俺(深海提督)「ふぅ〜」
『艦隊これくしょん』通称【艦これ】の世界の物語
提督(プレイヤー)が艦娘を使って深海棲艦に奪われた海域を攻略し奪還するゲームの世界
そんなこんなでゲームをしていて俺は一つだけ
気になったことがあった
「深海側にも提督がいるのか?」と
これはそんな疑問を持った俺がなんの因果か分からんが深海側で俺(提督)が頑張るお話である
(初投稿なので温かい目で読んで頂ければ嬉しい限りでございます)
俺(深海提督又は提督)
数々のSSを読み、ゲームの艦これもそこそこやっていた高校3年生
くそ真面目⇐(ここ重要)
艦これの知識はそれなりにある
提督レベルはゲーム時代と変わらず60
深海棲艦
これから沢山出てくる予定
(姫や鬼の種類多すぎてわけわからん)
艦娘
これから沢山出てくる予定
(嫁艦に酷いことするかもしれないので気をつけて)
友提督
俺(深海提督)の高校の友だち一人目
ある艦娘を轟沈させてから引退したが大本営により提督業を復帰し艦隊の指揮をしている
おふざけ大好きだがやるときはやるやつ
舞鶴提督
俺(深海提督)の高校の友だち二人目
俺が艦これをやるきっかけをつくってくれた人
嫁艦は夕立である
提督レベルは俺より高いが艦娘の練度は俺より低かったww
艦娘想いなやつ
横須賀提督
俺(深海提督)の高校の友だち三人目
俺にとってもよく分からんやつ
かなりの策士
俺が艦これを始めるきっかけをつくってくれた人
コイツもやっぱり艦娘想い
元帥
友提督、南提督、横須賀提督たちの長
大本営との繋がりがある
提督レベルは最大(?)の120!
深海棲艦を滅ぼそうと必死になっている
端的に言うと普通に強い(艦娘が)
俺「ふ………ふぁぁぁぁ…………よし、【艦これ】やりますか」
あくびをし
そんなことを言いながらスマホを起動し【艦これ】の画面を開いていく。
俺が【艦これ】をやり始めたのは高1のころ
つまり約2年前になる
ある友達3人にすすめられてやり始めた
高1のころはバリバリハマってやっていたが
やっていくごとにだんだん気力が削がれ
やる気が起きなくなっていった
そしていろいろなゲームをやりスマホのデータの容量も残り僅かになってきたため【艦これ】のアプリを消し、長くの間やっていなかった。
だが高校3年になってから艦これアーケードを始め、長い間やっていなかった【艦これ】をやろうと思い立ったのであった。
俺「長い間やっていなかったからな〜
覚えてるかなーキャラの名前ww」
なんてことを考えて【艦これ】を起動したところで
俺の意識は闇に飲まれた
俺「う、ううん………」
ここはどこだ?見覚えのない天井、床、壁
俺は家でスマホを…………
?「………ヤット起キタカ?」
誰だお前は!…と言いそうになったが
その相手の姿を見て俺は絶句した
?「ウム、目ガ覚メテソノ調子ダト大丈夫ソウダナ」
俺「アンタ、深海棲艦か?」
?「良ク分カッタナ、ソウダ、名ヲ名乗ッテナカッタナ」
戦艦棲姫「私ノ名ハ戦艦棲姫ダ、貴様ノ名ハ何ト言ウノダ?」
俺(本名は言えねえな、こんな場所だと………
何か偽名は………あれでいこう)
俺「俺の名はユタポンと名乗っておこう」
戦艦棲姫「………ホウ、ユタポント言ウノカ…ナカナカ面白イコトヲ言ウジャナイカ」
俺(そうだ、弱気になっちゃいけない、強気にならねば)
俺「………俺はこれからどうなるんだ?」
戦艦棲姫「…ヒトマズ会ワセタイ奴ガ居ルンダ、ソイツニ会ッテモラウゾ」
俺「OK分かった………んじゃそいつのとこまでよろしく頼んだ」
戦艦棲姫「フッ、貴様ニ言ワレルマデモナイ、案内スル、ツイテコイ」
俺は「へい」とだけ言って戦艦棲姫の後に続いた
俺(会わせたいやつって一体誰のことだ?そもそも何故戦艦棲姫がいる?姫級だけなら話せるというのか?イ級やヲ級、鬼級などもいるのか?………いや、考えるのはやめよう、頭がパンクする)
そうこうしているうちに移動し終わったのか
戦艦棲姫が扉を開けて部屋に入った
俺も戦艦棲姫に続き部屋に入ろうとした
すると…
?「……ッ!」
戦艦棲姫「コッチノ方モ元気ソウジャナイカ」
?「………何よ」
戦艦棲姫「会ワセタイ奴ガイル、オイ、入レ」
見覚えのある姿があった
いや、まさか…と考えて始め部屋に入り遅れた
戦艦棲姫「オイ!マダカ!」
俺「あ、ああ、今行くよ」
俺はびっくりしながらもおずおずと部屋に入った。
戦艦棲姫じゃない相手の方を見る
俺(やはり、あいつは…)
?「…何?アンタだれ?」
