提督「えっ!?志村kenが亡くなった!?」艦娘達「えっ!?」
志村けんさんがウイルスにより亡くなられたので急遽作りました
某日 某鎮守府執務室
『ウイルスにより肺炎となり入院していた志村kenさん(70)が昨日夜頃亡くなられました…』
提督「は?」
俺はただただこのニュースを見て立ち尽くすだけだった
『志村kenさんはおよそ2週間前から体が倦怠感を感じていると受けその数日後に…』
提督「」( ・ A ・)…。
提督「」( ・ A ・)…。
提督「あっ えっ?」…( ゚д゚)
提督「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!!」
提督「そんな…嘘だろ!?」
ーーーーーーーー回想ーーーーーーーーーー
志村ken『ワィーン』(_´皿`) ワイーン
提督(12)「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」ツクエバンバン
提督一家「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」ヒザタタキ
提督(12)「ワィーン」(_´皿`) ワイーン
提督父「おっ!結構似てるじゃないか提督!」
提督(12)「でしょでしょ!」ゲラゲラ
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市民A「うわぁぁぁ!」バーン
市民B「たっ 助けてぐれぇぇ!」バーン
市民C「××!お前だけは生きろ!」バーン
市民D「父さぁぁぁん!」
ある日街を…日本を…世界を深海棲艦が襲った
「ザーーー 今日も、ザー街が深海ザーに襲われザーーー人の人が行方不明にザーーー」
テレビはニュース番組ばかりになった
大好きな志村kenの番組もそのニュースにより放送を辞めることを余儀なくされた
人類は深海棲艦に武器で対抗した
しかし深海棲艦は全くダメージを受けていない
それでも人類は諦めずに今ある最先端の技術から深海棲艦に唯一対抗できる艦娘を作り出した
それによる提督探しが全世界で行われた
提督(16)「俺は提督になるんだ!提督になって深海棲艦をこの世から消し去りもう1回志村kenの番組を見るんだ!」
提督は必死になって猛勉強をして筋トレも毎日欠かさずしてやっとの思いで提督という職に就いた
提督が鎮守府に着任し艦隊指揮を取り始めてから数年後
『○○鎮守府の提督が△△町の市民を深海棲艦から守りました!この功績を称え○○鎮守府の提督は少佐から中佐に格上げをしました!』
『来週から番組の放送再開を検討し許可が降りたので放送を再開します。』
提督はこのニュースを聞いて心の底から喜びました
ーーーーーーー回想終わりーーーーーーーー
ドドドドドバーン
長門「提督よ!一体どうしたのだ?急に大声出して!」
提督「」オクチハンビラキジョウタイ
長門「??提督よ一体どうしたのだと聞いているんだ。」
提督「」オクチハンビラキジョウタイ
長門「提督よ、聞いている…の……か?」テレビノニュースヲミル
長門「なっ?!」シムラノニュースヲキク
提督「な…長門……。」
長門「な…何だ……提督。」ゴクリ
提督「艦娘達を今すぐ食堂に集める放送をかけてくれ…。」
長門「っ!了解した。」タッタッタ
〈 全艦娘に告げる!至急食堂に集まるように
尚演習をしている者は直ぐに中止し今日出撃予定の艦娘も出撃は無しだ。そして入渠をしている者は修復剤を支給するので入渠が終わり次第食堂に集まるように〉
プルルルル
提督「…?はい…もしもし。」
憲兵「もしもし憲兵です。提督殿。」
提督「!?憲兵さんどうかなされましたか?」
憲兵「それが、郵便で提督宛に届いている荷物があるのでお届けに参りたいのですが提督殿はどちらにいるのかと思い連絡を取りました。」
提督「そうか。分かった、執務室まで持ってきてくれ。」
憲兵「了解しました。」
コンコン「失礼します提督殿。憲兵です」
提督「あぁ入ってくれ。」
ガチャバタン
憲兵「提督殿 これを」つ封筒
提督「封筒?分かった取り敢えず先に食堂に行っていてくれ」
憲兵「了解しました」
憲兵「失礼しました」ガチャバタン
提督「一体中身は?差出人は誰なんだ?」フウトウアケル
提督「!これは!」
艦娘達ザワサワ
\ドウシタノカナ/\ミンナオッソーイ/\アーコラ!シマカゼチャン!ロウカハ、ハシッチャダメダヨ!/ゾロゾロ
ーーーーーー10分後の食堂ーーーーーーーーー
艦娘達 ガヤガヤ
ガラガラガラ
艦娘達「っ!…」シーン
提督がいつも以上の真剣な表情で台に立った
長門「敬礼!」( •̀ •́ゞ)ビシッ!!
艦娘達「!」( •̀ •́ゞ)ビシッ!!
