2019-04-01 01:17:43 更新

概要

(一段落着いたため更新停止)シリアスと見せかけたコントSS。けど若干シリアス。


前書き

初投稿。どっかの学生さんの妄想です。艦これ未プレイです。だって年齢制限が((
文才とかがある訳でもないので適当です。キャラ崩壊は日常茶飯事です。
それでも許してくれる優しすぎる人、生暖かい目で見てやってくださいな。


立ちはだかるはボロ屋敷



みんなちーっす!俺は提督。士官学校を卒業して、提督になった…んだけども



〜回想〜


元帥『卒業おめでとう。早速君には鎮守府に行ってもらうのだが…』


提督『ありがとうございます。……のだがって、どうかしたんですか?』


元帥『まぁ、その…なんだ、頑張れ。』


提督『??』


〜回想終わり〜



───てな感じで、なんか元帥が意味深なこと言ってたんだよね。何なんだろうか?


提督「まぁいいや。取りあえずお邪魔しまーす!」ギィィ…

ガッシャーン!!


待て、流石に開けただけで壊れるのは門としてボロすぎやしませんかね。


目の前に見えるのはどう見ても永遠の2番手が兄を助けに行くようなお化け屋敷だし。


それに、門をくぐっても人の気配がしない。明らかにおかしい。


来る場所間違えたのか?


提督「いや…合ってるわ。どういうこっちゃ」


看板も見たけど間違ってはないっぽい。ぽーい!


なんかボロボロだった以外は問題なさそう。


提督「考えてても仕方ないな。とりあえず中に入ろう!」


提督「誰かいますかー…?うっなんだこの匂い!?」ガチャッ


玄関を開けたのだが……ひどい匂いがする。それも生臭くて鉄っぽいような、そんな悪臭だ。


これヤバいやつじゃね?犯人はお前だ!ってやらないといけないやつ?


提督「あまり居たくない匂いだけど…とりあえず艦娘を探さなきゃ」テクテク


???「…」



提督「軽く見て回ったけど……なんか開かない扉があるし、何故か電気もついてないし、施設も工廠以外動いてないし、気味が悪い…」


???「……誰………?」


提督「…ん?そこに誰かいるのか?」


聞き間違いじゃなければ声が聞こえたはず。弱々しかったけど。幽霊だったり?


時計なんてないから探せないなぁ…


……ここの感じだと割とありえるな…シャレにならねぇ。


???「…あなた……だれ………?」


提督「あぁ…俺は提督だ。今日からこの鎮守府に配属されることになった」


???「てい…とく……!?」サァァァ


傷だらけな人が出てきた。自己紹介したら顔が青くなった。


何かあったことは分かるんだが、自己紹介だけで怖がられるのは何故だろうか…


???「いやだ……こないで…ごめんなさい………ゆるして…」


提督「心配しなくても何もしない。それでどうしたんだ?ココは随分とボロボロなようだが…」


???「…」プルプル


…ダメだ、会話できる状況じゃなさそう。とりあえずこの子を治療しないとな…


入渠できるとこはどこだ……見た感じ艦娘だからやっぱ工廠か…


ってかさっき行ったじゃねぇか。もうボケ始めたか?いくらなんでも早すぎるぜ。


さて、下らないことしてないで急がないと。見るからにほっといたら危ない。


この子をおぶって工廠へ行こう。



〜廊下~


提督「そういえば…名前を教えてもらってもいいか?」


???「……山風…」


提督「山風って言うんだな……ああ、安心しろ。ただ入渠させてやるだけだ。」


山風「…」プルプル


とは言っても、突然現れた他人に、突然触れられて安心できるはずもないだろな。


この子自身もボロボロだから、まともに抵抗出来ないだろうし…


マジすまん、耐えてくれ…



~工廠〜


提督「ここで合ってるはず……おーい!誰かいるかー?」


???「はい……!?誰ですか…!」


またしてもボロボロな人が来た。山風もそうだが、目に隈ができてる。オマケにハイライトさんも出張中のようだ。


提督「新しく着任した提督だ。この子を入渠させて欲しいんだが…」


???「何もしてませんよね…?やめてくださいよ…!」


提督「心配しなくても何もしてない。この子から聞くといい……それじゃあ、頼んだ。」


ごめんな山風。


まだすること残ってるからね。鎮守府の全貌明らかになってないし、他にも誰かいるかもしれない。


場所とか誰かに聞くにもココの子達怖すぎる。聞けるわけない。


???「……」



〜廊下〜


提督「さて、さっきの開かない扉に来たが……とりあえずノックでもしてみるか?」


「待 ち な さ い 。」


ヒュンッ


提督「おっと……」サッ


いきなりナイフ飛んできたんですけど。鎮守府って忍者屋敷だったのかー。すっごーい!


たーのしー!くねぇよ。普通に怖いわ。


「チッ…外したわ…」


提督「…そこに誰かいるよな。誰だ?」


「もう会うことは無いでしょうし教えてあげますよ。私は大井です。」ゴゴゴ


ッ…!?背後から殺気…!?


やだよー!ぼくしにたくないー!


…とは言ってられなさそうだ。まずはこの脅威の回避だな。


要するにここに近づくなってことだろうけど、普通に逃げても追い討ち食らうだけだ。


提督「大井か…よろしくな。」


大井「えぇ。せいぜい楽しませてくださいよ。」ニコォ


ここで俺が振り向いたら刃物でも飛んできそうだからやめておこう。とりあえずなんとかするか…


大井「フンッ!」ブンッ


提督「よっと」サッ

ドゴッ


壁壊れたんすけど。良いのかね…


大井「クソッ…おりゃぁ!!」ブンッ


提督「ふっ」ヒョイ


大井「あっ…ちょっと返してください!…返せェ!!」


薄暗くてよく見えなかったけど、振り回してたの魚雷か…怖ぇなぁ…


大井「…!」ヒュッ


提督「今度は拳で抵抗するんすか」カキィン!


せっかく魚雷貰ったし、盾に使わせていただきますかね。


大井「痛っっ…この…あたたたたたたたたたた!!」ドドドド


提督「よよいのよい」シュシュシュシュッ


なんだなんだ、急に画風が変わったぞ。


てか、そんな凄まじい百裂拳繰り出せるなら鈍器(魚雷)いらなかったんじゃ…


自爆する訳でもないだろうし。


大井「……で…」


提督「ん?」


大井「なんで当たらないんですか!?あなた本当に人間ですか!?」クワッ


提督「…」


痛いとこつかれたなぁ…


提督「……ただの、人間だよ。」


大井「こんなの避けきるなんておかしいです!私達で歯が立たないなんて!!」


提督「…負けを認めるのな」


大井「くっ………お願いです…どうか……私以外には手を出さないでください…」ガクッ


なんで俺がなんかすることになってるの…


提督「はぁ…何もしないから…それで、ここがこんな有様なのは何でなんだ?」


大井「……わかりました。抵抗しても無駄そうですから、話します」


提督「何もしないってのに」




真っ黒な鎮守府



大井「……この鎮守府は、ブラック鎮守府だったんです。」


提督「ブラック鎮守府って…」


大井「私達艦娘を物のように扱う鎮守府です。前任は、私達を休ませることなく働かせ続けました」ギリッ…


提督「何だと…」


大井「そして失敗すれば殴られ、蹴られ、夜の相手にされ…それはもう地獄のような毎日でした」


────ブラック鎮守府、か。正直、あまりいい気はしない。


大井「…そしてつい5ヶ月前、それがバレて、前任は追い出されました」


大井「その後に配属されたのが……あなた、提督でしょう?」


提督「なぜ俺が提督だと知ってるのかは…今はいい、そんな事があったなんて……」


思ったより重い話だった。


そんなことを知らずにズカズカ入り込もうとしていたのか…我ながら申し訳ないことしてしまった…


提督「…ここまで言わせておいてなんだが…本当にすまない。思い出したくないようなことを思い出させてしまって…」


大井「いえ…忘れるはずもありません。あの時……」ポロポロ


提督「お、おい?大丈夫か!?」オロオロ


大井「……私と同じ球磨型だった北上さんは、捨て艦にされて沈みました」ポロポロ


提督「捨て艦………出撃や遠征時に使い捨てとして使用する艦のことか…」


大井「前任はそんな人でした。自分の功績さえよければそれで良かったんでしょう…」グスッ


…こき使った挙句使い捨てとかとんだクズ提督じゃねぇか。さっきまでの自分の振舞いが馬鹿らしくなってくる。


提督「本当に済まなかった……」ドゲザ


大井「…顔を上げてください。貴方がそんな人じゃないというのは分かってますから」ゴシ


提督「それでも謝らせてくれ……本当に済まなかった…」


大井「……あの人そっくりですね」ボソッ


提督「…大井?」


大井「いえ、何でもありません。それより…味方の艦娘が一人だけじゃあ鎮守府が動かないんじゃないですか?」


提督「…ありがとう。山風は頼んだ!」ダッ



大井「…私が話していたときのあの目、やっぱりあの人そっくりですね……」




腹が減っては戦ができぬ



…大井にはああ言ったが、腹が減った。


コンビニに行ってもいいんだけど、艦娘と対立したままではいけない。


食堂に行ってみよう。時間は外れてるから、たくさんの艦娘はいないはずだ。


でも沢山いたら逃げよう。さすがに今のままだと殺される。


…俺は初対面の相手に命をかけられるほどお人好しじゃない。



~食堂〜


提督「オジャマシマス…」ガチャ


見た感じ食堂の机に人はいないらしい。


バ〇オハザードとかに出てきそうな外観してる以外は、特に問題はない。


外観がそれっぽいだけで、例のアレとかはいないけど…あ、ぽーい!


