提督「また春に会おう」
初SSで読みづらいところや誤字脱字、文章がおかしいところ等あると思いますがよろしくお願いします。
なにか意見、要望がありましたらコメントによろしくお願いします。
何年にも渡り続いた深海棲艦との戦いもついに終わり、海には平和が取り戻されていた…。
提督「…これにて集会を終わりにする。各自それぞれ自室の片付けを明後日までに済ませておくように、解散!」
深海棲艦が倒されたことによりこれからは「艦娘」としてではなく一般市民として暮らしていくことになる。
当然鎮守府からは離れることになるのでその移動のための片付けだ
提督「本当にいろいろとあったな…」
加賀「提督」
彼女は加賀、主力艦隊の旗艦であり秘書艦でもある。
提督「どうした?また瑞鶴と喧嘩でもしたか?」
加賀「…私もあの子と常に争ってるわけではありません」ムスッ
提督「冗談だよ、そんなに怒るなって」
提督「それで、どうしたの?」
加賀「いえ、先ほど他の艦娘たちから最後に提督といろいろお話したいという要望がありましたので」
提督「んー、たしかにここ最近書類に追われててあんまり執務室からでてなかったしなー…」
提督「よし!それじゃあ各部屋行って少し話してくるか!」
加賀「それでは放送でこれから順に回ることを連絡しておきます」
提督「ん、よろしく」
提督「よーし、それじゃあ初めは金剛型の部屋でも行くか!」
コンコンコン
提督「いま入って大丈夫かー?」
「はい!どうぞ!」ガチャ
提督「榛名か、久しぶりだな」
榛名「お久しぶりです提督!」
霧島「随分と早い訪問でしたね、私たちが一番ですか?」
提督「おっ、霧島も久しぶり。そのとおり、ここが一番目の部屋だよ」
提督「で、金剛と比叡はどうした?」
榛名「それが…」
霧島「奥の部屋見ていただければ分かるかと…」
提督「ん?……あぁ…」
荷物の山「榛名!霧島!そこにいるなら助けてくだサーイ!」ヒエェェ!!
提督「なんとなく察した…とりあえず助けてやるか…」
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金剛「テートクー!助けてくれてありがとうございマース!」ダキッ
提督「分かったから抱きつくのをやめなさい、大体前から部屋の整理はしっかりとしておけってあれだけ…」クドクド
金剛・比叡「ヒエェェェ…」正座
榛名「ふふ、相変わらずですねお姉さま方は」
霧島「それで、なぜ部屋巡りなどしているのですか?指令」
提督「ん?ああ、最後だしみんなに今までのお礼とちょっとした話でもして回ろうと思ってな。」
提督「とりあえず、四人とも今まで本当にありがとうな、お前たちの働きには何度も何度も助けられた。」
提督「金剛は、いつもやかましい奴だがその明るさにいつも助けられてた。戦闘では言わずもがな活躍してくれてたしな、本当にありがとう」
金剛「なんか改めて言われると照れるデース・・・」
提督「そして比叡、お前はうちの鎮守府初の金剛型戦艦で2-4突破の時は見事旗艦を撃沈してくれた、あのことは今でも覚えてるよ。あとカレーも影で練習してたみたいだしな、またいつか食わせてくれ」
比叡「指令…はい!ぜひいつか進化した比叡カレーをご馳走しますね!」
提督「そして榛名、お前は一番長女っぽいしっかりしてる子で上の姉二人をまとめてくれて本当に助かってたよ。これからもあいつらが暴走したらよろしくな。」
榛名「提督…はい!榛名にお任せください!」
金剛「なんかサラッと酷いこと言われた気がしマース!」
比叡「訂正を希望します!」
提督「気のせいだ。最後に霧島。」
提督「お前は長女、次女より姉らしいしっかりした子だったな、戦術を練るときにも冷静な分析で正確な意見を言ってくれて本当に助かったよ。本当にありがとう」
霧島「指令…こちらこそありがとうございます!」
金剛「なんか所々ワタシと比叡の扱いがひどいネー」
提督「ははは、まあ金剛がしっかりと長女やってることはちゃんと分かってるよ、大丈夫」ナデナデ
3人「(いいなあ…)」
提督「っと、そろそろ次の部屋に行くか」
霧島「もう移動ですか?」
提督「少し早いけどな、他にも回らなきゃいけないからそろそろ行くことにするよ。」
