津田「萩村って可愛いよな」
会長たち卒業後三年の期末テストでスズのお家でお勉強中。長い付き合いにより津田タカトシは徐々に萩村スズのコトを意識し始める。対する萩村スズは津田タカトシに密かな想いを寄せている。果たしてその恋の行方は?
私の処女作品です。タカスズ要素しかありません。短いですがよければどうぞ。コピペしたものをただ上げただけですがね。一応少し修正しました。
萩村「ふえ!?ちょ!?つ、津田!?いきなり何を言い出すのよ!?」カアァァァ
津田「え?いや、だから萩村って可愛いなぁt」
萩村「2度も言わなくてもいいわあぁぁ!!」クワッ
津田「あ、えっと、ごめん」シュン
萩村「…な、なんでいきなりそう言うこと言うのよ…///」
津田「…うーん、ほら萩村って、普段は怖い顔してるけど、笑顔とか無邪気な姿とか可愛いなぁって」
萩村「そ、そう…///(津田に可愛いって言ってもらえた!えへへ♪)」
津田「どうしたの?顔赤いけど?熱でもあるんじゃ?」ピトッ
萩村「ひゃわっ!?つ、津田?!」
津田「うーん、熱は無いみたいだね?」
萩村「うぅ?…///(つ、津田の奴…恥ずかしくないの!?私は心臓バクバクしてるって言うのに!)」
津田「とりあえず休憩する?オレはそれでもいいけど?」
萩村「そ、そうする…ちょっと熱いかも…主にアンタのせいで///」ボソッ
津田「ん?何か言った?」
萩村「な、なんでもないわ!……バカ///」
津田「は、はぁ…(オレ何かしたかな?)」
津田「(とりあえず少しの間は萩村に休んでもらって…これくらいの問題ならオレだけでも大丈夫だし)」
津田「萩村、ちょっとトイレ借りるよ」
萩村「どうぞ…///」モゾモゾ
津田「それじゃあ、行ってくる」
バタン
萩村「うん……(今日で何回目だろ?津田との勉強会…でも一緒に居られるから私はいいけど…って!何言ってんのよ!別に嬉しいとかじゃないし……はぁ…津田は私のこと何も感じないのかな?)」
萩村「(やっぱり会長や七条先輩みたいな人が津田は好きなのかな?あー!もう!何考えてるのよ私!少し寝る!)」
その頃津田は
津田「ふぅ、今日の萩村は不機嫌なのかな?」ジャー
津田「なんか最近は萩村と上手くいってないし…やっぱり勉強会は止めた方がいいかな?萩村だって自分の勉強あるし…よし!できるだけ自分の力でやるぞ!」
スズ母「あれ?津田くん?今日はスズちゃんと勉強会?」
津田「あっ、萩村のお母さんお邪魔してます」
スズ母「あらあら、お義母さんだなんて♪」
津田「え?あ、いやそんなつもりじゃ(なんか字が違うような気がするけどあえてスルーしよう)」
スズ母「津田君、スズちゃんとはどう?エッ○はしたの?ちゃんと中に出したの?子供は何人作るの?」
津田「してないですし、出してません、それに作りません!(ダメだこの母親早くなんとかしないと)」
スズ母「そうなの?残念」シュン
津田「それに萩村はオレのコトなんとも思って無いだろうし」
スズ母「津田君、なんとも思って無かったら家に入れたりすると思う?」
津田「え?」
スズ母「スズちゃんはなんとも思って無かったら津田君を家に入れたり、一緒に勉強したりしないと思うよ?」
スズ母「(その証拠に津田君の話をするときはスゴく楽しそうにしてるし♪」
津田「うーんそれは友達だし、いつも教えてもらったりしてるからじゃ…」
スズ母「それじゃあ、逆に考えてみよっか…もし津田くんがスズちゃんから勉強教えてほしいって言われて津田君のお家でやりたいって言ったらする?」
津田「そりゃまぁ、友達ですし」
スズ母「それじゃあ、クラスメートの女の子から勉強教えてほしいって言われたら?」
津田「教えます」
スズ母「お家に行きたいって言われたら?」
津田「そ、それは…少し考えます…と言うより学校で教えるので充分かと」