…とりあえず食堂のおばちゃんとか居るかもだから挨拶に行こう。


提督「誰かいますかー?」


???「…なるほど」


奥に人がいるらしい。なるほどの意味はわからないけど。


提督「今日着任した提督だ…が、そこに誰がいるよな?」


???「えぇ…いますよ」


あら、意外とあっさり?夏場にぴったりで美味しいですね!じゃなくて


提督「なんでココはこんなにボロボロなんだ…?」


???「その前に…私は間宮です。話は聞いています、提督」


提督「あ、ああ…よろしく頼む」


おばちゃんじゃなくてお姉さんだった。


ていうか一体どこからそんな情報仕入れてるの。大井経由にしては広まるの早すぎない?無線?


間宮「さて、質問の返事をしないといけませんね。ここがブラック鎮守府だったことはご存知ですよね?」


俺の情報筒抜けなの?なんでこの人だけこんなにフレンドリーなの?


疑問だらけだけど、それだと話が進まないので…


提督「本当に申し訳ない……」


間宮「聞いた通りですね…」ボソッ


提督「え?」


間宮「いえ。それで、前提督のいる間はマトモな食事さえも許されなかったんです」


提督「何だと…つくづくクズなやつじゃねぇか…」ギリッ


食べることが好きな俺にとって、食事の制限など何よりも許せない。


間宮「それで、艦娘が反乱を起こしました。ここがボロボロなのはそのためです。その時に全提督の所業が大本営にバレて、捕まったんです」


間宮「それまでの間、食堂は全くと言っていいほど使われなかったので、私は他の娘程のひどい仕打ちはされていません。」


間宮「が、ボロボロになった艦娘をずっと見てきましたから、前提督に恨みが無いわけでもありません」


やはりひどい話だ。全提督すっげぇ殴りてぇ。


それにしても、気になることがある。


提督「じゃあ、なんで俺相手にはフレンドリーなんだ?」


間宮「…少なくとも、提督は前提督じゃないでしょう?それだけのことです」


艦娘によって考え方も違うのか。


大井の話を聞く限り、男性不信になってもおかしくないような気もするけど…


同じ艦種でも個体差とかもあるのかね。


っとそれより、ここに来た目的を忘れるとこだった。


提督「ああ、そうだ。間宮」


間宮「昼食ですね。何にしますか?」


…やっぱ心読まれてるんじゃないかな。


提督「…B定食(生姜焼き)を頼む」


間宮「わかりました。伊良湖!ちょっと手伝って!」


提督「伊良湖って娘もいるのか」


間宮「ええ。ですが、あの娘は男性に恐怖心を持っているようですから…今は出てこれないようです」


なんだ。間宮が俺に対してこんな性格だから、俺がおかしいのかと思ったわ…


提督「そうか…まぁ、無理に出てこいとは言わない。よろしく言っといてくれ」


間宮「ええ。では作ってきますね」



間宮「出来ました。どうぞ召し上がれ」


提督「ではさっそく──これは美味い!こんなうまい生姜焼きは初めてかもしれない!」ガツガツ


冗談抜きで美味い。ほんとに生姜焼きを頼んだか疑うくらいには美味い。


いや、別に生姜焼きがマズい料理とかじゃなくてさ。


間宮「…こうやって人に料理を作るのは、なんだか久々な気がしますね」


提督「その件だけど……いや、後で朝礼…もう昼だが…まぁそんなのを開くので、来れる人は講堂に集まってください。っと伝言お願いできるか?」


間宮「提督の口から話した方がいいのでは?」


提督「いや…今のままだと密室で殺されかねんからな」


講堂でも殺されるなら殺されるだろうけど。


間宮「…わかりました。今回だけですよ。」


提督「ありがとう…それじゃごちそうさまっと」カチャ



???「あれが、新しい司令官…」




主人公と主人公



提督「それじゃ、間宮また来るなー」


間宮「はい、またどうぞ」


提督「……と、その前に──扉の前のキミ?こんにちはー!提督のおにいさんだよー!」キャピ


???「!!」


提督「気づいてたんだけど、殺気は帯びてなかったから見ないフリしてたんよねー」


間宮「あら、提督なんかの近くにいて大丈夫なの?」


提督「言いたいことはわかるけど何気に酷いな」


???「失礼します…」


警戒してるなー。どうにかして安心させないと…


提督「やぁやぁお嬢ちゃん。私が新しい提督じゃ。よろしく頼むぞ。ふぉっふぉっふぉ」


間宮「和ませようとしてるのか知りませんが気持ち悪いですよ」ニコ


提督「メンタルにくるからやめて」


???「…私は吹雪です。よろしくお願いします。おにいさんおじいさん」


提督「何だよそれ!どっちだよ!しかもまだ19だわ!どこをどう見たら爺さんに見える!…って自分で言ってたな…」


間宮「え、提督って未成年だったんですか?てっきり中年かと」


提督「誰がおっさんや!!……キリがないな」


間宮「うるさいです。天井崩す気ですか?さすがに無理ですよ。」


提督「どんだけ馬鹿にすりゃ気が済むんだよ…間宮ってこんなのだったか…?」


間宮「どういうことですか?ストーカーですか?通報しますよ」


やべ。間宮を初めて知った設定だった。


まぁどうせ隠し通せないだろうしな…


提督「色々事情があるんだ。しばらくすれば話すよ。」


吹雪「あの…」


やべ、完全に放置してた。


間宮「最低ですね」


辛辣!すっごい辛辣!


立場的にしょうがないけど辛辣!間宮のイメージダダ崩れだよ!


提督「吹雪…だよな?俺が怖くないのか?」


吹雪「いえ………仕事ですから」


提督「仕事?吹雪に仕事なんて与えた覚えはないんだが…」


それに、明らかに死んでもやりたくないって顔してるし。


間宮「…前提督です。彼は吹雪を秘書官にしていました」


提督「ああ…察した」


どうせヤツのことだ。執務以外にもいろいろ強要したんだろ。


マジやべーやつじゃん。ゴミ処理場に行くべきだわ。いやゴミが可哀想だな…


提督「吹雪。単刀直入に聞くが、ホントはそんな事やりたくないだろ?」


吹雪「……」


提督「…だろうな。こんなんじゃしょーがない」


しょーがないどころじゃないけどな。こんな仕打ち受けてれば当然とも言える。前任マヂムカツク…


吹雪「…」


提督「いきなり言っても信じきれないと思うが、前提督みたいなことは俺はしないからな」


吹雪「…信じてもいいんですか?今まで散々酷いことされて、薄汚れたこんな私が」


提督「薄汚れてるのはお互い様だ。事情が違うとはいえ、俺も綺麗なヤツじゃないからな」


間宮「えっ」


吹雪「…え?」


提督「あっ」


しまった…慰める為とはいえ、また口を滑らせてしまった。


提督「……忘れてくれ。とにかく、俺は吹雪を信じる。だから吹雪も俺を信じてくれ、頼む…」ドゲザ


吹雪「自分で言ってなんですが…流石に、今すぐ信じるのは無理ですね」


そっか、そうだよな…


提督「それもそうだ。すまない」


吹雪「…でも」


提督「……なんだ?」


吹雪「もう一度、信じようとしてみます。だから…提督も、証明してくださいね」


提督「…ああ、もちろんだ」


信じようったって当然辛いだろうに…優しい子だ。これ以上ないくらいに。


……余計に前任に怒りが募る。


間宮「お話中のところすみません。何だか周囲から殺気を感じます」


前任許すまじな時に間宮はなんなんだ。エスパー的な能力でも持ってるのか?


???「やっと見つけた…」


提督「え、ああ。俺が新しい提督だ。よろしくt「死ね!!」


全体的に黒い娘が来た。


それだけなら良いんだけど、問題なのはハイライト消して俺に向かって暴言吐きながら向かってきてるとこ。艤装付きで。


砲撃しなくても艤装の重さで人間死ぬよ?いやまぁ最初からそのつもりなんだろうが…


吹雪「…司令官は逃げてください。ここは私が食い止めます」


提督「いいのか?」


吹雪「時間がありません!大丈夫ですから!間宮さんもです!」


間宮「……」ダッ


吹雪も俺を信じきれてないはずなのに悪いことしたな。今度何かで埋め合わせしないと…


テト〇スみたいにな!………あ、スベった。


提督「わかった……無理だけはするなよ」ダッ


???「あっ待て!…ぐっ」


ていとくたち は にげだした!▼




吹雪「さてと…ここは鎮守府だよ?こんな所で砲門なんて構えたら危ないよ。ねぇ────"時雨"ちゃん?」




みぞれ



吹雪「…そもそも、なんで時雨ちゃんが提督を追いかけてるの?」サッ


時雨「何だっていいじゃないか。何にせよ、人間なんかこの鎮守府には不要ってことだよ」ダッ


吹雪「今の提督の雰囲気だと、時雨ちゃんや他のみんなに悪さをするようには見えないけど…」ガコッ


時雨「今がそうでも、ずっとそうとは限らない。前提督もそうだっただろう?だから危ないんだよ」ジャキン


吹雪(…時雨ちゃんには見えてないのかな?)


