2014-10-07 23:37:58 更新

概要

木曾ちゃん(嫁済み)と提督との日々を書き綴るSS
書き手の艦隊運営状況を元に作成、または過去話を混ぜて行くスタイルで
因みにタウイタウイ所属、2013年10月半ば着任勢 なので過去話の上限はアイアンボトムサウンド辺りまでということで


前書き

重婚カッコカリ勢、でも木曾ちゃんが一番なワイ提督の日々を連ねるSSになりそう

ペースもマチマチになると思うけど失踪はしない、多分ね


登場人物


提督


木曾ちゃん大好きLove勢

轟沈数は奇跡的に今まで0

思いっきり中の人扱い

それ故におっぱい星人の変態だが艦隊指揮はそれなりの模様


武蔵、清霜、ビスマルクが着任せず泣いてたりそうでもなかったり



木曾


我が艦隊初のケッコンカッコカリ艦

古参で姉達が個性豊か過ぎて影が薄めだったが改ニで一気に人気浮上した(異論は認めない)

同じ眼帯仲間の天龍には羨ましがられてる(練度的な差で)



北上


言わずと知れたハイパー北上様だよー

いつもだるそう でもやる時にはしっかりやる

個性豊かな球磨型姉妹の中では比較的常識人 多分ね

大井と同時にカッコカリを2番目にした



大井


ハイパー北上様の信仰者

もとい、ハイパーコンビの片割れ

真面目な方だがここでも毒舌 仕方ないね

でもカッコカリは北上と同時に2番目にしている



加賀


言わずと知れた一航戦の片割れ

その艦載機数と中破しにくさから先に着任していた赤城よりも多く出撃していた

つい先日MI作戦が発令されたことをきっかけにカッコカリを4番目にした

尚、無事にミッドウェーは乗り越えた模様



大鳳


装甲空母 その圧倒的とも言える魅力である中破発艦可能な点、中々の装甲値のため加賀より少し遅れてMI作戦終了後にカッコカリした5番目の子

尚、我が艦隊においては本土防衛戦において他の空母の随伴もなく一人で制空権を確保した縁の下の力持ち


タウイタウイは鎮守府じゃない、泊地だ


提督「ねっむ…」


提督「なーなー、木曾ちゃん木曾ちゃんー」


木曾「なんだ?あと木曾ちゃんはやめろって言ってるだろ?」


提督「やめませーん、そんなことよりちっと眠気覚ましに散歩行くけど木曾ちゃんもどーよー?」


木曾「はぁ…眠気覚ましはいいんだが帰って来た時に憂鬱になるのはお前だぜ?」書類の山ドッサリ


提督「やー、それは解ってるけどねー このままだと寝落ちしそうでさー…木曾ちゃんにまた一人でやらせるのは悪いじゃん?」


木曾「あれは…確かにもうやりたくないな…」白目


(説明しよう!提督は以前も同じように眠気に誘惑され、敗北し それを疲れが溜まってるんだろうなと哀れんだ木曾ちゃんが書類の山を一人で片付けてしまった過去がある!)


