インターセクト・ウォーズ~キャラ紹介&世界設定~
自分の(一次・二次創作含めた)創作子達+αを一つの世界に集めて世界の巨悪と戦ってもらうだけの簡単な物語。
今回はタイトルの通りキャラ紹介&世界設定のみで、本編がどれくらい長くなるか、そもそも書かれるのかは現状未定(これから忙しくなってくるため)。
この世界では複数の世界線が一つに強引に束ねられているため、複数の特殊技能は本人の力量を基に再配分され、一つのカテゴリに統一されているという設定。詳しくは本文にて。
あらゆる媒体によって後世まで語り継がれてきた原点世界『Pixas(以下Pi世界)』・深い傷を負った英雄達が互いを支えあい新たな絆を育む共有世界『Twise(以下Tw世界)』・原点世界の一つが特殊な発展を遂げて独立した『Divine(以下Di世界)』。
ある時期から断続的に行われてきた次元干渉の影響で異常な収束現象が起き、交わることの無い3つの世界は1つとなった。新たに誕生した世界の名は『Schluss(以下Sc世界)』。平穏と混沌が入り乱れた終極の物語は、終焉の名を冠するこの世界で繰り広げられることとなる。
●ヴァルー・イーリス(Pi世界出身・元ネタ『FE覚醒 ルフレ』)
自身に連なる絶望の運命を変えてみせた『聖王の右腕たる神軍師』。技量に秀でており、元の世界では剣と魔術を使い分けて戦った。
Sc世界においては魔術を中心とした『魔導士』として再構成され、かつての剣技は失われた。しかし軍師としての知恵や個性豊かな自警団をまとめあげた人望は健在で、数多くの中間達をまとめる良きリーダーとなっている。
●シリバル・オラージュ(Pi世界出身・元ネタ『GEB 第一部隊隊長』。俗称Piオラージュ)
全員で生き抜くことを重んじる『疾風迅雷の切り込み隊長』。兄貴分との別離や抗えぬ上層部からの圧力、下さねばならぬ非情な決断の全てを乗り越え希望の道筋を自らの手で掴み取った言葉通りの英雄。一時期MIAとなったが、数年後に拠点たる極東支部へと帰還する。
Sc世界では『狩猟士』となる。これは新型神機使い特有の遠近切り替えをわずかな時間で行えるスイッチヒッターを世界の改変が主軸に据えた結果であり、本来の武器である神機相当の剣を使えないことに肩を落としながらも、その責務を全うしている。
●黒金 竜胆(Pi世界出身・元ネタ『P3P 結城 理』)
世界に降り注ぐ死の運命をその命をもってして封印した『儚き幻奏の祈祷人』。無口で天然、加えて朴念仁の天然タラシ。しかし彼の持つ不思議な人望は良き仲間を集め、空虚だった彼の心に潤いを与えた。その人望はワイルドによるものか彼個人のものかは不明。
Sc世界では、二つ名を縮めたかのような『幻奏士』。世界の再構成によって失われたペルソナ能力の内、彼を象徴するオルフェウスの力が強く発現した結果だろうという推測は本人のもの。彼の奏でるメロディーには様々な効果がある。
●神薙 クウガ(Pi世界出身・元ネタ『7竜2020 サムライ男:CV 阿部敦』)
2020年の竜襲来を解決へと導いたムラクモ13班初代隊長で『絆繋ぐ諸刃の刀』。持ち前の性格と戦闘時のスタイルから、あらゆる面で班やムラクモ機関をまとめるリーダーとして存在していたが、翌年2021年の竜再来時に拠点である議事堂を護るために特攻し戦死した。
Sc世界では戦死してとある事変に巻き込まれ再度消滅した直後に転生。事変による不完全な転生が功を成したのか、元の世界と変わらず『サムライ』として刀を振るう。
●レイジ(Pi世界出身・元ネタ『7竜2020-2 ルシェ男:CV小野大輔』)
2021年、再来した竜への反逆の切り札として誕生した『古の守り人』。当時最強格であったクウガのDNAをベースに2020年に出現した『英雄達』の性質を組み合わせているため、その力は底が見えない。
Sc世界ではルシェとしての性質が才能と融合し『滅竜剣士』となる。竜族相手には無敵の強さを発揮するが、その代償として生命力が低下すると自我を失いかけるというデメリットも併せ持つ。
●ギース・グローリー(Tw世界出身。俗称Twギース)
猪突猛進・熱血漢な『レッドブレイダー』。本来は何の才も持たぬ一般人だったが、ある男に命を救われたのを機に自身の運命は過酷なものへと変化していく。自身の名もその男から名付けられた。元の世界での戦いの最中、とある仲間との修練の末に『魔剣・蒼炎』を会得する。青き炎を纏う剣は普通の剣では斬れぬものも斬ると言われている。
Sc世界では『近接闘士』として、近接戦闘に長けた前線の中心となっている。初対面であるはずのPiオラージュに既視感を覚えるが、真相を知ってか知らずか普通に接している。個性ゆえに衝突しがちなメンバーの雰囲気を和ませるムードメーカーな一面も持つ。
●結城 クウガ(Tw世界出身。俗称Twクウガ)
内気で臆病、戦士と呼ぶにはあまりにも優しすぎる『牙を持たぬ狩人』。右目を隠す眼帯は、彼の最も隠したいものを覆っており、その中身を知る者はTwギース以外には存在しない。
Sc世界では『弓術士』を担う。その弓から放たれるものは矢のみならず、緊急時に用いる短剣なども放てる。近接武器を持つ弓兵としての姿は、臆病な性格と仲間を護る意思という相反する二つの思いを体言している。
