幼男「うーん」

幼男「許嫁さんと仲良くしたいけど」

幼男「しょっぱなから悪印象か・・・」

幼男「父さんも無茶言わないで欲しいよ・・・」

幼男「許嫁さんだって僕だって、まだ子供じゃないか・・・」

男父「どうした男よ。何やら私の悪口らしいものが聴こえたのだが」

幼男「気のせいだよ父さん」

幼男「それより僕の部屋に勝手に沸いてくるのやめてほしいな」

男父「じゃあ許可が降りればいいのだな」ﾜｷﾜｷ

幼男「やめて、母さん呼ぶよ」

男父「申し訳御座いませんでした猛省致しますのでどうかお許し下さい男様」

幼男「相変わらず母さんには弱いんだから・・・」

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

幼許嫁「ねえ、お父様」

許父「ん？なんだい許嫁よ」

幼許嫁「私、あの御方のことを好きになれそうにありません」

許父「ふむ、まあ暫く一緒にいて相手の事を知れば、多少は変わるかもしれないぞ？」

許父?「・・・それに私は、お前に選択肢を与えた覚えはないのだがな」

幼許嫁「・・・」

幼許嫁「・・・どうしてこうなってしまったんでしょう」

翌日

男の家

リビング

許父「こんにちはー、お邪魔します」

幼許嫁「・・・お邪魔します」

男父「おお、許嫁ちゃん。よく来たね。さ、早く上がりなさい」

男父「許父も早く上がれ上がれ」

幼男「その、お二方は緑茶でも大丈夫でしたか？」

許父「ああ、構わんよ。なあ許嫁？」

幼許嫁「・・・はい、お父様」

幼男「では、お茶だけでは物足りないので茶菓子を出してきますね

男父「おう、頼んだぞ。俺ジンジャーエールな」

幼男「分かりました。お煎餅をお持ちしますね」ﾀｯﾀｯﾀ

男父「最近男の反応がつまらん・・・」

幼男(にしても・・・許嫁さん可愛いよなあ)

幼男(態度が高圧的で中々話しかけずらいけど)

幼男(それを含めて将来クールビューティーが具現化したような女性になるだろうなぁ)

幼許嫁(・・・私への視線がとてもやらしかったですわ)

幼許嫁(やはりあんなのでは、私の相手は勤まりません。ですが・・・)

ーｱｱ?ﾏﾀﾞｵﾏｴｲﾀﾉ?　ｻｯｻﾄｷｴﾛﾖ､ﾊﾞ

幼許嫁(・・・早く忘れましょう。あんなこと)ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

幼男「戻りました。どうぞ」

許父「うむ、頂くとしよう。ん？なんだね男父」

男父「ﾋｿﾋｿ」

許父「・・・ふむ、それもそうだな」

男父「だろ？」

許父「では邪魔者は」

男父「退散するとしますかっ」

幼男「えっ、許嫁さんと二人っきりなの？」

男父「ま、がんばれ。」

許父「うむ、頑張りたまえ　男君」

幼男(うう、不安だよぉ・・・)

10分後

幼許嫁「・・・」

幼男「・・・」

幼男「あの、許嫁さん」

幼許嫁「・・・何かしら」

幼許嫁「私はあなたに喋る権限を与えていないのだけれど」

幼男「」ﾋﾞｸｯ

幼男ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

幼許嫁(さすがにそこまで怯えられると傷付きますわ)

幼許嫁「それで、何かご用かしら」

幼男「あ、あ、あのね」

幼男「・・・許父さんと何かあったの？」

幼許嫁「！」

幼男「あ、いやあの、その、話したくないなら別に話さなくてもいいよ？」

幼許嫁「・・・何故、そう思うの？」

幼男「許嫁さん、許父さんと一緒にいるとき」

幼男「すごい顔が強張ってるから・・・」

幼許嫁「・・・！　そ、そう」

幼許嫁「・・・何かはあったわ。でも、今は聞かないで」

幼男「わ、わかった」

幼男「でも、苦しいときはいつでも相談してね」

幼男「許嫁さんを苦しめるなら、例えそれが家族でも」

幼男「絶対許さないから・・・！」

幼許嫁「！！！」

幼男「ど、どうしたの？許嫁さん」

幼許嫁「い、いえっなんでもないわっ」

幼男「？」

幼許嫁(落ち着きなさい、許嫁。こんなひ弱な男なんかに私のことを守れるわけありませんもの)

幼許嫁(でも・・・)

別室

許嫁父「ふむ・・・」

男父「せっかくこんなときのために隠しカメラを設置しておいたのに」

男父「全然いい画が撮れねえ・・・」

許嫁父「ここまで奥手とは・・・さすがこの父にしてこの息子、と言ったところか」

男父「・・・(′・ω・`)」 幼父「(・′∀・`)」

リビング

男父許嫁父「「ﾊｲ､ｶｰｯﾄ!」」

幼男「！」

幼許嫁「・・・」(・・・見てましたわね)

男父「さて、ではそろそろ寝ますかね」

許嫁父「うむ、私も少し疲れた」

幼男「えっ、許嫁父さんたち泊まってくんですか？！」

男父「ほう、そこで【たち】が入ったのは願望か？」

幼男「！！！」

許嫁父「ははは。それはさておき許嫁も泊まっていくぞ」

男父「あれれー、どうしようかしらー家にはベットが３つしかないなー(棒)」

幼男「！？」

許嫁父「あらら、でももう今から帰るって言っても、暗くて怖いよなー(極太棒)」

幼男「？！？！」

幼許嫁「あらあら、それは仕方ないですねー(棍棒)」

幼許嫁「お父様達は、それぞれお一人でゆっくりお休みになりたいでしょうし」

幼許嫁「私と男様が一緒に寝ることとしましょー(珍しい棒)

幼男「・・・？！」

男父(お、お前なんか吹き込んだ？)

許嫁父(・・・いいや？)

男父(マジか・・・許嫁ちゃんぐっじょぶ)

というわけで

お泊まり編開始

再開

許嫁父で固定します

幼男「なんでこうなった・・・」

幼許嫁「あら、貴方は私と一緒にいるのが嫌なのかしら？」

幼男「えっ！　い、いや、そんなことh

幼許嫁「私は貴方なんか居ても居なくても全く気になりませんので大丈夫ですが」

幼男「」