スズ母「うふふ…スズちゃんだったら?」
津田「全然構いません」
スズ母「学校で充分じゃないの?」
津田「そ、それは…」
スズ母「少し意地悪が過ぎちゃったかな?とりあえず津田君…スズちゃんの立場になって考えてみるのもまた一つの勉強よ?」
津田「あ、はい…わかりました」
スズ母「うふふ♪それじゃあ、後は若い二人で♪出しすぎないようにね♪」
津田「…途中まで良かったのに…」
部屋に戻って
萩村「…」スヤスヤ
津田「……寝息?(萩村は眠ったみたいだ)」
津田「さて、もうすぐだし…頑張るぞ」カキカキ
1時間後
萩村「…スー…スー」
津田「よし、こんなもんかな?」ウンウン
津田「萩村は……まだ寝てるみたいだ」
萩村「……んんっ……が……き……大……き」
津田「ん?寝言?小さくて途切れ途切れだ…もう少し近くに…ッ!?(正座してたから足が痺れて体が!?)」
ポフッ
津田「(せ、セーフ!なんとか腕だけで萩村を潰さずに…)」
萩村「……えへへ♪」ニコッ
津田「(萩村が笑ってる?か、可愛い…///)」
萩村「…大…き……田が……好…」ボソッ
津田「(また、何か言って…もう少し近付けば…///)」ドキドキ
萩村「……何…して…るの//?」ジィー
津田「え!?は、萩村!?いや、これはその!」アタフタ
萩村「…///」ギュッ
津田「は、萩村?!一体何を…///」
萩村「…い、いいよ…//////」ウルウル
津田「な、何が…//?」ドキドキ
萩村「津田となら…///その…」ゴニョゴニョ
津田「(や、ヤバイ!!何か勘違いされてる気がする!それに良いって…何が…!?)」
萩村「わ、私…じゃ…ダメ//?」ジィー
津田「(こんな顔されたら断れない!いや、断れる筈がない!)」
萩村「…た、タカ……トシ//?」
津田「!!?」
津田「は、萩村…えっと…///」
萩村「……なに//?」ジィー
津田「オレなんかで…良いの?」
萩村「つ、津田だからいいの///」ギュッ
津田「(これって、つまりそう言うことだよな?そうでいいんだよな!?)」
津田「は、萩村!オレさ、その…気持ちは嬉しい!だけど…ごめん」
津田「その、やっぱり順序があって!そのいきなりするのはえっと…その///」アセアセ
萩村「スゥ……スゥ……」
津田「って…萩村?…寝てる…?」
萩村「…津田…むにゃむにゃ」
津田「まさかの寝惚けていたパターン!?」
津田「はぁ…なんていうか…今のはヤバかった///」ドキドキ
ピロロロロ♪
津田「ぅぇい!?で、電話か…コトミ?」
ピッ
津田「どうしたんだ、コトミ?」
コトミ「あ、タカ兄♪今日は遅いけど何かあったの?」
津田「え?あ、もうこんな時間か…気付かなかった」
コトミ「タカ兄が時間を忘れるまで夢中になるなんて……まさかタカ兄!ついに童○を!?酷いよタカ兄!私というものがありながら何処の馬の骨の女か分からない人にあげるなんて!」シクシク
津田「コトミ…それはない!断じてない!」
コトミ「じゃあ何してたの?」
津田「萩村と一緒に勉強してたけど?」
コトミ「保健体育という名の実技だね♪」
津田「…っ…//」
コトミ「あれ、いつもならツッコミが来る筈なんだけど…タカ兄まさか、本当に!?」
津田「え?あ、いや…そんなこと無かったぞ!うん!ただ普通に勉強してただけだから」
コトミ「あれあれ?なんか今日のタカ兄は分かりやすいですな?♪」ニヤニヤ
萩村「うるさいわね…なんなのよ?」ムクリ
津田「あ、萩村が起きたから切るな?もう少ししたら帰るから」
ピッ ツー,ツー,ツー…
コトミ「ちょっ…た、タカ兄!?もしもーし?あらら、切られちゃったか」
コトミ「ムフフ…これは帰ってきたら詳しいことを聞かなくちゃ♪」
津田「ごめん、萩村…うるさかったよな?」
萩村「…少し…」
津田「…すみません…」ペコッ