提督「や、あれは本当助かったんだけど罪悪感ぱないよね…」


木曾「まぁあの件は間宮券貰ったし、臨時休暇も貰ったからそこまで気にしてはないんだがな…」


提督「ってことで良かったら散歩付き合ってくれない?俺がぶらぶらしてるのに木曾ちゃんにはその間書類やらせるのもあれだし」


木曾「まぁ…いいか いいぜ、俺も行くよ」


提督「んじゃ早速散歩に行きますかね」」


MI作戦は舐め過ぎた


提督「や、しっかし前回の大規模作戦では木曾ちゃん温存しといて良かったよ」


提督「本土進行の敵本体…それも鉄壁と言われる戦艦棲姫を夜戦で一撃だもんな、しかも見事に旗艦スナイプで」


提督「尚且つ敵増援…まさかあの戦艦棲姫がもう一体敵本隊に合流した直後の撃破と来たもんだ」


木曾「あれか…俺も正直焦ったな、まさかAL/MI共に敵の陽動に嵌められるとはな…」


提督「正直なんか嫌な予感してたから木曾ちゃんと大和、長門型、大鳳、妙高型、五抗戦残しといて正解だったな…」


木曾「今まで参加した大規模作戦であんな事なかったけどな、一応本営が想定外の事態も予想しとけって言ってたのが功をそしたか」


提督「まぁそれもあったがな、正直そろそろ本土進行されてもおかしくねえなとは思ったんだよ…今まで余りにも容易に制海権取り戻し過ぎてたからな」


木曾「…嫌な話だがこれからも大規模作戦が有るたびに進行があると思うか?」


提督「さぁな、奴らは空気を読むなんてことはしてくれんしな…ただ気になることはある」


木曾「気になること?」


提督「サーモン海最深部…レ級は覚えてるよな?」


木曾「あぁ…あの戦艦の癖に魚雷、航空機までもってる化け物か…」


提督「俺の読みならそろそろ出来ててもおかしくはないと思ったんだ、金色」


木曾「おいおい…あんなののさらに上位種…冗談だろ?」


提督「悪いが大真面目さ、実際春の潜水ソ級と名付けられたアレ、アレも春には赤色だったはずだろ?」


提督「だが今回MI海域に現れたのは金色だ」


木曾「…時期的に同じ頃に現れたレ級の金色が存在しないのはおかしい、ってこやとか」


提督「そういうこった、ヤツらが強力な艦を作るのに時間が掛かるのか、それとも限度があるのかはわからんがな…」


木曾「…次の大規模作戦、もしかしたら死者が…「させねぇよ」」


提督「俺がここにいるのはお前ら艦娘を、そして我等が祖国日本を護る為だぜ?」


提督「そう勝手に沈ませる訳ねーだろ、自分から沈みたかろうと沈ませかってんだ」


木曾「クッ…確かにそうだな…クック…」


提督「何処に笑う要素がある?」


木曾「いやなに…改めて思っただけさ、俺の口癖…[お前らの指揮官は無能だな!]って言葉通りだってことさ」


提督「…成る程、つまり有能と認めてくれてると」


木曾「そうでなきゃ、俺はこの指輪なんかつけて無いと思うぜ?」


提督「ハァーン、有能と認めたから指輪を付けたと?有能な指揮官であれば誰でもカッコカリに応じると?」


木曾「そうは言ってないだろ…はぁ、そろそろその独占欲の強さはどうにかした方がいいんじゃないか?まぁ俺は大事にされてるようで悪い気はしないが…」


提督「悪い気しねーんならいいんじゃねーかな、愛想尽かされるわけでもねーんだし」


木曾「さて…話が逸れたな、次回の大規模作戦…今回以上に気を引き締めないとな…」


提督「だな…だがまだ暫く時間は有るだろう、それまではここでのんびりさせてもらうさ…何があってもいいように対抗策は練らせてもらうがな」


木曾「頼りにしてるぜ?[司令官]」



宴会



木曾「そういえば提督、隼鷹から嘆願書が来てるぜ」


提督「あぁん?どうせまた飲ませろって内容だろ?」


木曾「まぁそうなんだが…取り敢えず読んでくれ」


提督「あいよっと…何々[AL及びMI作戦においての奮闘及び勝利を期しての宴の許可証を求む]…何故許可証?」


木曾「多分あいつが宴会を開くってことじゃないか?実費なのかは知らんがやたら企画やらを練ってたみたいだせ?」


提督「ほー…いつも飲んだくれで自分から企画なんてせずに兎に角飲みまくるあいつがねぇ…」


木曾「まぁあいつなりに思うことはあったんじゃねぇか?MIに関して言えば前の生では酷い有様だったからな…」


木曾「特に空母…一航戦や二航戦、加えて巻雲、舞風なんかも相当負い目はあったはずだぜ?」


提督「それを払拭させる為の、そして見事過去への意趣返しに成功したことへの祝いの宴か…」


提督「うーむ…まぁ本人に直接聞いてみりゃ手っ取り早いか」


マイクオン


提督「あーあーあー…チェックワン、ツー、軽空母隼鷹は執務室へ出頭せよ、繰り返す 軽空母隼鷹は執務室へ出頭せよ」


木曾「呼び出しなんかしてどうするんだ?提督なら許可すると思ったが」


提督「まぁ見てろって…楽しめるかどうかはあいつ次第だしな…」



酒は良くも悪くも本心を見せる



隼鷹「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!隼鷹でーっす!ヒャッハー!」


提督「うるせぇ!…なんで呼ばれたのか解るか?」


隼鷹「嘆願書の件だろ〜?なっなっ、提督!頼むよぉ〜折角の祝勝会って事で!飛鷹型だけに費用はあたしら持ちにすっから!なっ?」


提督「その洒落が無ければお前かっこよかったぞ…」


提督「…まぁ考え自体はいいと思うんだがな。なんせ前の生ではいい思いをしたやつなんていない作戦が大成功に終わったんだ、ハプニング的に本土防衛戦があったとはいえ、な」


