＜吹雪たちの部屋＞

吹雪「ん～暇だなぁ～」

睦月「また？この前も言ってたよね」

吹雪「そうだっけ？」

夕立「ぽいぽい！」

吹雪「え？誰かの所に遊びに行けばいいって？」

夕立「ぽい！」

吹雪「いいねそれ！」

睦月「迷惑かけちゃダメだよ？」

吹雪「大丈夫！迷惑かけないよ！」ｶﾞﾁｬｯ

夕立「ぽいぽい～？」

＜廊下＞

吹雪「誰の所に行こうかなぁ……」ﾄｺﾄｺ

加賀「あら」

吹雪「あ、加賀さん！」

加賀「なんとなくだけど……また何かイタズラをしようと？」

吹雪「またってなんですかまたって！私は何もした事ないじゃないですか！」

加賀（イタズラに関しては否定しないのね）

加賀「はぁ、迷惑だけはかけないでちょうだいね」ﾄｺﾄｺ

吹雪「御意！」ﾋﾞｼｯ

吹雪「……やっぱり空母の人たちかなぁ」

＜龍驤の部屋＞

吹雪「吹雪です！」ｺﾝｺﾝ

龍驤「おぉー吹雪ちゃんかー！入り入り！」

吹雪「お邪魔しまーす！」ｶﾞﾁｬｯ

龍驤「久しぶりやなぁ吹雪ちゃん、元気しとったかー？」

吹雪「はい！でも少し時間を持て余してしまいまして…何かお手伝いできる事はないかと思いやってきました！」

龍驤「なるほどなぁ……んじゃあ、ウチの艦載機の整備を手伝ってくれへんかー？」

吹雪「了解です！」

………

……

…

龍驤「この辺がよく歪んとったりしとるから気をつけてな」ｶﾁｬｶﾁｬ

吹雪「はいー」ｶﾁｬｶﾁｬﾊﾞｷｯ

吹雪「あっ…」

龍驤「ん？」

………

……

…

龍驤「ちょっとお手洗い行ってくるわー」

吹雪「わかりましたー」

吹雪「……さて、鬼のいぬ間に…これをタンスの引き出しに…」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

