2017-06-10 20:40:13 更新

前書き

キャラが崩壊している部分ありかも

提督
横須賀第三鎮守府所属
遠距離、近距離両方の戦闘を得意とする
頭脳はイマイチ

上官
仕事を真面目にしようとしないがいざというとき頼りになる。


提督や艦娘と同じように艤装を着けて戦う
すばやい動きで敵を混乱させて攻撃して戦う戦法を得意とする。涼の姉。双子。


彩の妹。得意とする戦法は遠距離戦。双子 

三日月
提督の秘書艦。練度90以上

比叡
第三鎮守府に最初にきた戦艦。


以上の他にもいます。


三日月「司令官、こちらの書類はこれで良いでしょうか?」


提督「お、ありがとう。これでいいよ」


三日月「良かったです。」


ピンポーン


提督「誰か来たのかな?」


三日月「見てきますね」


提督「頼む」



?「まだかな、まだかな♪」


?2「落ち着きなよ?彩」


彩「あなたは提督に早くあいたいと思わないの?涼」


涼「そりゃ私だってね、早くあいたいよ。でも、少し落ち着こうよ?」


彩「そうね。ごめんね」


ガチャ


三日月「どちら様ですか?」


彩「おりょりょ?ヅッキーじゃん?」


涼「ほんとだ」


三日月「彩さんと涼さん。お久しぶりです。いつ見てもどっちが彩さんか涼さんかの見分けがつきません。」


彩「慣れだよ、慣れ」


三日月「はぁ~。とりあえず提督のところに案内しますね」


彩、涼「よろしく!」


タッタッタッ


提督「」ビクッ


サッ天井に一瞬で張り付く


ガチャ張り付いたと同時に扉が開く


三日月「司令官、彩さんと涼さんをお連れしました」


シーン


三日月「あれ?司令官?」


彩「」ピクッ何かに気づく

ガシャン艤装についている機銃を天井に向ける


彩「」ババババババン天井に向け、発砲


涼「」(・・;)

      黙ってみてる

三日月「」(・・;)


提督「おりゃー!」カキンカキンカキン銃弾を刀で跳ね返す


涼「ちょっと2人ともやめなさい!」ゴゴゴゴ


提督、彩、三日月「」ビクッ


提督、彩「すみませんでした」ドゲザー


涼「よろしい」


三日月「ところで司令官?なぜ天井に張り付いていたのですか?」


提督「お前らが中に入ってきたところで脅かそうと思っていたんだが、やっぱり彩には敵わないな」ハハハ


彩「でしょ?」


提督「ああ。でも二人とも背が伸びたな?」


提督「で、お前たちは何しに来たんだ?」


彩、涼「提督とイチャイチャするためよ」


提督「帰れ!」


彩「嫌だ!」


涼「提督とイチャイチャしたい!」


提督「(もうやだ、この二人。毎回、来たらこんな感じだもん)」


提督「ところで今何時?」


時計『昼やで。飯食ってきな』


提督「彩、涼。お前ら飯食ってきたか?」


彩「ううん。食べてきてないよ。」


提督「とりあえず飯食うか?」


彩「そうだね。涼、行こう?」


涼「うん。」



食事はカット



提督「三日月、今から比叡、霧島、雷、電、赤城を呼んできてくれ」


三日月「わかりました」


涼「何するの?」


提督「鎮守府近海で航行の訓練と攻撃の訓練を少しだけしようと思ってな」


提督「お前ら艤装は持ってきたか?持ってきたなら訓練に参加して欲しいんだが」


彩、涼「持ってきてるよ」


提督「なら良かった」


コンコン


テイトクミカヅキデスハイッテモイイデスカ


提督「いいぞ」


三日月「失礼します」


比叡

霧島

雷  「失礼します」


赤城


提督「三日月ごくろう」


三日月「いえこれくらい大したことではありません」


赤城「提督何かご用でしょうか?」


提督「ああ。今から鎮守府近海で航行の訓練と攻撃の訓練を行う」


提督「メンバーはお前たちと、彩、涼の8人だ」


提督「10分後に開始する。各自準備にかかれ」


三日月

比叡

霧島


電  「了解(なのです)!」

赤城






鎮守府近海



提督「これより航行訓練及び攻撃訓練を行う!



