2015-01-30 23:10:10 更新

前書き

あって欲しい、そう少年少女が夢に描いた非現実世界、しかしながらあってはならない...しかし、会ってしまった五人の少年少女の物語作り


1.開始



携帯電話が鳴り気がつくと廃校のような場所にいた

いつの間にここにいたのだろうか

どうやら自分を含めて五人いるようだ

一人、また一人と目が覚めこの状況を把握しようとしているようだ

携帯電話に財布にバッグにペンダント...何もなくなっていない

暫くの沈黙のあとで「皆さん目覚めで」と、見知らぬ声がする

「まずは、この施設の一番奥にあるホールに来ていただきたい」と、そう言ってスピーカーは切れた


「それでは、行きましょう」と、一応しきってはみる

何故だろうか楽しくてしょうがない


やはり歩いて見れば歩いて見るほどここは廃校のようだ

トイレ、食堂、教室、試練と書かれたドア...?なんだこれはまぁ、いいだろう

そして、体育館のような場所にたどり着いた

ここがホールであろう

そこには大きなモニターとスピーカーが並べてあった

そしてちょうど中央あたりに来たところでモニターに映像が流れた

人がいる

顔は見えない

「唐突ですが」

声からして男であろう

その男は話し始めた

「貴方達には異能力があります」

唐突すぎる


男は続ける

「皆さんは自分の能力に気づいていないと思います」


「そこで我々は五人で能力を使いここから脱出をしてもらいたい。そこでゲームを行ってもらいみなさんの能力を使い脱出をして欲しい。制限時間はここから二週間、食料は毎晩このホールに置く。それでは開始」

ホールの端には出口と書かれたドア

アルファベットのタッチパネルがおいてある...というか自己紹介すらしてなかった


「まずは自己紹介から始めましょう。私は時雨と言います。よろしくお願いします」


「わ、私は」と、平均的な日本人の女子と言った感じの娘が話始める



「佐藤陽菜と言います」


次いで「私は猫柳と言います」と、猫背の女子がいう


「僕は聖夜といいます」と、少年がいう


「私は花月雪ともうします」


「まぁ、自己紹介も終わったところでゲームっていうのはあのドアのことですかね?」と、ここで突然スピーカーから音が鳴った

さっきとは違う男の声だ


「挑戦者の方々試練と書かれたドアの前へお集まりください」と、だけいいスピーカーは切れた


「とりあえずいってみましょうか」



試練のドアには、試練 運の戦いと書かれていた


ここでまたスピーカーが鳴る

「それでは全員でお入りください」と、の声がする

それに従い入ってみると

5人の男女がテーブルの前に立っていた


「ここから始まるのは運だめし、挑戦者はこちらで決めさせていただきます。こちらは、戦いに最も適したものを選びますのでご心配なく」


「それでは、挑戦者は...鬼龍時雨さん、花月雪さん」


「はい」


「もう1チームからは幸永慶さん雪野仁美さん」


「はい」


向こうも同じことがあったのか?


「それでは、ここから始まるのはトランプを使ったゲーム。さぁ、戦争を始めましょう。ルールはモニターを見てください」


プレイ人数


2~5人


使用カード


52枚(ジョーカーを除く)


手札の一番上のカードを同時に出し、一番強いカードを出した人が場に出されたカードをすべて獲得します。 誰かの手札がなくなった時点でゲームは終了し、一番多くの手札を持っていた人の勝ちとなります。


基本ルール


カードの強さ


A > K > Q > ・・・ > 3 > 2 (マークは関係ない)


勝利条件


誰かの手札がなくなった時点で、一番多くのカードを手札を持っている人が1位。以下、手札の枚数が多い順に順位が決まる。


進行方法


各プレイヤーにカードを均等に配る。

各プレイヤーは、自分のカードを裏向きにして重ねて手札とする。

掛け声とともに、各プレイヤーは一斉に手札の一番上のカードを場に出す。

場に出されたカードの中で、一番強いカードを出した人が勝者となり、場に出されたカードをすべて獲得する。

手札が少なくなってきたら、獲得したカードをよく切って手札に加える。

同じ強さのカードを出したプレイヤーが複数いた場合は、そのプレイヤーだけでもう一度、手札の一番上のカードを同時に出し、 強弱を争う。

勝負が続くまで繰り返し、勝者となったプレイヤーは場にある札を全て取ることができる。

誰かの手札がなくなったらゲーム終了となる。

この時点での手札の枚数が多い順に1位、2位、・・・となる。


「勝利条件は順位の合計が少ない方」


「理解しました」


待って、一人だけ返事って恥ずかしいわ


「完全に運ですね」


運とかめっちゃ悪いのに


「これは裏向きにするとき順番は組んでも良い、条件として両者ともこのゲームを初めてプレイしている」と言う


みんなができたのを確認すると


「それでは裏向きにしてください」と、声がした


「それでは合図はこちらから...せーの」と、スピーカーから声がする


私は8

雪さんは6

男性は2

女性は4

このように続いていった

途中で見覚えのないカードがあった気がするが、正直記憶力が低すぎてわからない、今のところ一位と言ったところであろう

そしてカードがなくなり始めた

シャッフルが始まったが

男性はもう十枚もない

雪さんもカードは少なく焦っているようだ

その時、相手が手をすべらせた


「これは運がいいのか?」


その後男性は負け、結果としてはこちらが勝った

結果としてよかったのだろう

順位は

雪さんは一位

私は二位

女性は三位

男性はビリだ


圧倒的だ


「お疲れ様です。それでは両グループ外へ」


出るときにドアが締まる直前赤い花が咲き乱れていた

負けると、あぁなるのだろうか


「ホールに行かなくていいのですか?」


そう言われてみればそうだった


「それならば話はそこで」


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SS好きの名無しさんから
2023-01-06 19:53:49

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2023-01-06 19:51:45

このSSへのコメント

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1: 黒時雨のパスワード忘れた馬鹿← 2015-05-17 08:09:29 ID: uKt6ZMJp

どこかのバカがパスワード?を忘れたので新しいの作りました


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1: 黒時雨のパスワード忘れた馬鹿← 2015-05-17 08:13:03 ID: uKt6ZMJp

まさかのパスワード?忘れて新しいの作りやがって
ハァ、自分のやつにコメントするとは


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