールドの外から、無慈悲にも突進を仕掛けて来たのだ!!

しかし…無慈悲というのは、飽くまで他のモンスターのみ。また一人の"彼"にとっては、

極赤ラージャン「こんなものか?」

なんとッ!!!

"彼"は、受け止めたか?否ッ!!

吹き飛ぶか?否ッ!!

確かに顔面を貫いた。その場にいた者はそう思い込む。しかし…

極赤ラージャン「どうやら力の差ができすぎたみたいだな。こんなものか。」

微 動 だ に しないッッッ…!!

彼のいわゆる"スーパーアーマー"と"極限状態"

この2つを潜り抜け、"彼"に傷をつけよう者など、

もはや こ の 世 界 に は いないッ!!、

極赤ラージャン「いくぞ…」

ドッドドッドドドドド

ラージャンが力を入れる度に空間が歪む。

脚に全力を掛け、次元を超越したスピードで突っ込む。そして、彼の腹に、 腕を振り上げ、

彼の腹に、腕を振り上げ、

こ れ ぞ 無慈悲!!!

貫いた。

ダラ・アマデュラ亜種は何が起こったのかわからないという顔で目を白黒させる。

極赤ラージャン「もろいものだな」

極赤ラージャン「更に地獄というものを見せてやろうか…ウォーミングアップは終いだ」


ゴゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴゴ

ダラ亜種は初めて心の底から震えた。ダラ原種が破壊の神なら自身は創造の神だ。幼き日からそれを意識し、"最強"であることが当たり前な生活だった。

しかしッ!!

今彼の前には自分より格段強い奴がいる。

その現実を、変えようもない未来を、逃れられない死を、ただ待つことしかなくなった。

既に戦意は喪失していた。

それを見届けたのち、ラージャンはまたも無慈悲にー………………



終章ーーカミノシュウキョクーー


目を開けると、幾度となくみた光景がそこにあった。

生きている…?そう思うか否か、自分の腹を反射的に見る。

無傷。

だが、戦いを交えた爪痕は残っている。

悪い夢でもみたのか…?

妙なことを感じつつ、彼はまた、眠りにつく。


天使「いつになくお疲れですね。」

神「ああ。奴を蘇生させるにはかなりの力が必要だったからな。奴には死んでもらっては困るよ。それにしても、ギリギリ死ぬ前で良かった。」

天使2「神様…その様な喋り方ではまた神王様に怒られますよ。」

天使3「案ずることはない。神王様は今休養中であろう。」

天使4「左様。"儔宮也冠"計画こそが我々の目指す道。天使5「人や生物は愚か、神々さえも成し得なかった"極神"への転生。」

神「ああ、分かっている。」

〜〜〜〜〜………〜〜〜〜〜

赤極ラージャン「ほう…次の相手は神々か、ナメたマネをしやがって」

ダラ「そうだ。神々の浄化こそが、力を極めたお前の使命だ。あとそれ怖いから早く解け。」

ババコンガ「そんなことしてたらますますサ◯イヤ人みたいになってくるやないですかやだー」

アカム「隠せてないぞ」

ババコンガ亜種「超サイヤ人4みたいだったな」

ゴグマジオス「隠すつもり無いんですねわかります」

ドドブランゴ「まあ、無事に終わって良かった。」

(いい気になるなよラージャンめが…俺だっていつかは……)

一同(生きてたのかよお前ェ…」

ドドブランゴ「心の声漏れてるってみんなして!しかもなんで残念そうn

次回、神々への反逆

お楽しみに!










