2015-05-21 00:36:33 更新

概要

ポケモンのSSです。道中はカット、戦闘はカット。設定も少しオリジナルなので、まあまあ楽しめると思います


前書き

初SS。見苦しい所もあるかもしれません。そこは勘弁してください


レッド(12)無口で恐がり。ちょいシスコン。レッドだけど女の子です。ちなみに男の娘系な顔。グリーンが自分の事に気づくまでブルーと協力して騙そうと決めた。グリーンにはSです。素に戻るといつもより明るくなる。

グリーン(12)レッドの幼なじみ。レッドが女の子だと気づいていない。つまり鈍感。ツンツン頭が特徴。

ブルー(15)レッドの姉。レッドを男の子だと思っているグリーンに引いている。こちらも少々シスコン。グリーンがレッドを男の子だと思っている間は騙そうと決めた。そして少し楽しんでいる。

リーフ(10)レッドの妹。末っ子。双子の兄のファイヤとジョウトに住んでいる。成り行きからレッドを兄と呼ぶ。シスコン気味。

ファイヤ(10)レッドの弟。リーフと同じく成り行きからレッドを兄と呼ぶ。四人姉弟の中で唯一の男の子。


~マサラタウン~

グリーン「おーいレッド?研究所に行くんだろー?」

ブルー「あら、グリーン。レッドに何か用?」

グリーン「いや、研究所に来てポケモン貰って旅に出ようって事に昨日なったんだけど、まだ起きてませんか?」

ブルー「?何の事?私は聞いてないけど?」

レッド「ご、ごめん。遅れた」タッタッタッタッ

ブルー「レッド?今から研究所行くんだってね?」

レッド「ぇ、あ、うん」

ブルー「私もいくわ~♪」

グリーン「……」

レッド「…何?その目」

グリーン「いや、お前の姉ちゃん、重度の…あ、やっぱ何でもない」

レッド「?」

~研究所~

グリーン「じいちゃん!ポケモン貰いに来たぜー!」

オーキド「おお、来たか。では、改めて。ん?何故ブルーがここに来とるんかの?」

ブルー「レッドの…なんだろう?」

オーキド「いや、なんだろう?じゃなくての?お前さんはとっくにポケモンは貰っておろう?」

ブルー「はい」

レッド「姉ちゃんは一緒に旅するってだけ」

オーキド「おお、そうじゃったか。いやはや、旅は道連れ世は情けとか言うやつか?」

レッド「……?」

グリーン「まぁそんなもんだろう。それより早く」

オーキド「わかっておる。ほれ、そこに3つのモンスターボールがあるじゃろう?好きなボールをひとつ持っていきなさい。ちなみに入っとるのはヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネの3匹じゃ」

グリーン「じいちゃん!ありがとう!んじゃオレこれ!」

ブルー「ちょっと待ちなさい?グリーン。うちのレッドが先じゃないの?」ゴゴゴゴゴ

レッド「…別にいいよ」

ブルー「レッドがそう言うなら…」

グリーン「というわけでこれ!フシギダネだー!」

レッド「それじゃあヒトカゲ」

オーキド「おお、決まったか。それではバトルしてみるかの?」

グリーン「やるやる!」

レッド「いいよ」

オーキド「それでは、ポケモンを出して」

ブルー「バトルは一対一。どちらかのポケモンが戦闘不能になったら終了!いいわね?」

オーキド「いいも何も1匹しか持っとらんのんじゃし」

グリーン「んじゃ早速始めるか!行け!フシギダネ!」ポンッ

レッド「ヒトカゲ…」ポンッ

フシギダネ「ダーネ」

ヒトカゲ「カゲ!」

~略~

レッド「ヒトカゲお疲れ」

ヒトカゲ「カゲ~♪」スリスリ

グリーン「強すぎだろ…」

ブルー「圧倒的ね」

オーキド「じゃのう」


オーキド「それでは旅を楽しんで来なさい。グリーン、レッド。ブルーや。ちょっと来てくれるかの?」

ブルー「?はい」

オーキド「レッドが女の子だと話さんでええのか?」ヒソヒソ

ブルー「はい。レッドが自然に打ち明けた方がいいかと思います」ヒソヒソ

オーキド「とは言っておるが、実際は楽しんでおるんではないのか?」ヒソヒソ

ブルー「…まぁ、その通りですね。レッドと協力して騙そうと決めたんです」ヒソヒソ

オーキド「そうか。まあ自然にわかる方がいいかもな」ヒソヒソ

ブルー(博士口調安定しないわね)

オーキド「そういうわけでな、頼むぞ」

ブルー「!はい、博士。しっかり案内します」


レッド「姉ちゃん、何の話してたの?」ヒソヒソ

ブルー「レッドの事」ヒソヒソ

グリーン「早く行こうぜ?レッド」

レッド「!?え、あ、うん」タッタッタッタッ

ブルー「ちょっと、待ちなさい!」タッタッタッタッ


~トキワシティ~

グリーン「迷ったな。すっごい」

レッド「姉ちゃん…」

ブルー「だ、だって!前と変わってるんだもの!」

グリーン「森が変わるはずないだろ?なぁレッド」

レッド「……」

グリーン「おい、聞いてんのか?」

ブルー(あえて無言のレッド凄い!)

レッド「何の話?」

グリーン「森が変わるはずないだろって話」

レッド「…前より入り組んでたってだけでしょ?」

ブルー「そうよ!前より入り組んでただけよ!」

グリーン「あーお前に聞くんじゃなかった。やっぱお前も重度の…」

ブルー「私はレッドがシスコンでも嬉しいわ~♪」

レッド「あた…じゃなかった僕も姉ちゃんがシスコン…じゃなかったブラコン?でも嬉しい」

グリーン「何で疑問系になってんだよ」

ブルー「…レッド、早くいきましょ?」

レッド「…うん」

グリーン「おい!無視ってんじゃねぇよ!」

~トキワジム~

レッド「開いてない」

ブルー「そういえばこの間もそうだったわね…」

グリーン「?」

ブルー「私はまだ8個目のバッジをゲットしてないのよ」

グリーン「ジムが開くまで待ってようって思ったのか?」

ブルー「そうよ」

レッド「…開いてないんなら、次」

グリーン「ニビシティか。岩タイプのジムだっけ」

ブルー「そうよ。レッド、大丈夫?」

レッド「ヒトカゲなら…行ける」

グリーン「いや、言ってんのはタイプ相性の事だっつーの!」

レッド「?」

ブルー(わかってないのね…何だか悲しいわ)


~ニビシティ~

ブルー「着いたわよ!今度は迷わなかったからね!」

グリーン「あれで迷ってないって言えるのか?」

レッド「うっさい。グリーン少し黙って」

グリーン「んなッ…!」

ブルー「こら、喧嘩しないの」

レッド「だ、だって、グリーンが…姉ちゃんを悪く言うから…何もしてないのに…」

グリーン「オ、オレは別に悪く言ったつもりはないぞ!?」

ブルー「うちのレッドを泣かしたわね………?」

グリーン「し、してないしてない!絶対に泣かすような事してない!」

レッド「本当に絶対?」

グリーン「ん、ああ、してない」

ブルー「…なら、早くいきましょ」

レッド「うん」

グリーン「…」(気まずい)

~ニビジム~

タケシ「ようこそ、ニビジムへ!」

ブルー「タケシさん、お久しぶりです。あ、私の用事で来たんじゃないですからね?」

タケシ「そんな!?オレはあなたがタイプなのに~!」

レッド「タケシ…さん?」

タケシ「ん?君は?」

レッド「えっと、あた…じゃなかった僕はレッドです。僕のお姉さんがブルーです。こっちのツンツン頭が…」

グリーン「ツンツン頭言うな!グリーンです。よろしくお願いします」

タケシ「……ん?あ、何を?」

グリーン「ジム戦です!」

レッド「ぼ、僕も…」(僕って凄い違和感がある…)