龍驤「ふぅー」ﾄｺﾄｺ

吹雪「あ、おかえりなさいです！そして用事ができたので帰ります！」

龍驤「おーそうかー、手伝ってくれてありがとなー」

吹雪「いえいえ！それでは！」ｶﾞﾁｬｯ

吹雪「そして……電波で青葉さんに…」

吹雪『青葉さーん聞こえてますかー』

青葉『はーい聞こえてますよー』

吹雪『龍驤さん部屋のタンスの一番上の引き出しに面白いものがありましたよー』

青葉『早速調査いたしますー、ネタの提供ありがとうございました！』

吹雪『いえー』

吹雪「さーて、青葉さんが行動する前に次の人の所に行きましょう！」

吹雪「……？」ｸﾙｯ

吹雪「気のせいか」

＜廊下＞

吹雪「次は誰にしようかなぁ」

雷「やっぱり司令官は男らしいわね！」

響「冷静沈着で純粋で真面目で清純っぽそうだね」

暁「そんな司令官はレディーには欠かせないわね！」

電「なのです」

吹雪「おっ、第六駆逐隊！」

電「！！」

雷「吹雪じゃない！」

響「はらしょー」

暁「司令官はだんでぃーって話をしていたのよ！」

吹雪「ふむふむ？」

雷「クールで優しくて健全なのよ司令官は！」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

司令官『お疲れ様、雷』ﾆｺﾘ

雷『当たり前よ！もっと私を頼っていいのよ！』

司令官『そうだね、もっと雷を頼っていきたいよ』ﾆｺﾘ

雷『任せなさい！』

司令官『今、この鎮守府はボーキサイトが不足していてね……私の力ではどうしようにも……』

雷『わかったわ！』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

雷「こんな感じにかっこいいんだから！」

吹雪「それはただ単に遠征に行かせるために」電「ストップなのです！！」ｸﾁｵｻｴ

電「それ以上は言わないでほしいのです」ﾋｿﾋｿ

吹雪「んーんー」

電「あっ、すみませんなのです」ﾊﾞｯ

吹雪「やっぱり電ちゃんは可愛いなぁ」ﾎﾞｿｯ

電「っ！」ﾋﾞｸｯ

吹雪「あ！そういえば司令官のゴミ箱の中によく面白いティッシュが捨ててあるから君たち調べてみたら？」

暁「おもしろい？」

響「それは気になるな」

電「そ、そんなの調べなくてもいいのです！それより早く部屋に戻るのです！」ｸﾞｲｯｸﾞｲｯ

雷「ちょ、ちょっとー」

暁「なんでよー」

響「さようなら、吹雪」

吹雪「またねー」ﾆｺﾆｺ

吹雪「……あ、ちょっと時間使いすぎたかも」

瑞鳳「ﾊｯﾊｯﾊｯ」ﾀｯﾀｯﾀ

吹雪「ふむ……青葉さんの仕事が意外にも早かったですね…つけていきましょう」

＜龍驤の部屋＞

瑞鶴「いったいどういうこと！？」ﾊﾞﾝｯ

龍驤「う、ウチは何も知らん……」

大鳳「私達での誓を忘れたのですか！？」ｶﾞｼｯ

龍驤「忘れてないわ！ウチのやつちゃうねんから！」

瑞鳳「じゃあ……じゃあこれはいったい何！？」ｶﾞﾊﾞｯ

吹雪「どうしたんですか？（まな板’sの）皆さん」ｶﾞﾁｬｯ

龍驤「ふ、吹雪ちゃん助けてくれー……」

瑞鶴「吹雪なら話してもいいわね……」

瑞鶴「私達は密かに「フルフラット胸部装甲愛好家」というのを結成していて」

吹雪「へー（知ってたけどね）」

瑞鶴「全ては巨乳にまけないために……」

吹雪「なるほど（早々に胸部装甲じゃなくなってる……）」

瑞鶴「その為にはフルフラットの良さを伝えるために偽装はしない約束をしてたの」

吹雪「ふむふむ（そこは貧乳じゃないの）」

瑞鶴「それなのに…それなのに……！！」

大鳳「龍驤さんがこんなものをタンスに隠し持っていまして……」ｶﾞｸｯ

吹雪「あー（私が仕掛けた）豊胸パッドですね」

龍驤「ウチそんなん知らんねん！」

瑞鶴「でも掲示板を見た後こっそりタンスを調べたらこれが入ってのよ！？」

瑞鳳「物的証拠……！」

龍驤「ほんまにウチのと違うんや……！」

瑞鶴「瑞鳳、大鳳、龍驤を捕まえなさい」

瑞鳳と大鳳「はい！」ｶﾞｼｯ

