戦う提督と艦娘 #1
初投稿(笑)なので気にせず読んでください。前に少し投稿したやつは一応文字は残してあるのでいないとは思いますが読みたい人はコメントで言ってください
[注意事項]
・ゲーム『艦隊コレクション-艦これ-』の二次創作です。
・この物語には、いろんな艦娘が出てきますが、あまり作者がつかっていないキャラは、語尾や口癖が変になっている可能性があります。「俺の好きな〇〇はこんな喋り方じゃない!」や「性格なんか違くね?」があると思いますが、気にしないでください。
・この戦う提督シリーズに出てくる舞台は、現実のとか、本家艦これとは一切関係ないので注意してください。
・上記のものが平気な人のみ、進めてください。
第1章【始まりと艦娘】
?「ここが今日から俺たちの鎮守府だぞ」
?「ええ、そうね」
-時は遡って1日前-
場所:海軍基地本部
?「ふぁ〜、なんだよじいちゃんの野郎急に呼びやがって...」
この少年は、『海原 翔』まだ齢19歳の青年である
現在の時刻:7時
コンコン
翔「翔、入りまーす」
?「どうぞ〜」
ガチャ
翔「なんのようでしょうか〜元帥殿〜」
元帥「ふむ、もう少し丁寧口調になってくれんか?」
そう言われ翔が周りを見渡してみると...
?「ちっこれだから教育がなっていないガキは」コソコソ
?「一体どんな育て方をしたんだ」コソコソ
?「やっぱりあんな奴はあの時に死んでおけば」コソコソ
そこには偉そうに座る3人の元帥がいた
翔「・・・申し訳ございません元帥様方、海原 翔ただいま参りました」
?「さて、本日の主役がやってきたところで議題を始めさせていただきます。皆様お分かりでしょうが、自己紹介をさせていただきます。大元帥の秘書艦を務めさせていただいている、大淀と申します」ペコリ
?「御託はいいからさっさと進めてくれない?こちとら忙しい所に穴を開けてきてんの」
大淀「申し訳ございません。規則なので」
?「ちっ」
大淀「今回皆様に集まって頂いたのは、定期報告のためです」
?「そんなのもあったな、うちの鎮守府は異常無し」
?「うちも」
?「2体減った程度じゃ」
大淀「南、東、北しっかりと報告してください」
北の元帥「することも無し」
東の元帥「特にないのぉ」
南の元帥「わしもじゃ」
元帥「3人追加で入ってくれたぐらいで減ってはないですな」
大淀「・・・分かりました、ご退室してくれて結構です」
北の元帥「やっと終わったな」
東の元帥「面倒だのぅ」
南の元帥「じゃあな変わりもんども」
ガチャバタン
そう言い3人の元帥は出て行った
翔「はぁーめんどくさ」
元帥「まぁそういうでない」
大淀「お疲れ様ですお二人とも」
翔「大淀さんは流石だなぁ、俺にはあいつら相手に冷静になるのは不可能だな」
元帥「さて、本題に入ろう」
翔「そうだそうだ、なんで俺は急に呼ばれたんだ?まさかあのうざい奴らを見るだけとはいわねぇよな?」
元帥「それはな...」
大淀「その説明は私から、実は西の方にある鎮守府の人と艦娘達が深海棲艦の手によって全滅してしまい機能が停止してしまったのです」
翔「西?」
元帥「深海棲艦共のせいで、日本の地形が変化してしまい、佐世保・舞鶴・呉・横須賀をそれぞれ西・北・南・東に分けたんだ」
翔「じゃあ、西って言うと佐世保鎮守府か?」
大淀「その通りです、その4つの鎮守府は、重要な深海棲艦対策の施設です。ですからそんなに長く開けていられない鎮守府でもあるわけです」
翔「ふむふむ」
元帥「だからお主に鎮守府の提督になってもらおうとな」
翔「ふむふむ...え?」
元帥「だから提督に...」
翔「いやいやいや、なんで?俺まだ水兵ですらないんだけど」
大淀「その辺は平気です。大元帥様が、特別に少将にしてくれるそうなので、問題はないとのことです」
翔「えー」
元帥「何が不満なんだ。提督だぞ?」
翔「いや、人の命とか背負えるタチじゃないし」
元帥「まぁお前に拒否権ないし」
翔「ちくしょう」
大淀「ということです明日には向かってもらいますので、準備しておいてください」
翔「明日!?ここから!?」
大本営の位置:東京都
