勇者と魔王?の不思議な冒険
お試しで軽く描いてみただけですw
もしかしたら続編書くかもw
出会いっていうのは不意に訪れるもの
それはわかってるけど…まさかね…
『この僕に、力を貸して欲しい!』
なぁんてことを言われるなんて、全く想像すらしてなかった…
〜???〜
???「ん…あれ…?」
私は周りを見回した、この場所に見覚えはない
???「どこどこどこ!?ここどこなの!?」
ついさっきまでウトウトしてたからお昼寝しただけなのになんでだだっ広い草原にいきなり居るのよ私!
???「うーん、とりあえず…」
私はスマホを取り出した、うん、圏外だね
はぁ、今日まだログインボーナス貰い終わってないゲームあったのにぃ…
???「あ、町がある。行ってみようかな」
どんなRPGゲームでも情報収集は基本中の基本、何かあるはず
〜街〜
???「うわぁ、最初に訪れる街にしてはかなり大きい…」
「おい!そこのお嬢ちゃん」
???「あ、私ですか?」
「君、どうやら見た感じこの街に来るのは初めてか?」
???「ええ、(というかこの世界自体初めてなんですけど…)」
エギル「俺はエギル、この街で武具店をしてる」
???「私は…あれ、名前…」
エギル「顔色悪いぞ、どうしたんだ?」
???「名前…なんだっけ…」
『お前は…ヤヨイ…』
ヤヨイ「ヤヨイ?私の名前?」
『そうだ…そして…魔王だ』
ヤヨイ「私が…魔王!?」
エギル「お嬢ちゃん、うちで少し休むか?」
ヤヨイ「あ、ありがとうございます」
私が魔王って…
〜エギル武具店〜
ヤヨイ「すごい…どの武器・防具も仕上がりが完璧…」
エギル「見る目があるね!と言っても、誰も買ってくれないけどな」
ヤヨイ「こんなにいい武具なかなか無いですよ。私に硬貨があれば…」
エギル「気にするなって、ところでヤヨイ…だっけ、君はどこから来たんだ?」
ヤヨイ「それが…わからないんです」
エギル「わからない?」
ヤヨイ「この街のことも…この世界も」
エギル「まさか、異世界召喚だっていうのか」
ヤヨイ「…え?…やっぱり?」
エギル「別に驚くことじゃ無いさ。ここ最近、よく耳にするんだ異世界から来た人間がいるって」
ヤヨイ「異世界召喚なんて本当にあったんだ…、この世界が別世界ってのは当たりみたい」
『そうだ、ここは君のいた世界じゃ無い。私が呼んだのだ。魔王よ』
ヤヨイ「さっきから誰!?なんで私が魔王なの!?」
『いいだろう…教えてやる!』
ユズ「それは私が…かみだからだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁぁあ!」
ヤヨイ「…」
エギル「…」
ユズ「…」
つづく
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