萩村「別にいいわよ…もう7時ね、どうするの?」
津田「え?あー…コトミが心配?してるみたいだし…そろそろ帰るよ」
萩村「なんで、疑問系なのなよ…」
津田「まぁ、いつものことだよ」
萩村「そう、じゃあ片付けましょう…」
津田「あ、うん(やっぱりさっきのって寝惚けてたんだよな?)」ジィー
萩村「なによ?私の顔になんか付いてる?」ジトー
津田「え?いや、なんでもない」
萩村「…ねぇ…津田…」
津田「ん?なに?」
萩村「津田はどうして、私と一緒に居てくれるの?」
津田「どうして…って…そりゃ、楽しいからかな?それに萩村と一緒に居ると普段は見れないような顔とか見せてくれるし…」
萩村「そ、そう…///(でもそれだけなのね)」
津田「それにさ、萩村はどうか知らないけど…一緒に居るだけで幸せ…とか、オレ頑張ってるな…って思えるんだよ。萩村が居なかったら成績だって悪くてきっと赤点ばかりだったかもしれないし、感謝してるんだよ俺なりに」
萩村「…津田…(そっか、私と同じなんだ…私も津田と一緒だと幸せ、それに頑張れるって思える…なんか嬉しい…えへへ♪)」ニコッ
津田「やっぱり…萩村は可愛いな」
萩村「っ///!!」カアァァァ
津田「やっぱり萩村と一緒だと安心できるよ…笑ってる萩村結構好きだし」
萩村「す、すす好き!?」
津田「え?あ…うん…好きだ…///」
萩村「私のこと…好き///?」
津田「好きだ…///」
萩村「本当に//?」
津田「本当に好きだ//」
萩村「女の子として…好き//?」
津田「うん、一人の女性として好きだ…///」
萩村「つ、津田…じゃあ…ギュッ…ってして///?」
津田「…わかった///」ギュッ
萩村「えへへ…///」ギュッ
スズ母「津田くーんよかったらご飯食べ…t」ガチャ
津田「」
萩村「」
スズ母「あらあら、お邪魔みたいだったわね…今日の津田君のメインディッシュはスズちゃんだったのかなぁ?」
津田「いや!ちがっ…これはですね///」
萩村「そ、そう!これはその欧米風の挨拶で//!」
スズ母「そっかぁ、そっかぁ♪じゃあ今夜はお赤飯ね♪それじゃあ、後はお若い二人でごゆっくりと」バタン
津田「話を聞けえぇぇぇ!!」
萩村「話を聞けえぇぇぇ!!」
それから数日後
津田「今日から夏休みかぁ…でも3年は受験シーズンだからなぁ…はぁ」
萩村「弱音吐かないの…カッコ悪いわよ?」
津田「そんなこと言うけど勉強ばかりだと、萩村とデートとかできないだろ?」
萩村「それは大丈夫…津田話があるの」
津田「ん?なに?」
萩村「明日からお母さん一週間ほど家を空けるんだけど…家にはその私しか居ないし…よかったら…来ない///?」
津田「それって、つまり…お泊まり?」
萩村「……///」コクン
津田「長くは無理だけど…三日位なら大丈夫かな?」
萩村「み、三日も!?い、いいの?!」ズイッ
津田「あ、うん…いいけど?」
萩村「津田大好き!」ギュウゥゥッ
津田「は、萩村!?ちょっ…ここ学校だぞ!?皆見てるって!」アタフタ
萩村「えへへ♪津田と三泊四日のお泊まりデート♪」
津田「…(素直に喜んでるみたいだから今は身を任せるか)」ギュッ
お泊まり当日
コトミ「いいなぁ、スズ先輩の家でお泊まりなんて、タカ兄は私とスズ先輩どっちが大切なの!?」
津田「萩村かな?」
コトミ「ガビーン!!!?即答!?タカ兄…私の奪っておいて結局最後はポイ…なんだね…鬼畜!さすがタカ兄鬼畜!そんなこと言われたら興奮するじゃん♪」
津田「あれ?萩村選んだのに喜んでる?おっかしいなぁ…つーか、奪ってねえよ!」
コトミ「とにかくタカ兄!ヤるなら最初が肝心だよ!バックの中にたくさん精○剤ドリンク入れておいたから!」グッ
津田「ほほぅ、こんな余分な物にお金を使うから今月も俺から借りた訳か…」