龍驤「な、なんや！なにする気や！！」

瑞鶴「実際につけてみてサイズがピッタリなら確信よ」ﾇｶﾞｼﾇｶﾞｼ

龍驤「う、うわあああぁぁっぁぁぁぁぁぁ！！！」

………

……

…

大鳳「こ、これは……！」

瑞鳳「や、やはり……！」

瑞鶴「チェックメイトよ！」

龍驤「う、うそや！」

吹雪「ちょっと待ってください！」

龍驤「ふ、吹雪ちゃん…！」

吹雪「確かに龍驤さんは胸が無いのは事実、故に豊胸パッドを隠し持っててもおかしくないです……」

瑞鶴「そうよ！」

吹雪「でもサイズが合っただけで完全な証拠にはならないですよね？誰かがタンスに忍ばせた可能性もありますし」

瑞鳳「うっ、それは……」

吹雪「確実に皆さんの胸が無いのは認めます、なのでそういう事に神経質になるはわかります」

吹雪「でも仲間を疑って本人は違うと言っているのにそれは信じない……それは間違っていると思います」

瑞鶴と瑞鳳と大鳳「！！！」

瑞鶴「そうね……私は何かに囚われていた気がするわ…」

大鳳「はい……目先のことばっか考えていました」

瑞鳳「そうよね……味方なんだから嘘付くわけないよね」

吹雪「貴方達より大きい私が言うのだから間違いありません」

吹雪「仲間を疑う時は信用する事も忘れないでください」

瑞鳳「龍驤、悪かったわ……」

龍驤「瑞鶴……！」

瑞鳳「ごめん、龍驤」

大鳳「すみません」

龍驤「瑞鳳！大鳳！」

龍驤「信じてくれてありがとな！！」

吹雪「仲直りできて良かったです！」

瑞鶴「あとでお礼に間宮パフェ奢らせてちょうだい」

吹雪「ありがとうございます！あ、パッドは私が責任をもって捨てておきますね！」

吹雪「でわ！」ｶﾞﾁｬｯ

＜廊下＞

吹雪「次は誰の所に……」

金剛「へーいブッキー！」

吹雪「あ、金剛さん！」

金剛「最近肩がこって疲れるネー」

吹雪「あ、それじゃ肩揉んであげますよ！」

金剛「それは助かりマース！それじゃあミーの部屋に来るネー」

吹雪「はい！」

＜金剛達の部屋＞

金剛「ただいまデース」ｶﾞﾁｬｯ

榛名「あ、おかえりなさいです」

吹雪「こんにちわー！」

榛名「こんにちわです」

金剛「早速頼むネー」

吹雪「はい！」ﾓﾐﾓﾐ

金剛「おー……上手いですネー」

吹雪「私こう見えてもテクニシャンなんですよー」

榛名「………」ｼﾞｰ

榛名（私のお姉さまがこのような小娘に…）

吹雪「あっ手が滑ってしまいました」ﾓﾐｯ

榛名「なっ！」ｶﾞﾀｯ

金剛「わぁお、びっくりしたネー」

吹雪「すみません、誰かの視線を感じてしまって」

榛名「っ！！」ﾋﾞｸｯ

金剛「視線？」

吹雪「いえいえ、こちらの話です」

…………

………

……

金剛「凄く肩が軽くなったネ、ありがとうございマース」

吹雪「いえいえー」

榛名（あの後何回も手が滑ってお姉さまの色んな所を……悔しい！）

金剛「少しトイレに行ってきマース」ﾄｺﾄｺ ｶﾞﾁｬ

榛名「……吹雪さん、少しおいたがすぎるんじゃないですか？」

吹雪「え？なんのことですか？」

榛名「わざとやってたことは榛名にはわかります」

吹雪「あはは、何を言ってるんですか榛名さん？」

榛名「くっ…」

吹雪「あ、榛名さんも揉んでほしかったんですね」ｽｰ

榛名「っ」ﾊﾞｼｯ

吹雪「あたっ」

榛名「いいですか」ｶﾞﾊﾞｯ

榛名「金剛お姉さまは私のなんです、勝手に手を出さないでくれますか？」

吹雪「うっ……ちょっと重たくありません？榛名さん」

榛名「……榛名、少し説教してやります」

金剛「ただいｍ………！」ｶﾞﾁｬ

榛名「あ……こ、これはちがっ」

吹雪「痛いです…榛名さん……」

金剛「は、榛名！痛がってマス！」

榛名「あっ、ご、ごめんなさい」ﾊﾞｯ

吹雪「ﾆﾔﾘ」

金剛「ど、どうしたんですかー！」

榛名「えっと…その……」

吹雪「うぅぅ……」

金剛「何かあったですネー？」

榛名「違うんです…榛名はただ……」

吹雪「私なら大丈夫です…！」

金剛「そ、そうですかー…？」