隼鷹「そんじゃ許可してくれr「だが二つの理由で却下だ」」


隼鷹「ハァッ!?どーいうことさー!?いくら提督でもきちっと説明してよねっ!?」


提督「二つ理由あると言ったろうがこの飲んだくれめ!」


提督「いいか?一つ目はいくらお前らがかつて商船だったとしてもイベント企画なんてもんは到底任せられん」


提督「特に隼鷹、お前に任せてると飛鷹も巻き込んでイベントそのものを自分達が楽しむ為の飲み会になる、そんなんじゃ駆逐共はどうなる?」


提督「そもそも今回の作戦で功績をあげたのはお前らやあいつらを含めた空母陣だけじゃないんだぞ?それをろくに企画なんぞしたことのないお前に任せてみろ?まず確実に飲み会コースだ」


提督「二つ目、加えて実費となりゃそれだけ購入上限も減るわけだ、そうなるとお前らだけであの大食らい共(一航戦)を満足させられるのか?」


隼鷹「うぐ…」


提督「お前なぁ…あいつら食わすのに毎月どんだけ食料やら資材やらで俺が頭抱えてると思ってるんだ?」


隼鷹「ぐぬぬ…」


提督「ってことでこの嘆願書は却下だ却下」


隼鷹「で、でもさ〜提督〜、折角だからあいつらにはなんかしてあげたいんだよ〜なんとかならね〜の〜?」


隼鷹「前の生じゃあたしはあんときなんもできなかったし…せめてあいつらには今回の事でいい意味で吹っ切れて欲しいんだよ〜」


提督「くどいぞ、この嘆願書は却下だ」


提督「[この嘆願書は]な」


隼鷹「えっ?」


提督「忘れたか?俺だってお前とおんなじでお祭り騒ぎ大好きな野郎だ、加えて今回はその祭りを行うだけの十二分な理由がある」


提督「お前らの実費なんて小せえこと言うなよ隼鷹、大規模作戦の成功に加えて想定外の本土防衛戦まで乗り切ったんだ、本営にも公費で通させるのにそう多くの面倒ごとはなかろう」


提督「…っていうことでこの嘆願書は却下だが泊地を挙げての祝勝会をやるなら許可してやる、勿論費用は先に伝えた通りだ、必要経費扱いにする」


隼鷹「…木曾…」


木曾「なんだ?空気扱いされてたのにやっと気づいてくれたか?」


隼鷹「こいつってこんなにイケメンだったっけ?」


提督「おい」


木曾「何言ってるんだ?いつも通りだろ、だから俺はこいつに惚れたんだぜ?」


隼鷹「…木曾すまん、あたしも惚れた」


提督 木曾「ファッ!?」


隼鷹「…なんでなー!許可貰えないのかと内心おろおろさせられたお返しだよ〜っ!」


木曾「隼鷹…」


提督「お前って奴は…」


提督 木曾「酒没収してやろうか?」


隼鷹「うげっ!そ、それだけは勘弁してくれよぉ〜!」


という訳で無事に祝勝会が開かれることが決定した、因みに隼鷹はちゃんと飲めた模様



ランカーになるのって大変ね


提督「うーん…木曾ちゃん木曾ちゃんー」


木曾「…呼び方はもういい加減慣れたけど本当にやめる気ないのな」


提督「ないなーい、それよか久々に実戦出る?」


木曾「実戦!?そりゃ本当か!?」ガタガタ


提督「近い近い、木曾ちゃん近い、チューすんぞ」


木曾「したけりゃすればいいだろ!そんな事よりさっきの、本当か!?」


提督「すりゃいいだろって…んじゃ遠慮なく」チュッ


木曾「いきなり何しやがるこの野郎!」抜刀!