ーーーそれは突然のことだった。

休暇をとる彼に忍び寄る影。

丁寧に、無音で殺されたと見えるかすかな死骸。

そしてその主犯と思えるものが突然と腕を振り上げ、

地面が揺れる。

「夜分に襲うとは…神とは卑怯なのか?」

打撃を最小限の動きで避け、ゆっくりと口をつく。

「暗殺を頼まれてるものでな。察しの良さそうな貴様なら理解できるな?」

その言葉を聞くと、巨大な巨軀をうねらせ、殺気の増した目で敵を見据える。その両目には、ハッキリと、敵の姿が映っている。

「そうだな…だが」

ダラ・アマデュラ「貴様ら神の身勝手極まりない行動には…

全く納得できんな」

その言葉を聞くと、周囲に吹きゆく風を一層強くし、微笑を掻き立て、静かに言った。

「フ…貴様ら愚者の意見など聞くにたらん」

天使3「すぐに殺してやろう」

ダラ「貴様は…アマツマガツチか」

天使3(アマツ)「その名はとうに捨てた」

ダラ「神の使いか…似合わんことを」

天使3(アマツ)「生憎だが…あまりゆっくりと話している時間はないんだ」

天使3(アマツ)「全ては【極天使】になるためだ!!」

ダラ「!!!!」

グ ォ オ ッ ツ!!

ダラ「これは…」

アマツ「私は圧倒的な力が欲しかった」

ズザ ァ!! サ ゛ ッツ!!

アマツ「神の傘下に入ったのもそのためだ」

ガッ! ク ゛ ォ ゛ッ!!

アマツ「神は"吸収"という手を私に教えてくれた」

ズドト゛ト ゛ ト ゛ト ゛

ダラ「ぐっ…まさか貴様」

アマツ「そうだ‼︎私はあの鋼龍を吸収した!!

皮肉だな!かつて私と類似した能力を持ち、

一躍脚光を浴びた"奴"が、

私に吸収されるのだから!!

これ以上滑稽なものは無いッ!!!」

アマツ「お前も私の生贄となるか?俺の力となるか?

そして私は神も伝説も英雄も!!

全てを越えるのだ!!!」

ガガガカ゛カ゛カ゛カ ゛カ ゛ カ ゛

息をつく暇もない乱撃。その隙間から、紅に光る目が、チラリと見えたと思うとーーー。

ダラ「ハァッ!!!」

ス ゛ ァ ォ ッ !!!

アマツ「な!?」

ダラ「修行したのだよ…俺も、彼と同じように」

アマツ「彼?なんのことだ?」

ダラ「例え貴様が俺を越えようが、彼には勝てないだろう。その"例え"が実現することはないがな」

アマツ「そうか!解ったぞ!"神"が真っ先に殲滅依頼を出したあの金獅子だな!なら本当にこんな話をしている場合じゃないな…………

アマツ「…今ここで貴様を殺す」

ダラ「やってみろよ」

ドドドドドト゛ト゛ト゛ト゛ト ゛ト ゛

















天使(天使3が動き出したみたいですね)

天使(私以外の天使が神様に絶対の忠誠をしてない事は分かっている、恐らく、いや必ず、神様や神王様も気づいておられる)

天使(神様は私に『残っておれ』といったが、神様の強さは私がよく知っている、正直、あの金獅子には神様も勝てるかどうか怪しい)

天使(神王様のいる場所はとても2、3日で帰ってこれる場所じゃない)

天使(だから私が…この命捨ててでも……せめて腕一本でも!かすり傷一本でも!神様のために与えておくッ!!!!!)

ラージャン「zzz…」

天使「ッ!!」バッ

居たッ!思わず声を出しそうになるのを抑える。

ゆっくり、ゆっくり、近づく。

ーーー残り90m。

ーーー残り70m。

天使(精神統一だ…なんとしてもバレてはいけない…)

ーーー残り50m。

ラージャン「zzz…」

ーーー残り30m。

天使(息を…声を我慢するのだ)

残り10m。

天使「………」

ラージャン「………」

仕 掛 け る ッ ツ!!!

音速を超えるほどのスピードでラージャンの顔面を捉える、鋭利な爪を駆使した右ストレート。

前記の通り確実にラージャンの顔面を捉えた。

は ず だ っ た 。

ラージャン(スッ…) ピタァッ!

天使「!!!!?!?」

なんと ッ !!!

あの拳打を!並のものなら即死の全身全霊をこめた拳打を!不意打ちで放ったにも関わらず!

なんの戸惑いも見せず!滑稽だと言わんばかりに!

二 本 指 で 止めている!!!