俺「叢雲…」
そう、俺が【艦これ】を始めたときの初期艦にて現秘書艦の叢雲が椅子に座っていた。
俺(ど、どうする俺、このまま何もしないという選択肢はないし、叢雲と話すっつっても何話せばいいか分からねぇし戦艦棲姫見張りみたいになってるから変な事聞けねえしどうすればいいんだぁぁぁぁぁ)
俺(一先ず状況を整理しよう。まずこの世界は俺がやっていたゲーム【艦これ】で間違いないだろう。でなければ戦艦棲姫や叢雲が居るはずがないからだ。そして俺は深海棲艦と艦娘の間に挟まれている、これはマズい。もしこれでどちらかの提督になれと言われてどちらかについた場合もう片方に殺されるだろう。もしつくとしたら圧倒的に深海側のほうが有利だ。これも更によろしくない。世界を救いたいがために敵側につくのは流石にどうかと………)
叢雲「……アンタ、何で私の名前が分かるの?」
その言葉を受けて、俺は思った
やっちまったー!!…と
叢雲「うー…提督は居なくなるし鎮守府は内部崩壊起こすし深海棲艦居るし変な男きたしー」
叢雲「『ユタポン』………どこ行ったのよ」ボソッ
俺(俺が【艦これ】をやめてから、この世界ではこんなことになっていたのか………)
俺(鎮守府内部崩壊とか言っていたが…他の子たちは大丈夫なのか?心配だ…)
戦艦棲姫「…フッ、オイ叢雲トヤラ、オ前ガ言ッテイタ『ユタポン』トヤラハ今、目ノ前ニイルコノ男ダゾ」
叢雲「えっ…」
俺(おい戦艦棲姫俺の紹介雑すぎ!そしてタイミング悪すぎ!どうしてくれんだよ!)
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
俺「あー、その、なんだ、俺が『ユタポン』だ。よろしく」
叢雲「…戦艦棲姫の言うこともアンタの言うこともホントかどうか分かんないわね」
俺(コイツは疑り深いな…なんとかして信用を得ないと)
俺「叢雲、俺がお前の言う『ユタポン』かどうか、質問して試してみないか?」
叢雲「………まぁやるだけやってやるわよ」
俺(よしよし、さてどんな質問が来るか…)
叢雲「じゃあいくわよ、鎮守府の場所は?」
俺「タウイタウイ泊地だ」
叢雲「!…じゃあ、第1艦隊のメンバーは?」
俺「旗艦に叢雲、次いで金剛、陸奥、比叡、加賀、赤城だ」
叢雲「………じゃあ最後の質問ね、私の練度は?」
俺「95だろ?」
叢雲「………」
叢雲「なんで知って
俺「俺がお前らの提督だったからだ」…」
俺(さぁ………どうくる?)(汗)
叢雲「………のよ」ボソッ
俺「ん?」
叢雲「遅いじゃないの!馬っ鹿じゃないの?なんでもっと早く来なかったのよ!」バシバシ
俺「痛っ痛たっ!」
叢雲「もう…ホントに…本っ当に心配したんだからぁ」グスッ
俺「叢雲…ゴメンな、迷惑かけて」ヨシヨシ
叢雲「うぅ…」グスッ
戦艦棲姫「私、モシカシテ空気ナノカ?」
ーーーーー5分経過ーーーーー
戦艦棲姫「モウイイカ?」
叢雲「…ええ、大丈夫よ。待たせたわね」
戦艦棲姫「ソイツトノ話ハ済ンダカ?」
叢雲「ええ、まぁね。これからどうするのかしら?戦艦棲姫」
戦艦棲姫「ウム、少シ『ユタポン』を借リルゾ、イイナ?」
叢雲「ええ、構わないわ。」
戦艦棲姫「ナラ『ユタポン』、私ニツイテキテクレ」スタスタ ガチャ バタン
叢雲「…ユタポン、いや、提督…気をつけてね」
俺→提督 に変更
提督「あぁ、分かった。行ってくる」
スタスタ ガチャ バタン
叢雲「………」
叢雲(まさかユタポンが来てくれるなんて。いや、ユタポンじゃなくもう提督ね。来てくれたのはうれしいけど………)
叢雲「もう…みんなバラバラになったし、何より………」
叢雲「アンタが居なくなってから5年間、何処で何してたのよ………」
とある部屋
戦艦棲姫「…サテ、一先ズコノ帽子(軍帽)を被ッテクレ」
提督「おっおう、分かった」
提督:E 深海軍帽
戦艦棲姫「これで私の声も良く聞こえるだろう?」
提督「うわっ!すげぇ!ホントに綺麗に聞こえるぞ!」
戦艦棲姫「ふふっ喜んでもらえて何よりだ。
まぁこのほうが色々と楽でいいだろう(文字的)」
提督「おいメタイぞ戦艦棲姫w」
戦艦棲姫「まぁこの話はおいといて、
さて、本題に入ろう。なに、いつものようなお前でいいぞ。先程から素が出ているようだしな」
提督(うぇ、素が出てたのかよ。まぁ良いか)
提督「そ、そうか。そいつは悪かったな」
戦艦棲姫「いや、別に謝るものでもないぞ。逆に嬉しいくらいだ。深海棲艦や艦娘にこんなに慣れているとはな」
提督(ん?)