提督「各自、最大速力で進み、海上に浮かぶ目印を速度を余り落とさずに航行せよ」


艦娘全員「了解」


航行訓練、攻撃訓練はカット



提督「訓練終了!」


電「つ、疲れたのです」


彩「さすが提督。昔と変わらないわね」


涼「そうだね、お姉ちゃん」


提督「皆、帰ったら風呂にはいれよ」


艦娘全員「はーい!」


彩「5時の方向から魚雷多数!」


提督「全員回避!」


サァー 酸素魚雷が通りすぎていく


涼「前方300m、駆逐艦イ級約20、戦艦レ級1発見!」


提督「な、何!?レ級だと!?」


提督「全員イ級を攻撃せよ。俺はレ級を殺る」


サザァー猛スピードで敵に突っ込む


ドーンドーンドーン


ヒュンヒュンヒュンレ級の弾がかすめていく


スッ刀を抜く


レ級「キサマハニンゲンナノカ?」


提督「正真正銘の人間だよ」スパッ


レ級「クッ」ガキン自分の艤装で攻撃を受ける


提督「なかなかやるね」



涼「」ガコン自分の41cm連装砲をレ級に向ける


涼「いっけー!」レ級に向け発砲する


レ級「ウワッ!?」ドカーン涼の砲撃をまともにくらう


レ級「イッタイドコカラ?」キョロキョロ


提督「」ザザァーレ級が余所見しているうちに近づく


レ級「ナッ!?イツノマニ!?」


提督「余所見は厳禁だよ」スパッスパッスパッ猛スピードでレ級を切りつける


レ級「クッ、コンナニンゲンニマケルナンテ」海に沈んでいく


提督「ふぅ~。ちょっとキツかったな」


霧島「提督、イ級は全て片付けました」


提督「お疲れ」


提督「皆帰るぞ」


艦娘全員「はーい!」



鎮守府 執務室


提督「ふぅ~。疲れた。でもまさかレ級が近海に現れるとはな」


提督「上官に連絡するか」


トゥルルルルル


ピッ


上官『もしもし?』


提督「上官。横須賀第三鎮守府の提督です。」

 

上官『どうした?電話なんて珍しいな』


提督「先程、鎮守府近海で訓練を行っていたところ、イ級を約20、レ級を1隻発見、戦闘しました」


上官『何!?レ級が近海に現れたのか!?被害は?』


提督「全員無傷です。彩と涼が居たおかげで若干余裕がありました」


上官『良かった。被害が無くて。でもさすがだなあの二人は』


提督「本当さすがです。では、上官報告したいことは以上なので」


上官『おう。なんかあったら言ってくれよ』


提督「分かってます。では、」


ピッ


涼「提督、誰と電話してたの?」


提督「上官に今日の事を報告してただけだよ」


涼「そっか。ね、いつものいい?」


提督「はぁ~。いいぞ」腕を広げる


涼「」ポスッ提督の腕の中に飛び込む


提督「涼、今日はありがとな」ナデナデ


涼「ふにゅ~」///カァァァ


提督「ハハハ、やっぱ涼はかわいいな。彩もかわいいし、涼がかわいいのは当たり前か」


ドカーーーーーン


提督「な、何だ!?」


彩「て~い~と~く~それに涼!抜け駆けは許さないわよ!」


彩「提督!」


提督「」ビクッ


彩「今から一緒に【ピー】しましょ!」


提督「いやいや、なぜ?」


彩「なぜって言われても。私がしたいからよ!」キリッ


提督「そこは、普通言わないだろ」


提督「それに俺はする気ない」


彩「え~!?」


提督「いま、しないと言えば食事を奢ってやるが、どうする?」


彩「しません!」


提督「よろしい(チョロいな)」



        間宮


提督「どうだ、おいしいか?」


彩、涼「うん!」


提督「このあとは、どうするんだ?」


涼「お昼寝かな」


彩「そうだね。久々、戦って疲れたもんね」


提督「部屋は空き部屋を使っていいからな」


彩「ありがとう」


涼「ご馳走」


提督「早いな」


彩「ご馳走」


赤城「間宮さ~ん!親子丼大盛りで!」


ハーイ!スコシマッテテネ!