時雨「吹雪こそ、なんであんなヤツの護衛なんてするのさ。散々酷い目にあってきたんじゃないのかい?」シュッ


吹雪「そうだね…でも、今回だけは信じてみることにしたんだ」ニコッ


時雨「…意味が分からない。何がそんなに吹雪を動かすんだ?操られているとでもいうのかい?」ピタ…


吹雪「まさか。これは私が決めた答えだよ。それに…」キュッ


時雨「……なんだい?」


吹雪「時雨ちゃんには、見えてないの?」


時雨「………え?見えるって…何のことだい?」


吹雪「ホントに見えてないの!?」


時雨「だから何のことだって…」


吹雪(時雨ちゃんにはアレが見えなくなってるのかな?そんなハズないと思ってたけど…実際にあるんだ)


吹雪「…いや、何でもない。見えてないならいいの」


時雨「何だったんだか…時間稼ぎかな?まぁいいや。それじゃ再開だね」ニヤ


吹雪「はぁ……程々にね?」ダッ


時雨「どうだろうね」ダッ



吹雪(時雨ちゃん、目の焦点が合ってないなぁ。どう見てもマトモに戦えそうではないんだけど…)ウーン


時雨「何ぼさっとしてるんだい?戦う気がないなら進ませてもらうよ」スッ


吹雪「そっちこそ。いつものキレが感じられないよ?」ガシ


時雨「…離しなよ。撃たれたくなければね」


吹雪「こんなに近距離で撃ったら時雨ちゃんにも当たると思うけど…」


時雨「…」ギリ…


吹雪「やっぱり判断力が鈍くなってるね。降参する?」スタ


時雨「…くそ…!!」ダダッ


吹雪(一かバチかの突撃、か。真っ直ぐじゃあ簡単にかわせるのに…)ヒョイ


時雨「」バターン


吹雪(あ、こけた)


時雨「…」


吹雪「…時雨ちゃん?」スタスタ


時雨「………うぅ」グス


吹雪「えぇ!?」




リン〇イか、〇ーリツか




〜廊下~


ガッ…ガー……ピッこちら提督!現場からの離脱に成功した!これより帰還する!


…帰還場所ここだけど。


そんな事はどうでもいい。とりあえず、分かったことがある。


ここの前提督野郎にやられた艦娘達は、全員目が死んでるっぽい。ぽー…今回はやめとこう。


吹雪は説得することでブラックハイライトごと解除できたが、全部そう上手くいくわけもないだろうな。


何かトラウマのようなものがそれぞれにある筈だから、それを取り除いてあげないといけんワケだ。


…ただこれはキツいな。これは言わば奴に受けた痛みそのものに触るようなもの。かなーり危険だ。


慎重に行動しないとな…


間宮(…何か裏がありそうな人ね)


あともう一つ疑問がある。間宮も言ってたが、悪い人じゃないのは"分かってる"ってのは何なんだ?


まるで俺の顔に悪くないマークでも付いてるみたいじゃん。そうじゃないと不自然すぎる。


仮についてたとしても、あまりに胡散臭すぎて普通は信じないだろうしな。


…どう考えてもやっぱり分からん。


とりあえず、さっき預けた山風の様子でも見に行くかな。


提督「なぁ間宮、ここに来てすぐのときに山風を入渠させたんだ。それの様子を工廠の娘に聞きに行ってもいいか?」


間宮「ロリコンですか?…とも言ってられなさそうですね。工廠の娘って、工作艦明石のことですか?」


あの人明石って言うのか。しかも艦娘だった。こりゃ意外!


………自分でも自分のノリがわからない。


提督「ああ、その明石ってやつに聞きに行きたい。俺だけだとトラウマ関連で危ない上に俺が殺されかねんから、間宮にもついてきて欲しいんだが…」


間宮「…分かりました。そういう理由なら行きましょう」


提督「ありがとう。じゃあ早速行こうか」


間宮「……」



~工廠~


提督「おじゃましまーす…」


間宮「お邪魔します」


???「いらっしゃ…!間宮さん!?その人は危ないですよ!」


間宮「大丈夫よ。それにあれ見て?普通はあんな事ならないでしょ?」


???「…確かにそうですね。…失礼しました提督。私は工作艦、明石と申します」


一体何で判断してるんだ。貶してるようにも聞こえたが…気のせいだろう。そういうことにしておこう。


提督「あぁ…よろしく。ところで…ここに来たのは理由があるんだ」


明石「山風ちゃんのことですよね?今朝はすみません、無礼な態度を取ってしまって…」


提督「酷い目にあっておいていきなり信じろってのも無理な話だろう。それはいいんだ」


もちろん本音。俺軽い性格だけどその辺はちゃんとしてるつもりだかんね!……多分。


明石「…ボロボロだったので一応身体の検査もしましたが、入渠すれば治るものだったので問題ありません」


入渠すげぇな。あの傷結構重症だと思ったんだけど。明石にも感謝しないと。


提督「本当にありがとう。助かったよ」


明石「いえ、仲間を助けるが私の仕事ですし、礼を言われるほどのモノじゃありません」


微妙に壁を作られてるなぁ。でも仕方ないか。


……ところで一つ、気になったことがある。それは、


提督「…明石は入渠しないのか?」


明石「へ?」


そう、確かに最初に見つけた山風もボロボロだったが、基本みんなボロボロなのである。


特に明石の場合、工廠にいるからセルフで入れると思ったんだが…


提督「間宮もそうだ。そんなボロボロの姿じゃ仕事もままならないだろう。どんな仕事も清潔な服装で行いたいしな」


間宮「…分かりました」スタ


明石「でも…良いんですか?私はほとんど戦えませんし、他の娘より損傷を受けにくい仕事ですし…」


提督「だからなんだ?傷付いたり汚れたりしたらお風呂入らないのか?俺は入るぜ」


明石「入渠はお風呂とは少し違うんですけどね…でも分かりました。提督はそういうお考えなんですね」


理解してくれたらしい。"俺は入るぜ"って受け取り方によってはセクハラになりかねないから危なかった。


にしても前任、明石だけ入っちゃダメってルール付けてたのか?妙に変なルールだな。


…なにか裏がありそうだ。後でついでに確認しておこう。


提督「じゃあ俺はここで待ってる。確認したいことがあるから入渠しててくれ」


明石「念の為…何もしませんよね?」


提督「何もしないよ」


明石「……」コクリ


…俺は見逃さなかったぞ。明らかに目が逸れてた。いや、別のものを見てるような目線だった。


おかしいな。俺以外に誰かいたっけか?今度こそ幽霊?まさかね…



~艦娘入渠中~


山風「久しぶりの…お風呂…」


間宮「そうね、本当に久しぶり……あの提督は前提督とは違うらしいわね…でも…」ブツブツ


明石「うえーん暖かいよぉぉ」グス


間宮「…えぇ!?明石ちゃん大丈夫!?」


山風「明石さん…?」


明石「温もりを感じたのが本当に久しぶりで…そう思うと嬉しくて…!」ズビ


間宮「…顔洗って来なさい」


明石「はいぃ…」グス


山風「いい大人が…大泣き…」


間宮「キャラ崩れてるわよ」


山風「人のことは…いえない……それにね。キャラ崩壊はね。元から…」


間宮「…確かに」




置き去りの傷跡




~工廠~


よお。俺だ。提督だ。


今は艦娘が上がってくるのを待ちつつ作業中だ。というのも気になることがある。


え?提督が出てきたらいっつも疑問持ってんな、だって?…はて、そうだったかいな。


まーしょーがないっしょ?ココ謎だらけな上に艦娘病んでるし。どうにかしないと機能しないですしおすし。


一つ目はさっきのやつネ。俺に悪い奴じゃないマークでもあるんかいワレェ!?ってのと、もう一つ。


明石はほぼ初対面に近いから要調査として、間宮だ。あれはどう考えても素ではない。


というのも、間宮は表面上は打ち解けたような振る舞いをしてるが、ハイライトさんが居ないままなのである。


まるで性格を乗っ取られてるかのような…


「…司令官、こんな所で何してるんですか?」


提督「え?……ああ、吹雪か。とりあえず俺が打ち解けた?艦娘を入渠させようと思ってな。吹雪も入ってきていいぞ」


吹雪「その前に…時雨ちゃんをしず…大人しくしておきました」


ちゃっかり恐ろしいこと言うなお前なぁ。言いたいことは分かるからいいんだけども…


時雨「…提督、ごめんなさい。提督に逆らった罰として僕を解体…」


待て、なんでそうなった。…前任か!?前任だというのか!?もう許さんぞこの!


……この娘に言ってもしょうがないっすね。すみません。


そういえば、間宮はこの娘のことを時雨って言ってたな。


提督「時雨、だよな?お前に罰を与える」


時雨「……」


もう決まってるんだけどね。


提督「…入渠してこい。それが罰だ」


時雨「…は?ふざけてるのかい?もっと他に…」


提督「重い罰が欲しかったか?でも残念、与える罰はこれだけだ」ニヤ


逆に前任の悪行を利用して、"もっと何かないの!?ねぇ!?"みたいな罰を押し付ける。


くっくっく。笑いをこらえるので精一杯だ。


…俺のキャラブレすぎだろ。


時雨「……はぁ。提督もいい性格してるね」


提督「褒め言葉として受け取っておくよ」


時雨の目が光りだした。これで成功やで!いっちょあがりや!