元帥「特別なヘリを手配してくれるらしいから、明日の7時に出て、昼頃には着くはずじゃ」
翔「えーまぁいいけど、何も知らないよ?かん...むす?についても何もわからないし」
元帥「その辺は大丈夫、明日の朝になってのお楽しみじゃ」
大淀「では明日に備えて、今日は荷物の整理などを頑張ってください」
翔「はーい」
元帥「じゃあな」
翔「なんで今になって俺が...」
そう言い翔は外へ行った
ガチャバタン
元帥「はー」深いため息
大淀「寂しくなりますね」
元帥「バレてたか」
大淀「はい3年の付き合いなので」
元帥「ちっちゃい頃から見ていたあの子が旅立つと思ったらな」
大淀「大丈夫ですよ、と言いたいところですが。」
元帥「やっぱり危険だよなぁ」
大淀「彼を良く思っていない人は多いので頑張っていただきたいですね」
元帥「まぁ会えなくなるわけじゃないし、頑張ってもらおうかのう」
大淀「ええ」
-一方そのころ翔は-
翔「なんか大変なことになったな、さっさと準備しちゃお」
特に考えていなかった
-そして出発の時-
翔「さて、行くか」
元帥「こっちだ着いてきなさい」
翔「はい」
元帥に言われついて行くと
翔「大淀さんおはようございます、その子は一体?」
そこには、翔より少し小さい少女がいた
大淀「翔さんおはようございます。この子は叢雲、昨日言っていた貴方の手伝いをしてくれる艦娘です」
叢雲「あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい」
翔「え?この子が艦娘?ただの女の子じゃないの?」
叢雲「ええ、吹雪型五番艦よ、そんなのもわからないの?」
翔「すまないな、今日から司令官になるからまだわからないことだらけなんだ。よろしく、叢雲」
叢雲「ふん」プイッ
翔「あちゃー嫌われちゃったかな」
その少女は少し無愛想であった
大淀「では出発していただきます。乗ってください」
元帥「じゃあな、何かあったらいつでも電話してくれ」
翔「ああ、じいさんも今までありがとう」
大淀「頑張ってくださいお2人共」
翔「頑張ってきます!」
そう言い翔と艦娘.叢雲はヘリに乗り込んだ
パタパタ
翔「ふぅ」
名前表示変更:翔→提督
提督「叢雲って言ったかな、俺は今日なったばっかの提督だけど、これからお願いする」
叢雲「ふん、無理矢理ちゃんとした風に喋っても変なだけよ。普通に喋りなさい」
あっさりと見破られる翔であった
提督「あぁ、ありがとう。叢雲」
叢雲「あんたは私たちが怖くないの?」
提督「なんだ?急に」
叢雲「私たちは元々は船だったのよ。そんな奴が人間ぽく振る舞ってキモいとか怖いとか思わないの?って聞いてるの」
叢雲はそのことが心配だったようだ
提督「あぁなんだそんなことか」
叢雲「?」
提督「たしかに昨日まで艦娘っていうのに実際に会ったことや見たことはなかったから、少しは怖かったさ」
叢雲「そう...」
提督「でも、今日会った時にただの女の子っていうことを知った。だから全然怖くないな」
叢雲「そう。つまらないことを聞いてしまったわね」
提督「じゃあこっちからも質問していいか?」
叢雲「いいわよ、ていうかあんたは司令官なんだからそんなに下の奴に畏まらなくていいのよ」
提督「いや、上とか下とか関係ないさ」
叢雲「そ」
提督「質問なんだけど、提督って一体どんな人なの?」
叢雲「は?」
提督「いや、何も知らなくて」
叢雲「はぁ。私もあんまり分かんないけど、後ろの方で私達に指示を出して、サポートするのが司令官ってもんじゃないかしら?」
提督「成る程、ありがとう叢雲」
叢雲「ええ」
こうして2人はヘリの中で少し心を打ち解け、目的の佐世保鎮守府まで雑談を楽しむのであった
運転手「もうそろそろ佐世保に着きますよ、準備してください」
提督「もうそんな時間なのか」
現在時刻:12時
叢雲「さ、準備しなさい」
提督「ああ」
場所:佐世保
運転手「着きましたよー」
提督「ここまでありがとうございました。気をつけてお帰りください」
運転手「ええ、こちらこそ。あなた方も頑張ってください」ペコリ
提督「ありがとうございます」ペコリ
パイロットさんと別れ少し歩くと...