提督「相変わらず赤城はよく食べるな」


赤城「仕方ないですよ」


提督「でも、たまには食う量を少し減らしてくれよ」


赤城「無理です」キリッ


提督「はぁ~」


間宮「はい、親子丼大盛り」


赤城「ありがとうございます」キラキラ


赤城「いただきます!」パクパク


提督「いつ見てもすごい食い方」


三日月「ほんとですね」


提督「うわっ!?三日月いつの間に?」


三日月「赤城さんが親子丼を頼んだところから」


涼「ヅッキー、遊ばない?」


三日月「う~ん。仕事も、しないといけないし」


提督「いいよ、三日月遊んできなよ」


三日月「いいんですか?」    


提督「もちろん」 


三日月「ありがとうございます!」タッタッタッ


ブーブー ブーブー


提督「ん?誰からだ?」パカッ


提督「上官からか。どうしたんだろう?」ピッ


提督「もしもし。提督ですが」


上官『提督か?大至急頼みたいことがあるがいいか?』


提督「いいですよ」


上官『良かった。実は、お主の所に着任させる予定の大和が交戦状態にある!敵は、戦艦レ級が5体だ。すぐに南西諸島沖に向かってくれ』 


提督「了解!」ピッ

ダッ


執務室


カチャ

提督「全員に連絡する。先程、上官から連絡があり、ここに着任予定の大和が南西諸島沖で戦艦レ級5体と交戦状態にある!総員出撃用意!以上」


提督「俺も行かねぇとな」



出撃ドック


彩「戦艦か。嫌になっちゃう」


涼「同じく」


比叡「まぁまぁ。てか貴女達も考えてみれば戦艦並の武装ですよ」


彩「でも...」


比叡「とりあえず急いで出撃しましょう」





赤城「出撃準備完了」


加賀「急がなくては」


赤城「ええ。では、一航戦赤城出ます!」


加賀「加賀、出撃します!」






暁「うぅ~。」


響「暁、大丈夫かい?」


暁「だ、大丈夫よ」


雷「でも、」


暁「大丈夫よ!」


提督「お~い!」


雷「あっ!司令官。どうしたの?」


提督「ダメコンが大量に出来たからみんな載せるんだ」


第6「はーい!」


提督「よし、俺も出撃する。」


電「えっ!?司令官さんも出撃するのですか?」


提督「もちろん!行くぞ!」


第6「はい!」


提督「第6駆逐隊出撃!」


第6「了解!」ザザー


提督「出撃する!」ザザー




南西諸島沖


彩「どこかしら?」


涼「水上電探に反応あり!目標、戦艦レ級5体、未識別1体!」


彩「未識別は、戦艦大和とみる!総員単縦陣!敵を漸減させつつ、大和を救助した後赤城、加賀の艦隊と共同で、敵を殲滅する!」


涼、比叡「了解!」ザザー


赤城「彩雲を出します!」パシュ ブーン


加賀「第1次攻撃隊発艦用意!」ギリッ


彩雲「ワレ、テキカンタイハッケン」


赤城「敵を発見。距離1500」


加賀「了解。第1次攻撃隊発艦!」パシュブーン


提督「どうやら敵を見つけたようだ」


提督「俺たちは、彩たちの援護に向かう」


第6「了解!」




彩「41cm連装砲、斉射用意!てー!」ドーンドーンドーンドーン


ブーンブーンブーン


九七妖精「クイクイ」


バシュザー  ドカーン


涼「レ級1体轟沈確認、残り4体!」


比叡「大和さん大丈夫ですか?」


大和「ええ、比叡さんありがとうございます」


比叡「それでは、行きましょう」


大和「はい」


比叡「こちら比叡、大和さんを発見しました」


提督「「了解!直ちに赤城たちと合流してくれ」」


比叡「了解しました」ザザー




提督「総員、全火力を持って敵を殲滅せよ」


全員「了解!」


ドーンドーンドーンドーンドーンドーンドーン












鎮守府 砂浜


提督「ふぅ~。みんなドックに入ってこーい」


全員「はーい!」


提督「上官に連絡しねぇと」ピッピッピッ


プルルルルルプルルルルルプルルルルル ピッ


上官『提督か。大和は見つかったか?』


提督「見つけたよ。さすが大和だ。かすり傷だけだった」


上官『すごいな。見つけてくれてありがとう』


上官『何かあったらまたこっちから連絡する』


提督「了解」ピッ







執務室


提督「出撃の報告書書かないと」


提督「さぁ、頑張るぞ」


コンコンコン


提督「どうぞ」


大淀「提督、お疲れ様です。大本営からの電文をお持ちしました」


提督「ありがとう」


大淀「では、私はこれで。失礼しました」ガチャ


コンコンコン


提督「どうぞ」


三日月「司令官失礼します」


提督「どうした、三日月?」


三日月「分かってるはずです」


提督「手伝ってくれるのか?」


三日月「もちろん!」


提督「よし、それじゃこれだけでいいからしてくれるか?」


三日月「了解しました♪」









数分後


三日月「司令官、終わりました」


提督「お、さすが三日月だな。ありがとな。間宮さんの所にでも行くか?」


三日月「はい!!」


提督「(可愛い)」





間宮


電「はにゅ~♪やっぱり間宮さんのアイスは美味しいのです」


雷「あっ、電。アイスが服についちゃってるわよ」フキフキ


電「雷ちゃん。ありがとうなのです」


暁「全く、レディらしく上品に食べないと」


響「そんな暁もアイスがついてるよ」フキフキ


暁「あっありがとう」


提督「おっ、第6駆逐隊全員集合かい」


暁「司令官おつかれ」


提督「ありがとな、暁」ナデナデ


暁「こ、これくらい///」


提督「間宮さ~ん!アイス2つお願いします!」


間宮「はーい!少しだけまってくださーい!」


提督「了解でーす!」




間宮「どうぞ、アイス2つ」


提督「ありがとう」