提督「え〜…すりゃいいだろって言ったの木曾ちゃん…まぁいいや、それより出撃、どうする?」


木曾「ハッ、そうだった!行くに決まってるだろ!ここ最近本土防衛戦以外まともに戦闘なんかしてねぇんだぜ!?その前の出撃なんて春の大規模作戦と演習だけだ!」


提督「あ〜すまんね、他の子の練度高めんといかんかったからね…でも最近やっと練度が俺基準の規定値いったからそろそろ書類仕事から解放したてあげようかなってね」


木曾「ありがたいな!んで、出撃先は?まさか正面海域とか言わねえよな?」


提督「わざわざお前をそんな所には行かせん、そもそもお前は本土防衛の時にあのファッキン戦艦棲姫ワンパンしてからコンディションMAXじゃねぇか」


木曾「そりゃそうだな、んで結局行き先は?」


提督「東京急行…通称5-4だな、本営からこの間の祝勝会やった見返りにあの辺りを掃除しとけってお達しでな、戦果で金に見合う価値を示せとよ」


木曾「成る程な…まぁあの辺りの敵なら歯ごたえもちっとはあるだろ、んで編成はどうするんだ?」


提督「艦装が見つかった大淀を旗艦にして随伴艦に木曾、北上、大井、加賀、大鳳で頼む」


木曾「大淀以外カッコカリ済みで行くのか…随分な念の入れようだな」


提督「まぁな、大淀はまだ艦装をつけたばかりだからな、海での戦闘に不慣れかもしれん」


提督「だがこの編成なら万が一、なんてことは起こらんだろう それに大淀だけじゃなく新規加入者はなるべく旗艦をやらせて経験を積ませ、他の子達に追いついてもらわんとな」


木曾「了解だ、大体どのぐらい行けばいい?」


提督「ん〜…こちらの被害にもよるが大体20回程出撃すればいいだろ、但し大規模作戦の直後でバケツのストックが心許なくてな、成るべく修理は明石に頼むようにしてくれ」


提督「出撃頻度なんかはお前に任せる、命令はいつも通りに皆で生きて戻れ、だ」


木曾「言われなくてもそのつもりさ、皆で生きて戻ってくるさ」


提督「んじゃそう言うわけでしばらく頼む、期間は月末まで それまでの間に大淀の他に最近加入した時津風、谷風、早霜、春雨、磯風も頼むぞ」


提督「難しいかもしれんが他のやつと相談してうまくローテーションしてくれ」


木曾「了解だ、んじゃ早速招集して会議に入るわ」


提督「おう、一応報告たけは欠かさないようにな」


木曾「わかってるさ、それじゃあ行ってくる」


提督「あぁ、頼んだぞ」



久々のレ級は硬い強い諦めたい


提督「………隼鷹、被害はどうなってる?」



隼鷹『こちら隼鷹、大和、長門が小破、その他がほぼ無傷って所かな』


提督「了解、次の戦闘は赤色のレ級が予想される、気を引き締めてくれ」


隼鷹『了解、なんとかやってみるさ』


提督「健闘を祈る、通信終わり」ブツッ


提督「…さて、うまく行けばいいが…」





提督「こちら泊地、隼鷹 状況報告を」


隼鷹『ダメだなー、加賀が大破、大鳳、長門が中破、陸奥と大和が小破、私が小破未満ってとこか』


提督「了解…撤退だ、全艦帰投 帰ったら艦装はドックにおいて間宮に行け、甘味を用意させておく」


隼鷹『あいよー、了解』


提督「ご苦労だった、通信終わり」ブツッ


提督「……そう簡単には行かせてくれんか…」


木曾「また撤退か…これで10回程か?」


提督「あぁ、もうそろそろ資材が許容範囲を越える、こうなったら備蓄して編成変えて突撃しかなくなるな」


木曾「…にしてもやはり厄介だな、あのレ級は…」


提督「全くだ…空母二隻以上が烈風ガン積みでやっと制空権確保、確保した所で不意打ちの雷撃が艦隊を襲う…それでいて鬼並みの砲撃力…全くたまったもんじゃねぇな」


木曾「理不尽さならこちらの艦隊も負けてないと思ったが…それでも艦隊全員の総力をフルに活動させてやっとだもんな…」


提督「うむ…次の攻略は少し違うアプローチがいるかもしれん…」


提督「すまんな木曾ちゃん、とびきり濃くした緑茶を入れてくれ」


木曾「あいよ、待ってろ」


提督(そろそろ建造するべきか…?第二の艦隊決戦兵器と呼ばれた武蔵を…)


ほっぽちゃんにまた会えるよ!やったね!