提督「さて」
提督「ここが今日から俺たちの鎮守府だぞ」
叢雲「ええ、そうね」
ボローン
提督「ぼろぼろだな」
叢雲「ぼろぼろね」
ボロボロな鎮守府がそこにあった
提督「そういえばここ襲撃を受けたんだよな」
叢雲「取り敢えず中に入ってみましょ」
提督「そうだな」
場所:鎮守府内部
提督「中は思ったより綺麗だな」
叢雲「それでもぼろぼろね」
提督「まずは部屋を見て回ろうか」
叢雲「そうね」
提督「ここは?」
叢雲「執務室みたいね」
提督「執務室?」
叢雲「簡単に言うと、司令官が仕事をして、私達に指示する場所よ」
提督「成る程」
そこには机が2つあるだけの部屋であった
叢雲「ここはある程度綺麗ね」
提督「取り敢えずここに荷物を置こうか」
叢雲「ええ」
提督「次はどこに行く?」
叢雲「あっちに方に行ってみましょう」
提督「ここは?」
叢雲「食堂かしら」
提督「奥にはキッチンもあるようだ」
叢雲「見ておく?」
提督「後で俺が見ておくよ」
叢雲「そう」
提督「取り敢えずここの掃除は後回しでいいな」
叢雲「どうして?」
提督「まだ俺と叢雲しかいないから飯は執務室でいいかなって」
叢雲「なるほどね」
提督「ここは?」
叢雲「待機場みたいね」
提督「ここも後回しだな」
提督「ここで最後かな」
叢雲「広間って感じかしら」
提督「じゃあ外の施設だな」
そういい2人は外に出て行った
提督「この鎮守府の裏口から行けるところは?」
叢雲「お風呂兼入渠施設ね」
提督「風呂は分かるが入渠施設って?」
叢雲「私達艦娘は、外傷なら入渠施設っていう場所に浸かれば時間はバラバラだけど治療出来るのよ」
提督「へー艦娘って便利だな」
叢雲「まぁ中に関しては、無理だけど」
提督「中っていうと病気関係か?」
叢雲「そうね」
提督「ここは優先順位が上だな」
叢雲「次に行きましょ」
提督「この倉庫みたいのはなんだ?」
叢雲「多分、倉庫兼工廠かしら」
提督「工廠?」
叢雲「艦娘達の武器となる艤装を作ったり改造したり、艦娘を作ることも出来る場所よ」
提督「艦娘って作るんだ」
叢雲「ええ、資材を注ぎ込んで作るのよ」
提督「成る程、入渠施設の次に優先順位が高いな」
叢雲「でも、多分少し掃除をするだけで使えそうね」
提督「そうか、じゃあ最後の施設に行ってみようか」
提督「寮か?」
そこには鎮守府より一回り小さい建物があった
叢雲「多分艦娘達の寮ね。寮は普通はないから前の司令官は、優しい人だったのね」
提督「ここもまだ叢雲しかいないから後回しだな」
叢雲「そうした方がいいわね」
提督「取り敢えずこれで全部だから、少し近くのコンビニで飯を買って執務室に戻ろうか」
叢雲「分かったわ」
そして2人はコンビニで軽い昼食を買い執務室へ向かうのであった
提督「じゃあまとめようか」モグモグ
叢雲「ええ」モグモグ
2人はおにぎりを食べながら作りたての地図を見ていた
提督「まずこの鎮守府の中の施設は、
執務室・食堂・待機場・広間
って感じか?」
叢雲「ええ、それで鎮守府の外は、
お風呂兼入渠施設・倉庫兼工廠・艦娘が海に出る桟橋・寮
かしら」
提督「ふむ」
叢雲「倉庫に資材はいくつかあったわよ」
提督「ほんとか?見てなかったな」
叢雲「取り敢えず建造してみたらどうかしら」
提督「成る程人手を増やすのはありだな。いくつぐらいあった?」
叢雲「燃料・弾薬・鉄・ボーキサイト、それぞれ1000ずつね」
提督「ふむ、艦娘って普通の食事でも平気なの?」
叢雲「出撃などが無かったら普通の食事でも平気よ」
提督「成る程。建造の際、使う資材は選べるのか?」
叢雲「ええ、最低値が30で最高値が999よ」
提督「じゃあ後々のことを考えて、全て100で行ってみるか」
叢雲「いいと思うわ」
提督「じゃあ早速行こう」
叢雲「ええ」
そうしてご飯を食べ終わった2人は工廠へ向かうのであった
提督「建造ってどうやるんだ?」
叢雲「あ、忘れてた妖精さんがいないと出来ないわ」
提督「妖精さん?」
叢雲「小人みたいなものよ、工廠妖精、武器妖精の2種類いるわ」
提督「成る程どうやったらあえるんだ?」
叢雲「うーん分からないわね」
提督「そうか...」
叢雲「どうしようかしら」
2人「うーん」
?「大丈夫です」
2人「ん?」
2人が悩んでいると謎の声が聞こえてきた
提督「一体誰だ?」
?「私は工廠の妖精です」
提督「居たのか?」
そこには机にちょこんと座る小さい何かがいた
工廠妖精「はい、あなた方が何者か分からず隠れていました」
提督「今日からここの提督になったものだ」
叢雲「こいつの艦娘よ」
工廠妖精「成る程、よろしくです」
提督「早速なんだが、建造してみていいか?」
工廠妖精「はい、レシピはどうしますか?」
