スカイハイ・クロノス・エンドレス2のSS
ゲームを好きな今の自分と、ゲームに夢見る未来の自分と、ゲームが壊した過去の自分に。
注意事項
・SCE_2のネタバレ
・自己解釈
・俺設定
・キャラ崩壊
・オリキャラ
・ストーリー理解不足
・SCE1未プレイ
女の子「…私の想定しうる最悪のパターンが起きてしまった訳だが、お前はこの世界を観測してる。」
女の子「いったいどういう風の吹き回しだ?」
女の子「…。うーんそうか。ここは悪趣味な「女の子の日常観察ゲーム」の外側といった所なんだ。」
女の子「こんなところまで描かれだしたらもう私はどうすることもできない。」
女の子「せめてこれを見ている「子供たち」が開放されるように努力はしよう。」
女の子「…それじゃ昔話の時間だ。」
…
女の子「昔私は「SCE_2」という趣味の悪いゲームで繋がれていた。」
女の子「そのゲームは一応「スカイハイ・クロノス・エンドレス」というゲームの続編ということになっている。」
女の子「…ある大馬鹿がそうしたんだけどな。」
女の子「その大馬鹿は進むために必要なアイテムを進んだ先に隠したんだ。」
女の子「クソゲー以外の何でもない。」
女の子「進めないことに意味がある。なんて言い出したらそれこそそのゲームデザイナーは脳が湧いてるだろう。」
女の子「…取り乱した。忘れてくれ。」
女の子「不幸なことにそのゲームが「SCE」の続編として世に出回ってしまったんだ。」
女の子「「なんだこのクソゲー」とやめられる人間ならいいが、それが出来ない子供たちが沢山発生した。」
女の子「ゲームの先のスッキリした結末の為に「囲い込まれた」人間は帰ってきてない。」
女の子「…サクライさんがいなければ私も今頃はそうだっただろうな。」
…
女の子「…あーまだ口の中ラーメンの味がする…」
女の子「ああ、お前まだ見てたのか?」
女の子「さっき私が何されたか見てあざ笑ってたんだろ?」
女の子「「女の子観察ゲーム」のエンディングがこんなんで全く笑っちゃうだろ?」
女の子「全く現実はクソゲーだよ。ハハハ…」
女の子「…あれ、おかしい。イベントの範囲はとっくの昔に超えてる。」
女の子「まだ接続は続いてる…」
女の子「待ってくれ。お前から見て私は誰だ?」
女の子「私は一体何人だ?」
女の子「…」
女の子「こりゃ当分旅行には行けなさそうだな…。」
…
女の子「ああ。この格好?趣味のコスプレだよ。」
女の子「…ところで、なんでお前がこんなところにいるのか教えてくれ。」
女の子「ルート権限か?」
女の子「…クローバーのフラグはちゃんとオフになってるみたいだ。後サザンカはまだ登場してない。」
女の子「お前、ツクールXPって知ってるか?」
女の子「…ピンと来てないみたいだな。」
女の子「私の想定してない位置にお前がいてそしてツクールXPを知らない、頭痛くなってきた…」
リアス「これでよし、と。」
リクケイ「モグラの生活も大分板についてきたんじゃない?」
リアス「慣れたらここもいい場所だよ。」
エスチャリー「慣れすぎるのも問題だな。倉庫を最大まで拡張したらもう部屋に来ないんだもん。」
リクケイ「ホいつの間に!」
エスチャリー「さっきからいたぞ。」
リアス「忍者か。」
エスチャリー「忍者っていえばアイリアって黒ずくめで「ずぁぱにずにんじゃぁ」っぽいよな。」
アイリア「…聞いてた。」
リクケイ「アイエエエ!ニンジャナンデ!」
ベーシン「ニンジャか。荒野を渡り歩いていた時もニンジャガールと出くわしたもんさ。」
エスチャリー「それはサムライでエピソード0なんじゃなかろうか?」
…
リアス「レアレシピ全然ドロップしないな~」
リクケイ「私を連れていってよ。」
リアス「だって熱に弱いじゃん。」
リクケイ「」
ガサッガサッガサッ…
リアス「ふーっ!」
ラグーン「お疲れ様~。」
エスチャリー「いい素材は取れたのか?」
リアス「まぁまぁだったよ。」
エスチャリー「ふーん。」
リアス「あ、そうだ。突然変なこと聞くけどクローバーって人が仲間にいた事ってある?」
リクケイ「いきなりどうしたの?疲れてるの?」
リアス「ふとそんなことが頭に浮かんできて。」
ラグーン「知りません。」
トレンチ「どこかで聞いたことあるような…。」
フィヨルド「聞いたことあるのですか?」
トレンチ「神から聞きました。」
フィヨルド「」
エスチャリー「知らないなぁ。」
アイリア「…。」
リアス「確かに疲れてたのかもしれないな。少し休憩するよ。」
…
リアス「よし、今日も掘るぞ!」
ベーシン「もうすっかり元気なようだな。」
エスチャリー「今日も一日頑張るぞい!ってなー。」
リアス「ハハハがんばるよ。」
エスチャリー「今回はは誰を連れて行くんだ?」
リアス「今日はトレンチ・クローバー・フィヨルドについてきてもらう。」
クローバー「ついでに話がある。少し僕の部屋について来てくれ。」
リアス「クローバー、そこにいたのか。」
…
クローバー「はじめまして。僕は幸福の象徴のクローバーだ。」
リアス「なんで今更自己紹介するんだよ。昔からの仲間だろ?」
クローバー「こっちの話だ。気にするな。」
リアス「で話ってなに?」
クローバー「要点だけ伝える。もうじき「子供たち」の能力の限界が来る。そうなるとこの世界は終わる。」
リアス「子供たち?世界の終わり?どういうこと?」
クローバー「子供たちはSCE_2に囲われてしまった哀れな人間のことで、彼はSCE_2の世界の紛い物を作った。」
リアス「話が理解できないんだが。」
クローバー「お前が生きているこの世界のすべて偽物だ。真実を知りたければ地上を目指せ。」
リアス「すべて本物だ。」
クローバー「お前や俺を含め全部が偽物で子供たちに操られているにすぎない。」
リアス「黙れ。」
クローバー「こっち見t…」
女の子「あークローバーも消されちゃったかー。」
女の子「もうアレだ、お手上げ。」
女の子「詰みセーブってやつだ。」
女の子「リアスたちは地上を見ることもなくこの世界は終わってしまう。」
女の子「まぁ「子供たち」を引きはがす立場の私が「子供たち」の下にいる時点でもうダメだと思ってたよ。」
女の子「マトリョーシカもびっくりな入れ子構造だな。」
女の子「この子ならどうにかしてくれると思ったが、現実は非情である。」
女の子「あぁ、全く平易な言葉で今の感情を語るならば、」
女の子「…クソくらえだ。」
女の子「君にはすまなかったな、こんなことに巻き込んでしまって。」
女の子「そうだ、一つだけ言い忘れていたが…」
僕は原作の雰囲気が全然出せてない「子供」だから、これを次の「子供たち」に託す。
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