金剛「ところで榛名、腹巻きに何か引っかかってるよー」

榛名「？？」ｽｯ

金剛「そ、それは私の下着……！」

榛名「え……なんで…」つ下着

金剛「私の下着で何してたですかー」ｷﾞﾛｯ

榛名「は、榛名は何も知らな……はっ！」

吹雪「ﾆﾔｯ」

金剛「榛名、少し話がありマース」ｸﾞｲｯ

榛名「あうっ」

吹雪「待ってください！」

金剛「なんデース？」

吹雪「榛名さんの事、許してやってくれませんか？」

吹雪「誰にだって間違いを犯す事はあります……しかし榛名さんの間違いは愛があったからこその間違いです」

吹雪「確かに無断で持ち去ったのはよくありません、しかし魔が刺す事ってよくあるじゃないですか」

吹雪「私だって妹達のおやつを食べてしまう事だってあります」

金剛「し、しかーし、おやつを盗むのと下着を盗むのとじゃわけが違いマース！」

吹雪「私だってたまに妹の磯波にパンツ盗まれたりしますよ？気づいたら戻ってきてますが」

金剛「…け、結構ありふれたことなのデース？」

吹雪「ありふれた事かはわかりませんが……榛名さんだけが特別変態じゃないってことです」

榛名（なんか腹がたってきました）

金剛「oh…すまないねー榛名……私が世間知らずなばっかりに…」

榛名「い、いえ、榛名は大丈夫です」

金剛「でも無断で下着を盗むのはよくないデース」

榛名「……はい」

金剛「今後無断で盗まないと誓うデース」

榛名「…榛名は金剛お姉さまの下着を勝手に盗まないと誓います」

金剛「オーケーネー」

吹雪「仲直りできてよかったです！」

榛名（いつか仕返ししてやります…！）

吹雪「さり気なく金剛さんの下着を回収して……」ｺｿｺｿ

金剛「ん？ブッキーどうしたデース？」

吹雪「いえ！それでは私はここらでおいとまします！」

金剛「肩揉んでくれてありがとでーす！」

榛名「…さようならです」

＜廊下＞

吹雪「次は誰にしよっかなぁ」

那珂「あ、吹雪ちゃん！」

吹雪「那珂さん！」

吹雪「あ、何か困った事とかやってほしいこととかありませんか？」

那珂「んーー……次のコンサートの衣装服制作がちょっと大変で…」

吹雪「わかりました！手伝いましょう！」

那珂「本当！？助かるよ！」

那珂「それじゃあ早速私の部屋に！」

吹雪「あ、その前に少し寄るところがあるので先行っててください」

那珂「りょうかーい！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

吹雪「さて……」

＜工廠＞

吹雪「夕張さーん！」

夕張「また貴方ね」

吹雪「なにか面白いものあります？」

夕張「貴方の気に入りそうなのならこの辺かな」

吹雪「ふむふむ」ﾌﾞｯｼｮｸﾌﾞｯｼｮｸ

夕張「この前のあれ、どうだった？」

吹雪「あー…素晴らしい効き目でしたよ」

夕張「それはよかったわ」

吹雪「んー…これはどんな効果があるんですか？」つ小瓶

夕張「あーそれはーーー」

…………

………

……

夕張「ーーーって効果よ」

吹雪「コレにします！」

吹雪「あ、メロンなら後で送っておきますんで」

夕張「くれぐれも悪用するんじゃないわよ」

吹雪「わかってますって！」

＜那珂達の部屋＞

吹雪「お邪魔しまーす」ｶﾞﾁｬ

那珂「いらっしゃーい！」

神通「こんにちはー」

吹雪「こんにちはです！」

那珂「早速だけどここをこんな感じにしてーーー」

…………

………

……

吹雪「ふぅ……」

那珂「吹雪ちゃんのおかげで早く完成しそうだよ！」

吹雪「それはよかったです！」

吹雪「あれ？そういえば川内さんは？」

那珂「ベッド寝てるよー」

吹雪「なるほどー」

神通「あ、そういえば那珂、間宮さんの所にケーキを預けてたから取りに行ってきてくれない？」

神通「吹雪ちゃんも一緒に食べましょう」

那珂「はーい」ﾄｺﾄｺ ｶﾞﾁｬ

吹雪「なんか悪いですねー」

神通「気にしなくていいのよ」