タケシ(あの子どう見たって男の子ではないよな…)「いいぜ、誰からだい?」

レッド「あたしじゃなかった僕」

グリーン「お前たまに自分の事あたしって言うよな!こっちはすげぇ恥ずい」

タケシ(そういうことか…なら乗ってやろうか)

レッド「駄目ですか?」

タケシ「いいぜ!久しぶりに熱くなりたいしな」

ブルー(そういえばタケシさん、熱血漢よね…)

タケシ「君、何個バッジを持っているんだ?」

レッド「0個です……」

タケシ「わかった。じゃあオレは2体だな」

~略~

タケシ「………強すぎじゃないか?そのヒトカゲ……」

レッド「そう?」

グリーン「お前、強すぎ」

リザード「ザード!」

レッド「!?」

ブルー「あら、いつの間に進化したの?」

レッド「気づいたら、こうなってた…」

グリーン「進化早すぎじゃね?」

タケシ「ブルーさんのゼニガメ…今はカメックスですね…は確か3つ目で最終進化終わってたって聞いたんですけど…?」

ブルー「あら、正確にはクチバシティ直前でだけどね」

グリーン「次はオレ!」

~略~

グリーン「何とか勝った…」

タケシ「中々強かったぞ!久しぶりに熱くなった!」

レッド「あた…じゃなかった僕は熱くならなかったの?」

タケシ「いや、あれは熱くなる暇がなかったんだよ…」

ブルー「瞬殺だったものね~」

グリーン「そ、それじゃ、ありがとうございました!」

~ニビシティ~

ブルー「次行きましょっか?」

レッド「もう日が落ちるよ?」

グリーン「今から行ったら野宿じゃねえか?」

ブルー「う~ん、微妙ね…まぁ野宿するかも知れないよりはまた明日行った方がいいかもね」

レッド「それじゃあポケモンセンターに行こう」

~ニビシティポケモンセンター~

ブルー「宿借りたいんですけど…」

ジョーイ「何人様ですか?」

ブルー「3人です」

レッド「あたし、姉ちゃんと同じ部屋がいいな」ヒソヒソ

ブルー「わかったわよ。グリーンには、一人で寝てもらいましょう」ヒソヒソ

ジョーイ「お部屋は3つ開いております。どちらにしますか?」

ブルー「えっと…こことここで」

ジョーイ「はい、ではこれが部屋の鍵です。無くさないでくださいね」

~部屋~

レッド「無理言っちゃったかな…?」

ブルー「グリーンに?」

レッド「ううん、姉ちゃんに」

ブルー「私は嬉しいな。久しぶりに姉妹で一緒に寝れて」

グリーン「おーい、風呂どっちから入る?」コンコン

ブルー「グリーンから先に入っていいわよー」

グリーン「うす。じゃあ先に入りまーす」

レッド「そういえばお風呂1つしかないんだね」

ブルー「しかも別れてないのよね…何かの拍子にバッタリ!なんて事もあるのよね~」

レッド「?別れてたよ?」

ブルー「ええ!?」

レッド「ただ、遠いけどね」

ブルー「遠いならいいか」

レッド「うん」

ブルー(もしかしてレッドの言う別れてるって2ヶ所にあったって事じゃないの…?)

ブルー「レッド、1つ聞いていい?」

レッド「?何?」

ブルー「ワンピースとか着たい?」

レッド「女の子物の服?」

ブルー「そう!それ!」

レッド「久しぶりに着てみたいと思うけど…グリーンが…」

ブルー「グリーンよね…問題は…。いくら騙してるといっても気づかないなんて、相当鈍感よね」

レッド「グリーンが気づいたら少しは明るく話せるのに…」

ブルー「グリーンが男の子だと勘違いし初めてから無口になってきちゃったわよね」

レッド「下手に話してばれたくないって気持ちもあるけど…」

グリーン「上がりましたよー、次どうぞ~」

ブルー「レッド行こうか?」

レッド「うん」

~レッドとブルーがお風呂に行ったあとのグリーンは…~

グリーン「ふ~…結構気持ちよかったな…」

フシギダネ「ダネ!ダネダーネ!」カタカタ

グリーン「?フシギダネ、出たいのか?」

フシギダネ「ダーネ!」ポンッ

グリーン「どうしたんだ?フシギダネ」

フシギダネ「ダネ、ダネフーシャ!」

グリーン「何か、怒られてる気がする…」

フシギダネ「ダネ!」コクッ

グリーン「怒ってんのかよ!」

グリーン(!もしかしてレッドのことか…?)

フシギダネ「ダーネ、ダネフーシャ!ダネダネ!」

グリーン「わ、わからん…だが、オレが何となく馬鹿にされてレッドの事について何か言ってるっぽいのはわかる…」

フシギダネ「ダネ」コクッ

グリーン「そうなのかよ!」

ブルー「いい湯だったわね」

レッド「うん、気持ちよかった!」

グリーン(!?レッドが明るい!何かこえぇ)

~レッドとブルー~

レッド「?」

ブルー「どうしたの?」

レッド「誰かに、噂された気がする…」

ブルー「気のせいじゃない?早く部屋に戻って寝ましょ?」

レッド「うん」

~グリーン~

グリーン「やッべビビった。あっちが寝るんなら暇になるな…フシギダネ…あれ?戻ったのか」

グリーン「………寝るか…」

~翌朝~

ブルー「それじゃ、ハナダシティに向けて出発~♪」

~ハナダシティ~

グリーン「…また迷ったな…」

レッド「今回は…迷ったね」

ブルー「確かに迷っちゃったわね…」

グリーン「ジム行くか?」

レッド「そうしよう…」

~ハナダジム~

カスミ「あら、チャレンジャー?しかも3人?」

ブルー「あ、私は違います」

カスミ「それなら、そこのツンツン頭とそのとなりの女の子ね!」

グリーン「いや、こいつは男!」

レッド(実際女の子だしよかったんだけど…)

カスミ「!?どう見ても女の子にしか見えなかったんだけど!?」

ブルー(修羅場ね…)

レッド「と、とにかくバトル…」

カスミ「そうね!どっちから?」

グリーン「今回はオレからだ!」

~略~

グリーン「まけた!」

カスミ「まあまあね!次のえっと…女の子っぽい男の子!」

レッド「お願いします…」(何それ?女の子っぽい男の子って…)

ブルー(修羅場ね…修羅場)

~略~

レッド「勝った…」

カスミ「うっそお!リザード…今はリザードンか…に!?」

レッド「ありがとうリザードン」

リザードン「ザードン♪」

カスミ「凄いなつき具合ね!」

ブルー「抜かれた!」

グリーン「……レベル上げしてくる…」

カスミ「抜かれたってなんの事?」

ブルー「私より早く最終進化になっちゃった!」

カスミ「…!ブルーさん!?」

ブルー「?そうよ」

カスミ「クチバシティの直前に最終進化させた…!」

ブルー「カメックスをね」

レッド「…姉ちゃん抜いた…!」

ブルー「さすが私の妹ね♪」

カスミ「は?男の子でしょ?」

レッド「それはあのツンツン頭が勘違いしてるだけ。本当なら今普通に戻りたいんだけど…いい?」

ブルー「いつグリーンが帰ってくるかわからないから駄目」

カスミ「秘密にしてるの?」

レッド「うん」

~夕方~

グリーン「また挑戦に来ました!」

カスミ「あら、以外と遅かったわね!次も倒してあげる!」

~略~

グリーン「またまけたー!」

カスミ「危なかったわね…最後はラッキーだったわ」

グリーン「もう一回!お願いします!」

カスミ「その前に回復してあげなさい」

グリーン「はい!」

~夜~

グリーン「お願いします!」

カスミ「かかってらっしゃい!」

~略~

グリーン「勝ったぁ!」

カスミ「負けちゃった…僅差だったのに!」

レッド「…お疲れ」

ブルー「おめでとう!」

グリーン「!!びっくりしたぁ…てかどっから湧いて出てきた!?」

ブルー「普通に出入り口から」

レッド「ずっといたよ?」

グリーン「………」

ブルー「ひとまずポケモンセンターに行きましょう」

~ハナダシティポケモンセンター~

レッド「疲れた…」

ブルー「そうね…主に待ってるのが」

グリーン「悪かったなぁ!」

レッド(今、1つの部屋に3人集まってます。というか1つしか部屋が空いてなかった)