提督「全て最低値で頼む」
工廠妖精「同時に2人までできますが」
提督「そうなのか?うーん」
叢雲「いいと思うわよ。4人になったら楽だしね」
提督「そうか、じゃあ同じレシピで」
工廠妖精「分かったのです」
ガンガンガン
18:00
18:00
すると横にあったタイマーに時間が表示された
提督「なんか時間が出たぞ?」
叢雲「これは普通の駆逐ね」
工廠妖精「18分後にまた来てください」
提督「なるほど、時間が出てそれが終わったら出るスタイルなんだな」
叢雲「その通りよ」
提督「じゃあ時間になるまで、自由行動だな」
叢雲「分かったわ、いきましょ」
そうして2人は工廠を後にした
〜18分後〜
工廠妖精「出来ましたよ〜」
提督「よし、いったい誰がくるのかな?」
「睦月です。はりきって、まいりましょー!」
「皐月だよっ。よろしくな!」
提督「この子達は?」
工廠妖精が何かをすると2人の少女が現れた
叢雲「両方とも睦月型って呼ばれる駆逐艦よ。まさかいきなりネームシップだとわね」
睦月「貴方が提督ですか?」
皐月「君が司令官だね!」
提督「おう、そうだ。これからよろしくな!睦月、皐月!」
2人は元気そうに翔の前へ行き敬礼をした
2人「よろしくおねがいします!」
4人は執務室で話をしていた
提督「まず最初の任務を与える!」
3人「はい!」
提督「まずはペア分けするぞー」
睦月「ペア分け?」
皐月「なんのことだい?」
提督「あのな、俺たちはまだこの鎮守府に来たばっかりで、しかもこの鎮守府は深海棲艦に攻められたらしくてぼろぼろなんだ」
睦月「じゃあ睦月達の最初の任務は、お掃除ってことにゃしい!」
提督「にゃし?まぁそういうことだ」
睦月というその子は何やら特徴的な喋り方をするようだ
皐月「じゃあ僕は叢雲と一緒がいいな」
叢雲「なんでよ」
皐月「同じ五番艦じゃないか!」
皐月という子は元気でおてんばそうな印象を受ける
提督「成る程。じゃあそうしようか、睦月は俺と一緒でいいか?」
睦月「もちろんにゃしい!提督と一緒なんて光栄に思うぞよ!」
提督「じゃあそうしようか。じゃあ俺と睦月で執務室の掃除、叢雲と皐月で入渠施設の掃除だ!全員2時間後には一度執務室に来る様に!」
ぞよ?
3人「分かったわ」「分かったよ!」「了解なのです!」
そういい4人は別れていった
-睦月&提督パート-
睦月と翔の2人は執務室を掃除していた
睦月「提督さんの階級はどのくらいなんだし?」ゴシゴシ
提督「大元帥特権で少将さ」ゴシゴシ
睦月「すごいのね!一体どうしたらそうなったんにゃし?」
提督「気づいたら話が進んでて決まったよ」ゴシゴシ
睦月「提督さんは面白いのね」ヨイショ
提督「なぁ」
睦月「うん?」
提督「少し休憩して質問してもいいか?」
睦月「勿論!」
そういうと2人は席についた
提督「艦娘ってどんな風に生まれるんだ?」
睦月「うーん、難しい質問にゃしぃ。私達には元々の船の記憶があって、沈むときの記憶もあるの。沈んだ後私達の意識がなくなって気づいたらここにいたっていう感じかにゃー」
提督「じゃああまり現状の記憶とかはないのか?」
睦月「いや?その辺の最低限生活するための知識や、現在奴らがどんな調子なのかは、妖精さんが教えてくれるんです」
提督「成る程、そこで妖精さんが関与するのか」
睦月「こんな感じにゃしい」
提督「ありがとな、睦月。あんまりいい気はしないだろうが知っておいた方が後々いいと思ってな、すまなかった」
睦月「全然いいにゃしい。睦月も貴方みたいな優しそうな提督で安心したにゃし!」
提督「よし!お互い少し休憩も終えたしちゃっちゃか終わらしちまおう!」
睦月「にゃしい!」
2人は元気に掃除を再開するのであった
-叢雲&皐月パート-
2人は入渠施設を最低限使えるようにするため掃除をしていた
皐月「叢雲〜」ゴシゴシ
叢雲「なに〜」ゴシゴシ
皐月「ちょっと休憩しなーい?」ゴシゴシ
叢雲「今どのくらい経った〜?」ゴシゴシ
皐月「1時間ぐら〜い」ゴシゴシ
叢雲「わかった〜、入り口のベンチにいきましょ〜」
皐月「はーい」
叢雲はそう言い皐月と一緒に入り口の外にあるベンチへ向かった
皐月「ふぅ。広いね〜」
叢雲「ええ。お疲れ様」
皐月「あのさ、ちょっと質問してもいい?」
叢雲「ええ、いいわよ」
皐月「叢雲と司令官はどのくらいの付き合いなの?」
叢雲「まだ出会って1日も経ってないわよ」
皐月「そっか〜」
叢雲「どうしたのよ一体?」
皐月「第一印象はどうだった?」
叢雲(成る程、新しい司令官がどんな人か分からなくて心配なのね)
叢雲「まぁ、変な人って思ったわ」
皐月「やっぱり?あの人って僕達のこと何も知らないの?」