提督「ほれ、三日月。溶ける前に食べろよ」


三日月「あ、ありがとうございます」







執務室


提督「うー。だるいー」


コツコツコツ


提督「」ビクッ


コンコンコン


提督「どうぞ」


上官「失礼するよ」


提督「上官。どうした?」


上官「実はな、新しい子を連れてきたんじゃ。紹介しよう。瑞鳳入っておいで」


瑞鳳「失礼します」


瑞鳳「軽空母瑞鳳です。よろしいお願いします」


提督「こちらこそよろしくな、瑞鳳」スッ

瑞鳳に手を差し出す


瑞鳳「はい」ギュ

握手をする


コンコンコン


提督「どうぞ」


赤城「失礼します」


提督「赤城か、どうした?」


赤城「入渠が終わったので報告にきました」


提督「お疲れ様」


涼「大変だったね」


赤城「ええ」


彩「でも、誰も沈んでいないからまだいいんじゃないのかな」


提督「そうだな。でも、赤城すまないな。ケガさせてしまって」


赤城「気になさらないでください。私も慢心してしまったようなので」


提督「分かった。さぁ、飯食ってこい」











・ 



執務室    20:00


提督「ふわぁ~。眠いな。でも、仕事しないと」


書類『はよ、片付けな。怒られるで」


提督「よし、張り切っていこう」カリカリカリ



1時間後


提督「思ったより時間かかったな」


コンコンコン


提督「どうぞ」


彩、涼「失礼します♪」


提督「どうした?」


彩「私達の部屋、どこ?」


提督「あっ」


涼「『あっ』じゃないわよ。どこで寝ればいいの?」


提督「ほれ、部屋の鍵」スッ


彩「どこの部屋?」


提督「俺の部屋で寝ろ」


彩「いいの?」


提督「ああ」


涼「やったー」キラキラ


提督「(やったーってはしゃいで、可愛いところもあるんだな)」


提督「先に寝ててもいいからな」


彩「はーい!」












翌日  07:30


提督「間宮さん、いつもの」


間宮「分かりました。席で待っていてください」


提督「了解です」


彩「ふわぁ~。眠い~。何でみんなおきるの早いの~?」


提督「仕事しないといけないからかな」


大淀「提督~!」タッタッタッ


提督「どうした?そんなに慌てて?」


大淀「提督、このあと、09:00頃、新しい娘が来るそうです」


提督「了解」


提督「彩、涼、後で執務室に集合」


彩、涼「了解」ビシッ






執務室  09:00


コンコンコン


提督「どうぞ」


大淀「失礼します。新しく着任する娘を連れてきました」ガチャ


提督「お疲れ様。それじゃ、自己紹介をお願いしようかな」


長門「戦艦長門だ。よろしくたのむ」


提督「お~。また、戦艦勢が増えたな。みんなと仲良くな」


長門「ああ」


提督「部屋は、個人部屋でいいか?」


長門「良いぞ」


提督「大淀、案内してやってくれ」


大淀「分かりました。行きましょうか、長門さん」


長門「ああ」


大淀「失礼しました」ガチャ







ガチャ


彩「提督、新しく着任した娘って長門さん?」


提督「そうだが」


彩「ありがとう」ガチャ タッタッタッ


提督「どうしたんだ」






コンコンコン


長門「だれだ?」ガチャ


彩「お久しぶりです。長門さん」


長門「彩ではないか。どうしてここに?」


彩「もう、ここで暮らそうとおもって」


彩「あんな思いしなくて済むから、涼と一緒にここに来たの」


長門「ここの提督は何があったのか知っているのか?」


彩「ううん。知らないよ。でも、今日くらいに言いに行こうと思ってる」


長門「私も行こう」


彩「良いの?」


長門「ああ。その事を知っている少ない仲間ではないか」


彩「ありがとう。長門さん」


長門「良いんだ。彩」


長門「今日の22:00くらいに執務室前で会おう」


彩「うん」


彩「また、後で」








ガチャ


涼「彩、どこに行ってたの?」


彩「長門さんの所に」


涼「長門さんがいるの?」


彩「今日着任したんだって」


涼「なんか言ってなかった?」


彩「あまり言ってなかったわ」


彩「それよりも、涼」  


涼「なに?」


彩「提督にあの時の事、今日話に行こう」


涼「でも」


彩「心配する必要はないわ。長門さんが一緒に来てくれる」


涼「ほんと?」


彩「ええ」


涼「うん。わかった。一緒に行く」


彩「ありがとう」


コンコンコン


彩「はーい」ガチャ


彩「どなた様ですか?」


大淀「彩ちゃん。ここに居たのね」


彩「どうしたんですか」


大淀「提督が、彩ちゃんと涼ちゃんの2人を連れてくるようにと」


彩「分かりました。すぐにいきます」


大淀「お願いします」


彩「涼。行こうか」


涼「うん」







執務室


提督「ごめんな二人とも」


彩「いいよ気にしないで」


提督「そうか。本題に入ろうか」


提督「彩、涼。二人のことは長門から聞いた。前から苦しんでいたんだな。気づかなくてごめんな」


提督「一体何があったんだ?教えてくれ」


彩「分かった。辛いけど話すよ。涼もいい?」


涼「...う、うん」


彩「私達は、横須賀第一鎮守府に所属していました。友達の娘もいっぱいできて、毎日がとても幸せでした。しかし、配属になってから、2年が経った頃から私達はそこの提督から暴行をうけるようになりました。他の人も暴行をうけていました。耐えきれなくなった私達は元師の所に行き、保護してもらいました。そのとき、長門さんと出会いました。身体中あざだらけにされた涼はいっとき、口を聞いてくれませんでした。でも、元師は涼がもとに戻るまでサポートしてくれました」