ブルー「そろそろ寝ましょうか?」

レッド「うん」

グリーン「オレ、まだ眠くねぇ…」

ブルー「布団でも被ってなさい!」

グリーン「うす、寝ます」

ブルー「はーい、それじゃおやすみ~♪」

~翌朝~

レッド「おはよう」

ブルー「ん~?レッド~?おはよう~」

グリーン「姉ちゃんやめてくれ~…」

ブルー「グリーン、何か言ってる~…」

グリーン「ん~…姉ちゃん、やめてくれ~…行くんだ~…ん~…」

レッド「グリーン、朝」

グリーン「?……………おひゃよう?」

ブルー「起きたわね~…」

レッド「姉ちゃん、目を覚まして?」

ブルー「~………zzz」

レッド(駄目だ…起きない)

グリーン「?ブルー、起きねぇの?」

レッド「!」

グリーン「なんだよその警戒するような目は…」

レッド「いつも使ってる手で起こすからいい。手は出さないで」

グリーン「わあったよ。向こう向いてる」


レッド「やっと起きた…」

グリーン「お前、すげえ事するな…」

レッド「?もうなれちゃってる…」

グリーン「朝っぱらから弟にキラキラ顔でお姉ちゃん起きて?って言われないと起きねえとか…」

ブルー「いいじゃないの~」

レッド「……次行こう?」

ブルー「そうしましょっか」

~クチバシティ~

ブルー「着いたわよ!」ドヤァ

グリーン「何故どや顔?」

ブルー「だって!全く迷わず来れたからよ!」

レッド(今思い出した。姉ちゃん方向音痴なんだった)

グリーン「もしかして方向音痴なのか…?」

ブルー「んーよく言われるわね!」

レッド(言われたことあるんだ…)

~クチバジム~

レッド「何だかんだでジム来た」

ブルー「話ながらいつの間にか着いてたって感じね!」

グリーン(迷わなくてよかった…)

「オー!kidたち、ドウシタノ?」

ブルー「あ、マチスさん!」

マチス「オー、オヒサシブリネ!ところでジム戦デースカ?」

ブルー「この二人がね」

グリーン「グリーンです」

レッド「…レッドです」

マチス「ならサッソクジムに来てチョ♪」

グリーン「はあ…」

~クチバジム~

マチス「デハヤリマスカ!?」

レッド「…あたしじゃなかった僕が先にする」

マチス「ワーオ!嬢ちゃんが相手ネ!?サッソクヤルヨ!」

~略~

マチス「ツヨスギーネ!」

グリーン「次はオレがやります!」

マチス「イイデスヨー!」

~略~

グリーン「ボッコボコにされた…」

マチス「キミまあまあネ!」

グリーン「もう一度、お願いします!」

~略~

レッド(結局5回挑戦して勝ったっていう形です)

マチス「!負けてシマイマシタ!」

グリーン「何とか勝った…」

マチス「次もガンバってクダサイネ!」

ブルー「ポケモンセンターに行きましょう」

~クチバシティポケモンセンター~

グリーン「ここ最近中々進めねえな」

レッド「…グリーンが弱いからでしょ?」

ブルー「確かにね。2つ目3つ目で苦戦してるようだとこの先きついわね」

グリーン「マジかよ…」

レッド「フシギソウをフシギバナに進化させようよ」

グリーン「だなぁ…」

レッド「じゃ頑張れ」

ブルー「頑張ってね、グリーン」

グリーン「いや、寝んのかよ!」

~翌朝~

レッド(そういえばまだ旅に出てから3日しか経ってないんだ…)

レッド「お姉ちゃん、起きて?」キラキラ

ブルー「おっはよう、レッド~!」ガバッ

グリーン(今日もかよ)

レッド「グリーン、朝」

グリーン「さっきのブルーのこえで起きたよ」

レッド「…考えたんだけど、今日一日、グリーンレベル上げすれば?」

ブルー「いいかもね!グリーン頑張ってね?」

グリーン「いや、オレ…」

ブルー「い、い、わ、よ、ね?」ゴゴゴゴゴ

グリーン「はい!」

レッド(謎の圧力)


ブルー「と言うわけでグリーンはいなくなりました。これからの事を話し合いたいと思います」

レッド「あたし、言いたかった~」

ブルー「こういう時は素に戻れるのよね、レッド」

レッド「うん!」

ブルー「ふあああ、女の子って感じスッゴい出てる!」

レッド「女の子って感じじゃなくて、実際に女の子だよ?」

ブルー「何を言ったんだろ、私…」

レッド「それよりも、いつ言ってしまおう?」

ブルー「私はこのままでも良いと思うわよ?」

レッド「あたしが嫌だ。でも大人になったら流石にわかるよ?」

ブルー「そうなのよね…」

レッド「…グリーンにはあたしからその内言おうと思う。いいよね?」

ブルー「それはレッドが決める事でしょ?」

レッド「…うん、そうだよね…」

ブルー「ねぇ、たまには二人で出掛けない?」

レッド「!うん!」

ブルー「レッドはそのままで行く?それとも着替える?」

レッド「えっと、着替えていく!」

~クチバシティポケモンセンター前~

ブルー「…!レッド、思ったこと言っていい?」

レッド「えっと……いいよ?」

ブルー「似合ってる!その白ワンピ!そこに麦わら帽子!可愛い!」

レッド「あ、ありがとう…」

ブルー「それじゃ、行こっか?」

レッド「うん!」

~とあるお店~

レッド「おっきいね~」

ブルー「ちょっと町から離れた場所にこんな大きなお店があるなんてね」

レッド「あたし、ちょっと服みたい!いい?」

ブルー「完全に素に戻ったわね!懐かしい!」

レッド「いいの?」

ブルー「いいよ~、私も見たいし」

レッド「わあっ!」

ブルー「たくさんあるわね!」

レッド「あそこ見てみよ?」

ブルー「帽子?」

レッド「うん、この服と帽子しか合うのがなくて…」

ブルー「一緒に探そっか!」


レッド「これにする!」

ブルー「じゃあさ、服も選んじゃおう?その帽子に合う服を!」

レッド「それなら、これがいいなって思ったの!」

ブルー「スッゴい!とってもあってるよ!」

レッド「着てみる~♪」バタン

ブルー「ニット帽系の帽子にこれまた合いそうなワンピースって…レッド、センスありすぎじゃない?」

レッド「着たよー?」カチャ

ブルー「!合いすぎよー!」

レッド「よかった~♪」

ブルー「それじゃあ買う?」

レッド「うん!」

店員さん「5680円になりまーす」

レッド「はい」

店員さん「6000円お預かりしまーす」

ブルー「レッド、いつの間に6000円も持ってたの…?」

店員さん「320円のお返しでーす。ありがとうございましたー」

レッド「♪」

ブルー「よかったわねぇ、いい服が買えて」

~クチバシティポケモンセンター~

ブルー「帰ってきたらいつもの服って何か可哀想ね」

レッド「…うん…」

ブルー「回りからわかるぐらいガッカリしてるのがわかるわよ」

レッド「服片付けないと…」

グリーン「おーい、開けるぞー?」

レッド「!」

ブルー「ちょっと待って?いい?」

レッド「片付いた…」

ブルー「入っていいわよー?」

グリーン「見ろ!フシギバナにギャラドスだ!」

レッド(2体…)

ブルー「へぇ、よかったわねぇ?」

グリーン「反応普通過ぎないか?」

レッド「…まだ1体」

グリーン「そういやそうだったな!へへへ、レッドに勝ったぜ!」

レッド「酷い!普通に戦ったらボロッボロになるくせに!」ウルウル

ブルー「レッドを泣かさないでちょうだいね~?」

グリーン「怖いぜブラコン」ボソッ

レッド「?」

ブルー「私はブラコンでも嬉しいわよ~♪」

グリーン(意味わかってんのか?)

