花陽「にこちゃんの私物を破壊するよ!」
花陽がにこちゃんを壊していくSSです。
死、グロテスク表現あります。見たくない人は見ない方がいいです。作者の自己満足で暇な時間に描いたので期待しない方がいいです。短いです。
ー部室ー
にこ「見て!花陽!限定、超アイドルコレクションBOXよ!」
にこ「手に入れるのに苦労したんだからぁ〜」
花陽「え、にこちゃん、ゲットしたの?」
にこ「当たり前でしょ!アイドル好きなら手に入れるのは普通だわ!にこをなんだとおもっているの!」
にこ「宇宙ナンバーワンアイドル、矢澤にこにこ!」
花陽「(私も応募したのに…アイドル愛だったら絶対に負けてないのに…なんでにこちゃんなんかに…)」
花陽「許せない…」
にこ「え?花陽?なんか言った?」
花陽「いや、なんでもないよ、すごいねにこちゃん」
にこ「でっしょー!」フフン
花陽「(最近のにこちゃん、ちょっと調子に乗りすぎです)」
花陽「(今すぐにこちゃんのアイドルグッズを破壊したいけど、早まりすぎだよね」)
花陽「(まずはにこちゃんの身の回りの物を破壊して、ジワジワ痛みつけます!)」
ー翌朝 玄関ー
花陽「(まずは上履きです!にこちゃんが登校する前に破壊します!)」
花陽「(このハサミを使って布の部分を切ります!)」チョキチョキ
花陽「(最初だし、こんなもんかな)」
花陽「にこちゃん、覚悟してね」
ーーー
にこ「(学校に来たわ、靴をとりましょう)」ガチャ
にこ「え…なにこれ…」
にこ「(私の上履きが、破れてる…)」
にこ「誰がこんなこと…」
希「あ、にこっち、おはようさん!」
にこ「!!!」バタン
希「ん?どうしたん?にこっち?」
にこ「な、なんでもないわ!きょ、教室行きましょ!」
希「いやにこっち、上履き履いてないやん、新しいボケ?」
にこ「!!、いや、ちょっと今日上履き忘れちゃって…しょ、職員室に借りに行くわ!」
希「にこっち、上履き持って帰ってたん?」
にこ「あ、当たり前でしょ!影でファンに舐められてるかもしれないじゃない!」
希「…ふふ、相変わらずやね」
にこ「……」
希「…」
花陽「…にこちゃん、落ち込んでる…」
花陽「ふふふ、成功しました!どんどんいきます!」
花陽「次は教科書です!さっきにこちゃんの教室で破ってきました!」
ーーー
にこ「(ふう、教室着いたわ)」
にこ「(上履きは借りられたわ。でも、誰がこんなこと…)」
にこ「……一限目は数学ね」ガサゴソ
にこ「!?」
にこ「(教科書が、破れてる…?)」
にこ「(それに数学だけじゃない、全ての教科書、ノートまでボロボロだわ…)」
にこ「(もしかして、私)」
にこ「いじめられてる…?」
ー昼休みー
花陽「(にこちゃん、1人でご飯食べてる)」
にこ「はぁ…」ポロポロ
花陽「(泣いてるね、意外と早かったです)」
花陽「(普段強がってる人をいじめると、壊れるのが本当に早いです)」
花陽「(もう少しやるつもりだったけど、飽きちゃったから)」
花陽「にこちゃんの大切なもの、壊します」
ー放課後 部室ー
花陽「(今日は部活が休みなので誰もきません)」
花陽「…ふふ、ふふふ」
花陽「壊す…壊す!」
花陽「にこちゃんの大事な伝伝伝!」バキッ
花陽「にこちゃんの大事なコレクションBOX!」ボコッ
花陽「にこちゃんの大事なA-RISEグッズ!」ドガァン
花陽「…にこちゃんの大事なパソコン……壊す!」バキバキッ
花陽「ふー、ふー」
花陽「やりました!にこちゃんの大事なグッズ、全部壊しました!」
花陽「花陽のほうがアイドルを愛してる…これは仕方ないことなんです、にこちゃん」
ー翌日ー
にこ「(今日は何も壊されてなかったわ…部室でみんなに相談しよう…)」ガチャ
にこ「!!!!!」
にこ「なに、これ…」
にこ「う、うわああああああああ!!」
穂乃果「にこちゃん!?どうしたの!?」バタバタ
海未「こ、これは……」
ことり「ひどい………」
にこ「にこの大事なアイドルグッズが…ううっ」
穂乃果「パソコンまで壊されてる…」
海未「誰がこんな酷いことを…」
花陽「…にこちゃん」
にこ「…花陽!にこの大事な物が、こんなになっちゃったよぉおお」
花陽「…ふふ」
海未「花陽?」
ことり「…花陽ちゃん?」
花陽「ふふふふ、ふふふふふふ」
穂乃果「花陽ちゃん、笑ってるの…?」
花陽「うん、だって」
花陽「にこちゃん、面白いんだもん」
にこ「花陽…あんた何言って…」
花陽「…にこちゃんの泣きそうな顔!絶望した顔!泣き叫ぶ顔!」
花陽「全部面白すぎて、笑いが止まらないよ、ふふふ」
海未「もしかして…花陽…これ全て、花陽の仕業なのですか…?」
花陽「うん、大正解だよ、海未ちゃん」
花陽「にこちゃんの上履きを壊したのも花陽だし、教科書やノートを破ったのも花陽だよ!」
にこ「なっ…なんで…なんでそんなことするのよ…」ポロポロ
希「そういうことだったんか」ガチャ
絵里「話は聞かせてもらったわ」
真姫「花陽、どうして…」
