男の娘な弟は如何ですか? (姉弟+α)
内容→薄い 執筆速度→ナメクジ
午前5時過ぎ。
姉(突然だが私は弟のことが好きだ。大好きである)
弟「……くぴー……」
姉(私は今中学二年生。弟は小学五年生)
弟「……んー」
姉(私のスペックは後で作者が適当に書くけど、今はこういう系で有りがちな美人設定だと解釈して頂ければ問題はない)
弟「んみゅ……くー……」
姉(だが弟ちゃんのスペックは私が語る。ここだけは譲れない。作者もどうせ後で書くだろうが、それでも私は語る)
弟「……」
姉(弟ちゃん。私の弟。11歳。身長129cm。ちっちゃい。体重、軽い。天使だからね。顔、超絶プリティエンジェルマキシマムドライブ。天使だからね! って言うか天使越えてるからね!)
弟「…………んにゃぁ~」
姉(性格、天使。天使よりも天使。お姉ちゃん子。お肌。赤ちゃんの頃と殆ど変わってない。ぷにぷにのすべすべ。どこ触っても気持ちいいけど、個人的に気に入ってるのは頬っぺ……)プニプニ
弟「……う……にゃ」
姉(動物好き。特に猫が好き。今も夢の中で猫と友達になっているようd……寝言可愛い過ぎるやろチクショーこんにゃろめ!)ギュ
弟「……む~……」
姉(はあ……幸せすぐる。このまま黙ってても可愛いこと山の如しなのだが、起きるとまた別の天使力を炸裂させる。でもそれまではこの寝顔と寝言を堪能すりゅ……)ナデナデ
一時間後。
弟「お姉ちゃん、起きてー。朝だよ」
姉「ぐへ、ぐへへ……あれ? 弟ちゃん……あれ!? 私寝てた!?」
弟「? どうしたの?」
姉「あ、いやいや。何でもないよ。……ぐぬぬ、あまりの幸福に安らかな眠りに就いてしまったか……(七回目)。よし、起きようか」
弟「うん! お着替えするー」つ服ポイポイー
姉「ブッハァ!」鼻血ドビャー
弟「おきがえおきがえー」
姉(ふ……いつ見ても破壊力抜群だぜ!)
弟「……出来た! あれ? お姉ちゃんまだ着替えてないの?」
姉「へ? ……あ」
姉(観賞に夢中で着替えるの忘れてた)
弟「はやくしないと遅刻しちゃうよ?」
姉「う、うん。そうだね」
姉(だってしょうがないじゃん! 今日の弟ちゃんの服可愛い過ぎるじゃん! セーラー服みたいな感じで、何つーか、こう、堪らんじゃん!)
弟「おトイレ行きたい…… 僕、先に行ってるね」パタパタ
姉「あ、ま、待ってー(ノ´Д`)ノ」
☆☆ジャー
弟「ママおはよー!」
母「おはよう弟ちゃん。やっぱりその服可愛いわね(←買ってきた人)」
弟「えへへ。あ、パパもおはよ!」
父「おはよう。弟は何着ても似合うな。……母さん、たまには男らしい服も買ってやった方が良いんじゃないか? その、弟も男なんだし」
母「あら。弟ちゃんに性別なんて有って無いような物じゃない」
弟「? 僕、男の子だよ?」
母「そうね。男のコよね」
父(今絶対噛み合ってなかった! 男の子じゃなくて男の"娘"の方だった!)
母「幼馴染ちゃん待たせると悪いから、早く食べちゃいなさい」
弟「はーい」
姉「ぜぇぜぇ……わ、私もご飯……」
母「はいはい」
父(慌ただしいなぁ……いつもの事だけど)
弟「……」モッモッ
姉(はう……食べ方ハムスターみたいでマジ可愛い!)
弟「……」まむまむ
姉「はぁ……」ウットリ
母「……早く食べなさい」
☆☆
幼馴染「お、弟くん、おはよう」
弟「幼馴染ちゃんおはよー!」
幼馴染「可愛い服だね」
弟「えへへ。ママに買ってもらったの!」
幼馴染「そうなんだ」
幼馴染(か、可愛い過ぎる……もっと見てたい……)
姉「……」ゴゴゴゴゴ
幼馴染「あ、お姉さんも、おはようございます」ペコリ
姉「ずっと居たんだけどね」ニコ
幼馴染「お、弟くんが可愛くて、つい」
姉「まあ、それはよく分かるけど……」
弟「早く学校行こ!」
幼馴染「そ、そうだね。行こう行こう」
弟「お姉ちゃん、行ってきまーす!」
姉「行ってらっしゃい。頑張ってね」
弟「うん! お姉ちゃんも頑張って!」
姉「うん。じゃあ、ね」つフリフリ
弟「ばいばーい!」ブンブン
姉「ばいばーい……か……」
姉「……ふ」
姉(くっそおおお! 何で小学校と中学校の行き先が真反対なのよおぉおおおお!)アアアアアア!