レッド「次行こう?」

ブルー「そうね!」

~タマムシシティ~

ブルー「とうちゃーく!」

レッド「以外と早かった」

グリーン「だな。ここは草タイプのジムだっけ」

ブルー「そうよ。だけど私、カメックスでごり押しして勝っちゃったのよね~」

グリーン(草タイプのジムをごり押しで…!?)

レッド「姉ちゃん凄い」

~タマムシジム~

エリカ「挑戦の方ですか?」

グリーン「はい!」

エリカ「お二人ですね」

レッド「…はい」

エリカ「ではこちらへ」

~タマムシジムバトルコート~

グリーン「まずはオレから!」

~略~

エリカ「始めにギャラドスでひこうタイプの技で攻め、フシギバナで押そうとしたのでしょうが…詰めが甘かったですね」

レッド「…次」

エリカ「ええ、良いですよ」

~略~

エリカ「そのリザードン、お強いんですね」

レッド「リザードンしかいないから…」

リザードン「ザー♪」スリスリ

エリカ「凄くなつかれて…幸せそうなリザードンですね」

~タマムシジム前~

グリーン「オレ、もっかい行ってくる!」

ブルー「頑張ってね~」

レッド「姉ちゃん、今何体ポケモン持ってるの?」

ブルー「んー?秘密よ♪それからグリーン…っていないわね…」

~タマムシシティポケモンセンター~

ブルー「というわけで、グリーンが戻って来るまで、何してようか?」

レッド「えっと…モンスターボールを買ってくる!」

ブルー「そうね、私も買っておこうかしら」

~タマムシデパート~

レッド「モンスターボール、30個下さい!」

店員さん「はい、モンスターボール30個で6000円になりまーす」

レッド「はい」

店員さん「6000円、ちょうどお預かりしまーす!ありがとうございましたー!」

レッド「姉ちゃん、30個買ってきたよ」

ブルー「ありがとう!それじゃあ、20個はレッドのね。残りは私のでいい?」

レッド「いいよー」

ブルー「それじゃ、ジム寄って戻りましょ」

~タマムシジム~

レッド「グリーン、終わったかなぁ?」

ブルー「静かねぇ」

グリーン「勝ったァァァ!」

ブルー「驚いた~…」

エリカ「おめでとうございます。はい、これがバッジです」

グリーン「ありがとうございました!」

~タマムシシティポケモンセンター~

レッド「…まさか勝つとは…」

ブルー「もしもに備えて明日もここに泊まるつもりだったのに」

グリーン「!?じゃあ今まで頑張んなくて良かったんじゃんかよ!」

レッド「…グリーンが勝手に話を聞かずにジム戦始めるからでしょ?」

グリーン「ぬ…た、確かに…」

ブルー「とにかく寝るわよ!」

~翌朝~

レッド「…眠い…」

グリーン「珍しいな、レッドが朝眠いって言うなんてよ」

レッド「お姉ちゃん、起きて…」zzz

グリーン「寝んな!」

ブルー「?…おはよー…」zzz

グリーン「ダブルで寝んなァァァ!」

レッド「グリーン…うるさいよ…」zzz

グリーン「ぬがああああ!おーきーろー!」

ブルー「…ん~もう少し~…」zzz


レッド「…?……………おひゃよう………?」

グリーン「起きた…」

ブルー「…おひゃよう?…」

グリーン「何でおはようのあとに?ついてんだよ!」

~タマムシシティポケモンセンター前~

レッド「……グリーン、うるさかった」

ブルー「…何でレッドじゃなくてグリーンが起こすのよ?どうしてか説明してもらえるかしら?」

グリーン「いや、だってレッドがまた寝たから…」

ブルー(レッド演技上手すぎ!)

レッド(見事なまでに引っ掛かった)

グリーン(何で怒られてんだ?オレ…)

レッド「次…」

エリカ「ああ、やっと見つけました!」

ブルー「あ、エリカさん」

エリカ「ブルーさんとレッドさんにお願いがあるのですが…」

グリーン「何でオレは外れてんだよ!」

エリカ「だって…」

レッド「グリーン弱いもんね」

ブルー「う~ん、確かにね」

グリーン「姉弟揃って言うなー!」

レッド・ブルー(ほんとは姉妹なんだけどね)