比叡「駆逐艦の子達とかたくさんいて大変そうですもんねー…」
提督「まあ、そんなところだな。あと明日の昼花見やるから準備しといてな」
榛名「また随分といきなりですね…」
提督「まあ今決めたし、最後くらいパーっとやりたいしな、それじゃあよろしくな」
四人「はい!」
【扶桑型姉妹】
提督「さてと、次は…」スタスタ
提督「扶桑型にしよう、戦艦はこの二人で最後か…」
コンコンコン
提督「入っていいか?」
「どうぞ……」
提督「そんじゃ、失礼すr…」ガチャ
山城「」ペリ…ペリ…
提督「うわぁ…そんな負のオーラ纏ってなにしてんのさ」
扶桑「提督、こんにちは」
提督「おう、扶桑か。で、山城は何やってんの?」
扶桑「今まで貼ってきた魔除けの御札を剥がしてるんですよ、結局効果なかったみたいでこんな感じに…」
提督「なるほどな、とりあえず手伝うか…そっちに積んであるお守りも片付けるぞ」
山城「こんなに貼っても対して効果がないなんて…不幸だわ…」ブツブツ…
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提督「ま、ざっとこんなもんか」
扶桑「提督、わざわざありがとうございます…ほら、山城も」
山城「私とお姉様の2人だけの時間を…でもありがとうございます…」
提督「まあ、このくらい気にすんな。二人ともいつも通りで安心したよ」
扶桑「それで、なんのために部屋に…?」
提督「今までみんな頑張ってくれてたからそのお礼を改めてしようと思ってな」
山城「なるほど…それじゃあお茶でもいれてきますね」
提督「まだ後がいるからそこまでは長居出来ないんだけどな…それじゃあ山城がお茶いれてるあいだに扶桑から…」
提督「扶桑はうちの鎮守府での初めての戦艦だったな、まだ右も左も分からなかった頃に助けてくれたこと本当に感謝してる」
提督「普段はおっとりしてて優しくて大人しいイメージだったんだが改二が来たとき山城とピョンピョン喜んでたのは意外だった」
扶桑「あのことは忘れてください…///」
提督「ははは、意外な一面だったけど可愛かったぞ」
扶桑「もう…//」
提督「まあでも、本当に長い間ありがとう。これからは別々の道を歩むことになるだろうがしっかりと頑張ってくれ。」
扶桑「はい…こちらこそありがとうございます。」
山城「…お姉さまを口説くのやめてくれませんか」ジトー
提督「うわっ!お前いつの間に戻ってきたんだよ」
山城「可愛かったの時からいたのに…不幸だわ…」
提督「まあ、そう拗ねるなって…」
提督「山城は扶桑が来てから次に来た戦艦だったな、不幸不幸といいつつも2-4攻略の時への貢献はとても大きかったしいつも側で扶桑を支えててなんだかんだ言いながらも俺にいつも力を貸してくれてた」
山城「それは扶桑姉さまに頼まれただけで…」
提督「理由はなんでもいいさ、助かってたのは本当だ、ありがとう。」
提督「それとお前はよく自分ことを欠陥戦艦とか言うが俺はそんなこと一度も思ったことないぞ、うちの自慢の戦艦だ」
提督「これからも色々とあると思うが自分を信じて頑張ってくれ。本当に今までありがとう。」
山城「…私も提督には感謝しています。…ありがとうございました」プイッ
提督「ははは、相変わらずで安心したよ。それじゃあ明日までに片付けは終わらせておいてくれ。昼からみんなで花見をやるからな」
扶桑「また随分と急で…」
提督「さっき決めたからな」
扶桑「ふふ、提督もいつも通りですね。了解しました。」
提督「それじゃあ、また明日」バタン
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山城「お姉さま…提督と、ここのみんなと別れたくないです…」グスッ
扶桑「みんな同じよ、最後に提督に笑顔でお礼を言うんでしょう、今のうちにたくさん泣いておきなさい…」ギュッ
山城「…」グスッ
提督「さてと、次はここか…とりあえず軽空母のほうに行きますかね」
提督「っと、ここは鳳翔と龍驤の部屋か…」
コンコンコン
提督「入っていいか?」
「ええでー」
提督「そんじゃ失礼…おっと壁が」ガチャ
龍驤「キミィ…最後の最後までぶっ飛ばされたいやね…」ニッコリ