今回は近くの吹雪が止めてくれたから良かったものの、この調子じゃ普通に死にかねない。


護衛でもつけるか?それだと効率が悪いし…


アレは………いや、今はその時じゃないな。


今は気をつけて行動するしかなさそうだ。


提督「じゃあ時雨は入渠してくるんだ。俺は執務室とか提督室とか確認してくる」ガタ


時雨「分かったよ。意地悪な鬼畜提督さん」


提督「わざと言ってんだろ」


時雨「当然さ」フッ



~執務室~


ハァイ!ボクテイトクッテイウンダ!


…アナウンサーの提督です。速報です。只今執務室前に来ております。


この鎮守府に蔓延る悪臭の原因はこの部屋なのでしょうか。この辺りは悪臭がかなり強いようです。


しかし私は提督、どんな状況であろうと執務はしないと殺されます。


早速入っていきたいと思います…


提督「………!?」ガチャ


予想通り、強い悪臭が漂ってきた。だが、玄関で感じたものとは少し違うようだ。


どちらかと言うと…イカ臭い?ような臭い。イカ臭いって言ったら…あぁ…


しかしここは良い子のSS、そんな過激な表現は使えないのである。


………今更だって?気にするな。


提督「ふむ……」


外見は普通の執務室のようだ。部屋のド真ん中にベッドが置いてあったりはしてない。


これなら部屋として執務は機能しそうだが、やっぱここの臭いキツい。というかこの鎮守府全体キツい。


臭いを消したいな。消臭〇買ってこないと。


…まぁそれも後だ。今はもっと重要なことがある。


提督「……提督室も見てみよう」


提督室とは、提督の私室のことである。


それだけならなんの問題もない。のだが、ここの前任はブラック鎮守府の運営者だ。私室なんて闇の塊だろう。


提督「にしても、なんで元帥はこの鎮守府がこんな状況なのを教えてくれなかったんだ…?」ブツブツ


色々ありすぎて頭が回っていなかったが、当然の疑問が浮かんできた。


別にこんな所に送られてきたのが嫌なわけじゃない。好きな訳でもないけど。



~提督室~


提督「おじゃましますー……うげぇ」ガチャ

バタン


勢いで閉めてしまった。だってなんかヤバいの見えたんだもん。

ガチャ


ありゃ何だ?…スロット?


艦娘が描いてあるスロットのようだ。回してないので分からないが、戦艦や駆逐艦、空母…とりあえず色々入っている。


回してない理由は単純。得体の知れないものを勝手に触って、危険なことになったらマズいからな。


「…新しい司令官、なのですか?」


やべぇ扉閉めてなかった。…後ろから声だ。デジャブを感じる。


それよりもマズいことがある。この部屋を艦娘が見てしまうと、トラウマを思い起こさせてしまうのでは…?と。


提督「お、おう。そうだ。合ってるぞ。ちょおっと待ってろ?今外に出るからな。君は少し下がるんだ」


???「はいなのです」トコトコ

ガチャ


よし外出た。予想外の来客だったが、提督だけがベラベラ喋ってるのも艦これSSとしてアレなのでむしろ都合がいい。


S(ショート)かどうかは疑問ではあるが。


提督「君の言う通り、俺は新しい司令官だが…怖くないのか?」


???「電の名前は電なのです。前任が連れていかれる直前に建造されたので、別に怖くはないのです」


提督「電か。よろしくな」


電「なのです!」


病んでない艦娘を初めて見たかもしれない。純粋な少女…いいねぇ…


いえなんでもないですけんぺいのおせわにはなりたくないやめて


……直前に建造されたのが何人なのかも気になるけど、とりあえず仲間を手に入れられたのは大きい。


記録せずに色々出来事が起きたら覚えきれませんがな…(作者)


鎮守府の探索は一旦この辺にして、今までの記録と…


───元帥にクレーム言いに行こう!!




肩の違和感




執務室に一台、電話が設置されている。


イマドキでは珍しいような、いわゆる黒電話だ。


そして俺は、その懐かしの電話を利用して


…クレーム電話を掛けている。


prrrrr……ガチャ


元帥『もしm「ちょっとこれどういうことですか?」ちょっとセリフに被せないで』


提督「そんな事はどうでもいいんですよ。俺が配属された鎮守府、ブラック鎮守府じゃないですか!」


元帥『そんな事って……しかし提督君、その件は本当にすまない』


提督「すまないで済んだら憲兵いらないですよまったく。別にブラックなのを責めてるんじゃなくてですね」


元帥『ふぉっふぉ。お主は優しいのう』


提督「はぁ…それで、言い訳はあるんですか?」


元帥『ああ。前任を追い出してから、新しい提督を向かわせようとはしたんじゃが…全員消息不明でな』


あー。まぁこの忍者屋敷じゃしょうがないね。うん。


提督「それで俺を向かわせたと?それじゃあ完全に捨て駒じゃないですか…」


元帥『それは違うぞ』


提督「何が違うってんですか。俺も普通にこの鎮守府の罠にかかってるんですけど」


元帥『罠対策はできなかったが…ほれ、お主の肩に』


提督「は?」


「ていとくって、どんかん なの?」

「それはちょっとちがうです。このばあいは しんぷるにばかです」


確かに肩から声が聞こえる。そして煽られてる。


元帥『──おるじゃろう?それが妖精、提督らの手助けをしてくれる存在じゃ』


右を見ると…たしかにようせいでした。ようせいはいました。


なんか肩が痒いと思ったらそういうことだったのか。けど姿は見えなかったような…?


「ようせいのきぶんで みえるかどうかきまるの」

「です」


なるほどな。…っちょっと待て、妖精だからって心を読めるのはずるいぞ。


心の中で思いとどめたような発言がダダ漏れじゃないすか。どうしてくれるんすか。


「そこはようせい、だいじょーぶ!」

「ぷらいばしーは まもるです」


………まぁ害はなさそうだ。


提督「それで、この妖精さんが俺についてるとどんな効果があるんですか?」


元帥『死んでも一度生き返るのと、一時的に身体能力を強化できるぞ』


チートじゃねーかよ。妖精さんすげぇな。


提督「まぁ、それは素直にありがたいです。が」


元帥『なんじゃ?』


ちょっと聞きたい。


提督「…元帥そんな喋り方じゃなかったですよね」


元帥『……バレおったか。元帥らしさが出るかと思ったのだがな』


提督「ああ、あと資源の援助も"当然"してくれますよね?」


元帥『も、もちろんだ。なんでも言うといい』


提督「……まぁ、まだココも把握しきれてないので出来ないですけど」


元帥『…なら何故言ったのだ』


提督「軍のトップが焦るとか面白いじゃないですか」


元帥『鬼畜め…』


提督「鬼畜ステージに送り込んだ張本人が何を言うんです」


元帥『否定はしないがステージとはなんだステージとは』


提督「……この後集まれる艦娘には集まってもらって、集会を開きます。流石にまだ全員は無理ですけど」


元帥『うむ、そうするといい』


報告も完了。あとはちょっと気になったこと聞くか。


提督「にしても、元帥なら提督とか憲兵のエリート扱えるでしょう?なぜやんなかったんすか」


元帥『…こっちにも事情があるのだよ』


提督「だから捨て駒と?」


元帥『消息不明の提督らには本当に申し訳ないと思っておる』


提督「妖精、元帥は本当に謝罪してる?」


「60ぱーせんとだねー」

「かるいしゃざいです」


元帥『……いやな、私が軽いのは理由があるのだよ』


提督「ほう、その理由とは?話くらいは聞いてあげますよ」


元帥『…提督にはそれぞれ生きてるかどうかのレーダーがついておる。消息不明の3人は危ない目には会っておらんようなのじゃ』


提督「どっかでレーダーが外されたとかはないんですか?」


元帥「無いな。これも妖精だからの」


ようせいさんすっごーい!!


…はぁ。こんなのが元帥やってて大丈夫かな。


提督「妖精さんってそんなすごいんすか?」


元帥「そりゃすごいぞ。何せ姿すら見えんようにも出来るからな」


提督「そすか。じゃおつかれさんした」ガチャン


元帥「えっちょおまプツン


…こんなのが元帥でいいのかな。


2回言った気がする。まぁいいか。


にしても妖精か。習ったような気もするが、流石に当時は信じきれなかった。


だってこんなちっこいのが実在するとは思わんでしょ?〇イラルの勇者くらいだと思ってたわ。


「ふぁんたじーのぐげんかでしょ?」

「よくいわれるです」


…シンキングタイムに口を挟んでくるのが鬱陶しい気もするが、話し相手がいるのは良いことだろう。多分。


ピピピッ


提督「ん?…あぁ、そろそろ集合か」


朝に間宮にお願いしたから、そこそこの人数は集まってると信じてる。


にしても朝の俺は語彙力がなかったな。わざわざ"朝会のようなもの"って言わなくて良かっただろうに。


それじゃ向かうか。艦娘さん、痛くしないでね。頼むから。ほんと。いやマz




危険な集い




〜廊下~


今は夕方。予定ではもうすぐ集会の時間だ。


この集会には重要な意味がある。現状の確認だ。


人数どころか開かない扉があるせいでこの鎮守府の全貌すらわからない。そんなんじゃダメだ。


少なくとも所属してる艦娘の確認くらいはした方がいい。


かと言って、執務室の書類は参考にならない。だって書類一枚目から"汚れのない綺麗な職場です"だって。


企業の求人かよ。こんなボロボロの鎮守府のどこが綺麗な職場なんだよ。


だから自分の目で確かめるんや。…というわけで講堂に向かっている。


執務しようにも信用ならない書類片手にする訳には行かない。情報は正確であるべきなのだよ(ドヤッ


「きもちわるいね!!」

「どうい、です」


みんな俺を罵倒するの好きだねほんと!!