長門「直れ!」
艦娘達「…」
提督は艦娘達が敬礼から全員が直るのを見てから口を開いた
提督「皆!この緊急な集合によく集まってくれた。今日は急な集合をかけて申し訳ない。」
そう言うと提督は深く礼をした。
提督「今日集まってもらったのは、皆は芸能界で有名な志村kenを知っているな。」
艦娘達 ヒソヒソ
「もしかして亡くなったのかな?」
「ちょちょ そんな不謹慎な事言わないでよ」
「でも最近は例のウイルスにかかってるって聞いたし…」
提督はコホンと軽く咳き込んで艦娘達を黙らせた
提督「俺もついさっき知ったんだかその志村kenが昨日…」
提督「亡くなられた。」
艦娘達「!!」
夕立「そんな!じゃあもう二度とあのネタは聴くことが出来ないっぽい?!」ナミダメ
摩耶「そんな訳ねぇよな!あの人がそんなすぐにタヒぬ訳ねぇよな!」フルエゴエ
川内「そんな!嘘って言ってよ!提督!」ウルウル
龍驤「そんな!あの人はうちの憧れだったんに!そないな事!」ポロポロ
提督はその質問に対してただただ黙って俯くことしか出来なかった
提督「…」
艦娘達「!」
艦娘達は提督の表情を見て全員涙を静かに流した
シーン
提督「しかし」
艦娘達「?」
提督「しかしその本人から今日封筒を郵便を通して送ってくださった。」
提督「封筒の中にはDVDが入っていた。」
提督「これを今から見ていこうと思う。明石 頼む。」
明石「…はい。提督」
集合前に明石には連絡をしていた為DVDレコーダーは準備してあったのだ
DVDを入れて再生するとそこには志村kenが映っていた
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「○○鎮守府の皆さんこのDVDを見ているという事は私は既に亡くなっていると思います。何故私があなた達にこのDVDを送ったかと言うと、私はあなた達に救われたからです。ある日深海棲艦が世界を襲ってから番組はニュースばかりで毎日埋め尽くされるような感じで正直私も気滅入る日々を過ごしていました。深海棲艦に殺されるかもしれないという恐怖に怯える毎日でした。しかしそんなある日とうとう深海棲艦が自分が住んでいる町に襲撃してきて殺されかけた時に助けて下さったのはあなた達艦娘でした。
その時に私は感謝の気持ちでいっぱいでした。それからの日々は劇的に変化しました家で深海棲艦に怯える日々から芸能人に戻りお笑い番組出演をしてなどと助けられる前より笑顔が段違いに多くなりました。そして1日たりともあなた達艦娘への感謝を忘れることなく過ごしていました。そこでどうにかして艦娘達にお礼をしたい。その一心でお笑い番組の出演を決めました。今では老若男女問わず色んな人が昔のように私のネタで笑ってくれてとても嬉しい限りでした。そんな私がある日ウイルスに感染した事を知らされた時は『助けてもらった礼も言わずにタヒぬのは嫌だ!』という気持ちでいっぱいでした。なのでこのような形でお礼を言わせて頂きたく思いました。手紙も良いけれどもやっぱりDVDで伝えた方が感情がこもって良いかなと思いDVDにしました。本当に助けていただきありがとうございました! どうか艦娘達が深海棲艦に勝ち世界に平和が訪れることを祈っています。最後にこれで締めさせて頂きたいと思います。せーのっワイーン!」(_´皿`) ワイーン
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提督「…どいうDVDだっだんだ。」
艦娘達はさらに涙を流した 中には声をあげて泣くものもいた
提督「そこでっ 皆にはあの人に私達の艦隊にお礼を言ってくれたあの人に感謝の意味を込めて黙想をしてもらう。」
提督「黙想!」
この掛け声により艦娘達は全員目を瞑った
シーン
提督「(私は、私達は貴方のお笑いに救われてきました。貴方がいたからこそ頑張れたんです。今までどうもありがとうございました!)」
ーーーーーーーーー数分後ーーーーーーーーー
提督「黙想やめ!」
この一言で艦娘達は瞑っていた目を開いた
提督「この人に頼まれた祈りを実現させるために深海棲艦に勝ち世界に平和をもたらそうと私は考えている。だから改めて皆私に付いてきてくれないか!」っ土下座
長門「提督よ」ウルウル
提督「?」カオオアゲテナガトヲミル
長門「私達が貴方について行かないとでも?」ウルウル
金剛「Heyテートク!私達はついて行かないどころか常に後ろをwalkingするくらいに付いて行きますヨー!」
「私もそれくらいするよ!」
「私もー!」
提督「皆!ありがとう!」ウルウル
ーーーーーーーーー十数年後ーーーーーーーー
大淀「提督、第一艦隊より深海棲艦を完全に消滅させたとの報告です」
提督「うむ」
提督「(志村さん。あなたの祈りはしっかり届きましたよ。)」
~艦~
俺「志村けんさんどうか安らかに。今までたくさんのお笑いをありがとうございました。」。・゚゚ ''゜(*/□\*) ''゜゚゚・。
自分も好きな方でしたので、
ニュースを聞いた時は、「嘘だ!」
と声に出してました。
ご冥福をお祈りします。
俺も好きでしたご冥福をお祈りします
加藤茶さんの「コロナが憎い。」
は今でも、頭に浮かんできます。
自分や周りの人にこの言葉を言わせない為にも
自分にできる事を、やって行こうと思いました。