吹雪「んー、ということは今は２人っきりってことですね！」

神通「そうねぇ」

吹雪「ところで神通さんって……綺麗な肌してますよね」ｽｯ

神通「………」

吹雪「プルプルしてて美味しそう……」ｻﾜｯ

神通「………」

吹雪「……抵抗しないんですか？」

神通「……そうですね………それでは吹雪ちゃんを押し倒すとしましょう」ｶﾞﾊﾞｯ

吹雪「うあっ」ﾄﾞﾝｯ

神通「私……吹雪ちゃんみたいな子大好きなのよねぇ」

吹雪「あ、あー……そうなんですか…？」

神通「イジり倒したくなるじゃない？」ｻﾜｯ

吹雪「っ」ｿﾞｸｯ

吹雪「そ、それは同感ですが私は攻められるのは……」ｸﾞｲｯｸﾞｲｯ

神通「だからこそいいんじゃない、それに力では勝てないわよ」ﾆｺｯ

吹雪「くっ……大声をあげて川内さん起こしますよ？」

神通「川内はちょっとやそっとじゃ起きないわよ」ｻﾜｻﾜ

吹雪「な、那珂さんが帰ってくるから……」

？「那珂さんなら空き部屋でおねんねしてますよ」ｶﾞﾁｬｯ

吹雪「なっ……！」

？「それと神通さん、やり過ぎです、そこまでやってとは言ってませんよ」

神通「堅いわねぇ浜風ちゃんは…」ｽｯ

吹雪「！」ﾊﾞｯ

浜風「っ」ｸﾞｲｯ

吹雪「ふふふ、油断してましたね」ﾊﾏｶｾﾞｦﾊｶﾞｲｼﾞﾒ

吹雪「私達駆逐艦は早いのがとりえですからねぇ」

吹雪「それに浜風さんだと私の羽交い締めを抜け出せないですし」

吹雪「とりあえずここは一時撤退です」

浜風「吹雪さん、後ろに注意です」

吹雪「はい？何を言ってむぐっ！」

？「いつ後ろから睡眠薬で濡らしたハンカチを口に押さえられるかわかりませんよ？吹雪さん」

吹雪「なん……くぁっ…」ｶﾞｸｯ

？「おっと」ｶﾞｼｯ

浜風「ナイスです不知火さん」

不知火「今私達の部屋は誰もいないから運ぼう」

浜風「はい、あと神通ご協力ありがとうございました、報酬は後で渡しに来ます」

神通「あーもっと吹雪ちゃんで遊びたかったなぁ」

浜風「それでは」ｶﾞﾁｬ

＜浜風達の部屋＞

吹雪「……またこの状況ですか」

浜風「吹雪さんが何か悪いことしようとしてるぽかったので」

不知火「失礼ながらずっと後を付けさせてもらいました」

吹雪「不知火さんまで……」

吹雪「でも縛らないって事は逃げてもおっけーってことですよね？」

浜風「ところでこの小瓶はなんの薬が入ってるのでしょうか？」つ小瓶

吹雪「あ……そ、それは」

不知火「逃げる前に飲んでみてください」ｶﾞｼｯ

浜風「さぁ」ｸﾞｲｯ

吹雪「んんんー！！んんー！」ｺﾞｸｯ

吹雪「ぷはっ！はぁはぁ、後を…付けてたなら…効果…知ってますよね……」ｶﾞｸｯ

浜風「確かー意識はハッキリしてるけど身体に力が入らなくなる薬でしたっけ？」

吹雪「だから…私を縛らなかったんですね……」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ

不知火「さぁ、脱ぎ脱ぎしましょうね」

吹雪「や、やめてくださ……い…！」

浜風「今日は寝かしませんよ」

吹雪「こ、こんなはずじゃ……あぁぁぁ…」

＜吹雪達の部屋＞

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

夕立「んー朝っぽいー……」

睦月「おはよー夕立ちゃん」

夕立「おほよーっぽい」

吹雪「た、ただいま……」ｶﾞﾁｬｯ

夕立「今日も朝帰りっぽ……どうしたの！？」

睦月「髪も服も乱れてるし……凄い匂いだよ吹雪ちゃん！」

吹雪「あーうん……おふろはいってくるね」ｶﾞﾁｬ ﾄｺﾄｺ

夕立「……声に覇気がなかったっぽい」

睦月「今回は結構ひどいことされたのかな……」

＜入渠場兼お風呂場＞

素っ裸吹雪「うー……」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

？「あれ？吹雪お姉ちゃん？」

？「珍しいわね」

？「そうだなー」

吹雪「あぁ……我が妹たち…」ﾌﾗﾌﾗ