叢雲「ええ、そうみたいよ」
皐月「そっか〜」
叢雲「でも、彼なりに私達の事を知ろうと頑張っているらしいわ」
皐月「そっか。じゃあこっちからも司令官のことを知っていこうかな」
叢雲「それが一番いいわね」
皐月「じゃあ休憩終わり!そろそろ再開しようか!」
叢雲「ええ。さっさと終わらせましょ」
2人はお互いに司令のことを少し話したのち掃除を再開するのであった
〜2時間後〜
現在時刻:16時半
あれから2時間が経過し、4人は執務室へ戻っていた
叢雲「戻ったわよ〜」
皐月「僕が来たよ!」
提督「おうおつかれ」
叢雲と皐月の2人が元気そうに戻ってきた
睦月「2人共お疲れ様にゃしい!」
叢雲「凄い綺麗になったわね」
皐月「凄いね!」
提督「おう、そっちはどんな感じだ?」
叢雲「こっちもあらかた終わったわ。入渠施設もお風呂もあの建物自体ね」
提督「建物自体か?」
叢雲「ええ、妖精さんが手伝ってくれて」
提督「成る程、だから鎮守府自体は綺麗だったのか」
叢雲「取り敢えず今日はこれで終わりかしらね」
提督「じゃあ俺買い出しに行ってくるから、3人で少しでいいから食堂の整理をしといてくれないか?」
睦月「分かったにゃしい!」
皐月「僕にまっかせてよ!」
叢雲「分かったわ」
そう言い翔は準備を始めるのであった
提督「さて、挨拶がてら商店街に行ってみるか」
翔は鎮守府から1kmほど離れた商店街へ向かうことにした
到着した翔は八百屋へ向かっていた
提督「八百屋はここかな?」
八百屋店員「いらっしゃい」
提督「どうも。そこの佐世保鎮守府の提督になりました、海原 翔と申します」
八百屋の店員は齢40歳ぐらいのおばあさんであった
八百屋店員「おや?あそこの提督かい!若いのに大変だね〜」
提督「いえいえ、今後ともよろしくお願いします」ペコリ
八百屋店員「こちらこそ、これから私達を守ってもらうんだ?少しだけどまけとくよ。あたいのことは八と呼んでくれ」
提督「八さん。早速買い物して行っていいですか?」
八さんは提督という存在に対して交友的であるようだ
八「買ってけ買ってけ」
そして翔は買い物を済ました
八「また来な!」
提督「はい!」
八百屋で買い物を終えた翔は次に肉屋に向かっていた
提督「ここだな」
肉屋「らっしゃい!あんた軍人さんかい?」
提督「ええ、そこで提督をさせてもらっている、海原 翔と申します」
その人は齢30歳ぐらいのガタイのいい男性であった
肉屋「成る程な、ところでお前さんちゃんと食ってるかい?」
提督「ええ、まぁ」
肉屋「もっと肉つけな!ほらこれ持ってけ!」
提督「え?こんなに...」
肉屋「お前さんはもっと肉をつけてしっかりとここを守ってもらわなきゃね!」
提督「...ありがとうございます!しっかりとこの街は僕の全力をもって守らせていただきます!」
肉屋さんはタダで翔に肉をいくつかくれた
肉屋「そうしてくれや!俺のことはまぁ、ニックとでも呼んでくれや」
提督「わかりました!ニックさん、これからもよろしくお願いします!」
ニック「おう!」
そして買い物を終えた翔は鎮守府へ戻っていた
提督「取り敢えずこれでいいだろ」
提督「ただいまー」
睦月「テイトクサンニャシィ」
皐月「イクヨ、フタリトモ!」
叢雲「ハイハイ」
提督が帰ると少し遠くから睦月達3人の声が聞こえてきた
睦月「おかえりなさい!提督!」
皐月「おかえり!司令官!」
叢雲「おかえりなさい」
提督「・・・おう、ただいま。ちゃっちゃか飯にするぞ」
3人「はーい」
4人は少し綺麗になっていた食堂へ向かった
皐月「どんなお弁当買ってきたの?」
提督「何を言ってる?作るんだよ」
3人「え!?」
3人は大層驚いた
提督「なんだよ、お前ら。まさか調理場まで掃除してないのか?」
叢雲「いやその辺は平気なんだけど」
睦月「その、提督って...」
皐月「料理できるのかい?」
提督「んなの、当たり前だろ。基本1人でも生活出来る様に、家事全般はできるぞ」
叢雲「本当に?」
提督「あぁ」
皐月「これあれだよ、実はめっちゃメシマズのパターンだよ」ボソボソ
睦月「絶対そうにゃし」ボソボソ
提督「なんかいったか?」
2人「なんでもないです!」
そして、3人を食堂へ座らせ1人調理室へ向かった
提督「ちゃんと調味料や道具はあるな。あいつらに食ってもらうんだから張り切って作っていくぞ!」
その頃食堂組は...
皐月「いやぁたのしみだね!」
睦月「心配にゃしぃ...」
叢雲「あんた達少し静かにしなさいよ...」
騒がしかった
〜数分後〜
提督が調理を終え、食堂へ料理を運んでいる
提督「お前ら出来たぞ〜。命名[即興の野菜肉炒め定食だ]だ」
3人(ネーミングセンス...)