●ジャック・グローリー(Di世界出身)
旅の途中にひょんなことから神聖都市を護る騎士となった『幾万の可能性を持つ者』。旅人として生きて行くなかで培われた視野の広さと自分の覚悟に忠実な性格は、誰も見えぬ新たな未来を切り開く可能性を煌かせている。また、かつての旅の途中で習得した『滅竜魔法』という、自身の身体の性質を竜へと近付け、擬似的な魔法攻撃を行うという力も持つ。
Sc世界のジャックは元の世界での役職通り『神聖騎士』だが、盾も鎧も装備していない。型破りな装備に隠された力は、敵の多くはそれを知らぬままやられるという。
●ギース・ペレジア(Pi世界出身・元ネタ『FE覚醒 ルフレ』。俗称Piギース)
本来ならば邪竜に取り込まれた者として討たれて消えるはずだった『孤高の天才軍師』。彼という存在の中心は、ヴァルーの世界におけるラスボスだったが、彼と彼の中の邪竜の機転により生き長らえる。その後は数多の討たれたルフレの意志を統括し失われた邪竜の力を宿した。
Sc世界においては、素早い剣技が核となる『剣術士』。また、彼が本気を上回る殺意を放つことで発現する『虹色の竜の衣』形態も存在する。
●プルガトリー・’’ダーティ’’・ギアーズ(Pi世界出身・元ネタ『フリーダムウォーズ 主人公』)
刑期100万年の実刑判決を下された『罪深き茨雄人』。棺の解放を行いある男と契約を結ぶことで莫大な力を得た。口数は少なく、言葉より行動で示すタイプ。
Sc世界では『暗殺士』として俊敏な動きで敵を惑わしつつ、不意打ちで一撃必殺の小剣術を叩き込む。この俊敏な動きは、元の世界では神機使いとして戦っていた者達と互角に渡り合うことができるほどのレベル。また、機械的な敵との戦闘は手馴れたもので、文明の利器に疎い仲間達や配下からは頼られている。
●オラージュ・G・シーヴ(Tw世界出身。俗称Twオラージュ)
容姿がPiオラージュと全く同じの『孤独な氷刃』。なぜ容姿が同じなのかを知るのは本人とPiギースのみである。普段は冷静沈着だが、一度火がつけば同郷であるTwギース以上の燃え盛りを見せる。
Sc世界では『大剣士』となり、相棒である「クレメンサー/サイレントクライ/ティアストーン」を自在に操る。本来なら剥奪されるはずの元の世界での特殊能力を保持している理由は不明。
●レイジ・フェルクライム(Tw世界出身。俗称Twレイジ)
マフラーで口元を常に隠している『哀しき二律相反者』。元々は温厚で心優しき男だったが、ある事件に巻き込まれて以来心を闇に支配されている。
Sc世界では『跳躍剣士』の名が示す通り、通常の剣士では到底辿り着けぬ空中剣術を扱う。その剣術を行う秘密には星々の生命が用いられているらしいが、真相は定かではない。
●ガルキッド・トリビュート(Di世界出身)
とある渓谷を守護する一族の末裔である『幼き風来坊』。その過去故に常識から外れた一面を見せることがあるが、その一面が時には戦局を思わぬ方向へと転換させる起死回生の一手として発揮される場面もある。
Sc世界では『戦局士』として、前線で指揮を執るPiギースの補佐として戦略を練りつつ各メンバーのサポートに専念している。
キャラ紹介でも少し触れた通り、この世界においては元の世界で会得した特殊能力(例:ヴァルーの『邪竜を身体に宿していたことによる魔力増加』)は剥奪され、人間が努力で向上できる最上値まで下方修正される。また、元の世界特有のデメリット(例:神機使い組の『偏食因子を投与しないとオラクル細胞が暴走してアラガミ化する』)も剥奪される。つまり、全てのキャラが同じスタートラインに並んでいるという状況。
無論、特殊能力にカテゴリされない技能(例:ヴァルーの『軍師としての才能』やジャックの『我流剣術』)は剥奪されない。また、元の世界でも異質とされる特殊能力(例:ジャックの『滅竜魔法』やTwギースの『魔剣・蒼炎』)は、威力の衰退こそあるものの剥奪されてはいない。
●Sc世界が誕生した瞬間を知るものは誰もいない。理由は、世界が再構成される直前、三つの世界は完全に消滅した影響であらゆる生命の意識もまた完全に消滅していたから。
●Sc世界は、簡単に例えるなら『巨大な一つの大陸』。その一つの大陸を三等分し、Pi世界・Tw世界・Di世界がそれぞれに当てはめられている。Pi世界に関しては、各世界の核となる都市が各地に散らばっている感じ。PT及びアナグラは地下に配分。
●大陸の中央に聳え立つ巨大な城が、おそらくこの世界が誕生した原因があるだろうという推測はヴァルーによるもの。城からは邪悪なオーラを感じることと、どの世界にもカテゴリされない建物が存在することが理由。脳内イメージで一番似通っているのは某王国心2の存在しなかった城。
●世界の再構築に伴い、『ありえたかもしれない未来』が一部実現している。ヴァルーとPiギースが時空の扉を介さなくとも両立している状態がまさにその実例の一つ。
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