提督「そして、涼が元に戻ったからこの、鎮守府に来たのか」


涼「うん。でも、身体中のあざは完全には消えなかった」


涼「毎日、夢を見るの。私達が暴行を受けている夢を。悲鳴を上げようとしてもあげられない」


涼「どうして....どうして私達が....あんなことされなきゃいけなかったの?身体中のあざも消えないで..心にも傷を負わされて....ねぇ、どうして?」ポロポロ


提督「....どうしてそんなことをしたのかは本人しか分からない。俺が言っても変わらない。むしろ心の傷を広げてしまう」


彩「私達は結局何もできないのか」


提督「大淀、その時の提督が今、何処にいるか調べてくれ」


大淀「了解」タッタッタッ ガチャ


彩「提督、どうするの?」


提督「その時の提督を捕まえる。そして、何でこんなことをしたのか聞く」


提督「ごめんな二人とも」


彩「提督が謝ることはないよ。話を真正面から聞いてくれた。それだけでも少し気分が良くなったと思うよ。ありがとう」


提督「よし。散歩にでも行こうか」


彩、涼「うん」















執務室


大淀「その時の提督は今は海軍総司令部で働いています。司令長官に連絡したところ協力しようという返事が」


提督「分かった。協力してもらうとするか」


大淀「どうでした?あの二人は?」


提督「話せてよかったって最後にいってた」


大淀「あのお二人にとっては精神面のケアも必要になるかもしれませんね」


提督「ああ」


コンコンコン


提督「どうぞ」


長門「失礼する。提督、あの子達はどうだった?」


提督「話してくれたよ。精神面でのショックが大きそうだ」


長門「そうか」


提督「今度、その時の提督を捕まえる。長門、手伝ってくれ」


長門「了解」


提督「全員にこの事を知らせてくれ」


長門「分かった」







甘味処 間宮


雷「そうだったの。彩ちゃんと涼ちゃんがそんなことをされていたなんて許せない」


ピンポーン


長門「全員、大会議室に集合せよ。繰り返す。全員、大会議室に集合せよ。以上」


暁「なにかしら」タッタッタッ


電「すぐに行くのです」タッタッタッ










大会議室


長門「話は以上だ」


比叡「彩ちゃん、涼ちゃん。安心して。私達がなんとかする」


長門「何か質問はあるか?」


大和「被害にあった他の人たちは今はどこに?」


彩「ほとんどの人たちは、〇〇鎮守府に、数人が、■■鎮守府に移動しました」


提督「何!?■■鎮守府だと!?」


彩「提督、何か知ってるの?」


提督「■■鎮守府は、艦娘に対する暴力行為、過度の連続出撃、補給や入渠をしないなどの行為をしていると言われている」


大和「何ですって」


大和「武蔵が」


提督「武蔵がいるのか?」


大和「ええ」


提督「大淀!上官に繋げてくれ!」


大淀「繋がってます!」


上官『提督。話は聞いた。我々も出来る限りの協力を行う。』


提督「ありがとうございます」


上官『二人を保護した元師についてだが、今、ここに来ておる。』


元師『彩、涼。久しぶりだね。元気にしてるかい?』


彩「元師さん!私達二人とも元気です」


元師『良かった。二人とも立派な人間に育ったな。』


彩「ありがとうございます」


提督「元師、私が現在、二人を保護している提督です。お話は二人から聞かせてもらいました。我々の鎮守府では、その時の提督を捕まえる準備をしています。元師、できれば協力していただけませんか?」