戦艦棲姫「ユタポンよ、貴様よくあの艦娘の名前が分かったな!初めて会うはずなのだが名前が先に出てくるとは!ははは」
提督「……戦艦棲姫、お前、知っているのか?俺がここにいたことと『ユタポン』について」
提督「知っているなら教えてくれ!俺がどうしてここに居るのか、この世界での『ユタポン』はどうなったのかを!」
戦艦棲姫「…ふむ、良し分かった。私の知っていることを教えてやろう」
提督「!ありがとう!m(_ _)m」
戦艦棲姫「それではまず【この世界】とお前は言ったな?まずそこからだ。ここは深海棲艦と艦娘が戦争をしている世界だ。いわゆる【艦これ】と言うやつだな」
提督(【艦これ】…まさか戦艦棲姫からこの単語がでてくるとは)ナルホド
戦艦棲姫「それでこの世界には【提督】というものが存在する。お前のようにな。その【提督】という奴は艦娘の力を十分に引き出し戦わせることができる。おかげでこっちの被害はひとたまりもない。」
提督(なるほどな…【艦これ】とあまり変わらないわけか…まぁ、先の説明には妖精さんが抜けてたが)
戦艦棲姫「その【提督】の中に『ユタポン』と言う提督がいたのだ。あいつは戦果も階級も低かった。確か中将だったか?ただ、あいつは他のやつよりもずば抜けて艦娘の力が強かったのだ」
提督「確かに俺は戦果もあげずに中将の位に着いていたな、だが艦娘に何かした覚えはないが………」
戦艦棲姫「我々は全勢力を持ってタウイタウイ泊地に乗り込んだ、そのときにお前の鎮守府を攻撃し、ユタポンを潰そうとしたのだ。ユタポンは無事身柄を拘束し気絶させる事は出来たのだが、そのお前の言っていた第1艦隊があまりにも強すぎたのだ。」
提督「そ、そんなことがあったのな。全く覚えてないのだが」
(おかしい…俺はそんなことをしたやつでは無い、誰かと勘違いしているだけか?)
戦艦棲姫「その第1艦隊は鬼級と戦い無傷、姫級と戦ってやっと1隻小破になるかならないか、あれははっきり言って化け物並だな」
提督(お前が言うのかダイソンよ)
戦艦棲姫「第1艦隊は強かったがなんとかお前を連れて深海に帰ることができたんだ。
まぁ話はこんなものかな?」
提督「なあ、疑問に思ったんだが、俺はそんなことをした覚えが無いし、そもそもいつそんな攻撃を仕掛けたんだ?」
戦艦棲姫「む?5年前だが?」
提督「ご、5年前だと!?」
提督(俺が【艦これ】をやめてた時期から計算すると2年、俺は2年間やっていなかったはずなのだが…)
戦艦棲姫「ただ、お前を捕まえたときに何故かお前が昏睡していてな、呆気なく捕らえることができたのだ。お前は何故昏睡していて、何故5年間起きなかったのだ?」
提督(話を聞く限り、俺はかなりの間寝ていたようだな。5年前と2年前、もしや現実世界と仮想(ゲームの)世界で時間軸のズレが起きたのでは?そう考えると辻褄が合う。そして俺が昏睡していた理由はそれっきり【艦これ】にログインしなかったからなのでは?)
提督(この推理が1番辻褄が合うが、この話を戦艦棲姫にしたところで聞いて貰えるだろうか?………やるだけやってみるか)
提督「………なあ戦艦棲姫、実は…
ーーーーー提督説明中ーーーーー
戦艦棲姫「なるほど…つまりお前は別の世界から来たと…」
提督「まぁ、簡単にまとめるとそうなるな」
戦艦棲姫「ふむ…実は噂なのだが、3つの鎮守府、『呉鎮守府、横須賀鎮守府、舞鶴鎮守府』の提督たちも別世界から来たと噂で聞いたことがある。もしかしてお前と同じ感じなのでは?と思ったが」
提督(…まさかな?あの鎮守府には俺の友達が3人も、『友、横須賀、舞鶴』お前ら、揃いも揃って異世界旅行のつもりか?なんて、呑気なことも言ってられないか)( ´Д`)
提督「可能性はあり得るが、まさかあいつ等がなぁ」
戦艦棲姫「そこでお願いがあるんだ」
提督「ん?」
戦艦棲姫「私達の提督(深海提督)になってくれないか?」
提督(え?………エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!)
書いててめっちゃむずいってわかりました
書いてる人凄すぎぃ!ww
面白かったです!!!!続きを期待しています!!!!
続きを…続きをはよ!
速く更新してくださいお願いします✨