エリカ「?レッドさんは女の子ではないのですか?」

ブルー「エリカさん、ちょっと来て?」

レッド「グリーンは待っててね」

グリーン「え?いや、何でだよ!」

レッド「どうしても来るんだったらリザードン倒してね」

リザードン「ザードン!」ポンツ

グリーン「」

ブルー「さ、エリカさん、行きましょう」

エリカ「え?あ、はい…」

レッド「リザードン、押さえつけといてね」

リザードン「ザードン!」コクッ

~植物園~

エリカ「えっと…それで何故ここへ?」

ブルー「それはねぇ、レッドはれっきとした私の妹なの。だけどグリーンの前では隠してるの。つまり、グリーンはレッドの事を男の子だと思ってるの」

エリカ「そういうことですか…わかりました。私も協力いたしましょう!」

レッド「!ありがとう!」

エリカ「」

ブルー「あ…グリーンの前以外では明るくなるんだった…」

エリカ「!?!?え?と、その?」

ブルー「無口っぽいのはグリーンの前だけなの。それ以外では普通の女の子なのよ」

レッド「あと、普通に服も着るよ」

エリカ「女の子ものをですか?」

レッド「うん」

ブルー「それじゃ、戻りましょっか」

~タマムシシティポケモンセンター前~

グリーン「強すぎんだろー!!」

レッド「リザードン、ご苦労様」

グリーン「何でお前のリザードンそんなつええんだよ!」

レッド「だって…1体しかいないし…」

エリカ「とにかく、皆さん来てください」

~ゲームコーナー~

ブルー「…何でゲームコーナー?」

エリカ「ここにロケット団のアジトがあるという情報をつかんだので…確認してみようと」

レッド「…アジトだったら?」

エリカ「もちろん、潰しますよ」

グリーン「……この何処がアジトなんだ?」

エリカ「場所までは…あ、あの人、怪しいですね」

店員さん「どうしました?何かお困りでしょうか?」

エリカ「そのポスターを見たいんですけど」

店員さん「良いですよ、バトルに勝ったらね!」

ズバット「ズバッ!」ポンツ

レッド「…グリーン、いって?」

グリーン「強くなれってか?…乗ってやろうじゃんか!」

~略~

グリーン「オレが勝った。つまりそこのポスターは見ていいって事だよな?」

レッド「…もちろん、さわってもいいよね?」

店員さん「ぐ…我らロケット団のアジトが見つかるはずない…」ボソッ

レッド「ボタンが…押すね」ポチッ

ゴゴゴゴゴ

ブルー「壁が…」

グリーン「動いた…?」

エリカ「これで先に進めますね」

~ロケット団アジト~

ロケット団下っ端「なんだ!?侵入者か!?」「そのようだ!」「急げ!戦闘準備!!」

ブルー「たくさんいるわね~…」

レッド「リザードン、まとめてなぎ倒して」

リザードン「ザードン!」

~略~

ブルー「強すぎね…いつ見ても」

グリーン「オレ泣きたい…」

エリカ「20体位いたと思うのですが…」

レッド「リザードン、ご苦労様」

~ロケット団アジト最深部~

グリーン「いかにもボスがいそうな部屋だな…」

「ボスとはだれのことかな?」

エリカ「!サ、サカキさん!?」

サカキ「おや、エリカ嬢。息災ですかな?」

ブルー「サカキ…ってトキワジムジムリーダーの!?」

サカキ「その通り。私が別名大地のサカキ!そしてこいつが私の半身にして全ジムリーダーで最強のポケモン!サイドン!」

サイドン「サードン!」

レッド「サイドン…リザードン、いける?」

リザードン「ザードン!」

グリーン「待てよレッド。まずはオレから行くぜ」

レッド「?何で…」

ロケット団下っ端「「「貴様らはこの!ロケット団下っ端で最強の3人集が相手だ!」」」

エリカ「いきなりですね」

ブルー「私のカメックスならいける!」

カメックス「ガーメ!」

レッド「……リザードン、フルパワーでお願い」

リザードン「ザードン!」

~略~

ロケット団下っ端「ま」「け」「た」

レッド「弱かった…」

ブルー「確かにね、フルパワーでいったほうがいいかなと思ったけど…」

エリカ「本気でやったらお二人の場合一瞬でしょうね…」


グリーン「!?」

サカキ「この程度か?」

ブルー「サカキ…さん強いわね」

レッド「うん、グリーンが手も足も出てない…」

エリカ「大地のサカキ…あの人が本気でやったら、軽くリーグを制覇してしまうでしょう」

サカキ「さあ、次は誰だ?」

レッド「…リザードン」

リザードン「ザードン!」

サカキ「嬢ちゃん、怪我しない内に降参することを忘れぬようにな?」

~略~

レッド「強い…」

ブルー「レッドが押されてる…」

エリカ「でも、サイドンの体力もあと少しのはずです」

サカキ「サイドン!やれ!」

~略~

サカキ「相討ちか…最後は本気を出したが…かなりの吸収力だな、嬢ちゃん」

レッド「レッド…」

サカキ「レッドと言うのか?ならばその名、覚えておこう!」ボンッ

レッド・ブルー・グリーン・エリカ「!?」

レッド「……いない」

ブルー「戻りましょっか」

~タマムシシティポケモンセンター~

ジョーイ「お預かりしたポケモンは皆元気になりましたよ」

グリーン「ありがとうございます!」

レッド「…ありがとうございます」

ブルー「今日はもう寝ましょっか!」

エリカ「では、私はこれで…」

ブルー「またいつか!」

レッド「…早く寝よ?」

ブルー「そうね!今回は二部屋借りれたし…私とレッド、グリーンは一人でいいわよね?」

グリーン「うす」

ブルー「それじゃ、おやすみ~」

~翌朝~

レッド「……」

ブルー「ん~…」zzz

レッド「…お姉ちゃん、起きて?」キラキラ

ブルー「レッド、おはよー!」ガバッ

~隣の部屋~

グリーン(今日もかよ)

~タマムシシティポケモンセンター前~

ブルー「今日は、ヤマブキシティまで行きましょっか!」

レッド「…………」

グリーン「………」

ブルー「?二人とも、どうしたの?」

レッド「……」zzz

グリーン「…」zzz

ブルー「レッド、グリーン起きて!」

レッド「…?…んあ…あれ?もしかして立ったまま寝ちゃってた?」

グリーン「ん~姉ちゃん、やめてくれって…」

zzz

ブルー「グリーンはほっときましょうか」

グリーン「!?…みゃってくれ…」

レッド(起きた…凄い、姉ちゃん)

ブルー(グリーンって以外と単純よね(笑))

~ヤマブキシティ~

ブルー「到・着!」

グリーン「もう夕方じゃねえかよ!普通に迷ったよな!?」

ブルー「タマムシからヤマブキまでは距離があるのよ~」

レッド「…ぎりぎり迷ってないんじゃない?」

グリーン「んぐ…まあ、距離があるんだったら…」

ブルー「とにかくポケモンセンターよー♪」

レッド(凄いハイテンション)

~ヤマブキシティポケモンセンター~

グリーン「今日は3人で一部屋か」

レッド(やりにくい)

ブルー(気を付けないとばれそうね)

グリーン「とにかく風呂行こうぜ?」

ブルー「じゃ、私とレッドが先ね!」

グリーン「…うす」

「お兄ちゃん、それはないってぇ!」

グリーン「?何となく知ってる気がする声だな…」

「リーフ!部屋はそっちじゃないぞ?」

リーフ「え?行きすぎてた?」

グリーン「…リーフ?」

~廊下~

レッド「姉ちゃん、早く行こうよ!」

ブルー「ん~?今、リーフとファイヤいなかった?」

レッド「?…分かんない。いたとしても分かんないよ?」

ブルー「よね」

~部屋~

グリーン「…暇だ」

フシギバナ「バーナ」ポンッ

グリーン「!?ビックリした、フシギバナか」

フシギバナ「バナ、バナバーナ!」

グリーン「いまいちわからん…だがこの間のように馬鹿にされてる気がする」

フシギバナ「バナ」コクッ

グリーン「その通りなのかよ…」

~数十分後~

グリーン「フシギバナはボールに戻った。しかしずっと説教食らってた気がする」

ブルー「たーだいまー!」

グリーン「」

ブルー「?…?固まってるわね」

レッド「放っといて寝よ?」

グリーン「ほっとくなァ!」

レッド「おやすみ~」

グリーン「レッドォ!!」

ブルー「寝るかお風呂いくかどっちかにして?」

グリーン「…寝ます」

~翌朝~

レッド「…おはよう」

グリーン「……ん~…」zzz

レッド(グリーンは放っといて、姉ちゃん起こそ)

ブルー「」zzz

レッド「お姉ちゃん、起きて?」キラキラ

ブルー「おっはよー!レッドー!」ガバッ

グリーン「!?…」

レッド「次は、グリーン…あ、起きてた」

グリーン「うるせえ」

~隣の部屋~

リーフ「!?」ガバッ

「」zzz

リーフ「…お兄ちゃん、起きて!」

「」zzz

リーフ「この手か…ファイヤ、起きて!」

ファイヤ「!?レッド姉ちゃん!?」ガバッ

リーフ「…起きた…」

ファイヤ「リーフ!またレッド姉ちゃんの真似して起こしたな!?」

リーフ「だって起きないんだもん!」

ファイヤ「レッド姉ちゃんの起こし方、結構ビビるんだよ!」

リーフ「…可愛くて?」

ファイヤ「ちげーよ!この前起きれなかった時に怖いことされたんだよ!それ以降トラウマなんだよ!」

リーフ「あー、あったわね」

レッド「姉ちゃん、グリーンは放っといて、早く行こうよ」

ブルー「…そうしましょっか、早く御飯食べないとね」

グリーン「オレも早く朝飯食いてえよ!」

リーフ「!レッド姉ちゃんだー!」

ファイヤ「…何でここに?」

リーフ「旅じゃない?」

ファイヤ「しかないか。それじゃ、朝飯食いに行こう」

~食堂~

レッド「姉ちゃん、どれにする?」

ブルー「私は…パンにするわ」

レッド「じゃあ、お茶漬けにする」

グリーン「レッド、男ならどんぶりにしろよ!」

レッド(男じゃないし)「朝は少食派だから」

リーフ「やっぱりレッド姉ちゃんだね」ヒソヒソ

ファイヤ「うん、でも何であのツンツン頭の人はレッド姉ちゃんの事男だと思ってるんだろ?」ヒソヒソ

リーフ「さあ?」ヒソヒソ

ファイヤ「やっぱわかんねえよな、ところで姉ちゃん達のとこに行く?」ヒソヒソ

リーフ「あのツンツン頭の人いなくなってからにしよー?」ヒソヒソ

グリーン「!?誰かにツンツン頭って言われた気がする」

レッド「誰が見てもそう思うよ」

グリーン「んぐ…そういうの言うなよ…」

ブルー(精神的にダメージ与えたわね)

