もしもゲームデデデがアニメ次元に行ってしまったら
アニメの次元に行ってしまったゲームの世界のデデデ大王!
その世界で彼を待っているものとは何か!
デデデ大王は無事に元の世界へ帰れるのか!
超不定期更新でお送りいたします!
※この作品は作者の独断と偏見、そしてオリジナル設定が多分に含まれています。
苦手な方はご観覧をさけるよう対処をお願いします。
元々ピクシブにあげていたものを訂正しつつこちらへ投稿することにいたしました。
まだまだ未熟すぎる点はございますが、皆様生暖かい目で見守って下さい。
それでは始まります。
『もしもゲームデデデがアニメ次元に行ってしまったら』
スタートです!!
「ん・・・・・?」
俺ははっきりとしない意識のまま起き上がるとあたりを見渡した。
「・・・?」
そして思った。
ここはどこだ。
風景はプププランドとそんなに変わらない。だが、相違点はかなり見つかる。いや、見つけることが出来ると言った方が正しいかもしれん。
・・・・・・・おかしいもんだ、俺はかなり高い山(ここではMt.Dededeのことを指す)の上にかなり質素な城を建てたはずだ。
しかし何故、小高い丘の上にあんな反吐が出そうな無駄に豪華な城を設置しているんだ?あんなんじゃあプププランドを満足に見渡せないだろうに。
そんな事を思いつつ、ゆっくりと立ちあがっていると
「ポヨ~~~~~~!!!!」
という危機感があまりにも感じられない叫び声が上がった。俺はとっさにその叫び声が上がった方を振り向く。
その方向にはカービィ(ただ、俺の知っているカービィよりもかなり小さいし、なんか精神的にかなり幼く見える気がするが)と二人の黄色いヒトがいた。
俺はその黄色いヒトの方を注視した。
「ゲェ!フームにブンじゃねぇか!」
俺はあの二人をあまり好んでいない。というより苦手だ。俺の憎きクソ親父がアイツらの両親に迷惑をかけていたからだ。俺はそれに対して自分のことではないが罪悪感を感じていた。どうせ俺とかかわっても迷惑なだけだろう。
俺はその場を退散しようとする。その時、二人の叫び声が上がった。
「どうなってるの?!!姉ちゃん!!!」
「知らないわよ!コピーできない相手なんて聞いてないわ!」
・・・コピーできない?あのカービィが?
俺はもう一度その方向に顔を向ける。
・・・・・前言撤回だ。俺はここから退散しねぇ。何故って?三人の後ろを変な怪物が追いかけているからだ。明らかにこの星の生物ではない事が解る。
カービィがコピーできない相手だと?しかもこの星の生き物じゃない?
・・・・・・・・・面白れぇ、いっちょ遊んでやるか。ここはライバルである俺が行くべきだな。
『私の力を貸そうか?』
ダークマターが訊いてくる。
「いや、必要ねぇ。あれは俺だけで十分だ」
『そうか』
俺は左手を前へ突きだす。
すると、バチバチと音を立てて光が収束していく。その光はハンマーの形をする。
俺はハンマーを握るとすぐにエンジンを展開させる。
そして獲物に狙いを定めると走りながらジェットの勢いがついた得物をどてっぱらにたたき込んだ。
「っらぁっ!」
『グゥッ・・・?!!』
化物は唸り声を上げながら吹っ飛ばされる。俺はハンマーを肩にトントンとおきながら、中指を立てながら言った。
「ケッ、油断しすぎだぜ。化物さんよぉ」
すると化け物は立ち上がって吠えた。そして俺のほうへ突撃してくる。
俺はそれを跳んでよけるとすぐさま化け物の頭の上に乗っかる。
そしてハンマーでぶん殴った。手にすさまじい衝撃が走る。
かってぇえええええええええええ……!!!!!!!!
え?なんだ?なんだこのかたさ。普通に殴ったらこっちがいてぇ!
・・・ん?待てよ。もしかして・・・。
俺は化け物の攻撃をよけて地面に着地するとどてっぱらを思いきり蹴り上げる。
すると化け物は苦しそうにうなった。
なるほど。腹が弱いのか。なら・・・!
俺はハンマーを握りなおすとどてっぱらをぶん殴る。
そしてうずくまる直前に一気に潜り込んでジェットエンジンをふかせる。
最大出力までためた瞬間、俺はハンマーをフルスイングした。そこにジェットエンジンの勢いが加算されて更なる威力を発揮する。
化け物ははるか彼方に吹っ飛ばされた。
「・・・フゥ~、なんとかなったな。・・・おい、お前ら大丈夫か?」
俺は三人に声をかけた。
続く
皆様、どうでしたか?
これからも頑張っていきますのでご了承ください。
・・・・・・・・・これって需要あるんですかね?あるとしても、見てる人っているんですかね?
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