提督「……北方領域に敵の動きアリだぁ…?」


別領域鎮守府提督、以下友提督『あぁ、調査の結果なにやら新造艦を作製、試験運用段階のようだ』


提督「おいおい、あそこはついこの間制圧したばっかだろうに…なにやってんだ本営の馬鹿共は」


友提督『気持ちはわからんでも無いが事実だよ、実際潰したはずの北方棲姫が確認されている」


提督「ハン、あの時の北方棲姫はダミーだったってか?いい話じゃねぇなオイ…あれを潰すのだけでどんだけ苦労したと思ってるんだクソッタレめ」


友提督『気持ちは解るが抑えろ、私の所でもかなりの資材と修復剤が持って行かれたんだ』


提督「……委細了解した、これより通称5-5海域への継続的な敵工作妨害を一時中断、敵の新造艦への対処を開始する」


友提督『了解した、こちらは変わって通称5-5海域への敵工作妨害を開始する…そちらが有る程度潰したら変わろう』


提督「よく言うぜ、俺が有る程度情報揃えてから攻撃を開始する慎重派の癖によ」


友提督『仕方が無いだろう、俺よりお前の着任が早かったんだ、自然とその流れになるさ』


提督「まぁわかっちゃいるよ、そっちの練度だと先発は不安だ、とはいえ殿も任せられん、精々中間で敵の動きを抑えてくれ」


提督「こっちには最高の戦力に最高の士気、さらにはいい嫁迄付いてるんだ、高みの見物でもしててくれよ」


友提督『わかっていることとはいえいつも済まんな…今度会う時に旨い酒を持っていこう』


提督「そりゃいいね、俺はもちろんだがウチの泊地にはやたら酒好きが多くてね、みんな喜ぶ」


友提督『損な役回りをさせて済まんな、では健闘を祈る』


提督「任せろ、そっちこそ今は大人しいとはいえレ級を相手取るんだ、不意を付かれてケツの穴を穿られんようにな」


友提督『肝に命じておこう、ではまたな…[先輩どの]」チン


提督「…先輩はやめろっていったんだがなあの糞後輩」


木曾「長い情報交換だったな?」


提督「おう…聞いてたと思うが敵さんがまた新造艦を出したらしい、しかもよりにもよって潰したばっかの北方海域だ」


木曾「全く…敵さんも休ませてはくれんな」


提督「まぁ俺らの仕事はいつもと変わらねぇさ、敵は潰す、危なくなったら退く、大丈夫なら更に潰す、それだけだ」


木曾「やれやれ…うちの提督殿はいつも通り物騒なこって」


提督「物騒なことを言って一時的にしろ我が国家は平和でいられるならそれに越したことはないがな」


木曾「全くだ…招集は何時頃にする?」


提督「1700だな、選抜メンバーは任せる、羅針盤の動きと敵編成が気になるからな、この際資材は気にしなくていい」


提督「可愛い後輩のためにも全力であの海域の調査をしてくれ、戦艦だろうが空母だろうが幾らでも使ってくれ、但し使った艦にはいつも通りアフターケアだ、間宮には話を通しておこう」


