胴付きふらんとの生活
処女作ですので生暖かい目で見守りくださいm(_ _"m)
ふらん購入編では胴付きではないのでご注意ください!
やぁみなさんこんにちは、鬼威です。俺の仕事は大手ネットゲームのサイトの運営。サイトのHPを管理したり、そこのコメント欄のクレームや意見の対応を任されている。基本PCを見ているだけでいいので楽そうに見えるが、クレームなどが精神的に来るのであまり人気はない仕事である。そういうわけで給料はなかなかいいほうだ。まぁそんなことはどうでもいいっちゃどうでもいい。現在仕事をしている途中だが前々から」考えていたことがある。そう、ゆっくりの飼育だ。わかりやすく理由を言うと寂しい。だから飼いてぇ。以上。ところでゆっくりについての説明だ。ゆっくりとは饅頭のような見た目の饅頭である。(語彙力)まぁ動く、喋る、食べるなどをする饅頭だ。いつから現れたのかは不明。本人(?)達の話だとゆっくりはゆっくりするために生まれてきたらしい。まだまだ謎の多い生物だ、がしかし、近年そのゆっくりたちの中にも進化をする個体がいるらしいなんでも一頭身の体から胴が生えるらしい。まぁ置いといて、ゆっくりの飼育環境も整ってきており、ゆっくりの飼育に関して必要なものを販売しているゆっくりショップや、飼いゆっくりのみ同伴可の飲食店なども増えてきている。その一方、飼いゆでないゆっくり、つまり野良ゆっくりの対応はかなり冷酷なものとなっている。理由は、異常なまでの繁殖力を利用しての街中でのむれの結成。ゴミ捨て場の荒らし行為。勝手に人家に侵入し巣の形成。など、ほかにもきりはないがその中で最も有名なのが加工所による一斉駆除だろう。その圧倒的な威力により、野良ゆ達にも深く刻まれたらしく、一斉駆除のワードを聞くと泣き叫び、粗相をするという。またゆっくりの飼い方にも派閥が存在する、それが虐待派と愛で派だ。文面で分かってくれると思うから説明は省く。ちなみに俺は二刀流だ(ドヤ)飼いゆに対しては愛でだが、野良に対してはその限りじゃない。
ゆっくりには種類がある。まず一番数が多く繁殖能力の高い通常種、れいむ、まりさ、ぱちゅりー、ちぇん、ありす、みょんだ。詳しい説明は登場時に説明する。次に多いのが補食種。その名の通り同族である通常種を狩るのに特化してる個体だ。だが希少種は襲わないらしい。れみりゃ、ふらん、などだ。次に希少種だかなり個体数はすくない。野良なら尚更だ。めーりん、らん、ゆうか、さなえ、きめぇ丸、ちるの、るーみあ、さくや、れてぃ、ゆゆこ、ゆかり、すいか、うどんげ、もこう、てんこ、などレパートリーが多いが個体数が少ないため希少種認定されている。他にもいろいろ説明しなければいけないところはあったはずだが忘れたのでその時その時で説明しよう。
~自宅(無理して買った一軒家)~
「はぁ~、もう仕事終わったしやることねぇなー.....よし、ゆっくり買いに行こう(使命感)下調べは完璧、予算は十分。金バッチのふらんがいいなぁー。」ガチャ
金バッチとは人間がゆっくりに定めたランクのことだ、銅、銀、金、プラチナまでがあり、銅は飼いゆを認定する程、銀は人間と生活するのに十分なほど優秀、金はどこに出してもゲス化の心配がなく絵本や漢字が少し読めるくらい優秀、プラチナは人間と同等の扱いを受けれる。個体によっては人間社会で働いている者もいるらしい。(ほとんど胴付き)また、銀からは加工所にある試験会場でしっかり試験を受け審査されたのちに手にすることができるので信頼は厚い。
~ゆっくりショップ ゆっくりブース~
「さぁ、ふらんちゃんはいるかなぁ?」すたすた
「こんにちは~。ゆっくりをお探しですか?」
「こんにちは、そうなんですよ。いや飼うのは初めてでしてね~」
「初めての方ですか~。そうなると値は張りますが金バッチのゆっくりをおすすめしますよ?」
「もちろんですよ。下調べは完璧です!w」
「そうですか!最近はろくに調べもせずにかわいいからと銅バッチを購入しクレームをつけるお客様が多いので困ってしまいますよーw」
「それは困りますよねぇ。あ、金バッチのふらんっています?」
「ふらん種ですかー、少しお待ちくださいねー。」すたすた
........