元師『君たちが捕まえにいく必要はない。なぜなら、その時の提督は私の鎮守府の地下牢に入っておる。彩と涼がここに来た後、2ヶ月くらい経ったあと捕まえに行った』


提督、彩、涼「え!?」


元師『彩、涼、覚えておらんか?私の鎮守府の艦娘半分くらいが一斉に出撃したのを』


彩「そういえば、あったわね」


元師『そこの鎮守府に乗り込んで全員を保護したあと、提督を捕まえたというわけだ』


大淀「しかし、資料にはその鎮守府は活動中だと」


元師『極秘作戦だったからな。資料には怪しまれんように活動中と記載した』


提督「なるほど」


元師『私からの話は以上だ。彩、涼、決して無茶してはいかん。悩みがあればそこの提督に相談すればよい。元気でな』


彩、涼「はい!」


提督「情報ありがとうございます」


上官『それじゃ何かあったら知らせてくれ』プツッ


提督「みんな、この話は口外禁止だからな。」


「はい!」


提督「今は、ヒトヒトサンマルだから飯食いに行くか」


涼「提督、ありがとう」


提督「気にするな。出来る限りの事はする。心配するな。悩みがあったらいってくれよ」


涼「うん」














執務室  13:00


提督「仕事するか」


提督「資源が少ないな。遠征に出さないといけないか」


コンコンコン


提督「どうぞ」


赤城「提督、資源が少なくなってるようなので遠征に出さないと」


提督「俺も同じように考えていた。早速だが北方鼠輸送作戦を行うか。赤城、メンバーを召集してくれ」


赤城「分かりました」







赤城「提督、呼んできました」


提督「お疲れ様。みんな、申し訳ないが、遠征にでてくれ。出発は今から20分後だからな。頑張ってくれ」


遠征組「了解」


提督「赤城、これを明石に渡して来てくれ」


赤城「分かりました」ガチャ












提督自室  17:00


提督「zzz」


コンコンコン

アレ テイトクイナイノカナ

ガチャ


涼「失礼します」


涼「提督、夕食の時間だよ」


提督「zzz」


涼「あちゃ~。寝てたか。でも、起こさないと」


涼「提督起きて。夕食の時間だよ」ユサユサ


提督「...ん?ふわぁ~。よく寝た。どうした涼?」


涼「夕食の時間だよ」


提督「もうそんな時間か。ありがとな涼」ナデナデ


涼「ううん。気にしないでいいよ。さっ、早く行こ♪」


提督「そうだな」





食事はカット





執務室


提督「もうすぐ遠征組が帰ってくるな。出迎えでもするか」スッ ガチャバタン





波止場


ザー


提督「お、帰ってきた」


夕立「提督さーん!ただいまー!」


提督「おかえりー!」


夕立「遠征大成功っぽい」


提督「おおー。偉いぞ」ナデナデ


夕立「でしょー」///


提督「みんなお疲れ。しっかり補給して休めよ」


遠征組「はーい」


提督「さぁ、夕立も」


夕立「うん!」タッタッタッ








提督自室


提督「仕事も終わったし寝るとしますか」


彩「zzz」


涼「うーん...」zzz


提督「二人ともぐっすり眠って、よほど疲れたんだな」


提督「邪魔するわけにはいかんな」ガチャバタン







翌日  06:00


執務室


提督「ふわぁ~。きついな」


コツコツコツ


提督「」ビクッ


コンコンコン


提督「どうぞ」


ガチャ


元師「朝早くにすまないな」


提督「これはこれは元師。いったいどうしてここに?」


元師「元師は止めてな、最後に彩と涼に会っておこうと思って」


提督「今後はどうするつもりで?」


元師「どうにかするよ」


提督「もしよかったらここで暮らしては」


元師「いいのか?」


提督「ええ。私は歓迎しますよ」


コンコンコン


提督「どうぞ」


ガチャ


彩「おはよう、提督」


提督「おはよう」


元師「おはよう。元気か?」


彩「え!?どうして元師が?」


元師「元師は止めた」


彩「今後はどうするの?」


元師「提督からはここで暮らしてはどうかと言われたが迷惑だよな」


彩「迷惑じゃないよ。むしろ嬉しいよ。また一緒に暮らせるなんて」


涼「..おはよう..」


提督「おはよう」


涼「どうしたのって元師じゃん。何かあったの?」


元師「元師は止めたんだよ。それで、ここで暮らしてもいいかな?」


提督「ええ」


彩「いいわよ」


涼「また一緒に暮らせるなんて、嬉しい」


元師「そうだね」


提督「朝ご飯食べに行こうか」


彩、涼「うん」


提督「元元師も行きましょう」


元元師「そうだな」





食堂

ワイワイガヤガヤ


提督「みんなおはよう!」


「おはようございまーす!」


元元師「おはよう!」


「えっ!?元師?どうして?」


元元師「元師やめました」


「・・・」


元元師「何か反応してよ」


提督「まあ、そんなわけで、元元師もこの鎮守府の一員になりました。みんなよろしくな」


「はーい!」


提督「さあご飯食べよう」


食事はカット




執務室

コンコンコン

提督「どうぞ」


大淀「失礼します。提督、書類をお持ちしました」


提督「ありがとう。どれどれ...大規模作戦が近日中に実施される、鎮守府一般公開等ですか」


元元師「大規模作戦か。参加するのかい?」


提督「いえ、今回は参加しません」


元元師「どうして?」


提督「前回の作戦は最後まで完遂することができなかったので、次回の作戦期間中はレベリングに専念したいとおもっているので」


元元師「なるほど」


提督「そういえば、桜が咲き始めましたね」


元元師「そうだね。みんなで花見にいきたいものだな」


彩「いこうよ、提督」


提督「そうだね」


提督「じゃ、来週行くか」


彩「うん!」



会議室


提督「というわけだが、みんなどう思う?」


大和「いいと思います」


夕立「みんなと楽しめるっぽい」


加賀「花見は気分が高揚します」


赤城「美味しいご飯がたくさん食べられる」キラキラ


提督「その日は遠慮なくたべていいからな」


彩「花見なんていつぶりかしら」


涼「そうね。でも、提督、私達の誕生日ってことおぼえているかしら」


彩「う~ん(-_-;)どうだろう。覚えていてくれたらうれしい」


提督「それじゃ、みんなその日は早めに起きるようにな」


