ハルと支配人の同棲生活~プロローグ 急な同棲生活~
これは突如支配人に起こったとんでもない出来事(美少女との同棲)のお話である。
多少のキャラ崩壊はあるかもしれません、ご了承ください。
ーこれはとある日のこと。
「お、来てくれたか、早速だが話がある」
社長の部屋に入るといきなりそんなことを言ってきた。
「社長?一体何の用で?」
「早速だが話がある」
「はい、何でしょうか?」
すると社長はとんでもないことを口にした。
「ハルの住んでる部屋が現在電気設備の修理のため、君とハルには一週間同棲してもらう。これはハルの両親にも許可をもらってある」
そんな言葉を聞いて俺がだ一斉に放った言葉それは...。
「...............................はあ?」
そんなあっけない言葉だった。
いや、ちょっと待って、両親公認だの、ハルと同棲とかよくわからん。
「なにかの間違いですよね?だって、ハルは思春期の女の子ですよ?そんな子が俺と同棲とかふざけすぎです」
「いってもなあ、他のみんなの部屋には断られてしまったし。両親公認だったらいいんじゃないの?」
「社長、何を言ってるんですか?」
「とにかくよろしくね!!」
「話聞いてください!!」
そのあといろいろ丸め込まれて俺はハルと同棲することになった。
「ーてなわけで期間は一週間だ、よろしく頼むよ!」
「わかりましたよ...でも一週間だけです。部屋は分けます。それでいいですね」
「別にハルちゃんがおkすれば一緒に寝ていいよ?」
「ねません」
「あ、でも手ー出しちゃだめだよ?」
「出しません!!俺を何だと思ってるんですか!!」
そんなこんなで、夜ハルがうちに来た。
「きょ、今日からよ、よろしくお願いします!!し、支配人!!」
「よ、よろしく...」
これからどう生活すればいいんだ.....。そればかりが頭にずっと残っていた。
ーピピピと、アラーム音がなる。私は潜っていた布団から顔を出す。
「んっ...んん」
私はそのアラームを切り、目をこすりながら体を起こす。
私は背伸びをし、体を伸ばす。
呼吸を整え、服を着替える。
着替える?ここは.....そういえば支配人さんの家だった。
そう思うと少し顔が赤くなる。
「えへへへw」
私は少しニヤニヤとした。
しかし何だろう、なんか焦げ臭いようなにおいがする。
私は少し急いでそのにおいのもとに向かう。
そのにおいの原因の場所はどうやらキッチンからみたいだ。
キッチンを見ると...。
「ああ、また失敗した...くそ!!もう一回!!」
支配人さんが朝食づくりをしているようだった。
卵とか、ボウルとかを見るときっと卵焼きを練習しているのだろうか?
「支配人...?」
「あ、ハル!おはよう!...ごめん、全然うまく作れない...何故か。クック〇ット見ても作れない...」
「ああ!!元気出してください支配人さん!!私が作りますから!!」
「うう...ごめん...」
そして料理の役を変わった。
ー「「いただきます!!」」
私は料理を作り終え、二人で食事を始める。
「味噌汁が上手い...あ、この煮物もいいな!!」
支配人は朝だというのにというのに子供のように書き込んで食べている。
「支配人さんいいですか?」
「ん?なに?」
「いっつも食事どうしてたんですか?」
そういうと支配人さんは目をそらした。
「いっつも買い置きのお惣菜やコンビニで済ましてました...」
「だめですよ~!!ちゃんと栄養取らないと...」
「はい、善処します」
今度は私が栄養サポートしないと。
私たちはそのまま食事を続ける。
でもなんだろ、目の前に支配人が常にいるって何か少しドキッとするというか、こんな近くで見ることもないから...。
「ハル?なんだか顔が赤いけど風邪ひいた?」
「い、いえ!!だ、大丈夫です!ハルは元気ですよ!?」
不自然な感じで答えてしまった...。
「ならいいんだけど...」
そう支配人さんは言い、また食事を始める。
恥ずかしいような、いつもと違う支配人さんというか、なんかいつもよりもかっこいいというか。
少し気恥ずかしくなる。
「この状況やっぱ嫌か?」
「ん?!何故ですか?」
「いや、やっぱりこの状況おかしいなと思ったからさ。思春期の女の子と二人だけでとか」
「ふ、二人だけ...」
そうだ、私と支配人の二人だけなんだ...あの支配人さんと、二人。二人!?改めて考えてみるとものすごくメラメラって感じになってきました。
「そんな嫌だったか...ごめんハル」
「い、いえ!!むしろ私的には嬉しいというか、最高というか!!はい!!」