「ふらん種の金バッチでしたらちょうど一匹いますのでご覧になりますか?」
「お願いします。」やったぜ
そして店員さんの手のひらに運ばれてきたのはソフトボール大の大きさの髪色が金から紫に綺麗にグラデーションしているふらんだった。
「こちらになりますねー。最近成ゆになったばかりですよ。ふらんちゃん、ご挨拶しなさい。」
「はじめまして!おにいさん!ふらんです!」
「うん、よろしくな。....?」
「実はですね、この子はれみりゃ種とふらん種を両親に持つのですが、突然変異種として高い知能と髪の毛の金髪から紫髪のグラデーションがあり、狩りの本能も忘れず能力自体も強化、またふらん種とれみりゃ種の特徴をもったとても珍しい個体なんです。」
「へぇ、それはすごいですねー。ってことは高いんじゃ?」
「そうなんですがこの見た目が通常のふらん種とかなり違う見た目なのでどんなに説明しても信じてくれるお客様も少なく、また理解してくれたお客様もいるのですが高いので購入までは考えられないと...」
「それは大変でしたね。で、いくらです?」
「え!?...失礼ですがご予算はどれほど...?」
「50万程なら。」
「ごじゅっ!?....そうですね。なかなか買い手がつかないということで20万8000円といったところでしょうか。」
「わかりました。買います。」
「ありがとうございます。サービスでオレンジジュース2リットル3本と高級ゆっくりフード30日分、全国共通ゆっくりショップ会員証プラチナクラスをお作りします。」
「ありがとうございます。ちなみにその会員証の意味って?」
「全国のゆっくりショップ内にある全商品が15%引きとバッチの紛失をゆっくり一匹に三回まで無償再交付ですね。」
「ほう、ありがたいなぁ。」
「では、少し準備してきますのでふらんちゃんとお話でもしてあげてください。」すたすた
「わかりました。」
「おにいさん、ふらんを買ってくれるんですか?」
「そうだよ。よろしくね♪」
「うー!よろしくお願いします!」
「あはは、おいでー」
「はーい♪」ぱたぱた
おお、マジで飛ぶんだ...ってかマジでかわいいな!妹みたいな感じかもしれないなー
「なんですかー?」ぽすっ
「よしよし」なでなで
「んぅー♪」すりすり
「ふらんは今日の夜ご飯何が食べたい?」
「わたしはゆっくりフードしか食べてきていないのでなにがあるかわからないです...」
「そうかぁ、じゃあおにいさんに任せろ!あとそんなに硬くならなくていいよ、今日から俺とふらんは家族なんだからな!」
「!わかりま...わかった!おにーさん!よろしくね!」
「おう、よろしくな!」
「もう打ち解けたようですね~、あっこれはお釣りの2000円と飼いゆ証明証と餡統書ですね。」
「ありがとうございます。ではまた来ますね。じゃあ行こうか、ふらん。」
「うん!てんいんさんも今までありがとうございました!!」
「うん、ふらんちゃんもいい子でね~!」
~自宅~
ガチャ
「ただいまー。さぁここが今日からふらんの家だぞ!」
「わぁ!ありがとう!」
「おう!よっし時間は~...もう18時か、ふらんはソファで待っててな。いまからおにいさんがうまい夜飯をつくっちゃるぜ~」
「はーい!(やさしそうなおにーさんでよかったなぁ~)」ぱたぱた
40分後
「うっし!ふら~ん!できたぜ~。」
「zzz」
「ありゃ?ねちったか?お~いふらんおきろ~。」
「うゅ~?」ぱちっ
「起きたか?ごはんできたぞ?」なでなで
「うぅ~ん♪ごはんさんなに~!」
「唐揚げだ!」
「!?からあげ!」びゅん!
「はやっ!?」
「おにーさん!早く食べよ!」
「おー、おけおけ」
「「いただきますっ!」」
「うーん、まぁまぁだな~」もぐもぐ
「おにーさん!からあげすごいおいしい!」
「そうか!じゃあまたつくってやるからな~」なでなで
「ありがと~♪」
「肉ばっかじゃなくて野菜も食べなきゃだめだぞ~?」
「は~い♪」もぐもぐ
~食後~
「ふぅ~満腹。」
「おにーさんごちそうさまでした!」
「おうっ、そうだふらんオレンジジュース飲むか?」
「いいの!?」
「おう、飲みすぎないように一杯だけな~。ほい」
「いただきます!.......あまーい!ありがとうおにーさん!」こくこく
「あはは、よしふらん、それ飲んだらお風呂に入ろうか」
「はーい♪」こくこく
~おふぅろー~
「よし、ふらん少しの間だけお帽子預かるぞ?」
「はーい♪」ひょい
「じゃあまずは髪を濡らすぞ?」しゃぁー
「あったかーい♪」
「シャンプーするぜー?」ワシャワシャ
「いいにおーい♪」
....