ラージャン「俺がそれほど間抜けだと思ったか?」

いや。不意打ちのあの拳打に反応できないもの=間抜けなのであれば、ほとんどの生物が間抜けに値するであろう。

しかしッ!!!

それは飽くまで普通の動物のみ。

だが、今や異次元ばりの強さを誇る彼にとって!

通用するはずがなかった!!

天使「………ッ!!」

その事実を受け止め、後ずさる。

それを、ラージャンの言葉のみが追う。

ラージャン「お前は…ナナ・テスカトリか」

ラージャン「1つだけ聞こう。」


「俺 は お 前 を

敵 と 認 識 し て い い ん だ な ?」

ーーーゾワリッ。

ナナの背筋が一瞬にして凍る。

しかし。

ナナ「それでも…せめて…傷を…」

彼女は諦めて居なかった。だが、

小刻みに震える足を。手を。

止める手段など、

持ち合わせて居なかった…











アカム「…来るか」

ウカム「………あぁ。」

静かに佇む覇竜と崩竜。

その眼には、両者共に、天のある一角を見据える。

「「「赫き彗星」」」

見えるものは、其ればかり。

赫く閃く妖星は、死を司る北斗七星の、何の因果か"死兆星"の位置から、だんだんと、その赤みを濃くし、見間違いでなければ、膨れ上がっていく。そして、視覚と共に、

キーーーーーーーーー

ーーーーーーーン

聴覚をも、赫き妖星は刺激するというのか。

互いが、互いを寄せ付けるように、双の竜は空を見据え、彗星はその元へと天を駆ける。

ーーース゛シ゛ァアッ!

痛々しい後で突っ込む。以外にも、お互いは先制を仕掛けなかった。(双の竜の丁度真ん前に着陸した)

アカム「なぜ突っ込まなかった」

天使4「不意打ちして欲しかったのか?」

ウカム「目的はなんだ」

天使4「理解が乏しいな貴様らは。」

天使4「嬲り殺しのためだ」

アカム「貴様は天彗竜か」

ウカム「闘いなら受けて立つぞ」

天使4(バルファルク)「ふっ、粋がるな雑魚どもが。お前達はここで死ぬんだよ。」

ドドドドト゛ト゛ト゛ト ゛ト ゛ト ゛ト ゛

先に結論を言っておく。

この時の天彗竜の言葉は、〈紛れもない真実を描くこととなる。〉以外すぎる結末と共に。

バルファルク「ハァッ!!」

突っ込む‼︎

アカム&ウカム「スゥゥゥ…」

咆哮を溜める‼︎

ゴゴゴゴコ゛コ゛コ゛コ ゛コ ゛コ ゛コ ゛

ーーーここで。金獅子の仲間が其々の"天使"と闘う事になる。と、誰もがそう、察知していた。

しかし、事の"終焉"と、事の"創始"は、

総てが突然だと言うことを、

金獅子達は、身を以て、体感する事になる。

???「ー邪魔だ」

サ ゛ ウ ゛ ァ ゛ ッッッ‼︎

途端、地に、天に、世界に衝撃が走る。

万物の咆哮をも、異形の打撃すらも粉々に打ち砕くほどの、凄まじい衝撃が、双竜を通り、金獅子に震えは伝わり、遥か遠くの蛇王までも突き抜け、星空に吸い込まれて行った…

ーーー。刹那。目を開ける。双竜は、声も発せず、唯バルファルクの無惨な死体を見つめる。

なんと、あろうことか、

あの"赫き彗星"が、

頭 か ら 斜 め に 分 離 さ れ 、

あまりの速さで切られたのか、血も出ず、

すでに意識は消え、

開いたままの目が、虚ろな目で唯天を見上げていた…。


アカム「な…なにが」

ウカム「あ…あぁあぁあぁあぁ」

アカム「どうした!?」

ウカム「あれは…まさか……そんな………」

そう。この事件が、"運命の創まり"を示唆し、

全ての生命を等しく奪い、

"極限征伐戦"の前触れということを、

全生物が、本能で察知した。



…………翌日、覇竜と崩竜の死体を、

ある伝説のハンターが発見することとなる。













ーーー巡る。廻る。天を廻りて。

純白の龍鱗を滑らかに掻き立て、彼は、

禁足地に佇む。

そして、その彼に忍び寄る影。

気配を消し去り、姿を消し去り、自らが虚空と化し、

今、仕掛けようと、距離を詰める。しかし…

「草木を踏みすぎないでくださいね」

(!!?!?)