提督「いや、提督ジョークだよ…ってちょっ!まっt…」
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鳳翔「もう、あれほど龍驤をいじるのはやめなさいと言ったのに…」
提督「いや、本当に申し訳ないです…」
鳳翔「ほら、ちゃんと謝ってください」
提督「龍驤すまんな」ドゲザ
龍驤「まあ、こういうことはいつものことだから慣れてるし許したる!」
鳳翔「それで、提督なぜ部屋巡りなど…?」
提督「カクカクシカジカ」
龍驤「なるほどなー、そういうことやったんか」
提督「そんで、今までは部屋の片付けの方も手伝っていたんだが…」
提督「さすが二人だな綺麗に片付いてる」
鳳翔「先程までそんなにひどかったんですか?」
提督「うん…金剛とか山城とかの部屋でな…」
龍驤「なんとなく察したわ、お疲れさん」
提督「そんじゃ、まずは龍驤から少し話そうか」
提督「龍驤はうちの古参軽空母の一人だな、確か飛鷹の次に来てくれた。」
龍驤「懐かしいなー、あんときは艦載機適当に積んで毎回制空権取られてたもんね」
提督「いやぁ…お恥ずかしい話です…はい。まあでも、あの時飛鷹と龍驤が付きっきりで教えてくれたんだよな。」
提督「なかなか最前で戦ってもらうことは少なかったと思うけど今まともに空母が運用できてるのは龍驤のおかげだよ、本当にありがとう」
龍驤「急にそんなこと真面目に言われても照れるわ…」
提督「その独特のシルエット(笑)のおかげで何回も助かったしな…」
龍驤「って結局それかい!!!」
提督「まあ、でも本当に感謝してるよ今までありがとう」
龍驤「…ウチもここまで育ててくれたキミには感謝しとるよ。ありがとうな」
提督「これからもいろいろあるとは思うけど頑張ってな」
提督「そして鳳翔さん」
提督「鳳翔さんには戦闘だけでなく艦娘たちの面倒まで見てくれて本当に迷惑をかけたと思います。」
鳳翔「皆さんいい子でしたからそんなに苦労はしませんでしたよ。」
提督「赤城、加賀」ボソッ
鳳翔「いや、あの方たちは…はい…」
提督「まああの二人に限らず駆逐艦から戦艦まで面倒を見てくださって本当にありがとうございます…」
提督「それに俺の愚痴を聞いてもらったり、出張の時の提督代理など色々な面で支えられてました」
提督「今まで迷惑をたくさんかけましたが本当に助かってました…これからまた別々の道を歩むことになると思いますがお体に気をつけて頑張ってください」
鳳翔「こちらこそ今までありがとうございました、提督のお力になれていたようで本当に良かったです…」
龍驤「なんかキミ、ウチのときと態度違いすぎない?」
提督「そんなことないぞ」メソラシ
提督「それから明日の昼、鎮守府の奴らで花見でもやろうと思ってるんですよ」
鳳翔「いいですね、楽しみです」
提督「それであのー、大変申し上げにくいんですが…」
鳳翔「ふふっ、お昼ご飯ですね、大丈夫ですよ」
提督「ありがとうございます!それでは間宮さんの方に連絡しておきます」
提督「それじゃ、二人ともまた明日」バタン
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龍驤「明日でこの鎮守府ともお別れなんだよなぁ…」
鳳翔「そうですね…」
龍驤「ウチ、ここの鎮守府これて、みんなと一緒にいられて本当に幸せやった」
鳳翔「もちろん私もですよ…」
龍驤「よし!決めた!明日の花見の準備ウチも手伝うわ!」
鳳翔「わかりました、それでは間宮さんのところに打ち合わせに行きましょうか!」
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提督「次は…隼鷹たちか…なんか嫌な気が…」
「ハハハ!モットノメノメ! チトセオネエ! ドウシテコウナッタ…」
提督「完全に出来上がってるやつですねこれ…」
提督「とりあえず入るか…」
コンコン
「どうぞー」
提督「失礼しま…酒臭い!!」ガチャ
隼鷹「へへへー提督が来たぞー!!」
千歳「イエーイ!!!」
提督「居るのは飛鷹隼鷹、千歳千代田か…」
飛鷹「あんまり呑むなとは行ったんだけど…ごめんなさいね」
提督「まあなんとなく予想はできてたけどな、部屋も片付いてないな…」