木曾「了解だ、それなら少し初めの方の編成だけでも練ってくるよ」


提督「頼んだぞ、毎度で済まんが一度は俺に編成確認を取るように」


木曾「わかってるさ、さて愛しい旦那様の為に、そして旦那様の後輩の為に一働きだ」ドアバタン


提督「…………本営の糞爺共の奴らはなにを考えてやがる…ALで一度は得た制海権を捨てておいてその間に新造艦を作られましただと?ふざけるんじゃねぇ………」


提督「或いは…一度とった制海権を維持することができないほどに切羽詰まった状況か………?」


提督「なんにせよ……まぁやることは変わらんな………」


提督「死力を尽くして任務に当たれ」


提督「生有る限り最善を尽くせ」


提督「決して犬死するな」


提督「手は綺麗に、心は熱く、頭は冷静に……」


提督「まったく…どうして俺の先達はこうもいい言葉を残すのか…まぁそれも」






提督「たまには悪くない」



ビスマルクドルァーイ


提督「・・・ビスマルクのさらなる改造の実装だぁ・・・?」


木曾「あぁ・・・大本営からの通達によればそういうことらしい・・・が」


提督「・・・うちにはそんな子いらっしゃらないんですがそれは」


木曾「・・・何とも言えんなこれは」


提督「これはあれか?頑張って資材溶かして魚雷も付けた戦艦作ってね☆とかいう大本営のじじい共からの嫌がらせか?」


木曾「誰もそこまでは言わんだろ…まぁうちの泊地にまで通達が必要だったかは疑問だが」


提督「まぁ・・・何かしらの変更があった場合には全鎮守府、警備府、泊地に通達が行くようにはなっているがな…」


提督「・・・ちょうどいいか、木曾ちゃんちょっとマックス呼んできてくれ」


木曾「構わないが・・・やるのか」


提督「今ならなんかこうすんなり来てくれる気がする、うん」


木曾「わかったよ…呼んでくる」



マックス「お呼びと聞いたのだけれど、何かしら?」


提督「あぁ、実はそろそろうちの艦隊にもビスマルクを呼ぼうと思ってね、大型建造を頼むわ」


マックス「それは構わないのだけれど…もし艤装ができなくても私は知らないわよ?」


提督「構わん、レシピは6/5/7/2/20をとりあえず5時間ができるまで回してくれ、最大でも5回で済ましてくれ」


提督「先月の宴会のせいで戦果を求められてな、そのせいでかなりの資材を消費しちまってこの時期にしては備蓄が心もとない」


マックス「了解・・・それでも5回は回しても大丈夫な備蓄はあるのね」


木曾「そのあたりは俺も一応管理してるからな、二人で相談した結果5回はまだ許容範囲内だろうと考えてる」


提督「そういうこった、もしイレギュラーが発生したとしても対応できるだけの資材は手元には残してある」


提督「具体的に言えば各資材15万程度、と言ったところか・・・最近はバケツのほうが足りないんじゃないかと遠征はそちら優先だがね」


マックス「まぁ・・・なんにしても了解したわ、陸奥さんの偽装でも恨まないでね」


提督「おいやめろラバウルからビームが飛んでくる」


マックス「冗談よ・・・なるべく努力してみるわ」ドアガチャ


提督「頼んだわ」バタン





提督「で、まさかの一発で5時間なわけですが」


マックス「これは・・・どうするの?焙る?」


提督「5時間も待ってられんしバーナーは腐るほどある、焙るべ」シュゴオオオオオオオオ!





提督「さーてだーっれっかなっと・・・」


マックス「新しい艦が完成したようよ」


提督「わかっとるわ、お決まりだからって言わんでもええで」




ビスマルク「Guten Tag.私はビスマルク型戦艦のネームシップ、ビスマルク よおく覚えておくのよ!」


提督「」


マックス「」


ビスマルク「あ、あれ・・・?無反応なの・・・?もっとこうなんか・・・リアクション取りなさいよ!もぅ!」


提督「・・・なぁマックス・・・」


マックス「・・・なに、Admiral・・・」


提督「・・・こいつがビスマルク・・・?」


マックス「・・・えぇ・・・そのはずよ・・・」


ビスマルク「ちょ、さっき名乗ったじゃない!」


提督「あ、いや そうだったなうん」


提督「すまん、まさか一発でできるとは思わなかったものでな・・・」


提督「改めましてGuten tag.マックスが言ってたように俺がこのタウイタウイ泊地の提督、君たちの言葉でAdmiralってやつだ」


提督「君の着任を改めて歓迎するよ・・・」


ビスマルク「歓迎されてるようには見えないんだけど…?」


提督「いやすまん、正直まだ驚きのほうがでかくて現実感がないんだよ」


提督「君を建造しようと今まで何十回とチャレンジしたんだが・・・なぜか陸軍の船ばかり来てたのでな」




まるゆ・あきつ丸「ハックション!」




提督「まぁそれはいいんだ、さてこの泊地に着任したからには少しやらねばならんことがあるんだがいいかな?」


ビスマルク「いいわよ?まだ練度は低いけど貴方の役に立って見せるわ!」


提督「頼もしい言葉だな・・・そんじゃちっとこれを見てくれ」


ビスマルク「これは・・・私の最新改造用の設計図・・・?しかも魚雷発射管装備って・・・!」


提督「そういうこと、戦艦では魚雷発射管を装備できる子がうちにはまだいない、正確にいえばいなかった」


提督「残念ながらここ最近の深海棲艦の動きはかなり活発でね。猫の手でも借りたいレベルなんだ」


提督「そこに猫の手どころかドイツの名高い戦艦が来てくれて、なおかつ魚雷装備可能戦艦ときたものだ、早速で悪いが練度を上げるためにかなりハードな出撃スケジュールを取らせてもらうかもしれない」