気づいていたのだ。その"天を廻る龍"は。

場を静かに漂う"霞"に。

オオナズチ「いつから気がついていた?」

シャガルマガラ「あなたが天空山に移動してから、ずっと」

ナズチ「なんと…素晴らしいな」

シャガル「これは驚いた、もっと砕けた性格だと思っていましたよ、霞竜さん。」

ナズチ「それはこちらの台詞とも言えるな、天廻竜。良いか、敗北を知らぬ者に絶対の勝利はあり得ないのだ。」

シャガル(ほう、心のうちまで読めるのか。これは手強い)「負け、を経験したのですか?」

霞竜はその言葉に俯きもせず、

膠着状態が続く……ッ!

明らかに若く見える2人!!!

だが、彼らは、側から見れば老体とも言える年齢である!!!

無限に続くと思われたが、

そ の 時 ッッッ!!

ナズチ「実はある業を覚えてな」


シャガル「ほう、それは興味深い」


ナズチ「人間どもから"盗んだ"」


ヒュンン……グォォッッッ…ク ゛ォオ゛ァア゛ッ!!

ナズチ「"スーパーノヴァ"と言う業だ。」

ーー一体何が起きたのか?

「人間どもから"盗んだ"」ーー霞竜はこの言葉と共にッ!!

なんの予備動作もなしに!!落ち着いた口調で!!

い き な り ッッッ!!!!!

シャガルに向け"スーパーノヴァ"を放ったのであるッ!!

当然、ナズチはシャガルの方など向いておらず、

ま る で 違う方向ッ!!

にも関わらず、その 弾 道 は正確にシャガルを撃ち抜き、重力を操るようにッ!なぞるようにッ!

シャガルの顎の ち ょ う ど 真下でッ!

爆 発 したッッッ!!!!!

一切の予備動作なしッ実にさりげないッそして

見 切 り 不 可 能 の先制攻撃であったッッ…


す ゛ か ゛ ぁ ゛ ん ッ!!!

大量の砂煙が舞い上がるッ!

そしてゆっくりと砂煙が夜風に流されてゆく!

!!!!〜ッ!!

この、今まで、シャガルが座っていた場所が、

跡 形 もなく、吹き飛んでいるのだッッッ…!

地面が擦れている!草木も!


ナズチ「跡形もなく消し飛んだな」

シャガル「すごい威力ですね。今の技。」

ナズチ「!?」バッ

なんとッ!?

なんとなんとなんとッッッ!!!!!

あの、完全な、不意打ちの極致を越えた、

心技体、全てを捧げ、

巧みなコントロールを用いて成熟した

あの業がッッッッッッ!!!!

見 切 ら れ て い たッ…

シャガル「ほっ、、と。」

ク ゛ ァ ゛ ッ ゛ ……!!

ナズチ「」ピク…ピク……

な ッ ! ! ?

ここで!突然の!背後に回り、いや、廻り込んだかと思えば!アッパァァァァア!!!

空間そのものが暈され朽ちる程の衝撃と共に、霞竜の四肢は凄惨にも 引 き 裂 か れ る ……ッ!!

シャガル「今のは"天魔掌"と言いましてね」

シャガル「ある古龍を殺すため、編み出した私の絶技です。」

シャガル「ですが、もう、聞こえてないみたいですね。」ニコリ

シャガル「地獄の味を、その身総てで味わってきなさい」

彼もまた、"敗北"を知っていたのだッ!

美しい大きな満月がッ…!

かの"天を廻る龍"の全身を、

蒼く、てらてらと、

映し出していたッッッ…!


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2017-05-15 16:43:04

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2017-05-15 16:43:07

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