にしても…アレだな。


提督「たとえ俺が殺されても大丈夫って分かってても怖いよな、うん」


「びびりなの?」

「にんげんのほんのうです」


まったく、やることが多すぎるぜ。


研修の時間とかないのかね。運営方法が分かってても実践て結構大事だと思うんだけど…


愚痴っても何も変わんねぇな。そろそろ講堂が見えてくるはずだ。



~講堂~


扉の前に来た。やっぱ緊張するな。人前とかどうこう以前に命の危機で。


中から話し声が聞こえる。が、明るい声ではない。前提督の傷はやはり大きいようだ…


多分このままほっといても俺は死ぬだろうし、すべきことはするか。早速入ろう。


提督「……」ガチャ


「…」


開けた瞬間声が消えた。やめてくれよ、それは結構心にくるよ。


提督「…」テクテク


空気が重いよ。俺的にはもう少しテイトクサマダヨーって感じで軽く接したいんだけど、当分の間は無理そうだ。


提督「…皆、集まってくれてありがとう。俺が新しい提督だ。よろしく頼む」


「チッ」


舌打ちしないで。俺挨拶しただけだから…まさか容姿に問題が!?それはもうどうしようもない。


提督「本来なら艦隊運営をしないといけないのだが、現在の所属人数と現状を知らずにする訳にはいかないと判断し、開かせてもらった」


提督「まずは…本っ当に申し訳ない」ドゲザ


「アノヒトナニヤッテルノ?」「ミチャイケマセン」「ホントニテイトクナノカヨ」「バカダナ」ザワザワ


提督「前提督のせいで君たちに酷い思いをさせてしまった…まずはそれを謝罪したい」


提督「俺はそんな事はしない、と断言出来るが…さすがにそれでは信じきれないことは十分わかっている」


提督「だから行動で示す。どうか君たちも見ていてくれ……頼む」


「はっ…今更謝罪ですか。貴方ごときが一体私達の何を知ってると言うんですか」


提督「…何も知らない。知ってるのは外からの情報だけだ。それも僅かなものだろう」


「なら関わらないでください。どうせ前任と同じなのでしょう?上げるだけ上げて裏切るんです」


「ソーダソーダ」「マッタクデス」「トウゼンネ」ザワザワ


提督「……俺はどうしたらいいんだ?どうしたらお前達に信じてもらえる?」


「…私が話そう。ここはあの娘の意見を聞くべきだ。彼女が一番前提督への恨みが強いはずだからな」


「そうですね。それがいいと思います」


「ウンウン」「ソウダネ」「イウトオリダ」


「では……提督をどうしたい?」


「………撃ちたいです。彼は関係ないと分かってても許せません」


「そうか………残念だったな提督、全員の一撃では生き残ることは出来ないだろう」


で、でたーwwwwwwブラ鎮あるあるーwwww


よくあるブラ鎮再興系ならここで提督が「撃てるだけ撃て。俺が受け止める」とか言うところだが……


俺にそんな度胸はない。というか抵抗出来ない。なぜなら、戦艦のパワーで壁に括りつけられたからである。


みな顔は笑っているが、目は笑ってない。でも楽しそうだ。狂気を感じる。


…講堂でこんなことしたら鎮守府が危ないことは認識できてるらしい。今は別の場所にいる。


と言っても袋に包まれてきたからどこかは分からん。鎮守府探索でも来たことない場所だ。


でも、まぁ……


実際楽しいだろうな。無抵抗の生き物を思いっきり叩きのめせるってさ。


しかし横に並ぶ艤装付きの艦娘、迫力があるなー。こんな状況じゃなければカッコイイだろな…


「撃てー!」ドォン


その一言で、駆逐艦から戦艦まで…一斉に主砲の一撃が放たれた。


そして視界が真っ白に広がり…俺の意識は……






何ともなかった。




もう一回遊べるドン!




簡単に説明しよう。艦娘の砲撃を一斉に受けたが、俺は傷一つ付かなかった。


むしろ疲れが取れた気がする。


これも元帥から貰った妖精さんの力か。妖精ってすごいなー


「…は?生きているというのか?どういうことだ?」


「訳がわかりません。普通の人間なら即死のはず…」


「えっへん!これがようせいのちから!」

「いいしごとしたです」


「「妖精!?」」


なにこのヒーローとかヒロイン系のアニメで突然やってくる救世主みたいなシチュは。


てか俺以外に見えるようにもできるのね。てっきり幽霊みたいに取り憑いてるものだと…


「このひとは わるいひとじゃない!ようせいがいうんだから まちがいないよ!」

「です。せかいいちしんようできる ようせいじるしです」


どうでもいいけど読みにくいよ君たち。あと他の人のネタをパクるんじゃない。訴えられるぞ。作者にお金なんてないぞ。


「…成程、このオーラは妖精からのものだったのだな」


オーラ!?そんなん初めて聞いたぞおい!?妖精さんってオーラの使い手だったの!?


「かんむすのそうびには、ようせいがついてるの」

「だから、かんむすとようせいは いっしんどうたいです」

「かんむすは、ようせいのそんざいを かんちできるの」

「ぎゃくにようせいも、かんむすがわかるです」


解説ご苦労さまっす。知らなかったっす!


「しかし妖精が懐いているとは…珍しい、普通は人間には懐かないはずです」


「妖精は前提督のような人間を好まない。そして心の内まで分かるという」


「妖精の言う通り、この人間は提督として認めていいのかもしれないな」


展開早いなおい。これが純度の高いシリアスSSとの差か…


「…そう言えば、自己紹介がまだでしたね。私は軽巡洋艦の大淀です。普段は提督の補佐をさせて頂く立場です」


「戦艦、武蔵だ。提督、よろしくお願いする」


提督「よろしく大淀と武蔵…って武蔵!?武蔵ってあの…?」


武蔵「あ、あぁ…恐らくその武蔵で間違いないと思うが…」


提督「すっげぇ!これが武蔵…かっこいい…」


武蔵「ほう、お前にもわかるか……しかし、今回の提督は子供らしいところがあるんだな」


大淀「…そうですね。常に堅苦しいよりはいいですが」


提督「提督になった理由に、かっこいいものが好きってのもあるからな」


かっこいいものは好きだ。それが一つの理由ってのも間違いじゃない。だけど…


いや、今はやめておこう。もう少し艦娘と親密になってからじゃないとな。


大淀(…?一瞬提督の目が曇ったような)


武蔵「しかし提督、まだお前を信じきれていない艦娘もいるようだぞ?」


提督「そうだな。まぁゆっくりでいい。今からでなくてもそう遅くはないはずだ」


武蔵「それもそうだな。失礼した」



~色々確認中〜



提督「──よし、一通り終わったかな。ところでだ。個人的にお願いしたいことがあるんだが…」


大淀「何ですか?」


提督「俺の話し方を変えたい。艦娘を指揮する以上、上から目線で話すのは問題があると思ってな。もう一つは…」


大淀「いいと思います。こういう所も前提督との違う所でしょうか…ところでもう一つというのは?」


提督「…この話し方疲れるんだ」


大淀「な、なるほど。まぁいいんじゃないですか?」


武蔵「そもそもお前は提督だ。わざわざ艦娘に聞くほどの立場ではないだろう?」


提督「そういう上下関係みたいなのに慣れなくてね…まぁ、武蔵がそういうのなら少しは考えてみるよ。ありがとな!」ニカッ


武蔵「……ふっ。若いっていいな」


大淀「貴女も大して老けてはいないでしょう」


武蔵「見た目の話か、建造された年の話かにもよるんじゃないか?」


大淀「…まぁそうですけど」


提督「よし、みんな注目!」


「ナンダー?」「ミエテナカッタケドアレガテイトクカ」


提督「今から着任して初めての指揮をします!!」


武蔵「…ふむ」


大淀「…」


提督「……全員入渠してください!入渠済みの娘はお風呂だけ!その後はご飯と自由時間です!」


提督「っと…」フゥ


???「本当にいいんですか…?」


提督「ああ、もちろん。何しろ艦娘は命に関わるからな。環境だけでも整えてあげないと」


???「ありがとうございます…!っぽい…!」


提督「いいのいいの。それで君の名前は?」


???「夕立っぽい!よろしくお願いします!」


提督「うん、よろしくね」ニコ



提督「さてと…あ、もしもし…元帥ですか?」


元帥『今度はなんだね?』


提督「艦娘~人分の食事の出前頼んでください。今すぐに!ほら!はやく!」


元帥『えぇ…まったく、元帥使いが荒いな…』




限界





~執務室~


提督「ふー…」


集会も終わり、元帥に夕食分の出前を頼んでおいた。艦娘に1日目から仕事させるのは申し訳なかったからね。


そして今は食事も終わって執務室にいる。まだまだ分からないことが沢山あるねん。いやマジで。


あと個人的にだけど、日に日にSSの書き方が変わってる気がする。退化してないかな、大丈夫かな…


…おいうp主、勝手に俺の思考の中に入ってくるな。ややこしくなる。


さっきまでに読み切れなかった書類を読み漁る。ついでに報告書も書く。


にしても書類作業て大変だな。あの時以来かもしれない。


提督「これとこれ…あとこれ……ん?」


変な書類がある。なんだこれは…


提督「『"艦娘スロット" 説明書』……?」


艦娘スロット?提督室にあったアレのことだろうか。


提督「『このスロットを回せば、出撃させる艦娘をランダムで決めることができます』…」


ランダムで決めるってなんだよ。状況に応じて適切な編成にすべきじゃないのか…?