千代田「一度綺麗になったんだけどあの二人が…」
隼鷹「ほら〜てーとくもこっちに来て一緒に呑もうよ〜!!」
千歳「そうですよ提督たまにはハメを外すことも必要ですよ〜ほら呑んで!」
隼鷹「ウップ…なんか気持ち悪く」
提督「あー!吐くな吐くな!とりあえず、一旦落ち着け!飛鷹と千代田は二人から酒を没収!」
飛鷹、千代田「了解!」
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提督「そして寝たと」
千代田「ごめんなさい…ああなるともう止められなくて…」
提督「いつものことだから大丈夫」トオイメ
提督「まあ仕方ないから後でまた話に行くか…とりあえず二人ともいつもありがとうな」
飛鷹「それじゃあ私達はこの部屋の掃除しておくわね」
提督「すまんなまた後で来る、あと明日の昼に花見をするから準備しておいてくれ」
千代田「花見!?ってことは…」
提督「まぁ…そうなるな…最後だし大目に見てやってくれ…二人は後で間宮さんのとこ連れてってやるから」
飛鷹「ほんとに!?よし!ちゃっちゃと掃除済ませるよ!千代田!」
提督「それじゃよろしくなー」バタン
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提督「ふう…なんか今までで一番疲れたような…」
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提督「次は…翔鶴と瑞鶴の部屋か…」
「アンタニソンナコトイワレルスジアイナイワヨ!」 「ゴコウセンノコトイッショニシナイデ」
提督「いつも通りで提督は安心しますよほんと」ガチャ
赤城「あら、提督お久しぶりですね」
翔鶴「お久しぶりです、提督」
提督「おう、二人とも久しぶりだな」
提督「で、なんで一航戦のがこの部屋にいるんだ?」
赤城「加賀さんが五航戦のうるさい方はしっかり片付け出来てるのか見に行きます(キリッ)って言って部屋を出ていったので私も一緒に…」
提督「なるほどな、それで加賀が何か言って瑞鶴がそれに反論してるってとこか」
翔鶴「いつもすいません…」
提督「いつも通りすぎてもう安心するレベルになったよ…」
加賀「だから普段からしっかりしろと…あら提督居らしてたのですか」
瑞鶴「提督さん!この冷徹つり目いきなり部屋来て文句言ってきたんだけど!どうにかしてよ!」
加賀「」イラッ
加賀「それは私が普段から身の回りの整理くらいしておけと言ったのにしておかなかった貴方がいけないのでしょう」
提督「わかったから少し落ち着け!ほらとりあえずお茶にしよう、いろいろと菓子も持ってきたから!」
赤城「本当ですか!いま準備します!」
翔鶴「私もお手伝いしますね」
提督「ほら、二人もそこに立ってないで…」
加賀&瑞鶴「はい(はーい)」
提督「返事がハモるって本当は仲いいだろ」
加賀「いくら提督でもここは譲れません」
瑞鶴「提督さん…爆撃されたい?」ニッコリ
提督「ゴメンナサイ」
赤城「準備を終えて戻ってきたら土下座をしている提督が」
翔鶴「もう…瑞鶴あんまり提督に迷惑かけないの…」
提督「上司としての威厳が…」
赤城「初めからありませんよ」
提督「赤城…お前最近辛辣だよな…」
赤城「そんなことないですよ?それよりほら、準備できました」
提督「わかったわかった、ほら」つ菓子
赤城「ありがとうございます」モグモグ
瑞鶴「早すぎ…でもたしかに赤城さんは少し変わったかも」
加賀「赤城さんの名前を気安く呼ばないで」モグモグ
瑞鶴「いちいちうるさいわね!てかあんたも食べるの早すぎ!」
翔鶴「あはは…赤城さんははじめの頃に比べすこし緩くなりましたよね」
赤城「翔鶴さんまで…そうですかね?」
提督「おう、だってお前初めの方はさ、人前で飯ガツガツ食うこととかなかったじゃん?」
赤城「あれはお恥ずかしいところは見せたくなかったもので…」
提督「そんで俺が夜一人で食ってるの見つけたら顔真っ赤にしてたよな」
瑞鶴「へー!赤城さんそんなことあったんだ、可愛い!」
加賀「赤城さんの名前を…提督「ほら、饅頭やるよ」
加賀「ありがとうございます」