コトミ「しまった、自ら墓穴を踏んでしまった!では私はトッキーと遊ぶので…アデュー!」スタコラ
津田「全く…通りで重いと思った…とりあえず、これは置いておくか…………1本だけ持ってこ…」スッ
萩村家 スズサイド
萩村「ど、どどど、どうしよう!?今日から津田が三日間泊まりに来てくれる!」
萩村「お母さんも居ないし…邪魔も入らないし…もし津田がその気になっちゃったら…」
妄想タイム
津田「萩村…ごめん俺…」
萩村「つ、津田…?」ドキドキ
津田「萩村が…スズが可愛すぎて我慢できそうにない」ガバッ
萩村「きゃっ!?…だ、ダメよ津田…///」ドキドキ
津田「今から三日間…いっぱい愛してやるよ」チュッ
萩村「ぁ、んんっ…」
萩村「なんてことにー////////」カアァァァ
ピンポーン♪
萩村「き、来た!」ドタバタ
宅急便「ごめんくださーい」
萩村「あれ?違う?…はーいどちら様ですか?」ガチャ
宅急便「いつもありがとうございます!宅急便です」
萩村「あ、はい…えっと?」
宅急便「萩村様のお宅でよろしかったでしょうか?」
萩村「はい、萩村ですけど?」
宅急便「ありがとうございます!お届け物です!サインか印鑑お願いいたします」
萩村「はい」カキカキ
萩村「これで良いですか?」
宅急便「はい!ありがとうございます!こちらお届け物になります!」
萩村「あ、はい…ありがとうございます」
宅急便「またお願いします!ありがとうございました!」バタン
萩村「な、何かしら?え?私宛?なんだろ?」ガサゴソ
萩村「……な、何これ?」
『これであなたも素直になれる!秘薬EX』
萩村「こんなの頼んで無いんだけど…まぁ…一応飲んでみようかしら?」ゴクッ
ピンポーン
萩村「ひゃっ!?は、はーい?」ガチャ
津田「ごめん萩村遅くなっちゃった」
萩村「つ、津田!?(え?え!?何これ!?なんか津田の声とか姿とか見たり聞いたりするだけで胸が…苦しい///)」
津田「萩村?どうしたの?」キョトン
萩村「ふぇ!?あ、は…入って!」バタン
津田「うん、お邪魔しまーす」
萩村「……///(やだ、何これ…スゴく胸が熱い…津田がスゴくカッコいい///)」
津田「萩村?顔…赤いけど…大丈夫?」ピトッ
萩村「ぁっ…んっ///」ビクッ
津田「え?萩村…?」
萩村「…だ、大丈夫…じゃないかも…///」ウルウル
津田「じゃあ、少し寝た方が……え?」
萩村「津田ぁ…好きぃ///」チュッ
津田「んんっ!?」
萩村「んっ…ちゅっ…///」
津田「んんっ!?」
萩村「…しゅき…んっ…ちゅっ…津田…んんっ///」
津田「ん、は…萩村!ちょっ…んっ…タイム!」
萩村「…///?」ジィー
津田「い、いきなりなんで?!萩村大丈夫か!?」
萩村「大丈夫じゃない…よ///?」ギュッ
萩村「だから…いっぱい…キスするの///」チュッ
津田「んんっ!?」チュッ
萩村「はぁ…///んっ…ちゅぅっ…///」ギュウゥゥッ
津田「…んんっ…は、萩村…ちゅっ///」ギュッ
萩村「やあらぁ…///スズ…って呼んで…///?」ウルウル
津田「す、スズ…///」カアァァァ
萩村「えへへ///ありがとう、タカトシ///」ニコッ
津田「……///(ごめんなさいお母様お父様…そして我が妹よ。オレは我慢できそうにありません、こんな息子でごめんなさい、今オレは大人の階段を登ろうとしています)」
萩村「部屋…いこ//?」
津田「うん…」
終わり
最後まで読んでいただきありがとうございました。これは私が初めて投稿した作品です。続きを書く予定は今のところありません。やっぱりタカスズが一番!
今はタカアリのssを書いていますのでよかったらどうぞ。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
面白かった。後はもう少しだけ地の文も入れたらもっと良くなるよ!