「はーい!」










1週間後 花見当日 04:00


提督「ふわぁ..今日だったな。準備するか」ゴソゴソ



1時間後


提督「準備完了」


提督「二人は起きたかな」スタスタスタ



彩、涼の部屋


コンコンコン


ハーイ


提督「失礼するよ。起こしたかな?」


涼「ううん。起きてたから大丈夫」


彩「準備は出来てるよ」


提督「分かった。行くときに呼ぶからゆっくりしていてくれ」


彩「うん。ありがとう」








08:00


提督「おーい彩、涼!行くぞー!」


彩「はーい」


提督「さあみんな乗ってくれ」



移動はカット


比叡「おーい!提督ー!こっちでーす!」


提督「みんな行くぞ」スタスタスタ


提督「待たせたな比叡。さっそく始めるか」


「はーい!」


間宮「皆さんたっぶり食べてくださいね」


赤城「ありふぁふぉうふぁはいはぁーふ(訳:ありがとうごさいまーす)」パクパク


加賀「どれも美味しいです」パクパク


提督「よし俺も食べるか」


彩「いいねー。こうやってみんなで集まって食べるのも」


涼「ふふ。そうだね。昔はこんなことできなかったからね」


提督「それにしてもいい場所を取ったな」


比叡「いえいえ。たまたまですよ」


提督「ありがとな」






数時間後


提督「みんなよってしまったな」


彩「わたしたちは酔ってないわよ」


提督「当たり前だ。おまえらまだ未成年なんだから」


彩「そうね」





提督「今日の目的は一つ達成か」


涼「もう1つは?」


提督「今からする」


彩「何?」


提督「誕生日おめでとう」


パァーン パァーン パァーン


「おめでとう!」


彩「覚えていてくれたんだ」


提督「あたりめぇだ。忘れるわけない」


涼「う...み...みんな....」ポロポロ


電「泣かないでほしいのです」


涼「だって...こんなふうに祝ってもらったの生まれて初めてだから...嬉しくて」


提督「喜んでもらって嬉しいよ」


提督「プレゼントは鎮守府に戻ってからな」


彩「うん!」




鎮守府


提督「ただいまー!」


??「おかえりー」


提督「君は?」


補佐官「今日からここに配属になった補佐官です。よろしくお願いします」


提督「えっ!?聞いてないよ」


補佐官「極秘ですから聞いていないはずですよ」


提督「なんだ」


提督「すまないな。今日はみんなと出掛けていて留守を任せてしまって」


補佐官「気にしないでください。準備することもあったので」


提督「そうか。ならよかった。話は変わるが来てくれ」スタスタスタ


補佐官「はい」スタスタスタ



食堂


補佐官「なにをするつもりですか?」


提督「今日は誕生日の子がいてな。そのお祝いだ」


補佐官「なるほど」


補佐官「誰ですか。誕生日の子は?」


提督「ちょっと待っててくれ。今呼んでくる」




提督「彩、涼、ちょっと来てくれ」


彩「いいよ」


涼「うん」



提督「待たせたな。この子たちだ」


補佐官「あれ?彩ちゃんと涼ちゃんじゃないか」


彩「補佐官。どうしてここに?」


補佐官「今日からここに配属されてね」


涼「そうだったの。うれしい」


補佐官「僕も嬉しいよ」


提督「えっと、お知り合いかなんかで?」


彩「うん」


涼「うん」


提督「なるほど」


提督「じゃ、楽しんでな」スタスタスタ


彩「は~い♪」






工廠


提督「明石~!できたか?」


明石「ええ。試してみますか?」


提督「明日でいいか?」


明石「いつでもいいですよ」


提督「ありがとな。ゆっくり休めよ」


明石「了解でーす」





彩と涼の部屋


彩「楽しかったね」


涼「うん!」



コンコンコン


彩「はーい」


提督「入るぞ?」


彩「どうしたの?」


提督「ちょっと来てくれるか?」


彩「うん」


提督「涼もおいで」


涼「はーい」





執務室


提督「入って」


彩「何するの?」


提督「すぐに説明するよ」


提督「とりあえずそこに座って」


彩「うん」


涼「」


提督「ちょっと待っててな」ガチャバタン



廊下


提督「みんな準備はいいか?」コソコソ


「大丈夫です」コソコソ


提督「それじゃ行こうか」コソコソ


「はい」コソコソ



ガチャ



彩「どうしたの?」


「改めまして誕生日おめでとう!!」


彩「え、どういうこと?」


提督「ほい、誕生日プレゼント」スッ


彩「ありがとう♪」


提督「はい、涼も」スッ


涼「なんだろう?」


彩「これって、前から欲しかった洋服?」


提督「大正解」


涼「私のも洋服?」


提督「そう」


提督「他にもあるよ」


雷「第六の皆からは、手作りのアクセサリーよ」


彩「ありがとう。みんな」キラキラ


大和「我々戦艦組からは髪飾り等よ」


涼「嬉しいよ」キラキラ


加賀「空母組は、全艦載機(模型)のコレクション(特注品)です」


提督「スゲーな。そこに置いてある模型が霞んでみえる」


加賀「これが艦載機の実力です」キリッ


三日月「他の駆逐艦の子達からはメッセージカード等です」


彩「みんな本当にありがとう」


涼「ありがとう」


比叡「ふふっ。喜んでいただいて何よりです。これからも気合い!入れて!頑張りましょう!」


彩「ええ!」


涼「おー!」






翌日 07:00


ウゥーーーーーーーー ウゥーーーーーーーー ウゥーーーーーーーー


提督「何だ!?」


大淀「当鎮守府から西北西35kmの地点で深海棲艦の反応が200発見されました」


提督「分かった!全員出撃せよ!」


「まったーー!」


提督「」ピクッ


「この敵我々に任せてほしい」


提督「君は?」


こんごう「海上自衛隊第一護衛隊群第5護衛隊所属イージスシステム搭載ミサイル護衛艦こんごうです」


ひびき「海上自衛隊海洋業務・対潜支援群第1音響測定隊所属音響測定艦ひびきです」


提督『(解説:第一護衛隊群第5護衛隊は司令部を長崎県佐世保に置いてある。また、

ひびきが所属している海洋業務・対潜支援群は神奈川県横須賀市船越町に置き、対潜水艦作戦に必要な日本近海の海洋データ[水質、水温、潮流、海底地形等]の収集、分析、研究及び気象データの作成を行っている)』