母「叫んでないで早く行きなさい」
姉「はい」
☆☆某中学校
1年女子達「あっ、姉さんだ! おはようございます!」
姉「おはよう皆。朝から元気ね」
イケメン君(2年)「おはよう姉さん。今日も素敵な笑顔だね」
姉「おはようイケメン君。いつも思っているのだけど、誰にでもそういう(気持ち悪い)事言うのはどうかと思うわよ?」
イケメン君「ははは。僕がこんな(口説くような)事言うのは姉さん位だよ」
姉「そう。じゃ、私はこれで」
イケメン君「あ、姉さん。良かったら今度──」
姉友「姉」
姉「あ、姉友。おはよう」
姉友「ちょっと宿題見せてくれない? 昨日持って帰るの忘れちゃってさ」
姉「珍しい事もあるもんねー。あ、イケメン君。じゃあね」
イケメン君「あ、うん。じゃあ」
☆☆教室
姉「ナイス姉友」
姉友「あのまま放っておいたらアンタの本性が罵倒と暴力という形になって具現化してしまうと思ったからね……」
姉「流石姉友。よく分かってるわね」
姉友「ちなみに、頭の中でどんな事考えてたの?」
姉「『毎日毎日気持ち悪いな。さっさとくたばってダンゴムシにでも転生してろ』とか」
姉友「いや酷いな……本人が聞いたら泣くでしょ」
姉「知らないわよそんなの」
姉友「……」
姉友(こいつ、いつからこんな感じになったっけ)
──三年前──
姉「弟ちゃんたら本当に可愛いんだから!」
姉友「姉ってばそればっかりね」
姉「だって可愛いんだもん! 将来は私のお嫁さんになるって言ってくれてるんだから!」フンス
姉友「お嫁……?」
姉「そうよ!」
姉友「弟……なんだよね?」
姉「そうよ!」
姉友「……」
────
姉友(出会った時からこんなだったな)
姉「はーあ。早く帰って弟ちゃんを抱き締めたいなー」
姉友「そう言えば、あんたって生徒会長選挙に立候補するって聞いたけど、本当なの?」
姉「え? する訳ないじゃない。生徒会長なんてやってたら弟ちゃんと過ごす時間が無くなるじゃないの」
姉友「じゃあやっぱり合意じゃなかったんだ」
姉「何? 誰か私を推薦でもしたの? 誰?」
姉友「イケメン君」
姉「止めないで」ガタッ
姉友「ちょ、せめて何するかだけでも明確にしてくれない? 行動が早すぎてドン引きなんだけど」
姉「だって!」
姉友「まあまあ落ち着きなって。あんたが拒否すれば解決する話じゃないの」
姉「……」
姉「それもそうね」スッ
姉友(こいつ、いつか取り返しのつかない事をやらかしそうだな……私が見張ってないと)
姉「早く帰りたいなー」
姉友「……才色兼備の優等生とは思えない台詞ね。それより、今日アンタん家に泊まりにいくけど、忘れてないわよね?」
姉「………………やーね。忘れる訳ないでしょう?」
姉友「いや絶対忘れてただろ。地味に楽しみにしてるんだからね? あんたの弟君の事。「弟君のファンを増やす訳にはいかない」つって写真も見せてくれないんだから」
姉「当たり前でしょ? 弟ちゃんはハイパープリティな天使ちゃんなんだから! 写真だけでハートを射ぬくくらい朝飯前なんだから」
姉友「へー」
姉「む、信じてないでしょ! 絶対に会ったらびっくりするんだから!」
姉友「はいはい」
姉「あ、でも惚れちゃったりしちゃ駄目なんだからね! 今だって隣の家にいる幼馴染ポジの泥棒猫の対処で精一杯なんだから!」
姉友「面倒なやつだな……」
姉「と・に・か・く! 絶対に好きになっちゃ駄目なんだからね!」
姉友「分かった分かった」
姉友(はー面倒くさ。これでも友達想いの良いやつなんだけど……最近は本格的に歯止めが利かなくなってるからなあ。優等生キャラの化けの皮が剥がれるのも時間の問題ね)
姉「弟ちゃん……(窓の外を眺めて)」ハア…
姉「今何してるのかな……」
姉友(化けの皮が剥がれても特に問題無い気がするけど)
──放課後、姉弟家
弟「にゃあ~」
猫「みゃ~」
弟「……にゃ!」
猫「みゃ!」
弟「ふにゃ~……」ゴロゴロ
猫「うみゃ~……」ゴロゴロ
母(何してるのかしら……)
母(よく分からないけど可愛いし写真撮ろっと)パシャ
姉「ただいm」
弟「にゃぁあ~」ゴロゴロ
姉「ぶっは!」鼻血ブー
姉友「ちょ」
不定期更新です。
長く続けられるんですかねこういう系のって?w(自分はできない
頑張ってください!(なんか上からみたいになってすみません
更新待ってました!姉っていいよね(三次元は知らんがな)