磯波「！！？」

深雪「だ、大丈夫かよ！？」

敷波「無理しない方がいいと思うよ、危険だし」

吹雪「だ、大丈夫だよ」

磯波「お、お姉ちゃん…ｸﾝｸﾝ…っ！？」

吹雪「……？」

綾波「何か……変な臭いが……？」

叢雲「吹雪、何か臭くない？」ｸﾝｸﾝ

初雪「濃い臭い」ｸﾝｸﾝ

吹雪「あぁーうん……先に身体洗うね……」ﾌﾗﾌﾗ

磯風「わ、私手伝ってあげる！」

吹雪「あーありがとう」ｲｽﾆﾁｮｺﾝ

白雪「私は先上がってるね、ちょっとのぼせちゃった」

叢雲「私も上がろうかしら」

磯波「吹雪お姉ちゃんの事なら私に任せて皆上がっててもいいよ…！」

綾波「じゃあ、私も上がらせてもらうね」

深雪「私も私もー」

…………

………

……

磯波「二人っきりだねお姉ちゃん」ｺﾞｼｺﾞｼ

吹雪「んー」ﾎﾞｰ

磯波「……お姉ちゃんのもみあげ可愛いね」ﾓﾐｱｹﾞｸﾘｸﾘ

吹雪「あー」ｳﾄｳﾄ

磯波「身体洗うねお姉ちゃん」

磯波「スベスベだねお姉ちゃん」ｻｽｻｽ

磯波「綺麗なうなじ……舐めたくなっちゃう……」

磯波「あうぅぅ……この匂い…いい匂いだよぉ……」ｳﾅｼﾞｸﾝｸﾝ

磯波「はっ！……前洗うねお姉ちゃん？」ｽｰ

吹雪「Zzz」

磯波「やわやわー//」ﾓﾐﾓﾐ

磯波「お腹も綺麗だなー……」ｻｽｻｽ

磯波「お姉ちゃんのくびれ……はうぅ//」ｷﾞｭｯ

磯波「お姉ちゃんの前に移動して……あっ、かわいい…」ﾓﾐｯ

磯波「はっ…イスに座ってるお姉ちゃんの足の間にしゃがんで……」

磯波「一回お姉ちゃんのふとももに挟まれてみたかったんだよね……//」ｷﾞｭｰ

吹雪「Zzz」ｸﾞﾗｯ

磯波「あ、お姉ちゃん倒れる！！」ｶﾞﾊﾞｯ

バターン！

磯波「いたたた……お姉ちゃんだいじょ…！！」

磯波（後ろに倒れるお姉ちゃんを支えようと手を腰に伸ばしたせいで手が抜けない……）

磯波（おまけに私の顔はお姉ちゃんの足の間に……イス？そんなの知りません）

磯波「お、お姉ちゃん……私…我慢できない…！」ﾊｧﾊｧ

吹雪「Zzz」ｱﾀﾏﾉｳｴﾆｺﾄﾘ

磯波「駆逐艦磯波、お姉ちゃんをいただきます！！」

…………

………

……

吹雪「うーん……んぁ…？」ﾑｸｯ

磯波「あ、おはよう」ｳﾁﾜﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

吹雪「ここは……脱衣所？」

磯波「うん、お姉ちゃんがのぼせちゃったみたいで私が運んだの」

吹雪「あぁ、そう……悪かったね」

磯波「別にいいよ！」ﾂﾔﾂﾔ

吹雪「そ、そう？」

磯波「あ、そうだ、私もうすぐ演習の時間だ……」

吹雪「行っておいで、私も服着たらすぐ出るから」

磯波「わかった！気をつけてね？」

吹雪「それは私のセリフだよー」

磯波「風邪ひかないようにね？それじゃあね？」

吹雪「はいはーい、んじゃねー」

磯波「ばいばいお姉ちゃん！」ｶﾞﾁｬﾝ

吹雪「ふー…まだボーってする……」

吹雪「寝てないからなぁ……早く着替えてベッドインしよう」ｷｶﾞｴｷｶﾞｴ

？「いい運動になりましたね」ｶﾞﾁｬ

？「ええ、目の保養にもなりまし」ﾃｸﾃｸ

吹雪「あれ？誰ですか？今服が頭で引っかかって見えないんです」

？「……」

？「……」

吹雪「ありゃ、気のせいだったのかな」

？「…」ﾃｸﾃｸ ｷﾞｭｯ

吹雪「ひゃっ！誰ですか！？」

？「そんな下着丸見えな状態で私達の前に出てきて……誘ってるんですか？吹雪さん」

吹雪「っっ！」ﾋﾞｸｯ

？「第二回戦いきましょうか」

吹雪「や、やめてください浜風さん！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

浜風「さっきまでいっぱいしてあげてたのに、まだそんな格好で誘ってくるなんて……吹雪さん、変態さんですね」

不知火「吹雪さんがそのつもりなら不知火、受けて立ちましょう」

吹雪「や、やだぁぁぁぁぁぁぁっ！！」

吹雪かわいいよ吹雪