グリーン「オレ、レベル上げしてくる」

レッド「頑張れ~」

リーフ「あのツンツン頭の人、どっかに行くわね!」ヒソヒソ

ファイヤ「もう少し待ってみようよ?」ヒソヒソ

レッド「!リーフ!」

ブルー「?…」

リーフ「あ、見つかっちゃった」

ファイヤ「身を乗り出しすぎなんだよ…」

ブルー「リーフ!ファイヤ!どうしたの?二人とも」

リーフ「ちょっと観光に…」

ファイヤ「リーフ、嘘下手だね」ボソッ

レッド「久し振り」

ファイヤ「レッド姉ちゃん、あのツンツン頭の人誰だったの?」

レッド「あ、あれ?グリーンって言う幼馴染みっていったほうがいいのかな」

ブルー「…幼馴染みの筈なんだけどね…」

リーフ「へえええ、もしかして、そのグリーンって人、す…」

レッド「ない!絶対ない!絶対に!」

ファイヤ「凄い否定」

レッド「何であのグリーンに恋愛感情抱かなきゃいけないの?」

ファイヤ「そして怖いまでの圧倒的な言い方」

リーフ「ねえねえ、話変えるけど、緑って人、レッド姉ちゃんを泣かしたりしてない?」

レッド「何で聞くの?」

リーフ「泣かしてたら、半殺しにしようかなと。只でさえ鈍感な上に…」

ファイヤ「はいはい、押さえようね~?」

リーフ「お兄ちゃん!?やめてよ!」

ファイヤ「だってそろそろ暴走しそうだったし」

ブルー「確かにねぇ」

レッド「リーフ、ファイヤ。二人に頼みたいことがあるんだけど…」

リーフ「何!?旅!?行く行く!」

レッド「それもだけど…グリーンの前ではお兄ちゃんとかって呼んで?」

ファイヤ「そんなにばれたくないの?」

ブルー「お馬鹿なグリーンは本人から聞くしか信じないの。その内レッドが自分で言うから、それまでの間ね?グリーンを騙しててっこと。わかった?」

ファイヤ「なるほど。なら乗った」

リーフ「レッド姉ちゃんのためなら!」

レッド「ありがと!」ギュウ

リーフ「レッド姉ちゃん、ちょっと苦しい…」ギュウウウウウ

ファイヤ「泡吹きそう…」ギュウウウウウ

ブルー「レッド、嬉しいのはわかったから、放してあげよ?」

レッド「?…あ、ごめんね?二人とも…」

リーフ「大丈夫大丈夫…」フラフラ

ファイヤ「う~ん」フラフラ

~ヤマブキジム~

リーフ「結局、緑ほっといたけど…よかったの?」

ブルー「リーフ、グリーンの事、緑って言うのはあめたげなさい?」

リーフ「は~い」

「そこの娘!ジムに挑戦か?」

レッド「?どこ?」

ファイヤ「?誰かいんの?」

ブルー「上とか?」

リーフ「…いた。上にいた」

「ん?ブルーではないか」

ブルー「あ、ナツメさん」

レッド「誰?この女の人」

グリーン「お、レッド達見つけた!」

ファイヤ(ちょっと、空気読めよ!)

リーフ(どんだけ鈍感なの?)

レッド「……?あ、グリーン」

グリーン「おまっ、今忘れてたろ!」

ブルー「はいはい、ジムに入ろうね~?」

ナツメ「入らずとも、ここでバトルすればすむ。どうしてもというなら入るが…」

ファイヤ「この辺でもの壊したらあとあと面倒なんで、中でやってくださいよ?」

ナツメ「む…そういうことなら…」

~ヤマブキジム内バトルフィールド~

レッド「あた…僕から」(久し振りに言ったから間違えかけた)

ナツメ「いいだろう。勝てるのならな」

~略~

ナツメ「」

レッド「リザードン、ありがとう」

リザードン「ザードン♪」スリスリ

ファイヤ「うわぁ凄いなつき度」

リーフ「もはや心も通じ会う唯一無二の相棒ってやつね!」

ブルー「私だって!まだカメックスしかいないんだから!」

ファイヤ「ブルー姉ちゃん、それはちょっと違うかな?」

リーフ「カメックス見して!」

ブルー「いいわよ!カメックス!」

カメックス「ガーメ!」ボンッ

ブルー「今レベルでは90位かしらねぇ?」

カメックス「ガメ!」スリスリ

ファイヤ「わーお、こっちのなつき度も半端な~い」

グリーン「お前ら!何でオレ放っておくんだよ!?」

レッド(忘れてた)

ブルー(そういえばいたんだったわね)

リーフ(?)

ファイヤ「グリーンさん、頑張れ~」

~略~

ナツメ「グリーンとか言ったか。まだまだだな」

ファイヤ(圧倒的すぎてあくびが出ました)

レッド(弱いなグリーン…相変わらず)

ブルー(寝ちゃってたわね…)

リーフ(ノーコメントで)

グリーン「何でだんまりなんだよ!?」

レッド「だって、グリーン…」

ファイヤ「圧倒的すぎて」

リーフ「見る気失せて…」

ブルー「ボーッとしてたのよ」

グリーン「詳しいお話ありがとうございました!」イライラ

レッド「じゃあね~」

グリーン「勝手に帰んなぁ!!!」

~ヤマブキシティポケモンセンター~

レッド(リアルに置いてきた)

ファイヤ「レッド姉ちゃん、グリーンさんにはSだよね?」

レッド「グリーンいじり、結構楽しいよ?」

ファイヤ「確かに今回俺もいじってたけど…結構楽しかった感じしかない…」

リーフ「確かに楽しいわね!」

ブルー「反応があるからね」

レッド「グリーン、そろそろ帰ってくるかも」

ファイヤ「超能力者みたいなこと言うのやめてよ?」

グリーン「ナツメさんに追い出された…」

リーフ「!ほんとに帰ってきた!凄い!」

ブルー「レッド…貴方、超能力者の素質あるんじゃない?」

レッド「?…だって、そろそろジム閉まるもん」

ブルー「あら、こんな時間なのね!だったら私にもわかるわね!」

レッド「姉ちゃん、本当にわかるの?」

ブルー「えっとね、今は…………………??」

ファイヤ(わかってないんだ…)

リーフ「……?今何時何分?」

ファイヤ(こっちもか…我姉と妹がここまで素晴らしいとは…色んな意味で)

レッド「」

グリーン「…嘘だろ」ボソッ

レッド「えっとね?今はね、○時△分だよ?」

ブルー「!そ、そうよ!○時△分よ!」

グリーン「……」

ファイヤ「ブルー姉ちゃん……隠せてませんぜ…」

リーフ「???どうやって読むの~?」

レッド「」バタッ

ファイヤ「あ、倒れた」

ブルー「レッド!?どうしたの!?グリーンに毒盛られた!?」

グリーン「してねえよ!」

リーフ「グリーンさん…?」

グリーン「してない!断じてしてない!」

ブルー「なら、何故レッドが」

リーフ「倒れるの!?」

グリーン「ウワァァァァ!何!?この姉妹!怖すぎんだけど!?」

ファイヤ「…恐らく、リーフとブルー姉ちゃんの衝撃的な発言で倒れたんだと思うよ?」

ブルー「私、別に何もいってないはずだけど?」

リーフ「あたしは…何もいってないよ?」

ファイヤ「イヤ、恐らく時計が読めないということだと…」

グリーン「しかないよな、状況的に」

ブルー・リーフ「………レッド、起きてー!」

レッド「!?な、ナナミさん!?」

ブルー「引っ掛かったわね!」

リーフ「大成功!」

ファイヤ「あー、それ以上やっちゃうとやな予感が…」

グリーン「おまっ、オレの姉ちゃんこええの?」クスクス

ファイヤ(グリーンさんが引き金を引いてしまった。逃げよ)タッタッタッタッ

リーフ「あ、お兄ちゃん、どこ行くの?」タッタッタッタッ

ブルー「……」(何か危ない気がするわ。逃げましょ!)タッタッタッタッ

レッド「………」

グリーン「?おい、レッド!お前、オレの姉ちゃんこええの?」クスクス

レッド「………」ゴゴゴゴゴ

グリーン「!おまっ!ちょ、やめてくれ!」ガシッ!ゴリッ!グググ

レッド「…」ドゴォッ!