叢雲「でも見た目は悪くないじゃない」
睦月「おいしそーにゃしぃ!」
皐月「凄いね!」
そこにはお盆に乗った野菜炒めと味噌汁、そしてホカホカのお米が用意されていた
提督「お前ら手はしっかりと洗ったか?」
叢雲「当然よ」
睦月&皐月「もっちろん!」
提督「じゃあ手を合わせて...いただきます!」パチン
3人「いただきます!」パチン
〜ご飯中〜
4人はご飯を終え少し雑談をしていた
3人「ごちそうさまでした」
提督「はい、おそまつさま」
叢雲「あんた...凄いわね」
睦月「とても美味しかったにゃしい!」
皐月「あぁ、すっごく良かった!」
提督「いやぁてれるなぁ」
叢雲「で、この後はどうする?」
提督「今何時だ?」
睦月「18:00にゃしい」
提督「うーん、じゃぁみんな、自由時間だ!後はゆっくりしたりお風呂に入ったりしてくれ!」
叢雲「いいの?」
提督「あぁ勿論だ。みんなももう疲れただろう」
睦月「わーい」
皐月「分かったよ!司令官!」
叢雲「ええ、分かったわ」
提督「あー、でも洗濯物どうしよう」
提督は一応男だから気になる様子
「話は聞かせてもらいました!」
提督「工廠妖精さん!」
そこにいたのは工廠にいた妖精さんだった
工妖「こんなこともあろうかと、ちゃんと洗濯機を作って置いたのです!これで艦娘の皆さんで洗濯できるのです!しかも乾かす機能もついてるから、放置するだけで明日には乾いています!」
提督「流石妖精さん!」
工妖「えっへん!」
提督「じゃあ、みんな!21:00までは何をしても結構だ。しっかりと体を休めてくれ!」
3人「はい!」
そうして各々自由に過ごして執務室で雑魚寝をしたのだった
〜次の日〜
4人は起きて着替えを終え、話していた
提督「昨日はしっかり休めたか?」
睦月「ばっちりにゃしぃ!」
皐月「ぐっすりだったよ!」
叢雲「疲れがとれたわ」
提督「じゃあ、ささっと飯にして、もっかい掃除を再開しよう」
3人「了解!」
食事を終えた4人は、昨日と逆のペアになり掃除を開始するのであった
-皐月&提督パート-
2人は鎮守府内部の掃除を始めようとしていた
提督「さて、掃除を頑張るか!」
皐月「おー!」
提督「1時間後に一旦このエントランス集合だから間違えるなよ」
皐月「はーい」
提督「俺は東側、お前は西側担当だからな」
皐月「分かったよ、司令官!」
-叢雲&睦月パート-
2人は鎮守府外部の掃除のため外へ向かっていた
叢雲「今日は、各自休憩をとりつつ、4時間後に食堂集合ね」
睦月「はいにゃしぃ!」
叢雲「私達は外担当だから、工廠と入渠施設はいいとして、艦娘達の寮と海に出るための桟橋と入り口あたりの掃除よ」
睦月「じゃあどうやってわけるのかにゃ?」
叢雲「私が入り口あたりを、貴方が桟橋周辺をまずやりましょう。それで1時間後に本館入り口に集合よ。」
睦月「およ?寮はどうするのかにゃ?」
叢雲「1時間後に次にうつれそうなら、寮は多分広いから後で2人でやりましょ」
睦月「了解なのです!」
2ペアとも掃除を始めて1時間が経った
-皐月&提督パート-
2人は時間になったのでエントランスに集まっていた
提督「おつかれ、皐月」
皐月「司令官こそお疲れ様」
提督「成果はどんくらいだ?」
皐月「後1時間あれば終わりそうかな」
提督「こっちも似た様なもんだ、他に何かあったか?」
皐月「特にないかな〜」
提督「そうか、じゃあ少し休んで再開しようか」
そういって2人はそばにあったベンチに腰掛けた
皐月「あのさ、司令官。1つ質問してみていい?」
提督「ああ、構わない」
皐月「司令官って、本当に艦娘を見たことや話したことは無い?」
提督「・・・ないさ。生まれてこのかた、艦娘を見たり話したことはね」
司令官は皐月から少し目を逸らし淡々と答えた
皐月「・・・そっか」
それから少しの間2人は雑談を楽しんだ
提督「ほら休憩終わりさっさと終わらせるぞ」
皐月「はーい」
そうして2人は掃除に戻っていった
-叢雲&睦月パート-
2人は報告の為鎮守府入り口に戻っていた
叢雲「どう?終わった?」
睦月「完璧にゃしい!」
叢雲「じゃあ寮の清掃を始めましょうか。さっきちらっと見たけど、艦種によって分かれてるみたいなのよね」
睦月「艦種って言ってもどんくらい細かく分かれてるの?」
叢雲「駆逐・巡洋艦・航空艦・戦艦・潜水艦・その他って感じだったかな」
睦月「成る程にゃしい!じゃあどうわけるのかにゃ?」
叢雲「じゃあ私が、駆逐・戦艦・その他行くわ」
睦月「じゃあ睦月が、巡洋艦・航空艦・潜水艦だね!」
叢雲「ええ、じゃあ行くわよ!」
睦月「えいえいおー!」
そして寮の掃除に行くのであった
2組が掃除を始めてから2時間が経過するところだった
-皐月&提督パート-
皐月と提督は掃除を終え、掃除したところの最終チェックをしていた
皐月「どう?司令官?」
提督「完璧だ」
皐月「やった。終わったね!」
提督「そうだな、あいつらに連絡入れて、買い物にでも行くかな」
皐月「分かったよ!」
2人は雑談をしながら放送室へと向かっていた
その頃、睦月と叢雲はというと...