提督「いいのか?」


こんごう「ああ」


提督「では出撃してくれ。任務は機動部隊の援護だ」


「了解」






鎮守府から西北西25km地点 


こんごう「SPY-1レーダー目標探知。距離、ここから約10km。戦闘用意」


比叡「すごい。こんな遠距離から探知出来るなんて」


こんごう「VLS1番から6番発射準備完了。全員離れて!」


「了解!」


こんごう「VLS発射用意!てー!」ドーンドーンドーンドーンドーンドーン


こんごう「敵、半分轟沈、残りは中破」


こんごう「機動部隊の皆さんお願いします!」


赤城「了解!第一次攻撃隊、発艦!」ブーン


バババババン ババババババン


赤城「残り10」


提督『第六駆逐隊、魚雷一斉発射!』


第六「了解!魚雷発射用意、てー!」バシュバシュ


サー ドーン


赤城「敵全艦撃沈確認」


提督『分かった。すぐに帰投してくれ』


赤城「了解」


赤城「皆さんお疲れ様です。さぁ帰りましょう」




鎮守府


提督「.....マジで..?」


こんごう「ええ」


提督「この鎮守府に着任するの?」


こんごう「だからさっきからそう言っているじゃないですか」


提督「信じられん。夢か何かかな?」


こんごう「夢かどうか確認しますか?」ガシャン CIWSを提督に向ける


提督「やめろ。それは洒落にならん。1秒以内に俺の体が粉々になるからな」


こんごう「チッ」


提督「いや、舌打ちするなよ」


こんごう「で、着任を認めるのですか、それとも認めないですか?」


提督「認めよう。よろしくな?」スッ


こんごう「こちらこそ」スッ


提督「食堂にいくか?」


こんごう「ええ」



食堂


提督「みんな聞いてくれ。さっきはお疲れ様。伝えることがいくつかある」


ナニカナ?キニナル。ハヤクイイナサイヨ!


提督「まず1つめ。新しい仲間がこの鎮守府に入って来た。自己紹介をどうぞ」


こんごう「イージスシステム搭載ミサイル護衛艦こんごうです。よろしく」


提督「はい、よろしく」


提督「次の人」


ひびき「海上自衛隊海洋業務・対潜支援群第1音響測定隊に所属していた音響測定艦ひびきです。本日より、この鎮守府に着任しました。どうぞよろしくお願いします」


提督「最後にもう1人」


あさひ「汎用護衛艦あさひです。対潜戦闘を主任務とするために造られました。よろしくです」


提督「みんなよろしくな」


「よろしくお願いします」


ヨロシク!


提督「次に、来月この鎮守府を地元の中学生を対象に2日間の日程で一般公開することが決定した。そこで、どんなことをしたいか言いにきてくれ」


ハーイ!ナニシヨウ?ナカチャンハライブカナ?ヤセン!ウルセェ!


提督「最後に!」


ザワザワ シーン


提督「この一般公開終了後、この鎮守府の改築が行われる」


ドンナフウニナルンダロウ


提督「改築期間のうち、2~3日は鎮守府に入れない。そこで旅行に行こうと思う」


提督「行きたい所があったら言ってくれ。検討してみるから」


提督「以上!」スタスタスタ



執務室


提督「終わった~。いつもより少なくて良かった?のかな」


提督「暇だ~。何しよっかな~」


コンコンコン


ガチャ


那珂「提督~。一般公開のときにすることお知らせに来たよー♪」


提督「せめて、ドアをノックしてから入ろうな?」


那珂「気にしちゃだめだよ」


提督「はぁ。それで、何をする予定なんだ?」


那珂「まず、鎮守府の案内」


提督「うん」


那珂「次に何か体験してもらう」


提督「たとえば?」


那珂「う~ん。あっ、ここの倉庫になぜか水上浮上機がたくさんあったよね」


提督「あるにはあるが、整備が必要かな」


那珂「それを着けてもらって、水に浮くことを体験してもらうみたいな」


提督「なるほど。いい案だな。早速、明石に整備できるか聞いてみよう」


那珂「ありがとね」


提督「気にするな」


那珂「それじゃ失礼しました」


ガチャバタン


提督「よし、工廠に行くか」


ガチャバタン



工廠


提督「明石?いるか?」


明石「あっ、提督。どうなさいました?」


提督「倉庫にある水上浮上機を全部整備してもらえるかな?」


明石「いいですよ」


明石「でも何に使うつもりですか?」


提督「ん?今度の鎮守府一般公開のときにそれを着けてもらって、水に浮くことを体験してもらおうと思ってるんだが」


明石「いいですね」


明石「早速取り掛かりましょう」


提督「無理はするなよ」


明石「ええ。わかってます」








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回の作品はここまでです。

次の作品についてはは後書きの方に書いております。

なるべく早く作り始めたいと思います。


彩「次回予告」


地元の中学生を対象にして鎮守府一般公開を行うことが決まった横須賀第三鎮守府。初めての試みである一般公開に全員、気合い!入れて!準備をして、その日を迎えるが・・・


提督「おい!作者!めちゃくちゃな次回予告じゃないか!」


作者「いやー気にしたら負けでっせ」


提督「」ブチッ


涼「あ、やばいね」


彩「南無阿弥陀仏」


提督「」ガコン


ドーンドーン


作者「」プスプス


提督「ちょっとやりすぎたかな。まぁ、いいか」


提督「というわけで次回もよろしくお願いします!」






























































後書き

艦娘のリクエスト等ある場合は、コメント欄にお願いします。リクエストには極力応えるようにします。

3/12 鎮守府一般公開の話を書いていきます。
『横須賀第三鎮守府~ドタバタ!鎮守府一般公開~』という題名にしようと考えています。次の作品もよろしくお願いします。


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