提督「『主な使い方:艦娘の使い捨て』…て、はぁ!?」


お、俺はまるで意味がわからんぞ。この説明からどうやって使い捨てに行き着いたんだ…


ええい、もうあんなもの捨ててやる!廃棄処分だ!あんのクソ提督めがこのやろう!


使い捨てだと!?あんな貴重で可愛いヤツらを使い捨てだと!?


……待つんだ提督君。こんな時こそ冷静になるべきだ。


そうだな提督君、君の言う通りだ。


ところで提督君、あのスロットを一人で運ぶのは難しいんじゃないかい?


それもそうだね提督君、武蔵にでも手伝ってもらおうか。


「やさしいけど、へんなていとくだね」

「ひとはこれを"へんじん"とよぶです」


いっけなーい!変人変人!


…ってやかましいわ!!



武蔵「…それで私に手伝って欲しいと?」


提督「うん。俺だけじゃ運びきれないからね」


武蔵「分かった。どこに運べばいいんだ?」


提督「トラックを呼んであるから、門の前まで一緒に運んでくれれば…」


武蔵「いや、コレくらいなら私だけで運べる」ヒョイ


えぇ…?あんなに軽々と…


武蔵「艦娘は銃ではなく船の砲台を扱うからな。力は強いんだ」


提督「なるほど…恐れ入りましたっす!」


武蔵「相変わらずお前のキャラは定まってないな…」



~鎮守府門~



トラックの運転手「あざしたーっす。こんごもよろしゃーっす。」ブーン


提督「…よし、これでオッケー。ちょっと機械にトラップがあったけど、なんとかなったな」


大淀「なんで提督なんてやってるんですか……アレは結構複雑だった気がしますけど」


途中で大淀にも手伝ってもらった。大淀も軽々と持ち上げてたよ。俺が情けなく思える。


提督「なんでだろな。妖精の加護か?」


「あってるよー」

「ようせいのちからはいだいです」


妖精って何でもありだな。お前達は提督生き返らせる係なのに、工業系のと混ざっちゃってていいのか…?


「わたしたちは びっぷようせいなの」

「ぜんちぜんのう、です」


元帥すげぇな。やっぱ俺チートじゃねぇか。


最近はラノベとかで俺TUEEEE系が流行ってたけど、ここでもそういうの全開で行くのか…


夕立「あ!提督さんっぽい!こんな所で何してるの?」


時雨「やぁ提督。…と武蔵さんと大淀さん。変な組み合わせだね」


提督「大したことじゃないよ。ちょっと物を運んでたとこ」


久しぶりの登場、時雨さんと、さっき出てきたぽいぽい言ってる人が来た。


今更気づいたけど、この二人って髪の毛が耳みたいになってるな。


性格も正反対な感じだし、かわいい。あぁかわいい。


…ちょっと主、また俺の思考を邪魔するんじゃない。


時雨「…提督って良い人なんだね。僕少し疑ってたんだけど、夕立を救ってくれて気づいたよ」


夕立「提督さんも暗いからそろそろ中に戻るっぽい!夕立ちょっと眠いっぽい…」フワァ


提督「二人ともありがとな。さてと、そろそろ戻るか…」


大淀「明日から本格的に執務がありますから、早く起きてくださいね、提督も二人も」


犬姉妹「はーい(ぽい!)」


武蔵「………ところで提督、関係ないのだが、お前は提督になるまで"どこにいたんだ?"」


提督「…!?」ゾクッ



『おい、お前今までどこに居たんだよ。これくらいで逃げる気か?ウザいんだよ』


『うっ…』ドゴッ


『逃げた罰だ。たっぷり痛めつけてやるからな』ニヤ


『やめてください…』


『いいや許さない。なんならさらし者にしてやるよ。ちょっとこっち来い』


『ひっ…!』ズルズル


『見てるだけでイラつくんだよお前なぁ!』ドガッ


『キャハハ』『アイツバカダロ』『モットヤッチャエー』


『……』ウツロ


『おっとお前はそれまでだ。こいつが壊れちまったらどうするんだ?』


『それもそうだなぁ!じゃ明日な!命拾いしたな』ケラケラ


ガチャン


『なんで…こんな目に…』



提督「……ひっ…!」


武蔵「…ん?どうしたんだ提督」


提督「…あ、あぁ…」バタ


大淀「提督!?」


時雨「夕立!急患だ!明石を呼んできて!」


夕立「了解っぽい!!」ピューン




工作艦、ときどき医療艦



明石「…急なストレスでぶっ倒れてますね。安静にしていれば問題ありません」


吹雪「そうですか…妖精さんではどうにか出来なかったんですか?」


「わたしたちは、けがとふつうのびょうきはなおせるの」

「きもちのびょうきは、たいおうがいです」


吹雪「ストレスはどうしようも無かったんですね…てっきり提督は無敵なのかと」


明石「私も思ってました。ラノベ提督の意外な弱点ですね」


ツッコミ不在である(作者)



~次の日~


コンコン


明石「はーい、誰ですかー?」


電「失礼するのです。司令官さんは大丈夫なのですか?」


明石「安静にしていれば問題ありません。しかしストレスによるもの…」


電「…心当たりがあるのですか?」


明石「いえ、疲労が原因ではないようなので、私には何とも…」


電「……」ジー


明石「どうかしましたか?」


電「…司令官さんの、過去は聞いたのですか?」


明石「過去…いえ、聞いてないですね。何せ提督は着任したばかりですから」


電「実は、司令官さんが着任する前日、こんな夢を見たのです」


明石「夢、ですか?」


電「はい。その夢がどうも電視点のものではなかったので、気になったのです」


明石「…なるほど。教えていただけますか?」


電「分かったのです。確か…





やあ!ボクはてぃとぅ!ごく普通の少年さ!


今日から高校!とっても楽しみ♪どんなお友達ができるかな?


てぃとぅ「みんな初めまして!僕はてぃとぅと言います!よろしくお願いします!」


うまく自己紹介ができたよ!緊張したなぁ。


こうして、ボクの楽しい学校生活が始まるんだ!



男A「なぁなぁ、あのてぃとぅってヤツウザくね?」


女A「わかるぅ~!ねぇ、みんなでいじめない??」


男B「それナイスアイデア!さっすが女A!あったま良い!」


女B「キャハハ!!それじゃ決定だねー」



『てぃとぅがウザいと思う人ー!』


『はーい!』


『じゃあ一人ずつどうぞー!!』


『ぐっ』ドゴッ


『がぁッ』ボカッ


『やめてよ…』ガッ


『僕が何を…ぎっ』ドン


『ごほっ…許してよ…』ガッシャーン




楽しい生活が始まると思っていたのは、僕だけだったみたい。


ねぇ、父さん、母さん。僕、もう限界だよ。


ごめんね。みんな。さようなら────────っていう小説書いたんだけどどう?どうって何よ、意味わからないんだけど。





電「こんなのだったのです。さようならのあとが聞こえなかったのですが…きっとこの夢は予知夢のようなものなのです!」


明石「これが本当なら…提督は相当辛い人生を歩んでこられたのですね。しかし、"高校"とは何でしょうか…?」


電「…わからないのです。小学校、中学校はあるので、軍学校のことでしょうか?」


明石「しかし、クラスメイトの会話からして軍の学校では無さそうですね。一体何なのでしょうか…」




~なぞのばしょ~


……………なんだ、この世界は。


真っ白な空間だ。窓もカーテンも扉もない。こういうSSでよく出てくるお手軽空間だ。


きっとこの辺りで何か出てくるのだろう。作者が大きく影響を受けたSSなら、妖精が出てきたところだ。


なにかイベントが起きるまで待ってみよう。



────なんにも起こんないんですけど…


「そうだろーね。そう考えるようになるまで待ったんだもん」


え?あぁ、久しぶり。今度は何の用?