叢雲「睦月〜どう?」
睦月「まだまだにゃしぃ〜」
ガガガ
皐月『テステスマイクテスト〜マイクテスト〜』
叢雲「何かしら急に」
睦月「にゃしぃ」
突然スピーカーから皐月の声が聞こえてきた
提督『あーお前ら〜本館の掃除は終わったから買い物に行く。そのついでにマイクテストをしている、以上』
プツッ
そういい、放送は途切れたのであった
叢雲「あっちは終わったのね」
睦月「睦月達も頑張らないと!」
放送をした提督達は放送室でこれからのことを話していた
提督「これでオッケーかな」
しっかりと伝わっただろうか
皐月「多分平気だと思うよ。それじゃあ行こうか!司令官!」
提督「ああ」
2人で商店街へ向かう準備を進めていた
商店街へ着いた2人は昨日きた八百屋についていた
八「おんやぁ、あんたは昨日の」
提督「あぁ八さん」
八「今日は妹さん連れかい?」
提督「いえいえ、部下ですよ」
妹と言われ照れていた皐月はすぐに冷静になり挨拶をしていた
皐月「皐月といいます」ペコリ
八「おや、いい子だねぇ。海軍さんの部下といえば艦娘ってやつかい?」
皐月「は、はい」
八「普通の女の子じゃないか。お嬢ちゃん可愛いのに頑張ってるんだね〜。いつもありがとう。これ、ちっちゃいけどアメちゃんあげるよ」
皐月「あ、ありがとうございます!」
八「今ぶどう味しかなくてね平気かい?」
皐月「はい!大丈夫です!」
提督「八さん、少しいいですか?」
八「なんだい?」
提督「この町で1番偉い人って誰かわかります?」
八「成る程、挨拶かい」
提督「はい」
八「いいよ、あたしは町長と面識があってね、今日聞いとくから明日また来ておくれ」
提督「ありがとうございます!あ、買い物していきますね」
八「そうだったそうだった」
買い物を済ませて皐月と提督は次のお店に向かっていた
提督「どうだ?皐月、あの人は」
皐月「とってもいい人だね。僕を艦娘と知りながら人として扱ってくれた」
提督「あぁ、そうだな」
皐月は笑って答えた
皐月「次はどこに行くの?」
提督「まずはニックさんのとこかな」
皐月「ニックさん?」
着いたら大きな声で出迎えてもらった
ニック「らっしゃい!おう、兄ちゃんは提督さんかい!」
提督「どうもニックさん」
ニック「ニックでいいよ!兄ちゃんは仲良くなれそうだしな!」
提督「分かりましたよニック」
ニック「今日は妹さん連れてきたのかい」
提督「部下です」
妹と歩いてる時にもいろんな人に言われて慣れた皐月であった
皐月「皐月と言います」
ニック「噂の艦娘かい?可愛いな。でも君も肉が足りて無いな!肉をもっととれとれ!」
皐月「え、えぇ」
ニック「ほら、持ってけ!提督さん」
提督「またですか?もうタダでは受け取れませんよ」
ニック「じゃあ、次から、次から払ってくれればいいから」
提督「でも...」
ニック「だから...」
結局提督とニックは数分言い合って結局提督が折れた
提督「・・・じゃあ次回から払わせてもらいますからね」
ニック「おう!」
ニックから半ば無理やりお肉を押しつけられ提督達は帰路に着いていた
提督「全くあの人は、店を経営してるっていう自覚はあるのかやら」
皐月「まぁまぁ司令官。タダでくれるってことはそれだけ信頼してくれてるんだよ」
提督「...そうだな、じゃあ家に帰るか」
皐月「うん!」
そうして話しているうちに鎮守府に帰っていた
提督「帰ったぞ」
叢雲「お帰り、司令官」
睦月「おかえりなのです!」
帰ったら掃除を終えて出迎えてくれる睦月と叢雲がいた
提督「飯にするぞ!」
3人「はい!」
提督料理中
提督「お前ら出来たぞ〜」
叢雲「待ってました!」
睦月「今日はなになに?」
皐月(変な名前なんだろうな)
提督「今日は【普通の回鍋肉】だ」
皐月「あれ?普通だ」
睦月「普通にゃし」
叢雲「いやいや、普通なら名前に普通なんてつけないから!」
提督「ばれたか。今回は少し辛味をつけてみた」
叢雲「成る程、それは美味しそうね」
提督「じゃあ手を合わせて...」
4人「いただきます!」
4人はご飯を終え喋っていた
提督「ふぅ」
叢雲「いい辛さだったわ」
睦月「美味しかったにゃし!」
皐月「ちょっと辛かったな...」
提督「ふむまだ改造の余地はあるな」
叢雲「この後はどうするのかしら?」
提督「今何時だ?」
叢雲「19時ね」
提督「今日の報告会をして自由時間だな」
叢雲「分かったわ、私達はもう外の施設は全部終わったわよ」
