マミ「私はベテラン魔法少女...巴マミよ!」
※本編のネタバレあり、アニメ本編を視聴した方以外の閲覧は自己責任でお願いします。
中途半端な形で終わってしまいますが、文字数はその分少ないです。完全な自己満足作品になりますが、読んでいただけたら嬉しいです。
ほむら「ふぅ、どうやらまた違う時間軸に来てしまったようね。」
ほむら「もう何週目なのか数えるのを諦めてしまったわ。」
ほむら「私は人間ではなくなってしまった。たった一人こんな迷路に閉じ込められて...」
ほむら「まあ...元々人間らしい生活を送れていたわけではないし、まどかを救うという目的があるだけ今の方が生きている心地はあるわね。」
ほむら「ふん、感傷に浸っている場合では無いわ。まあ新しい時間軸に来た準備運動して、軽くインキュベータを倒しておきましょうかね」
ーーー ーーー
キュゥべえ「(...!僕と契約した覚えのない魔法少女...?一体何者なんだ)うぐっ!」
キュゥべえは倒れた。
ほむら「ふん、あっさりしすぎてて詰まらないわね。」
キュゥべえ「いきなりひどいなぁ。僕を殺すなんて。代わりは幾らでもいるけど、勿体ないじゃないか。」
いきなり現れた2体目のキュゥべえは1体目のキュゥべえの死体を食べて後始末をしてしまった。
その時、1人の少女がその場に居合わせていた。
まどか「ああ。。ほむらちゃん...?」
ほむら「鹿目まどか...(どうしてこんなところに...)」
キュゥべえ「僕が呼び寄せたのさ。彼女は魔法少女としての素質が大いにある。」
ほむら「くっ!」
まどか「魔法少女...こんな私が大きな素質を持っているっていうの?」
キュゥべえ「そうだよ、だから僕と契約して魔法少女になってよ!」
ほむら「ふざけるんじゃないわよ!」
ほむら「ぬっ!あああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!ドンドンドン」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
暁美ほむらは、ものすごい勢いで拳銃を連射し始めた。キュゥべえの姿は跡形もなく銃弾によってかき消されてしまった。」
ほむら「ふん。」
まどかは声を出すことも出来ずに震えている。
??「これは一体...?」
ほむら「...!」
振り返るとそこには暁美ほむらのよく知る人物がいた。そう、巴マミだ。
ほむら「(インキュベータ、どうやら巴マミと私をぶつけて、私の実力を測るつもりね...)」
マミ「私の友達が...」
テレパシーでキュゥべえから助けを呼ばれたであろう巴マミは青ざめた顔をしている。
ほむら「そいつは悪魔よ、死んだところで別に何も悲しむことはないわ。それにそいつの代わりは幾らでm...」
マミ「あなた、何者なの」
ほむら「聞く耳を持たないようね。」
マミ「お互い相手の話を聞くつもりはないようね。だったらやることはただ1つよ。」
マミは飛び上がり、拳銃を取り出す。暁美ほむらに向けて銃弾の嵐を繰り出した。
ほむら「(こんな風にキュゥべえを殺したのは今に始まったことじゃないけど、それを巴マミに見られたのは今回が初めてだわ。)」
ほむら「(どうやら余計な争いを生む結果になってしまったようね。)」
ほむらは銃弾の嵐を高速でかわす。そして巴マミの背後に回る。時間操作は使用していない。彼女の長年の経験により形成された戦闘能力は半端ではない。
マミ「そんなっ!(強い!まさかここまでとは...)だめっ、殺られる...!」
ほむら「私相手に手加減をしたことが間違いよ、巴マミ。」
暁美ほむらは巴マミの肩に銃弾を撃ち込む。巴マミは倒れ込んだ。
ほむら「(ソウルジェムが砕かれない限り魔法少女が死ぬことは無い。私はここら辺で消えることにするか。)」
暁美ほむらは時間操作を使用し、その場から消えてしまった。
まどか「あぁ...あぁ...!!!」
鹿目まどかには暁美ほむらのことを考える余裕などなかった。目の前で殺されたキュゥべえ、銃弾を撃ち込まれ重傷(に見えるだけ)のマミのことだけで頭が一杯だった。
巴マミ「ふふっ...なんて声を出しているのよ...まどかぁああああ...!!!」
まどか「だって...だって...」
巴マミ「私はベテラン魔法少女...巴マミよ!これくらいなんてことないわ...!」
まどか「でもっ...!」
巴マミ「いいから行くわよ!あの魔法少女を倒すのよ!!」
巴マミ「私にはたどりつく場所なんていらない。ただ前に進み続けるだけでいい。止まらない限り道は続く...」
巴マミ「私は止まらないわよ...!あなたたちが止まらない限りその先に私はいるのよ!」
巴マミ「だから...止まるんじゃないわよ...!」
巴マミは倒れた。
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キュゥべえ「マミ、一体なにをやっているんだい。」
巴マミ「キュゥべえ、どうして生きているの...?」
END
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