「え、気付いてないの?」


うん。全くわからん。


「…アンタ、ストレスで倒れたんだよ」


まじかぁ。そんなに重労働はしてないつもりだったんだけど…


「過去のトラウマ。何かの拍子に掘り返されたんでしょ?」


トラウマ…うっ!頭が…


「隠していても何の解決にもならないじゃん?いつかは彼女たちに話してあげないと…」


分かってはいるんだけど、どうもね…


彼女たちは関係ないって分かってる。でも、どうしても合わせちゃうんだろうな…


「とにかく、言ってあげてよね!そうしたら、私もアンタの元に行くから…」


え、マジで?そりゃありがてぇ。だって君って────────





ウソとホント




提督「……う…」


明石「…提督?」


提督「…………明石か。おはよう」


明石「おはようございます。生きてて良かったです」


提督「簡単には死なねぇよ。…あと、そうだ」


明石「なんですか?」


提督「〇月△日、集まれる者は講堂に集まってくれ。って伝えてくれる?話したいことができたんだ」


明石「…分かりました。伝えておきます」ピッ


提督「じゃ、俺は執務に戻る!サラダバー!」


明石「あ、ちょっと検査とか…大丈夫かなぁ…」



~執務室~


さて、執務室の残った書類は調べたけど、書類の管理も作戦の指揮も大淀に任せた状態になってる。このままでは提督失格だ。


というわけで執務しに来た。明石が何か言ってたような気もするが、たぶん気のせいだろう。


大淀「…執務、ですか?」


提督「うん。提督だから少なくとも出来るようにはなっておかないと、と思ってね」


大淀「…驚きました。こんな面倒臭いだけの書類作業を自分からしようとする人が現れるとは…」


提督「書類作業もそうだけど、本来なら俺も艦娘に遠征や出撃とかの指示をしないといけないんだよね…」


大淀「それは……提督を信じきれていない娘も居るなかで、適切に指示が通るかどうか疑問ですね」


それもそうか。色々と難しいなぁ…


「わたしたちのちからで、ぜんいんてなづけることもできるよ?」

「ぜんかっとです」


怪しい力みたいなのは使わんぞ。作者の都合だとしても使わんからな。


作者「いやさ、未プレイには艦娘それぞれの性格を覚えるのも一苦労なんすよ。一人ずつggらないとだし」


だから思考に割り込んでくるなっつってんだろ。作者の言い訳なんて聞きたくもない。


提督「協力してくれる艦娘には悪いが、普通に遠征やらしてもらうことにして…未だ敵対している艦娘を手懐k…誤解を解いてあげよう」


大淀「いきなり物騒なこと言おうとしてませんでした?」


してません。断じて。


提督「でも大丈夫だよ、辛いことはさせないつもりだから」


大淀「前の発言からこれだと犯罪者にしか聞こえないですよ」



<ヒュオォォォ


提督「なんだなんだ。空洞音かなにかか?」


大淀「そのようです。外の風ではありません」


割と近くからの音だ。このあたりだけ地面を蹴る音がよく響くと思ったらそういうことか。


提督「でもおっかしぃなぁ。この辺空洞らしい空洞なんてなかったはずなのに…」


大淀「少なくとも近くにはないですね」


提督「…まさか地下室ある?」


大淀「あるわけないでしょう。ふざけるのも大概に「失礼します」なんですか?」


明石が入ってきた。わざわざ大淀のセリフに被せなくてもいいでしょうに。かわいそうだよ。


明石「いえ、地下の空洞を検知する機械を欲しがってる人が近くにいると直感で思ったので」


提督「…この鎮守府、時々人間どころか艦娘やめてる子がいるなぁ」


大淀「そうでもしないと面白い会話が出来ないんですよ。面白くはなってないですが」


提督「メタすぎるよ。俺が言えたことじゃないけども」


明石「折角なのでその機械あげます。私には使い道なかったですし」ドカッ


提督「お、おう。ありがとう。ダメ元で使ってみるか…」カチッ


ビビビビビビビビ!!!!!


提督「うるっせぇ!!」


明石「空洞がある時の音です!手元の小さいモニターで簡単な断面図も見れます」


提督「ハイテクだな。音量調整はして欲しかったけど…これは…」


大淀「……四角いですね。人工的なモノのようです」


明石「…しかもこれ、この部屋から繋がってないですか?」


提督「マジで?ここ執務室だぜ?そんなのどこに…」


執務室に作ったら、艦娘に開けられる可能性もある。前提督はクソだが、わざわざそんなバカなことをする筈が…



棚で明らかに一冊だけ色が違う本「」



提督「…」


明石「あー」


大淀「十中八九アレでしょうね。てか何で今まで気づかなかったんですか」


………あった。あからさま過ぎるくらいにあった。


提督「相当なことがない限り本がキーとは思わないもん。分かるわけないもん」グス


明石「ま、まだこれが本当に鍵と決まったわけでは…」チョン

ガコッ

ウイイイイン

ゴゴゴゴゴゴゴ…


大淀「鍵ですね」


提督「俺が言うのもなんだけど、仕掛けとしては単純過ぎない?ほんとに隠し部屋?」


明石「…本棚が動いて階段が現れましたね。行きましょう」


提督「罠とかありそうで怖いんだけど…」


大淀「なんですか提督、息抜きに他のSS書いた反動で性格まで変わりました?」


作者「うん。分からなくなってる」


明石「ナチュラルに入ってこないでください」


提督「作者は帰れ」


作者「ひどい」




中身




コツ…コツ…


三つの足音が地下室に響く。同じ景色が延々と続く。


提督「この牢屋いつまで続いてんだ…?」


明石「牢屋ですね。中には何もいないようですが」


大淀「そういうこと言ってると突然居たりするんですよ」


提督「まさか、そんな訳ないじゃな『誰かいるの…?』ヒェッ」


やっべぇ、今誰かの声聞こえたぞ。


深海棲艦とかいたらシャレにならんぞ。言葉を話せるのは上位個体、そしてこっちの編成はマトモじゃない。


明石「明らかにここの三人の声じゃないですね…本当に居るとは思いませんでした」


大淀「うーん…今の声、どこかで聞いたような気がするんですよね…」


提督「前提督に沈められた艦娘の怨念とかか…?」


明石「可能性はありますが、このaPhoneにそんな反応はありませんよ」


大淀「同じくです」


未知の端末が流行ってるらしい。怨念を感知するレーダーとか今の技術でも無理だろう…


大淀「とりあえず声に話しかけてみます?提督が」


明石「そうですね。人間か艦娘なら会話くらいはできるはずです。やってみて下さい!提督が」


提督「なんで俺なんだよ。そんなにいじめて楽しいかよ…」


二人「えぇ!とっても」


提督「………」


息ぴったりなのがムカつく。でも拒否権はないんだろうな…


提督「……おーい、お前はどこにいるんだー?」


『こっちだよー』


随分と危機感のないヤツだな。こんな所に閉じ込められてたら気が狂いそうだが…


声が聞こえてきたのは右……ん?右?


提督「…」キョロ


???「やーよくぞここまでー」


提督「」


大淀「?提督?どうしたんですか…?」


明石「まさか…死んでる…!?とかくだらない冗談は置いといてさっさと起きてください」ブンッ


提督「ぐあっ」ゲシッ


大淀「あれは…え!?北上さん!?」


提督「沈んだはずじゃ…!?」


明石「復活早いですね提督」


北上「あれ、そっちではそういうことになってんの?」


提督「そういうことって…?」


北上「いやぁ、突然前提督にここに詰め込まれてからずっとここに居るからさぁ、外の状況がわかんないのよね」


大淀「ずっとって…えぇ!?大丈夫なんですか!?」


北上「艦娘はご飯を食べなくても生きていけるから、そこは大丈夫。でも暇だったからねー…」


明石「いや、多分前提督に暴行を加えられたりしてないかって意味だと思うんですが…」


北上「いや、それは無かったねぇ」


提督「ん?じゃあ何のために閉じ込めてるんだ?意味がわからん…」


北上「さぁね。あと私以外にも閉じ込められてるから助けときなよー」


大淀「分かりました。北上さんも戻っててくださいね」


明石「念のため医務室に来てください。他に閉じこめられてる娘と一緒に検査します」


提督「…」


北上「…よかった」ボソッ


提督「……北上、俺が新しい提督だ。…生きててくれてありがとう」


北上「…ありがとね」


提督「!」


大淀「無理やりシリアスを形成しないでください。唐突すぎて訳が分からなくなってます」


明石「ほんっと作者はこういうの下手ですね」


作者「……オチを私でつけるのやめてもらえる?」




16.足元の脅威



救助に成功!これより帰還する!


という訳で戻ってきました執務室。北上含めた地下の艦娘には念の為治療を受けてもらってる。


後で調べたんだが、北上はつかみにくい言動をすることが多いらしい。


つまり、見かけでは判断できないワケだ。念には念を…


ってしたいところなんだけど、これも一応仕事。嫌でも一回は会いに行かないといけない。


北上含め、艦娘がどんな闇を抱えてるかわからないが…幸い俺には妖精さんがいる。問題ない。


…ってちょっと待って。


提督「妖精による復活は一回までって言ってた気がする。じゃあもう復活できないのかな…?」


「ふっかつには、たくさんのまりょくをつかうの」

「れんぞくでつかえないだけで、しばらくするとまたつかえるです」


良かった、余程のことがない限りは大丈夫だろう。


直前にマシンガンでも撃ち込まれたら詰みだけど。


時計「そろそろやで」


提督「えっ」


……時計って喋ったっけ?まぁいいか。でも確かにそろそろだ。救助した艦娘がここに挨拶に来る時間。


武装しといたほうがいいか?そんな物はない。美味しいお菓子でも準備するか?そんなのもない。


俺には待つことしか出来ないのである。深刻な準備不足。


提督「……ぶっちゃけ怖いよな」


でもしょうがない。突然の来客だもの。許して。痛くしないでね。


コンコン


提督「どうぞ」


大淀「失礼します。救助した艦娘の一人目を挨拶に向かわせに来ました」


???「…」


一人目は…空母!?そんなもんまで地下に入れてたのかよ!?


見間違いでは…ないな。片手に甲板を持ってるとこからもそうだろう。


前提督に艦隊運営する気があったのか謎である。まぁないんだろうけど。


提督「初めまして、新しく着任した提督です。あなたの名前は?」


初対面な上、どんな傷を負っているかもわからない。ここは柔らかめに…


???「……二航戦、飛龍です」


提督「わぁ」


まじかよ二航戦かよ。普通に戦力として相当なもんじゃないのか…?