グリーン「痛い痛い痛い!ギブギブ!ストップ!」ギリギリギリ

レッド「…なら、謝って?」ギギギ

グリーン「す、すんませんでした!もう、もうやりま…ギャアアアアアアア!」

レッド「…もうしない?」

グリーン「じまぜん…じまぜん!」

レッド「………」

グリーン「すみません!下心がありました!」

レッド「……はぁッ!」

グリーン「ギャアアアアアアア!」グググ

ブルー(レッド…)

ファイヤ(ヤバイマジギレしてる)

ジョーイ「あ、あの、すみません」

レッド「…何でしょう?」ニコニコ

ジョーイ「ひっ!…あの、続きは部屋でお願いできますか?」

レッド「すみません、今からこれごと部屋に持っていくので」ニコニコ

リーフ(恐い怖い)

ファイヤ「そろそろ止めないと、グリーンさん死んじゃうよ?」ヒソヒソ

ブルー「そ、そうね…止めないとね」ヒソヒソ

リーフ「今、止められる人いる?」ヒソヒソ

ファイヤ・ブルー・リーフ「………」

ブルー「無理ね…」ヒソヒソ

ファイヤ「まぁ、部屋に行くって言ってたし…いきなり飛びかかって、押さえ込むしかないよ?」ヒソヒソ

リーフ「それで行くの?」

ブルー「それしか最善策が思い浮かばないわね…」ヒソヒソ

~部屋~

レッド「…」ニコニコ

グリーン「すみませんすみませんすみません」

ブルー(結局、作戦を実行したけど…逆に押さえ込まれちゃった…)

ファイヤ(見事なまでに読まれていた)

リーフ(あの笑顔が怖い恐い)

グリーン「二度としません。絶対にしません」

レッド「…仕方ないなぁ?」ニコニコ

グリーン「すみませんすみませんすみません二度としません。絶対にしません。本当にすみませんでした。これからは二度とこのような行いはしないと約束いたします」

レッド「…もういいよ?」ニコニコ

グリーン「はい、もう部屋に戻ります。」

レッド「?グリーンの部屋はここだよ?」

グリーン「へ?」

レッド「今日は寝ちゃ駄目だよ?寝てたら…わかるよね?」ニコニコ

グリーン「は、はいぃ!」ビクビク

レッド「じゃあ、おやすみなさーい」

ブルー「…私も寝るわ…」

ファイヤ「俺も…」

リーフ「あたしも…」

グリーン「………」(こっそりなら寝てもばれねぇかな?)

リザードン「ザー」

グリーン「!?」

~翌朝~

レッド「おはよー…あれ?何でグリーンが布団で寝てるの?」

グリーン「……zzz」

レッド「しかも…あ、あ、あ、あたしの布団で…」

リーフ「あ、おはよー?」

レッド「リーフ…これ、まさか?」

リーフ「ふぇ?………………」

レッド「うん、わかった。リーフは無関係ってことが。というわけでここから落とす」ゲシゲシ

ヒュー……ドンッ!

グリーン「いったあああ!」

レッド「グリーンの変態」

グリーン「はぁ!?何でいきなり言われなきゃなんねーんだよ!?」

レッド「うるさい!人の布団に勝手に入ってきて!ここまでされたのに変態以外の何があるの!?」

ファイヤ「はいはい、そこまでー。グリーンさん、昨日の夜の事、覚えてますか?」

グリーン「ん?ああ、眠くなって…うとうとしてたら…何か布団の方へ行って…そっからは覚えてない」

ブルー「グリーン?よくもやってくれたわね?」ゴキッバキッ

グリーン「ぇ、いや、事故!ただの事故!」

ファイヤ「じゃあ何で二段ベッドの上にいったんですか?」

グリーン「知るか!」

リーフ「やっぱり、やったんじゃーん!」

グリーン「してねえよ!」

レッド「…最ッ低。グリーン、これからはずっと一人ね」

グリーン「ぇ…」

ファイヤ「遂にぼろを出しましたね!」

ブルー「そうねぇ、何でずっと一人っていったら『ぇ…』何て出てくるのかしら?」

リーフ「人間としても最低ですね!」

レッド「…最ッ低!!全国の人の敵!」

グリーン「………」

レッド「じゃあね」

リーフ「二度と、おね…お兄ちゃんに近づかないで!」

ファイヤ「早くここから去ってください」

ブルー「貴方はレッドの幼馴染みでも知人でもないわね」

レッド「速くいこ?グリーンと話してたって時間の無駄だよ」

ブルー「そうね。次は、セキチクシティね」

グリーン「え…あ、ちょお、オレの話も聞いてくれよ!」

リーフ「やだよ、変態」

ファイヤ「恐らく、旅で会うことは二度と無いでしょうね」

~セキチクシティ~

ブルー「着いたわよ!」

ファイヤ「ブルー姉ちゃん…ひょっとして方向音痴…?」

リーフ「確かそうだったわよ?ブルー姉ちゃんは」

ブルー「そうねぇ、確かに方向音痴なところはあるわね…」

レッド「ジム、行こ?」

~セキチクジム~

「ファーッファファファ!お主らは挑戦者か?」

レッド「あたしだけです」

ブルー「キョウさん、変わってないわね」

キョウ「ファーッファファファ!そう言うでない。お主が挑戦者か!もし男ならわしの娘の婿にでもと思ったのだがな…」

ファイヤ(この人は気づいたようです)

レッド「あはははは…あ、レッドって言います!よろしくお願いします!」

~略~

ファイヤ「瞬殺だね」

リーフ「リザードン一体でジムを制覇していく男の娘系な顔のあたしの姉。レッド姉ちゃん」

ブルー「リーフ?大丈夫?」

レッド「リーフ?」

リーフ「?あ、思ってたことをそのまま口に出しちゃった」

キョウ「残りは2つか?頑張れよ!」

~セキチクシティポケモンセンター~

レッド「いい人だったなぁ」

ファイヤ「確かにね。ダンディーって言うかさ、おっさんって言うかさ、何か中途半端な感じだった」

ブルー「そうね」

リーフ「次は?次は?」

ブルー「フエンタウンね。次はほのおタイプのジムよ」

~フエンタウン~

レッド「波乗りがいるとは思わなかった!」

ファイヤ「酔いそうになった…」

ブルー「ファイヤ、大丈夫?」

「ふぉ!ブルーちゃんかね?」

ブルー「あ、カツラさん!」

リーフ「カツラ?ってことは、頭はズラ何ですか?」

ファイヤ「リーフ、どこからそういう想像がくるんだ?」

レッド「あの、このまちのジムリーダーって、誰ですか?」

カツラ「お!まーたべっぴんさんじゃのう!ジムリーダーだったか?それなら、ワシじゃ!」

レッド「なら、今から挑戦します!」

カツラ「ふむ、名前は?」

レッド「レッドです。姉ちゃんはブルーで、リーフとファイヤが弟と妹です。こっちがファイヤ、もう一方がリーフです」

カツラ「ほぇー、リーフとか言ったかの?かなりのべっぴんさんじゃのう!」

レッド「ジム戦、お願いします!」

カツラ「うむ、なら、こっちにきなせい」

~フエンジム~

カツラ「さぁーての!早速始めるかの?」

レッド「はい、お願いします!」

~略~

カツラ「つんよいのう!可愛さと強さを掛け持っとるとはなぁ」

ファイヤ(たまにスケベじじいに見えてくるのは気のせい?)