赤城「そういえばそんなこともありましたね…あの時は真面目な自分を保つのに必死でしたから…」
提督「それから普通に人前で食うようになったし、口調もだいぶ柔らかくなったしな」
赤城「迷惑でしたか…?」
提督「まさか、赤城はいつも戦果上々だし、しっかり者でいつもみんなをまとめてくれる。本当に頼りにしてるよ」
赤城「そんな…ありがとうございます」
提督「あとはつまみ食いさえなくなれば完璧だな」
赤城「なんでいい話の流れで!」
翔鶴「そうですね」
赤城「翔鶴さんまで!」
提督「はは、でもまあ本当に頼りにしてた今まで本当にありがとう」
赤城「もう…こちらこそありがとうございました」
加賀「全部食べました」キラキラ
瑞鶴「早すぎ!!」
赤城「あぁっ!私の分まで…!」
提督「まだあるから…ほら」つ菓子
提督「そんで翔鶴が来たのは…瑞鶴のあとだったか」
翔鶴「はい、そうですね。」
提督「あの時は大変だったな…」
翔鶴「本当ですよ…建造されてすぐに喧嘩を止めてくれ!って言われたんですから」
提督「加賀と瑞鶴がちょうど喧嘩してたからな」
翔鶴「しかもその原因がお菓子を1個多く食べたとかなんとかでしたよね…」
瑞鶴「そういえば!あの時の決着ついてなかったわよね…」
加賀「いいでしょう、七面鳥かかってきなさい」フッ
瑞鶴「七面鳥じゃないわよ!ほんとに頭きた!」
赤城「饅頭うめえ」モグモグ
提督「まあ、まさにこんな感じだったな」(苦笑)
翔鶴「すいません…」
提督「まあ、そんなに気にするな妹の面倒も仕事もいつもありがとうな。正直翔鶴がきたときはまだまだ執務にも慣れてなかったしやっと来た年上らしい正規空母だったしな。執務の方を手伝ってくれたことも本当に感謝してるよ」
翔鶴「そんな…提督もよく被弾する私を使ってくださってありがとうございます…」
提督「いやいや、こちらこそありがとう」
翔鶴「いえいえ…こちらこそ…」
瑞鶴「またその話!?もう何回も聞いたわよ!焼き鳥製造機!」
加賀「頭に来ました」
翔鶴「あはは…止めてきますね…」
提督「すまん…」
・
・
・
提督「で、二人とも言うことは」
瑞鶴&加賀「すいませんでした」
提督「大体なんで止めに入った翔鶴が大破するんだよ!最終日なのにドック入りだよ!!!」
赤城「饅頭うめえ」モグモグ
提督「全く…後でしっかりと謝罪するように…」
加賀&瑞鶴「はい…」
翔鶴「ふふふ…初めてであった時と全く同じですね…」ズーン
提督「はやっ…どうしてこんな早く」
翔鶴「妖精さんがもうバケツ使わないからとのことでくれました…」
加賀&瑞鶴「先程はすいませんでした」ドゲザ
翔鶴「気にしてないから大丈夫ですよ…すこし懐かしかったですし」
赤城「提督!お菓子がなくな…提督「ほらよ」
赤城「ありがとうございます!」モグモグ
瑞鶴「あはは…そういえば翔鶴姉が初めて着任したときと同じだね」
提督「瑞鶴の爆撃は最近ないけどな」
瑞鶴「あら、提督さん久しぶりにやってみr…冗談だから!そんなに勢い良く離れないでよ!」
提督「瑞鶴の爆撃は恐ろしいから(震え声)」
提督「まあ、その爆撃に助けられたことも何回もあるけどな」
赤城「饅頭うめえ」モグモグ
加賀「赤城さん、この煎餅も美味しいですよ」モグモグ
提督「…加賀が轟沈しそうになったのを助けたのもたしか瑞鶴だったよな」
瑞鶴「そんなこともあったねー…加賀さんったらここでもうひと押しすれば勝てるから進撃するーなんて言うんだもの!」
提督「そんで敵から砲撃された加賀を助けて殲滅したのが瑞鶴だったよな、あの時は流石だった」
瑞鶴「ふふふ、あの時初めて加賀さんにお礼言われたわね!」
提督「それからも喧嘩はなくならなかったけどな」
瑞鶴「ウッ…」
提督「まあでも本当に助かってたさ。今までありがとう」
瑞鶴「今までって言うとなんか悲しい気もするけど…でも瑞鶴もここで働けて本当に良かった!ありがとね!」
提督「告白とかしちゃってもいいぞ!…ハッ」
提督「ごめんなさい爆撃だけは…瑞鶴「提督さん大好き!」
提督「ファッ!?まじかよ…爆撃かと…」
瑞鶴「なにそれ!?爆撃の方がよかったの…もしかして提督さんドM!?」
提督「違うわ!!」
加賀「あの…」
提督「ん?どうした」
加賀「全部食べきりました」キラキラ