飛龍「助けていただいてありがとうございます。そして、兵器なのに出撃を怠ってしまい、申し訳ありませんでした」フカブカ


堅いなぁ。カッチカチだよ。しょうがないんだけど。


……にしても兵器、か。この問題は後だ。直ぐに解決するものじゃない。


こんな時はどうするのが正解なんだろうか。何にせよ、過剰に接触するのは間違いだろう。


提督「俺が気付けてなかったのもありますから、大丈夫です。今日はとりあえず休んでください」ニコッ


飛龍「っ…はい」


大淀「…提督そんな喋り方じゃなかったでしょう?」チラッ


提督「俺にはどんな傷があるかも分からないんだ。馴れ馴れしく話すと危ないでしょ?」


大淀「それもそうですね。提督のクセによく考えてます」


提督「クセは余計だ」


飛龍(上官なのに、なんで普通に話せてるんだろ…?)




ご都合主義




どうも、作者です。


同じようなシチュばっかだよね。知ってる。


本音を言えばもう全カットして全員味方にしたいんだけど、それはそれで話がぶっ飛びすぎて訳わかんないし。


私がシリアス苦手なだけなんだけど。ごめんね。



〜執務室〜


人間型182732847283737273723番艦、提督です。


ついさっき、俺の口がひとりでに動き出した時はびっくりした。そう、俺は提督。作者ではない。


とりあえず、物語に登場してない艦娘含めてそこそこの数を味方にできてる。


作者の都合でダイジェストだ。決してめんどくさい訳では無い。


まずは一航戦、これは簡単だった。



提督『飯食う?』


赤城『食べます!!!』


加賀『…頂くわ』


提督『加賀、ヨダレ出てるぞ』



それでいいのか一航戦。


今回は俺だからよかったものの、飯さえ与えればどんなやつの味方にもなりそうだ。


俺の財布がすっからかんになった以外に問題はない。


そして駆逐艦、これもそこそこ簡単だった。



提督『俺は前提督みたいなマネはしないよ』


島風『本当ですか?』


提督『そうだぞぜかまし。前提督は酷いことをした。俺はぜったいにそいつを許さない』


睦月『感激にゃしぃ!』



駆逐艦とはいえ、見た目中学生入りたてくらいだ。こういう勧誘に警戒心くらいは持って欲しい。


……俺が言うとなんの説得力もないな。


そして軽巡、まぁまぁ簡単だった。



提督『地下に閉じこめられてる艦娘も助けた。駆逐艦含む艦娘のケアも約束する』


阿武隈『よかったぁ…』


北上『そうだ提督、提督と遊ぶとかはできるの?』


提督『もちろん、希望があれば受ける』


大淀『…まぁこの提督なら大丈夫でしょう』クイッ


多摩『コタツはあるかにゃ?』


提督『…用意する』


多摩『やったにゃ。お前良い奴にゃ』



多少現金だが、まぁまぁ何とかなった。


俺の所持金が、赤字である以外に問題はない。


潜水艦は、



提督『休みだ』


58『やっっったでちぃぃぃぃぃ!!!!!!!』


19『のねぇぇぇ!!!!』


168『いえぇぇぇい!!!!!!』



…会った時から社畜感がものすごかったから、休みを与えたらこれだ。


かつてブラック鎮守府だったことを考えると、オリョクルとかその辺だろうか?


その後も



青葉『妖精が懐いてるとは!珍しい…』カキカキ


龍驤『あんたノリええなぁ。ウチ気に入ったわ』



と言った感じで仲間が増えたのだが、一つ言いたい。


……チョロ過ぎない?


外の世界を知らないのもあるかもしれないが、とてもブラックだったとは思えない。あまりに不自然すぎる。


作者が物語を作るのが下手という有力な説もある。多分これだろう。


仮に作者のせいじゃないとすると、そもそもブラック鎮守府だったのかも怪しくなる。


「犯罪者っぽい行動しといて主人公キャラで誤魔化そうとしてるね」

「バレバレです」


うるさい。




全てが




提督「と思うんだが間宮、どうなんだ?」


間宮「なんで私に聞くんですか」


提督「いや、間宮は何か隠してるものがあると思ってな」


間宮「…気づいてたんですか」


提督「どうだろうなー」


間宮「はぁ…分かりましたよ。話します」


???「その必要は無いぞ」


提督「……元帥?何故ここまで」


元帥「相変わらずその呼び方か…俺は悲しいぞ」


提督「そんな事はどうでもいいです。早く言い訳してください」


元帥「なに、簡単なことだ。これまでのブラック鎮守府を匂わせる数々は、全て嘘だったという訳だ」


提督「…まじすか。随分と都合がいいですね。エイプリルフールだからそれで言い訳しようとか考えてないですか?」


元帥「し、してないぞ。断じて。にしても随分と反応が薄いな」


提督「薄々気づいてましたからね。あと元帥、後ろ見なくて大丈夫ですか?」


元帥「何がだ?」チラッ


大本営艦娘「元帥、会議がありますので直ぐに向かいましょうか」ゴゴゴゴ


元帥「う、うむ」ダラダラ



提督「嵐のような男だった…」


間宮「…それにしても気づいてたんですね。提督のクセによくやります」


提督「その流れさっき見たからパスで。気づくってか、ブラックな割には不自然すぎたもん」


間宮「そうですかね?みんなそこそこの演技だったと思いますが」


提督「ひとつ重要なことを出来てないからな」


間宮「なんです?」


提督「──この鎮守府の見た目、だ」


間宮「…見た目って、このボロボロな外観のことですか?」


提督「ボロボロなように見えるが、そもそも壊れてないだろ?それにこの傷のように見えるのもペンキだし」


間宮「そこまで気づかれていたとは…」


提督「俺には全てお見通しだったってわけさ」キラン


間宮「ウッザ」


提督「うっ」グサッ


提督「……それより、だ。ひとつしたいことがあるんだ」ピッポッパ



提督「元帥、お仕事お疲れ様です!!」キラキラ


元帥『ああ…どうした?』


提督「いえ、鎮守府のリフォームを頼もうかと思いましてね」


元帥『そんな急に「無理とは言わせませんよ?イタズラ発案者さん」分かった直ぐに手配する』



提督「これでよし」ガチャ


間宮「うわぁ…」


提督「あと作者」


作者「なんすか?」


提督「面倒くさくなったからエイプリルフールオチを付けようと思ったんだろ?つまんねぇからな」


作者「すいません。お詫びに日常パート上げるから許してくだち」


提督「誰も望んでないでしょ」


作者「なら今までのも許してくれるよね?」


提督「いっぺん死んでみる?」


作者「ごめんなさい」


間宮「誰得なんですかこのコント」


後書き

エイプリルフールとかいう便利すぎる風潮。
シリアスよりも、私には日常系の方が書きやすいみたいです。なのでこれで終わり。
気まぐれになにか書き始めるかもですが、直ぐにとは行かないと思います。
…あ、日常パートを書くのは本当です。

今日はエイプリルフール。


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7件コメントされています

1: かったぁないふ 2019-03-20 21:26:46 ID: S:ujffo_

どーも、かったぁないふです。
このSSは完全にその場のテンションで書いてるので、場面ごとにキャラのテンションが変わったりしてますが仕様です。仕様ということにしてください。
コメント頂ければ天井破るほど喜びます。
感想、意見などお待ちしてます。
スパムは………

2: SS好きの名無しさん 2019-03-22 09:28:08 ID: S:1qiijO

面白いです^_^
ほぼ毎日投稿お疲れ様です

3: かったぁないふ 2019-03-22 09:32:51 ID: S:X4a_0Y

2 さん
コメントありがとうございます!(天井破壊)
今は書きだめとSS書きハマりがあるので定期的に投稿できます。ネタが切れたら別のSSとして投稿したいです。つまり少なくとも1ヶ月くらいは続くことを願ってます。
面白いSS書けるように頑張ります!国語の勉強はめんどくさいです!

4: あっぷりこっと 2019-03-22 09:42:39 ID: S:8CPmMf

良いじゃないですか。面白いです。
勝手に同志としてお気に入り追加させてもらいました。
これからの期待を込めて応援&星5とさせていただきまスゥゥゥ……
……はい、ふざけてごめんなさい。
応援してます、頑張ってください。

5: かったぁないふ 2019-03-22 18:06:12 ID: S:eL32FX

ありがとうございます!!(限界突破(大気圏突入))
なかなか昼夜が不安定な生活を送ってますが、そろそろ更新しようかなぁと思ってます。

6: クリンスマン 2019-03-25 22:28:26 ID: S:e27EyS

面白かったです。
特に魔宮・・・ゲフンゲフン
間宮のキャラが良いですね。

頑張って下さい。(* ̄∇ ̄)ノ

7: かったぁないふ 2019-03-25 23:36:50 ID: S:gJeID_

クリンスマン さん
コメントありがとうございマース!
嬉しいデース!

…感性のままに性格を作ろうとしたら、何故かS寄りになるんですよね…
なんででしょう…()


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1件オススメされています

1: ログインパスを忘れたリスト作り 2019-03-23 17:25:53 ID: S:dLw2nV

応援と最高評価とおススメ度最大にしておきますね。
楽しみ!


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