凛「……」
希「ここ最近にこっちが妙に元気がないと思ってたんや、まさか花陽ちゃんの仕業だったなんてな」
希「どうしてこんな…」バチンッ
希「!?」
凛「かよちん!!どうしてこんな事ができるの!!かよちんはにこちゃんを尊敬してたよね!!?!しかもアイドルが好きなかよちんがどうしてグッズを壊したりできるの!?」ポロポロ
花陽「凛ちゃん……」ヒリヒリ
花陽「…嫌いだから」
花陽「にこちゃんが嫌いなの」
にこ「花陽…あんた私のことをいつも慕ってくれてたじゃない!アイドルのことも語りあったじゃない…」ポロポロ
花陽「にこちゃん、私はにこちゃんの話が大嫌いだった、ずっと我慢してた、いつもいつも自慢ばかり」
花陽「我慢し続ける日々だったけど、ある日思ったの」
花陽「いつも笑顔笑顔言ってるにこちゃんの、絶望する顔が見たいなって」
花陽「それだけだよ」
穂乃果「花陽ちゃん…最低だよ!」
真姫「花陽、あなたがそんな人だとは思わなかったわ」
絵里「花陽、この問題は生徒会として見逃すわけにはいかないわ」
絵里「学校に伝えます」
花陽「絵里ちゃん、待って」
花陽「学校だけの問題じゃないよ、花陽はまだやる事があるの」
花陽「にこちゃんの本当に大切なもの、まだ壊せてないもん」
にこ「え…何を言って…」
花陽「この映像をみて」スッ
一同「こ、これは…」
にこ「私の妹たち…?それに、こたろう!」
こころ『おねえさま!』
花陽「私の部屋に監禁したの、それに…」
にこママ『にこ…にこなの…?』
にこ「ママ?ママ!!!!」
にこ「花陽!私の家族に何するつもり?!!」
花陽「え?わからない?」
花陽「殺すんだよ」ニコッ
絵里「なっ…」
ことり「花陽ちゃん、何、言ってるの?」
希「そ、そんなこと、できるやけないやん!」
海未「そうです!こちらには8人いるのですよ?そんなこと、させるわけないじゃないですか!」
花陽「ふふ、これを見ても同じ事がいえるかな」スッ
海未「なんですか、これ、なにかのスイッチ?」
花陽「うん!このボタンを押せば部屋に設置した爆弾が起爆するの。私の部屋が消し飛ぶくらいかなぁ」
穂乃果「爆弾!?」
にこ「!!!」
花陽「これでにこちゃんの一番大切な人を殺すんだよ!」
海未「そんなことして、ただで済むと思っているのですか!?」
真姫「あなたが今しようとしてることは殺人なのよ?!」
ことり「そうだよ!」
希「花陽ちゃん…」
絵里「け、警察を呼べばどうってことはないわ!」
花陽「妙な動きしたら押すよ?」
絵里「くっ…」
にこ「花陽!お願いだからやめて!!」
花陽「ふふっ」
花陽「押しちゃおうかな、もう」
凛「…させないにゃー!!」ガバッ
花陽「り、凛ちゃん!!、離して!!」
凛「いやだよ!みんな!今のうちにスイッチを取り上げるにゃー!」
花陽「…」
海未「はっ!」
希「ナイスや!海未ちゃん!」
花陽「…凛ちゃん、離れて」
凛「いやだよ!何するかわかんないもん!」
花陽「離れろよ!!!」ビキビキ
凛「ひっ…」スッ
花陽「にこちゃん、安心した?」
にこ「え…?」
花陽「その起爆スイッチが、私の元から離れて、安心した?」
にこ「あ、当たり前でしょ!これがなければ私の家族は助かるんだから!」
花陽「ふふふ」
花陽「嘘だよ、にこちゃん」
にこ「えっ、な、何を言ってるの…?」
花陽「そのスイッチを押しても起爆しないの」
花陽「それはおもちゃ」
希「ま、まさか」
花陽「希ちゃんは気づいたみたいだね」
花陽「爆弾は花陽が何もしなくても爆発するの」
花陽「時限爆弾なの」
にこ「え…う、嘘でしょ、嘘って言ってよ!!!!」
花陽「…あと、1分だよ」
にこ「うわああああああああああああ!!!」
花陽「ふふ、最高だよその顔、その顔が見たかったんだ!」
希「外道が…!」
花陽「にこちゃん、時間がないよ、最期の挨拶、してくれば?」
にこ「うわあああああ!ママ!ママ!こころ!ここあ!こたろう!!!」
ここあ『おねえちゃん!』
こたろう『うわああん』
こころ『おねえさま!こわいよ!!』
にこママ『にこ、ごめんね。あなたは最高の娘よ。私はあなたのことが、だいす」ドカァァン
にこ「え…うそ……あああああああああぁあ」
花陽「嘘だよにこちゃん。残り1分じゃなくて、15秒だった」ニコッ
にこ「ああああああああああああ、お、オエエ」ビチャビチャ
花陽「にこちゃん、みて?、誰のかもわからない肉片が散ってるね」ニコッ
にこ「あ、あ…」
花陽「完全に壊れちゃったね」
ーーーー
花陽「(その後、花陽は警察に捕まりました)」
花陽「(花陽はいま少年院で暮らしています)」
花陽「(反省はしていません)」
花陽「(にこちゃんは精神が壊れて病院で入院しているそうです)」
花陽「(いつかここからでたら)」
花陽「(にこちゃんを殺そうかな!)」
終わり
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