2018-05-05 15:35:18 更新

2017年9月22日(土) 凡矢理大学 38号館前


レイナが去った後、楽は紅介に問い詰めていた


楽 「なあ紅介、おまえは俺達の味方なのか?それとも敵なのか?」


紅介 「正確に言えばどちらでも無いね。今回の場合は「パピヨンコクーンを野放しには出来ない」という目的の利害があんたと一致したからあんたと共戦した。

それだけだよ。」


楽 「いやでも………そもそもお前、蒼也の兄貴なんだろ?何でビーハイブを抜けたんだ?」


紅介 「時が来たらちゃんと話すよ。

今はその時じゃ無いだけだよ、前にも言ったろう?」


楽 「で…でも………」


紅介 「ただコレだけは今言っておくよ。」


楽 「え?」


紅介 「俺は少なくとも蒼也の味方では絶対に無い。」


楽 「何!?」


紅介 「じゃあ俺は、今日はこれで失礼するよ。」


タタタ………


楽 「…………………………」


紅介はそう言い残し、スクールバスの方向に歩いて行った


第96話 完


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