「な、なるほど?」
「...はっ!!支配人さん今のはええっとその!!」
「とにかく落ち着いて!!?呼吸整えよう!?」
「は、はい!!すううーーーーはあーーー」
私は大きく深呼吸をし、冷静をとりもどーーーーー。
「とととととにかく!!わたしはだいじょじょじょぶでふ!!」
「取り戻せてないよ!?ハル!?」
ーそれから数分後、私はどうにか冷静さを取り戻した。
「よかったよ、落ち着いて」
「す、すみません...」
でも、まさかこんな状況になるとは思わなかったから。
私は同棲することになったときお母さんに「何で私が同棲!?」ときいた。
「支配人さんいい人そうだし、あの支配人さんなら大丈夫でしょwふふふ、楽しんできなさい!w」
「え、えええええええええええええ!!!」
ーといって今に至るわけで。
まさか自分でもこうなるとは思わなかった。
まさか自分の使ってた部屋の電気回線が壊れるなんて。
しかもなんかこんな状況になっちゃうなんて...。
「あ、そうだ、ハルは今日確か休日だったよね?」
「はい?そうですけど...」
「もし迷惑じゃなかったら何かお詫びをさせてほしいんだけど...こんな状況になっちゃった」
「お、お詫びですか?いい、いいですよ!!申し訳ないです!!」
「すまん、こんな風になったのも俺の力不足が原因だから...すまん!頼む!」
支配人さん頭を下げてそう言う。
「えっと...そ、そうだ!!一緒にショッピングモール巡ってもらえませんか!?」
「ショッピングモール?」
「そろそろ新しい服が買いたいなと思ってて、どうですか?支配人さん!」
「ハルがそれでいいなら...よーしまかせろ!!」
「(よっし!!)」
私はテーブルの下で小さなこぶしを作る。
そんな訳でショッピングモールに出かける事になったハルと支配人。さて、どんなことが待ってることやら。
次回、【ハルと支配人の七日間同棲生活 ハルと支配人、ショッピングモールでデート(仮)をすることになる】
プロローグ 急な同棲生活 完
【おまけss シサラさんに甘やかされたい】
支配人「はあ・・・さすがに今日のスケジュールはハードすぎた」
シサラ「お疲れ様、支配人、疲れてる?」
支配人「めちゃくちゃ疲れてる、頑張れる気がしない」
シサラ「どうすれば頑張れる?」
支配人「んー膝枕とかかなあ...冗談だけどw」
シサラ「ん?してみる?膝枕?」
支配人「さて、どうやっていく...え、ほんと?」
シサラ「支配人が元気になってくれるなら」
支配人「いや、冗談だから...」
シサラ「え、いいの?(首傾げ)」
支配人「...お願いします」
ーシサラ「どう?」
支配人「お、おう...(やばい、これは至高過ぎるぞ、なんだこのやわらかい太ももは。しかもなんかいい香りするし、あ、これ寝れる)」
シサラ「......」
支配人「あの、シサラさん、少し撫でてもらってもいいですか?」
シサラ「撫でる?こう?」
支配人「っ~~~~~!!??」
シサラ「どう?」
支配人「気持ちいいです...最高です」
シサラ「ならよかった」
支配人「(......これ最高.....)」
シサラ「...」
支配人「(撫でが止まった?どうしたんだろう...あ、寝てる。)」
シサラ「んっ...んん...」
支配人「(こんないつもクールで大人びたシサラでもこんな顔するのか...お、落ち着け、おちつ...あれ、どんどん意識が遠くなってきて...あ、あれ...)」
ー??「しはいに~ん、起きてください」
支配人「ん、なにい...俺今寝て...あっ...ああああああああ!!!」
ムスビ「おはようございます!!支配人!!早速ですけど、この状況について説明をお願いします!!」
支配人「(めっちゃ笑顔なのがめっちゃ怖い!!?)」
ムスビ「どうゆうことですか?」
支配人「そのえっと、あの~えっと...」
ムスビ「支配人!!」
支配人「は、はい!!す、すみませんでした!!!」
その後、シサラのおかげでムスビの誤解ははれたものの、翌日から俺は一部の子たちに「おはようございます!ダメ支配人!」とよばれるようになってしまったという。
シサラ「支配人、今日もご苦労様」
おまけss 完
今回はプロローグということで短めですみません、次回のデートで妄想全開で頑張ります!!
ハルちゃん支配人に届けこの思い!!!
衝動書きだったので、誤字脱字多少あるかもしれませんので、あったら報告お願いします。
デート、楽しみです。
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