「さっぱりしたか?ふらん」
「うん!ありがとう!おにーさん!」
「おう、じゃあ今日はもう寝ようか」
「はーい」
~寝室~
「ふらんはどこで寝ればいいの~?」
「ここだ」枕元ポンポン
「は~い.....ゴソゴソ.......あったか~い!」
「じゃあお休み、ふらん。明日はいっぱい遊ぼうな」
「うん!おやすみなさい!........すぅ~すぅ~」
翌日
チュンチュン...
「ぱっと目が覚め、即行動!寝起きがいい男!その名も.........おもいつかねーや...ま、いいや」
「んー...」
「ふらんはまだおねむね...じゃあ先に顔洗って飯作るかー」
洗顔後
「はいはい、さてさて、本日の朝食を作りましょいっと...今日は...あー、アジの開きにもずくスープ、それと卵焼きとほうれん草のおひたし、それと白飯っと...ぱーぺきやんか!」かちゃかちゃ
「ふんふんふんふーん♪......うーん、上手い、俺ちゃんってばお料理の才能あるんでなーい?」
「おにーさーん...」パタパタ
るんるんでくっそ気持ちの悪い顔で料理をしている最中、フランが起きてきた。まだ完璧に目覚めてはいないのかふらふらと危なっかしく飛んでいる。ふらんだけになッッッ!(激寒)そこで俺はゆっくりサイズの座布団をキッチンの向かいにあるダイニングテーブルに敷き、フランをそこに座らせた。
「おはよう、ふらん。もーすぐ朝ごはんできるからテレビでも見ててくれ」
「はぁ〜い...」ウトウト
うん。かわいい(確信)さてさて、ふらん用の朝ごはんはフランスパンのフレンチトーストだ。実は寝る前に少なめの卵液を作り、一晩漬けてもブニュブニュにならないというかんっぺきなんだぜ!と叫びたくなるような下ごしらえが出来ている。あとはこれを焼けば、完成だ。
さらに数十分後.... スズメニキ「ハヨスルンヤデ」チュンチュン
「ふらん、ふらん」揺すり
「う〜...おはよぅございまふぅ〜」ウトウト
「おはよう、ふらん。ほら、朝ごはんだ」
目の前にふらんの食べやすい1口サイズに切られたフレンチトーストをコトっと置くと、しばらく船を漕いでいたふらんが目の前のものから発される甘い香りに気づいたのか、すごい勢いで目を開き、キラキラとした目で見ていた。
「わぁ〜、すっごく美味しそう!ありがとうございます!おに〜さん!」
「おう、礼はいいぞ。いただきますって言って食べて、最後にごちそうさまでした。って笑顔で言ってくれりゃ俺はいい」
「いただきますっ!」
「俺もいただきます」
食事をとる最中、ちら、ちらとふらんの様子を伺うと、これまたゆっくりサイズのフォークをおさげを器用に使って食べている。豪快ではあるが、決して汚い訳ではなく、純粋に食事を楽しんでいる。かわいい。
「うまいか?ふらん」
「うん!す〜っごくおいしい!」
「そうか!なら、こいつをかけてみるかぁ?」
取り出したりますは、純国産、ちょっとお高い大地の恵み、はぁちぃみぃつぅ〜
「な〜に?」
「蜂蜜さ(キリッ)」
「はちみつ?」
「まあまぁ、とりあえず食べてみてくれ」トロ〜
甘い香り漂いながらもどこか香ばしさのあるフレンチトーストがさらに芳醇な甘い香りを発する黄金の液体を見に纏わせ、その贅沢、官能はゆっくりには衝撃が強すぎるのかもしれない。ま、ふらんは責任を持って飼っているので心配はいらん
「はぁ〜!」キラキラ
「さ、食べてみろ!」
「はむぅっ!......あまーい!こここ、これは、ぜいたくすぎるのではないでしょうか!?おにーさん!」
「ふっふっふ。なぁ〜に、気にするでない...我はそなたを愛しておる...これぐらい...痛くも痒くもない...(キメポーズ)」
「おにいさん大好き!!」
「...」(( ゚∀゚)・∵. グハッ!!これは...!死ねる!)
その後、俺は高揚マックスヘブン状態へと突入し、無事、朝飯を食べたかどうか忘れたのであった。(ふらんの笑顔は脳内保存)
好き!!
愛で好きやからこれはうちにとっては超良作!
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いじめないのも悪くない