2014-12-16 21:00:07 更新


かさね「うーん。補習で遅くなっちゃったよぉ。ことりちゃんのお手伝いをする日なのに」

かさね「ことりちゃん!ごめんね!補習が中々終わらなくてさ」

かさね「さぁライブも近いしさっさと衣装作っちゃいますか!」

かさね「…ってことりちゃん?」

ことり「Zzz…」

かさね「ありゃりゃ…寝ちゃってる」

かさね「…」

かさね「ふふふ、最近生徒会だったりライブの練習だったり衣装だったりで忙しかったもんね。」

かさね「さて!じゃことりちゃんがゆっくり休んでるうちに終わらせちゃいますか!」

かさね「〜♩」

かさね「…」

かさね「…」

ことり「ZZzzz…」

かさね「…」

ことり「ZZzzz…」

かさね「…」

ことり「zz…」

かさね「…な」

ことり「zz…」

かさね「…な、なんて」

かさね「なんてカワイイ寝顔なんだ!」

かさね「こんなの卑怯だよぉことりちゃん!こんな無防備な顔見せられたら…私…」

かさね「っていやいやいや!そういうわけではないよ!私」

かさね「ただ…ただことりちゃんが可愛くてもっと見たいというか…なんというか…」

ことり「zz…」

かさね「…ちょっとだけ。顔を見るくらいいいよね…」

かさね「うん!ちょっとだけ、ことりちゃんの可愛さを再確認したら作業に戻ろう!」

ことり「zz…」

かさね「で、では…」

ことり「zz…」

かさね「…はぁ…やっぱりことりちゃんは可愛いなぁ」

かさね「こんな天使みたいな寝顔、卑怯だよ…」

かさね「うらやましいなぁ。こんなに可愛くてアイドルで衣装だって作っちゃうなんて」

かさね「私は衣装作るだけで精一杯だよ。」

かさね「スクールアイドルかぁ」

かさね「やっぱり憧れちゃうなぁ」

かさね「…こんな可愛い衣装、私も着てみたいな、絶対似合わないだろうけど」

ことり「zz…」

かさね「ことりちゃん可愛いなぁ…」

かさね「こんなに近くで見ても可愛いだなんてもはや卑怯だよ」

ことり「zz…ん…かさね…ちゃん?」


かさね「ひえあああ」

ことり「きゃああ」


ことり「え?え!?…か、かさねちゃん?」

かさね「あ、ああごめんね!寝てるの邪魔しちゃって、あははは」

ことり「へ?いや大丈夫だよ!それよりことりもごめんね。寝ちゃってたみたいで」

かさね「ううん。大丈夫だよ。私補習で遅れちゃったし、あと可愛いことりちゃんの寝顔が見れたしね」

ことり「え、は、恥ずかしいよぉ…へんな顔じゃなかった?」

かさね「いやいや!全然!むしろすごい可愛かったよ」

ことり「やめてよ、恥ずかしい」

かさね「にしてもよっぽど疲れてるんだね。枕ないのに寝ちゃうなんて」

ことり「ははは、別に枕がないと寝れないってわけじゃないんだけど」

ことり「いけない、もうこんな時間、早くやっちゃわないと」

かさね「あぁそうだね。じゃやっちゃおうか」

ことり「うん」


かさね「…ことりちゃんってすごいよね」

ことり「えぇ、そうかな」

かさね「うん!そうだよ、とても可愛くて、スクールアイドルだし。それに衣装だってプロ並みに作れちゃうし」

ことり「それはほめ過ぎだよー、それにかさねちゃんだって十分可愛いよ?」

かさね「私?うーん。そうかなぁμ’sの人たちを見ちゃうと自信無くしちゃうよ」

ことり「そんなことないよ」

かさね「今まさに目の前にいる本物のスクールアイドルの可愛さを見せつけられて自信失ってるし」

ことり「え?そんな…ことりはそんな可愛くなんてないよ」

かさね「またまた〜 あ、ことりちゃん、ここどうするんだっけ?」

ことり「うーん。ここはこれかなぁ」

かさね「なるほど!いいねぇ。私はこっちかなって思ったんだけど」

ことり「あーうんうん。こっちもいいよね。どっちか迷ってたんだよ」

かさね「だよね!こっちの可愛さも捨てがたいんだよねぇ」

ことり「うんうん!」

かさね「でも今回の曲ってちょっと穏やかというか奇麗な感じだよね。」

かさね「だったらこっちの方がいいかな、やっぱり」

ことり「うん。」


かさね「いつも思うけどことりちゃんが作る衣装って可愛いよね」