提督「お、おう」
加賀「食べきりました」キラキラ
提督「まだ欲しいの…?」
加賀「欲しいです」キラキラ
提督「悪いがもうないぞ」
加賀「…頭に来ました」
提督「はあ…加賀もなんか随分とポンコツになったな…」
加賀「本当に頭に来ました」
提督「ポンコツな加賀も可愛いけどな」
加賀「……流石に気分が高揚します///」
提督「はじめの頃はクールで仕事を淡々とこなす落ち度のないやつってイメージだったんだけどなー…」
瑞鶴「仏頂面だったしね…って痛!殴ること無いでしょ!」
加賀「やりました」ペカー
瑞鶴「提督さんまた加賀さんがー!」
提督「はあ…わかったから…」ナデナデ
瑞鶴「あっ…えへへ…」スリスリ
加賀「全く…提督は瑞鶴に甘すぎます」
瑞鶴「そんなこと言ってー、加賀さんだって大破進軍の事件のあとずっと甘えてたじゃん!」
加賀「あれは……提督が…」
提督「俺なんかしたっけ…」
加賀「帰投したときにすごい怒られましたがその時もっと甘えろ!自分で抱え込みすぎるな!ついでにケッコンしろ!と言いましたね」
赤城「ケッコンは言ってませんね」
提督「まあ、あの時の加賀はいろいろと溜め込んでたしな、形はどうであれ今はこうなってよかったよ。」
提督「それに秘書艦としても旗艦としてもずっと頑張ってくれてたしな」
加賀「こう考えたら私をポンコツにしたのは提督ですね」
提督「いや、なんかすまんな…でも戦闘や執務では変わらずよく仕事してくれてたしな、感謝する」
加賀「いえ、こちらこそありがとうございます」
提督「まあ、何だかんだ加賀が一番一緒にいただろうしな。今までほんとうにありがとうな」
加賀「でも私、提督に撫でられたこと1回しかありませんよね」
提督「なんで今そうなる」
加賀「だって、今もその七面鳥を撫でてるじゃないですか」
瑞鶴「えへへ…ハッ!七面鳥じゃないわよ!」
加賀「まあそんなことはどうでもいいですが」
瑞鶴「酷いっ!!」
加賀「とりあえず…私も撫でてください」
提督「お、おうそれくらい別にいいが」
加賀「それじゃあ隣に座りますね」
提督「こんな感じでいいのか?」ナデナデ
加賀「…流石に気分が高揚します///」スリスリ
提督「二人とも今日はよく甘えるなぁ」ナデナデ
赤城「やっぱり何だかんだでこの空間落ち着きますね」
翔鶴「本当ですね…もう最後というのが嘘みたいで…」
赤城「私もですよ……」
赤城「…翔鶴さん」
翔鶴「はい…」
赤城「今までありがとうございました…」
翔鶴「こちらこそです…瑞鶴が迷惑かけてすいません…」
赤城「ふふっ…元気がいいのは良いコトですよ…」
翔鶴「それでは…」
赤城「そうですね…」
赤城&翔鶴「提督にだいぶです!」ダキッ
提督「うおっ…!お前らまでどうしたんだよ!」
瑞鶴「翔鶴姉痛い!痛い!」
加賀「赤城さん!ここは譲れません!」
赤城「本日も鎮守府は変わらず平和です」ニコ
・
・
・
提督「あと明日花見やるぞ」
赤城「楽しみにしてます」キリッ
提督「お、おう。それじゃまた明日な」ガチャ
・
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・
提督「やってまいりました重巡洋艦」
提督「とりあえず花見の予告をみんなに広めておいて欲しいし…青葉と衣笠のとこでも行くか」スタスタ
以上空母編でした!すこしssにも慣れてきたかな?という感じです!はじめの方と変わってきてるかもしれませんがすいません…読んでくださった方々ありがとうございます!評価もコメントも励みになってます!
そして所持していない艦娘ですが戦艦が大和型、長門型、空母が雲龍、重巡洋艦がプリンツ、加古、駆逐艦が、浜風以降の陽炎型です!
鳳翔さんと第六駆逐隊オナシャス!!
大和型、最上型をお願いします!
了解しました。次は空母の予定なので鳳翔さんは出せると思います…!
駆逐艦はもう少しお待ちください…
大和型は所持していないのです…申し訳ありません。
最上型了解しました
白露型おえねしゃす
花見(夜)の前はサイゼリアにいくしかないな
陽炎お願いします
皆様のコメント了解いたしました!
コメントありがとうございます(^-^)
第11駆逐隊(吹雪、白雪、初雪、深雪)をお願いします!