睦月「頑張ったにゃし!」
提督「おぉ凄いな、お疲れ様」ヨシヨシ
叢雲「ちょっと、貴方達はどうだったの?」パシン
撫でていたらすこし照れた叢雲に手を弾かれてしまった
提督「完璧だ。な?」
皐月「うん!」
叢雲「じゃあ、明日から本格的に活動開始ね」
睦月「緊張するにゃし...」
提督「大丈夫だ!...とは言えないが全身全霊で指揮をさせてもらう」
睦月「じゃあ、安心にゃし!まだ2日しかいないけど提督は信頼できるよ!」
提督「お、おう」テレ
睦月にそう言われ照れてしまう提督だった
叢雲「しっかりしてよね!私達の司令官なんだから!」
皐月「期待してるよ!」
提督「任せとけ!まぁそのためにも今日はしっかりと休んでおけ」
3人「はーい」
提督「俺は執務室に入るから用があったらいつでも来てくれ」
そう言い残し、提督は執務室へ向かっていった
提督「ふぅ」
明日からの哨戒任務で提督は少し緊張していた
プルルプルル
提督「ん?」
そんな提督の元に一本の電話が来た
提督「はい、こちら佐世保鎮守府」
元帥「元帥じゃ」
提督「あぁ、あんたか」
元帥「なんじゃその返しは。まぁいい。どうだ?鎮守府の調子は」
提督「今日、全体の掃除を終えたところだよ」
元帥「ほう、早いな」
提督「新しい艦娘が2人も入ってな」
元帥「流石だな。その行動の速さは見習いたいかぎりだ」
提督「そんなことより、要件ってなんだ?」
元帥「おおそうだった、掃除を終えたってことは、明日から哨戒任務につくんだろう?」
提督「その予定だが?」
元帥「もしかして着いていって『戦おう』なんて思ってないよな?」
提督「...思ってないよ」
提督の顔が少し強張った
元帥「ならいいんだが、間違ってもやるなよ」
提督「あぁ当然だ」
更に強張った
元帥「あと、明日の朝には任務表が届くはずだ。それをみてしっかりとこっちに送ってくれ」
提督「分かったんだけど、それって毎日か?」
元帥「いや、金曜日に一回送ってくれれば結構だ」
本日の曜日:火曜日
提督「分かった、その中に書き物はあるか?」
元帥「勿論」
提督「ちっ」
提督はあからさまに嫌な顔をした
元帥「そうだ。多分明後日ごろに新しい艦娘が着くと思う」
提督「は?」
元帥「じゃあな、話したいことは言った」
提督「いやいやちょっと待てよ!」
元帥「あ、そうだ」
提督「今度はなんだよ」
元帥「提督、楽しいか?」
提督「...あぁ、勿論さ」
元帥「そうか」
提督「そうだ、さっきの話なんだけど」
元帥「?」
提督「何があったとしても俺は、俺の家族を殺そうとするものには容赦はしない」
元帥「...そうか、それに関しては止めはしない。が、やりすぎるなよ」
提督「あぁ、努力する」
元帥「じゃあな、もう寝る」
提督「あぁ。じゃ」
ガチャン
提督「・・・」
提督「忘れてたー!結局新しい艦娘って誰なんだよー!」
その声は執務室前の廊下まで響く声だった
第1章【始まりと艦娘】完
次回
第2章【任務と機械】
おまけ
-叢雲による世界説明のコーナー-(メタいです)
※叢雲による世界説明のコーナーとは、凄いメタくて、本編じゃできない話を叢雲とその仲間達が説明してくれるおまけコーナーのこと。
叢雲「何?これ」
カンペ「この世界の設定とかを説明してください」
叢雲「私だけで?」
カンペ「はい」
叢雲「えー、何を言えばいいのかしら...」
カンペ「この世界における艦娘についてをお願いします」
叢雲「艦娘についてね。まず、出来かたね。どうやって生まれるか。まぁ、睦月が本編でも言っていたけど、船の記憶を引き継いで、妖精さんが最低限この世界で暮らせる様にする、記憶を入れるって感じかしら」
カンペ「次は次回に」
叢雲「もう終わり?まぁおまけだからね」
カンペ「締めてください」
叢雲「じゃあみんな、また次回に。ばいばい!」
こんな作品を最後まで読んでくれてありがとうございます!もしよろしければ、応援やコメントをください。修正点やアドバイスが有ればコメントください。次回の投稿は未定ですが、来月中には出したいです。pixivの方でも出しているのでもしよろしければそちらもどうぞ。
(本文は全く変わりません)
面白かったです
思っちゃいけないと思うですけど 提督「中は思ったより綺麗だな」で青○の
た○しのセリフにしか聞こえませんでした
1の人コメントありがとうございます!
2の方たけ○のセリフを狙ったので気づいて貰えたのはとても嬉しいです!