上条「不幸だ…」絹旗「超ちっそぱんちです。」
SS初投稿です!
上条「ギャーーー!!…っておい!人が悲しんでる時に殴るな!」
絹旗「上条が無視するのが超悪いんですよ!」
上条「悪い悪い、それで何か用か?」
絹旗「今やってるC級映画見に行きませんか?今回のは超面白いと思いますよ!」
上条「生憎上条さんは先程財布を落として、その財布をお掃除ロボットに吸われたからお金がないのですよー…」
絹旗「映画代とポップコーン代くらい超奢りますよ?」
上条「いやいやそれは男のプライド的にどうかと…」
絹旗「いいから早く行きましょうよ!じゃないと始まっちゃいます!」
〜上映中〜
上条(お金がもったいないから寝ないけど、めちゃくちゃつまらん…)
絹旗 zzZ
上条「うぉい!お前が寝てどうするんだよ!」
絹旗「んん?急にどうしたんですか上条?」
上条「いや、言い出しっぺのお前が寝てどうするんだよ!」
絹旗「だってこれ超つまないですよ?全く見る価値ありませんね」
上条「お前今回のは面白いとか言ってなかったか?」
絹旗「予告編は超面白そうだったんですけどね…」
上条「はぁ…でもお金がもったいないから最後まで見るぞ!」
絹旗「えぇーもう帰りましょうよ。それでご飯でも食べにいきませんか?」
上条「だからお金がないんだって…また今度にしてくれ、なっ?」
絹旗「ファミレスでご飯が食べられるくらいお金が超貯まるのはいつになるんですかね…」
上条「…がんばります」
絹旗「こんな可愛い女の子を待たせたら超ダメですからね!ではさようなら」
上条「おう!またな〜」
〜次の日〜
上条「バイトをしよう!」
上条「とは言ったものの、何が良いんだろう…とりあえずそういうのに詳しそうな土御門に聞くか」
上条「あ、おーい土御門!お金がないからバイトしたいんだが、ここら辺で一気に稼げるバイトって何か知ってるか?」
土御門「おお、カミやん。お金のことなんだが、実はイギリス清教から今までの仕事代として、500万円カミやんの口座に振り込まれてるんだにゃー」
上条「…………えっ?」
上条「ごごごごご、ご、500万円!?!?サラリーマンの平均年収以上じゃないか!」
土御門「それくらいの働きをカミやんはしてるってことだぜぃ。これで貧乏生活は晴れて卒業だな、おめでとうだにゃー」
上条「つ、ついに上条さんにも幸福が訪れた…!これで絹旗にこの間の映画のお返しも出来るな!」
土御門「………絹旗って、あのアイテムのか?」
上条「ああ、もうなくなったらしいけどな。一時はホント大変だったんだぜ」
土御門「そうか、もう平和に暮らしてるんだな…まあいいカミやん、それより映画のお返しってなにかにゃー?」
上条「ああ、昨日あいつと映画を見に行ったんだ」
土御門「なんでまたカミやんだけー!天罰を与えるにゃぁぁぁぁぁぁ!」
上条「なんでだよ!ふ、不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
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