提督「…原子力潜水艦って作れるの?」
提督のなんとなくの要望で建造された原子力潜水艦娘。鎮守府では日本の文化に触れながら海域では原子力潜水艦としての役割を果たす彼女。その陰には――
初めまして、仮島です!
今回が初投稿です。ぜひ、楽しんで読んでもらえるとありがたいです。
二回目の更新で戦闘シーンを出そうと思います
~某日、執務室~
提督「明石」
明石「は、はい!」
提督「お前はいつも変なものばかり作っては俺たちを困らせているが」
明石「…否定できません」
提督「今日はお前にお願いがある」
明石「お願い、ですか?」
提督「…原子力潜水艦娘を作ってほしい!」
明石「えぇ…どうして急に」
提督「なんとなく気になったから」
明石「なんとなくですか!」
明石「原潜ですか…に気になりはしますが他の仕事もあるので…」
提督「もし完成すれば給料十倍だ」
明石「工作艦の誇りにかけて全力でやらせていただきます!」
明石「一週間で完成しそうな気がするので完成次第お呼びしますね」
提督「頼んだ!」
~一週間後~
明石「提督~例の艦娘できましたよ~」
提督「おっ!完成したかぁ…楽しみだなぁ」
明石「実は私もまだ艦娘は見てないんです。どんな感じなのかなぁ」
提督「…失敗とかは無いよな?」
明石「大丈夫です!詳しいことは言えませんが深海棲艦と艦娘のパーツをかけ合わせて作りましたので」
提督「…お前すごいな」
~鎮守府 工廠~
明石「…と、話してる間につきましたね」
提督「この大きい箱の中に入っているのか?」
明石「はい。…では、開けますか!」
提督「そうだな…オープン!」
ガチャ…
シーウルフ「私はシーウルフ級原子力潜水艦のネームシップ、Seawolfです。これからこの艦隊の指揮下に入りますよろしくお願いしま
す!」
提督「」
シーウルフ「?…あのぉ…」
提督「…ゑ?」
明石「…私は資料を読んだだけでよくわからないのですが…これって成功ですか?」
提督「明石…お前よくやった!大成功だぞこれ!」ダキ
明石「えへへ…工作艦として当然のしごとですよ」
提督「え~と…シーウルフ、これからよろしくな!」
シーウルフ「はい!こちらこそよろしくお願いします!」
提督「着任して最初は…鎮守府見学だな。アイオワに案内を頼もう」
シーウルフ「二ホンの鎮守府…楽しみです!」
~執務室~
提督(白髪に競技用水着…おまけに大きい…何がとは言わないが)
提督「ただし、視線向けにくいからなぁ…服渡すか」
コンコン
シーウルフ「失礼します、見学から帰ってきました」
提督「おかえり、鎮守府はどうだった?」
シーウルフ「魅力的なものがたくさんありました!」
提督「それはよかった。あと、普段はこの制服を着ていてほしい」
シーウルフ「わかりました、後で着替えておきます。水着の上からでもいいですか?」
提督「いいけど…今から君の実力を試すために演習をやるから着替えはあとかな」
シーウルフ「了解です。演習相手はどなたですか?」
提督「う~ん…対戦攻撃五十鈴にするかな」
シーウルフ「イスズさん…楽しみです」
提督「五十鈴は君から見ると先輩になると思うが手加減は不要。全力で倒すこと」
シーウルフ「五分以内に倒して見せましょう」
提督「それは言いすぎだと思うが…期待してるぞ」
原子力潜水艦って響き…惚れた
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