2018-11-24 01:25:03 更新

概要

ドラえもんのとても短いSSです。


前書き

はじめての投稿です。
文下手なので、ごめんなさい。
色々おかしいかもしれません。
他の方と似ているかもしれませんが、一応自分で考えました。つまらないかもしれません。
それでもいいという方のみお読みください。


いつもの光景の中の不自然


のび太「たっだいまー!」

勢いよく部屋に駆け込むとそこにいたドラえもんはおやつのどら焼きを踏まれまいと、抱えてたっていた。

そしていつもの優しい声で、

「お帰りのび太くん。やけに明るいなー?

何かいいことでもあったのかい?」

と聞いてくる。

僕はここぞとばかりに

「ふふーん。わかる?今日なんとね 静香ちゃん

がね、おやつにケーキを焼いてくれるんだ!

ドラえもんもくるよね?」

と聞き返す。

僕は当たり前の・もちろん行くよ。と言う即答が来ると思っていたが、今日は少し考えてから

「遠慮しておくよ。僕はもうおやつを食べてし

まったからね。君だけいってきな。」

僕は少し珍しいなと思いながらも、特に考えずに、慌てて自室を出て行く。

そして玄関で、ママに、

「のびちゃん宿題終わったの?

昨日約束したでしょ?」

でも僕は、

「帰ってきたらやるよ!」

と言いながら、家を飛び出した。




いつもの日々


はーはーはー。全速力で静香ちゃんの家までやってきた。ピーンポーン ピーンポーン。

「あらのび太さん。いらっしゃい。ドラちゃん

は一緒じゃないの?」

だから僕はさっきのことを話した。静香ちゃんは、不思議がりながらも、

「そうなのね。さあ二階に上がって!

後五分くらいで焼けるから!」

と言われた。家に入ると、甘い匂いが、ふんわりと香った。

でも部屋に入ると…

⁇「やあ、のびくんじゃないか。」

げっ。出木杉もいたのか。僕だけじゃないのかよー。と思っているところに、静香ちゃんが入ってきた。

「のび太さん、出木杉さんケーキが焼けたわよ

!」


ドラえもんの故障


ふー。静香ちゃんのケーキは相変わらず美味しいな。そんなことを思いながら、家へ続く道を歩いた。

「ただいまー」返事がない。誰もいないのだろうか?

ゴド デン ガダ

二階から音が鳴る。僕は恐る恐る階段を上がり部屋を見る。

するとそこには、いつもの僕の親友であり、家族であるドラえもんがいた。でも様子がおかしかった。

2、3歩歩いては

ココハドコ? ボク ドラ エモン 20 ニ セイキノ

コモリ ロボット ボ ク ドラ エ モン?

そしてその状態が1・2分続いたあと今度は

エラーエラーエラーが発生しました。

キョウセイテキニキノウヲ テイシ シマ ス

ピー ピー

となった。

そのあとはさっきと対照的な静寂が訪れた。僕は頭が真っ白になった。その時間はきっと30秒ほどだったのだろう。

でも僕には、何十時間にも感じれた。

ようやく 頭が落ち着き ドラミちゃんそうだ ひみつ道具 未来電話そうだよ!ドラミちゃんに連絡しなくちゃ。

でもそれは、何度かけても繋がることはなかった。

押入れを探してみる。

スー

懐かしい木の香りが立ち込める。

そこは、綺麗に片付いていた。

壁いっぱいのつばさちゃんの写真も、いつも脱ぎっぱなしの布団も、ぐちゃぐちゃだった秘密道具もまるで、今から壊れることがわかっていたように、片付けられていた。枕の下には、

一枚の手紙があった。そこには こんなことが書かれていた。


手紙


君がこれを読むってことはスペアポケットを盗もうとしている時か、僕が壊れた時だろう。多分後者が多いだろう。

のび太くんもうすぐ6年生だね。君はまだおっちょこちょいでのろまだけど、去年の1年間必死で勉強していたよね。今ではもう宿題なんてあっという間に終わるだろう。

ジャイアンにいじめられてもじぶんだけで立ち向かうこともできた。大丈夫。君は十分頑張っていたよ。これから僕がいなくても、頑張ってくれよ。僕はきっと未来の君が修理してくれるのを待っているよ。君と遊んで過ごした日々は、ロボットの僕でさえ、ヒヤヒヤして楽しくて、感動したんだ。君はとても優しい。そして強いんだ。諦めてはダメだよ。大丈夫。僕はもうすこし時間があれば君の成長を見れただろう。こんなポンコツな僕でごめんね。未来で待っているよ。ありがとうそしてごめんね。

最後の方は、何かでぼやけていた。

僕は泣いた。ただ泣き続けた。

悲しみ。親友の変化に気づかなかった己を恨んだ。そして僕の頭の中には、ドラえもんと過ごした日々と後悔が駆け巡り続けた。


数年後…


のび太「ドラえもん。僕頑張ったよ。機械系な

ら日本で一番頭のいい学校に入ったよ

。どら焼きパーティーしなくちゃね。

まっててドラえもん!僕が直してあげ

るからね。」

ドラえもん「………」コ ク

僕にはかすかにドラえもんが頷いた気がした…




終わり




後書き

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご意見等募集しています。


このSSへの評価

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SS好きの名無しさんから
2019-09-19 20:58:13

SS好きの名無しさんから
2018-12-16 08:49:40

SS好きの名無しさんから
2018-11-24 01:31:43

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SS好きの名無しさんから
2018-12-16 08:49:35

SS好きの名無しさんから
2018-11-24 01:31:47

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このSSへのオススメ

1件オススメされています

1: SS好きの名無しさん 2018-12-16 08:50:12 ID: S:K7gSgw

短いな少し


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