レッド「それじゃ、あたし達はこれで。またいつか」

ブルー「その内、世間話しに来ますね~」


ブルー「というわけで、7つバッジが集まったわけだけど…」

レッド「8つ目はトキワシティ…サカキ…」

ファイヤ「トキワ…ならすこし遠いね」

ブルー「とにかく、行きましょっか!」

~トキワシティ~

レッド「なんやかんやで着いたね。長かったけど」

ファイヤ「レッド姉ちゃん、いつの間に白ワンピと麦わら帽子に…?」

レッド「朝からだよ?」

リーフ「うっそ!?全ッ然いわかんなかったよ?」

レッド「なら、安心した」

ブルー「そうねぇ、普通に溶け込んでるってことだもんね!」

~トキワジム~

ファイヤ「まあ~たなんやかんなでつきました!」

レッド「…」

リーフ「お兄ちゃん、違和感ありすぎ!」

「おや、誰だ?」

レッド「!サカキ…」

サカキ「……ほう、レッドか。そういえば女なんだったな」

ファイヤ「へぇ、大人っぽーい」

サカキ「…私は大人だか?」

リーフ「どう見たら少年っぽく見えるの…?」

ファイヤ「サカキさん、乗ってくださりありがとうございます」

レッド「それはいいから、ジム戦を」

サカキ「ふ、いいだろう。トキワジムジムリーダー、サカキ!じめんタイプの使い手だ。中に入れ!」

~トキワジムバトルフィールド~

レッド「リザードン、行って!」

サカキ「?リザードンか。やけなのか?行け、サイドン!」

~略~

サカキ「!?」

レッド「リザードン、ありがとう!」

リザードン「ザ~ドン♪」

サカキ「ふ…たったの1体。しかもほのお・ひこうタイプのリザードンに負けるとはな!」

ブルー「次は私が!」

サカキ「いいだろう。さあ、こい!」

~略~

ブルー「やった!勝ったわよ!」

サカキ「さあ、レッドとその姉か?」

ブルー「はい、そうです!」

サカキ「ほれ、これがバッジだ。受け取ったら、リーグにでも挑戦しろ」

~トキワシティポケモンセンター~

ブルー「以外とあっけなかったわね」

ファイヤ「姉ちゃん達が強すぎるだけだと」

レッド「そうかな?」

リーフ「すごいよね!レッド姉ちゃん!リザードンで全部のバッジ集めるなんて!」

ブルー「私もカメックスだけでバッジ全部集めたわよ!」

ファイヤ「ブルー姉ちゃんも凄い通り越してヤバイね」

リーフ「リーグにはいつ挑戦するの?」

レッド「明日からかな?」

ブルー「私は…明日からでもいいかな」

ファイヤ「そうですか~、では、お休みなさいませ~」ドンッ

レッド「!?」

ブルー「あ、布団だわ♪」

~翌朝~

レッド「大事にしてた服が…」

ファイヤ「ごめんごめんレッド姉ちゃん。悪気はなかったからさ?」

レッド「…こっちかぁ」

ファイヤ「俺、出てるねー」

リーフ「レッド姉ちゃん?着替えないの?」

レッド「着替えるよ?」

~食堂~

ファイヤ(ブルー姉ちゃんは着替えたレッド姉ちゃんが起こしました)

ブルー「私は…パンで!」

レッド「あたしは、お茶漬けで!」

ファイヤ「俺は…鮭定食で!」

リーフ「あたしは…お茶漬けで!」


レッド「お茶漬け美味しい♪」

ブルー「お茶漬けってそこまで美味しくない気がするけど?」

リーフ「お茶漬けおいしーよ?」

ファイヤ「食べやすい、健康に良いってのもあるっしよ?鮭定食も旨いけど」

レッド「そうそう。食べやすいよ。鮭定食はちょっと多いかな」

リーフ「お茶漬けでもパンでもいいけど、どちらかと言うとお茶漬けのほうが好きかな」

ブルー「パンは色んな味のジャムとかつけられるから食べ飽きないわよ?」

ワイワイガヤガヤ

~トキワシティポケモンセンター前~

レッド(ほとんどカット)

ブルー「チャンピオンロードまで行きましょ!」

~チャンピオンロード~

ブルー「ふふ、着いたわよ!」

ファイヤ「まだ進まないとといけないけどね」

リーフ「これで終わりじゃないの!?」

レッド「行こうよ?日が暮れちゃう」

~ポケモンリーグ~

ブルー「な、長かったわね…」

レッド「つ、疲れた…」

ファイヤ「ヒイヒイハアハア…」

リーフ「着いたの…?」

~ポケモンリーグポケモンセンター~

ファイヤ(ということで今日は泊まりでーす。いえーい)

レッド「それじゃあ…寝よっか?」

~隣の部屋~

「!?レッドの声が聞こえた…」

~翌朝~

レッド「…誰も起きてない」

リーフ「zzz…あ、レッド姉ちゃん…おはよー…」

レッド「おはよう、リーフ。ファイヤ起こして?」

リーフ「うん!わかった!」

レッド「お姉ちゃん、起きて?」キラキラ

ブルー「おっはよー!!!レッドー!とリーフ!と寝ぼけてるファイヤ!」

ファイヤ「………zzz」

レッド「はぁ、またこの手?」

リーフ「うん、あたしでもできるけど…」

レッド「ファイヤ、起きて!」

ファイヤ「!は、はーい!!!」

ブルー「ファイヤ、おはよー!」

~ポケモンリーグ~

ファイヤ「レッド姉ちゃん、あの起こしかたやめてよ…」

レッド「なら、ちゃんと起きて?」

ファイヤ「う、うん…」


ファイヤ(四天王…おもっきりカットしよう)

レッド「チャンピオン誰なんだろ?」

「レッド?レッドじゃねーか!」

レッド「うるさい変態」

変態ことグリーン「変態はねえだろ!」

ファイヤ「貴方は実績ありますし」

リーフ「しかも」

ブルー「女の子であるレッドの」

レッド「あたしの布団に勝手に入ってきた」

ブルー・レッド・ファイヤ・リーフ「ド変態!!」

グリーン「う、うわあああああ!!!」

~略~

グリーン「ううう、事故だってのに…」(しかもぼろ負け)

ファイヤ「どーやったら事故になるんですかね?」

リーフ「寝ぼけてたとでも言うの?」

ブルー「女の子の布団に勝手に、しかも寝ているときに入り込むなんて」

レッド「最低な変態よ!」

グリーン「すみませんでした、すみませんでした、すみませんでした!」

レッド「謝れば済むと思ってるの?」

ファイヤ「俺達ののレッド姉ちゃんに」

リーフ「最低なことをして」

ブルー「そして謝るだけ?」

グリーン「え、えっと…じゃなくて!何でお前らレッドを女の子みたいに扱ってんだよ!?」

ブルー「女の子みたいに扱ってるんじゃなくて実際に女の子よ!」

レッド「グリーン、あなたバトルに負けたよね?」

グリーン「!あ、ああ」

レッド「あたしはチャンピオンになる気はないけど、ひとまず殿堂入りはするから」

「そうかそうか、ならこっちへ来なさい、レッド」

レッド「!博士…はい、今行きます!」

グリーン「ううう、なんだ?どうなってんだ?レッドは男じゃなくて女で、ずっと騙されてたのか?それとも気づいて無かっただけなのか?」

~殿堂入りの間~

オーキド「では、手持ちのポケモンをこの機械へ」

レッド「はい」カチャッ

オーキド「レッドよ。こんな形でわかってしまったが…よかったのか?」

レッド「……ぇ、っと、………何とも言えません…」

オーキド「お主はもっと自然な形で言いたかったろうに」

レッド「…はい」

オーキド「しかも聞いた話では、グリーンがレッドにひどいことをしたようじゃの?」

レッド「…」

オーキド「すまんかったのぅ、わしの孫のせいで、レッドの旅をぶち壊してしまった。あやつには後でしっかり説教しておくから、今回のことは忘れてくれんか?」

レッド「…嫌です!」

オーキド「そうか…今までと同じように接することは出来んかの?」

レッド「…それなら…、努力できます」

オーキド「レッド、頼んだぞ?」

レッド「はい!」

―こうして少年少女達の旅は終わったのだった。レッドとグリーンはその後なんとか仲良くなり、昔と変わらない状態になったとさ。END









後書き

終わった!最後の方凄い飛んだ。そういえばシルフカンパニー忘れてた。5月の22に多分途中だとおもいますけど、二作目公開します。内容はまだ秘密です


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