東郷軍vs残りの勇者部~その行方は~
もしもあの「西郷さん、西郷さん」でおなじみのを勇者部と乃木園子でやってみたら
設定等まちがっていたらごめんなさい。
結城友奈「東郷さん、東郷さん!」
東郷美森「何かしら、友奈ちゃん?」
結城友奈「あのね、その~美森軍で江戸城と・・・ん?何だっけ?えーと、村?じゃなくて里?」
東郷美森「違うよ友奈ちゃん。城下町でしょ。」
結城友奈「あ、そうそう、その・・・じょ、浄水場!」
東郷美森「違うの、じょ・う・か・ま・ち、よ」
結城友奈「じょ・し・りょ・く?」
東郷美森「友奈ちゃん。あんな先輩の言う事、まねちゃだめよ。」
犬吠埼風「ちょっとー、あんなって何よ!あんなってー。私、部長よ。女子力なめんじゃないわよー。ちょっと、樹!離しなさいって!一発、ドカーンと言ってやるわ!いや、言わなきゃ私の気がおさまらないわー!」
犬吠埼樹「お姉ちゃん落ち着いて。」
三好夏凜「あんた、まだ出番じゃないでしょ。ほら樹、奥まで連れて行くわよ。」
犬吠埼風「ちょっとー、いいから離しなさいって上級生の言う事は、だから、聞きなさいよー。ちょっと、痛いって、あ、あー・・・。」
結城友奈「あ、あはは・・・。」
東郷美森「・・・。」
結城友奈「・・・、えっとー。」
東郷美森「友奈ちゃん。」
結城友奈「は、はいっ。」
東郷美森「話の続き。」
結城友奈「え、あ、はいっ。えっとー、それで、その・・・ここを攻めてこられると大勢の人の迷惑になるかなーて。」
東郷美森「そう。だけど、私たち、あ、あと東郷軍ね、東郷軍。」
結城友奈「へ?あ、はい!了解しました。」
東郷美森「うん。それで、私の軍は、もう三日後には攻められる状態にいるわ。今更引き返すよう命じたら、よけいに危なくなる可能性もあるけど。」
結城友奈「いや、でも
犬吠埼風「ついに、私の出番ね!」(バコーン!)
東郷美森「風先輩。ふすまを壊さないでください。」
犬吠埼風「と、東郷の後ろにとてつもないオー
東郷美森「先輩!」
犬吠埼風「は、はい。この通りでございます。」
東郷美森「わかりました、許します。それで友奈ちゃん、話の続きを
犬吠埼風「ス、トープ!ここからは、私の秘策を話すわ。友奈、ドーンとボロ船に乗った気持ちでいなさい。」
結城友奈「ボ、ボロ船なんだ・・・。」
東郷美森「それで、先輩は私を納得させるほどの理由がありますか?」
犬吠埼風「ふ、ふ、ふ。あるわ。それは。」
結城友奈「それは!」
犬吠埼風「それは、私の女子力で東郷軍の人達を悩殺してしまうからよ。」(ババーン!)
東郷美森「・・・。」
結城友奈「・・・。」
犬吠埼風「ふふ、この完ぺきな理由に反論すらできないようね。」
東郷美森「いえ、あきれているだけです。それに、私の軍の人は全員女ですから。」
結城友奈「えっ」
犬吠埼風「な!この時代の女の人が戦うことはないはず!?ありえない。東郷!もう一回歴史の勉強をしてきなさい。部長命令よ。」
東郷美森「その必要はありません。なぜなら、この時代であっても女の人が戦う可能性は十分にあるからです。」
犬吠埼風「どういう意味よ。」
東郷美森「詳しくはアニメ戦国乙女~桃色パラドックス~を見てください。」
結城友奈「東郷さん、なんでそういったの知ってるの!?」
東郷美森「友奈ちゃん、社会勉強は早いうちにしといたほうがいいよ。」
結城友奈「それでもその分野は違うと思うな~。」
犬吠埼樹「お姉ちゃん、少しは手加減してよ~。痛かったんだから。あ、失礼します。」(すー)
東郷美森「いらっしゃい、樹ちゃん。」
結城友奈「どうぞどうぞ、私の隣空いてるよー。」
東郷美森「樹ちゃんは、本当に礼儀正しい子だね。」
犬吠埼樹「えへへ。」
犬吠埼風「さすがは樹。私の妹となだけあるわ。」
結城友奈「おー。」
犬吠埼樹「うん。」
東郷美森「えっ」
犬吠埼風「ちょ、最後の[え]は何よ。この私が礼儀正しくないて言うつもりじゃ
三好夏凜「失礼するわよ!」(ドカーン!)