提督「勿論、疲労は最低限抜いてもらうし、そのための娯楽施設は最大限使ってもらって構わない。幸いにも新しい給糧艦も配備されたばかりだしな」


提督「どうだ?早速の実戦になってしまって申し訳ないとは思うが艦隊にはこちらのエースメンバーを付ける、艦隊に馴染むためにも協力してもらいたいところだが・・・」


ビスマルク「・・・一つ聞いていいかしら?Admiral?」


提督「どうぞ?」


ビスマルク「私は前の生では魚雷なんて扱ったことはないわ、妹に関しては魚雷を装備できるように改装したみたいだけど」


ビスマルク「だから私が魚雷を装備したとしても貴方が思ったのとは違った結果になるかもしれない」


ビスマルク「それでも貴方は・・・Admiralは私を見捨てないでくれるのかしら・・・?」


提督「何を言い出すかと思えば」


提督「うちでは要らない子はいないんだよ、どんな子でも何かしらの形で働いてもらってる」


提督「勿論艦種による得手、不得手はあるから全部が全部同じ仕事でもない」


提督「一部には相当燃費が悪い奴もいてな、そんな奴は普段は泊地全体の警備・・・いわば泊地憲兵まがいのことをやらせてもいる」


提督「勿論駆逐艦たちには遠征をメインの仕事にならざるを得ないこともある、だが出撃できる時には出撃をしてもらっている」


提督「心配するな、どんな形であれここは今日からおまえの居場所だよ 戦艦ビスマルク」


ビスマルク「そう・・・それならこのビスマルク、力の限りAdmiralを支える剣となり、盾となりましょう」


提督「頼もしいねぇ…そんじゃ、まずはうちの施設案内をするよ そのあとに艦隊のメンバー紹介と自己紹介の場を設ける」


ビスマルク「Danke. Admiral・・・」




後書き

因みに今月分の5-5はまだ突破できてません…E-6やったからそれよりマシだけどそれでも辛い物は辛い

大和、長門、陸奥、隼鷹、加賀、大鳳のメンツだけど次回は高速艦編成にしようと思います。

誰かいいアイディアあったら教えて下さいまし

追記:9/16に5-5クリアしました
これからは削りは潜水艦混ぜた軽空1、正空2に大和、長門
破壊には大和、長門型二人、軽空、正空2で行こうと思います。

10/7追記
更新遅くなってしまって大変申し訳ありません。
ちょっと体調不良で入院する羽目になりまして…
それでもタブレットを持ち込んで艦これ自体はできていました、無事ビスマルクも入手できたので残りは武蔵、清霜だけです。
今回はここまでですが、随時更新はしていきたいと思っています。
本当に更新が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。


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1: SS好きの名無しさん 2014-09-16 02:40:36 ID: XGwWKWGn

完結してないのに後書きはっておもったが、木曾好きは楽しめると思う。
マジで後書きとかはいらない。
素人の気取らない干渉されないのが読みたい。

2: 木曾ちゃんLove勢 2014-09-19 01:09:11 ID: 9sjI0U7m

>>1
ご指摘有難うございます、作者の木曾ちゃん以下略です。

後書きは書かないつもりだったんですが…どうにも5-5で詰まってしまってヤケになって書きました。

後から消すのもどうかと思い残して置こうかと思います。

若しくは自分の鎮守府の近況などを乗せる日記のような扱いにしようかと思っています。

亀更新で申し訳ありません、お楽しみ頂けているなら幸いです。

最後に……木曾ちゃんマジカワイイ

3: SS好きの名無しさん 2015-08-07 03:34:08 ID: -IQyAOAF

失踪してんじゃん(`ε´)


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