かさね「もちろんμ’sのみんな可愛いんだけど衣装でさらにって感じ」

かさね「私なんかが着てもダメなんだろうなぁ」

ことり「えぇ、かさねちゃんは可愛いよ!かさねちゃんも絶対似合うって」

かさね「いやいや私なんて全然だよ〜」

ことり「うーん、絶対可愛いのに」

かさね「そうかなぁ、、でもことりちゃんの方が可愛いし、私なんか…」

ことり「…うーん、えい!」

かさね「きゃ!…こ、ことりりゃん?」

ことり「かさねちゃんが可愛いということを伝えるために抱きついてみました」

かさね「な、なんで〜」

ことり「だって思わず抱きつきたくなるくらい可愛いんだもん」

かさね「うぅ」

ことり「あ、かさねちゃん顔赤くなってる、可愛い」

かさね「や、やめてよ〜恥ずかしい」

ことり「ふふふ、やっぱりかさねちゃんは可愛いよぉ」

かさね「…そんなこというんだったら…えい!」

ことり「きゃ!か、かさねちゃん!?」

かさね「私も抱きついちゃいます!抱きつきたくなるくらいことりちゃんは可愛いから!」

ことり「え、えええ」

かさね「…ことりちゃん、本当に可愛いよ」

ことり「…かさねちゃん?」

かさね「…私ね、ことりちゃんに憧れてるんだ。」

ことり「ことりに?」

かさね「うん。スクールアイドルの中でも輝くくらい可愛いし、それだけじゃなく衣装だって作っちゃうし」

ことり「そ、そんなことないよ」

かさね「ううん、ことりちゃんは可愛いよ。一番可愛い!」

かさね「私なんかが持っていないものをたくさんもっててうらやましいよ」

ことり「…かさねちゃんだって十分可愛いよ!」

かさね「ことりちゃん…」

ことり「かさねちゃんはことりが持っていないものをたくさんもってるし、一緒に衣装つくってて楽しいよ。ちょっとおっちょこちょいなとこはあるけどね」

かさね「うぅ」

ことり「ことりはかさねちゃんのこと、ものすごい可愛いと思ってるよ」

かさね「ことりちゃん…ありがとう」

ことり「ふふふ」


かさね「…ところでことりちゃん…近くないかな…」

ことり「そうかな?かさねちゃんが可愛くてもっと近くで見たくなっちゃって…」

かさね「だ、だれかに見られると…」

ことり「…もう下校時間だし、だれも来ないよ…」

かさね「みゅ、μ’sのみんなは」

ことり「今日はもう練習終わってみんな帰っちゃってます。」

かさね「そ、そうなんだぁ」

かさね『でもそれ以上近づいちゃうと…』

ことり「あ!そうだ!」

かさね「…へ?」

ことり「かさねちゃん!ちょっとまっててね」

かさね「…え…あぁ…うん」

かさね「…行っちゃった…」


ことり「はい!かさねちゃん、誕生日おめでとう♩」

かさね「…へ?」

かさね「…え…えええ!?」

かさね「うそ!」

ことり「うそじゃないよ、いつも手伝ってくれてありがとう♩」

かさね「えーうれしい!」

ことり「ことりからのプレゼントです」

かさね「…これって」

ことり「うん、今度のライブ衣装♩かさねちゃんバージョンです!」

かさね「…うれしい!!ありがとう!ことりちゃん!」

ことり「じゃ着てみようよ」

かさね「えぇ…は、恥ずかしいよぉ」

ことり「はやくはやく♩」

かさね「…うぅ…」


ことり「うわぁ…」

かさね「ど、どうかな?」

ことり「うん!可愛いよかさねちゃん♩」

かさね「ほ、本当?」

ことり「うんうん!かさねちゃんもスクールアイドルやればいいのに」

かさね「いやいやいや、恥ずかしいよ…」

かさね「…ことりちゃん、ありがとう。たまには衣装を着るのもいいかもね」

ことり「ふふふ、喜んでもらえたみたいで良かった」

かさね「うん!まぁ、恥ずかしいことは恥ずかしいけどすごいうれしいよ、ありがとう♩」

ことり「どういたしまして♩」

かさね「あ、いけないもうこんな時間!ことりちゃん早く衣装作っちゃお!」

ことり「うん!そうだね!」

かさね「その前に、ちょっと着替えてくるね」

ことり「えーせっかく可愛いのに…」

かさね「いや、私なんか可愛くなんか…」

ことり「かさねちゃんは可愛いよー」


fin


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