犬吠埼樹「ふすま、2枚目なんじゃ・・・。」
犬吠埼風「ないわよね・・・ふふふふふ、夏凜がふすまを壊したということはつまり東郷が。ふふふふふふふ、楽しみだわ。」
犬吠埼樹「お姉ちゃん、なんか悪役みたいになってるよ。」
結城友奈「あ、夏凜ちゃんだ~。」
東郷美森「・・・。」
三好夏凜「そ、そうよ。本当はやる気なんてなかったけど、し、しかたないから秘策を考えて来てあげたわ。ほ、本当にしかたなくよ。」
結城友奈「ありがとう、夏凜ちゃん。」
犬吠埼樹「ありがとうございます。」
犬吠埼風「ふふふふふ。」
東郷美森「・・・。」
三好夏凜「な、何で風、笑っているの?」
東郷美森「夏凜さん。」
三好夏凜「ん、何?東郷。」
東郷美森「私に言うことは?」
三好夏凜「へ?何かあったっけ?」
東郷美森「私に言・う・こ・と・は?」
三好夏凜「えっ・・・あ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・・・」
犬吠埼風「くくく、あーはっはっは、ふふふ、あははははは
東郷美森「先輩も人のこと言えません、よね。」
犬吠埼風「はい、すいません。すごく反省しております。」
結城友奈「え、えっとーか、夏凜ちゃんの秘策って何?」
三好夏凜「そ、そう、それよ。それを言いに来たの。東郷、全面勝負よ。私たち4人で、東郷の軍が町に入るのを食い止めるわ。」
三人「「「え、私たちも(ですか)!?」」」
東郷美森「・・・、夏凜さんならそうくると思っていました。ですが、私にはこれがあります。」(テレテレッテレー)
「ぼたもち。ほしい人は私に付きなさい。」
三好夏凜「ふん、そんなんでつれるわけ
犬吠埼風「隊長!」
結城友奈「隊長!」
犬吠埼樹「隊長!」
三好夏凜「え、えーーー!!」
犬吠埼風「私たちは隊長の下に。」
二人「「おー。」」
東郷美森「どうしますか?」
結城友奈「容赦はしないよ、夏凜ちゃん。」
犬吠埼樹「か、かくごー。」
犬吠埼風「どうする、夏凜。あと一つあるから。こっち側に来れるわよ。」
三好夏凜「くっ・・・て、何やってんの早く帰ってきなさい。樹ものらないの。」
結城友奈「東郷さん手作りのぼたもち、食べたかったよー。」
犬吠埼風「あ~。」
犬吠埼樹「えへへ、ごめんなさい。」
東郷美森「ぼたもちではやはり、夏凜さんまで釣るのはだめでしたか。」
三好夏凜「あたり前よ。」
東郷美森「やりますね。こうなったらあれを
三好夏凜「と、その前に私が呼んだスケットに来てもらうわ。もうそこで、スタンバイしてくれているから、いいわよー。」
四人「「「「(そんな、いつのまに!?)」」」」
結城友奈「あっ・・・。」
東郷美森「の、乃木さん!?」
乃木園子「やっほ~、ひまだから来ちゃったよ~。それでね、わっしー。」
東郷美森「・・・、え、あ、はい。」
乃木園子「やっぱり~攻撃は、だめだとおもうんだよね~。」
東郷美森「はい。」
犬吠埼風「いけいけー、もっとおせー。」
乃木園子「でも、わっしーがそうしたいなら、私は応援するよ。」
東郷美森「乃木さん。」(きらきら~)
結城友奈「私の立場がっ!」
犬吠埼樹「だいじょうぶですよ、友奈さん。」
乃木園子「でも、その前におかしどーさり持ってきたから、お茶会やろ~。ね、いいでしょ?」
東郷美森「え、お茶会ですか!?」
犬吠埼樹「一度台本、全部読み切ってからじゃあ。」
三好夏凜「いいじゃない、休憩よ休憩。それに、あの二人があーなってるし。」
結城友奈「わーい、おっ菓子ーだおっ菓子。」
犬吠埼風「フフフ、私の右目が大いなる生けにえを求めて、あ、これいっただきー。」
三好夏凜「セリフ言うなら最後まで言いなさいよ。」
犬吠埼樹「それにお姉ちゃん、もう治ってるでしょ。」
犬吠埼風「あはは、いいのよ。こういう時は気分よ気分。さ、みんなジュースは持った?それじゃ、かんぱーい!」
五人「「「「「かんぱーい!」」」」」
東郷美森「(ただし、この台本は没かな。)」
こうして、風の考えてきた劇の台本(一部アドリブ)の読み合わせは、別の方向へ進んだものの、誰もが幸せな時間を過ごし、大いに盛り上がったとさ。
<Fine>
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